JPH04364336A - 誘導電動機の固定子 - Google Patents

誘導電動機の固定子

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Publication number
JPH04364336A
JPH04364336A JP17417591A JP17417591A JPH04364336A JP H04364336 A JPH04364336 A JP H04364336A JP 17417591 A JP17417591 A JP 17417591A JP 17417591 A JP17417591 A JP 17417591A JP H04364336 A JPH04364336 A JP H04364336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator core
stator
insulator
winding
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP17417591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Nishiyama
西山 博明
Shinichiro Irie
真一郎 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP17417591A priority Critical patent/JPH04364336A/ja
Publication of JPH04364336A publication Critical patent/JPH04364336A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導電動機の固定子に
関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来より
、誘導電動機の固定子は、通常固定子コアの回転子との
対向面側に形成されたスロットに巻線が収納されている
もので、スロットからスロットへの渡りの部分である所
謂コイルエンド部分が固定子コアの両側面よりはみ出し
た状態となっている。
【0003】また近年、電動機の小型軽量化および製造
工程の短縮化の目的から、この種の電動機において、巻
線が施された固定子コアを、注入型や射出成形等の手段
により樹脂モ―ルド成形して、一体化した固定子を製造
することが行なわれてきている。
【0004】ところで、この種の固定子は、固定子コア
と線との間を絶縁する必要があり、巻線を固定子コアの
スロットに収納する前記従来の巻線収納方式においては
、スロットの内周形状に略対応するように形成された合
成樹脂製の絶縁物を介装しているが、前記のように樹脂
モ―ルド成形することとした場合、モ―ルド成形の際の
注入圧力によってスロット内の巻線や絶縁物が動き易く
、絶縁物を介して巻線を固定子コアに密着させた状態に
保持し難く、そのため絶縁不良が生じたり、あるいは巻
線や絶縁物がモ―ルド樹脂表面に露出するおそれがある
【0005】そこで本発明は、誘導電動機の小型軽量化
および製造工程の短縮を図るために、巻線が施された固
定子コアを樹脂モ―ルド成形する場合において、固定子
コアと巻線との間の絶縁手段として、固定子コアとの対
応形状をなす絶縁体を固定子コアに被着し、この外側に
トロイダル状の巻線を施すこととしたものであり、特に
これにより、前記の被着絶縁体を、巻線によって外側か
ら締め付けるようにして固定子コアに対し浮き等のおそ
れなく密着状態に確実に保持できるとともに、巻線を密
に隙なく巻装して樹脂モ―ルド成形でき、一体性に優れ
る丈夫な固定子を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定子コアの
内周に歯部と該歯部によって隔設された多数のスロット
を有し、この固定子コアに対し、このコア形状に略対応
するように合成樹脂等により形成された絶縁体を、固定
子コアの両側より嵌合して少なくとも巻線の施される部
分を露出させることなく被着し、この絶縁体を介して固
定子コアの各スロット毎に巻線を施してなることを特徴
とする。
【0007】
【作用】上記の本発明の固定子にあっては、固定子コア
に対し、コア形状と略対応形状をなす絶縁体が、巻線が
施される部分を露出させることなく被着され、この絶縁
体を介して磁路を形成するコア部分を巻回する巻線を施
しているので、固定子コアと巻線との間の絶縁が確実に
成され、樹脂モールドの圧力で巻線が押付けられても、
固定子コアに接触するおそれがない。
【0008】しかも絶縁体は、両側から嵌合被着された
ものであるにも拘らず、固定子コアに対し隙を生じさせ
ることなく密着した状態に確実に保持されることになり
、樹脂モ―ルドの際に動いたり、あるいは使用時の発熱
作用によって浮き等の変形が生じるのをも防止できるこ
とになる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基いて説明する
【0010】第1図及び第2図は本発明に係る固定子を
示し、第4図は本発明固定子をもって構成した誘導電動
機の概略を示す。図において、(1)は固定子、(2)
は回転子、(3)(3)は回転子の軸(4)を支承する
軸受、(5)はフレ―ム部分を示す。
【0011】前記の固定子(1)は次のような構成より
なる。
【0012】(11)は環状もしくは筒状をなす固定子
コアであって、内周側において多数の軸方向のスロット
(12)を隔設する歯部(13)とその外周の継鉄部(
14)とからなる。
【0013】固定子コア(11)の表面には、このコア
形状と略対応形状ををなして、歯部内周端部を残して包
被し得るように合成樹脂等の絶縁材料により形成された
絶縁体(20)が両側より嵌合されて、少なくとも巻線
の施される部分を露出することなく被着されている。こ
の絶縁体(20)は、例えば第3図〔a〕および〔b〕
に示すように、歯部(13)及び継鉄部(14)のコア
形状に略対応して、固定子コア(11)の外周を覆う外
壁(21)と、前記外壁(21)より内方に向って延設
され継鉄部(14)の側面を覆う側面部(22)と、該
側面部(22)より内方に向って放射状に突出して歯部
(13)の側面を覆う歯相当部(23)と、前記側面部
(22)および歯相当部(23)の側縁より折曲延成さ
れ継鉄部(14)および歯部(13)によるスロット内
周面を覆う横断面U字形状の内壁(24)とが一体に形
成されて、固定子コア(11)の軸方向中間で2分割さ
れた割形絶縁体(20a)(20b)からなり、この割
形絶縁体(20a)(20b)を固定子コア(11)の
両側より嵌合し、コア外周を含めてトロイダル状の巻線
が施される部分を露出させないように被着している。特
にこの絶縁体(20)には、巻線状態を良好にするつば
(20c) を設けておくことができ、さらにつば(2
0c)に口出線用の導電部材を設けておくことができる
【0014】そして、前記の絶縁体(20)を介して、
固定子コア(11)の各スロット毎に前記継鉄部(14
)を巻回するトロイダル状の巻線(15)が施されてい
る。この巻線(15)を施す手段としては、歯部(13
)と継鉄部(14)とが一体形成された環状をなす固定
子コア(11)に前記絶縁体(20)を被嵌した状態で
直接トロイダル状巻線装置を持って巻装するほか、前記
固定子コア(11)を2分割等の複数に分割形成してお
き、その分割コアの各スロット毎に絶縁体(20)を介
して巻装した後、分割コア同士を接合することができる
。この場合、分割コアに対応して絶縁体(20)も分割
形成しておけばよい。環状の固定子コアに巻線するより
分割コアに巻線するほうが能率的である。
【0015】さらに前記のように巻線(15)が施され
た固定子コア(11)の少なくとも回転子(2)との対
向面をなす歯部(13)内周端面を残して巻線(15)
を埋め込むように周知の樹脂モ―ルド法により成形固定
している。(16)はモ―ルド樹脂の部分を示す。第4
図のようにフレ―ム部分(5)を前記樹脂モ―ルドによ
り一体構成すると、固定子(1)とフレ―ム部分(5)
の一体性に優れ、巻線(15)の保護効果に優れる。
【0016】上記した本発明の固定子(1)は、固定子
コア(11)に、これと略対応形状をなして歯部内周端
部を残して包被するよう合成樹脂等により形成された絶
縁体(20)を被着し、この絶縁体(20)を介して各
スロット(12)毎にトロダル状の巻線(15)を施し
ているので、固定子コア(11)と巻線(15)との絶
縁が確実に成されるばかりか、この巻線(15)自体が
巻装の圧力で内心に向って密に巻装されて最小寸法とな
るとともに、巻線(15)が緩んで飛び出すものもなく
なり、樹脂モ―ルドに際して、流されたり表面に露出す
る等のおそれがない。
【0017】殊に、このトロイダル状の巻線(15)の
巻装圧力で、固定子コア(11)に被着された絶縁体(
20)が、軸方向中間部で分割されて両側から嵌合被着
されたものであるにも拘らず、外側から強く締め付けら
れることとなって、固定子コア(11)に対し隙を生じ
させることなく密着した状態に確実に保持されることに
なり、樹脂モ―ルドの際に動いたり、あるいは使用時の
発熱作用によって浮き等の変形が生じるのをも防止でき
ることになる。
【0018】また前記のように軸方向中間で分割した絶
縁体を固定子コアの側方から嵌合することにより固定子
コアに歯部内周端部を残して包被するように被着できる
ため、固定子コアと巻線との絶縁を完全になし、製作上
の絶縁作業も容易に行なえ、絶縁体自体をまとめて製作
できることもあり、コストの低減にも役立つ。
【0019】それゆえ、樹脂モ―ルドの際の注入圧力を
高くして、あるいは粘度の高い樹脂材料を用いて容易確
実に成形できるとともに、固定子全体の一体性に優れた
ものとなり、モ―ルド樹脂部分の外側から機械的な衝撃
を受けた場合に、その衝撃が内心に向って分散され、結
果として丈夫な固定子を構成でき、耐久性の優れたもの
となる。また前記のように、巻線を固定子コアに対し絶
縁体を介して空隙を存することなく密に巻装できるので
、巻線効率を高めることができ、品質が安定する。
【0020】
【発明の効果】従って本発明によれば、一体性に優れる
丈夫な固定子を容易かつコスト安価に提供でき、樹脂モ
―ルドによる誘導電動機の小型軽量化に寄与すること大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す固定子の一部欠截斜視図
である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】絶縁体構造を示す一部の斜視図である。
【図4】本発明固定子を利用した誘導電動機を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
(1)    固定子 (2)    回転子 (11)  固定子コア (12)  スロット (13)  歯部 (15)  巻線 (16)  モールド樹脂 (20)  絶縁体 (20a)(20b)  割形絶縁体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定子コアの内周に歯部によって隔設
    された多数のスロットを有し、この固定子コアに対し、
    コア形状に略対応するように合成樹脂等により形成され
    た絶縁体を、固定子コアの両側より嵌合して少なくとも
    巻線の施される部分を露出させることなく被着し、この
    絶縁体を介して固定子コアの各スロット毎に磁路を形成
    するコア部分を巻回する巻線を施してなることを特徴と
    する誘導電動機の固定子。
JP17417591A 1991-07-15 1991-07-15 誘導電動機の固定子 Pending JPH04364336A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1211782A1 (en) * 2000-11-29 2002-06-05 Minebea Co., Ltd. Stator structure of variable reluctance resolver
WO2002089292A3 (en) * 2001-05-02 2003-02-20 Newage Int Ltd A toroidal electrical machine and an annular winding carrier therefor
CN103308226A (zh) * 2012-03-16 2013-09-18 株式会社捷太格特 转矩传感器的定子

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