JPS63311967A - 血行促進装置用装着具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は血行促進装置用装着具に関する。

〔背景技術〕

肩こりや筋肉痛などを回復させるには、電磁波を身体の
特定部位に作用させて血行の促進を図るのが有効である
。

そこで、そのための血行促進装置が開発された。この血
行促進装置は、こりなど血行滞留が生じている部位に直
接貼り付けて用いられる。このような装置として、最近
、患部に装着されるケース内に、高周波発生回路と、こ
れを駆動させる充電池と、前記回路の働きで電磁界を形
成するアンテナを組み込んで１つのユニットを構成した
ものが提案されている。この装置は、ユニット化されて
いるので、取り扱いが非常に便利であるなどのメリット
がある。

ところで、上記従来の装置は、前述のように、こりなど
血行滞留が生じている部位に直接貼り付けて用いられる
ようになっていたが、そのための装着方法として、第１
３図にみるように、血行促進装置Ａを身体の肌面４０に
当てがい、その上から絆創膏４１を被せるようにして装
着したり、あるいは、第１４図にみるように血行促進装
置Ａをその裏面に接着した両面接着型の粘着シート４２
によって肌面４０に装着するようにしていた。このよう
に、血行促進装置Ａが粘着により装着するようにしてい
たため、肌面４０がむれたり、かぶれたりすることにな
って、不快さを与えていた。

しかも、むれなどにより装着手段のもつ粘着力が次第に
損なわれるため、装着手段を新規なものに交換する必要
があった。また、関節部分はこりなどが生じやすいとこ
ろであるが、この関節部分は同時に動きの激しい部分で
もある。このような部分に前記粘着式装着手段を用いて
血行促進効果八を装着すると、装着手段が直ぐにはがれ
て血行促進装置Ａが取り外れるため、関節部分には血行
促進装置Ａを装着できないという制約があった。

〔発明の目的〕

前記事情に事情に鑑みて、この発明は、むれやかぶれな
どに基づく不快感をなくし、かつ、関節部分など動きの
激しい部分にも装着することができて装着できる対象範
囲が広がるとともに、使用に伴って装着手段を取り替え
る必要のない血行促進装置用装着具を提供することを目
的とする。

〔発明の開示〕

前記目的を達成するため、この発明は、ユニットケース
の内部に、アンテナと、同アンテナから高周波の電磁界
を発生させるための回路と、同回路を駆動させる充電池
とを備えた血行促進装置を、被着部位に装着するための
血行促進装置用装着具であって、ユニットケースが着脱
自在に嵌まり込むケース嵌合溝を備えたケースホルダー
と、同ホルダーに取り付けられた非粘着式の止着具とを
備えていることを特徴とする血行促進装置用装着具を要
旨としている。

以下に、この発明を、その実施例をあられした図面を参
照しつつ詳しく説明する。

第１図は、この発明にかかる血行促進装置用装着具の第
１実施例を血行促進装置装着状態であられし、第２図は
、血行促進装置用装着具のみをあられしている。この血
行促進装置用装着具５０は、ケースホルダー５１と、こ
のホルダー５１に取り付けられたクリップ型の止着具５
２からなっている。前記ケースホルダー５１は、プラス
チック材料からなるほぼＣ字形をした環体とされていて
、その内周部に、血行促進装置Ａのユニットケース５３
に形成された外周フランジ５３ａが嵌まり込むようにケ
ース嵌合溝５１ａが形成されている。このケースホルダ
ー５１は、前記Ｃ字形部分が１８０度よりも少し長目に
形成されているとともＧミ、Ｃ字形の一端開口が着脱口
５１ｂとされている。前記ケースホルダー５１の円周方
向中間外側部には取付突起５１Ｃが一体に設けられ、こ
の突起５１Ｃには、その挿通孔５１ｄを通るようにして
前記止着具５２が取付けられている。

前記血行促進装置Ａは、その外周フランジ５３ａをケー
スホルダー５１の着脱口５１ｂを通してケース嵌合溝５
１ａに嵌め込むようにしてのち、同装置Ａを押し込むよ
うにすれば、ケースホルダー５１がそのもつ弾性によっ
て拡がり、これにより、血行促進装置用装着具５０内に
セットされる。血行促進装置Ａは、ケースホルダー５１
のもつ弾性によって装着具５０に確実に保持されるよう
になっている。血行促進装置Ａをもつ装着具５０は、第
３図にみるように、止着具５２を被服５４に止めつける
ことによって所要の部位に装着され、これにより、血行
促進袋ＷＡが目的とする患部に（るようになっている。

第４図および第５図は、第２実施例をあられしている。

この実施例は、ケースホルダー５６が円環状に形成され
、その−側内周部に複数個の係合突起５６ａが一体に配
備されている。これら突起５６ａ・・・は容易に弾性変
形するものとされ、その変形により、血行促進装置Ａの
ケースホルダー５６内への嵌合と取り出しを許すように
なっている。前記突起５６ａは、外周フランジ５３ａの
上方に対応するようになっているので、血行促進装置Ａ
の抜けを規制するためにも機能する。

第６図は第３実施例をあられしている。この実施例は、
血行促進装置用装着具の外周２個所に止着具５２を設け
たものである。このように、血行促進装置用装着具が２
つの止着具５２により被服５４に取付けられるようにな
っていると、血行促進装置Ａがぶら付かず、安定するの
で、血行促進効果が高まる。

第７図および第８図は第４実施例をあられしている。こ
の実施例は、止着具５７がベルト式とされているもので
ある。このベルト式止着具５７は、その周部に取付通口
５７ａを備え、この取付通口５７ａを通してケースホル
ダー５８と嵌合リング５９が嵌合することにより、ケー
スホルダ−５８ガ止着具５７に取付けられるようになっ
ている。血行促進装置Ａは、前記嵌合リング５９に突設
された嵌合突起５９ａに受は止められるようになってい
るとともに、前記止着具５７は、第７図にみるように、
腕６０または脚部などに装着されるようになっている。

なお、前記血行促進装置Ａとしては、バッテリー交換方
式のほかに、つぎのような充電式のものを用いることも
できる。この充電式血行促進装置Ａは、充電器への収納
により充電され、充電後、充電器より取り外して前記装
着具にセットした状態で、被服などの被着部位に装着す
ることにより身体の血行を促進することができるように
なっている。前記充電式血行促進装ｇＡは、第９図ない
し第１２図にみるように、プラスチック材料からなる円
盤形のユニットケース１を備えている。このユニットケ
ースｌは、身体に装着される側となる板状のケース本体
２と、その外側に位置するケースカバー３の組み合わせ
からなっている。ケース本体２は、その中央の円形開口
を板厚方向に貫通する充電用開口部４とし、かつ、その
装着面（外側面）には、多数の通気溝５が放射状に形成
されている。ケース本体２のケースカバー３側に対応す
る面（内側面）の外周部には、ケースカバー３の外周縁
部７が嵌まり込む嵌合溝６が形成され、この嵌合溝６を
形成する内側突起６ａよりも内側の部分は、基板嵌入の
ための凹部８とされている。ケースカバー３は、その中
心から約１／２にかけての中央部分が高くてそれに続く
外周部分がゆるやかに低（なる全体として薄い球面形と
されている。　このケースカバー３の外周縁部７がケー
ス本体２の前記嵌合溝６内に嵌合するとともに、防水性
を高めるため、両者６．７の全周が超音波ウエルダーに
よって気密に接合されている。この場合、ケース本体２
の最外周縁部には、上方に向かってごく低く突出する円
筒状の保合突起９が設けられ、この係合突起９は、ケー
スカバー３よりも外周に位置している。基板嵌入凹部８
内には円形のプリント基板１０が嵌め込まれていて、そ
の外周部分が、ケース本体２とケースカバー３の外周部
間に挟み込まれている。ケースカバー３の外周縁部７よ
りも内側に形成されたリング溝１１にシリコンゴムなど
からなるＯリング１２が嵌入されていてこの０リング１
２がプリント基板１０の外周部に押しつけられ、これに
より、ケースカバー３とプリント基板１０間が気密にな
っている、この気密構造部分は前記ウエルダー接合部分
とともにユニットケースｌの防水性を向上させている。

前記プリント基板ｌＯには、そのケースカバー３側の面
の外周部に、電磁界発生のための高周波発生回路を構成
するＩＣ回路パターンがプリント技法により形成され、
そのプリントが施こされている面に、ＩＣ回路部品１３
とかＬＥＤ１４が配備されている。前記ＩＣ回路パター
ンよりも内側には、前記高周波発生回路を駆動する充電
池１８９ｒ配備され、かつ、この充電池１８に電気的に
接続される第１１第２接続金具１５．１６も配備されて
いる。前記ＬＥＤ１４は、治療器ユニットＡが高周波の
電磁界を発生しているときには点滅を繰り返し、それ以
外の場合には消煙するようになっているが、その状態が
外部から判別できるようにするため、ケースカバー３の
ＬＥＤ１４に対応する個所には透視可能な作動確認窓口
１７が設けられている。この作動確認窓口１７は、透明
な樹脂材料によって形成されたケースカバー３の表面に
不透明な印刷処理が施される際に同窓口１７に該当する
個所のみを透明に残すようにして形成されている。一方
、プリント基板１０のケース本体２側（身体など被着部
位への装着側）の面には、その中央部分にユニット側第
１充電端子２０とユニット側第２充電端子２１が配置さ
れ、その外周部分にはアンテナ２３が配置されていて、
それぞれスルホール孔２２を介して前記ＩＣ回路パター
ンに電気的に接続されている。これら充電端子２０．２
１やアンテナ２３はすべてプリント技法によって形成さ
れている。前記ユニ・ノド側第１充電端子２０は、プリ
ント基板ｌＯの中央に位置し、また、ユニット側第２充
電端子２１は、その外周に同心状に位置している。前記
ユニット側第１充電端子２０は完全な円形であるが、ユ
ニット側第２充電端子２１は、開方向にほぼ２７０度分
をもって延びるＣ字形とされている。このように、ユニ
ット側第２充電端子２１は、完全なリング形でなくＣ字
形に形成されているので、アンテナ２３より発生する高
周波の渦電流損が生じないようになる。前記ユニット側
第１充電端子２０とユニット側第２充電端子２１は、ユ
ニットケースを身体に取付けて入浴したり、汗が付着し
たりしても短絡によっては壊れないように構成されてい
る。前記アンテナ２３は、プリント基板１０の中央部分
に設けられた両充電端子２０．２１を外周から取り囲む
ように渦巻き状に形成されている。このようにすればア
ンテナ２３は、プリント基板１０上のかなり広いスペー
スを利用して長く設けることができるので、従来と同じ
電流量によってより大きな出力を得ることができる。逆
にいえば、同じ出力を得るのにより少電流ですむので、
省電力化できて充電池１８の寿命が永くなる。このアン
テナ２３が、装着面側に配置されており、しかも、充電
端子２０．２１とともにプリント技法により極く薄く形
成されていることもあって、電磁界を身体の肌面３０に
接近した位置からより効率的Ｇこ患部に作用させること
ができる。

前記プリント基板１０のケース本体２側の面には、ケー
ス本体２とプリント基板ｌＯの間に挟まれるようにして
防水絶縁用の保護シート２５が設けられている。この保
護シート２５は、その中央に円形の第１通孔２６を備え
、それよりも外周に、ユニット側第１充電端子２０に相
似してそれよりもひと回り小さい円弧状の第２通孔２７
を備えている。保護シート２５は、両面接着性を有し、
第１通孔２６が円形のユニ７）側第１充電端子２０の中
央に同心状に位置し、かつ、第２通孔２７がユニット側
第２充電端子２１の幅間中央に位置するようにして、−
面が第１接着剤２８によりケース本体２に、他面が第２
接着剤２９によりそれぞれプリント基板１０上に接着さ
れている。保護シート２５のケース本体２側の面は、第
１接着剤２８によりケース本体２の基板嵌入凹部８面に
接着されている。このようにして、すべてのスルホール
孔２２・・・が保護シート２５により閉ざされ、プリン
ト基板１０とケース本体２間の防水が確実になって、汗
や水などがケース内に侵入せず、雑菌が発生するような
ことも防止される。保護シート２５の第１通孔２６およ
び第２通孔２７は、プリント基板１０のユニット側第１
充電端子２０およびユニット側第２充電端子２１を形成
する各銅箔パターンの段差部にではなく、それより内側
の平坦な面内に接着されているので、保護シート２５は
、浮き上がったり剥がれたりするようなことがなく、よ
り確実な防水効果を発揮する。

〔発明の効果〕

以上みてきたように、この発明にかかる血行促進装置用
装着具は、ユニットケースが着脱自在に嵌まり込むケー
ス嵌合溝を備えたケースホルダーと、同ホルダーに取り
付けられた非粘着式の止着具とを備えていることを特徴
とする。そのため、この発明にかかる血行促進装置用装
着具によれば、むれやかぶれなどに基づく不快窓の発生
が防止され、かつ、粘着手段によらずに装着されるので
、関節部分などの動きの激しい部分にも装着することが
できて装着できる対象範囲が広がるとともに、使用に伴
って装着手段を取り替える必要がなくなった。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかる血行促進装置用装着具の第１
実施例を血行促進装置を装着した状態であられした斜視
図、第２図はその血行促進装置用装着具のみをあられし
た斜視図、第３図は血行促進装置を取付けた装着具を被
服に装着した様子をあられした斜視図、第４図は第２実
施例をあられした斜視図、第５図はその断面図、第６図
は第３実施例をあられした断面図、第７図は第４実施例
を身体装着状態であられした斜視図、第８図はその分解
斜視図、第９図は充電式血行促進装置の内部構造をあら
れした断面図、第１０図はプリント基板の側面図、第１
１図は接着剤を付した保護アシートをあられした正面図
、第１２図はそのＸ−Ｘ線断面図、第１３図は従来の装
着手段により血行促進装置を装着した状態をあられした
断面図、第１４図は他の従来例をあられしている。 ５０・・・血行促進装置用装着具　　５１．５６゜５８
・・・ケースホルダー　　５２．５７・・・止着具Ａ・
・・血行促進装置 代理人　弁理士　　松　本　武　彦 第３図 Ｗ＆４図 第５図 艶６図 ［８図 ×− 第１３図 第１４図 ゛）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ユニットケースの内部に、アンテナと、同アンテ
   ナから高周波の電磁界を発生させるための回路と、同回
   路を駆動させる電池とを備えた血行促進装置を、被着部
   位に装着するための血行促進装置用装着具であって、ユ
   ニットケースが着脱自在に嵌まり込むケース嵌合溝を備
   えたケースホルダーと、同ホルダーに取り付けられた非
   粘着式の止着具とを備えていることを特徴とする血行促
   進装置用装着具。