JPH0626599B2 - 血行促進装置 - Google Patents

血行促進装置

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JPH0626599B2
JPH0626599B2 JP62288047A JP28804787A JPH0626599B2 JP H0626599 B2 JPH0626599 B2 JP H0626599B2 JP 62288047 A JP62288047 A JP 62288047A JP 28804787 A JP28804787 A JP 28804787A JP H0626599 B2 JPH0626599 B2 JP H0626599B2
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antenna
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JP62288047A
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JPH01131674A (ja
Inventor
秀明 安倍
文夫 北川
澄夫 和田
陽一 伊勢
友宏 加見
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は高周波電磁界により血行促進治療を行なう血行
促進装置、殊に超小型のものを肌に近接させた状態で保
持するための構造に関する。
【背景技術】
負傷した組織や傷みを感じる部位の治療に電磁界を作用
させることが有効であることが知られている。たとえ
ば、骨折や癒着不能の傷のある部位にコイルを装着し
て、単一パルスあるいはバースト状パルスで電磁界を作
用させると、骨や皮膚組織の成長、修復、あるいは回復
が促進されることが報告されている。 そして、この種の装置は従来概ね大型で家庭用品として
は提供されていなかったが、近年の電子部品の高密度化
技術の進展や良好な性能を有する電池の登場に伴ない、
大型の釦くらいのサイズのものを製作することが可能と
なっている。 ここにおいて、電磁界を作用させることで治療を行なう
この種のものでは、肌にできるだけ近接させた状態で使
用することが望まれることから、上記のような超小型の
ものについては、両面粘着テープや絆創膏を使用して肌
に貼りつけて使用することが考えられる。しかし、超小
型であるとはいえ相応の重さを有しているために、かな
り粘着力の強いものが必要であり、どうしても皮膚がか
ぶれやすく、長時間の仕様には適しておらない。
【発明の目的】
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは超小型のものにおいて、肌に近接さ
せた状態での長時間の使用を容易に行なうことができる
この種の血行促進装置を提供するにある。
【発明の開示】
しかして本発明は、電源としての電池と発振回路とアン
テナとを備えてアンテナから高周波電磁界を発生させる
血行促進装置であって、電池や発振回路等を収納した偏
平な本体と、この本体を衣服に取り付けるための装着具
とからなるとともに、装着具は本体との間に衣服をはさ
み込んで本体に係止されるものであることに特徴を有し
て、使用者の衣服を利用して取り付けを行なうようにし
たものである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する。この血
行促進装置は、直径3cm、厚さ0.5cmほどの偏平な円
盤状をした本体1と、リング状の装着具2とからなるも
ので、まず本体1から説明すると、これは第17図に示
すように、平板状の円形をしたベース11と、ベース1
1の一面に取り付けられるドーム状のカバー12とでケ
ーシング10が形成され、そしてこのケーシング10の
内部に円形のプリント基板13と釦型の蓄電池14とを
配設したもので、プリント基板13は上記ベース11表
面の凹所に防水性保護シート15を介して配設されて、
周縁同士が超音波ウエルダにて溶着されるベース11と
カバー12とで周縁部が挟持されている。そして蓄電池
14はプリント基板13の表面中央部に配設されてプリ
ント基板13に設けられた端子31,32が接触してい
る。図中16はOリングである。 上記プリント基板13は、その表面周部に第18図に示
すところの動作制御回路部40と発振回路部41、充電
電圧検出回路42が実装されるとともに発光素子43が
取り付けられ、保護シート15が接着されている裏面の
中央部に一対の充電端子33,34が、裏面周部に螺旋
状のアンテナ18が夫々プリントパターンとして形成さ
れており、ベース11中央に形成された開口と保護シー
ト15における孔とを通じて、両充電端子33,34が
ケーシング10の底面側に露出している。 尚、ケーシング10は合成樹脂成形品として形成され、
カバー12は透明樹脂で形成されて表面に不透明な印刷
処理が施されているのであるが、このカバー12には上
記印刷処理を施しておらない透明部45を残して、透明
部45を通じて発光素子43の発光状態が外部から観察
できるようにされている。またベース11下面には通気
のための放射状の溝17が設けられている。また、両充
電端子33,34間が汗等によって短絡しても壊れるこ
とがないように回路が構成されている。 そしてこの血行促進装置を充電ユニット3から取り外し
たならば、発振回路部41からアンテナ18に高周波パ
ルスが供給されることで電磁波の放射が行なわれ、また
発光素子43の点滅で動作中の表示がなされる。充電ユ
ニット3への取り付けで、充電ユニット3内の乾電池で
形成された電源部35が充電端子33,34に接続され
たならば、充電電圧検出回路42による検出電圧出力に
より、動作制御回路部40が発振回路部41と発光素子
43の動作を停止させるとともに、充電ユニット3側の
充電表示ランプ36を点灯させ、更には蓄電池14の過
充電防止のための制御を行なって充電完了時には充電表
示ランプ36を消灯させる。 さて、以上のように形成された円盤状の本体1は、装着
具2によって使用者の肌に近接した位置に取り付けられ
る。装着具2はポリエチレンやポリプロピレンのような
フレキシブルな合成樹脂や合成ゴムのような伸縮性を持
つ材料によって、本体1の最大径よりも少し小さい内径
を有するリングとして形成されたもので、第1図及び第
2図に示すように、肌着のような衣服4上に本体1をそ
のベース11が衣服4に接するように配した後、衣服4
が本体1のベース11側を包んでしまうように装着具2
を取り付ける。つまり、衣服4の内側から装着具2を本
体1のカバー12側の部分の外周に嵌合係止させて、装
着具2と本体1との間に衣服4をはさみ込むのである。 衣服4のどのような部分であっても取り付けが可能であ
ることから、どのような部位に対しても血行促進装置を
近接させた状態で保持することができるものであり、ア
ンテナ18から放射される電磁波を所要の患部に作用さ
せることができる。本体1と肌との間には衣服4が介在
することになるが、衣服4が電磁波に対して影響を与え
ることはない。 第4図及び第5図に示すように、本体1を衣服4の内側
に、装着具2を衣服4の外側にして取り付けることもで
きる。 第6図及び第7図は装着具2の他例を示している。この
装着具2は本体1の最大径よりも大きい内径を有するリ
ング20と、このリング20から内側に向けて突出する
複数個、図示例では3個の爪21とからなるもので、各
爪21の内接円は上記最大径より小さくされている。こ
のものでは、リング20及び爪21に弾性がなくとも、
本体1を装着具2に対して斜めに嵌め込むようにするこ
とで、図に示すように、本体1を衣服4の表側あるいは
裏側に取り付けることができる。 衣服4の裏側に本体1を取り付ける場合には、第8図に
示すように、ベース11側の外径を小さくして、この小
径部48の外周に装着具2が係止されるようにしたり、
第9図に示すように本体1の外周に環状の溝49を設け
て、この溝49に装着具2が係止されるようにすること
で、本体1内に配されたアンテナ18を肌に更に近接さ
せることができる。 装着具2の紛失をなくすために、第10図に示すよう
に、本体1と装着具2とをコード5でつないでおいても
よい。また、この場合、第11図に示すように、アンテ
ナ18をリング状の装着具2内に設けて、本体1と装着
具2内のアンテナ18とをコード5で接続するようにし
てもよい。この時には、第12図に示すように、装着具
2を絆創膏6で肌に貼り付けるという使用法も可能であ
り、衣服4が覆っていないところに対しても電磁波の作
用を及ぼすことができる。装着具2自体は軽量であるた
めに、絆創膏6の粘着力がさほど強くなくともよく、従
って皮膚がかぶれてしまうおそれは少ない。 第13図及び第14図に装着具2の更に他の例を示す。
これは図からも明らかなように、装着具2を内周面に溝
23を有するC字形のリングとして形成して、最小内径
を本体1の最大径よりも小さく、溝23の内部における
内径を本体1の最大径よりも大きくしたもので、この溝
23の上方の一部を切り欠いて誘い込み部24を設けて
ある。装着具2内に衣服4を介して本体1を嵌め込め
ば、本体1の外周部の鍔部が溝23内に入るために、衣
服4への本体1の取り付けがより確実になされ、衣服4
における装着具2と本体1との間にはさまれた部分で囲
まれる領域がたるんでいても、本体1がぐらつくような
ことがない。 また、装着具2がC字形のリング状であるとともに弾性
を有するものとなっており、本体1の嵌め込みに際して
装着具2が容易に広がる上に、誘い込み部24を備えて
いることから、取り付けも容易なものである。そして、
装着具2が広がることから、衣服4の厚みに多少の変化
があっても、これを吸収することができ、取り付けられ
る衣服4の種類を問うことがないものである。 尚、ここでは誘い込み部24を溝23の上方側にだけ設
けたが、下方側にも設けて、装着具2を裏表対称にする
ことで方向性なく使用できるようにしてもよい。また、
第15図及び第16図に示すように、誘い込み部24及
び溝23を持たない単純なC字形のものであってもよ
い。 更には、上記の各実施例では、本体1が円盤状であり且
つ装着具2として無端及びC字形のリング状のものを示
したが、このような形態に限るものではなく、本体1と
これに嵌合係止される装着具2との間に衣服4をはさみ
込むようにできるものであればよいものである。また衣
服4にしても、下着等に限るものではなく、肌の上に装
着されるものであればよく、手袋や靴下、あるいはサポ
ーターや包帯も概念として含むものである。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、電池や発振回路等を収
納した偏平な本体に装着具を係止させる際に、本体と装
着具との間に衣服をはさみ込むことによって本体の衣服
への取り付けを行なうものであって、衣服を利用して取
り付けを行なうことから、電磁界による血行促進効果で
得られるこりや痛みの改善を、皮膚をかぶれさせたりす
ることなく発揮できるものであり、また手軽に装着する
ことができる上に、絆創膏等を利用して肌に貼りつける
場合には一人では困難であった部位に対しても、衣服の
所要の場所に装着した後に衣服を着用することができる
ために、人手を煩わせなくともすむものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明一実施例の分解斜視図と斜視図、
第2図(a)(b)は同上の分解側面図と破断側面図、第3図
は同上の斜視図、第4図(a)(b)は他の使用状態を示す分
解斜視図と斜視図、第5図(a)(b)は同上の分解側面図と
破断側面図、第6図(a)(b)は他の実施例の分解斜視図と
斜視図、第7図(a)(b)は同上の他の使用状態を示す分解
斜視図と斜視図、第8図は更に他の実施例の破断側面
図、第9図は別の実施例の破断側面図、第10図は異な
る実施例の斜視図、第11図は同上の破断側面図、第1
2図は同上の他の使用状態を示す斜視図、第13図は同
上の装着具の別の実施例の斜視図、第14図は同上の断
面図、第15図は更に別の実施例の斜視図、第16図は
同上の断面図、第17図は本体の断面図、第18図は同
上のブロック回路図であって、1は本体、2は装着具を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊勢 陽一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 加見 友宏 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源としての電池と発振回路とアンテナと
    を備えてアンテナから高周波電磁界を発生させる血行促
    進装置であって、電池や発振回路等を収納した偏平な本
    体と、この本体を衣服に取り付けるための装着具とから
    なるとともに、装着具は本体との間に衣服をはさみ込ん
    で本体に係止されるものであることを特徴とする血行促
    進装置。
  2. 【請求項2】本体と装着具とがコードのような接続手段
    で接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の血行促進装置。
  3. 【請求項3】装着具にアンテナが設けられて本体内の発
    振回路とアンテナとが接続手段で接続されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の血行促進装置。
JP62288047A 1987-08-26 1987-11-14 血行促進装置 Expired - Lifetime JPH0626599B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62288047A JPH0626599B2 (ja) 1987-08-26 1987-11-14 血行促進装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21176187 1987-08-26
JP62-211761 1987-08-26
JP62288047A JPH0626599B2 (ja) 1987-08-26 1987-11-14 血行促進装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01131674A JPH01131674A (ja) 1989-05-24
JPH0626599B2 true JPH0626599B2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=26518825

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62288047A Expired - Lifetime JPH0626599B2 (ja) 1987-08-26 1987-11-14 血行促進装置

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JP (1) JPH0626599B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313299A (ja) * 2006-04-28 2007-12-06 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 生体情報検出センサ装置
JP2015120058A (ja) * 2015-03-31 2015-07-02 日立マクセル株式会社 美容装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313299A (ja) * 2006-04-28 2007-12-06 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 生体情報検出センサ装置
JP2015120058A (ja) * 2015-03-31 2015-07-02 日立マクセル株式会社 美容装置

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JPH01131674A (ja) 1989-05-24

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