JP2791072B2 - 血行促進装置用ホルダー - Google Patents

血行促進装置用ホルダー

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は高周波電磁界により血行促進治療を行なう
血行促進装置、殊に超小型のものを肌に近接させた状態
で保持させるためのホルダーに関する。
〔従来の技術〕
負傷した組織や痛みを感じる部位の治療に電磁界を作
用させることが有効であることが知られている。たとえ
ば、骨折や癒着不能の傷のある部位にコイルを装着し
て、単一パルスあるいはバースト状パルスで電磁界を作
用させると、骨や皮膚組織の成長、修復、あるいは回復
が促進されることが報告されている。
そして、この種の装置は従来概ね大型で家庭用品とし
ては提供されていなかったが、近年の電子部品の高密度
化技術の進展や良好な性能を有する電池の登場に伴な
い、大型の釦くらいの超小型の血行促進装置を製作する
ことが可能となってきた。
ここにおいて、電磁界を作用させることで治療を行な
うこの種のものでは、肌にできるだけ近接させた状態で
使用することが望まれることから、上記のような超小型
のものについては、両面粘着テープを使用して、同テー
プの一面を血行促進装置の底面に、また他面を肌に貼り
付けて使用することが考えられる。しかし、両面テープ
を使用した場合、装置の本体ケースに粘着剤が残って繰
り返し使用する上で不都合が生じたり、また、装置を貼
り付けたまま入浴すると装置内に湯が入るため、入浴時
には、装置を取り外す必要があり、また、湯の侵入を防
ぐためには、装置を防水構造にしておく必要があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで提案されたものに、特願昭62−148538号に係る
ものがある。このものは、装置が着脱自在に嵌まり込む
嵌合溝を備えたホルダーと、同ホルダーに取付けられた
クリップやサポーター等の非粘着式止着具とを備えたも
のであるが、クリップ式のものは衣服がないと装着がで
きず、サポーター式のものは腕や脚など特定の個所でな
いと装着することができない等、どこにでも装着し得る
ものとは言えず、治療し得る個所が限定されてしまう。
前記事情に鑑みて、この発明の課題とするところは、
身体のどの個所をも治療することができるようにするこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この発明にかかる血行促進
装置用ホルダーは、偏平なケースに、アンテナと、同ア
ンテナから高周波の電磁界を発生させるための回路と、
同回路を駆動させる電池とを備えた血行促進装置を、被
着部位に装着するためのホルダーであって、弾性変形に
より前記ケースの外周部に係合して同ケースを保持する
複数の突起と、これらの突起をつなぐ部分を備えてい
て、前記つなぐ部分および被着部位に粘着し血行促進装
置の底面には粘着しないシートにより被着部位に装着さ
れるようになっているとともに、衣服の裏側に配置され
るようになっていて同衣服の表側から嵌め込まれる血行
促進装置との間に衣服が挟み込まれることによって被着
部位に装着され得るようにもなっている。
〔作用〕
弾性変形により前記ケースの外周部に係合して同ケー
スを保持する複数の突起と、これらの突起をつなぐ部分
を備えていて、前記つなぐ部分および被着部位に粘着し
血行促進装置の底面には粘着しないシートにより被着部
位に装着されるようになっているとともに、衣服の裏側
に配置されるようになっていて同衣服の表側から嵌め込
まれる血行促進装置との間に衣服が挟み込まれることに
よって被着部位に装着され得るようにもなっていると、
前記シートの粘着部分が血行促進装置の底面に付着せず
に、身体のどの被着部位にも血行促進装置を装着し得
る。
以下に、この発明を、その実施例をあらわす図面を参
照しつつ詳しく説明する。
第1図ないし第4図は、この発明にかかる血行促進装
置用ホルダーの一実施例をあらわしている。このホルダ
ー20は血行促進装置1のアタッチメントとして構成され
ており、まず、同ホルダー20を説明する前に血行促進装
置1について説明する。血行促進装置は、直径3cm、厚
さ0.5mmほどの偏平な円盤状をしたケース10を備えてい
る。このケース10は、第2図にみるように、外周リブ11
aを備えて凹状になったベース11と、外周リブ11aが突出
するようにベース11に嵌め込まれた偏平ドーム状のカバ
ー12を備え、内部空間にプリント基板13と釦型の蓄電池
14が内蔵されている。プリント基板13はベース11の凹所
内に配置され、その底面とベース11間には防水性保護シ
ート15が設けられている。これらプリント基板13と保護
シート15は、外周縁部が超音波ウエルダによる溶着によ
り嵌め合わされたベース11とカバー12間に周縁部が挟ま
れて保持されている。そして、蓄電池14は、プリント基
板13の表面中央に配置されて、同基板13に設けられた端
子31,32が接触している。図中16はOリングである。前
記プリント基板13は、その表面周部に第3図に示すとこ
ろの動作制御回路部40、発振回路部41および充電電圧検
出回路42が実装されるとともに発光素子43が取付けら
れ、保護シート15が接着されている裏面の中央部に1対
の充電端子33,34がまた裏面周部に螺旋状のアンテナ18
がそれぞれプリントパターンとして形成されており、ベ
ース11中央に形成された開口と保護シート15における孔
とを通じて、両充電端子33,34がケース10の底面側に露
出している。なお、ケース10は合成樹脂成形品として形
成され、カバー12は透明樹脂で形成されて表面に不透明
な印刷処理が施されているのであるが、このカバー12に
は前記印刷処理の施されていない透明部45を残してお
き、同透明部45を通じて発光素子43の発光の有無が外部
から確認できるようになっている。また、ベース11の下
面には通気のための放射状の溝17…が設けられていると
ともに、両充電端子33,34間が汗などによって短絡して
も容易に壊れることのないよう回路が構成されている。
そして、血行促進装置1を充電ユニット3から取り外し
たならば、発振回路部41からアンテナ18に高周波パルス
が供給されることで電磁波の放射が行なわれ、また発光
素子43の点滅で動作中の表示がなされる。充電ユニット
3への取付けで、充電ユニット3内の乾電池たる電源部
35が充電端子33,34に接続されたならば、充電電圧検出
回路42による検出電圧出力により、動作制御回路部40が
発振回路部41と発光素子43の動作を停止させるととも
に、充電ユニット3側の動作表示ランプ36を点灯させ、
さらには、蓄電池14の過充電防止のための制御を行なっ
て充電完了時には動作表示ランプ36を消灯させるように
なっている。この動作表示ランプ36はカバー12の外周寄
りに位置している。
ところで、前記ホルダー20は軟質の樹脂材料からな
り、第1図、第4図および第5図にみるように、座部
(つなぎ部)21と2つの突起22,22を一体に備えた軟質
の樹脂材料からなっている。座部21は、その中央の円板
状の第1受部21aと、同受部21aの外周2個所から外径方
向に一様な幅をもって伸びる第2受部21b,21bを備えて
いるとともに、前記第1受部21aの中央には、同受部21a
よりも小さい径の中央突出部21cが設けられている。前
記各突起22は、第2受部21b,21bのそれぞれ先端に設け
られている。同突起22は、弾性変形により、前記血行促
進装置1の外周リブ11aに係合するようにして同装置1
の外周縁一部に係合する凹状の板片部分とされている。
各突起22の上端には、前記動作表示ランプ36を隠すこと
のできるリブ23が設けられている。
前記ホルダー20は、中央に孔24aが開けられた粘着シ
ート24により被着部位25に装着される。同粘着シート24
は両面でなく一面にだけが粘着面24bになっただけの経
済的なものになっている。この粘着シート24は、粘着面
24bがホルダー20の座部21に向くようにして同座部21の
上面に貼り付けられるとともに、孔24aが前記中央突出
部21cの外周に嵌まり込むようにして同面状とされる。
同シート24は円形で血行促進装置1よりは少し小さい程
度の直径になっているので、外周の大部分が座部21から
はみ出した状態になり、このはみ出し部分の貼付機能に
より被着部位25にホルダー20を装着することができる。
貼り付けられたホルダー20には、突起22,22が互いに開
き方向に弾性変形してのち外周縁部に係合することで前
記血行促進装置1が保持される。同血行促進装置1は中
央突出部21cに下側から受けられるとともに突起22,22に
より係合保持されるが、ホルダー20に対しては、血行促
進装置1が脱落しない程度の少しのガタを残して収容さ
れるようになっている。これは、血行促進装置1に掛け
る外力がそのまま粘着面24bから被着部位25に掛からな
いようにして、肌への刺激やかぶれ等を緩和させるため
である。前記リブ23は動作表示ランプ36を隠し得るの
で、たとえば、薄着をしていたり、夜間であったりして
も、同ランプ36からの光が外部からは見えず、他人の眼
を気にせずに安心して装置を使用することができる。前
記シート24は片面に粘着剤を有するものであるから、血
行促進装置1が充電端子33,34の露出した充電タイプの
場合、同端子33,34に粘着剤が付着することがない。
前記ホルダー20は、第6図にみるように、両面式の粘
着シート27で装着されるようにしてもよい。同シート27
はホルダー20が介在するので血行促進装置1の底面には
粘着しないか又は粘着しにくいようになっている。前記
のように、粘着シートが血行促進装置1に粘着しないか
又は粘着しにくいと、同装置1の底面に粘着剤が残るよ
うなおそれはないか又は少ない。前記シート27の中央に
孔を開けておいて粘着剤がホルダー20に付かないように
しておけば、肌からの汗が充電端子33,34に付着して錆
が発生するおそれもなくなり、充電端子としての信頼性
が向上するようになる。なお、ホルダー、粘着シートお
よび血行促進装置の取付順序は前記に限定されない。
ホルダー20および血行促進装置1は、第7図にみるよ
うに、肌着29等を利用して装着し得るようにもなってい
る。この場合、ホルダー20を肌着29の裏側に、また、血
行促進装置1は肌着29の表側にくるようにし、血行促進
装置1を押し込んで肌着29を挟み込むようにしてホルダ
ー20内に嵌め込むようにしてセットされる。肌着29を利
用するので、粘着シートは要らず、肌がかぶれず、血行
促進装置1の底面に粘着剤が残るおそれもない。
前記のように、この発明にかかる血行促進装置用ホル
ダーは、弾性変形により前記ケースの外周部に係合して
同ケースを保持する複数の突起と、これらの突起をつな
ぐ部分を備えていて、前記つなぐ部分および被着部位に
粘着し血行促進装置の底面には粘着しないシートにより
被着部位に装着されるようになっているとともに、衣服
の裏側に配置されるようになっていて同衣服の表側から
嵌め込まれる血行促進装置との間に衣服が挟み込まれる
ことによって被着部位に装着され得るようにもなってい
るので、前記シートの粘着部分が血行促進装置の底面に
付着せずに、身体のどの被着部位にも血行促進装置を装
着し得る。
〔発明の効果〕
この発明にかかる血行促進装置用ホルダーは、以上の
ように構成されているため、身体のどの個所をも治療す
ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる血行促進装置用ホルダーの一
実施例を血行促進装置および片面式粘着シートとともに
分解した状態であらわす斜視図、第2図はその血行促進
装置の詳細をあらわす断面図、第3図は同血行促進装置
と充電ユニットの内部回路図、第4図は第1図にみるホ
ルダーに粘着シートが貼り付けられて血行促進装置が同
ホルダーに嵌め込まれる直前の様子をあらわす斜視図、
第5図は同ホルダーが粘着シートで被着部位に貼り付け
られるとともに血行促進装置がホルダーに嵌め込まれた
様子をあらわす断面図、第6図は両面式の粘着シートを
用いてホルダーおよび血行促進装置を装着した他の使用
例をあらわす正面図、第7図は肌着を利用してホルダー
および血行促進装置を装着した他の使用例をあらわす断
面図である。 1……血行促進装置、10……ケース、14……蓄電池、18
……アンテナ、20……ホルダー、21……座部(つなぎ
部)、22……突起、24,27……粘着シート、29……肌着
(衣服)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偏平なケースに、アンテナと、同アンテナ
    から高周波の電磁界を発生させるための回路と、同回路
    を駆動させる電池とを備えた血行促進装置を、被着部位
    に装着するためのホルダーであって、弾性変形により前
    記ケースの外周部に係合して同ケースを保持する複数の
    突起と、これらの突起をつなぐ部分を備えていて、前記
    つなぐ部分および被着部位に粘着し血行促進装置の底面
    には粘着しないシートにより被着部位に装着されるよう
    になっているとともに、衣服の裏側に配置されるように
    なっていて同衣服の表側から嵌め込まれる血行促進装置
    との間に衣服が挟み込まれることによって被着部位に装
    着され得るようにもなっていることを特徴とする血行促
    進装置用ホルダー。
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