JPH0626596B2 - 充電式血行促進装置セット - Google Patents

充電式血行促進装置セット

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JPH0626596B2
JPH0626596B2 JP62148535A JP14853587A JPH0626596B2 JP H0626596 B2 JPH0626596 B2 JP H0626596B2 JP 62148535 A JP62148535 A JP 62148535A JP 14853587 A JP14853587 A JP 14853587A JP H0626596 B2 JPH0626596 B2 JP H0626596B2
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charger
treatment device
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勉 一宮
友宏 加見
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、充電式血行促進装置セットに関する。
〔背景技術〕
肩こりや筋肉痛などを回復させるには、電磁波を身体の
特定部位に作用させて血行の促進を図るのが有効であ
る。
そこで、そのための血行促進装置が開発された。この血
行促進装置は、こりなど血行滞留が生じている部位に直
接貼り付けて用いられる。このような装置として、最
近、患部に装着されるケース内に、高周波発生回路と、
これを駆動させる充電池と、前記回路の働きで電磁界を
形成するアンテナを組み込んで1つのユニットを構成し
たものが提案されている。この装置は、ユニット化され
ているので、取り扱いが非常に便利であるなどのメリッ
トがある。
ところで、上記従来の装置においては、電池を交換する
タイプとされていたため、その交換が煩わしいだけでな
く、装置のみであることから、紛失したりするおそれが
あった。そこで、血行促進装置を収納しかつ充電も併せ
て行なう充電器を備えたものが提案されているが、この
ものは、血行促進装置それ自体に発振をON・OFFす
るスイッチを備えていたため、血行促進装置をON状態
にして身体に装着した場合に、被服による擦れや他の外
力などによって不測にスイッチがOFF状態に切り換わ
るおそれもあった。また、スイッチを備えておくと、使
用後にOFF操作を忘れて電池切れを起こしてしまうこ
とも多々あった。
〔発明の目的〕
前記事情に事情に鑑みて、この発明は、使用時に不測に
電磁界の発生が停止したりせず、しかも、使用後に無駄
な電力を消費しないようにした充電式血行促進装置セッ
トを提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
前記目的を達成するため、この発明は、治療器ユニット
と充電器の組み合わせからなり、治療器ユニットが、ユ
ニットケースの内部に、アンテナと、同アンテナから高
周波の電磁界を発生させるための回路と、同回路を駆動
させる充電池とを備えていて、この治療器ユニットが、
装着手段により被着部位に装着されて前記電磁界により
身体の血行を促進するようになっているとともに、前記
治療器ユニットが、被着部位から取り外されて充電器に
セットされ同治療器ユニットから露出する充電端子を通
して前記充電池が充電されるようになっている充電式血
行促進装置セットであって、前記治療器ユニットがスイ
ッチを備えないタイプとされ、同ユニットが充電器内に
セットされたときに電磁界発生のための発振が停止する
ように構成されていることを特徴とする充電式血行促進
装置セットを要旨としている。
以下に、この発明を、その実施例をあらわした図面を参
照しつつ詳しく説明する。
第1図ないし第7図は、この発明にかかる充電式血行促
進装置セットのうちの治療器ユニットAの一実施例をあ
らわし、第8図ないし第14図は、同ユニットAを充電
するための充電器Bをあらわしている。前記治療器ユニ
ットAは、充電器Bへの第8図にみるような収納により
充電され、充電器Bより取り外して身体または被服など
の被着部位に装着することにより身体の血行を促進する
ようになっている。治療器ユニットAは、プラスチック
材料からなる円盤形のユニットケース1を備えている。
このユニットケース1は、身体に装着される側となる板
状のケース本体2と、その外側に位置するケースカバー
3の組み合わせからなっている。ケース本体2は、その
中央の円形開口を板厚方向に貫通する充電用開口部4と
し、かつ、その装着面(外側面)には、多数の通気溝5
が放射状に形成されている。ケース本体2のケースカバ
ー3側に対応する面(内側面)の外周部には、ケースカ
バー3の外周縁部7が嵌まり込む嵌合溝6が形成され、
この嵌合溝6を形成する内側突起6aよりも内側の部分
は、基板嵌入のための凹部8とされている。ケースカバ
ー3は、その中心から半径の約1/2にかけての中央部
分が高くてそれに続く外周部分がゆるやかに低くなる全
体として薄い球面形とされている。このケースカバー3
の外周縁部7がケース本体2の前記嵌合溝6内に嵌合す
るとともに、防水性を高めるため、両者6,7の全周が
超音波ウエルダーによって気密に接合されている。この
場合、ケース本体2の最外周縁部には、上方に向かって
ごく低く突出する円筒状の係合突起9が設けられ、この
係合突起9は、ケースカバー3よりも外周に位置してい
る。基板嵌入凹部8内には円形のプリント基板10が嵌
め込まれていて、その外周部分が、ケース本体2とケー
スカバー3の外周部間に挟み込まれている。ケースカバ
ー3の外周縁部7よりも内側に形成されたリング溝11
にシリコンゴムなどからなるOリング12が嵌入されて
いてこのOリング12がプリント基板10の外周部に押
しつけられ、これにより、ケースカバー3とプリント基
板10間が気密になっている。この気密構造部分は、前
記ウエルダー接合部分とともにユニットケース1の防水
性を向上させている。
前記プリント基板10には、第5図に詳しくみるよう
に、そのケースカバー3側の面の外周部に、電磁界発生
のための高周波発生回路を構成するIC回路パターンが
プリント技法により形成され、そのプリントが施こされ
ている面に、IC回路部品13とかLED14が配備さ
れている。前記IC回路パターンよりも内側には、前記
高周波発生回路を駆動する充電池18が配備され、か
つ、この充電池18に電気的に接続される第1、第2接
続金具15,16も配備されている。前記LED14
は、治療器ユニットAが高周波の電磁界を発生している
ときには点滅を繰り返し、それ以外の場合には消燈する
ようになっているが、その状態が外部から判別できるよ
うにするため、ケースカバー3のLED14に対応する
個所には透視可能な作動確認窓口17が設けられてい
る。この作動確認窓口17は、透明な樹脂材料によって
形成されたケースカバー3の表面に不透明な印刷処理が
施される際に同窓口17に該当する個所のみを透明に残
すようにして形成されている。一方、プリント基板10
のケース本体2側(身体など被着部位への装着側)の面
には、第5図に詳しくみるように、その中央部分にユニ
ット側第1充電端子20とユニット側第2充電端子21
が配置され、その外周部分にはアンテナ23が配置され
ていて、それぞれスルホール孔22を介して前記IC回
路パターンに電気的に接続されている。これら充電端子
20,21やアンテナ23はすべてプリント技法によっ
て形成されている。前記ユニット側第1充電端子20
は、プリント基板10の中央に位置し、また、ユニット
側第2充電端子21は、その外周に同心状に位置してい
る。前記ユニット側第1充電端子20は完全な円形であ
るが、ユニット側第2充電端子21は、周方向にほぼ2
70度分をもって延びるC字形とされている。このよう
に、ユニット側第2充電端子21は、完全なリング形で
なくC字形に形成されているので、アンテナ23より発
生する高周波の渦電流損が生じないようになる。前記ユ
ニット側第1充電端子20とユニット側第2充電端子2
1は、ユニットケースを身体に取付けて入浴したり、汗
が付着したりしても短絡によっては壊れないように構成
されている。前記アンテナ23は、プリント基板10の
中央部分に設けられた両充電端子20,21を外周から
取り囲むように渦巻き状に形成されている。このように
すればアンテナ23は、プリント基板10上のかなり広
いスペースを利用して長く設けることができるので、従
来と同じ電流量によってより大きな出力を得ることがで
きる。逆にいえば、同じ出力を得るのにより少電流です
むので、省電力化できて充電池18の寿命が永くなる。
このアンテナ23が、装着面側に配置されており、しか
も、充電端子20,21とともにプリント技法により極
く薄く形成されていることもあって、電磁界を身体の肌
面30に接近した位置からより効率的に患部に作用させ
ることができる。
前記プリント基板10のケース本体2側の面には、ケー
ス本体2とプリント基板10の間に挟まれるようにして
防水絶縁用の保護シート25が設けられている。この保
護シート25は、その中央に円形の第1通孔26を備
え、それよりも外周に、ユニット側第1充電端子20に
相似してそれよりもひと回り小さい円弧状の第2通孔2
7を備えている。保護シート25は、両面接着性を有
し、第1通孔26が円形のユニット側第1充電端子20
の中央に同心状に位置し、かつ、第2通孔27がユニッ
ト側第2充電端子21の幅間中央に位置するようにし
て、一面が第1接着剤28によりケース本体2に、他面
が第2接着剤29によりそれぞれプリント基板10上に
接着されている。保護シート25のケース本体2側の面
は、第1接着剤28によりケース本体2の基板嵌入凹部
8面に接着されている。このようにして、すべてのスル
ホール孔22…が保護シート25により閉ざされ、プリ
ント基板10とケース本体2間の防水が確実になって、
汗や水などがケース内に侵入せず、雑菌が発生するよう
なことも防止される。保護シート25の第1通孔26お
よび第2通孔27は、プリント基板10のユニット側第
1充電端子20およびユニット側第2充電端子21を形
成する各銅箔パターンの段差部にではなく、それより内
側の平坦な面内に接着されているので、保護シート25
は、浮き上がったり剥がれたりするようなことがなく、
より確実な防水効果を発揮する。
前記ケース本体2の肌面30に装着される側の面には、
発泡ポリウレタン材料のように通気性があり、かつ、肌
面30の形状にしたがって変形して機械的かぶれを防止
できる装着部材31が脱着交換自在に貼り付けられてい
る。この装着部材31は、その中央を円形の通気口32
とした薄いリングとされている。前記装着部材31に
は、その表裏両面に粘着剤35,35が施され、その一
方がケース本体2の通気溝5側の面に貼り付けられ、他
方が肌面30など被着部位に貼り付けられる。各粘着剤
35は、通気孔34をもつように施されている。なお、
装着部材31の中央の通気口32は、ケース本体2の前
記充電用開口部4よりも大きく形成されているので、粘
着剤35は、両充電端子20,21から遠く離れること
になってこれらの端子に付着しにくくなっている。これ
により、粘着剤の付着に基づく両充電端子20,21の
接触不良が防止される。前記装着部材31は、肌面30
などに粘着するようになっているが、その面内に通気口
32が形成されているので、汗による蒸気や体熱が一旦
通気口32内に入り込み、通気溝5および装着部材31
を通してユニットケース1の径方向外部に放出される。
また、これら蒸気などは、通気孔34と装着部材31自
体の通気孔を通して外径方向へ放出されたり、あるい
は、装着部材31から通気溝5を通してユニットケース
外部に放出されるようにもなっている。
このようにして、蒸気や体熱が多くのルートを通して効
果的に排除されるようになっているので、かぶれがより
有効に防止される。なお、装着部材31は、その中央に
比較的大きな通気口32を備えているため、装着部材3
1の肌面30への接着面積が少なくなっているが、装着
に関与するのは実質的にみて装着部材31の外周側の部
分のみであるから、このような通気口を設けても、装着
力に差程大きな影響はない。前記通気溝5は、ケース本
体2と装着部材31との接触面積を少なくしている。そ
のため、装着部材31を交換する必要が生じたときに
は、この通気溝5に爪などを介入して剥がすようにすれ
ば、装着部材31が剥がれやすくなって非常に有利であ
る。
前記治療器ユニットAは、つぎに説明する充電器B内に
セットされて充電されるようになっている。
充電器Bは、充電器収納カバー40と充電器本体41か
らなっている。
充電器収納カバー40は、挿入リング42を備えた裏シ
ート43と表カバー44とを開閉自在に一体成形した軟
質樹脂材料からなっている。前記裏シート43には、充
電器本体41がその一端部を挿入リング42に挿通する
ようにして取付けられている。表カバー44の内側部に
は、2辺開放型の矩形状差込シート45が設けられ、装
着部材31が複数貼着された離型シートからなる装着部
材セットシール46がこの差込シート45と表カバー4
4間に挿脱自在に挟み込まれるようになっている。各装
着部材31は、裏側粘着面は上記離型シート46に直接
貼り付けられ、表粘着面には個々の取り剥しシート(離
型シート)47を備えていて、シール46から剥がした
のち、この取り剥しシート47を剥がすことにより前記
ユニットケース1の裏面に貼り付けることができるよう
になっている。充電器本体41は、図示しないファスナ
ーによって裏シート43に着脱自在に取り付けられてい
る。この充電器本体41は、下部ケース51と上部ケー
ス52を上下に合わせてねじ53により互いに止め付け
ることによってなっている。下部ケース51は電池カバ
ー54を着脱自在に備えてため、これを外せば、上部ケ
ース52側の電池受け55に収納される乾電池(充電電
源)56が着脱交換できるようになっている。
上部ケース52は、一側部(第10図中左側部)がやや
高く平坦な面とされているが、他側部は少し凹んだ凹状
に形成されている。この凹み部分の中央部は、円筒状に
凹み、その凹み部分が充電用ケース嵌装凹部57とされ
ている。この充電用ケース嵌装凹部57は、円筒状の周
壁57aと円形の底壁57bとを備え、かつ、周壁57
aの一側部にボタンセット口58が、また、他側部に
は、ばね用窓口59が互いに対向するようにして配置さ
れている。
前記ボタンセット口58内には、上部に操作凹部60a
を有し下部にガイド軸60bを突出したプッシュボタン
60が嵌め込まれていて、このプッシュボタン60が、
下部ケース51と上部ケース52の各壁部によってガイ
ドされて、上下に移動自在とされている。このプッシュ
ボタン60は、リターンばね61により常に上方に向け
て付勢され、通常は、上部ケース52側に受け止められ
て係止されている。このプッシュボタン60の充電用ケ
ース嵌装凹部57側の端面は、充電用ケース嵌装凹部5
7の円筒面に連続する曲面状になるように形成されてい
るが、その上縁部のみは充電用ケース嵌装凹部57側に
少し突き出て円弧状の第1ストッパ62を形成してい
る。この第1ストッパ26は、前記底壁57bの外周端
部との間にユニットケース1の係合突起9(第1図およ
び第2図も参照)が嵌合する第1係合溝64を形成して
いる。この第1ストッパ62の上部には、逆円錐面(テ
ーパ面)の一部となる第1ガイド面63が形成されてい
る。
一方、ばね用通孔59には、係合プッシュばね66の中
央部分が充電用ケース嵌装凹部57の係合方向に進退す
るように臨んでいる。この係合プッシュばね66は、プ
ラスチック材料を用いた帯長状のピースとして形成さ
れ、その両端の支点部67が第9図にみるように上部ケ
ース52に支持されることにより中央部分が水平方向に
弾性変形できるようになっている。その中央部分には、
ユニットケース1の係合突起9が嵌合する第2係合溝6
8が断面コの字形に形成され、かつ、その第2係合溝6
8の上部には第2ストッパ69が突出形成されている。
この第2ストッパ69は、前記第1ストッパ62と同じ
く、通常は充電用ケース嵌装凹部57内に少し突出する
ようになっている。この第2ストッパ69は、上からみ
て円弧状に形成され、その上側には逆円錐面の一部とな
る第2ガイド面70が形成されている。
前記充電用ケース嵌装凹部57の底壁57bには、長円
形をした突起73が形成され、その突起73のある個所
には上下に貫通するように3つのばね通孔74,75,
75が形成されている。中央のばね通孔74は、充電用
ケース嵌装凹部57の中心に位置し、他のばね通孔7
5,75は、その両側に互いに180度ずれて配置され
ている。中央のばね通孔74には、接触端子76が、ま
た両側のばね通孔75,75には、それぞれ接触端子7
7,77が上下動自在に挿通されて上向きに突出してい
る。これら接触端子76,77,77は、上部ケース5
2の底部に取付けられたプリント基板78にそれぞれ電
気的に接続されているとともに、ユニットケース1装着
時にはその充電端子20,21に接触し、かつ、このと
き、ユニットケース1を上向きに押し上げるためにも機
能する。なお、上部ケース52の上面には充電中表示ラ
ンプ79が設けられている。
この充電器には、つぎのようにしてユニットケース1が
脱着される。つまり、ユニットケース1を、その両充電
端子20,21を下にして充電用ケース嵌装凹部57内
に押し込むようにすると、ユニットケース1の一端が第
2ガイド面70を介して係合プッシュばね66を押し退
けるように弾性変形させる。これにより、それまで背部
に隙間Lを有していた第2ストッパ69が押し退けられ
て背壁71側に退き、第1ストッパ62と第2ストッパ
69との間をユニットケース1の係合突起9が通れるよ
うになる。ユニットケース1の係合突起9は、その間を
通って第1係合溝64と第2係合溝68に嵌まり込み、
これらに係合されるようになる。この係合は、係合プッ
シュばね66のもつ弾性復帰作用により凹部57側に動
くことによるものである。このようにして、ユニットケ
ース1が充電用ケース嵌装凹部57内にセットされると
同時に、ユニットケース1の下面に露出するユニット側
第1充電端子20が充電器の接触端子76に接触し、か
つ、ユニット側第2充電端子21が充電器の接触端子7
7,77のいずれかに接触して充電態勢が完了する。
この充電態勢は、ユニットケース1の収納態勢でもあ
る。この状態に至る操作は、ユニットケース1を片手で
持って充電用ケース嵌装凹部57内に押し込むようにす
るだけでよい。この状態においては、ユニット側第1充
電端子20と接触端子76とは、ときに中心上にあるの
で、ユニットケース1の向きがどのようであっても常に
確実に一致して電気的に導通する。一方、ユニット側第
2充電端子21と接触端子77については、接触端子7
7が1個所にあるのみであれば、ユニット側第2充電端
子21がたとえC字形であってもユニットケース1の向
きによってユニット側第2充電端子21が第2ガイド面
70に合致しないときもある。しかし、接触端子77が
1対で互いに180度ずれて配置され、かつ、ユニット
側第2充電端子21がそれより大きい角度をもってC字
形に設けられているので、ユニットケース1の向きがい
かなる状態であっても、少なくとも一方の接触端子77
にユニット側第2充電端子21が接触することになる。
これにより、ユニット側第2充電端子21と接触端子7
7との電気的な導通も常に確保される。また、ユニット
ケース1は、充電状態において、第1係合溝64と第2
係合溝68に単に係合しているのではなく、係合プッシ
ュばね66のもつ弾発力によって常に第2係合溝68側
に押されるようになっており、これにより、係合状態を
確実に保持し、充電が確実に行われるようになってい
る。
ユニットケース1を充電器本体41から取り出すには、
プッシュボタン60を押すだけでよい。つまり、プッシ
ュボタン60を押すと、第1係合溝64が下がってユニ
ットケース1の係合突起9をカムのように係合プッシュ
ばね66の方向へ押し戻す。これにより、係合プッシュ
ばね66が後退するので、第1係合溝64は、下がりつ
つ係合突起9を乗り越える。このとき、接触端子76,
77の弾発力がユニットケース1の下面に押し上げ力と
して作用するので、ユニットケース1は、プッシュボタ
ン60側から飛び出して第1ガイド面63上に乗り掛か
るようになる。その状態からプッシュボタン60を放す
と、プッシュボタン60はリターンばね61の復帰力に
よりユニットケース1の一端を持ち上げつつ復帰する。
このようになったユニットケース1は、係合突起9に指
あるいは爪を当てて持ち上げるようにすれば、簡単に取
り外すことができる。その間のすべての操作も、片手で
もって簡単かつ迅速に行なえ、あとは、装着部材31を
ユニットケース1の裏面に貼り付ければ、身体に装着す
ることができる。
これら治療器ユニットAと充電器Bの各回路構成は第1
5図にみるようになっている。つまり、治療器ユニット
A内には、充電電圧検出回路81と動作制御回路部82
がICにより構成されている。これら充電電圧検出回路
81と動作制御回路部82は、治療器ユニットAの電磁
波の発振および停止、LED14の点灯および消灯をす
るほかに、治療器ユニットAを充電器Bにセットした場
合の充電器Bの充電中表示ランプ79の点灯および消
灯、充電端子20,21間の電圧検出に基づく充電池1
8への過充電防止の各制御する。第16図にそれら回路
構成による動作フローをあらわしてあるように、充電池
18に電源電圧がある間は、発振回路部83を通してア
ンテナ23より電磁波が放射されるとともに、動作状態
にあることを使用者に知らせるためにLED点灯回路で
LED14が点灯するようになっている。これは、ユニ
ットケース1の作動確認窓口17を通して確認される。
LED14の消灯により電磁波発振が停止したことを認
知すれば、治療器ユニットAを充電器Bにセットして充
電を図ることができる。LED14が点灯し電磁波が発
振した状態において充電器Bにセットしたような場合、
充電電圧検出回路81が治療器ユニットA側に内蔵され
ているので、この回路81が、充電端子20,21間の
電圧検出により充電器Bから電圧入力があることを検出
し、同じく治療器ユニットAに内蔵された動作制御回路
部82を通して電磁波の発振を停止させるとともに、L
ED14を消灯させる。これにより、無駄な電力消費が
防止される。治療器ユニットAの充電池18に、乾電池
(充電電源)56から接触端子76,77と充電端子2
0,21を通して充電が開始されると、動作制御回路部
82により充電器Bの充電中表示ランプ79を点灯する
ように命令し、使用者に充電中であることを知らせる。
充電池18の電圧が規定以上であるか、あるいは、充電
時間が所定以上に経過したことを検知すると、充電池1
8への充電を停止して過充電を防止するとともに、充電
器Bの充電中表示ランプ79も消灯させ、使用者に充電
が完了した旨を知らせる。
前記実施例にみるように、治療器ユニット側に充電動作
制御用のIC回路が設けられているので、充電器側に
は、充電中表示ランプのみを設けるのみとなって、構造
が簡素化し、組立性および経済性も向上するとともに、
充電池の充電電圧を、充電器との接触性の良否に影響さ
れずに検出することができて、充電電圧の検出がより正
確になり、充電池への充電が確実になる。
〔発明の効果〕
以上みてきたように、この発明にかかる充電式血行促進
装置セットは、治療器ユニットと充電器の組み合わせか
らなり、治療器ユニットが、ユニットケースの内部に、
アンテナと、同アンテナから高周波の電磁界を発生させ
るための回路と、同回路を駆動させる充電池とを備えて
いて、この治療器ユニットが、装着手段により被着部位
に装着されて前記電磁界により身体の血行を促進するよ
うになっているとともに、前記治療器ユニットが、被着
部位から取り外されて充電器にセットされ同治療器ユニ
ットから露出する充電端子を通して前記充電池が充電さ
れるようになっている充電式血行促進装置セットであっ
て、前記治療器ユニットがスイッチを備えないタイプと
され、同ユニットが充電器内にセットされたときに電磁
界発生のための発振を停止するように構成されている。
そのため、この発明にかかる充電式血行促進装置セット
によれば、同装置の構造が簡単になるとともに、従来の
ように、外部スイッチが不測にも使用中にOFFとなっ
たり、あるいは、使用後にOFF操作するのを忘れて電
池切れを起こしたりすることがなくなった。しかも、充
電器へのセットにより初めてOFFとなるので、充電器
への同装置の収納を義務づけ、これにより、同装置が紛
失したりするおそれもなくなった。さらに、同装置は充
電器へのセットにより自動的にOFFになるので、充電
が無駄にならず、これにより、充分な充電がなされて使
用中に電池切れを生じるおそれもなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる充電式血行促進装置セットの
治療器ユニットの一実施例をあらわした断面図、第2図
はそのユニットケースと装着部材を分解してあらわした
斜視図、第3図はユニットケースの平面図、第4図はユ
ニットケースの底面図、第5図は第1図のV−V線断面
図、第6図は保護シートをあらわした正面図、第7図は
第6図のVII−VII線断面図、第8図は治療器ユニットが
充電器にセットされた状態をあらわした斜視図、第9図
はこの発明にかかる充電式血行促進装置セットの充電器
の充電器本体をあらわした平面図、第10図は第9図の
X−X線断面図、第11図は第9図のXI−XI線断面図、
第12図は充電器に治療器ユニットをセットした様子を
あらわした断面図、第13図はプッシュボタンを押して
治療器ユニットが充電器から外れ出た様子をあらわした
断面図、第14図はプッシュボタンにより治療器ユニッ
トが上方へ持ち上がる様子をあらわした断面図、第15
図は治療器ユニットと充電器の回路構成をあらわしたブ
ロック図、第16図はそのフローチャートをあらわして
いる。 1……ユニットケース、18……充電池、20,21…
…充電端子、23……アンテナ、81……充電電圧検出
回路、A……血行促進装置(治療器ユニット)、B……
充電器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】治療器ユニットと充電器の組み合わせから
    なり、治療器ユニットが、ユニットケースの内部に、ア
    ンテナと、同アンテナから高周波の電磁界を発生させる
    ための回路と、同回路を駆動させる充電池とを備えてい
    て、この治療器ユニットが、装着手段により被着部位に
    装着されて前記電磁界により身体の血行を促進するよう
    になっているとともに、前記治療器ユニットが、被着部
    位から取り外されて充電器にセットされ同治療器ユニッ
    トから露出する充電端子を通して前記充電池が充電され
    るようになっている充電式血行促進装置セットであっ
    て、前記治療器ユニットがスイッチを備えないタイプと
    され、同ユニットが充電器内にセットされたときに電磁
    界発生のための発振が停止するように構成されているこ
    とを特徴とする充電式血行促進装置セット。
  2. 【請求項2】治療器ユニットが充電状態を検出する充電
    電圧検出回路をも備えていて、充電器からの電圧入力が
    あることにより高周波の電磁界を発生させる動作が停止
    するようになっている特許請求の範囲第1項記載の充電
    式血行促進装置セット。
JP62148535A 1987-06-15 1987-06-15 充電式血行促進装置セット Expired - Lifetime JPH0626596B2 (ja)

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