JPS63186663A

JPS63186663A - 血行促進装置

Info

Publication number: JPS63186663A
Application number: JP1748887A
Authority: JP
Inventors: 加見　友宏; 一宮　勉
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1987-01-27
Filing date: 1987-01-27
Publication date: 1988-08-02
Also published as: JPH0578351B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕この発明は血行促進装置に関する。

〔背景技術〕

肩こりや筋肉痛などを回復させるには、電ｆ９波を身体
の特定部位５こ作用させて血行の促進を図るのが有効で
ある。

そのためには、血行促進装置を肩こりなどが生じている
部位に装着するのが有効である。このように装着する装
置として、アンテナと電磁界発生回路と電池とを具備し
たものが特開昭５８−１２１９６４号公報によって開示
されている。しがし、回分ｆ［こ開示されたものは、ア
ンテナなどの各部品が外部に露出しているため、外力に
よって破損したり、水や汗などに対して防水機能を発揮
できないといった問題がある。

そこで、各部品をケース内に収めた血行促進装置が提案
されている。この装置によれば前記した破損等の問題は
解消される。ところが、この装置では、ケースＡを、第
８図にみるように、絆創膏５０を被せるようにして人体
に装着するか、第９図にみるように、ケース裏面に取り
付けた粘着シート５１によって人体に装着するようにし
ていた。前者の装着方式によるときは、絆創膏５０がケ
ースＡ外にまでわたらせる必要があるため、広い取付面
積を必要とし、狭い患部にケースＡを取り付けることが
困難である。しかも、ケースＡを装着するには、ケース
Ａを人体に当てて絆創膏５０の両端を延ばして人体に貼
り付ける必要があるため、装着が面倒であり、とくに、
背中などには極めて装着しにくいものである。さらに、
ケースＡそれ自体が人体に貼り付けられるものではない
ため、運動中などにケースＡが皮膚から浮いて動きやす
くなってはがれ易いといった問題があった。

これに対し、後者の装着方式によれば、背中であっても
ケースＡを装着することができるとともに、ケースＡが
安定して装着されるなどの有利さがある。しかし、従来
の粘着シー）５１は、それ自体に通気性がなく、しかも
、ケースＡに完全に密着するようになっていたため、汗
などによる湿気が人体と粘着シート５１間に溜り、肌が
蒸れてかぶれたりするといった問題があった。

〔発明の目的〕

前記事情に鑑みて、この発明は、装着しやすく、かつ、
はがれにくいとともに、装着に伴うかぶれを防止するこ
ともできるようにした血行促進装置を提供することを目
的としている。

〔発明の開示〕

前記目的を達成するため、この発明は、患部に装着され
るケースを備え、その内部に、電磁界発生回路を構成す
る回路部品とこれを駆動させる電池と電磁界を形成する
ためのアンテナとを備えているとともに、前記ケースの
患部に装着される面に粘着式の装着手段が取り付けられ
てなる血行促進装置において、前記装着手段が通気性を
備えた材料によって形成されているとともに、ケースの
装着手段側の外壁面に、同ケースの中心から外周縁に至
って外部に通じる通気路が形成されていることを特徴と
する血行促進装置を要旨としている以下に、この発明を
、その実施例をあられした図面を参照しつつ詳しく説明
する。

第１図は、この発明にかかる血行促進装置の一実施例を
断面によってあられし、第２図はクッションシートを剥
がした状態を斜め上方からみてあられしている。これら
の図にみるように、この血行促進装置は、プラスチック
材料からなるケースＡを備えている。ケースＡは、ケー
ス本体１とケースカバー（電池蓋）２からなっている。

ケース本体１は、下部部材３とその周縁にかぶせられた
上部部材４を超音波ウエルダーによって密閉状に接合し
てなっている。これは防水性の向上を図るためである。

前記上部部材４は、中央が高く外周縁部が低くなるよう
な球面形の上面１０を備えている。この上部部材４の中
央には、円形の電池装着口１２が形成されている。この
装着口１２の周縁から内側に向かって円筒状の隔壁１１
が形成されている。この装着口１２には、ケースカバー
２が上方から嵌め込まれるようになっている。ケースカ
バー２は、その上面が上部部材４の上面の延長状にゆる
やかな球面形をしており、その周縁部２ａが軸方向に延
出して筒状になっている。この周縁部２ａの外周面には
Ｏリング１３が装着されるようになっていて、ケースカ
バー２を装着口１２に嵌め込むことによりケースＡ内の
防水性が確保されるようになっている。また、周縁部２
ａの端縁には、カバー側フック１４が形成されている。

このカバー側フック１４は、上部部材４の隔壁１１の内
周面に突設されたケース側係合突起１５に係脱自在に係
合するようになっている。この係脱は、ケースカバー２
の上部中央に形成されたコイン溝１６にコインを嵌め込
んで、ケースカバー２をいずれかに回転させることによ
ってなされるようになっている。前記隔壁１１は、その
内周側に電池収容部１７を形成し、外周側に回路部品・
アンテナ用の収容空間１８を形成するものとされている
。前記電池収容部１７内にはボタンタイプの電池１９が
嵌装されている。一方、回路部品・アンテナ用収容空間
１８には、環状のプリント基Ｆｉ、２０が配置され、こ
の基板２０の上下面に電磁界発生回路用の回路部品２１
と、第３図に示すループ状のアンテナ２２が電池１９を
外周から取り巻くようにして西ａ　ＯＮされている。フ
゛リント５＋反２０は、上述のごとく円い環状のプレー
トに形成されており、その下面の１個所から突出する第
１電池接続金具２３が電池１９の一極に、また下面の他
の個所から突出する第２電池接続金具２４が電池１９の
中央底部にある他極にそれぞれ接続されるようになって
いる。

ところで、下部部材３ば、平坦な円板形とされていて、
その底面には、第４図（ａｔ、　（ｂ）にみるように、
多数の通気路５を備えている。このケースＡは、第１図
にみるように、両面に粘着シート７゜８が積層された通
気性を有するクッションシート６を介して患部に装着さ
れるようになっている。

つまり、一方の粘着シート７が下部ケース３の底面に貼
着され、他方の粘着シート８が患部に貼着されるように
なっているのである。前記粘着シート７．８には、多数
の通気孔９・・・が設けられている。このように、クッ
ションシート６が通気性を備え、下部部材３に通気路が
形成されているのに加えて、粘着シート７．８にも通気
孔９・・・が設けられているので、全体として通気性に
富み、これにより、身体に装置が貼り付けられたときに
生じ勝ちな蒸れとかかぶれなどを有効に防止することが
できるものである。つまり、体熱および湿気は、下側の
粘着シート８０通気孔９を通してクッションシート６内
に導かれ、このクッションシート６を通してその外周縁
から放出されるルー）ａと、クッションシート６から上
側の粘着シート７の通気孔９を通して通気路５に導かれ
、同通気路５からその外周縁を通して放出されるルート
ｂとをも、って放出されるようになっている。

前記通気路５は、第４図においては多数の平行な溝によ
って形成されていたが、第５図（ａ）およびｆｂ）にみ
るように、放射状に拡がる溝によって構成されたもので
もよい。また、同通気路５は、第６図（ａｌおよび（ｂ
）にみるように、下部ケース３の底面に点状に突設され
た多数の半球状突起５２間の空間をもって構成してもよ
い。さらに、同通気路５ば、プラスチック金型にシボ加
工を施しておくことによりケース底面を凹凸状の粗面に
形成してその凹部の微細空間で構成してもよい。前記装
着手段は、クッションシート６を備えなくとも、通気孔
などにより通気性をそなえたものであればよい。つまり
、粘着シート７．８のうち一方のみをもって構成しても
よい。

なお、プリント基板２０上には、電池電源スィッチＳＷ
およびその状態を表示する発光ダイオードＬＥＤが配置
され、それらに対応して、上部部材４には、スイッチ操
作部２５とランプ表示部２６が密閉状態を保つように設
けられている。前記回路部品２１は主として電磁界発生
回路用の部品であり、その詳細はつぎのように回路構成
されているものである。つまり、発振用の回路は、第７
図にみるように、抵抗ＲＩ、Ｒｚ、コンデンサＣ＋、Ｃ
ｚ、トランジスタＱ７、インダクタンスＬ１からなるコ
ルピッツ型のＬＣ発振回路２７と、抵抗Ｒ３〜Ｒ６、コ
ンデンサＣｙ　、　　Ｃａ　、トランジスタＱｚ　、Ｑ
３からなるマルチバイブレーク２８と、抵抗Ｒ？　、Ｒ
ｓ　、トランジスタＱ４、発光ダイオードＬＥＤからな
る表示回路２９とから構成され、電池電源スィッチＳＷ
が投入されると、マルチバイブレーク２８が発振し、そ
の発振出力でＬＣ発振回路２７のトランジスタＱ、のヘ
ース電流が供給されて発振回路２７が発振動作し、マル
チバイブレーク２８の出力により変調された電磁界を発
生させる。この電磁界はインダクタンスし、に結合され
たアンテナ２２を介して放射される。ここで、マルチバ
イブレーク２８による変調は生体への血行促進装置の持
続と省電力を図るためである。また、マルチバイブレー
ク２８の出ツノは表示回路２９のトランジスタＱ４のヘ
ースに印加され、トランジスタＱ４を間欠的にスイッチ
ングさせるようになっており、トランジスタＱ４は直列
に持続した発光ダイオードＬＥＤを点滅させて使用状態
を表示する。

〔発明の効果〕

以上みてきたように、この発明にかかる血行促進装置は
、装着手段が通気性を備えた材料によって形成されてい
るとともに、ケースの装着手段側の外壁面に、同ケース
の中心から外周縁に至って外部に通しる通気路が形成さ
れているので、装着しやすく、かつ、はがれにくいとと
もに、装着に伴うかぶれを防止することもできるように
なったものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかる血行促進装置の一実施例をあ
られした断面図、第２図はそのクッションシートを取り
外した状態で血行促進装置を斜め上方からみた外観図、
第３図はアンテナパターンをあられした底面図、第４図
は平行溝型の通気路を備えた血行促進装置をあられし、
同図ｆａ）はその正面図、同図（ｂ）はその底面図、第
５図は放射状型の通気路を備えた血行促進装置をあられ
し、同図（ａ）はその正面図、同図［ｂｌはその底面図
、第６図は突起間によって通気路を形成した血行促進装
置をあられし、同図ｆａ）はその正面図、同図（ｂ）は
その底面図、第７図は血行促進装置の発振回路図、第８
図および第９図は従来の装着例をあられした正面図であ
る。５・・・通気路　１９・・・電池　２２・・・アンテナ
Ａ・・・ケース代理人　弁理士　　松　本　武　彦Ｗ４２図第７図第８図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）患部に装着されるケースを備え、その内部に、電
磁界発生回路を構成する回路部品とこれを駆動させる電
池と電磁界を形成するためのアンテナとを備えていると
ともに、前記ケースの患部に装着される面に粘着式の装
着手段が取り付けられてなる血行促進装置において、前
記装着手段が通気性を備えた材料によって形成されてい
るとともに、ケースの装着手段側の外壁面に、同ケース
の中心から外周縁に至って外部に通じる通気路が形成さ
れていること特徴とする血行促進装置。
（２）通気路が、直線的に延びる溝によって形成されて
いる特許請求の範囲第１項記載の血行促進装置。
（３）通気路が、点状に突出する多数の突起間に形成さ
れる空間によって構成されている特許請求の範囲第１項
記載の血行促進装置。
（４）通気路が、シボ加工により形成されている特許請
求の範囲第１項記載の血行促進装置。