JP2008178523A - 超短波治療器 - Google Patents

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Kiyohito Harakawa
清仁 原川
Hiroshi Iwasaki
岩崎  弘
Toshitaka Nakane
敏貴 中根
Toshihiro Tsuzuki
俊宏 都築
Hironori Akiyama
裕紀 秋山
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Abstract

【課題】携帯性に優れ腹部を最適に加温して、腹部の冷えや便秘を解消することができる超短波治療器を提供する。
【解決手段】本体2は、電源としての単3乾電池を図示しない電池ホルダに保持し、この電源の電力を超短波に変換する電子回路を備えている。本体2の周囲を1周するように、超短波を放射する導子としてのコイル3が設けられている。コイル3は、可撓性の導体を可撓性の絶縁体で被覆して構成されている。コイル3の左右両端部には、それぞれホルダ4が固定され、ホルダ4の孔5には、それぞれベルト7,8の一端部が止められている。ベルト7,8の他端部には、図示しない面ファスナまたはワンタッチバックルが設けられ、胴回り等に超短波治療器を固定することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、短波または超短波(HF〜VHF)帯の電磁波を身体に照射し、身体に超短波が浸透することにより身体の組織自体を発熱させる超短波治療器に関する。
従来、高周波誘導加熱により身体を加温する装置が知られている。例えば、癌細胞と正常細胞で温熱感受性に差があることから、癌の温熱療法(ハイパーサーミヤ)が行われている。腫瘍細胞の生存率は、42.5℃以上で大きく低下し、加温温度が高いほど、また加温時間が長いほど大きく低下する。同じ温度では、腫瘍組織に致命的な障害を生じる時間は、正常組織に障害を生じる時間より常に短い。超短波ハイパーサーミヤ装置は、身体を2枚の電極で挟み、電極間に高周波電流を流して、身体内を流れる電流のジュール熱、または誘電損失により加温する装置である。
同様に電磁波の誘導加熱を利用して、出力を50W以下とした家庭用の超短波治療器が知られている。この治療器は、身体の内部から暖める温熱効果により、血液の循環を促進し、体の疲れや神経痛の痛みを和らげ、筋肉のこりや筋肉痛の緩和、胃腸の働きを活発にする効能がある。
また家庭用超短波治療器の可搬性を改善し、電源部、高周波発生回路、コイル部及びベルトを一体として携帯型とした腰用高周波治療器が知られている(例えば、特許文献1)。
特開平10−5354号公報(第2頁、図1)
しかしながら、上記従来の超短波治療器にあっては、治療対象の腰部にコイル形状を合わせてあるので、胃腸の働きが不活発な場合や腹部の冷えの解消のために、腹部に当てて使用しても狭い範囲しか暖まらず十分な効果が期待できないという問題点があった。
特に、旅行等で枕が変わったり、飲料水の水質(成分、硬度)が変わると便秘になりやすい体質があるが、携帯型で腹部を効率よく暖め便秘を解消することができる超短波治療器は存在しないという問題点があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、腹部を最適に治療可能なベルト一体型の超短波治療器を提供することにある。
本発明において、超短波とは厳密な周波数区分を指すものではなく、短波帯の例えば27.12MHzも含む産業科学医療用周波数帯域(ISMバンド)の高周波を指すものとする。そして、超短波を放射する導子は、電極型(コンデンサ電極型)であってもコイル型であってもよいが、腹部を暖めるためには、脂肪層の上からでも内部へ電磁波が良く浸透するといわれているコイル型が好ましい。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、電源、該電源からの電力を超短波に変換して出力する電子回路、前記超短波を放射する導子、及び固定用ベルトを一体化した携帯型の超短波治療器であって、前記電子回路の周囲に、前記導子を配置したことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、上記目的を達成するために、外部から電力を受ける電源入力端子、該電源入力端子からの電力を超短波に変換して出力する電子回路、前記超短波を放射する導子、及び固定用ベルトを一体化した携帯型の超短波治療器であって、前記電子回路の周囲に、前記導子を配置したことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1または請求項2に記載の超短波治療器において、前記導子は、可撓性のコイルであり、該コイルは、少なくとも前記電子回路を収納する本体の左右に張り出して前記固定用ベルトの一部となっていることを要旨とする。可撓性のコイルを本体の左右に張り出して固定用ベルトの一部とすることにより、コイルと体との距離を短縮し、加熱効率を高めることができる。
請求項4に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項3に記載の超短波治療器において、前記コイルは、可撓性の導体を可撓性かつ透明の絶縁体で被覆したものであることを要旨とする。ここで透明とは、無色透明のみならず、着色されていても内部が透けて見える程度の透明性も含むものとする。
請求項5に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項3または請求項4に記載の超短波治療器において、前記本体後部の上下には、本体後部底面より一段と高くなった横方向に伸延する突起部がそれぞれ設けられ、これらの突起部内部に前記コイルを通したことを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載の超短波治療器において、前記コイルが囲む空間内に、前記電源から供給される電流で発熱する発熱体を配置したことを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項3乃至請求項6の何れか1項に記載の超短波治療器において、前記コイルは、1回又は2回巻のコイルであることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の超短波治療器において、振動子を更に備えたことを要旨とする。便秘の解消のために超短波により腹部を暖めて胃腸の働きを活発にさせる場合、振動子を更に備えて、腹部に同時に振動刺激を与える、又は仙骨付近に振動刺激を与えると、小腸又は直腸の運動が活発となり便秘解消が促進される。
第1発明によれば、電源からの電力を超短波に変換して出力する電子回路の周囲に、超短波を放射する導子を配置したので、小型軽量で携帯性に優れ、かつ腹部の広範囲な領域に超短波を放射して暖めることができるという効果がある。さらに超短波治療器による治療中に自由に動き回れるという効果がある。
第2発明によれば、電源入力端子からの電力を超短波に変換して出力する電子回路の周囲に、超短波を放射する導子を配置したので、小型軽量で携帯性に優れ、かつ腹部の広範囲な領域に超短波を放射して暖めることができるという効果がある。
次に図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。以下に説明する各実施例は、腹部を暖めて胃腸の働きを活発にする用途に最適な超短波治療器であるが、肩、腰等にも有効である。
図1は、本発明に係る超短波治療器の実施例1の外観を示す斜視図である。図1において、実施例1の超短波治療器1は、電源としての電池と電池の電力を超短波に変換して出力する電子回路を内蔵する本体2と、本体3から左右に延びて超短波を放射する導子である可撓性のコイル3とを備えている。
コイル3は、縦方向に短く横方向に長い扁平形状であり、本体2の周囲を囲むように配置されている。コイル3の左右端部には、固定用のベルト6または7とコイル3とを機械的に接続するためのホルダ4が設けられている。ホルダ4には、ベルト6,7を通すための縦長の孔5が設けられている。ベルト6,7のそれぞれの一端部は、孔5に通して折り返され金具8で元のベルト6,7と止められている。ベルト6,7の他端部には、それぞれ図示しない面ファスナーまたはワンタッチバックル等が設けられ、腰回りに簡単に着脱可能となっている。
上記構成により超短波治療器1は、電源と、電源の電力を超短波を出力する電子回路と、超短波を放射する導子であるコイル3と固定用のベルト6,7とを一体化した携帯型の超短波治療器となっている。これにより超短波治療器を容易に持ち運ぶことができ、職場や旅行先における超短波治療を可能とし、腹部の冷えや便秘を解消することができる。
前部カバー13には、指で押下すると容易にへこむ可撓性の電源スイッチ操作部10と、電源のオン/オフ状態を示す電源表示窓11と、超短波治療器の動作状態を示す動作表示窓12が設けられている。
次に、図1乃至図3を参照して、本体2の内部を説明する。図2は、本体2の内部構造を示す断面図であり、図3は後部カバー14の内側を説明する斜視図である。本体2は、前部カバー13と後部カバー14と電池ボックスカバー15とで表面が覆われている。前部カバー13には、電池ボックス16が設けられ、電源としての例えば単3型アルカリ乾電池17が4本収容され、直流6Vを供給する。電池ボックスカバー15には、U字型ばね18とつめ19とが一体成型で形成されている。U字型ばね18は前部カバー15に設けられた凹部20に嵌め込まれることにより、電池ボックスカバー15を開閉可能に前部カバー13に固定している。
尚、超短波治療器1の電源としては、特に乾電池に限定されることはなく、充電可能な蓄電池を内蔵してもよい。この場合、外部電源接続端子を設け、充電器またはACアダプターまたは自動車用アダプター等を接続して、交流商用電源または自動車電源から充電可能としてもよい。
次に、電源スイッチ操作部10の内側には、電源スイッチ24が設けられ、電源表示窓11の内側には、電源状態を示す発光ダイオード(LED)23が設けられている。図2には示されないが、動作表示窓12の内側には、動作状態を示すLEDが同様に設けられてる。電源スイッチ24,LED23等は、サブ基板21に取り付けられている。
また、前部カバー13の内側には、前部カバーと一体成型された基板支持用のポスト32が設けられ、このポスト32に、メイン基板22がビス31により固定されている。メイン基板22の上には、シールドケース22aが設けられ、シールドケース22aの中には、乾電池17からの直流6Vの電力を超短波に変換して出力する電子回路が形成されている。この電子回路は、それぞれ周知の発振回路、高周波増幅回路等を含む。
本実施例は、単3型の乾電池17を4本使用した6Vにより作動し、その超短波出力は家庭用超短波治療器の出力限界である50Wを下回る1W〜から数W程度である。しかしながらこの出力であっても腹部を暖め、胃腸の働きを十分活発にし、便秘解消に効果があることが確認されている。
後部カバー14には、上端部及び下端部にそれぞれ後部カバー14の底面より一段と高くなった横方向に伸延する突起部27が設けられている。各突起部27の左右両端部にはコイルホルダ部33が設けられ、その中にコイル3が通されている。コイル3は、例えばステンレス細線からなるより線(子より)をもう一度より合わせた(親より)複合より線を用いた心線3aと、透明ビニールチューブを用いた外皮3bからなる。複合より線は、可撓性と耐屈曲性を兼ね備えた線材である。従って、心線3aも外皮3bも可撓性に富み、本体2及びコイル3を腹部に密着させることができる。また上下の突起部27により、超短波治療器1がベルトのバックル部を跨ぐことができ、着衣の上から本体2及びコイル3を腹部に密着させることができる。また、コイル3の外皮3bを透明としたことにより、心線3bの美しい輝きを見ることができるとともに、超短波が放射される領域を確認することができる。
また後部カバー14には、その内面から立ち上がる2つのターミナルポスト28,28が一体成型で設けられている。各ターミナルポスト28には、コイル3の心線3aの端部を圧着したラグ29と、メイン基板22と接続するためのリード線25の端部を圧着したラグ26とがビス30により共締めされて、相互に接続している。これにより、本体2の周囲を一周するように配置されたコイル3へ、メイン基板22から出力される超短波が接続される。
また、後部カバー14の内面には、前部カバー13との一体化のために、ポスト34,35が設けられ、ビス36を図外の前部カバー13のねじ穴にねじ込むことにより、前部カバー13の内面と後部カバー14の内面とを合わせるいわゆる最中合わせで一体化される。同様にホルダ4は、内部にコイル3を通して、ビス39により前半部4aの内面と後半部4bの内面とを合わせるいわゆる最中合わせで一体化される。
図4は、実施例1においてコイルの巻数を2回とした変形例を説明する分解図である。この変形例において、コイルは、例えば透明ビニールチューブを用いた外皮41の中に、例えば透明被覆を有する電線を2回巻するように通して形成される。即ち、この電線は、ラグ29bから第1ターン部42,ターミナルバイパス部43,第2ターン部44を経てラグ29aに接続されている。その他の構成は、図3と同様である。
さらに変形例として、電池ボックス及び電池を設けることなく、外部から電力を受ける電源入力端子を本体に備え、ACアダプター等の外部電源から供給される電力で電子回路が作動するものとしてもよい。この変形例によれば、超短波治療器を装着したまま自由に動き回れないが、超短波治療器及びACアダプター等を併せても持ち運びが容易で旅行先等でも使用可能である。
図5は、本発明に係る超短波治療器の実施例2の外観を示す斜視図である。図1に示した実施例1に対して、実施例2では、振動子ユニット9が追加されている。その他の構成は、図1と同様であるので、同じ構成要素には同じ符号を付与して重複する説明を省略する。振動子ユニット9は、例えば、電池と、電源スイッチと、偏心錘を回転駆動することにより振動を発生するモータとを内蔵している。振動子ユニット9は、ベルト7に通され、本体2を腹部に設定した場合、振動子ユニット9が背骨下部の仙骨付近に位置するように設定できるようになっている。尚、振動子ユニット9には、電池を内蔵せず本体2から図示しない電線により給電してもよい。
超短波治療器により腹部を暖めることにより胃腸の働きを活発にさせて、便秘の解消を図る場合、振動子ユニット9により仙骨の内側にある直腸部に振動刺激を加えると、直腸部の運動が促進されて便が出やすくなる。
また本体2の内部に振動子を内蔵することもできる。この場合、本体2の内部に、偏心錘を回転駆動することにより振動を発生するモータ等の振動子を配置し、本体2に内蔵した電源からこの振動子を駆動することができる。
図6は、本発明に係る超短波治療器の実施例3の構成を説明する表側平面図であり、図7は、同裏側平面図である。実施例3の超短波治療器は、本体2の片側に導子であるコイル55が設けられ、コイル55が囲む空間内に、発熱体としてのヒータ線56を設けたことを特徴とする。
図6に示すように、本体2の前面には、電池ボックスカバー15が設けられ、その内部に、例えば電源としての単3電池4本が収納される。この電源は、超短波を発生する図示しない電子回路と、ヒーター線56に供給される。また本体2の前部カバー13には、電源スイッチ操作部10と、電源のオン/オフ状態を示す電源表示窓11と、超短波治療器の動作状態を示す動作表示窓12が設けられている。
本体2の裏側には、パッドホルダ2bが形成され、パッド51,52と、ベルト7,8とを本体2とパッドホルダ2bとで挟み込んで固定されている。パッド51,52は、パッドホルダ2bの下で連続していてもよい。パッド51、52は、例えば、ウレタンスポンジ等の弾性シートの両面をポリエステル等の耐摩耗性の布で挟んで、その周囲を縁取りテープ54を縫いつけて一体化したものである。パッド52には、パッド52にかかるベルト8の部分が衣服等を挟み込むのを防止するためにカバー部53が設けられている。
また、パッド52の弾性シートと裏布との間には、導子である1回巻のコイル55が設けられ、本体2が内蔵する電子回路が発生する超短波が放射されるようになっている。さらに、コイル55が囲む空間内に、発熱体としてのヒータ線56が設けられている。
このように、超短波を放射するコイル55と、発熱体としてのヒータ線56とを同時に備えることにより、超短波により腹部の内側から体を温めると共に、熱が逃げやすく、且つ熱を感じる知覚神経末端部が多く分布する体表面をヒータ線56で暖めることができる。尚、発熱体は、ヒータ線に限らずシート状の発熱体を使用してもよい。
図8は、本発明に係る超短波治療器の実施例4の構成を説明する表側平面図である。実施例4の超短波治療器は、コイルを含むパッドを交換可能とし、治療部位に応じて最適なコイルを選択して使用可能としたことを特徴とする。図8(a)は1回巻コイルを接続した状態、図8(b)は2回巻コイルを接続した状態を示す。
本体2の前面には、電池ボックスカバー15が設けられ、その内部に、例えば電源としての単3電池4本が収納される。この電源は、超短波を発生する図示しない電子回路に供給される。本体2の前部には、電源スイッチ操作部10と、電源のオン/オフ状態を示す電源表示窓11と、超短波治療器の動作状態を示す動作表示窓12が設けられている。また、本体2の図中左側面には、コイルと接続するための2極ジャック68が設けられている。
さらに、本体2には、左右にベルト7,8が固定され、ベルト8には、パッド61またはパッド71が交換可能に取り付けられる。パッド61は、例えば、ウレタンスポンジ等の弾性シートの両面をポリエステル等の耐摩耗性の布で挟んで、その周囲を縁取りテープ64を縫いつけて一体化したものである。パッド61には、パッド61にかかるベルト8の部分が衣服等を挟み込むのを防止するためにカバー部63が設けられている。
また、パッド61の弾性シートと裏布との間には、導子である1回巻のコイル62が設けられている。コイル62は、中継部65を介してケーブル66、2極プラグ67に接続されている。2極プラグ67が本体2の2極ジャック68に差し込まれると、本体2が内蔵する電子回路とコイル62とが接続され、電子回路が発生する超短波がコイル62から放射されるようになっている。
パッド71は、例えば、ウレタンスポンジ等の弾性シートの両面をポリエステル等の耐摩耗性の布で挟んで、その周囲を縁取りテープ74を縫いつけて一体化したものである。パッド71には、パッド71にかかるベルト8の部分が衣服等を挟み込むのを防止するためにカバー部73が設けられている。
また、パッド71の弾性シートと裏布との間には、導子である2回巻のコイル72が設けられている。コイル72は、中継部65を介してケーブル66、2極プラグ67に接続されている。2極プラグ67が本体2の2極ジャック68に差し込まれると、本体2が内蔵する電子回路とコイル72とが接続され、電子回路が発生する超短波がコイル72から放射されるようになっている。
1回巻のコイル62は、2回巻のコイル72よりもコイルが囲む空間の面積が大きく、1回巻のコイル62は、比較的広い領域である腹部等を暖めるのに適している。2回巻のコイル72は、1回巻のコイル62よりもコイルが囲む空間の面積が小さく、2回巻のコイル72は、比較的狭い領域である膝部等を暖めるのに適している。
本発明に係る超短波治療器の実施例1の構成を説明する外観図である。 (a)実施例1の内部構成を説明する斜視断面図、(b)正視断面図である。 実施例1のコイル取り付け状態を説明する後部カバー内側斜視図である。 2回巻コイルを説明する後部カバー平面図である。 実施例2の構成を説明する外観図である。 実施例3の構成を説明する表側平面図である。 実施例3の構成を説明する裏側平面図である。 (a)1回巻コイルを接続した実施例4の構成を説明する表側平面図、(b)2回巻コイルを接続した実施例4の構成を説明する表側平面図である。
符号の説明
1 超短波治療器
2 本体
3 コイル
4 ホルダ
5 孔
6、7 ベルト

Claims (8)

  1. 電源、該電源からの電力を超短波に変換して出力する電子回路、前記超短波を放射する導子、及び固定用ベルトを一体化した携帯型の超短波治療器であって、
    前記電子回路の周囲に、前記導子を配置したことを特徴とする超短波治療器。
  2. 外部から電力を受ける電源入力端子、該電源入力端子からの電力を超短波に変換して出力する電子回路、前記超短波を放射する導子、及び固定用ベルトを一体化した携帯型の超短波治療器であって、
    前記電子回路の周囲に、前記導子を配置したことを特徴とする超短波治療器。
  3. 前記導子は、可撓性のコイルであり、
    該コイルは、少なくとも前記電子回路を収納する本体の左右に張り出して前記固定用ベルトの一部となっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の超短波治療器。
  4. 前記コイルは、可撓性の導体を可撓性かつ透明の絶縁体で被覆したものであることを特徴とする請求項3に記載の超短波治療器。
  5. 前記本体後部の上下には、本体後部底面より一段と高くなった横方向に伸延する突起部がそれぞれ設けられ、これらの突起部内部に前記コイルを通したことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の超短波治療器。
  6. 前記コイルが囲む空間内に、前記電源から供給される電流で発熱する発熱体を配置したことを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載の超短波治療器。
  7. 前記コイルは、1回又は2回巻のコイルであることを特徴とする請求項3乃至請求項6の何れか1項に記載の超短波治療器。
  8. 振動子を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の超短波治療器。
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