JPS633118Y2 - - Google Patents

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JPS633118Y2
JPS633118Y2 JP1195880U JP1195880U JPS633118Y2 JP S633118 Y2 JPS633118 Y2 JP S633118Y2 JP 1195880 U JP1195880 U JP 1195880U JP 1195880 U JP1195880 U JP 1195880U JP S633118 Y2 JPS633118 Y2 JP S633118Y2
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capacitor
main capacitor
transformer
transistor
circuit
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JP1195880U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は写真撮影用の閃光放電発光装置に関
する。
広く知られている如くこの種発光装置の電気回
路は、電源回路に組込まれた電池電源の正極側
と、負荷回路である発光回路の負極側とを接続し
て同一電位(接地電位)になしてある。これは、
市場での入手が従来最も容易であつたゲルマニウ
ムPNPトランジスタを使用したこと、また、電
源回路に組込まれた発振トランスの二次巻線電流
による正帰還作用の効果を得たことに起因してい
る。
しかし乍ら、閃光放電発光器の設計やカメラと
の連繋或いは斯かる発光器をカメラに組込む場合
などには電池電源及び発光回路の負極側を共通に
接続してこれが接地できれば種々の面で極めて便
利である。
例えば、閃光放電発光器をカメラに組込んだ場
合に電気シヤツターと発光器とが一つの電源を供
用するようにし、或いは、閃光放電発光器とカメ
ラとの間で電源電力又は電気信号の授受を行なわ
せる場合などには接地電位が負極側であることが
好都合である。
そこで、最近では電池電源と発光回路との負極
側を共通接地することができる閃光放電発光回路
が開発されている。
この考案は、電池電源と発光回路との負極側を
共通に接続した斯かる閃光放電発光回路におい
て、発光始動を確実にし、或いは発光輝度の増加
に便利な発光回路を提案するものである。
以下、この考案の内容を図面に示した実施例に
もとずいて詳述する。
図面において、1は一次、二次巻線NP,NS
び反結合巻線NFを有するトランスで、2はNPN
トランジスタである。そして、これ等はトランジ
スタ2のコレクタに一次巻線NPの一端を、ベー
スには反結合巻線NFの一端を夫々接続し、また、
一次巻線NPの他端は電源スイツチ3を介して電
池電源4の正極側に、前記トランジスタ2のエミ
ツタは電池電源4の負極側に、更に、反結合巻線
NPの他端は電池電源4に並列接続された時定用
の抵抗5とコンデンサ6との接続部に夫々接続し
てある。
また、同図において、7は主コンデンサであ
り、これにはその充電々流に対して逆向きとなる
ようにダイオード8を接続すると共に当該主コン
デンサ7及びダイオード8が二次巻線NSと整流
用ダイオード9に対して並列となるように接続す
る。なお、二次巻線NSは図示するようにその一
端を電池電源4の負極側に接続する。
主コンデンサ7とダイオード8との接続部と、
上記トランジスタ2のベースとの間に接続した切
換スイツチ10はその一端子aに切換えることに
よつて主コンデンサ7の充電回路(または、正帰
還回路)を形成し、その他端子bに切換えること
によつてトリガー回路を動作する。すなわち、他
端子bに切換えられた状態では、トリガーコンデ
ンサ11、トリガートランス12の一次コイル、
切換スイツチ10(端子b)によるループ回路が
形成されるので、トリガーコンデンサ11が当該
回路を経路として放電しトリガートランス12を
活動させる。然るに、斯かる切換スイツチ10は
トリガースイツチ(または、タイミングスイツ
チ)として作用することから、常時は端子aを占
位するようになし、カメラシヤツターの開口動作
に連動して端子bへ切換えられるように構成する
ことが好ましい。
一方、トリガートランス12の一次コイルと放
電発光管13の負極側との間に接続したコンデン
サ14は補助コンデンサ(または、倍電圧コンデ
ンサ)であり、これは発光始動前に抵抗15及び
トリガートランス12の一次コイルを介して図示
極性に充電され、また、上記切換スイツチ10が
端子bに切換えられることによつて主コンデンサ
7と直列に接続される。
以下、当該実施例の動作につき説明する。
発光始動の準備に当つて電源スイツチ3を閉成
させると、コンデンサ6が抵抗5の抵抗値にした
がつた充電々流により充電され、この充電が所定
値に達した時にトランジスタ2がONしてトラン
ス1の一次巻線NPに電流IPが流れる。この電流IP
による磁心の磁束が反結合巻線NFに起電力を誘
起させるために、トランジスタ2のベース電流を
増加させるように働き、従つて、電流IPが増加す
るからベース電流もさらに増加して正帰還動作が
行なわれる。電流IPの急激な増加によつて二次巻
線NSには負荷電流ISが流れ、この電流ISがダイオ
ード9、主コンデンサ7、切換スイツチ10の端
子a、トランジスタ2のベース〜エミツタを流れ
るので、トランジスタ2はこの電流ISによつても
正帰環動作を行なう。
一方、正帰還の進行によつて電流IPが電池電源
4とトランジスタ2の内部抵抗で制限された一定
の電流となり、反結合巻線NFによる正帰還作用
がなくなる。この時、コンデンサ6が図示極性に
充電されるので、トランジスタ2がOFFに復元
して電流IPを遮断する。
トランジスタ2がOFFすると図示極性に充電
されたコンデンサ6が放電すると共に電池電源4
によつて再度充電(図示極性と反対)される。こ
の動作によりトランジスタ2がONして上記同様
の動作を行なう。
主コンデンサ7の充電前半は上記の発振動作が
繰返されるが、充電後半では、充電が進むにつれ
て電流ISが発振毎に減少するため、トランジスタ
2の飽和によつて一次電流IPが一定値に達する以
前にトランス鉄心に磁気飽和現象が現われる。こ
の磁気飽和によつて正帰還作用がなくなりトラン
ジスタ2がOFFする。従つて、主コンデンサ7
が所定電圧以上に充電されたときには電流IPが一
定値になる以前にトランジスタ2がOFFするこ
とより発振周波数が高くなる。主コンデンサ7が
最終電圧(または、予定電圧)まで充電される
と、電流ISが極めて少なくなり早い周期で発振動
作が継続するようになる。
一方、主コンデンサ7が上記の動作下に最終電
圧まで充電された時にこの状態を表示するネオン
ランプ、或いは、この時にトランス1の発振を停
止させる制御手段などの公知の構成を設けること
ができる。
また、主コンデンサ7が充電されると、この充
電電圧が抵抗15を介してトリガーコンデンサ1
1に加わり、更には、この充電々圧が抵抗15、
トリガートランス12の一次コイル及びダイオー
ド8を介して補助コンデンサ14に加わるので、
これ等コンデンサ11,14が共に図示極性に充
電される。次に、発光始動に当つては、切換スイ
ツチ10がカメラシヤツターの開口に連動して端
子bに切換えられるため、トリガーコンデンサ1
1がトリガートランス12の一次コイル及び切換
スイツチ10の端子bを経路して放電する。而し
て、トリガートランス12の二次コイルに誘起し
た高電圧パルスが放電発光管13の励起電極に加
わり、これによつて放電発光管13の封入ガスが
イオン化する。反面、補助コンデンサ14が切換
スイツチ10の端子bを介して主コンデンサ7に
直列接続となることから、主コンデンサ7と補助
コンデンサ14の充電々圧が重畳され、この重畳
電圧がイオン化状態にある放電発光管13の両極
間に印加される。これより当該発光管13が一挙
に放電して発光する。
補助コンデンサ14は放電発光管13の極間電
圧を発光始動時に高圧とするものであり、これは
主コンデンサ7に比較して小容量に設計すること
ができる。このように実施した場合には放電発光
管13の発光は主コンデンサ7の放電々流によつ
て維持される結果、当該コンデンサ7の充電々圧
が放電発光管13の放電維持電圧以下に降下した
ときに発光が停止する。
なお、放電発光管13にスイツチング素子を直
列接続し、発光中に当該素子をOFFさせる公知
の光量制御手段、また、放電発光管13にスイツ
チング素子或いは低インピーダンス放電管を並列
接続し、発光中に当該素子或いは放電管を導通さ
せる公知の光量制御手段を備えることができる。
叙述した通り、本考案では電源回路(DC−DC
インバータ)の直流電源と、主コンデンサ、トリ
ガー回路及び放電発光管などを含む発光回路との
負極側を接地電位として共通に接続することがで
き、閃光放電発光器をカメラに組込む場合や閃光
放電発光器とカメラとを電気的に連繋させる場合
などに極めて便利であり、また、発光始動に当つ
ては主コンデンサと補助コンデンサの重畳電圧が
放電発光管の極間に印加されるため発光始動の確
実性が高いのみならず、発光輝度を増加させるた
め放電発光管のガス圧を高めても充分に発光させ
ることができる。更に、ガス圧が通常の放電発光
管を使用する場合には主コンデンサの充電々圧を
低く設定することができ、また、トリガースイツ
チの接触抵抗が大きく作用してトリガートランス
の高電圧パルスが充分に得られないような場合に
生ずる発光ミスについても上記の重畳電圧によつ
て確実に発光始動させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す閃光放電発光装
置の電気回路図である。 1……トランス、7……主コンデンサ、10…
…切換スイツチ、11……トリガーコンデンサ、
12……トリガートランス、13……放電発光
管、14……補助コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反結合巻線を備えたトランスとNPNトランジ
    スタとの結合からなるDC−DCインバータの直流
    電源と、前記インバータの出力側に接続された閃
    光放電管及びトリガー回路などを含む発光回路と
    の負極側を共通に接続すると共に前記トランスの
    二次巻線(出力巻線)の一端を負極側である共通
    接続路に接続し、一方、主コンデンサの負電位側
    にその充電方向に対して逆向きとなるべくダイオ
    ードなどの一方向性素子を接続し、前記二次巻線
    に対して前記主コンデンサ及び一方向性素子を並
    列に接続すると共に当該コンデンサの負電位側と
    前記トランジスタの入力側との間に切換スイツチ
    の一側切換え時に形成される正帰還回路を設け、
    かつ、該切換スイツチがその他側切換えによつて
    前記トリガー回路を動作させると共に発光始動に
    先立つて予め充電された補助コンデンサを前記主
    コンデンサに直列接続するように構成した閃光放
    電発光装置。
JP1195880U 1980-02-04 1980-02-04 Expired JPS633118Y2 (ja)

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JP1195880U JPS633118Y2 (ja) 1980-02-04 1980-02-04

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JPS56114100U JPS56114100U (ja) 1981-09-02
JPS633118Y2 true JPS633118Y2 (ja) 1988-01-26

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ID=29608558

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