JPS6133420Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6133420Y2 JPS6133420Y2 JP13807282U JP13807282U JPS6133420Y2 JP S6133420 Y2 JPS6133420 Y2 JP S6133420Y2 JP 13807282 U JP13807282 U JP 13807282U JP 13807282 U JP13807282 U JP 13807282U JP S6133420 Y2 JPS6133420 Y2 JP S6133420Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- transformer
- light emitting
- oscillation
- emitting diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 21
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 20
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 10
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 6
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 4
- 229910052754 neon Inorganic materials 0.000 description 3
- GKAOGPIIYCISHV-UHFFFAOYSA-N neon atom Chemical compound [Ne] GKAOGPIIYCISHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ブロツキング発振器を使用して放電
電極間に多発火花放電を発生させる点火装置に関
する。
電極間に多発火花放電を発生させる点火装置に関
する。
従来より上記点火装置は、種々提案され実施さ
れてきたが、1つの問題点として、この点火装置
の放電々極部分を、コンロ,レンジ等の装置内部
に設ける必要がある時に、外部から放電々極間で
火花放電が正常になされているか否かを判別でき
ないということが挙げられる。このため、従来よ
り点火装置の回路中、スイツチング素子のトリガ
素子としてネオン管を用いて、放電時、ネオン管
を点灯させるもの、あるいは点火装置の回路中、
発振トランスの発振昇圧用の巻線に別の巻線を追
加して、この巻線にダイオード、抵抗、コンデン
サ等を用いて発光ダイオードを点灯させるもの等
がある。しかし前者にあつてはネオン管を使用す
るため、装置が大きくなると共にコストも高くな
ると云う欠点があり、一方後者にあつては発振ト
ランスの巻線が増加し、中間タツプを設ける等、
回路構成が複雑になると云う欠点がある。
れてきたが、1つの問題点として、この点火装置
の放電々極部分を、コンロ,レンジ等の装置内部
に設ける必要がある時に、外部から放電々極間で
火花放電が正常になされているか否かを判別でき
ないということが挙げられる。このため、従来よ
り点火装置の回路中、スイツチング素子のトリガ
素子としてネオン管を用いて、放電時、ネオン管
を点灯させるもの、あるいは点火装置の回路中、
発振トランスの発振昇圧用の巻線に別の巻線を追
加して、この巻線にダイオード、抵抗、コンデン
サ等を用いて発光ダイオードを点灯させるもの等
がある。しかし前者にあつてはネオン管を使用す
るため、装置が大きくなると共にコストも高くな
ると云う欠点があり、一方後者にあつては発振ト
ランスの巻線が増加し、中間タツプを設ける等、
回路構成が複雑になると云う欠点がある。
本考案は、上記の諸点に鑑みて、回路構成が簡
単で、小型かつ安価に、火花放電がなされている
ことを点滅表示できる点火装置を提供することを
目的とする。
単で、小型かつ安価に、火花放電がなされている
ことを点滅表示できる点火装置を提供することを
目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に従い説明する。
電源1にスイツチ2を介して、発振トランス3,
ベース抵抗4,発振用トランジスタ5からなるブ
ロツキング発振器6を設け、このブロツキング発
振器6の前記発振トランス3の二次側巻線N2
に、ダイオード7を介してスイツチング素子8と
充放電コンデンサ9を接続する。そしてこの充放
電コンデンサ9と直列に昇圧トランス10の一次
側を接続し、二次側には燃料に点火するための放
電々極11,12を設ける。
電源1にスイツチ2を介して、発振トランス3,
ベース抵抗4,発振用トランジスタ5からなるブ
ロツキング発振器6を設け、このブロツキング発
振器6の前記発振トランス3の二次側巻線N2
に、ダイオード7を介してスイツチング素子8と
充放電コンデンサ9を接続する。そしてこの充放
電コンデンサ9と直列に昇圧トランス10の一次
側を接続し、二次側には燃料に点火するための放
電々極11,12を設ける。
前記発振トランス3の入力側は、一次側巻線
N1とベース巻線Nfとからなり、一次側巻線N1に
並列に、発光ダイオード13と、この発光ダイオ
ード13の電流制限用の抵抗14と、ツエナーダ
イオード15とからなる直列回路16を結線して
いる。
N1とベース巻線Nfとからなり、一次側巻線N1に
並列に、発光ダイオード13と、この発光ダイオ
ード13の電流制限用の抵抗14と、ツエナーダ
イオード15とからなる直列回路16を結線して
いる。
また、図面上のC−A間、すなわち前記直列回
路16にかかる電圧VN1より、前記ツエナーダイ
オード15と発光ダイオード13の各々のスレツ
シヨルド電圧の和を小さく設定する。ここで、前
記電圧VN1は、図面上のC−D間電圧が、電圧V
N1と電源電圧VCCとの和であり、B−C間電圧
が、電圧VN1に一次側巻線N1と二次側巻線N2と
の巻線比nを乗じた値であるので、B−D間の前
記スイツチング素子8のブレークオーバ電圧VBO
は、 VBO=VN1×(n+1)+VCC ……(1) という関係にある。
路16にかかる電圧VN1より、前記ツエナーダイ
オード15と発光ダイオード13の各々のスレツ
シヨルド電圧の和を小さく設定する。ここで、前
記電圧VN1は、図面上のC−D間電圧が、電圧V
N1と電源電圧VCCとの和であり、B−C間電圧
が、電圧VN1に一次側巻線N1と二次側巻線N2と
の巻線比nを乗じた値であるので、B−D間の前
記スイツチング素子8のブレークオーバ電圧VBO
は、 VBO=VN1×(n+1)+VCC ……(1) という関係にある。
従つて、上記(1)式より、
VN1=(VBO−VCC)/(n+1) ……(2)
となることから、前記ツエナーダイオード15と
発光ダイオード13の各々のスレツシヨルド電圧
の和を、上記(2)式より得られる電圧VN1の値より
小さくすることは、回路設計時に定めることがで
きる。
発光ダイオード13の各々のスレツシヨルド電圧
の和を、上記(2)式より得られる電圧VN1の値より
小さくすることは、回路設計時に定めることがで
きる。
次に、上記構成の実施例の作用を説明する。
まずスイツチ2を投入すると、ブロツキング発
振器6が発振し、充放電コンデンサ9は充電され
始める。一方、発振用トランジスタ5のコレクタ
電流はベース電流より大きいため、前記発振トラ
ンス3のベース巻線Nfに発生する磁束より一次
側巻線N1に発生する磁束の方が大きく、前記ベ
ース巻線Nfの磁束を打消して、前記ベース電流
を大きくする方向に、前記ベース巻線Nfに起電
力を発生させる。しかしベース電流は抵抗4のた
め一定値に達すると飽和し、よつて前記コレクタ
電流の値も一定値になる。このコレクタ電流が一
定値になると前記ベース電流を流していた起電力
が消滅し、ベース電流とコレクタ電流が減少す
る。すると逆起電力が前記ベース巻線Nfと一次
側巻線N1に発生する。そして再び前記ベース電
流が流れ出すと、以下上記と同様の作用が繰返え
され、充放電コンデンサ9の充電々圧が高まる。
この充放電コンデンサ9の充電々圧が、スイツチ
ング素子8のブレークオーバ電圧VBO以上になる
と、スイツチング素子8がオンし充放電コンデン
サ9の電荷を、昇圧トランス10の一次側に流し
て昇圧トランス10の二側の放電々極11,12
間に火花放電を生起して燃料に点火する。この火
花放電は、スイツチ2を投入している間、前記ブ
ロツキング発振器6が発振し続けるため間欠的に
生起する。
振器6が発振し、充放電コンデンサ9は充電され
始める。一方、発振用トランジスタ5のコレクタ
電流はベース電流より大きいため、前記発振トラ
ンス3のベース巻線Nfに発生する磁束より一次
側巻線N1に発生する磁束の方が大きく、前記ベ
ース巻線Nfの磁束を打消して、前記ベース電流
を大きくする方向に、前記ベース巻線Nfに起電
力を発生させる。しかしベース電流は抵抗4のた
め一定値に達すると飽和し、よつて前記コレクタ
電流の値も一定値になる。このコレクタ電流が一
定値になると前記ベース電流を流していた起電力
が消滅し、ベース電流とコレクタ電流が減少す
る。すると逆起電力が前記ベース巻線Nfと一次
側巻線N1に発生する。そして再び前記ベース電
流が流れ出すと、以下上記と同様の作用が繰返え
され、充放電コンデンサ9の充電々圧が高まる。
この充放電コンデンサ9の充電々圧が、スイツチ
ング素子8のブレークオーバ電圧VBO以上になる
と、スイツチング素子8がオンし充放電コンデン
サ9の電荷を、昇圧トランス10の一次側に流し
て昇圧トランス10の二側の放電々極11,12
間に火花放電を生起して燃料に点火する。この火
花放電は、スイツチ2を投入している間、前記ブ
ロツキング発振器6が発振し続けるため間欠的に
生起する。
ところで、上記の火花放電時、すなわち負荷の
加わつた場合のC−A間の発生電圧波形は、第2
図に示すようになる。前記火花放電は放電周期T
で生起するが、ツエナーダイオード15と発光ダ
イオード13の各々のスレツシヨルド電圧の和V
Gより、直列回路16にかかる電圧VN1が大きく
なると発光ダイオード13は点灯する。従つて発
光ダイオード13は、前記放電周期Tの内、ツエ
ナーダイオード15と発光ダイオード13の各々
のスレツシヨルド電圧の和VGに達するまでは点
灯せず、このスレツシヨルド電圧の和VG以上に
なると点灯する。それを第2図に示すと、放電周
期TのEtの間は、発光ダイオード13が消灯し
ておりFtの間は、発光ダイオード13が点灯
し、火花放電が繰返えされる間、この発光ダイオ
ード13の点滅が繰返えされることになる。
加わつた場合のC−A間の発生電圧波形は、第2
図に示すようになる。前記火花放電は放電周期T
で生起するが、ツエナーダイオード15と発光ダ
イオード13の各々のスレツシヨルド電圧の和V
Gより、直列回路16にかかる電圧VN1が大きく
なると発光ダイオード13は点灯する。従つて発
光ダイオード13は、前記放電周期Tの内、ツエ
ナーダイオード15と発光ダイオード13の各々
のスレツシヨルド電圧の和VGに達するまでは点
灯せず、このスレツシヨルド電圧の和VG以上に
なると点灯する。それを第2図に示すと、放電周
期TのEtの間は、発光ダイオード13が消灯し
ておりFtの間は、発光ダイオード13が点灯
し、火花放電が繰返えされる間、この発光ダイオ
ード13の点滅が繰返えされることになる。
依つて、発光ダイオード13が放電周期Tの一
部で点灯するので、消費電流は、全放電周期Tに
わたり発光ダイオード13が点灯するものに比べ
少なくできる。
部で点灯するので、消費電流は、全放電周期Tに
わたり発光ダイオード13が点灯するものに比べ
少なくできる。
本考案は上述のごとく構成し、特に発振用トラ
ンジスタと、発振トランスとを用いたブロツキン
グ発振器の前記発振トランス二次側巻線に、スイ
ツチング素子と、充放電コンデンサと、放電々極
を二次側に設けた昇圧トランスを接続し、前記発
振トランスの一次側巻線に並列に、発光ダイオー
ドと、抵抗と、ツエナーダイオードとからなる直
列回路を接続したので、回路構成が簡単で、小型
かつ安価に、火花放電がなされていることを点滅
表示できる点火装置を提供できる。
ンジスタと、発振トランスとを用いたブロツキン
グ発振器の前記発振トランス二次側巻線に、スイ
ツチング素子と、充放電コンデンサと、放電々極
を二次側に設けた昇圧トランスを接続し、前記発
振トランスの一次側巻線に並列に、発光ダイオー
ドと、抵抗と、ツエナーダイオードとからなる直
列回路を接続したので、回路構成が簡単で、小型
かつ安価に、火花放電がなされていることを点滅
表示できる点火装置を提供できる。
第1図は本考案の実施例の電気回路図、第2図
は同実施例の要部の電圧波形を示す図である。 3……発振トランス、5……発振用トランジス
タ、6……ブロツキング発振器、8……スイツチ
ング素子、9……充放電コンデンサ、10……昇
圧トランス、11,12……放電々極、13……
発光ダイオード、14……抵抗、15……ツエナ
ーダイオード、N1……発振トランスの一次側巻
線、N2……発振トランスの二次側巻線。
は同実施例の要部の電圧波形を示す図である。 3……発振トランス、5……発振用トランジス
タ、6……ブロツキング発振器、8……スイツチ
ング素子、9……充放電コンデンサ、10……昇
圧トランス、11,12……放電々極、13……
発光ダイオード、14……抵抗、15……ツエナ
ーダイオード、N1……発振トランスの一次側巻
線、N2……発振トランスの二次側巻線。
Claims (1)
- 発振用トランジスタ5と、発振トランス3とを
用いたブロツキング発振器6の前記発振トランス
3二次側巻線N2に、スイツチング素子8と、充
放電コンデンサ9と、放電々極11,12を二次
側に設けた昇圧トランス10とを接続し、前記発
振トランス3の一次側巻線N1に並列に、発光ダ
イオード13と、抵抗14と、ツエナーダイオー
ド15とからなる直列回路16を接続したことを
特徴とする点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13807282U JPS5942462U (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13807282U JPS5942462U (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5942462U JPS5942462U (ja) | 1984-03-19 |
JPS6133420Y2 true JPS6133420Y2 (ja) | 1986-09-30 |
Family
ID=30309921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13807282U Granted JPS5942462U (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942462U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5991887B2 (ja) * | 2012-09-04 | 2016-09-14 | アール・ビー・コントロールズ株式会社 | 点火装置 |
-
1982
- 1982-09-10 JP JP13807282U patent/JPS5942462U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5942462U (ja) | 1984-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6133420Y2 (ja) | ||
JPH09322563A (ja) | 高圧発生装置 | |
JP3210690B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPS5834550Y2 (ja) | 標識灯 | |
JPS6319591Y2 (ja) | ||
JPH0144942Y2 (ja) | ||
JPH0364711B2 (ja) | ||
KR0136284Y1 (ko) | 고압트리거 펄스발생용 회로 | |
KR0176646B1 (ko) | 중첩승압형 고전압 트리거 펄스발생회로 | |
JPS5918637Y2 (ja) | 連続閃光放電灯 | |
SU600749A1 (ru) | Устройство дл зажигани и питани газоразр дной импульсной лампы | |
KR0128022Y1 (ko) | 카메라용 스트로보 발진제어장치 | |
JPH0144943Y2 (ja) | ||
JPH05688Y2 (ja) | ||
JPS6330053Y2 (ja) | ||
JPS6021658Y2 (ja) | 複数火花点火装置 | |
JPS6319733Y2 (ja) | ||
JPS6330052Y2 (ja) | ||
JPS6311482Y2 (ja) | ||
JPS6129199Y2 (ja) | ||
JPS6248967A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
KR900004051Y1 (ko) | 보일라용 점화 장치 | |
JPH0722603Y2 (ja) | 点火装置 | |
JPS5813600Y2 (ja) | 直流−直流変換回路 | |
JPS61259239A (ja) | 写真用電子閃光装置 |