JP2722595B2 - 電子閃光装置 - Google Patents

電子閃光装置

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JP2722595B2 JP1021840A JP2184089A JP2722595B2 JP 2722595 B2 JP2722595 B2 JP 2722595B2 JP 1021840 A JP1021840 A JP 1021840A JP 2184089 A JP2184089 A JP 2184089A JP 2722595 B2 JP2722595 B2 JP 2722595B2
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    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/30Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp
    • H05B41/32Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp for single flash operation

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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、高速連続発光が可能な電子閃光装置に関す
る。
B.従来の技術 第7図は電子閃光装置の従来例を示す。電源ラインl
11と接地ラインl12間には、キセノン放電管などの閃光
放電管XeとメインサイリスタSCR11とが直列接続され、
閃光放電管Xeのトリガ電極とカソード電極にはトリガト
ランスTの2次側が接続されている。このトリガトラン
スTはトリガコンデンサC11とともにトリガ回路TCを構
成する。トリガ回路TCには、ラインl13を介してゲート
に入力するトリガ信号によって導通するトリガサイリス
タSCR12が接続されている。また、転流コンデンサC12と
転流サイリスタSCR13とを有する周知の転流回路CCも設
けられている。
不図示のメインコンデンサ、トリガコンデンサC11お
よび転流コンデンサC12が充電されている状態でトリガ
サイリスタSCR12が閉じると、トリガトランスTの2次
側コイルに高電圧が発生し、閃光放電管Xeのトリガ電極
とカソード電極間に高電圧が印加される。これにより、
閃光放電管Xeは、不図示のメインコンデンサの電荷によ
り放電し発光を開始するが、この時点ではメインサイリ
スタSCR11が非導通であり十分な発光には至らない。
このとき、メインサイリスタSCR11のアノードと閃光
放電管Xeのカソード,抵抗R11および転流コンデンサC12
の接続転(以後K点と呼ぶ)の電位が上昇する。K点の
電位の上昇はそのまま転流コンデンサC12のもう一方の
端子(以後L点と呼ぶ)の電位も上昇させる。このL点
の電位の上昇はさらにコンデンサC13のもう一方の端子
(コンデンサC13と抵抗R12の接続点)の電位も上昇さ
せ、抵抗R12を介してラインl14を通してメインサイリス
タSCR11のゲートに伝達される。これによってメインサ
イリスタSCR11が導通し、閃光放電管Xeが本発光を開始
する。
この本発明と同時に不図示の測光系が測光を開始し、
予め設定された光量になった時点でラインl15に発光停
止信号が出力される。この発光停止信号を受けて転流サ
イリスタSCR13は導通し、周知の転流動作によってメイ
ンサイリスタSCR11が逆バイアスされ閃光放電管Xeの発
光が停止する。
ここで、毎回の発光量は、ラインl13に発光開始信号
を入力してからラインl15に発光停止信号が入力される
までの時間で決定される。すなわち閃光放電管Xeの発光
量を少なくしたい場合には発光開始信号を入力してから
発光停止信号が入力されるまでの時間が短くなるように
設定し、発光量を増やしたい場合には発光開始信号を入
力してから発光停止信号が入力されるまでの時間を長く
なるように設定すればよい。
C.発明が解決しようとする課題 しかしながら、少ない発光量で連続的に発光させたい
場合には、発光開始信号の入力間隔を短くすればよい
が、次の理由によりあまり早くすることはできない。
トリガ回路TCを構成するトリガコンデンサC11の充電
抵抗R13の値が比較的大きいため、発光間隔を短くしよ
うとするとトリガコンデンサC11の充電が間に合わなく
なる。このため、サイリスタSCR12がオンしてもトリガ
コンデンサC11に電荷が蓄えられず閃光放電管Xeにトリ
ガ電圧を印加できない。そこで、発光間隔を短くするた
めにトリガコンデンサC11の充電抵抗R13の抵抗値を小さ
くすればよいが、トリガサイリスタSCR12の保持電流と
の関係から下限値が制限される。したがって、このよう
な従来の回路方式では、毎回の発光量は制御できるが、
高速で連続発光するのが難しいという問題がある。
本発明の技術的課題は、毎回の発光量の制御と高速連
続発光制御とを従来と同等の回路構成で実現することに
ある。
D.課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図により本発明を説明すると、本
発明は次の構成により上述の技術的課題を解決する。
電源ラインl1と接地ラインl2との間に介装された閃光
放電管Xeと、電源により充電されて閃光放電管Xeを発光
させる電荷を蓄積する主コンデンサC1と、少なくともト
リガコンデンサC2とトリガトランスTとを有し閃光放電
管Xeにトリガ電圧を印加するトリガ回路TCと、閃光放電
管Xeと直列に接続され発光起動信号により導通すると電
源ラインl1から接地ラインl2方向へのみ電流を流し、発
光起動信号が消滅した後で逆バイアスされると非導通と
なる第1のスイッチング素子SCR1と、発光開始信号を受
けトリガ回路TCの作動を開始させる第2のスイッチング
素子SCR2とを有する。また、閃光放電管Xeと第1のスイ
ッチング素子SCR1との接続点に接続され発光電流により
充電されるときには閃光放電管Xeの発光量を規定する発
光量制御用コンデンサC3と、この発光量制御用コンデン
サC3とLC共振回路LCを形成しかつこのLC共振回路LCが第
1のスイッチング素子SCR1と閉ループを形成するように
接続されるコイルL2と、第1のタイミングで発光起動信
号を出力するとともに、その後の第2のタイミングで発
光開始信号を出力する信号生成手段FCC,FSCとを具備す
るとともに、LC共振回路LCの共振動作時にトリガコンデ
ンサC2を充電するようにLC共振回路LCとトリガコンデン
サC2とを接続する。さらに、第2のタイミングを、発光
起動信号により第1のスイッチング素子SCR1が導通して
LC共振回路LCが共振し閃光放電管Xeと第1のスイッチン
グ素子SCR1との間の電圧が負電位になって第1のスイッ
チング素子SCR1が逆バイアスされた後に設定する。
E.作用 発光に先立って第1のタイミングで信号生成手段から
発光起動信号を第1のスイッチング素子SCR1に送出する
と、第1のスイッチング素子SCR1が導通しLC共振回路LC
が共振動作を開始する。この共振動作によりトリガコン
デンサC2が充電される。今、この共振動作時に発光起動
信号が消滅していれば、上記共振動作により閃光放電管
Xeのカソードと第1のスイッチング素子SCR1との接続点
が負電位になるタイミングで第1のスイッチング素子SC
R1が非導通となる。このタイミングの少なくとも後の第
2のタイミングで発光開始信号が信号生成手段から第2
のスイッチング素子SCR2に送られるとトリガ回路TCが動
作して閃光放電管Xeにトリガ電圧が印加されて発光が開
始する。
したがって、発光に先立ってトリガコンデンサC2が充
電されるので高速連続発光が可能となる。発光起動信号
をLC共振時にも送出しておけばフル発光する。
なお、本発明の構成を説明する上記D項およびE項で
は、本発明を分かり易くするために実施例の図を用いた
が、これにより本発明が実施例に限定されるものではな
い。
F.実施例 第1図〜第3図により本発明の電子閃光装置の一実施
例を説明する。
第1図において、Eは電池等から成る電子閃光装置の
低圧電源、SW1は電源スイッチ、DCはDC−DCコンバータ
であり、電源スイッチSW1を閉成するとDC−DCコンバー
タDCは昇圧動作を開始し、その高電圧出力がダイオード
D1を介しコイルL1を通って主コンデンサC1に流れ、それ
により閃光発光のためのエネルギーを充電する。
電源ラインl1と接地ラインl2との間には閃光放電管Xe
が接続され、これに直列に一方向性のスイッチング素子
としてメインサイリスタSCR1が接続されている。このメ
インサイリスタSCR1のゲートは抵抗R6を介してラインl3
によって発光制御回路FCCと接続され、この発光制御回
路FCCから発光起動信号が伝達される。
トリガ回路TCは、抵抗R2,トリガコンデンサC2,トリガ
トランスTで構成され、トリガトランスTの2次巻線の
両端が、閃光放電管Xeのトリガ電極と接地ラインl2間に
接続されている。トリガコンデンサC2は後述するLC共振
回路LCの動作によって発光に先立って充電される。
閃光放電管Xeのカソード電極とメインサイリスタSCR1
との接続点には発光量を制御する発光量制御用コンデン
サC3が接続され、このコンデンサC3の他端と接地ライン
l2間にはコイルL2が接続され、LC共振回路LCを構成して
いる。コンデンサC3とコイルL2の接続点にはダイオード
D3を介してトリガ回路TCの抵抗R2が接続されるととも
に、ダイオードD4を介して発光開始信号制御回路FSCに
接続される。
発光開始信号制御回路FSCは、ダイオードD4,D5、抵抗
R3〜R5、ツェナーダイオードD6、コンデンサC4、および
PNPトランジスタQから成る。トランジスタQのベース
は、抵抗R3とダイオードD5との接続点に接続され、エミ
ッタはダイオードD5のカソードに接続され、コレクタ
は、ラインl4によってトリガ回路起動用サイリスタSCR2
のゲート抵抗R7を介して接続されている。
発光制御回路FCCは、例えばカメラ本体側に設けられ
て発光形態,連続発光回数の決定等を行うもので、スイ
ッチSW2〜SW4が接続されている。スイッチSW2は、発光
を開始させるための発光開始スイッチ、スイッチSW3
は、閃光放電管Xeの発光時間を決める発光時間制御スイ
ッチであり、本実施例においては、“a"に切換えると発
光時間が短く閃光放電管Xeの発光はパルス発光となり、
“b"に切換えると発光時間が長く閃光放電管Xeの発光は
フル発光となる。またスイッチSW4は、発光開始スイッ
チSW2が1回オンするごとの発光回数を決めるための発
光回数制御スイッチであり、本実施例においては、“a"
に切換えると1回、“b"に切換えると2回、“c"に切換
えると4回、“d"に切換えると8回の連続発光を行うよ
う構成されている。
なお、第1図中、R8〜R10は抵抗、C5,C6はコンデン
サ、D7はダイオードである。
このように構成された本装置の動作は以下の通りであ
る。
電源SW1の閉性によってDC−DCコンバータDCの動作が
開始され、整流ダイオードD1,ダイオードD7,コイルL1を
介してメインコンデンサC1が充電される。また同時に発
光光量制御用コンデンサC3も抵抗R10,コイルL2を通して
充電される。
この状態で発光開始スイッチSW2が閉成されると、第
2図(g)に示すとおりラインl3には図示された発光起
動信号が時刻t0で出力される。この発光起動信号は抵抗
R6を介してメインサイリスタSCR1のゲートに伝達され、
メインサイリスタSCR1が導通する。
メインサイリスタSCR1の導通によってそのアノードの
電位つまり接続点Aの電位は、第2図(a)に示すよう
に、時点toでVccH→O(ほぼ接地電位)に変化する。ま
たメインサイリスタSCR1の導通によって、コンデンサC3
とコイルL2との接続点Bの電位は、コンデンサC3,メイ
ンサイリスタSCR1,コイルL2の閉ループによるLC共振に
よって、第2図(b)に示すように時刻t0→t1→t2のよ
うに変化する。このB点にはダイオードD3,D4のアノー
ドが接続されており、正電位となる時刻t1→t2の間だけ
ダイオードD3,D4に電流が流れる。その結果、ダイオー
ドD3を介してトリガコンデンサC2が、ダイオードD4を介
してコンデンサC4がそれぞれ時刻t1→t2の間において第
2図(c)および(e)のように充電される。
ここで、発光時間制御スイッチSW3は、第1図に示す
ように“a"切換わっているので、ラインl3に出力される
発光起動信号の出力時間は、第2図(g)に示すよう
に、時刻t0〜t3間の時間よりも短い出力となる。
一方、コンデンサC3は、時刻t0〜t2において、上述し
たLC共振によるB点の電圧変化により−VccH→+VccHま
で逆充電される。こ逆充電時間Tは となる(ここで、LはコイルL2のインダクタンス,Cはコ
ンデンサC3の容量)。
この後、LC共振によって反対の方向に電流は流れよう
とするが、メインサイリスタSCR1が一方向性素子である
ため電流は流れず、B点の電位は第2図(b)に示すよ
うに、時刻t2において不連続に変化する。これによりA
点の電位も、第2図(a)に示すように、時刻t3で同様
に不連続に変化して時刻t2で−VccHとなる。このように
して、A点が負電圧になるとメインサイリスタSCR1のア
ノード・カソード間が逆バイアスされ、メインサイリス
タSCR1が非導通となる。
以上の動作で閃光放電管Xeのパルス発光のための準備
が完了する。この状態でトリガサイリスタSCR2のゲート
にラインl4を介して発光開始信号を入力すれば閃光放電
管Xeが発光する。この発光はコンデンサC3が発光に伴い
充電され、放電管Xeの両端の電位差が零になるまで継続
される。
ラインl4から発光開始信号を出力したときの動作を詳
しく説明する。
第1図において、ダイオードD4と抵抗R3との接続点D
点はB点とダイオードD4とをはさむ位置にあり、B点が
正の電位のときだけD点にその電位が伝達され、第2図
(d)のように時刻t1〜t2間で電圧が立上がる。ここ
で、このD点の高電圧はツェナダイオードD6で所定の低
電圧に変換され、これによりコンデンサC4が充電され
る。すなわち、コンデンサC4はダイオード5を介して第
2図(e)に示すように時刻t1→t2の間に充電される。
この充電電荷は後述するラインl4から発光開始信号のエ
ネルギとなる。
ここで、少なくとも時刻t1→t2の期間中にトランジス
タQから発光開始信号が出力されてはいけない。そのた
め、ダイオードD5を設けて発光起動信号が出力される時
刻t0からメインサイリスタSCR1のアノードが負電圧にな
る時刻t2までトランジスタQのベースとエミッタを逆バ
イアスしている。
なお第2図において、時刻t2以降しばらくの間B点の
電位がOVであるにもかかわらずラインl4から発光開始信
号が出力されないのは、トランジスタQ等によるオフか
らオンへの遅れのためである。
その後時刻t21でトランジスタQがオンすると、ライ
ンl4,抵抗R7を介してトリガサイリスタSCR2のゲートに
発光開始信号(第2図(f))が伝達され、トリガサイ
リスタSCR2が導通する。これにより、トリガコンデンサ
C2の電荷がトリガコンデンサC2→トリガサイリスタSCR2
→トリガトランスTの1次側コイルのループで放電さ
れ、トリガトランスTの2次側コイルから閃光放電管Xe
にトリガ電圧が印加され、閃光放電管Xeが発光を開始す
る。
このとき既にメインサイリスタSCR1は時刻t2で非導通
となっているので、閃光放電管Xeを流れる発光電流はコ
ンデンサC3を充電する。そのため充電が終了すると発光
電流の流通経路がなくなり発光は停止する。このこと
は、連続発光の1回の発光量はコンデンサC3の容量によ
って決定されることを意味する。
このようにコンデンサC3には、次回の発光準備に必要
な、換言するとLC共振するのに必要なエネルギーが発光
電流によって急速充電され、また上述したようにLC共振
によってトリガコンデンサC2が発光に先立って充電され
るので、本回路方式によれば高速連続発光が可能とな
る。
なお、閃光放電管Xeが発光を開始すると、第1図B点
の電位は、第2図(b)の時刻t3→t4以降のように変化
する。このとき、B点の電位の上昇に伴ってトランジス
タQのベース・エミッタ間が逆バイアスされ発光開始信
号は停止する(第2図(f)の時刻t3〜t4)。
また第2図(f)に示すように時刻t4以降再び発光開
始信号が出力されているが、第2図(c)の時刻t3以降
は、第1図のトリガサイリスタSCR2が第2図の時刻t3
t4間導通してトリガコンデンサC2の電荷は蓄えられない
ため、時刻t4で再び発光開始信号が出力しても閃光放電
管Xeにトリガ電圧が印加されず、発光することはない。
以上で1回の発光動作が終了するが、第1図に示すよ
うに発光回数制御スイッチSW4を“b"に切換えておく
と、時刻t4以後、再度、ラインl3に発光起動信号が出力
されて上述と同様に発光する。
次に、発光時間制御スイッチSW3を“b"に切換えた場
合、すなわち発光時間を長く設定した場合(閃光放電管
Xeはフル発光する)について第3図のタイムチャートに
より説明する。
前述のパルス発光と同様に、発光開始スイッチSW2の
閉成によってラインl3に発光起動信号が出力される。こ
こで前述のパルス発光と異なる点は、第3図(g)に示
すように、時刻t0で立上がる発光起動信号は時刻t3を越
えて時刻t6で立ち下がる点である。また時刻t0〜t3まで
の動作は上述したのと全く同一であるが、閃光放電管Xe
の発光が始まった時刻t3で依然として発光起動信号が立
上がっているのでメインサイリスタSCR1が導通している
点が異なる。したがって、メインサイリスタSCR1が導通
の状態で閃光放電管Xeが発光して発光電流が流れるため
フル発光する。その他の詳細動作についてはパルス発光
の場合と同一であり省略する。
第4図は変形実施例を示し、発光開始信号制御回路FS
CのPNPトランジスタをNPNトランジスタで構成したもの
である。
第4図において、R31,R32,R33は抵抗、Q31,Q32はNPN
トランジスタであり、その他は第1図で示したのと同様
である。このような構成においても、各点A〜Eの電位
の変化は第2図および第3図に示したものと同様であ
り、また、ラインl4に出力される発光開始信号の立上り
波形なども同様である。
第5図は他の実施例を示す。すなわち、第1図の発光
開始信号制御回路FSCを廃止して、ラインl3からの発光
起動信号が直接入力される遅延回路DCを設け、ラインl3
に発光起動信号が立ち上がった後の (LはコイルL1のインダクタンス,CはコンデンサC3の容
量)秒経過後にラインl4′に発光開始信号を出力するよ
うにしてもよい。
ラインl3に発光起動信号が出力されると、遅延回路DC
は、発光起動信号の立上り(第6図の時刻ta)でタイマ
ー動作を開始し、時刻tbにラインl4′に発光開始信号を
出力する。ここで、遅延回路DCは、時刻ta〜tb間の時間 の関係を満足する必要がある。その他の動作は先の説明
と同様であり説明を省略する。なお、遅延回路DCを第1
図に示す発光制御回路FCC中に設けてもよい。
G.発明の効果 本発明によれば、直列接続された閃光放電管と一方向
性スイッチング素子との接続点にLC共振回路を接続し、
まずこの一方向性スイッチング素子を導通させてLC共振
回路を動作させ、その動作によってトリガコンデンサを
充電するとともに一方向性スイッチング素子を非導通と
し、その後にトリガ回路を起動して閃光放電管にトリガ
電圧を印加するように構成したので、トリガコンデンサ
が発光前準備のLC共振で充電されるので高速で連続発光
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は一実施例を説明するもので、第1図は
全体構成を示す回路図、第2図は連続発光時のタイムチ
ャート、第3図はフル発光時のタイムチャートである。 第4図は変形実施例を示す要部回路図である。 第5図および第6図は他の実施例を説明するもので、第
5図は要部回路図、第6図はそのタイムチャートであ
る。 第7図は従来例を示す要部回路図である。 C1:メインコンデンサ C2:トリガコンデンサ C3:発光量制御用コンデンサ D1〜D5:ダイオード D6:ツェナーダイオード L1,L2:コイル Xe:閃光放電管 Q:トランジスタ TC:トリガ回路 SCR1:メインサイリスタ SCR2:トリガサイリスタ FSC:発光開始信号制御回路 FCC:発光制御回路、LC:LC共振回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源ラインと接地ラインとの間に介装され
    た閃光放電管と、 電源により充電されて前記閃光放電管を発光させる電荷
    を蓄積する主コンデンサと、 少なくともトリガコンデンサとトリガトランスとを有し
    前記閃光放電管にトリガ電圧を印加するトリガ回路と、 前記閃光放電管と直列に接続され発光起動信号により導
    通すると電源ラインから接地ライン方向へのみ電流を流
    し、発光起動信号が消滅した後で逆バイアスされると非
    導通となる第1のスイッチング素子と、 発光開始信号を受け前記トリガ回路の作動を開始させる
    第2のスイッチング素子と、 前記閃光放電管と前記第1のスイッチング素子との接続
    点に接続され発光電流により充電されるときには前記閃
    光放電管の発光量を規定する発光量制御用コンデンサ
    と、 この発光量制御用コンデンサとLC共振回路を形成しかつ
    このLC共振回路が前記第1のスイッチング素子と閉ルー
    プを形成するように接続されるコイルと、 第1のタイミングで前記発光起動信号を出力するととも
    に、その後の第2のタイミングで発光開始信号を出力す
    る信号生成手段とを具備し、 前記LC共振回路の共振動作時に前記トリガコンデンサを
    充電するようにLC共振回路とトリガコンデンサとを接続
    し、 前記第2のタイミングは、前記発光起動信号により前記
    第1のスイッチング素子が導通して前記LC共振回路が共
    振し前記閃光放電管と第1のスイッチング素子との間の
    電圧が負電位になって前記第1のスイッチング素子が逆
    バイアスされた後であることを特徴とする電子閃光装
    置。
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