JPS6333278B2 - - Google Patents
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- JPS6333278B2 JPS6333278B2 JP11417680A JP11417680A JPS6333278B2 JP S6333278 B2 JPS6333278 B2 JP S6333278B2 JP 11417680 A JP11417680 A JP 11417680A JP 11417680 A JP11417680 A JP 11417680A JP S6333278 B2 JPS6333278 B2 JP S6333278B2
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- capacitor
- thyristor
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- discharge
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Links
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- 101150105073 SCR1 gene Proteins 0.000 description 1
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Landscapes
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばストロボに使用される放電管
の駆動回路に関し、特に放電管の放電流量を制御
してその発光量を制御する駆動回路に関する。
の駆動回路に関し、特に放電管の放電流量を制御
してその発光量を制御する駆動回路に関する。
従来の電流遮断式調光ストロボ駆動回路は、そ
の構成図を第1図に示すように、2つのSCRと
転流用コンデンサとによるフリツプ・フロツプ式
のものが一般的である。第1図において端子1お
よび2はVDCなる直流電圧が供給される電源端
子、3はコンデンサ、4は電流制限用インダクタ
ンス、5はインダクタ4の逆起電力吸収用ダイオ
ード、そして6はXe(キセレン)放電管であり、
端子6a,6bは主放電電極端子、6cは補助用
トリガ電極端子で、これはトリガ用昇圧トラレス
の2次巻線7に接続される。また、8はXeラン
プ管を駆動し放電電流を制御するSCR、9は転
流用コンデンサで抵抗13、転流用SCR17と
でフリツプ・フロツプ回路を構成している。コン
デンサ10、抵抗11,12はSCR8のトリガ
信号供給回路を構成し、また、抵抗14は抵抗1
3と共に転流用コンデンサ9を充電する充電抵抗
である。又、抵抗14の両端には抵抗15、コン
デンサ16の直列回路が接続されている。
の構成図を第1図に示すように、2つのSCRと
転流用コンデンサとによるフリツプ・フロツプ式
のものが一般的である。第1図において端子1お
よび2はVDCなる直流電圧が供給される電源端
子、3はコンデンサ、4は電流制限用インダクタ
ンス、5はインダクタ4の逆起電力吸収用ダイオ
ード、そして6はXe(キセレン)放電管であり、
端子6a,6bは主放電電極端子、6cは補助用
トリガ電極端子で、これはトリガ用昇圧トラレス
の2次巻線7に接続される。また、8はXeラン
プ管を駆動し放電電流を制御するSCR、9は転
流用コンデンサで抵抗13、転流用SCR17と
でフリツプ・フロツプ回路を構成している。コン
デンサ10、抵抗11,12はSCR8のトリガ
信号供給回路を構成し、また、抵抗14は抵抗1
3と共に転流用コンデンサ9を充電する充電抵抗
である。又、抵抗14の両端には抵抗15、コン
デンサ16の直列回路が接続されている。
かかる回路構成の動作を第2図の電圧、電流波
形を用いて説明する。Xeランプ管は、補助トリ
ガ電極6cに第2図aの如くVcなるトリガ用高
圧パルスが2次巻線7により印加されると放電し
端子6a,6b間は短絡に近い低インピーダンス
になる。これにより、SCR17の両端には、抵
抗13,14を介してほぼ直流電圧VDCまで充電
された転流用コンデンサ9の両端電圧に、さらに
直流電圧VDCが加算された約2VDCが瞬時に同図b
のように印加される。この電圧変動はコンデンサ
10、抵抗11および12からなる微分回路によ
りSCR8のゲートにトリガ信号して供給される。
これによつてSCR8は導通してその両端電圧Va
は同図bのよう変化し、その導通によつてXeラ
ンプ管は同図cのようにiaなる大きなパルス電流
を放電し発光する。このようにしてXeランプ管
6が発光放電している状態で、転流用SCR17
のゲートにパルス18を供給してこれを導通させ
ると、同図eのような電流ibが流れてその両端電
圧Vbは同図bのようになり、よつてSCR8はそ
のアノード・カソード間に逆方向に転流用コンデ
ンサ9から充電電圧の印加を受けて阻止状態にス
イツチする。その結果、Xeランプ管の放電電流
も同図cのように遮断されて発光は停止する。か
かる回路動作から明らからように、Xeランプ管
の発光量を転流用SCR17のゲート信号18で
制御するのである。
形を用いて説明する。Xeランプ管は、補助トリ
ガ電極6cに第2図aの如くVcなるトリガ用高
圧パルスが2次巻線7により印加されると放電し
端子6a,6b間は短絡に近い低インピーダンス
になる。これにより、SCR17の両端には、抵
抗13,14を介してほぼ直流電圧VDCまで充電
された転流用コンデンサ9の両端電圧に、さらに
直流電圧VDCが加算された約2VDCが瞬時に同図b
のように印加される。この電圧変動はコンデンサ
10、抵抗11および12からなる微分回路によ
りSCR8のゲートにトリガ信号して供給される。
これによつてSCR8は導通してその両端電圧Va
は同図bのよう変化し、その導通によつてXeラ
ンプ管は同図cのようにiaなる大きなパルス電流
を放電し発光する。このようにしてXeランプ管
6が発光放電している状態で、転流用SCR17
のゲートにパルス18を供給してこれを導通させ
ると、同図eのような電流ibが流れてその両端電
圧Vbは同図bのようになり、よつてSCR8はそ
のアノード・カソード間に逆方向に転流用コンデ
ンサ9から充電電圧の印加を受けて阻止状態にス
イツチする。その結果、Xeランプ管の放電電流
も同図cのように遮断されて発光は停止する。か
かる回路動作から明らからように、Xeランプ管
の発光量を転流用SCR17のゲート信号18で
制御するのである。
しかしながら、かかる駆動回路では以下に示す
ような欠点があつた。即ち、Xeランプ管6の駆
動用SCR8を動作させるために、抵抗11,1
2およびコンデンサ10で成るトリガ回路が必要
となつて部品点数が多くなり、さらにそのトリガ
が方法としては転流コンデンサ9のXeランプ管
6の放電による両端電圧変化を利用して行なつて
おり、このために転流SCR17に直流電源の2
倍以上の耐圧を持つ素子が必要となつて高価にな
つてしまう。しかも、特にストロボ用の機種では
次の発光までの期間をできるだけ短かくする必要
があると共にその大きさや価格から転流コンデン
サ9の容量をできる限り小さくする必要があり、
そのために転流ターンオフ時間の短い転流SCR
17が必要となる。かつまた、この転流SCR1
7としては、第2図のaに示すように転流ターン
オフ後のアノード・カソード間に印加される回路
の直流電圧上昇率(dv/dt)が極めて大きいた
め、臨界オフ電圧上昇率耐量の高いものが必要と
なつて非常に高価なものとなる。
ような欠点があつた。即ち、Xeランプ管6の駆
動用SCR8を動作させるために、抵抗11,1
2およびコンデンサ10で成るトリガ回路が必要
となつて部品点数が多くなり、さらにそのトリガ
が方法としては転流コンデンサ9のXeランプ管
6の放電による両端電圧変化を利用して行なつて
おり、このために転流SCR17に直流電源の2
倍以上の耐圧を持つ素子が必要となつて高価にな
つてしまう。しかも、特にストロボ用の機種では
次の発光までの期間をできるだけ短かくする必要
があると共にその大きさや価格から転流コンデン
サ9の容量をできる限り小さくする必要があり、
そのために転流ターンオフ時間の短い転流SCR
17が必要となる。かつまた、この転流SCR1
7としては、第2図のaに示すように転流ターン
オフ後のアノード・カソード間に印加される回路
の直流電圧上昇率(dv/dt)が極めて大きいた
め、臨界オフ電圧上昇率耐量の高いものが必要と
なつて非常に高価なものとなる。
本発明の目的は、かかる欠点を解消し、部品点
数を少なくしてかつ要求される動作特性を満足し
た安価な放電管駆動回路を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明はターンオ
フ時間が非常に短く、かつ導通のためのトリガ信
号を必要としない電界的にON、OFFが制御され
るサイリスタを使用し、これに放電管を直列接続
すると共に、そのサイリスタのゲート・カソード
間に閉回路の形成によつてゲート・カソード間を
逆バイアスにする回路を挿入したことを特徴とす
る。
数を少なくしてかつ要求される動作特性を満足し
た安価な放電管駆動回路を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明はターンオ
フ時間が非常に短く、かつ導通のためのトリガ信
号を必要としない電界的にON、OFFが制御され
るサイリスタを使用し、これに放電管を直列接続
すると共に、そのサイリスタのゲート・カソード
間に閉回路の形成によつてゲート・カソード間を
逆バイアスにする回路を挿入したことを特徴とす
る。
以下、図面により本発明の実施例を詳細に説明
する。
する。
第3図は本発明の基本回路を示すもので、19
が電界的にON、OFFが制御されるサイリスタ
(以下、単に電界制御サイリスタという)で19
a,19bおよび19cはそれぞれアノード、カ
ソードおよびゲート電極を表わす。20,21お
よび22はXeランプ管6に並列接続され、電界
制御サイリスタ19を介して充電されて直流電圧
を作るコンデンサ、抵抗および整流用ダイオード
をそれぞれ示す。23は電界制御サイリスタ19
のゲート・カソード間19c,19bに接続され
たバイアス用抵抗で、スイツチ24は接点の導通
によつてコンデンサ20の直流電圧を電界制御サ
イリスタ19のゲート・カソード間に逆方向に印
加される。
が電界的にON、OFFが制御されるサイリスタ
(以下、単に電界制御サイリスタという)で19
a,19bおよび19cはそれぞれアノード、カ
ソードおよびゲート電極を表わす。20,21お
よび22はXeランプ管6に並列接続され、電界
制御サイリスタ19を介して充電されて直流電圧
を作るコンデンサ、抵抗および整流用ダイオード
をそれぞれ示す。23は電界制御サイリスタ19
のゲート・カソード間19c,19bに接続され
たバイアス用抵抗で、スイツチ24は接点の導通
によつてコンデンサ20の直流電圧を電界制御サ
イリスタ19のゲート・カソード間に逆方向に印
加される。
かかる動作を説明する前にこの電界的に、
ON、OFFが制されるサイリスタについて説明す
る。この基本構造は第4図a,bに示すように、
アノード・カソード間19a,19b順方向は、
同図aのようにゲート・オープンまたはゲート・
カソード間同電位状態のときはダイオードの順方
向特性と同様であり、電源2bによつて順バイア
ス印加することによりアノード電流28が流れて
導通状態にある。阻止状態にスイツチするには、
ゲート・カソード間19c,19bにスイツチ2
4の閉によつて電源25からの逆バイアス電圧を
印加すれば、同図bのごとく空乏層29が拡がつ
て遮断とすることができる。等価的にNチヤンネ
ル型FETのゲート・ソース間を逆バイアスする
ことでアノード電流28を遮断するものである。
ON、OFFが制されるサイリスタについて説明す
る。この基本構造は第4図a,bに示すように、
アノード・カソード間19a,19b順方向は、
同図aのようにゲート・オープンまたはゲート・
カソード間同電位状態のときはダイオードの順方
向特性と同様であり、電源2bによつて順バイア
ス印加することによりアノード電流28が流れて
導通状態にある。阻止状態にスイツチするには、
ゲート・カソード間19c,19bにスイツチ2
4の閉によつて電源25からの逆バイアス電圧を
印加すれば、同図bのごとく空乏層29が拡がつ
て遮断とすることができる。等価的にNチヤンネ
ル型FETのゲート・ソース間を逆バイアスする
ことでアノード電流28を遮断するものである。
次に、第3図の基本回路動作について詳細に説
明すると、スイツチ24が開放状態でかつ回路に
VDCなる直流電圧が印加されると、電界制御サイ
リスタ19のアノード・カソード間19a,19
bは第4図で示したようにダイオードの順方向特
性であり、アノード電流はXeランプ管がカツト
オフ状態であるために抵抗21、ダイオード22
を介してコンデンサ20の充電電流として流れ、
コンデンサをほぼ直流電圧VDCまで充電アツプす
る。コンデンサ20の充電電圧がVDCに達すると
電界制御サイリスタ19のアノード電流はほとん
ど零となるが、アノード・カソード間はダイオー
ドの順方向特性であることには変わりがない。よ
つて次にXeランプ管を昇圧トランスの2次巻線
7を介してトリガすれば放電電流は、コンデンサ
3→電流制御用インダクタンスコイル4→電界制
御サイリスタ19→Xeランプ管6と流れて発光
する。このとき、コンデンサ20の放電電流はダ
イオード22の逆方向特性によりブロツクされる
ので電荷の放出は行なわれない。Xeランプ管6
が放電し発光している状態でスイツチ24を閉じ
ると、コンデンサ20の電荷は抵抗23を介し放
出され、これによつて、電界制御サイリスタ19
のゲート・カソード間19c,19b間にはこれ
を逆バイアスするような極性方向に電圧が印加さ
れる。従つて、電界制御サイリスタ19はこのゲ
ート・カソード間への逆印加電圧により、アノー
ド・カソード間はダイオードの順方向特性から高
インピーダンス状態、即ちオフ状態にスイツチさ
れる。この結果Xeランプ管の放電電流は遮断さ
れて発光も停止する。6はその性質から一度所定
時間以上放電がストツプすると、再び補助ゲート
電極6cが高パルストリガ電圧を印加しない限り
直流電圧VDCが印加されても放電発光は起こらな
い。つまり、Xe管6の放電機能が完全に停止す
るまでの時間だけ電界制御サイリスタゲート・カ
ソード間を逆バイアスしてオフ状態に維持してお
けば良く、この時間は、コンデンサ20、抵抗2
3の定数値とスイツチ24の閉時間で決定され
る。このようにしてXeランプ管6が元の阻止状
態に復帰した後は、再び電界制御サイリスタ19
のアノード・カソード間は導通しコンデンサ20
を充電してXeランプ管駆動用高圧パルスの待期
状態に戻る。尚、ダイオード5は電界制御サイリ
スタ19がターンオフした際、インダクタンス4
に蓄積されているエネルギーを放電させるために
挿入されたもので従来回路と同じである。
明すると、スイツチ24が開放状態でかつ回路に
VDCなる直流電圧が印加されると、電界制御サイ
リスタ19のアノード・カソード間19a,19
bは第4図で示したようにダイオードの順方向特
性であり、アノード電流はXeランプ管がカツト
オフ状態であるために抵抗21、ダイオード22
を介してコンデンサ20の充電電流として流れ、
コンデンサをほぼ直流電圧VDCまで充電アツプす
る。コンデンサ20の充電電圧がVDCに達すると
電界制御サイリスタ19のアノード電流はほとん
ど零となるが、アノード・カソード間はダイオー
ドの順方向特性であることには変わりがない。よ
つて次にXeランプ管を昇圧トランスの2次巻線
7を介してトリガすれば放電電流は、コンデンサ
3→電流制御用インダクタンスコイル4→電界制
御サイリスタ19→Xeランプ管6と流れて発光
する。このとき、コンデンサ20の放電電流はダ
イオード22の逆方向特性によりブロツクされる
ので電荷の放出は行なわれない。Xeランプ管6
が放電し発光している状態でスイツチ24を閉じ
ると、コンデンサ20の電荷は抵抗23を介し放
出され、これによつて、電界制御サイリスタ19
のゲート・カソード間19c,19b間にはこれ
を逆バイアスするような極性方向に電圧が印加さ
れる。従つて、電界制御サイリスタ19はこのゲ
ート・カソード間への逆印加電圧により、アノー
ド・カソード間はダイオードの順方向特性から高
インピーダンス状態、即ちオフ状態にスイツチさ
れる。この結果Xeランプ管の放電電流は遮断さ
れて発光も停止する。6はその性質から一度所定
時間以上放電がストツプすると、再び補助ゲート
電極6cが高パルストリガ電圧を印加しない限り
直流電圧VDCが印加されても放電発光は起こらな
い。つまり、Xe管6の放電機能が完全に停止す
るまでの時間だけ電界制御サイリスタゲート・カ
ソード間を逆バイアスしてオフ状態に維持してお
けば良く、この時間は、コンデンサ20、抵抗2
3の定数値とスイツチ24の閉時間で決定され
る。このようにしてXeランプ管6が元の阻止状
態に復帰した後は、再び電界制御サイリスタ19
のアノード・カソード間は導通しコンデンサ20
を充電してXeランプ管駆動用高圧パルスの待期
状態に戻る。尚、ダイオード5は電界制御サイリ
スタ19がターンオフした際、インダクタンス4
に蓄積されているエネルギーを放電させるために
挿入されたもので従来回路と同じである。
第5図は本発明の一実施例を示す回路例で、電
界制御サイリスタ19のゲート・カソード間に逆
電圧を印加させるスイツチ24として、SCR3
0を使用したもので、第6図は各部の動作を説明
するための電流、電圧波形を示したものである。
第5図に於いて、符号1〜7および19〜23は
第3図の同一符号と同じであり、30は電界制御
サイリスタ19のゲート・カソードに逆電圧を印
加するための半導体スイツチであるSCR、31
は電流制御用抵抗である。また、18はSCR3
0の点弧用トリガ信号を示す。かかる動作を第6
図を参照して説明する。Xeランプ管のトリガ電
極6cに第6図aのようなトリガ電圧Vcが入力
されると、同図bのような放電電流iaが流れて発
光する。このとき電界制御サイリスタ19のアノ
ード・カソード間にはダイオード特性による順方
向電圧Vaが同図cのように発生している。また、
同図fに示すようにコンデンサ20にはVc20な
る電圧が発生している。次に、SCR30にトリ
ガ信号18が入力されるとSCR30は導通し、
コンデンサ20の電圧Vc20が電界制御サイリス
タ19のカソード・ゲート間にこれを逆バイアス
するように印加されこれによつて電界制御サイリ
スタ19はターンオフする。これによつて、放電
電流iaは同図bのようになくなつて発光は停止す
る。又、SCR30には電流ibが同図aのようにコン
デンサ20、抵抗21,23,31で決まる時定
流をもつて流れ、それと共に抵抗23の両端電圧
Vdも同図eに示すように減少してゆく。SCR3
0の電流ibが時間t1を経てSCR30の保持電流以
下になると阻止状態に復帰する。SCR30がオ
フすると、Xeランプ管6はすでにt1間にカツ
ト・オフ復帰しているため、再び電界制御サイリ
スタ19→コンデンサ20→抵抗21→ダイオー
ド22と充電電流が流れ時間t2後の充電完了とと
もに、待機状態にリセツトされる。
界制御サイリスタ19のゲート・カソード間に逆
電圧を印加させるスイツチ24として、SCR3
0を使用したもので、第6図は各部の動作を説明
するための電流、電圧波形を示したものである。
第5図に於いて、符号1〜7および19〜23は
第3図の同一符号と同じであり、30は電界制御
サイリスタ19のゲート・カソードに逆電圧を印
加するための半導体スイツチであるSCR、31
は電流制御用抵抗である。また、18はSCR3
0の点弧用トリガ信号を示す。かかる動作を第6
図を参照して説明する。Xeランプ管のトリガ電
極6cに第6図aのようなトリガ電圧Vcが入力
されると、同図bのような放電電流iaが流れて発
光する。このとき電界制御サイリスタ19のアノ
ード・カソード間にはダイオード特性による順方
向電圧Vaが同図cのように発生している。また、
同図fに示すようにコンデンサ20にはVc20な
る電圧が発生している。次に、SCR30にトリ
ガ信号18が入力されるとSCR30は導通し、
コンデンサ20の電圧Vc20が電界制御サイリス
タ19のカソード・ゲート間にこれを逆バイアス
するように印加されこれによつて電界制御サイリ
スタ19はターンオフする。これによつて、放電
電流iaは同図bのようになくなつて発光は停止す
る。又、SCR30には電流ibが同図aのようにコン
デンサ20、抵抗21,23,31で決まる時定
流をもつて流れ、それと共に抵抗23の両端電圧
Vdも同図eに示すように減少してゆく。SCR3
0の電流ibが時間t1を経てSCR30の保持電流以
下になると阻止状態に復帰する。SCR30がオ
フすると、Xeランプ管6はすでにt1間にカツ
ト・オフ復帰しているため、再び電界制御サイリ
スタ19→コンデンサ20→抵抗21→ダイオー
ド22と充電電流が流れ時間t2後の充電完了とと
もに、待機状態にリセツトされる。
以上説明したように、本発明の効果はXeラン
プ管駆動用には電界的にそのON、OFFが制御さ
れるサイリスタを使用することにより、従来装置
のSCRに比べ、トリガ回路が不要である。また、
電界制御サイリスタのスイツチング構造からター
ンオフ時間は非常に小さく、臨昇オフ電圧上昇率
は全く無関係となる外、導通時の素子の電圧降下
もPNPN四層スイツチであるSCRに比べ小さい
という利点を持つている。また、転流用SCRに
ついても耐圧が直流電圧VDCまでしか印加されず
従来方式に比べ約1/2のもので良く、さらに全体
としても部品使用が少なくなる等物理的面に於い
ても利点がある。
プ管駆動用には電界的にそのON、OFFが制御さ
れるサイリスタを使用することにより、従来装置
のSCRに比べ、トリガ回路が不要である。また、
電界制御サイリスタのスイツチング構造からター
ンオフ時間は非常に小さく、臨昇オフ電圧上昇率
は全く無関係となる外、導通時の素子の電圧降下
もPNPN四層スイツチであるSCRに比べ小さい
という利点を持つている。また、転流用SCRに
ついても耐圧が直流電圧VDCまでしか印加されず
従来方式に比べ約1/2のもので良く、さらに全体
としても部品使用が少なくなる等物理的面に於い
ても利点がある。
以上のように、本発明によれば、要求される回
路動作特性を満たし、かつ部品点数を非常に少な
くして安価な放電管駆動回路を提供できる。尚、
本発明の上記実施例では、Xeランプ管6を電界
制御サイリスタ19のカソード側に挿入したが、
アノード側に挿入しても一向かまわず、また
SCR30のほかにトランジスタや機械的スイツ
チでもよい。勿論Xeランプ管以外の放電管でも
よい。
路動作特性を満たし、かつ部品点数を非常に少な
くして安価な放電管駆動回路を提供できる。尚、
本発明の上記実施例では、Xeランプ管6を電界
制御サイリスタ19のカソード側に挿入したが、
アノード側に挿入しても一向かまわず、また
SCR30のほかにトランジスタや機械的スイツ
チでもよい。勿論Xeランプ管以外の放電管でも
よい。
第1図、第2図は従来のSCR方式調光形スト
ロボ回路と各部の動作を示した電流、電圧波形
図、第3図は本発明による基本回路例を示す回路
図、第4図は電界制御サイリスタのスイツチ構造
を示したもので、同図aは導通状態を示したもの
で、同図bは阻止状態を示したものである。第5
図は本発明の一実施例を、また第6図これの動作
説明のため各部の電流・電波形を示す図である。
これらの図面に於いて、1,2……それぞれ直流
電圧のプラスとマイナス端子、3……電解コ
ンデンサ、4……インダクタンス・コイル、5,
22……ダイオード、6……Xeラレプ管、6a,
6b,6c……それぞれXeラレプ管の主電極端
子と補助用トリガ端子、7……昇圧トラレスの2
次巻線、8……Xeラレプ管駆動用SCR、9,1
0,16,20……コンデンサ、11,12,1
3,14,15,21,23,27,31……抵
抗、17,30……転流用SCR、18……転流
用SCRのトリガ信号、19……電界制御サイリ
スタ、19a,19b,19c……それぞれその
アノード・カソード・ゲート電極、24……スイ
ツチ、25,26……直流電圧、28……アノー
ド電流、29……空乏層。
ロボ回路と各部の動作を示した電流、電圧波形
図、第3図は本発明による基本回路例を示す回路
図、第4図は電界制御サイリスタのスイツチ構造
を示したもので、同図aは導通状態を示したもの
で、同図bは阻止状態を示したものである。第5
図は本発明の一実施例を、また第6図これの動作
説明のため各部の電流・電波形を示す図である。
これらの図面に於いて、1,2……それぞれ直流
電圧のプラスとマイナス端子、3……電解コ
ンデンサ、4……インダクタンス・コイル、5,
22……ダイオード、6……Xeラレプ管、6a,
6b,6c……それぞれXeラレプ管の主電極端
子と補助用トリガ端子、7……昇圧トラレスの2
次巻線、8……Xeラレプ管駆動用SCR、9,1
0,16,20……コンデンサ、11,12,1
3,14,15,21,23,27,31……抵
抗、17,30……転流用SCR、18……転流
用SCRのトリガ信号、19……電界制御サイリ
スタ、19a,19b,19c……それぞれその
アノード・カソード・ゲート電極、24……スイ
ツチ、25,26……直流電圧、28……アノー
ド電流、29……空乏層。
Claims (1)
- 1 直流電源の高電位端にアノードが接続された
電界制御サイリスタ、このサイリスタのカソード
と前記電源の低電位端との間に接続された放電
管、前記サイリスタのゲート・カソード間に接続
された第1の抵抗、前記サイリスタのカソードに
一端が接続されたコンデンサ、前記電源の低電位
端にカソードが接続されたダイオード、前記コン
デンサの他端と前記ダイオードのアノードとの間
に接続された第2の抵抗、および前記コンデンサ
の電荷が前記第1の抵抗を介して放電するような
放電経路を形成するスイツチ手段を備え、前記サ
イリスタのカソード・ゲート間が前記コンデンサ
の電荷の放電によつて逆バイアスとなる放電管駆
動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11417680A JPS5738596A (en) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | Circuit for driving discharge tube |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11417680A JPS5738596A (en) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | Circuit for driving discharge tube |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5738596A JPS5738596A (en) | 1982-03-03 |
JPS6333278B2 true JPS6333278B2 (ja) | 1988-07-05 |
Family
ID=14631074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11417680A Granted JPS5738596A (en) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | Circuit for driving discharge tube |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5738596A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6150126A (ja) * | 1984-08-18 | 1986-03-12 | West Electric Co Ltd | 自動調光電子閃光装置 |
US6009281A (en) * | 1987-07-10 | 1999-12-28 | Minolta Co., Ltd. | Flash device |
JPS6417033A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-20 | Minolta Camera Kk | Automatic dimming system flash device |
-
1980
- 1980-08-20 JP JP11417680A patent/JPS5738596A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5738596A (en) | 1982-03-03 |
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