JPS591425Y2 - 閃光放電発光器用電源回路 - Google Patents

閃光放電発光器用電源回路

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JPS591425Y2
JPS591425Y2 JP9238178U JP9238178U JPS591425Y2 JP S591425 Y2 JPS591425 Y2 JP S591425Y2 JP 9238178 U JP9238178 U JP 9238178U JP 9238178 U JP9238178 U JP 9238178U JP S591425 Y2 JPS591425 Y2 JP S591425Y2
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flash discharge
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季良 山本
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木嶋無線株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は写真撮影に使用する閃光放電発光器の電源回
路に関する。
閃光放電発光器に組込まれた従来の電源回路は第1図又
は第2図に示した回路構成のものが主である。
第1図において、1は一次、二次巻線NP、N8及び反
結合巻線NFを有するトランスで、2はPNP l−ラ
ンジスタである。
そして、これ等はトランジスタ2のコレクタに一次巻線
NPを、そのベースに二次巻線N5と反結合巻線NFと
を夫々接続し、また、斯かるトランジスタ2は電池電源
3に電源スィッチ4を介して並列接続したコンデンサ5
と抵抗6との時定回路によってON、OFF制御される
もので、この電源回路は一種のブロッキング発振器を構
成している。
なお、第1図において、7は整流用ダイオード、8は主
放電用コンデンサ、9は閃光放電管10及びトリガー回
路11を含む負荷回路である。
上記の電源回路は周知であるけれどもその動作について
簡単に説明する。
電源スィッチ4を閉成するとコンデンサ5が直ちに充電
されるので、トランジスタ2がONしてトランス1の一
次巻線NPに電流■、が流れる。
この電流■1による磁心の磁束が反結合巻線NFに起電
力を誘起させるために、トランジスタ2のベース電流が
増加するように働き、従って、電流■1が増加するから
ベース電流もさらに増加して正帰還動作が行なわれる。
電流IPの急激な増加によって二次巻線N5には負荷電
流■sが流れ、この電流■sがダイオード7、主放電用
コンデンサ8、トランジスタ2のエミッターベースを流
れるので、トランジスタ2はこの電流■sによっても正
帰還動作を行なう。
一方、正帰還の進行によって電流IPが電池電源3とト
ランジスタ2の内部抵抗で制限された一定の電流となり
、反結合巻線NFによる正帰還作用がなくなる。
この時、コンデンサ5が図示極性に充電されるので、ト
ランジスタ2がOFFに復元して一次電流IPを遮断す
る。
トランジスタ2がOFFすると図示極性に充電されたコ
ンデンサ5が放電し、このコンデンサ5が電池電源3に
よって再度充電されてトランジスタ2をONj、これに
よって一次巻線NPに電流IPが流れ、正帰還による当
該電流■2の急激な増加で上記同様の発振動作が繰返さ
れる。
繰返される斯かる発振動作によって、主放電用コンデン
サ8が所定の充電々圧(この電圧は充電中途の電圧であ
り、具体的に解明することは困難であるが、数十ボルト
と考えられる。
)にまで充電される間は、上記したようにコンテ゛ンサ
5の正逆充電とトランジスタ2の飽和とに依存してトラ
ンジスタ2がON、OFFする。
次に、主放電用コンデンサ8が所定の電圧以上に充電さ
れると、それ以後に流れ込む電流I、は充電が進むにつ
れて発振毎に減少するため、一次電流Lpがトランジス
タ2の飽和によって一定値に達する以前に一次巻線NP
に流れる電流の磁化力でトランス鉄心に磁気飽和現象が
現われるようになる。
鉄心が磁気飽和すれば正帰還作用がなくなるので、この
磁気飽和に伴ってトランジスタ2がOFFすることにな
る。
従って、主放電用コンテ゛ンサ8が所定電圧以上に充電
されたときには一次電流IPが一定値になる以前にトラ
ンス1の磁気飽和によってトランジスタ2がOFFされ
ることになり、発振周波数が高くなる。
なお、主放電用コンデンサ8が最終電圧になるまで充電
された時には二次電流I、が極めて少なく、トランス鉄
心が飽和し正帰還作用がなくなるため、早い周期で発振
動作が継続している。
また、主放電用コンデンサ8が放電した時には二次電流
■8が大きくなり、トランジスタ2の飽和特性に支配さ
れた比較的に遅い発振が自動的に開始する。
以上より明らかである如く、第1図の電源回路は反結合
巻線NFによるトランジスタ2の順バイアス電流と、二
次巻線N5の電流Is(図示点線)による順バイアス電
流とによって二重に正帰還され、しかも、電流Isによ
る正帰還は一次巻線N、への供給電流(電源電池3より
)が増加するサイクルと同一位相となるため、充電が早
く極めて効率の高い回路構成である。
反面、この電源回路では図示するように、電池電源3の
正極側と負荷回路(主放電用コンデンサ8も同様)の負
極側とを接続して同一電位(接地電位)にしなければな
らない。
この理由は、市場での入手が従来量も容易であったゲル
マニウムのPNP)ランジスタを使用したこと、また、
二次巻線Nsの電流I8による正帰還作用の効果を得る
ためである。
しかし、今日ではシリコンを用いたトランジスタで、コ
レクタ飽和電圧が低く、コレクタ電流の大きい状態で高
い電流増幅率のものが開発されている。
ところが、シリコントランジスタはNPN型が一般に製
造されており、インバータに利用できるトランジスタ(
例えば、東芝28C2500,23C2270等)は何
れもNPN型である。
そのため、NPN)ランジスタを使用して上記した正帰
還作用の効果を得たものとして第2図に示した電源回路
がある。
第2図において、12はNPNトランジスタで、その他
の回路部品は第1図と同一であるのみで同符号を付しで
ある。
第2図の電池電源3、主放電用コンデンサ8、負荷回路
9は第1図に比較して単に極性を転換した結果とるだけ
であるので、電池電源3の負極側に対して主放電用コン
デンサ8及び負荷回路9の正極側を共通接地として接続
することになる。
しかし乍ら、閃光放電発光器の設計やカメラとの連繋或
いは斯かる発光器をカメラに組込む場合などには電池電
源、主放電用コンテ゛ンサ及び負荷回路の夫々の負極側
を共通に接続してこれが接地できれば種々の面で極めて
便利である。
例えば、閃光放電発光器をカメラに組込んで電気シャッ
ターと発光器とに一つの電源を供用させたり、或いは、
独立の閃光放電発光器からカメラに対して電源電力又は
電気信号を供給する場合には接地電位を負極側に定める
必要がある。
(ただし、正極側を共通に接地させることも可能である
)一方、カメラからの正極性信号を閃光放電発光器に供
給して、この信号で発光始動させる場合には一般にシリ
コン制御整流素子(以下、SCRという)が使用されて
いるが、このような条件下では負荷回路の接地電位が負
極性であることが好都合である。
しかし、第2図に示したように負荷回路9の正極側を共
通接地し、SCRの動作下に発光始動させる構成とする
場合には、トライアックなどの双方向性SCRを用いる
か、また、パルストランスを使用してSCRのカソード
電位とトリガー信号電位とを分離しなければならず、回
路構成が極めて複雑となる。
そこで、この考案では、電池電源と、主放電用コンデン
サ及び負荷回路とを負極側において共通接地電位となし
、しかも、ブロッキング発振回路の上記した2重の正帰
還作用の効果を得る閃光放電発光器用電源回路を提案す
る。
第3図は本考案に係る電源回路を備えた閃光放電発光器
の基本的な回路図である。
この回路図において、第1図及び第2図に示した回路部
品と同一のものについては同符号を付しである。
この実施例ではトランス1とNPN)=ランテスタ12
を結合してDC−DCインバータを構成すると共に電池
電源4の負極側(マイナス側)と負荷回路9の負極側(
マイナス側)とを接地電位として共通に接続する。
そして、トランス1の二次巻線N8の一端を負極側であ
る共通接地路に接続し、また、充電々流(二次電流■5
)に対して逆向きとなるようにしたダイオード13を主
放電用コンテ゛ンサ8の負電位側に接続すると共にこれ
等コンデンサ8及びダイオード13を前記二次巻線N8
と整流用ダイオード7に対して並列に接続し、更に、主
放電用コンデンサ8の負電位側と前記トランジスタ12
のベースとを接続して正帰還回路を構威しである。
斯かる如く構成すれば、二次電流Isが二次巻線N5、
整流用ダイオード7、主放電用コンデンサ8、トランジ
スタ12のベース−エミッタ、二次巻線N8の経路で流
れて前記コンテ゛ンサ8を充電する。
また、図示点線をもって示すように二次電流■5がトラ
ンジスタ12の順方向バイアス電流を増加するように働
くため、正帰還動作が行なわれる。
そして、この正帰還動作は一次巻線NPの電流増加の位
相に合せて行なわれる。
なお、反結合巻線NFによっても正帰還動作が行なわれ
るが、これは第1図、第2図に示す従来例と同様である
而して、上記実施例では電池電源4の負極側と負荷回路
9の負極側とを接地電位として共通に接続することがで
き、その上、二重の正帰還の効果が得られるので、従来
の電源回路と変わらない充電効率となる。
また、上記したダイオード13はトランジスタ12の破
損を防止したものである。
すなわち、当該ダイオード13を挿入しなければ、主放
電用コンデンサ8の高電圧がトランジスタ12のベース
〜エミッタ間に逆バイアスとして加わるため、このトラ
ンジスタ12を破損してしまうので、ダイオード13に
よってその破損防止を図っている=主放電用コンデンサ
8は負荷回路9とダイオード13の経路で放電するもの
であるが、この場合、ダイオード13の順方向降下電圧
がトランジスタ12のベース〜エミッタ間に加わり、こ
の電圧がベース〜エミッタ間の逆耐電圧より高くなると
きには図示点線で示したダイオード14を接続するか、
或いは閃光放電管10の陰極側路を主放電用コンテ゛ン
サ8とダイオード13との接続部に接続すればよい。
なお、第3図では負荷回路9として基本的な回路例を示
しているが、この回路9には発光量が自動的に、又は手
動的に決まる調光回路を設けることができる。
第4図は本考案の電源回路を自動調光型の閃光放電発光
器に応用した回路例である。
この回路の中の電源回路は第3図の電源回路のダイオー
ド13に置換して5CR15を使用した点が相違し、他
の回路構成は同じであるので、共通する回路部品につい
ては同符号をもって示しである。
また、第4図において、抵抗16とコンテ゛ンサ17は
インピーダンス回路、18は発光始動用のコンデンサ、
19はトリガ゛−回路、20はトリガースイッチとして
働< 5CR121は転流コンテ゛ンサ、22は5CR
123は調光信号発生回路である。
この応用例では、抵抗16とコンデンサ17とからなる
インピーダンス回路が発光始動時に電圧変化し、これに
よって5CR15がONjて主放電用コンテ゛ンサ8の
放電々流路を形成し、調光信号の発生によって5CR2
2がONすると、転流コンテ゛ンサ21の電荷が上記5
CR15に対して逆電圧として加わり、この5CR15
をOFFさせて発光を停止させる。
叙述の如く、この考案によれば従来の電源回路の優れた
機能を損なうことなく電源の負極側と負荷回路の負極側
とを接地電位として共通に接続することができ、従って
、カメラと閃光放電発光器の信号授受やカメラの電気シ
ャッタと閃光放電発光器との電源を一つで供用させる場
合などの設計、製作に極めて効果的である。
なお、上記実施例のダイオード13は必ずしもこの素子
に限定されるものではなく、同様の機能を有する他の素
子部材を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の電源回路を示すための閃光放
電発光器の回路図、第3図は本考案に係る電源回路を備
えた閃光放電発光器の回路図、第4図は本考案に係る電
源回路を調光型の閃光放電発光器に応用した一例を示す
回路図である。 1・・・・・・トランス、8・・・・・・主放電用コン
デンサ、9・・・・・・負荷回路、12・・・・・・N
PN)ランジスタ、13゜14・・・・・・ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次、二次巻線及び三次巻線としての反結合巻線を有す
    るトランスと、上記−次巻線の一端が正極側に、上記二
    次巻線の一端が負極側に各々接続される電池電源と、コ
    レクタが上記−次巻線の他端に、エミッタが上記電池電
    源の負極側に、ベースが上記反結合巻線の一端に各々接
    続されるNPNトランジスタと、上記電池電源より給電
    されるようになした抵抗とコンデンサの直列回路体から
    なり、これら抵抗とコンデンサの接続部に上記反結合巻
    線の他端を接続させた時定回路と、上記二次巻線の他端
    に整流用ダイオードを介して正極側を、上記NPN)ラ
    ンジスタのベースに負極側を各々接続させた主放電用コ
    ンデンサと、この主放電用コンデンサの負極側を順方向
    とし、このコンデンサと電池電源の両負極側との間に接
    続させたダイオードとからなり、閃光放電管及びトリガ
    ー回路を含む負荷回路を上記主放電コンデンサの正極側
    と上記電池電源の負極側とに接続するようにした閃光放
    電発光器用電源回路。
JP9238178U 1978-07-06 1978-07-06 閃光放電発光器用電源回路 Expired JPS591425Y2 (ja)

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