JPS605591Y2 - 放電管の点弧回路 - Google Patents

放電管の点弧回路

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JPS605591Y2
JPS605591Y2 JP18249778U JP18249778U JPS605591Y2 JP S605591 Y2 JPS605591 Y2 JP S605591Y2 JP 18249778 U JP18249778 U JP 18249778U JP 18249778 U JP18249778 U JP 18249778U JP S605591 Y2 JPS605591 Y2 JP S605591Y2
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discharge tube
diode
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electrically connected
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JP18249778U
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Inventor
和男 黒田
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ユニバ−サルパイオニア株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は放電管の点弧回路に関し、特にレーザ放電管の
トリガに適した点弧回路に関するものである。
従来の斯かる点弧回路として例えば特公昭44−199
18号公報が知られている。
この回路は発光体を駆動する高周波発振器に発光体が発
光している場合はその発光を保持するに必要な電圧を直
流電圧源により供給腰起動時においてはその直流電圧源
により充電されたコンデンサの充電電圧をその直流電圧
源により充電されたコンデンサの充電電圧をその直流電
圧源に重畳してより高い電圧を供給するようにしたもの
である。
しかしながら、この回路においてコンデンサを充電する
際供給電圧が発光保持電圧以下となり、発光後すぐに消
光してしまうおそれがあった。
また、例えば特公昭48−2232暢公報も公知である
この回路はレーザを点弧させる際必要な高電圧をコンデ
ンサに蓄積しておくと共に、このコンデンサと並列にダ
イオードを接続腰放電が停止してダイオードが非導通と
なったときコンデンサの充電電圧が放電管に自動的に印
加されるように腰もって放電管を自動的に再点弧させる
ようにしたものである。
しかしながら、この回路は常に高電圧を発生させておく
ところから無用に電力が消費されるばかりでなく、放電
維持に必要な相対的に低い電圧を発生する回路に使用す
る部品も高耐圧のものとしなければならない欠点があっ
た。
さらに両回路ともコンデンサに電荷を蓄積するものであ
るところから、高電圧を得るには多数のタイオードとコ
ンデンサを組合せてマルチプライヤ構成とする必要があ
った。
従って、高耐圧用のコンデンサやダイオードが多数必要
とされ、コスト的にもまた大きさにおいても得策ではな
いという欠点がある。
更には回路性質上高圧を扱うものであるから、各部の耐
圧に充分な配慮が必要となる欠点もある。
更には、放電管の点弧後に高電圧が放電管に印加される
ことがないように点弧回路を制御することが必要である
が、従来回路ではかかる配慮は何等なされていない。
本考案の目的は簡単な回路構成で容易にトリガ用の高圧
を得ることができる放電管の点弧回路を提供することで
ある。
本考案の他の目的は点弧のためのトリガ制御が容易な放
電管の点弧回路を提供することである。
本考案による放電管の点弧回路は、放電管が放電してい
る場合は第1の電源供給手段から供給されて放電を維持
するのに必要な第1電圧を放電管に印加腰放電管を点弧
する場合は第2の電源供給手段から供給される第2電圧
を第1電圧に重畳して放電管に印加するようにした放電
管の点弧回路であって、第1の電源供給手段の出力端の
うち一方を接地電位に他方を放電管の一方の電極に夫々
電気的に接続して当該他方の出力端から放電管の一方の
電極に接地電位に対して第1極性の第1電圧を印加する
ようにすると共に、第2の電源供給手段を、放電管が放
電している場合は電流を変化させることなくまた放電管
を点弧させる場合は電流を変化させるようにした電流制
御手段と、電流制御手段から1次巻線に供給される変化
電流に起因する電圧を昇圧して2次巻線に第2電圧のた
めの出力を発生する変成器と、2次巻線に発生する出力
を整流して第2電圧を出力する出力手段とにより構成し
、出力手段の出力端のうち一方を接地電位に他方を放電
管の他方の電極に夫々電気的に接続して、出力手段の他
方の出力端より放電管の他方の電極に接地電位に対して
第1極性とは反対の第2極性の第2電圧を印加するよう
にすると共に、当該出力手段は少くとも第1のダイオー
ドと第2のダイオードとを有し、この第1のダイオード
の一端は、一端が接地電位に電気的に接続された2次巻
線の他端に電気的に接続され、他端は放電管の他方の電
極に接続され、第2のダイオードは一端が接地電位に他
端は第1のダイオードの他端に夫々電気的に接続されて
おり、第2電圧が出力されたとき第1のダイオードを導
通させると共に第2のダイオードを共導通とさせ、放電
管が放電したとき第2のダイオードを導通させて第1の
ダイオードの他端を第2のダイオードを介して接地電位
に電気的に接続させることを特徴とする。
以下本考案を図面を用いて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図であり電源供給
回路1からの正電圧は抵抗2を介してレーザ管3の正電
極に印加し、その他電極はダイオード4を介して接地せ
しめて放電持続がなされている。
当該電源供給回路1は図示する如く、トランスT、の1
次側に印加されている低レベルの直流電圧子B1をスイ
ッチングトランジスタQ1にてスイッチングしてトラン
スT1の2次側へ昇圧して高レベルのパルス電圧として
伝達し、これをダイオードD□、D2及びコンデンサC
1,C2により整流平滑して高レベルの正電圧を得てい
る。
この放電管3をトリガするために本考案によるトリが回
路5が設けられている。
すなわち、イグニッション用の変成器(トランス)T2
を用いており、その1次巻線L工とコンデンサC3を低
レベルの直流電圧十B2(+B□と等しくてもよい)と
接地間にて直列接続し、このコンデンサC3と並列にス
イッチング素子であるトランジスタQ2を接続して、そ
のベースに加えられたトリガ用のパルス列にてオンオフ
せしめている。
このトランジスタのオンオフによってコンデンサC3と
巻線L□とのなす直列接続回路が実質的に断続されるよ
うになり、トランジスタのオフ時に、この直列回路に直
列共振を行わせている。
従って、トランジスタQ2とコンデンサC3とにより1
次巻線L1の電流を制御して直列共振による振動電流が
2次巻線りへ伝達される。
よって2次巻線りには正負の昇圧された電圧が誘起され
るから、この負電圧を一方向性素子であるダイオードD
3を介して放電管の負電極に印加せしめ、先の電源供給
回路1からの正電圧と重畳するようにしてトリガをかけ
ている。
点弧が終了すればトランジスタQ2への制御パルスは停
止される。
すなわち点弧時において巻線L2に発せられる高電圧は
巻線鳥と電源供給回路1とが電位変動のない接地電位を
介して電気的に接続されているため電源供給回路1には
伝達されない。
巻線L2の電圧が正のときはダイオードD3が逆バイア
スのため非導通となり、負のときはダイオードD3が順
方向のバイアスとなり導通ずると共にダイオード4が逆
バイアスのため非導通となってレーザ管3の一方の電極
に負の高電圧が印加される。
このときレーザ管3は他方の電極に電源供給回路1より
正の電圧が印加されているので、瞬時に点弧され放電を
開始する。
放電を開始すると放電電流が流れるのでダイオード4が
導通しダイオードD3のアノードが接地電位に電気的に
接続されることとなる。
従って仮に1次巻線りの電流変化を停止させる動作が遅
れたとしても2次巻線L2に不用に高電圧が発生される
ことがない。
第2図は本考案の他の実施例を示す回路図であり、第1
図と同等部分は同一符号により示されている。
イグニッション用トランスT2の1次巻線瑞とコンデン
サC3との直列接続回路を励振させるためのスイッチン
グ素子として電源供給回路1のスイッチングトランジス
タQ1を用い、このトランジスタのオンオフにより第1
図の場合と同様直列共振を生ぜしめ、2次巻線L2へ振
動電圧が誘起される。
尚、点弧後は1次巻線L□と接地間に設けた点弧用のス
イッチ用トランジスタQ3をオフせしめてコンデンサと
1次巻線との直列回路を断としている。
このトランジスタQと並列にダイオードD4を設けてい
るが、これは直列回路の動作時にトランジスタQのコレ
クタ◆エミッタ間に負のパルスが加わるのを防止するた
めのものである。
この場合のトランジスタQはただ単に直列回路のコイル
L1の一端を接地状態とするだけのものであり、直列回
路の励振はトランジスタQ工によりなされるから、第1
図のトランジスタQ2に比し性能の低い素子を用いるこ
とも可能であると共に、電子スイッチでなくてもマニュ
アルスイッチ等でも代用可能となる。
以上の如く本考案においては、変成器の1次巻線の電流
を変化させる2次巻線に昇圧電圧を出力させ、この電圧
をダイオードにより整流して点弧時に必要な高電圧(例
えば12KV)を得るようにすると共に、この高電圧の
出力端の一方を電気的に接地して他方より得られる一方
の極性(実施例においては負)の高電圧を放電管の一方
の電極に印加し、放電維持に必要な電圧例えば1,2K
V)を供給する手段の一方の出力端を電気的に接地して
他方の出力端より得られる逆極性(実施例においては正
)の電圧を放電管の他方の電極に印加するようにしたの
で、放電維持電圧供給手段と点弧供給手段とは電位変動
のない接地電位を介して直列接続されることとなる。
従って点弧用の高電圧が放電維持電圧供給手段に印加さ
れるおそれがなく、放電維持電圧供給手段に使用するコ
ンデンサ、ダイオード等の部品を高耐圧用のものとする
必要がない。
また従来のマルチプライヤを用いてた回路に比べ、放電
後の電流が多数のダイオードを流れるといったことがな
くなるばかりでなく、簡単な構成で高電圧を得ることが
できるのでコスト的にも容積的にも有利となる。
また、トリガ回路5の出力部を、放電管3の陰極に直列
に挿入されたダイオード4に対して並列に、トランスT
2の2次巻線L2とダイオードD2との直列回路を設け
ているので、前述した様に、放電管が放電を開始すると
放電電流が流れてダイオード4がオンとなり、よってダ
イオードD3がオフとなることにより、仮に1次巻線杭
の電流を変化させる動作が遅れても2次巻線りに不要に
高圧が発生されることがない。
従って、トリガ回路の制御が容易となるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図は本考
案の他の実施例を示す回路図である。 主要部分の符号の説明、3・・・・・・放電管、T2・
・・・・・イグニッション変成器、h・・・・・・1次
巻線、L2・・・・・・2次巻線、C3・・・・・・コ
ンデンサ、D3・・・・・・ダイオード、Q□* Qz
t Q3・・・・・・スイッチングトランジスタ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)放電管が放電している場合は第1の電源供給手段
    から供給されて放電を維持するのに必要な第1電圧を前
    記放電管に印加し、前記放電管を点弧する場合は第2の
    電源供給手段から供給される第2電圧を前記第1電圧に
    重畳して前記放電管に印加するようにした放電管の点弧
    回路であって、前記第1の電源供給手段の出力端のうち
    一方を接地電位に他方を前記放電管の一方の電極に夫々
    電気的に接続して前記他方の出力端から前記放電管の一
    方の電極に接地電位に対して第1極性の前記第1電圧を
    印加するようにすると共に、前記第2の電源供給手段を
    、前記放電管が放電している場合は電流を変化させるこ
    となくまた前記放電管を点弧させる場合は電流を変化さ
    せるようにした電流制御手段と、前記電流制御手段から
    1次巻線に供給される変化電流に起因する電圧を昇圧し
    て2次巻線に前記第2電圧のための出力を発生する変成
    器と、前記第2次巻線に発生する出力を整流して前記第
    2電圧を出力する出力手段とにより構威し、前記出力手
    段の出力端のうち一方を接地電位に他方を前記放電管の
    他方の電極に夫々電気的に接続して、前記出力手段の他
    方の出力端より前記放電管の他方の電極に接地電位に対
    して前記第1極性とは反対の第2極性の前記第2電圧を
    印加するようにすると共に、前記出力手段は少くとも第
    1のダイオードと第2のダイオードとを有し、前記第1
    のダイオードの一端は、一端が接地電位に電気的に接続
    された前記2次巻線の他端に電気的に接続され、他端は
    前記放電管の他方の電極に接続され、前記第2のダイオ
    ードは一端が接地電位に他端は前記第1のダイオードの
    他端に夫々電気的に接続されており、前記第2電圧が出
    力されたとき前記第1のダイオードを導通させると共に
    前記第2のダイオードを非導通とさせ、前記放電管が放
    電したとき前記第2のダイオードを導通させて前記第1
    のダイオードの他端を前記第2のダイオードを介して接
    地電位に電気的に接続させることを特徴とする点弧回路
  2. (2)前記電流制御手段は前記1次巻線と直列共振回路
    を構成する容量素子を有することを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の点弧回路。
JP18249778U 1978-12-28 1978-12-28 放電管の点弧回路 Expired JPS605591Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5599171U JPS5599171U (ja) 1980-07-10
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160081651A (ko) * 2014-12-31 2016-07-08 엘지전자 주식회사 냉장고

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160081651A (ko) * 2014-12-31 2016-07-08 엘지전자 주식회사 냉장고

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