JPS63311425A - タッチスクリ−ンの位置補正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 タッチスクリーンの位置補正装置であって、表示画面と
タッチスクリーンとの組み付け時のずれを補正量として
格納しておき、タッチスクリーンによって座標値を入力
したときに、補正量を基にして該座標値の補正を行なう
ことにより、タッチスクリーン組み付け時の位置調整が
容易となる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、タッチスクリーンの位置補正装置に関し、例
えば、金融機関の自動預出金機で使用されている表示画
面にタッチスクリーンを組み付ける時のずれを補正する
ようにしたタッチスクリーンの位置補正装置に関するも
のである。

〔従来の技術〕

−ａのコンピュータシステムにおいて、表示画面を利用
してデータの入力を行なう方式がある。

代表的なものに、表示画面を見ながら当該表示画面に密
着させたタッチスクリーンに触れる方式がある。

タッチスクリーンによるデータ入力方式は、ＣＡＤ　（
Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　Ａｉｄｅｄ　Ｄｅｓｉｇｎ）等にお
ける精細なデータ入力には不向きであるが、操作項目選
択等の大まかなデータ入力には有効である０例えば、金
融機関（例えば銀行）の自動預出金機（以後ＡＴＭと称
する）において、操作指示をタッチスクリーンを用いて
行なう例がある。

第４図は、銀行のＡＴＭにおけるタッチスクリーンの使
用例を示す。ＡＴＭの利用者は、所望の動作指示を行な
うときに、表示画面の斜線部を指し示す。表示画面の表
示面には透明あるいは半透明のタッチスクリーンがセッ
トされており、利用者が指し示したタッチスクリーン上
の座標値がＡＴＭの主制御部に送られる。主制御部は、
該座標値に基づいて該当する動作の実行を行なう。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上述した従来方式にあっては、表示画面の座
標値と対応するタッチスクリーン上の座標値とがずれて
いると、タッチスクリーンの該当部分を指し示している
にもかかわらず、反応が無かったり、所望動作以外の動
作を行なったりすることが生じる。そのため、表示画面
にタッチスクリーンを組み付けるとき（ＡＴＭの製造時
、タッチスクリーンの交換時等）に、正確に位置決めを
する必要があった。

しかし、タッチスクリーンには透明度のよいものが要求
されているので、タッチスクリーン上の調整点が見にく
く、また、視差を考慮するため組み付け時に位置調整を
しなければならず煩雑であるという問題点があった。

本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、タッチスクリーン組み付け時の位置調整が容易と
なるようにしたタッチスクリーンの位置補正装置を提供
することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は、本発明のタッチスクリーンの位置補正装置の
原理ブロック図である。

図において、補正量入力手段１１１は、表示画面とタッ
チスクリーンとの組み付け時のずれを補正量として入力
する。

補正量格納手段１２１は、補正量入力手段１１１から入
力した補正量を格納する。

座標入力手段１３１は、タッチスクリーンを用いて座標
値の入力を行なう。

座標補正手段１４１は、補正量格納手段１２１に格納さ
れている補正量に基づいて、座標入力手段１３１から入
力された座標値の補正を行なう。

従って、全体として、格納した補正量を基にして、タッ
チスクリーンによって入力した座標値の補正を行なうよ
うに構成されている。

〔作　用〕

表示画面とタッチスクリーンとの組み付け時のずれを補
正量入力手段１１１から入力し、そのずれを補正量とし
て補正量格納手段１２１に格納する。

座標入力手段１３１は、タッチスクリーンを用いて座標
値の入力を行ない、座標補正手段１４１は、補正量格納
手段１２１に格納した補正量に基づいて、該座標値の補
正を行なう。

本発明にあっては、タッチスクリーンを用いて座標値の
入力を行なったときに、補正量格納手段１２１に格納し
た補正量に基づいて補正を行なうことにより、タッチス
クリーン組み付け時の位置調整が容易になる。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。

第２図は、本発明のタッチスクリーンの位置補正装置を
応用した一実施例の構成を示す。

■、　　例と第１図との・・関係 ここで、本発明の実施例と第１図との対応関係を示して
おく。

補正量入力手段１１１は、主制御部２１１．タツチスク
リーン２３１．ディスプレイ２３３に相当する。

補正量格納手段１２１は、ＲＡＭ２２１に相当する。

座標入力手段１３１は、主制御部２１１．タツチスクリ
ーン２３１．Ｐイスプレイ２３３に相当する。

座標補正手段１４１は、主制御部２１１に相当する。

以上のような対応関係があるものとして、以下本発明の
実施例について説明する。

ｌ−犬族燃五様戊 第２図において、ＡＴＭ２００は、中央処理装置（ＣＰ
　Ｕ）から成り全体の制御を行なう主制御部２１１と、
主制御部２１１が実行するプログラムを格納するＲＯＭ
２５１と、主制御部２１１が実行するプログラムやデー
タあるいは主制御部２１１が処理したデータを保持する
ためのディスク装置２２３と、主制御部２１１が処理す
るデータを格納するＲＡＭ２２１と、操作指示や処理結
果を表示するディスプレイ２３３と、ディスプレイ２３
３の表示面に設置してディスプレイ２３３に表示された
動作指示の選択を行なうためのタッチスクリーン２３１
とを備えている。

実施例で使用したタッチスクリーン２３１は、作業者が
タッチスクリーン２３１の一部に触れると静電容量が変
化して、作業者の触れた部分を判別することができる静
電方式を採用している。また、ディスプレイ２３３は、
陰極線管（ＣＲＴ）方式を採用している。

主制御部２１１は、ＲＡＭ２２１．ディスク装置２２３
．ＲＯＭ２５１．タッチスクリーン２３１、ディスプレ
イ２３３と接続されている。また、ＲＡＭ２２１には、
装置電源（図示せず）がオフのときに格納データを維持
するためのバックアップ用電池２２５が接続されている
。

尚、本発明に直接関与しない構成部（磁気カード読取り
部や通帳印字部等）については省略した。

１−皇崖五鬼勉立 第３図は、実施例におけるタッチスクリーンの位置補正
の説明を示す、（イ）は、ディスプレイ２３３の表示面
にタッチスクリーン２３１を設置したときのずれの様子
を示したものである。（ロ）は、ディスプレイ２３３の
表示面を示しており、３点Ａ、Ｂ、Ｃは、補正のために
表示した画面上の点である。ディスプレイ２３３の表示
面の左下を原点Ｏとしたときに、点への座標を（Ｘ＋、
Ｙυ、点Ｂの座標を（Ｘ　ｔ、　Ｙ　ｔ＞、点Ｃの座標
を（Ｘｓ、Ｙ３）とする、（ハ）は、タッチスクリーン
２３１の操作面を示しており、３点ａ、ｂ、ｃは、ディ
スプレイ２３３に表示された３点Ａ、Ｂ、Ｃをタッチス
クリーン２３１上に投影した点である。タッチスクリー
ン２３１の操作面の左下を原点Ｐとしたときに、点ａの
座標を（ｘｔ、ｙυ、点すの座標を（ｘｔ、ｙｚ）、点
Ｃの座標を（ｘ３＋　ｙ　ｓ）とする。

いま、ディスプレイ２３３に補正点を表示して、タッチ
スクリーン２３１の位置補正を行なう。

ディスプレイ２３３の表示面にタッチスクリーン２３１
を設置した後に、主制御部２１１の制御によって、ディ
スプレイ２３３に補正用の３点Ａ。

Ｂ、Ｃを表示する。

先ず、オペレータは、点Ａの表示部分を指で指し示す。

このとき、タッチスクリーン２３１上では点ａを指し示
したことになり、タッチスクリーン２３１から主制御部
２１１に、点ａの座標値（ｘ　ｌ＋　ｙ　＋）が送られ
る。

主制御部２１１は、ディスプレイ２３３から表示した点
Ａの座標値（ｘ、、ｙ、）と、タッチスクリーン２３１
から送られてきた点ａの座標値（ｘｌ。

ｙ＋）との差を計算する。横方向の差をＳ　Ｈ＋　′ｆ
ａ方向の差をｔ、とすると、 ５Ｉ−Ｘｌ−ｘＩ　・・・・・　（１）ｔ、ｘＹｔ　−
ｙ、　　・・・・・　（２）となる。

次に、オペレータは、点Ｂの表示部分を指で指し示す、
タッチスクリーン２３１上では点すを指し示したことに
なり、タッチスクリーン２３１から主制御部２１１に、
点すの座標値（ｘｇ、ｙｚ）が送られる。

主制御部２１１は、ディスプレイ２３３がら表示した点
Ｂの座標値（Ｘｚ、Ｙｚ）と、タフチスクリ−ン２３１
から送られてきた点すの座標値（ｘ２゜ｙｚ）との差を
計算する。横方向の差をＳｍ＋縦方向の差をｔ２とする
と、 ３□−Ｘｔ　−Ｘｔ　　・・・・・　（３）ｔｚ”Ｙｚ
　　７ｔ　　・・・・・　（４）となる。

同様に、オペレータが点Ｃを指し示し、主制御部２１１
は、ディスプレイ２３３から表示した点Ｂの座標値（Ｘ
ｚ、Ｙｍ）と、タッチスクリーン２３１から送られてき
た点Ｃの座標値（Ｘｚ、３’ｚ）との差を計算する。横
方向の差を５３＋縦方向の差をｔ３とすると、 ｓ３　＝Ｘ１−ｘ３　　・・・・・　（５）ｔ３　”Ｙ
ｓ　−７ｓ　　・・・・・　（６）となる。

次に、主制御部２１１は、式（１）、（３）。

（５）を基にして、各点の横方向の差３１＋３！＋３、
の平均Ｓを求める。

Ｓ−（ｓ＋　＋８．＋ｓｓ　）／３　・−−（７）同様
にして、主制御部２１１は、式（２）、（４）、　　（
６）を基にして、各点の縦方向の差ｔＩ。

Ｌｌｓｊ３の平均Ｔを求める。

Ｔ”　（ｔ＋　＋　ｔｚ　＋ｔｓ　）／３・・・　（８
）主制御部２１１は、式（７）及び式（８）によって計
算した値Ｓ、Ｔを補正値としてＲＡＭ２２１に格納する
。

以上で、タッチスクリーン２３１の位置補正が終了した
ことになる。

次に、オペレータは、タッチスクリーン２３１を所望位
置を指し示すことによって操作指示を行なう０例えば、
第４図に示した斜線部を指し示す。

タッチスクリーン２３１から主制御部２１１にオペレー
タが指し示したタッチスクリーン２３１上の座標値（Ｘ
、　Ｙ）が送られる。主制御部２１１は該座標値に、Ｒ
ＡＭ２２１に格納した補正値を加えた座標値（Ｘ＋Ｓ、
Ｙ＋Ｔ）を補正後の新座標値として以後の処理を行なう
。

タッチスクリーン２３１とディスプレイ２３３との相対
位置は、組み付け後に変わることはないので、組み付け
時に補正値を求めてＲＡＭ２２１に格納すると、後は該
補正値をＲＡＭ２２１から読み出して使用することがで
きる。

Ｎ４遺１」（旧ＬζΔ このように、ディスプレイ２３３の画面上に、補正のた
めの３点の表示を行なう０次に、オペレータが各点を指
し示し、タッチスクリーン２３１−の操作面上の座標値
とディスプレイ２３３の画面上の座標値との差を補正値
として求める。求めた補正値は、ＲＡＭ２２１に格納す
る。

タッチスクリーン２３１を用いて、通常の操作指示を行
なうときは、タッチスクリーン２３１から送られてきた
座標値に、ＲＡＭ２２１に格納した補正値を加えること
によって、座標値の補正を行なう、主制御部２１１は、
補正された座標値に基づいて処理を行なう。

従って、タッチスクリーン２３１とディスプレイ２３３
の正確な位置合わせが不要となり、タッチスクリーン２
３１の組み付け時の位置調整が容易となる。

特に、タッチスクリーン２３１は、オペレータが直接触
れるため、傷や破損等により交換する頻度が高く、交換
の都度の位置調整が容易になれば、使用者側で交換する
ことも可能となる。

呈−光里亘変星皿捲 なお、上述した本発明の実施例にあっては、タッチスク
リーン２３１の使用例としてＡＴＭ２００を考えたが、
タッチスクリーン２３１を使用した装置であれば本発明
を適用することができる。

また、実施例では、ディスプレイ２３３として陰極線管
を用いたが、発光ダイオードを用いたディスプレイや液
晶表示板を用いたディスプレイ等、タッチスクリーン２
３１が設置可能なものであれば何でもよい、タッチスク
リーン２３１は、静電方式のものとしたが、光方式、２
］電電膜式等何れの方式であってもよい。

また、実施例では、ＲＡＭ２２１に補正値を格納したが
、ディスク装置２２３に格納すにようにしてもよい。

更に、「１．実施例と第１図との対応関係」において、
第１図と本発明との対応関係を説明しておいたが、これ
に限られることはなく、各種の変形態様があることは当
業者であれば容易に推考できるであろう。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、表示画面とタッチス
クリーンとの組み付け時のずれを補正量として格納して
おき、タッチスクリーンによって座標値を入力したとき
に、補正量を基にして該座標値の補正を行なうことがで
きるので、実用的には極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のタッチスクリーンの位置補正装置の原
理ブロック図、 第２図は本発明のタッチスクリーンの位置補正装置を応
用した一実施例の構成図、 第３図は実施例におけるタッチスクリーン位置補正の説
明図、 第４図はタッチスクリーンの操作説明図である。 図において、 １１１は補正量入力手段、 １２１は補正量格納手段、 １３１は座標入力手段、 １４１は座標補正手段、 ２００はＡＴＭ。 ２１１は主制御部、 ２２１はＲＡＭ。 ２２３はディスク装置、 ２２５はバックアンプ用電池、 ２３１はタッチスクリーン、 ２３３はディスプレイ、 ２５１はＲＯＭである。 ｆ、発明の原理フ゛口１．り２ 第１図 麺丈例Ｇ構阪（イ） 第２図 （イ） タラ十Ｚフリー〕の操作洸Ｂｎ囚 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 表示画面とタッチスクリーンとの組み付け時のずれを補
   正量として入力する補正量入力手段（１１１）と、 補正量入力手段（１１１）から入力した補正量を格納す
   る補正量格納手段（１２１）と、 前記タッチスクリーンを用いて座標値の入力を行なう座
   標入力手段（１３１）と、 補正量格納手段（１２１）に格納されている補正量に基
   づいて、座標入力手段（１３１）から入力された座標値
   の補正を行なう座標補正手段（１４１）と、 を備えるように構成したことを特徴とするタッチスクリ
   ーンの位置補正装置。