JPS63311205A - 導波路形集光器 - Google Patents

導波路形集光器

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JPS63311205A
JPS63311205A JP62145195A JP14519587A JPS63311205A JP S63311205 A JPS63311205 A JP S63311205A JP 62145195 A JP62145195 A JP 62145195A JP 14519587 A JP14519587 A JP 14519587A JP S63311205 A JPS63311205 A JP S63311205A
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JP
Japan
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condensing
light
point
grating
waveguide
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JP62145195A
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English (en)
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Takahiko Yoshida
隆彦 吉田
Hideo Onuki
大貫 秀男
Seiji Kishimoto
清治 岸本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光導波路中を導波されるコヒーレント光束を
該光導波路外に出射して集光させる導波路形集光器に係
シ、特に小形軽量化を目的として光学素子群を1チツプ
に集積した光ピツクアップ用に好適な、かかる導波路形
集光器に関する。
〔従来の技術〕
従来、光学式情報記録媒体に対して情報の記録再生を行
う光ピツクアップとして、たとえば特開昭57−205
833号公報に示されるように、半導体レーザ、コリメ
ータレンズ、偏光ビームスプリッタ、1/4波長板、対
物レンズ、光検出器などの光学素子によって光学系を構
成したものが実用化されている。このような構成の光ピ
ツクアップは、光学系が複雑で組み立て時に高精度の光
軸調整が必朝であるほか、小形軽量化に限界があシ情報
の記録再生時におけるアクセス速度を高速にできないと
いう問題点がある。
上記の問題点の解決をねらって、たとえば特開昭61−
85637号公報に示されるように、1枚の基板の上に
光学素子群を1チツプに集積した光ピツクアップが提案
されている。この構成の光ピツクアップにおいては、集
光グレーティングカプラを用いて、光導波路中を導波さ
れるコヒーレント光束を該導波路の外にある情報記録媒
体の情報記録面上に集光させる。
上記の集光グレーティングカプラは、光導波路表面の形
状変化、iたは光導波路内部の屈折率変化として設けら
れたグレーティング(回折格子)の1種である。このグ
レーティングのパターン形状は、一般的なグレーティン
グに見られるような平行で等間隔の直線群ではなく、間
隔が等しくなくかつ交差しない多数の曲線からなる曲線
群である。
この曲線群の曲線形状は、光導波路中を導波される光束
の位相と、集光グレーティングカプラから集光点への集
光光束の位相との、位相整合条件から決まる2次曲線状
であることが多い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の集光グレーティングカプラによシコヒーレント光
束を集光させる場合は、情報記録媒体の情報記録面上の
ただ1点に光束が集光されるわけではなく、厳密には中
心となる集光点のまわシに、メツシュ状に多数の副業光
点が生じる。
これは、集光グレーティングカプラから出射された集光
光束の、情報記録面における光振幅分布が、光導波路か
らの出射面、すなわち集光グレーティングカプラの配設
された部分における光振幅のステップ状の変化(光束の
出射面では出射部分と出射しない部分との境界で必ずス
テップ状の強度変化が発生する)のフーリエ変換波形に
なっていることに起因する。
メツシュ状の多数の副業光点の光強度は、中心となる集
光点よシ光強度は小さく、また中心となる集光点から遠
くなるほど光強度は小さくなる。
したがって、中心となる集光点を情報の記録再生用に使
用すればよい。しかしながらこの場合、中心となる集光
点に隣接する副業光点の光強度が、中心となる集光点の
光強度の数%前後となシ、これに伴って中心となる集光
点のスポット径は、C全@(光スポットの中心部の一番
強度の強い所を1としたとき、中心部からそれて光強度
がI X e−2にまで低下する個所のスポット径を云
う)で2μm以上とな)、16μm程度のトラックピッ
チを有する情報記録媒体に対しては、スポット径が実用
上十分小さくなっていないという問題点があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、中心
となる集光点のまわシのメツシュ状の副業光点の光強度
を実効的に低減して、中心となる集光点のスポット径を
十分小さく絞ることができ、光学素子群を1チツプに集
積した光ピックアップ姥 の性能向上をはかることが可納となる導波路形集光器を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明による導波路形集光
器においては、集光グレーティングカプラを複数個、そ
の各々のグレーティングカプラか外 ら出射された光束が該光導波路の空間に位置するΔ 成る共通な一点を集光点として集光するように相対的に
位置決めして配置すると共に、各グレーティングカプラ
から出射されて前記集光点に集光するに至った各光束の
位相の差が、はぼ零または2πの整数倍になるように、
前記各光束の光源から前記集光点に至るまでの光路長を
定めた。
第5図は上記の光路長の定め方の概念図であシ、同図に
訃いて、3は光導波路、4a、4bは集光グレーティン
グカプラ、17はレーザ光源、18はビームスプリッタ
、19a、19bは反射器、20.21a、21b、2
2a、22bは光導波路3中を導波される光束、23a
、25bはそれぞれ集光グレーティングカプラ4a、4
bから出射された光束、点Pはレーザ光源17からの光
束20の出射位置、点Aはビームスプリッタ18による
光束21a、21bの分岐点、点B!、Bbは反射器1
9a、19bKよる光束22a、22bの反射点、点C
a、Cbは光束25a、23bの集光グレーティングカ
プラ4a*4bからの出射点、点Qは集光グレーティン
グカプラ4a、4bの共通の集光点である。
第5図において、点ABa間2点ABb間2点BaCa
間9点BbCb間2点CaQ間2点CbQ間の距離をそ
れぞれABa、BaCa、BbCb。
CaQ、CbQとし、光導波路中の光束の実効的な波長
をλ1.光導波路外の光束の波長をλ。とすると となるように各光束の光路長を設計すればよいわけであ
る。
光導波路中の実効的な波長は、光導波路の厚さ。
屈折率から定まる導波モードによって変化するので、局
部的に光導波路の厚さや屈折率を変化させた設計も可能
である。たとえば点BaCa間の一部を長さtにわたっ
て波長λ2に変化させた場合、と置きかえた式に基づい
て、各光束の光路長を股  。
計することができる。
〔作用〕
上記の構成の導波路形集光器においては、各集光グレー
ティングカプラから出射した集光光束の中心となる集光
点は全て共通の同一位置にあル、またその集光点におい
ては、各集光グレーティングカプラからの集光光束の位
相の差がほぼ0または2πの整数倍となっているので、
集光点における光振幅は、各集光グレーティングカプラ
による光振幅の和となシ、この光振幅の2乗に比例した
光強度が得られる。
一方、各集光グレーティングカプラは、上記のように位
置決めして配置した結果、その光軸(グレーティングカ
プラに入射した平行光のその入射方向に沿った軸)が相
互に交差することになるので、中心となる集光点のまわ
シの副集光点は、他カプラからのそれとほとんど重なる
ことがない。
したがって、中心となる集光点の光強度が強くなるのに
比較して、副集光点の光強度は相対的Kかなプ小さく押
えることが可能とな〕、中心となる集光点の集光スポッ
トは尖鋭なものとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例としての導波路形集光器を示
す斜視図である。同図において、1はSi(シリコン)
基板、2はバッファ層、3は光導波路である。バッファ
層2は、鏡面研磨されたSi基板10表面を、熱酸化に
よシ厚さ1〜2μmの5i02膜とすることKよシ形成
でき、また光導波路3は、バッファ層2の表面にバリウ
ム硼硅酸ガラス、たとえば米国コーニンググラスワーク
ス社製7059番ガラスを、高周波スパッタなどの成膜
方法によ〕α6〜1pm程度形成し、次にco2(二酸
化炭素)ガスレーザなどにょシ徐冷点(7059番ガラ
スでは639℃)程度の温度の7エールを行うことによ
シ形成できる。
4 a e 4 bは光導波路3上に形成された集光グ
レーティングカプラ、5as5bはそれぞれ集光グレー
ティングカプラ4a、4bの光軸、6は集光グレーティ
ングカプラ4a、4bの共通の集光点である。集光グレ
ーティングカプラ4am4bは、光軸5m、5bが互い
に45°の角度で交差するように配設すると所期の目的
達成に好都合である。
第1図においては、図の繁雑さを避けるため、集光グレ
ーティングカプラ4g、4bのパターン形状は示さず、
配設位置のみ示した。パターン形状については後述する
集光グレーティングカプラ4a、4bは、公知のフォト
リングラフィ技術や電子線描画技術2反応性イオンエツ
チング技術等によシ、光導波路3上に形成されている。
7は半導体レーザで、光導波路3の端面に固定されてい
る。8は7レネルレンズ、9は透過形グレーティング、
10a、10bは反射形グレーティングである。
フレネルレンズ8、透過形グレーティング9、反射形グ
レーティング10a、10bは、いずれも集光グレーテ
ィングカプラ4a、4bと同様の技術によシ、光導波路
3上に形成されている。また透過形グレーティング90
回折効率は50%になるように設計されている。つtb
光束の半分を透過させて一方に分岐し、残シの半分を他
方へ分岐させている。反射形グレーティング10a、1
0Lの回折効率は90%以上になるように設計されてい
る。
11は半導体レーザ7から光導波路3への入射光束、1
2,13a、13b、14m、14bは光導波路3内を
導波される平行光束、15a、15bはそれぞれ集光グ
レーティングカプラ4a。
4bから出射された集光光束である。
第1図において、半導体レーザ7からの出射光は、光導
波路3の端面から入射され、光束11となシ、さらにフ
レネルレンズ8によって平行光束12となる。平行光束
12は、回折効率50%の透過形グレーティング9によ
って、平行光束13a、13bに2等分される。平行光
束15a、13bはそれぞれ反射形グレーティング1o
a、10bKよって反射され、平行光束14a、14b
となシ、それぞれ集光グレーティングカプラ4a。
4bKよって光導波路3から外部の空間中に出射されて
集光光束15a、15bとなシ、共通の集光点6に集光
される。
透過形グレーティング9から反射形グレーティング10
a、集光グレーティングカプラ4aを経て集光点6へ至
る光束j5av 14a+ 15aの光路長と、透過形
グレーティング9から反射形グレーティング10b、集
光グレーティングカプラ4bを経て集光点6へ至る光束
1.5b、14b。
15bの光路長は、集光点6において光束15aと15
bの位相の差がほぼ、Oま念は2K(D整数倍になるよ
うに設計されている。
この場合、光束13aと15b、14aと14b、15
aとtsbを、それぞれ単純に光路長を等しく、または
光束の波長の整数倍となる寸法だけ光路長に差があるよ
うに設計する方法のほか、光導波路3の厚さを局部的に
薄くして光導波路中の光束の導波モードの波長を変化さ
せる方法や、光導波路材料によっては光導波路中の屈折
率分布を公知のプロトン交換技術、金属拡散技術、イオ
ンドーピング技術などの方法によって局部的に変化させ
て光導波路中の光束の導波モードの波長を変化させる方
法などを、適宜併用して設計すればよい。
次に集光グレーティングカプラ4a、4bのパターン形
状について説明する。
第2図(a)は、集光グレーティングカプラ4aの平面
図であシ、第2図(b)は同断面図であシ、第1図にお
けるのと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。また、集光グレーティングカプラ4bも4aと同
様であるので、その説明は省略する。
第2図(a)、(b)に示すようK、光導波路3中の平
行光束14aが、集光グレーティングカプラ4aによっ
て集光点6へ集光する場合を考える。集光グレーティン
グカプテのパターン形状(第2図(a)に示す集光グレ
ーティングカプラの曲線)は、周知のように光導波路3
中の平行光束14aの位相と、集光光束15aの位相と
の位相整合条件から求めることができる。
第2図(a)、(b)K示すようKx y z軸を定め
、半導体レーザ7からのレーザ光の真空中における波長
をλ、光導波路の実効屈折率をNe、集光光束15aの
出射角をθ、焦点距離をfとすると、xy平面における
平行光束14aの位相Φ1は、X軸を基準にすると またxy平面における集光光束15aの位相Φ2は、集
光点6の位置を基準にすると ・・・・・・(2) となる。グレーティングのm番目(mは整数)のライン
の形状は次式から決定でれる。
Φ1−Φ2=2mπ十定数      ・・・・・・(
3)したがってx = y = Oでm=oとなるよう
に定数を決めると次の形状式が得られる。
=mλ+f          ・・・・・・(4)集
光点6の位置を決めるとfとθが決ま9、式(4)から
集光グレーティングカプテのパターン形状が求められる
が、以上のことは既に良く知られた事柄である。
次に集光グレーティングカプラ4a、4bの集光特性に
ついて説明する。
集光グレーティングカプラ4a、4bから出射される集
光光束15a、15bの光振幅分布は一様ではなく、第
2図(a、)の17平面上で見ると、X方向にはガウス
分布、X方向には指数関数分布となる。これは、X方向
については光源の半導体レーザの出射光の光振幅分布、
X方向については集光光束15a、15bの出射による
減衰にそれぞれ起因している。したがって、集光光束1
5a。
isbのxy平面における光振幅分布A(x、y)は、
x−y−0における光振幅をAO,光導波路3中の平行
光束14a、14bのe 半幅をw1放射損失係数をα
とすると ここで簡単のため、第2図(a)において集光グレーテ
ィングカプラがIXI≦z*lyl≦Tの範囲KToJ
)、また第2図(b)においてθ−0の場合を考えると
、集光面Cz−f)における光振幅分布A(x*y)は
上記のA(x、y)の7−リエ変換とな〕、次式のよう
になる。
・・・・・・(6) 上記式(6)はXに関する積分とyに関する積分が分離
でき、次のようになる。
A(X、Y)=Ao−AX(X) ・Ay(Y)   
”” (7)ここに、 である。
第5図(a)、(b)は、上記式(8)及び式(9)の
積分結果でToシ、これによシ集光グレーティングカプ
ラの集光点付近の光振幅分布を説明する。
1つの集光グレーティングカプラによる集光スポットの
、XY千面における光振幅分布は、第3図(a)に示す
X方向の光振幅分布と、第5図(b)K示すY方向の光
振幅分布との積で躯見られる。したがって、集光スポッ
トは、x−y−oの位置に光強度の最大となる集光点が
現われ、その範囲にメツシエ状に多数の副業光点が現わ
れることがわかる。
し九がって、本実施例では、2つの集光グレーティング
カプラを、その光軸が45@の角度で交差するようにし
て光強度が最大となる集光点が2つの集光グレーティン
グカプラ、で空間中の1点で重なるように配設し、さら
に各集光グレーティングカプラからの出射光の位相が上
記の共通の集光点において峰ぼ一致するように各光路長
を定めであるので、共通の集光点くおける光振幅は、各
集光グレーティングカプラによる光振幅の和となシ、こ
の光振幅の2乗に比例した光強度が得られる。
一方、2つの集光グレーティングカプラの副集光点はほ
とんど重まることがないため、共通の集光点の光強度に
比較して副菜光点の光強度は実効的にかな夛小さく押え
ることが可能となシ、共通の集光点の集光スポットはe
 全幅で1.5μm程度の尖鋭なものとなる効果がある
次に、本発明の第2の実施例を第4図により説明する。
第4図は本発明の第2の実施例としての導波路形集光器
を示す斜視図である。同図において、7a、7bは半導
体レーザ、8a、8bは光導波路3上に形成されたフレ
ネルレンズ、1 ja、 1 lbはそれぞれ半導体レ
ーザ7a+7bから光導波I、83への入射光束、16
は半導体レーデ7a、7bを位相同期発振させる位相同
期手段である。また、グレーティングカプラ4a 、4
bは、光軸5a、5bが135@の角度で交差するよう
に配設されている。
その龍笛1図におけるのと同一部分には同一符号を付し
、その説明を省略する。
第4図において、半導体レーザ7m、7bからの出射光
は、それぞれ光導波路3の端面から入射され、光束11
a、11bとなシ、さらにフレネルレンズ8a+8bに
よって平行光束j4a+14bとなる。さらに集光グレ
ーティングカプラ4a、4bによって光導波路3から外
部の空間中に出射されて集光光束15a、15bとなシ
、共通の集光点6に集光される。
一方、半導体レーザ7a、7bは、位相同期手段16に
よって位相同期発振するように構成され、さらに、半導
体レーザ7aからフレネルレンズ8a、集光グレーティ
ングカプラ4aを経て集光点6に至る光束11a+14
a、15aの光路長と、半導体レーザ7bからフレネル
レンズ8b1集光グレーテイングカプラ4bを経て集光
点乙に至る光束11b、14bi5bの光路長は、集光
点6において光束15aと15bの位相の差が、第一の
実施例と同様に、はぼ、0または2πの整数倍になるよ
うに設計されている。
逆の云い方をすると、上述の半導体レーザ7aから集光
点6に至る光路長と半導体レーザ7bから集光点6に至
る光路長が実効的に等しくなるように、同期手段16に
おける位相同期を定めることもできる。
したがって、本実施例の導波路形集光器によっても、第
一の実施例と同様に、共通の集光点の光強度に比較して
副菜光点の光強度は実効的に小さくなシ、共通の集光点
の集光スポットとしてe−2全幅で15μm程度の尖鋭
なものが得られる効果がある。
以上の第一の実施例、第二の実施例においては、集光グ
レーティングカプラ4a、4bの光軸5a。
5bの交差角をそれぞれ45°、135°としたが、必
ずしもこの角度に限定されるわけではなく、おおむねO
a付近、90°付近を除いていかなる角度でも同様の効
果がある。また、第1図、第4図において、集光グレー
ティングカプラ4a、4bは互いに1点で接するように
配置されているが、離れていても全く問題はない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らか表ように、本発明によれば、各集
光グレーティングカプラから出射した集光光束の光強度
が最大となる集光点は全て共通の同一位置にあシ、また
その集光点においては、各集光グレーティングカプラか
らの集光光束の位相の差がほぼ、0または2πの整数倍
となるので、集光点における光振幅は各集光グレーティ
ングカプラによる光振幅の和となシ、この光振幅の2乗
に比例した光強度が得られる。
一方、各集光グレーティングカプラの副菜光点はほとん
ど重なることがないため、共通の集光点の光強度に比較
して副菜光点の光強度は実効的にかなシ小さく押えるこ
とが可能と彦り、共通の集光点の集光スポットはe 全
幅でt5μm5μm程鋭なものとなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての導波路形集光器を示
す斜視図、第2図(a)は集光グレーティングカプラの
平面図、第2図(b)は同断面図、第3図は集光グレー
ティングカプラによる集光点付近の光振幅分布を説明す
るための波形図、第4図は本発明の第2の実施例として
の導波路形集光器を示す斜視図、第5図は本発明による
光路長の定め方の概念図、である。 符号の説明 1・・・・・・St基板、2・・・・・・バッファ層、
3・・・・・・光導波路、4a、4b・・・・・・集光
グレーティングカブラ、6・・・・・・集光点 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板上に形成された光導波路と、該光導波路内また
    はその表面上に形成されていて該光導波路を伝播する光
    束を該光導波路外の空間へ出射し集光させる集光グレー
    テイングカプラと、から成る導波路形集光器において、 前記集光グレーテイングカプラを複数個、その各々のグ
    レーテイングカプラから出射された光束が該光導波路外
    の空間に位置する或る共通な一点を集光点として集光す
    るように相対的に位置決めして配置すると共に、各グレ
    ーテイングカプラから出射されて前記集光点に集光する
    に至つた各光束の位相の差が、ほぼ零または2πの整数
    倍になるように、前記各光束の光源から前記集光点に至
    るまでの光路長を定めたことを特徴とする導波路形集光
    器。 2、特許請求の範囲第1項記載の導波路形集光器におい
    て、前記集光グレーテイングカプラの個数は2であり、
    各々のグレーテイングカプラは、共通の光源からの光束
    を光束分割素子としての透過形グレーテイングにより分
    割されて入射されることを特徴とする導波路形集光器。 3、特許請求の範囲第1項記載の導波路形集光器におい
    て、前記複数個の集光グレーテイングカプラの各々は、
    それぞれお互いに一定の位相同期関係をもつて発振する
    複数個のレーザ光源の各々からの光束を入射されること
    を特徴とする導波路形集光器。
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