JPH01298552A - 光磁気情報記録再生装置 - Google Patents

光磁気情報記録再生装置

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JPH01298552A
JPH01298552A JP12912088A JP12912088A JPH01298552A JP H01298552 A JPH01298552 A JP H01298552A JP 12912088 A JP12912088 A JP 12912088A JP 12912088 A JP12912088 A JP 12912088A JP H01298552 A JPH01298552 A JP H01298552A
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JP
Japan
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magneto
optical
waveguide
light
refractive index
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JP12912088A
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English (en)
Inventor
Shigeyoshi Misawa
成嘉 三澤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、光磁気ディスクや光磁気カード、光磁気テー
プ等、光磁気記録方式をとる光磁気情報記録再生装置に
係り、特に、光磁気ピックアップ部の小型・軽量化、安
定化を実現し、装置全体の小型化やアクセスタイムの短
縮、信頼性の向上等を図り得る光磁気情報記録再生装置
に関する。
(従来技術) レーザ光の熱作用を利用して微小な磁区を光磁気記録媒
体の記録面に形成された磁性薄膜中に書き込んで情報を
記録する光磁気記録方式により情報を記録し、レーザ光
を用いて、カー効果やファラデイー効果等の磁気光学効
果を利用して情報の読みだしを行ない情報を再生する光
磁気情報記録再生装置が知られている。
ところで、この光磁気情報記録再生装置における光磁気
ピックアップ部としては、従来、バルク型光学素子(例
えば、レンズ、プリズム、検光子等)と光源及び光検知
器とを組合せたものが用いられていた。
しかしながら、従来のバルク型光学素子を用いて構成さ
れた光磁気ピックアップでは、装置構成が複雑であり、
しかも、光磁気ピックアップ部全体が大きく重くなると
いう欠点を有する。
このため、バルク型光学素子を用いて構成された光磁気
ピックアップ部を備えた光磁気情報記録再生装置では、
光磁気ピックアップ部全体が大きく重いため、高速アク
セスが不可能であり、また、装置構成が複雑となるため
、組付は及び調整に手間がかかり、生産コスト増大の要
因となる。また。
多くの光学部品の組合せからなるため、機械的安定性も
不十分であり、経時変化も生じ易いという問題も有する
そこで、このような問題点を解決するため、光磁気ピッ
クアップ部の光磁気信号検出光学系とフォーカス及びト
ラッキング誤差検出光学系とを薄膜導波路上に一体化し
た導波路素子を光磁気ピックアップ部に用いた光磁気情
報記録再生装置が提案されている(例えば、電気通信学
会、信学技報Vo1.86 No、341,0QE86
−173−184.P31−38) 。
第11図は上記導波路素子を用いた集積型の光磁気ピッ
クアップ部の一例を示しており、この光磁気ピックアッ
プ部は1.レーザ光源101と、この光源101からの
光を平行光束にするコリメートレンズ102と、そのコ
リメートレンズ102からの平行光束を光磁気記録媒体
たる光磁気ディスク105の記録面に集光する対物レン
ズ104と、光磁気記録媒体105の記録面からの反射
光を検知する導波路素子116とによって構成されてい
る。
ここで、上記導波路素子116は、透明基板110とそ
の基板110上に積層形成された薄膜導波路層109と
からなり、この導波路素子116上には3連の集光グレ
ーティングカプラ114とフォトダイオードアレイ等か
らなる光検知器111とが装架され。
一体に集積化されている。
上記構成からなる光磁気情報記録再生装置の光磁気ピッ
クアップ部においては、レーザ光源101からの出射光
はコリメートレンズ102により平行光束に集光され、
導波路素子116を透過して対物レンズ104により光
磁気ディスク105の記録面に集光される。
上記光磁気ディスク105の記録面に集光され、該記録
面により反射された反射光は、対物レンズ104により
再び集光され導波路素子116上の3連の集光グレーテ
ィングカプラ114に入射される。
そして、このとき一部の光が光導波路109に結合され
フォトダイオードアレイ等からなる光検知器111に集
光される。
ここで、上記3連のグレーティングカプラ116の内、
中央部は導波路に垂直な電界成分を有する7Mモード光
を1両端側の2つは導波路に平行な電界成分を有するT
Eモード光を夫々励振するように設計されており、TE
モード光と7Mモード光の差動により光磁気信号が検知
される。
また、フォーカシング誤差信号はフーコー法の検出原理
により両端側の2つのグレーティングカプラから導波路
に回折導波されたTEモード光を用いて検出され、また
、トラッキング誤差信号はプッシュプル法の検出原理に
より両端側の2つのグレーティングカプラから導波路に
回折導波されたTEモード光を用いて検出される。
ところで、第11図に示す構成の光磁気ピックアップで
は、光磁気ディスク105の記録面からの反射光と光源
101からの入射光とを分離するために3連の集光グレ
ーティングカプラ114を用いているが、導波路素子が
透過型であることや、集光グレーティングカプラ114
の性質上、導波モードへの回折光以外の方向にも回折光
が生じるため導波路への高い回折効率が得られないとい
う欠点を有する。
また、集光グレーティングでは、グレーティングとして
の性質上、波長の変動や角度ずれに対して回折角や回折
効率が大きく変化するため、光源波長の許容度及び取付
は角度誤差に対する許容度が小さいという問題も有する
また、光源101からの光は導波路素子116を透過し
て光磁気ディスク105に集光されるため、導波路素子
116の基板110には透明基板を使用する必要があり
、導波路素子116上に集積される光検知器111等の
種類、性能が限定されるという問題も生じる。
(目  的) 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、光磁
気ピックアップ部の小型・軽量化、安定化、及び光磁気
ピックアップ部における光利用効率の増大、光源波長の
変動や作成誤差に対する許容度の増大を実現し、装置全
体の小型化やアクセスタイムの短縮、信頼性の向上、製
造コストの低減を図り得る光磁気情報記録再生装置を提
供することを目的とする。
(構  成) 上記目的を達成するため、本発明による光磁気情報記録
再生装置においては、光磁気ピックアップ部が、光源と
、この光源からの光を光磁気記録媒体の記録面に集光す
る光学系と、上記光磁気記録媒体からの反射光を検知す
る2種類以上の構造の異なる光導波路とこの光導波路を
構成する部材より高い屈折率を有する高屈折率媒体及び
上記光導波路と上記高屈折率媒体との間に位置し一部が
除去された金属反射層と上記光導波路に一体化された光
検知器とからなる信号検知系とにより構成され、上記各
導波路に夫々導波されるTEモード光とTMモード光の
光量差を利用して上記光磁気記録媒体に記録された信号
を検知することを特徴とする。
上記構成からなる光磁気情報記録再生装置においては、
光源からの光は上記光学系を介して上記光磁気記録媒体
の記録面に集光される。
光磁気記録媒体からの反射光は上記高屈折率媒体によっ
て金属反射層の除去部から2種類以上の構造の異なる光
導波路に結合され、各光導波路に夫々導波される。そし
て、各光導波路に導波された光はTEモード光若しくは
TMモード光として各光導波路に一体化された光検知器
に夫々集光され、光磁気信号、フォーカシング誤差信号
、トラッキング誤差信号が夫々検出される。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図に本発明の一実施例における光磁気情報記録再生
装置の光磁気ピックアップ部の概略的側面構成図、第2
図にその光磁気ピックアップ部に用いられる導波路素子
の概略的平面構成図を夫々示す。
第1図において、図中符号1は光源、符号2はコリメー
トレンズ、符号3は高屈折率媒体、符号4は集光レンズ
、符号5は光磁気記録媒体、符号16は導波路素子、そ
して符号17は記録・消去時の磁界印加用電磁コイルを
夫々示しており、光源1から出射した光はコリメートレ
ンズ2により平行光束に集光され、高屈折率媒体3(図
示の実施例では直角プリズム)に入射する。高屈折率媒
体3に入射した光は、高屈折率媒体3と導波路素子16
との境界面で反射された後、集光レンズ4に入射し、光
磁気記録媒体5の記録面上に集光される。
光磁気記録媒体5の記録面に集光され該記録面から反射
された戻り光(反射光)は、磁気光学効果(カー効果あ
るいはファラデイー効果)により、入射光に対して偏波
面が微小角回転された状態となる。
そして、光磁気記録媒体5の記録面からの戻り光は再び
集光レンズ4により集束され、高屈折率媒体3に入射さ
れる。
この、高屈折率媒体3の反射面には導波路素子16が装
荷されており、この導波路素子16は第1図及び第2図
に示すように、基板1oの上にクラッド層9、光導波路
M7,8を積層し、さらにその上に金属反射層6が装荷
された構造を成しており、基板10の両端側に夫々位置
する光導波路層8上の金属反射層6中には開口部14a
、 14bが、また基板10の中央側に位置する光導波
路/17上には開口部14cが夫々設けられている。ま
た、高屈折率媒体3と導波路素子16とは金属反射層6
の部分で互いに密着された構造となっている。
さて、第2図に示す構造の導波路素子16を用いた第1
図に示す光磁気ピックアップ部においては、高屈折率媒
体3に入射した戻り光の一部は再び反射面で反射されコ
リメートレンズ2の方向に戻されるが、一部はエパネッ
セント波として上記金属反射層6中の開口部14a、 
14b、 14cを通して導波路素子16の光導波路!
7.8内に導かれ、位相整合した導波モードに夫々結合
される。
そして、金属反射層6中の開口部14a、 14b、 
14Cを通して導波路素子16の面端側に位置する光導
波路層8に結合された光は、導波路素子16上の導波路
プリズムレンズ12a、 12bによって夫々集束され
、夫々の導波路プリズムレンズ12a、 12bの集光
位置に一対づつ配設された光検知器11a、 llb及
び光検知器11c、 lidに夫々集光される。
尚、夫々の導波路プリズムレンズ12a、 12bによ
って集光された光は、光磁気ピックアップが合焦位置に
あるとき、図示の如く、光検知器!ta、 llbの中
間位置、及び光検知器11c、 lidの中間位置に夫
々集光されるようになっている。
また、金属反射層6の略中夫に位置する開口部14cを
通って導波路素子16の中央に位置する光導波路層7に
結合された光は、導波路レンズ12cによって光検知器
13に集光される。
ここで、第1図及び第2図に示した実施例における光磁
気ピックアップ部の各構成要素の構造面について詳細に
説明する。
光磁気ピックアップ部に用いられる光源1としては、コ
ヒーレンスのよい直線偏波のものが望ましく、シたがっ
て、半導体レーザやその他の各種レーザが使用される。
また、集光レンズ4及びコリメートレンズ2については
1図示の実施例では通常の集光性レンズを用いた例を示
しているが、この他、フレネルレンズ、フレネルゾーン
プレート、非球面レンズ、分布屈折率レンズ、及びそれ
らを適宜に組合せたものであってもよい。
次に、高屈折率媒体3は光源波長に対して透明な材料で
且つ屈折率が光導波路層7,8よりも高くなければなら
ない、また、光学的異方性の無いものが望ましい、そこ
で、使用される材料としてはTie、等の誘電体や、重
フリントガラスなどの高屈折率ガラス等が用いられる。
また、図示の実施例では、高屈折率媒体3の形状は直角
三角プリズム状となっているが、導波路素子16に接す
る平面部及びその平面部への光の入射、出射が可能であ
れば形状は任意に取り得るものである。
次に、導波路素子16上に装荷される金属反射層6は、
第1図及び第2図に示す如く光導波路層7゜8上に形成
されており、この場合、高屈折率媒体3の平面部と金属
反射層6との間は密着していることが結合効率の安定性
からは望ましい。このため、途中に空気層等の隙間がで
きる場合には、光導波路層7,8を形成する部材よりも
屈折率の高い媒体で満たしてもよいが、この場合、でき
れば高屈折率媒体3と同じ屈折率のものが望ましい。
また、高屈折率媒体3と導波路素子16との間に空気層
ができる場合には、金属反射層6及びその開口部14a
、 14b、 14cは、光導波路層上ではなく高屈折
率媒体3側に形成し、金属反射層6と光導波路層7,8
の間に空気層が入るような構成にする方が望ましい。
次に、金属反射層6の材料としては、光導波路層のクラ
ツデイングとして用いたときに低損失なA g g A
 u g A I等が使用される。また、その形成方法
としては、真空蒸着、スパッタリング、メツキ、塗布等
の方法が用いられる。
また、金属反射層6中に形成される開口部14a。
14b、 14cは、マスクを用いた選択エツチング(
ウェット若しくはドライエツチング)、リフトオフ、切
削、研磨等の方法を用いて形成される。
次に、導波路素子16の基板10としては1種々のもの
を用いることができるが、本実施例ではSi。
GaAs等の半導体基板を用いている。
尚、本実施例のように半導体基板を用いる場合には、フ
ォトダイオード等からなる光検知器やFET等の信号増
幅回路用の素子を基板表面や基板中に容易に形成するこ
とができる。
次に、上記基板10上にはクラッド層9及び光導波路層
7,8が積層形成され装荷されるが、ここで、クラッド
層9及び光導波路ll17,8は、光源波長に対して透
明な材料で形成され、クラッド層9の屈折率は光導波路
層7,8よりも低く設定される。
また、光導波路層7,8は、後述するように、どちらか
一方便の光導波路層のTEモードの伝搬定数と他方側の
光導波路層のTMモードの伝搬定数とが一致するように
、層厚あるいは層の屈折率若しくはその開方を調節しで
あるものとする。
次に、クラッド層及び光導波路層7,8の材料としては
、ガラスノ他、Sin、、 Si、N4. Nb。
0、、Ta2O,等の誘電体、並びにポリマー等の有機
物や化合物半導体等が用いられる。
また、その形成方法としては、真空蒸着、CVD法、ス
パッタリング、塗布、熱酸化、イオン交換、イオン注入
、結晶成長等の方法が適用される。
尚、各光導波路M7,8の伝搬モードの調節方法として
は、何れか一方側の光導波路層の層厚を別の屈折率の材
料を装荷して変化させるかエツチング、イオンミーリン
グ等で変化させる方法や、イオン交換、イオン注入、屈
折率の異なる材料の埋込等により屈折率を変化ぎせる方
法等や、これらの組合せによる方法が適用される。
次に、導波路素子16上に形成される導波路プリズムレ
ンズ12a、 12b及び導波路レンズ12eは、図示
の実施例では、装荷型モードインデックスレンズタイプ
を示しているが、この他、埋込型モードインデックスレ
ンズ、ルーネブルクレンズ、ジオデミツクレンズ、フレ
ネルレンズ、グレーティングレンズ等のタイプが適用で
きる。
また、導波路プリズムレンズ12a、 12b及び導波
路レンズ12cの材料及びその形成方法としては、前述
したクラッド層9、光導波路1!F7,8の場合と略同
様である。
尚、前述したクラッド層9は導波路損失を考慮しなけれ
ば必ずしも必要ではない。
次に、光導波路M8からの導波光を検知する光検知器1
1a、 llb、 llc、 lid、及び光導波路層
7からの導波光を検知する光検知器13は、本実施例の
場合フォトダイオードが使用されるが、前述したように
、基板10として半導体基板が用いられているため、不
純物拡散等の方法で光検知器を基板10に直接形成する
ことができる。
また、光検知器としては、α−8i等のタイプの光検知
器を用いることもでき、この場合には、基板10は半導
体基板である必要はなく、ガラス、誘電体その他の材料
を用いることができる。
尚、第2図中の符号15a、 15b、 15c、 1
5d、 15eは各光検知器11a、 llb、 ll
c、 lid、 13がらの信号を取り出すための引出
し電極である。
以上、本発明による光磁気情報記録再生装置の光磁気ピ
ックアップ部の構成並びに各構成要素の構造について、
第1図及び第2図に示す実施例に基づいて説明したが、
次に、・本実施例における光磁気ピックアップ部による
光磁気信号及びフォーカシング誤差信号、トラッキング
誤差信号の検出方法について説明する。
最初に光磁気記録媒体5からの戻り光の光導波路層7,
8への結合について説明する。
第3図は高屈折率媒体3と光導波路層7,8との結合部
分を示す導波路素子16の要部拡大側面図を示しており
、本実施例では、戻り光を光導波路層7,8に結合する
ための方法として、いわゆるプリズム結合法を用いてい
る。このため、光導波路層7,8の特定の導波モードの
伝搬定数をβ。
光源1からの光の波数をに=2π/λ、高屈折率媒体3
の屈折率をn、戻り光の導波路素子16への入射角をθ
とすると、戻り光を光導波路層の導波モードに結合させ
るためには、 knsinθ=β         −−−−(1)と
いう位相整合条件を満たさなければならない。
また、第1図乃至第3図に示すようなスラブ型の光導波
路を形成する光導波路層7,8においては、TEモード
とTMモードとが存在する。
ここで第3図において、入射光の電界は光導波路の導波
路面に平行なEs成分とこれに垂直なEP酸成分に分け
られる。上記位相整合条件式(1)が満たされている場
合、戻り光の電界のEs成分はTEモードに、 Ep酸
成分TMモードに夫々結合する。
しかし、同一形状の光導波路ではTEモードとTMモー
ドの伝搬定数は、TMモードの方がやや小さく、その差
が大きい場合には、上記(1)式から明らかなように、
同一角度で入射した戻り光に対しTE、TMの両モード
を同時に効率よく励振させることは難しい。
そこで、本実施例においては、前述したように光導波路
層7と光導波路層8の少なくとも何れか−右側の構造、
例えば層厚あるいは屈折率等を少し変化させ、何れか一
方側の光導波路層の光導波路のTEモードにおける伝搬
定数と、他方側の光導波路層の光導波路の7Mモードに
おける伝搬定数とを一致するように調節することで、光
導波路層7,8の一方はTEモードを、他方は7Mモー
ドを同一人射角の戻り光に対して励振できるようにして
いる。
より具体的に述べると、7Mモードを励振すべき側の光
導波路層の膜厚をやや他方の光導波路層の膜厚よりも厚
くするか、若しくは7Mモードを励振すべき側の光導波
路層上に透明物質からなる薄膜を装荷することにより、
上記伝搬定数のrJR1!6が可能となる。
次に、′第2Wiにおいて図中符号Bで示す矢印は戻り
光の電界方向を示しており、この電界方向Bと光導波路
の光導波方向とのなす角をθとするとき、励振されたT
Eモード及び7Mモードの光強度をITt t ITM
とし、また、夫々のモードの結合効率をηア4.ηTM
、また、戻り光の電界強度をEとすると、工、及びIT
、は、 エア、=ηア、t”sin”θ      ・・・・(
2)ITM ” ’77M E”cos”θ     
 −(3)と表すことができる。この結果を第4図に示
す。
ここで、第4図より明らかなように、θが大きくなると
TEモードの光強度工丁五が大きくなり。
θが小さくなると7Mモードの光強度1丁Hが大きくな
ることがわかる。
このため、ITにと1丁間の差動を取るとθの変化方向
がその差動の符号により判定できる。
したがって、第2図において、光検知器11a。
11b、 llc、 lidの各出力をa、b、Q、d
とし。
光検知器13の出力をeとした時に、光磁気ピックアッ
プの合焦状態において戻り光の偏波面が回転されていな
い時(角度θの場合)の記録信号ΔSを、 Δ5=a−(a+b+c+d)=0 となるように検出回路(図示せず)の回路定数を設定す
る。
次に、戻り光の偏波面が角度θ十〇履と微小角θ■増加
する側に回転した場合、第4図より、エア。
が増加し、ITMが減少するため、例えば、導波路素子
16の中央に位置する光導波路層7に7Mモードを、導
波路素子16の両端側に夫々位置する光導波路層8にT
Eモードを夫々励振するように位相整合した場合には、
各光検出器からの出力信号の関係は。
(a + b + c + d ) > aとなり、 ΔS<0 となる。
また、戻り光の偏波面が角度θ−θ■と、さきほどの場
合と反対方向に微小角−θ一回転した場合には、第4図
より、工、が減少し、エア8が増加するため、先程と同
様に光導波路層7に7Mモードを、光導波路層8にTE
モードを夫々励振するように位相整合した場合には、各
光検出器からの出力信号の関係は、 (a + b + c + d ) < eとなり、 ΔS〉0 となる。
尚、上述の場合とは逆に、導波路素子16の両端側に夫
々位置する光導波路層8側に7Mモードを、中央に位置
する光導波路層7側にTEモードを結合させてもよく、
この場合には微小角±θ■の回転に対して記録信号ΔS
の符号は反対となる。しかるに、何れにしても、戻り光
の偏波面の微小回転角θ醜の回転方向により記録信号出
力ΔSの符号が変化するため、記録信号を2値化された
信号として検知することができる。
また、光源1からの出射光及び光磁気記録媒体5からの
戻り光の導波路素子16上での偏波面の角度θとし、で
は、Oくθ<90mの範囲で任意に取り得るが、検知感
度の点からはθ=45°付近に設定することが望ましい
次に、フォーカシング誤差信号の検知方法について説明
する。
ここで、上記フォーカシング誤差信号ΔFとしては、前
述したと同様に、第2図において光検知器11a、 l
lb、 llc、 lidの各出力信号をa、b、Q。
dとして、 ΔF=(a+d)−(b+c) をとり、光磁気ピックアップが合焦位置にあるときに、
フォーカシング誤差信号ΔFがΔF=Oとなるように検
出回路(図示せず)の回路定数を設定する。
光磁気ピックアップが光磁気記録媒体5に近づいた時、
戻り光は合焦時より発散した光束となり。
各光検知器11a、 Ilb、 llc、 lidから
の出力信号a。
b、c、dの関係は、 a ) b  かつ c < d となり、 ΔF>0 となる。
これとは反対に、光磁気ピックアップが光磁気記録媒体
5から離れた場合には、戻り光は合焦時より集束した光
束となり、各光検知器11a、 llb。
11c、 lidからの出力信号a、b、c、dの関係
は。
a (b  かつ c ) d となり、 ΔF<0 となる。
このため、ΔF=Oとなるように集光レンズ4、あるい
は集光レンズ4と導波路素子16及び高屈折率媒体3、
または光磁気ピックアップ部全体をフォー力シン゛グ用
アクチュエータ、(図示せず)により光軸方向に動かす
ことにより、オートフォーカシング制御を行なうことが
できる。
次に、トラッキング誤差信号の検出方法について説明す
る。
ここで、光磁気記録媒体5の記録トラックの形成方向と
しては、第1図において符号Aで示す矢印の方向とする
。  ・ また、トラッキング誤差信号ΔTとしては、前述したと
同様に、第2図において各光検知器11a。
Ilb、 llc、 lidの各出力信号をa# bt
 Qj dとして。
ΔT=(a+b)−(c+d) をとり、光磁気ピックアップの焦点位置がトラック上に
あるときのトラッキング誤差信号ΔTが、ΔT=Oとな
るように検出回路(@示せず)の回路定数を設定してお
くと、プッシュプル法により焦点位置がトラック上から
はずれた場合には、ΔT>Oあるいは ΔT<0 となる。
したがって、トラッキング誤差信号がΔT=0となるよ
うに、トラキング用アクチュエータ(図示せず)により
、集光レンズ4、あるいは集光レンズ4と導波路素子1
6及び高屈折率媒体3、または光磁気ピックアップ部全
体をトラックと垂直方向に動かすことによりオートトラ
キング制御が可能となる。
次に、本発明による光磁気情報記録再生装置の光磁気ピ
ククアップ部に用いられる導波路素子の別の実施例を第
5図に基づいて説明する。
同図において、この実施例における導波路素子16は第
1図及び第2図に示した実施例における導波路素子と略
同様の構造のものであるが、第2図に示した導波路素子
における導波路プリズムレンズ12a、12bと導波路
レンズ12cが省略され、その代わりに金属反射層6の
図に対して右端縁とその側の開口部14a、 14b;
t4c開口縁との頁面が凹面を形成するように光導波路
層上に装荷された点が異なるものである。
すなわち、光導波路層7,8上に金属層が装荷された場
合、その金属層を形成する金属がAg。
Au、A1等の一部の金属の場合には光導波路層7.8
は負の屈折率を持ち、負の屈折率を持つ誘電体と同じ効
果を持つ。このため、金属反射層6が装荷された光導波
路部分のTEモードあるいはTMモードの等偏屈折率β
が低くなる。このため。
導波路内を導波される導波光は等偏屈折率の高い、金属
膜のない方向に曲げられる。すなわち、金属反射層6の
凹面は導波光を集光するレンズの働きをする。このため
、第5図に示す導波路素子16においては金属反射層6
の凹面部の作用により導波光が集光され、光検知器11
a、 llb、 lie、 lid及び13に夫々導波
光が集光される。
したがって、第5図に示す導波路素子16においては、
前述したように、導波路プリズムレンズや導波路レンズ
を設ける必要がなくなり、構成が簡単となり、導波路素
子の軽量化、低コスト化をより図ることができる。
尚1以上の相違点の他は、全て第1図及び第2図に示し
た導波路素子の場合と同様である。
次に、導波路素子のさらに別の実施例を第6図に基づい
て説明する。
同図において、この実施例における導波路素子16は第
1図及び第2図に示した実施例における導波路素子と略
同様に配置・構成されたものであるが、この実施例にお
いては、各導波路層7.8上の金属反射層6中に形成さ
れる各開口部14a、 14b。
14cの形成位置が、第6図に示すように、導波路素子
16の長さ方向(光の導波方向)に対して、例えば35
°程度の傾きを持って順次位置をずらして配置されてい
る点に特徴を成すものである。
また、第1図に示す構成の光磁気ピックアップにおいて
第2図に示す実施例における導波路素子を用いた場合に
は、光磁気記録媒体5のトラック方向(第1図中A方向
)に導波路素子16の長さ方向が平行になるように光磁
気ピックアップ全体の配置が設定しであるが、第6図に
示す導波路素子を用いる場合には、光磁気ピックアップ
の配置は、光磁気記録媒体5のトラック方向(第1図中
入方向)と光源1からの出射光の光磁気記録媒体5の記
録面上への偏波方向とが一致するように設定する6例え
ば、光磁気記録媒体5のトラック方向が、第6図のA′
方向になるように光磁気ピックアップ全体の配置を設定
する。但し、図中A′方向はある程度の範囲内で任意に
設定することができる。
尚、このように光磁気ピックアップ全体の配置を設定し
た場合、金属反射層6中の各開口部14a。
14b、 14cの導波路素子16の長さ方向に対する
位置ずらしの角度は光軸に垂直な面に射影した場合に光
磁気記録媒体5のトラック方向(第6@中A″方向)に
対して垂直となるように、各開口部14a。
14b、 14cの位置ずらし量を設定する必要がある
さて、第6図に示す構成の導波路素子を用いた光磁気ピ
ックアップにおいては、光磁気記録媒体5上に集光され
た光スポットの偏波面をトラックと平行にすることがで
きるため、光スポットの長軸方向をトラック方向に設定
でき、読み取り時のS/N比が向上される。
次に、本発明による光磁気情報記録再生装置における光
磁気ピックアップ部の別の実施例について第7図を参照
して説明する。
第7図に示す構成の光磁気ピックアップ部においては、
第1図に示した構成の光ピツクアップ部における集光レ
ンズ4をフレネルレンズ4Aにし、コリメートレンズ2
として分布屈折率レンズ2Aを用い、且つ、これらレン
ズを高屈折率媒体3と一体化し、光磁気ピックアップ部
全体を一体化したものである。
すなわち、第7図に示す構成の光磁気ピックアップ部に
おいては、光磁気ピックアップ部全体を一体化したこと
により、装置全体の組立精度を増すことができ、装置の
信頼性の向上を図ることができる。また、光磁気ピック
アップ部全体が一体化されているため、組立後の構成要
素間の位置す九等が生じる怖れが無く、経年変化にも強
くなるという利点をも有するものである。
尚、第7図に示す構成の光磁気ピックアップ部に使用さ
れる導波路素子16としては、先の、第2図、第5図、
及び第6図に夫々示した導波路素子の何れをも用いるこ
とができる。
次に1本発明による光磁気情報記録再生装置における光
磁気ピックアップ部のさらに別の実施例について第8図
を参照して説明する。
第8図に示す構成の光磁気ピックアップ部は。
第1図に示した構成の光磁気ピックアップ部とは全体の
配置・構成がやや異なり、光源1とコリメートレンズ2
と集光レンズ4とが同一の光軸上に一直線に配置されて
おり、コリ、メートレンズ2と集光レンズ4との間には
ハーフミラ−17が設置された構成となっている。また
、高屈折率媒体3及び導波路素子16はハーフミラ−1
7の側方に配設されおり、ハーフミラ−17によって反
射された光磁気記録媒体5からの戻り光が入射されるよ
うに構成されている。
したがって、第8図に示す構成の光磁気ピックアップ部
においては、光源1から出射した光は。
コリメートレンズ2で平行光束に集束され、ハーフミラ
−17を透過して集光レンズ4で光磁気記録媒体5上に
集光される。そして、光磁気記録媒体5の記録面によっ
て反射された戻り光は、再び集光レンズ4を通って集束
された後、ハーフミラ−17によって一部が反射され高
屈折率媒体3に入射し、導波路素子16に入射される。
尚、高屈折率媒体3と導波路素子16については、第1
図及び第2図に示した実施例の場合と同様の構成である
。また、導波路素子16については、第5図、第6図に
夫々示した構成のものを適用することもできる。
さて、第8図に示した構成の光磁気ピックアップ部にお
いては、第1図に示した構成の光磁気ピックアップ部よ
りも装置構成が複雑となるが、導波路素子16には光源
1からの出射光が直接入射されないため、光源1からの
光による散乱光やその他の迷光の影響が少なくなり、記
録信号読み取り時のS/N比が向上される。− 次に、第9図(a)は本発明による光磁気情報記録再生
装置の光磁気ピックアップ部のさらに別の実施例を示し
ており、第9図(a)に示す構成の光磁気ピックアップ
部では、第1図に示した構成の光磁気ピックアップアッ
プ部の高屈折率媒体3とコリメートレンズ2との間に、
1/2波長板18を挿入したものである。
ここで、第1図及び第2図に示した構成の光磁気ピック
アップ部においては、光源1からの出射光の偏波面を、
例えば第2図においてB方向に設定するために、光源1
を導波路素子16や高屈折率媒体3に対して調節しなけ
ればならなかった。
これに対して、第9図(a)に示す構成の光ピツクアッ
プ部においては、光源1からの出射光の偏波方向は図中
C方向(紙面に平行な方向)に設定し、172波長板1
8の回転によりその進相軸の回転に対して2倍の角度の
偏波面の回転を行ない、この偏波面の回転によって例え
ば第2図のB方向に照射光の偏波面を設定することがで
きる。
そして、この場合には、光磁気記録媒体5上のトラック
方向をA方向とすると、光WK1の出射光に強度分布等
がある場合に、第9図(b)に示すように光磁気記録媒
体5のトラック5a上に集光された光スポットPの強度
分布と偏波方向(例えば図中C′力方向とを独立に調節
することができる。
したがって、光源1からの出射光の強度分布がトラック
方向(図中A方向)に長く成るように設定できるため、
第1図及び第2図に示した実施例の光磁気ピックアップ
と比べて読み取り信号強度が大きく取れ、S/N比が増
大する。
次に、本発明による光磁気情報記録再生装置における光
磁気ピックアップ部のさらに別の実施例を第10図に基
づいて説明する。
第10図に示す構成の光磁気ピックアップ部は先の第8
図に示した構成の光磁気ピックアップ部と略同様に構成
されているものであるが、第10図に示す構成の光磁気
ピックアップ部では、第9図に示した光磁気ピックアッ
プ部と同様に1/2波長板を用い、ハーフミラ−17と
高屈折率媒体3との間にその172波長板18を挿入し
た構成となっている。
このため、先の第8図に示した構成の光磁気ピックアッ
プ部においては導波路素子16に入射する光の偏波面方
向を調節するのに、光源1の回転、あるいは導波路素子
16及び高屈折率媒体3のその他の部分に対しての入射
光の光軸を中心とした回転をすることにより調節する必
要があったのに対して、第10図に示す構成の光磁気ピ
ックアップ部では、この調節を1/2波長板18によっ
て行なうことができる。
したがって、第10図に示す構成の光磁気ピックアップ
部においては、光源1や導波路素子16の回転による調
節を行なう必要がなくなり、光源1や導波路素子16の
相対的配置がより自由になるため、よりコンパクトにな
るような配置が可能になり、光磁気ピックアップ部のよ
り小型化が図れる。
さらに第9図の実施例と同様に戻り光の光強度分布に対
して偏波方向を独立に変化できるため、光源1からの出
射光の強度分布がトラック方向に長くなるように設定し
ながら導波路素子16に入射する光の偏波方向を調節で
き、S/N比が第8図の実施例の場合より増大する。こ
の場合172波長板18をコリメートレンズ2とハーフ
ミラ−17の間に入れることでも同様に可能となる。
尚、第1図、第7図、第8図、第9図(a)及び第10
図に夫々示した各実施例の光磁気ピックアップ部におい
ては、何れもコリメートレンズ2を使用した例を示して
いるが、このコリメートレンズは省略することも可能で
あり、この場合には、第2図、第6図に夫々示す導波路
素子上の導波路プリズムレンズ12a、 12bや導波
路レンズ12cを省略することが可能となる。
(効  果)) 以上1本発明による光磁気情報記録再生装置における光
磁気ピックアップ部及び導波路素子の種々の実施例につ
いて説明したが、本発明によれば、光磁気情報記録再生
装置の光磁気ピックアップ部に用いられる導波路素子の
光導波路への戻り光の結合にプリズム結合法を用いてい
るため、従来のグレーティングカプラを用いた導波路素
子のように光導波路に結合しない回折光が生じることが
なく、光導波路への戻り光の結合効率が高くとれる。
このため、光検知器に到達する導波光の光量が多くなり
読み取り信号のS/N比が増大する。
また、従来のグレーティングカプラを用いた導波路素子
のように、グレーティングカプラに特有の現象、すなわ
ち光源の波長変動により回折角が大きく変動するという
現象が生じることがないため、グレーティングカプラを
用いた導波路素子より波長変動、角度変動に対する許容
度が大きく取れる。このため、実装時において光源の選
択自由度が大きくなり、組立精度の許容度も広くとれる
ため、製造コストの低減が容易に図れる。
また、導波路素子の基板に透明基板を使う必要がないた
め、基板上に光検知器等を集積する場合に、その種類や
性能の選択の余地が広くなり、光検知性能にも優れた高
性能な導波路素子が得られる。
したがって、本発明によれば、光磁気ピックアップ部の
小型・軽量化、安定化、及び光磁気ピックアップ部にお
ける光利用効率の向上、光源波長の変動や作成誤差、組
立誤差に対する許容度の増大を実現し、装置全体の小型
化やアクセスタイムの短縮、信頼性の向上、製造コスト
の低減を図ることのできる光磁気情報記録再生装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光磁気情報記録再生装置の一実施
例を示す光磁気ピックアップ部の概略的側面構成図、第
2図は同上光磁気ピックアップ部に用いられる導波路素
子の一例を示す導波路素子の概略的平面構成図、第3図
は同上導波路素子の概略的要部拡英側面図、第4図は光
磁気記録媒体からの戻り光の電界方向と光導波路の先導
波方向との成す角θと、光導波路に励振されるTE、T
Mモード光の光強度I  、I  との関係を示す図、
第5図及び第6図は本発明による光磁気情報記録再生装
置の光磁気ピックアップ部に用いられる導波路素子の別
の実施例を夫々示す導波路素子の概略的平面構成図、第
7図及び第8図は本発明による光磁気情報記録再生装置
の光磁気ピックアップ部の夫々別の実施例を示す光磁気
ピックアップ部の概略的側面構成図、第9図(a)は本
発明による光磁気情報記録再生装置の光磁気ピックアッ
プ部のさらに別の実施例を示す光磁気ピックアップ部の
概略的側面構成図、第9図(b)は第9図(a)に示す
光磁気ピックアップ部を用いた場合の光磁気記録媒体の
記録トラックとそのトラックに集光された光スポットの
光強度分布及び偏波方向との関係を示す図、第10図は
本発明による光磁気情報記録再生装置の光磁気ピックア
ップ部のさらに別の実施例を示す光磁気ピックアップ部
の概略的側面構成図、第11図は従来の光磁気情報記録
再生装置の光磁気ピックアップ部の一例を示す光磁気ピ
ックアップ部の概略構成斜視図である。 1・・・・光源、2・・・・コリメートレンズ、3・・
・・高屈折率媒体、4・・・・集光レンズ、5・・・・
光磁気記録媒体、6・・・・金属反射層、7,8・・・
・光導波路層、9・・・・クラッド層、10・・・・基
板、11. lla。 11b、 lie、 lid、 13 ”光検知器、1
2a、 12b”・・光導波路プリズムレンズ、12c
・・・・光導波路レンズ、14a、 14b、 14c
・・・・開口部、16・・・・導波路素子、17・・・
・電磁コイル。 第1図 第5図 8  1め         IID   IID第 
9 図 (b) 八

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光磁気記録方式をとる光磁気情報記録再生装置において
    、光磁気ピックアップ部が、光源と、この光源からの光
    を光磁気記録媒体の記録面に集光する光学系と、上記光
    磁気記録媒体からの反射光を検知する2種類以上の構造
    の異なる光導波路とこの光導波路を構成する部材より高
    い屈折率を有する高屈折率媒体及び上記光導波路と上記
    高屈折率媒体との間に位置し一部が除去された金属反射
    層と上記光導波路に一体化された光検知器とからなる信
    号検知系とにより構成され、上記各導波路に夫々導波さ
    れるTEモード光とTMモード光の光量差を利用して上
    記光磁気記録媒体に記録された信号を検知することを特
    徴とする光磁気情報記録再生装置。
JP12912088A 1988-05-26 1988-05-26 光磁気情報記録再生装置 Pending JPH01298552A (ja)

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JP12912088A JPH01298552A (ja) 1988-05-26 1988-05-26 光磁気情報記録再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0469839A (ja) * 1990-07-11 1992-03-05 Hitachi Ltd 光情報記憶装置および光ヘッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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