JP3067906B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP3067906B2
JP3067906B2 JP4251599A JP25159992A JP3067906B2 JP 3067906 B2 JP3067906 B2 JP 3067906B2 JP 4251599 A JP4251599 A JP 4251599A JP 25159992 A JP25159992 A JP 25159992A JP 3067906 B2 JP3067906 B2 JP 3067906B2
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裕之 山本
幸夫 倉田
圭男 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク等の記
録媒体に記録・再生を行う光学的記録再生装置に用いら
れる光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク用光ピックアップ装置と
して、従来当初、図8に示すものが知られている(応用
物理学会・光学懇談会編「光ディスクシステム」(198
9)第10章2・2)。この光ピックアップ装置は半導体
レーザ206を有し、この半導体レーザ206から出射したマ
ルチモードレーザー光は、コリメータレンズ205とビー
ム整形プリズム204とを経て偏光ビームスプリッタ203を
通り、ミラー202で反射されて対物レンズ201により光磁
気ディスク上に集光される。
【0003】光磁気ディスクからの反射光は、再び対物
レンズ201、ミラー202および偏光ビームスプリッタ203
を通り、第2の偏光ビームスプリッタ207で光磁気信号
検出光と制御信号検出光に分割される。前者の光磁気信
号検出光は、さらに半波長板211、レンズ212を通り、偏
光ビームスプリッタ213によって直交する2つの直線偏
波光に分けられ、各直線偏波光がフォトダイオード21
4、215に捉えられ、ここで光磁気ディスクに記録された
光磁気信号の検出が行われる。一方、後者の制御信号検
出光は、レンズ208及びシリンドリカルレンズ209を経て
フォトダイオードアレイ210に捉えられ、フォトダイオ
ードアレイ210にて得られた信号は、トラッキングエラ
ー検出やフォーカスエラー検出に用いられる。
【0004】このように構成された光ピックアップ装置
は大きくかつ重いため、小型・軽量化されたものが要望
されている。
【0005】図8に示す光ピックアップ装置を更に小型
・軽量化した光磁気ディスク用光ピックアップ装置とし
て、図9に示すものが知られている(シャープ技報第50
号(1991)P.20)。この光ピックアップ装置は、以下
のように構成されている。
【0006】即ち、光源としての半導体レーザ61から出
射された光は、ホログラム62、コリメータレンズ63、整
形プリズム64および偏光ビームスプリッタ65を透過し、
ミラー66で方向を変えられ、対物レンズ67によって光磁
気ディスク68上に集光される。光磁気ディスク68で反射
された光は、対物レンズ67とミラー66とを通って偏光ビ
ームスプリッタ65へ入射し、ここで制御信号検出光と光
磁気信号検出光とに2分割される。
【0007】制御信号検出光は、偏光ビームスプリッタ
65および整形プリズム64を透過してコリメータレンズ63
によって集光され、その後ホログラム62に入射し、ここ
で回折される。ホログラム62によって回折された光は、
その格子周期の違いによって3分割されて、4つのフォ
トダイオード69上に導かれる。これらフォトダイオード
69にて検出された信号は、トラッキングエラー検出やフ
ォーカスエラー検出に用いられる。一方、光磁気信号検
出光の方は、ウォラストンプリズム70およびスポットレ
ンズ71を通って光磁気信号検出器72へと導かれ、ここで
光磁気信号の検出が行われる。なお、整形プリズム64に
入射した光の一部は、モニター用検出器73に与えられ
る。
【0008】このような種々の光学系を備えた光ピック
アップ装置において、半導体レーザ61と信号検出用フォ
トダイオード69とは、共通のステム上にマウントされて
一つのパッケージ74に納められ、ホログラム62はパッケ
ージ74の上面に接着固定され、半導体レーザ61とフォト
ダイオード69とホログラム62とは一体化されている。よ
って、この光ピックアップ装置は、上述した一体化によ
り小型軽量化が図られており、また各光学系の位置関係
が使用環境に拘らず安定しているので、耐環境性能が向
上する。
【0009】また、小型・軽量化が図られた光ピックア
ップ装置として、図9の他に、光導波路を利用した光磁
気ディスク用光ピックアップ装置が提案されている(特
開昭63-188844)。この光ピックアップ装置は、図10、
図11に示すように、ビームスプリッタ、レンズ、プリズ
ム、フォトダイオードおよびハーフミラーなどが果たす
作用を、集光性回折格子を備えた1つの光導波路素子に
よって得るように構成されている。具体的には、光磁気
ディスク113の表面114に直線偏光した光ビームを照射す
る光源116と、上記光ビームを平行光とするレンズ115
と、光磁気ディスク113の表面114上で集束させる対物レ
ンズ118と、光磁気ディスク113で反射した反射ビームを
一表面で受けとるような向きに配置された光導波路素子
122とを備えている。
【0010】上記光導波路素子122の表面上の反射ビー
ム照射位置には、それぞれ上記反射ビームが入射される
第1、第2、第3の集光性回折格子131、132、133が並設
されている。上記第1、第2の集光性回折格子131、132
は、光導波路素子122に照射される反射ビームの略中心
を通り、かつ、該表面上をトラッキング方向に略直角に
延びる軸を挟んで並び、それぞれがTEとTMとのいず
れか一方の導波モードを励起し、光導波路素子122内を
互いに等しい導波モードで導波する反射ビームを上記軸
を挟んで互いに離れた位置に各々集束させるように形成
されている。一方、第3の集光性回折格子133は、第1
及び第2の集光性回折格子131、132による導波モードと
は異なる導波モードを励起して上記反射ビームを光導波
路素子122内に入射させ、この光導波路素子122内を導波
する反射ビームを該光導波路素子122内で集束させるよ
うに形成されている。
【0011】また、上記光導波路素子122の表面あるい
は端面には、上記第1、第2および第3の集光性回折格
子131、132、133により集束された各反射ビームをそれぞ
れ検出する第1、第2および第3の光検出器124、125、
126が取り付けられている。更には、上記第1および第
2の光検出器124、125からの出力信号を入力するアンプ
群137と、このアンプ群137からの出力に基づいてトラッ
キングエラー及びフォーカスエラーをそれぞれ制御する
トラッキングエラー制御系135及びフォーカスエラー制
御系136と、上記アンプ群137からの出力と、第3の光検
出器126からの出力との差に基づいて記録情報を再生す
る読取系134とが設けられている。
【0012】この図10、図11に示された光ピックアップ
装置は、その主要部分である光導波路素子122が基板123
の同一面上に設けられたプレーナー型となっているので
容易に大量生産でき、大幅なコストダウンを実現できる
構成となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示された光ピックアップ装置や図10、図11に示された光
ピックアップ装置においては、以下のような問題があっ
た。
【0014】即ち、図9に示された光ピックアップ装置
においては、サーボエラー信号検出用フォトダイオード
69を半導体レーザ61と同じパッケージ74内に配置するこ
とにより小型・軽量化を図っているが、光磁気ディスク
からの反射光は偏光ビームスプリッタ65で2分割されて
別々の光路を進むため、これが小型化の根本的な妨げに
なっている。
【0015】一方、図10、図11に示された光ピックアッ
プ装置においては、光導波路素子122を用いて小型化が
図られているが、光導波路素子122が斜めに配置される
ため構造的に大きいものとなり、また位置調整の必要も
出てくる。更に、光源116と光検出器124、125、126とが
離れ、また光源116が光導波路122とはかなり離れている
ため、十分に集積化されておらず、また耐環境性能も劣
っている。
【0016】このように従来の2つの光ピックアップ装
置においては、まだ小型化の余地が残されていた。
【0017】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたものであり、更に小型化された耐環境
性能に優れる光ピックアップ装置を提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の光ピックアップ
装置は、光源と、該光源からの光を複数の光に分岐し
て、光磁気信号が記録された記録媒体上に集光させ、記
録媒体からの複数の反射光を通す光学系と、複数の反射
光が通る該光学系の光路上に設けられ、各反射光を回折
する回折素子と、該回折素子にて回折された複数の反射
光を入射する状態で配されており、入射した複数の反射
光の1つを2つに偏光分離させる部分と、残りの反射光
をそのまま導く部分とを含む光導波路を有する一体構造
をなし、該光導波路により偏光分離された2つの光に基
づいて該光磁気信号およびフォーカス制御信号を検出す
ると共に残りの反射光に基づいてトラッキング制御用信
号を検出する検出手段とを備え、少なくとも該検出手段
と該光源と該回折素子とが同一パッケージに固定されて
おり、そのことにより上記目的が達成される。
【0019】
【作用】本発明にあっては、光磁気信号およびフォーカ
ス制御信号の検出とトラッキング制御用信号の検出とを
行う検出手段が一体構造で構成されており、よって部品
点数が減少したものとなる。また、少なくとも検出手段
と光源と回折素子とが同一パッケージに固定されている
ので、小型・軽量化が図れ、また検出手段、光源及び回
折素子等の各部品の位置関係が安定に保たれる。
【0020】
【実施例】以下に本発明の実施例を具体的に説明する。
【0021】(実施例1)図1に本実施例の光ピックア
ップ装置の構成を示す。この装置の基本的な構造は、既
に実用されているCD用ホログラムレーザユニット(Op
tical Storage and Scanning Tecnology Proc.SPIE 13
9,p.p161-168(1989))の内部に、光導波路を利用して小
型化した光磁気信号検出系を組み込んだものである。具
体的には、以下のようになっている。
【0022】即ち、半導体レーザからなる光源1から出
射されたレーザ光は回折格子2で3分割され、回折素子
としてのホログラム3、コリメータレンズ4、対物レン
ズ5を通り光磁気ディスク6上に集光される。光磁気デ
ィスク6からの反射光は再び対物レンズ5、コリメータ
レンズ4を通りホログラム3で回折されて検出手段とし
ての光導波路素子7に入射する。このとき、分割された
3つの入射光は、図2のように構成された光導波路素子
7のグレーティングカップラ11、12、13に導かれ、その
後、光導波路を通ると共にその光導波路上でフォトダイ
オード14a、14b、14c、14d、14e、14f側に向けて
集光される。
【0023】この光導波路素子7はパッケージ8の内部
に図示しない固定具を介して固定され、また、パッケー
ジ8の内部には光源1が固定されている。また、パッケ
ージ8の上部の開口には、透明な材質からなる支持具9
が取り付けられており、支持具9の下面に前記回折格子
2が、上面にホログラム3が取り付けられている。
【0024】上記光導波路素子7は、一つの基板の上に
集積された形成され、その基板上に上記光導波路を有す
る。また、グレーティングカップラ11、12、13から出射さ
れる光は光導波路を導かれて、フォトダイオード14a、
14b、14c、14d、14e、14fに捉えられるようになっ
ている。3つのグレーティングカップラ11、12、13は分割
された3ビームに対応する光導波路素子7上の位置に形
成されており、中央のグレーティングカップラ11はメイ
ンビーム用、両端のグレーティングカップラ12、13はサ
ブビーム用である。
【0025】中央のグレーティングカップラ11は両端の
グレーティングカップラ12、13とは異なって特に偏光分
離機能をもつ。具体的には、グレーティングカップラ11
はグレーティングのピッチが異なる2つの領域I、II
に分けられている。また、グレーティングカップラ11
は、領域I、IIの一方でTE光を、他方でTM光を励
振し、領域Iで励振した光をフォトダイオード14aと14
bとの間のギャップ部分に集光し、領域IIで励振した
光をフォトダイオード14cと14dとの間のギャップ部分
に集光するように設計されている。また、両端のグレー
ティングカップラ12、13は、それぞれ両端のフォトダイ
オード14e、14fに集光されるように設計されており、
3ビーム法によりトラックエラー信号を検出する。フォ
ーカスエラー信号検出は、中央の4つのフォトダイオー
ド14a、14b、14c、14dを用いてフーコー法により行
う。
【0026】ここで、各フォトダイオード14a、14b、
14c、14d、14e、14fの検出出力をA〜Fとすると、
トラックエラー信号RESは下記1式により、フォーカ
スエラー信号FESは2式、光磁気信号RFは3式によ
り求められる。
【0027】 RES=E−F …(1) FES=(A+D)−(B+C) …(2) RF=(A+B)−(C+D) …(3) なお、上述した図2は合焦点における集光状態を示して
おり、図3は合焦点より光磁気ディスクが遠い場合を、
図4は合焦点より光磁気ディスクが近い場合の集光状態
を示している。
【0028】このように構成された、本実施例の光ピッ
クアップ装置にあっては、光磁気信号検出系とエラー信
号検出系とからなる検出手段たる光導波路素子7が光導
波路を用いて同一基板上に集積して形成されており、よ
って部品点数が減少したものとなる。また、少なくとも
光導波路素子7と光源1と回折素子たるホログラム3と
が同一パッケージ8に固定されているので、更なる小型
・軽量化が図れ、また各部品1、3、7等の位置関係が
安定に保たれることにより耐環境性能が向上する。
【0029】(実施例2)図5は本発明の他の実施例に
係る光ピックアップ装置に備わった、検出手段としての
光導波路素子の平面図である。この実施例の光ピックア
ップ装置は、その光導波路素子を除く他の光学部材は実
施例1と同一に構成されている。光導波路素子は、3つ
のグレーティングカップラ51、52、53と、8つのフォトダ
イオード54a〜54hと、モードスプリッタ55とを有す
る。両端のグレーティングカップラ52、53は、モードス
プリッタ55を通過することなく各フォトダイオード54
e、54fに光を導く。また、中央のグレーティングカッ
プラ51は、これから出射した光がモードスプリッタ55で
2つのTE光と2つのTM光とに分割された後、各光が
フォトダイオード54a〜54d、54g、54hへ導かれるよ
うに構成されている。
【0030】上記モードスプリッタ55は、例えばテーパ
ー導波路を用いて実現できる(木原ら、H3秋季応物予
稿集10p−ZN−9、光集積ピックアップ用光磁気信号
検出素子)。この実施例におけるモードスプリッタ55
は、図6(断面図)に示すように、光導波路素子のベー
スとなる基板(又は基板上のバッファ層)83の上に導波
層82が端部にテーパー82aを有する状態で形成され、更
にその導波層82の上に別の導波層81が形成されており、
そのテーパー82aに沿ったテーパー結合部Cを介してA
領域84とB領域85とが結合された構成となっている。
【0031】この構成において、テーパ結合部Cの傾き
が、即ち導波層82の膜厚t/テーパー82aの基板(又は
バッファ層)83に沿った方向における長さLが、約1/10
以下で非常に緩ければ、光波はテーパー結合部Cの境界
で部分的に反射したりモード変換したりすることが起こ
らない。また、例えばA領域84、B領域85での等価屈折
率がNA、NBであるような導波モードの光がA領域84か
らテーパー結合部Cへ入射角θで入射する場合、その光
は臨界角θc{θc=sin-1(NB/NA)}を境にし
て全反射または全透過する。このとき、TEOモードの
臨界角をθCE、TMOモードの臨界角をθCMとして、入
射角θをθCE<θ<θCMとなるようにすれば、光導波路
素子は境界部分でTEOモードが全反射、TMOモードが
全透過するTE/TMモードスプリッタとなる。
【0032】以上の理由により本実施例のモードスプリ
ッタ55は、入射角θがθCE<θ<θCMを満足するように
テーパ結合部Cの傾きが設定されている。よって、中央
のグレーティングカップラ51から導波層82に導かれた光
は、テーパー結合部Cに導かれると、図7に示すよう
に、臨界角の違いからモードスプリッタ55でTE光は反
射されて導波層82を、またTM光は透過して導波層81へ
と伝播していく。このとき、上記モードスプリッタ55が
2つの線分55a、55bを有して折れ曲がっており、その
角部がグレーティングカップラ51から導波層82に導かれ
た光の幅内に存在する。このため、一方の線分55aでT
E光とTM光とが形成され、また他方の線分55bでTE
光とTM光とが形成される。形成された2つのTM光の
一方は、フォトダイオード54aと54bの間に集光され、
他方のTM光はフォトダイオード54cと54dの間に集光
される。また、形成された2つのTE光は、各別に54
g、54hに集光される。なお、SiO2からなる基板
(又はバッファ層)83の上に、SiNからなる導波層82
と、SiONからなる導波層81とが形成されたモードス
プリッタでは、TEOモードの消光比は−26.2d
B、TMOモードの消光比については−24.8dBと
いう値が得られている。
【0033】フォーカスエラー信号検出は、フォトダイ
オード54a〜54dの検出出力を用いてフーコー法により
行う。また、フォトダイオード54e、54fは、3ビーム
法によりトラックエラー信号を検出する。
【0034】ここで、フォトダイオード54a〜54d、54
g、54hの各検出出力をA’〜D’、G’、H’とする
と、トラックエラー信号RESは下記4式により、フォ
ーカスエラー信号FESは5式、光磁気信号RFは6式
により求められる。
【0035】 RES=E’−F’ …(4) FES=(A’+D’)−(B’+C’) …(5) RF=(A’+B’+C’+D’)−(G’+H’) …(6) したがって、本実施例の光ピックアップ装置にあって
も、光磁気信号検出系とエラー信号検出系とからなる検
出手段が光導波路を用いて同一基板上に集積して形成さ
れ、よって部品点数が減少したものとなる。また、本実
施例では図示を省略しているが、少なくとも光導波路素
子と光源とホログラムとが同一パッケージに固定されて
いるので、更なる小型・軽量化が図れ、また各部品、つ
まり上述した光導波路素子、光源及びホログラム等の位
置関係が安定に保たれることにより耐環境性能が向上す
る。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による場合
は、部品点数を減少でき、また小型・軽量化を図れ、更
には各部品の位置関係を安定に保持することが可能とな
り、耐環境性能を向上できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の光ピックアップ装置を示す正面図
(一部断面)。
【図2】図1の光ピックアップ装置に備わった光導波路
素子を示す平面図。
【図3】図2の光導波路素子における集光状態を示す平
面図。
【図4】図2の光導波路素子における集光状態を示す平
面図。
【図5】実施例2の光ピックアップ装置に備わった光導
波路素子を示す平面図。
【図6】図5の光導波路素子に備わったモードスプリッ
タ近傍の断面図。
【図7】図5の光導波路素子に備わったモードスプリッ
タ近傍の平面図。
【図8】従来当初の光ピックアップ装置を示す模式図。
【図9】従来の光ピックアップ装置を示す模式図。
【図10】従来の他の光ピックアップ装置を模式的に示
す正面図。
【図11】図10の光ピックアップ装置に備わった光導
波路素子を、電気回路と併せて示す平面図。
【符号の説明】
1 光源(半導体レーザ) 2 回折格子 3 ホログラム 4 コリメータレンズ 5 対物レンズ 6 光磁気ディスク 7 光導波路素子 8 パッケージ 11〜13 グレーティングカップラ 14a〜14f フォトダイオード 51〜53 グレーティングカップラ 54a〜54h フォトダイオード 55 モードスプリッタ 61 半導体レーザ 62 ホログラム 63 コリメータレンズ 64 整形プリズム 65 偏光ビームスプリッタ 66 ミラー 67 対物レンズ 68 光磁気ディスク 69 フォトダイオード 70 ウォラストンプリズム 71 スポットレンズ 72 光磁気信号検出器 73 モニター用検出器 74 パッケージ 81、82 導波層 83 基板(又はバッファ層) 113 光磁気ディスク 115 レンズ 116 光源 117 コリメータレンズ 118 対物レンズ 122 光導波路素子 123 基板 124 第1の光検出器 125 第2の光検出器 126 第3の光検出器 131 第1の集光性回折素子 132 第2の集光性回折素子 133 第3の集光性回折素子 201 対物レンズ 202 ミラー 203、207、213 偏光ビームスプリッタ 204 ビーム整形プリズム 205 コリメータレンズ 206 半導体レーザ 208、212 レンズ 209 シリンドリカルレンズ 210 フォトダイオードアレイ 211 半波長板 214、215 フォトダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 7/135 G11B 7/135 Z (72)発明者 三木 錬三郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−188844(JP,A) 特開 平2−216642(JP,A) 特開 平2−240850(JP,A) 特開 平4−95250(JP,A) 特開 平2−162543(JP,A) 特開 平4−219654(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 11/105 G11B 7/09 G11B 7/135

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 該光源からの光を複数の光に分岐して、光磁気信号が記
    録された記録媒体上に集光させ、記録媒体からの複数の
    反射光を通す光学系と、 複数の反射光が通る該光学系の光路上に設けられ、各反
    射光を回折する回折素子と、 該回折素子にて回折された複数の反射光を入射する状態
    で配されており、入射した複数の反射光の1つを2つに
    偏光分離させる部分と、残りの反射光をそのまま導く部
    分とを含む光導波路を有する一体構造をなし、該光導波
    路により偏光分離された2つの光に基づいて該光磁気信
    およびフォーカス制御信号を検出すると共に残りの反
    射光に基づいてトラッキング制御用信号を検出する検出
    手段とを備え、少なくとも該検出手段と該光源と該回折
    素子とが同一パッケージに固定されている光ピックアッ
    プ装置。
JP4251599A 1992-09-21 1992-09-21 光ピックアップ装置 Expired - Lifetime JP3067906B2 (ja)

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KR20010031135A (ko) * 1997-10-16 2001-04-16 모리시타 요이찌 홀로그램소자, 편광분리소자, 편광조명장치 및 화상표시장치

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