JPH0469839A - 光情報記憶装置および光ヘッド - Google Patents

光情報記憶装置および光ヘッド

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JPH0469839A
JPH0469839A JP2182991A JP18299190A JPH0469839A JP H0469839 A JPH0469839 A JP H0469839A JP 2182991 A JP2182991 A JP 2182991A JP 18299190 A JP18299190 A JP 18299190A JP H0469839 A JPH0469839 A JP H0469839A
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optical disk
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英彦 神藤
Masaru Muranishi
村西 勝
Mamoru Kainuma
貝沼 守
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光情報記憶装置に係り、特にシリコン基板とに
光検出器を含む光学要素を集積化したピックアップを、
光磁気ディスクに応用した光情報記憶装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、光磁気ディスクを内蔵した光情報記憶装置には、
より一層の小型軽量化と、データの記録・読み出しに対
する信頼性のより一層の向1が要求されている。
光情報記憶装置を小型軽量にするための1つの手段とし
て、光学系の構成の簡素化を図ることが行オ)れている
。すなわち、従来の光情報記憶装置においては、Jou
rmal of lightwave technol
gy。
シo1.6.No、6.Jur+e 1988 Foe
usj、ng Grating Coupl−ers 
for Po1arjzatjon Detectio
n Shogo Ura、eialで論じられているよ
うに、導波路上にTE用ダグレーティングカップラTM
用ダグレーティングカップラが設けられ、これら2つの
グレーティングカップラを用いて、光磁気ディスクから
の反射光のうち、直交する2方向の偏光成分を独立に検
出して光磁気情報を読み出すようにしている。
また、データの記録・読み呂しに対する信頼性を高める
ために、レーザ光源の波動変動に起因する光学的特性の
劣化を防止することが考えられている。すなわち、6丸
 外3名「光磁気ディスク検出光学系の光集積回路化」
、電子情報通信学会。
0QE88−105 1988年12月19日号で論じ
られているように、グレーティングビームスプリッタを
利用して、許容波長変動幅を拡大させ、同時にフォーカ
シングエラー信号も検出するようにすることである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術では、光検出器が導波路基
板(シリコン基板)上に貼り付けられているので、光検
出器と導波路の位置合わせが難しく、生産性低下の原因
となっている。また、光磁気ディスクからの反射光を空
気中から(あるいは平行平板ガラスを介して)導波路内
に結合する構成であるため、グレーティングカップラの
格子ビッチが細かくなり1.グレーティングカップラの
製造が難ルくなって、この点においても生産性低ドの原
因となっている。
また、導波路内の導波光伝播方向が光磁気ディスクに対
して大きく傾いているため、導波路基板を光磁気ディス
クに対して傾けて設置しなければならず、ピックアップ
全体の高さが高くなってしまうという問題がある。
なお、レーザ光源からのレーザ光の波長は常に変動して
いるが、この変動幅が大きくなるとグレーティングカッ
プラから光検出器へ光が到達しなくなる。すなオ〕ち、
グレーティングカップラは光源の波長変動に対して弱い
という欠点があるが、上記従来技術では、この欠点を解
決するための具体的手段が開示されていない。
本発明の目的は、導波路基板の生産性が低下したり、ピ
ックアップ全体の高さが高くなったりすることなく、装
置全体のより一層の小型軽量化とデータの信頼性向上が
図れる光情報記憶装置を提供することである。
〔課題を解決するだめの手段〕
」二記目的を達成するために、光磁気ディスクと、該光
磁気ディスク面に略平行にレーザ光を照射するレーザ光
源と、該レーザ光源からのレーザ光の進行方向を前記光
磁気ディスク面に垂直な方向に変化させ、かつレーザ光
を回転中の光磁気ディスク面に集光させるレンズ系と、
前記光磁気ディスク面からの反射光を検出する光検出器
と、該光検出器からの信号に基づいて、前記レンズ系の
駆動部にトラッキングとフォーカシングの制御信吐を出
力するとともに、前記光磁気ディスクとの間でアクセス
を行う信号処理部と、を備えた光情報記憶装置において
、 前記光磁気ディスクの下方に光磁気ディスク面に対し7
て傾斜して設けられ、前記レーザ光源からのレーザ光を
光磁気ディスク面に垂直な方向に回折させるとともに、
光磁気ディスク面からの反射光を所定の方向へ回折させ
る回折格子と、該回折格子で回折された前記光ディスク
からの反射光をグレーティングカップラで取り込んで、
その反射光を導波路を介して前記光検出器番J導く導波
路基板と。
端面に前記回折格子が密接して固定され、側面に前記導
波路基板が密接して固定された角柱状のガラスブロック
と、を備えたものである。
また、本発明は、光磁気ディスクと、該光磁気ディスク
面に略平行にレーザ光を照射するレーザ光源と、該レー
ザ光源からのレーザ光の進行方向を前記光磁気ディスク
面に垂直な方向に変化させ、かつレーザ光を回転中の光
磁気ディスク面に集光させるレンズ系と、前記光磁気デ
ィスク而からの反射光を検出する光検出器と、該光検出
器からの信号に基づいて、前記レンズ系の駆動部にトラ
ッキングとフォーカシングの制御信号を出力するととも
に、前記光磁気ディスクとの間でアクセスを行う信号処
理部と、を備えた光情報記憶装置において、 前記光磁気ディスクの下方に光磁気ディスク面に対して
傾斜して設けられ、前記レーザ光源からのレーザ光を光
磁気ディスク面に垂直な方向に回折させるとともに、光
磁気ディスク面からの反射光を所定の方向へ回折させる
回折格子と、該回折格子で回折された前記光ディスクか
らの反射光を取り込むグレーティングカップラと前記光
検出器とが一体的に形成され、グレーティングカップラ
と光検出器が導波路で接続された導波路基板と、 端面に前記回折格子が密接して固定され、側面に前記導
波路基板が密接して固定された角柱状のガラスブロック
と、を備えたものである。
さらに、本発明は、光磁気ディスクと、該光磁気ディス
ク面に略平行にレーザ光を照射するレーザ光源と、該レ
ーザ光源からのし・−ザ光の進行方向を前記光磁気ディ
スク面に垂直な方向に変化させ、かつレーザ光を回転中
の光磁気ディスク面に集光させるレンズ系と、前記光磁
気ディスク面からの反射光を検出する光検出器と、該光
検出器からの信号に基づいて、前記レンズ系の駆動部に
トラッキングとフォーカシングの制御信号を出力すると
ともに、前記光磁気ディスクとの間でアクセスを行う信
号処理部と、を備えた光情報記憶装置において、 前記光磁気ディスクの下方に光磁気ディスク而に対して
傾斜して設けられ、前記レーザ光源からのレーザ光を光
磁気ディスク面に垂直な方向に回折させるとともに、光
磁気ディスク面からの反射光を所定の方向へ回折させる
回折格子と、該回折格子で回折された前記光ディスクか
らの反射光を取り込むグレーティングカップラと前記光
検出器とが一体的に形成され、グレーティングカップラ
と光検出器が導波路で、光検出器と信号処理部が配線で
それぞれ接続された導波路基板と、端面に前記回折格子
が密接して固定され、側面に前記導波路基板が密接して
固定された角柱状のガラスブロックと、を備えたもので
ある。
また、本発明は、箱型のハウジング内に、レーザ光源、
コリメートレンズ、角柱状のガラスブロックが一直線上
に固定され、前記ガラスブロックの端面に回折格子が、
側面に導波路基板がそれぞれ密着され、かつ前記ガラス
ブロックの、上方に集光レンズが取り付けられたもので
ある。
さらに、本発明は、箱型のハウジング内に、角柱状のガ
ラスブロックが固定され、該ガラスブロックの端面に回
折格子が、側面に導波路基板がそれぞれ密着され、かつ
前記ガラスブロックの上方に集光レンズが取り付けられ
たものである。
また、本発明は、角柱状のガラスブロックの端面に回折
格“tが密着され、側面に導波路基板が密着されたもの
である。
〔作用〕
上記構成によれば、ガラスブロックの側面と端面にそれ
ぞれ導波路基板と回折格f・を密接して固定したので、
回折格子で回折された光磁気ディスクからの反射光を、
ガラスブロックから直接グレーティングカップラに入射
させることができ、その入射光の光軸と導波路平面との
角度を小さくすることができるとともに、導波路の等価
屈折率とガラスブロックの屈折率との差を小さくするこ
とができる。そして、このような条件のとき、西原[光
集積回路J 、1985年、オーム社、第89頁の第(
4゜71)式に示されているように、グレーティングカ
ップラの格fピッチを大きくすることが可能となる。
また、丘記構成によれば、光磁気ディスクに照射される
レーザ光には回折格子で回折された0次回折光が用いら
れ、グレーティングカップラへの入射光には回折格子で
回折された1次回折光が用いられるにれにより、導波路
平面の設置方向を適切に選択することができ、導波光の
伝播方向を光磁気ディスクと平行にすることができる。
その結果、ピックアップ全体の高さを低くして、ピック
アップの小型化・軽量化の達成が可能となる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面に従って説明する。
(第1、実施例) 第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示している。第
1図において、ベース63には、光磁気ディスク71を
駆動するモータ70.磁気回路62、レール61が固定
されている。レール61上にはガイド機構60を有する
箱型のハウジング5oが載置され、ハウジング50はレ
ール6〕に沿って移動自在となっている。またハウジン
グ50の両側にはアーム53a、53bが取り付けられ
ている。アーム53a、53bはハウジング50の中心
軸に対して左右対称な形状をしているが、図ではアーム
53bの一部のみが示されている。またアーム53b側
にも磁気回路62が設けられているが、図では省略され
ている。アーム53aにはコイル54が取り付けられ、
このコイル54は磁気回路62が発生する磁界中に置か
れている。そして、コイル54と磁気回路62で構成す
るリニアアクチュエータを駆動することにより、ハウジ
ング50がレール61上を往復移動するようになってい
る。
ハウジング50内には、レーザ光源23、位置決め部材
52により位置決めされたコリメートレンズホルダ21
b、および位置決め部材51により位置決めされたガラ
スブロック10がそれぞれ固定され、これらは−直線上
に配置されている。
そして、コリメートレンズホルダ21bにはコリメート
レンズ21aが内蔵されている。ここで、コリメートレ
ンズホルダ21. bを用いずに、位置決め部材52で
直接コリメートレンズ21. aを固定するようにして
もよい。またガラスブロック10は4角柱状をしており
、その一端面が斜めに切断されて、その切断面に回折格
子12が密接して設けられている。さらに、ガラスブロ
ック10の上方には集光レンズ20が配設され、この集
光レンズ20を駆動するためのレンズアクチュエータ2
4がハウジング50の上部に取り付けられている。なお
、ハウジング50とレンズアクチュエータ24は、内部
構成を詳しく示すために部分的に破断されて描かれてい
る。
ガラスブロック1oの側面には、光検出器6が形成され
た導波路基板1が密接して設けられ、この導波路基板1
は配線55を介してサーボユニット100とリードライ
トユニット101に接続さ九ている。光検出器6は基板
材料としてシリコン。
ガリウム砒素等の半導体で構成されている。また、基板
材料としてガラスや誘電体を用いて、光検出器6を基板
」−に接着固定してもよい。
サーボユニット100とリードライトユニット1、01
は、共にシステムコントローラ1.02に接続されてい
る。システムコントローラ102には、配線104と、
インターフェース103を介して配線105とがそれぞ
れ接続されている。さらに、サーボユニット100は、
モータ70とレンズアクチュエータ24およびコイル5
4にそれぞれ接続されている(サーボユニット100と
レンズアクチュエータ24との接続関係およびサーボユ
ニット1、 OOとコイル54との接続関係は図では省
略しである)。
サーボユニット100は、モータ70を駆動したり、光
検出器6からの信号に基づきフォーカシングエラー信号
やトラッキングエラー信号を抽出したりする。また、サ
ーボユニット100は、抽出した信号に応じて、レンズ
アクチュエータ24やコイル54を駆動し、常にレンズ
20からでた光が光磁気ディスク71面上に焦点を形成
し、また、システムコントローラ102の命令に応じた
所定のトラックを正しく追従するように、サーボをかけ
ることができる6 レンズアクチュエータ24は光磁気ディスク71面に対
して集光レンズ20を垂直方向に移動させることができ
、これにより焦点合わせを行う。
また、レンズアクチュエータ24として集光レンズ20
を光磁気ディスク71の半径方向にも駆動できるものを
用いると、コイル54と磁気回路62によるリニアアク
チュエータと、レンズアクチュエータ24との2つを用
いてトラッキング制御を行うことができるので、トラッ
キング追随精度が向上する。
リードライトユニット101は、光検出器6からの信号
を処理して光磁気信号を抽出し、これをシステムコント
ローラ102に転送する。そして、さらにインターフェ
ース103と信号llA105を介して外部の機器にそ
の信号を送信する。
信号線105を通じて外部の機器から送信されてきた信
号は、インターフェース103、システムコントローラ
102を介してリードライトユニット101に送られ、
この信号をもとにレーザ光源23の光量の変調を行う。
図には示されていないが、レーザ光が集光する光磁気デ
ィスク71上の焦点位置近傍には永久磁石あるいは電磁
石が設置さ九ており、これらの磁石により磁界が印加さ
れ、この磁界と光量の変化からデータを光磁気ディスク
71面上に記録する。
または、信号線105を通じて外部の機器から送信され
てきた信号は、光磁気ディスク71の上の焦点位置近傍
に磁界を印加する電磁石を駆動して、焦点に於ける磁界
強度を変調する。この磁界の変化とレーザ光源23から
の光の照射によりデータを光磁気ディスク71面七に記
録する。
さらに、配線104からは電源が供給され、各々の機器
に必要な電力を供給する。
次に本実施例の光情報記憶装置における光学系の動作に
ついて説明する。第2図は第1図に示した光情報記憶装
置の光学系の詳細図である6図において、レーザ光源2
3から射出されたレーザ光80は、コリメートレンズホ
ルダ21b内のコリメートレンズ21aにより平行光8
1とされ、この平行光81はガラスブロック10に入射
し、光磁気ディスク71面とのなす角度が45度程度に
設定された、ガラスブロック10の斜面にある回折格子
12により回折される0回折光のうちO次回折光82(
反射光)は集光レンズ20を通過して光磁気ディスク7
1面上に焦点を形成する。そして、光磁気ディスク71
面からの反射光は、集光レンズ20により略平行光83
とされ、ガラスブロック10に入射し1回折格子12に
より回折される。回折された光のうち1次回折光84は
導波路基板1に設けられたグレーティングカップラ8に
より導波路を伝播する導波光85となる。
この導波光85は、導波路レンズ9により集光されて導
波光86とされた後、光検出器6に入射する。
光磁気ディスク71面に対する回折格子12の傾斜角を
45度程度に設定することにより、導波光85,86の
光軸を光磁気ディスク71と平行とできる。これにより
、導波路基板1の長手方向を光磁気ディスクと平行とす
ることができ、導波路基板1の高さを減少させることが
できる。また、上記のように回折格子12の傾斜角を4
5度程度に設定することにより、平行光81の光軸を光
磁気ディスク71と平行とすることができる。これによ
り、レーザ光源23やコリメートレンズホルダ21bに
要する高さを減少させることができる。
結果的に、第1図に於けるハウジング5oの高さを減少
させることができ、ピックアップの小型化、軽量化、低
電力化および耐展性の向上を図ることが可能となる。な
お、光磁気ディスク71面に対する回折格子12の傾斜
角は30度から60度の範囲のときに、ハウジング50
の高さを減少させることが可能である。
第3図は、第2図に示した光学系をレーザ光源23を含
む水平面で切断し、その切断面を光磁気ディスク71側
から見たものである。第3図において、回折格子12の
ガラスブロックlo側の表面は、断面形状で三角波形状
に形成されている。
そして、この三角波形状の表面にはアルミ等の金属の薄
膜11が付着され、回折格子12は薄膜11と共に接着
剤5bによりガラスブロック10に固定されている。な
お、金属で形成された回折格子を用いれば、薄膜11を
付着させる必要はない。また1回折格子12の表面を断
面形状で矩形波形状に形成してもよいが、ブレーズ化し
たものを用いることにより、不要な回折光の出現を防止
し、光の利用効率を向上させることができる。
第3図においては、導波路基板1として、基板1aに半
導体を用い、光検出器6を基板1aに作りつけたものを
示しである。半導体としてシリコンを用いた場合につい
て考える。シリコンの上には絶縁膜2が形成されている
。この絶縁膜2はシリコンの熱酸化により形成した酸化
珪素を用いるか、スパッタ、CVD、蒸着、スピンコー
ドによるS OG (5piri on Glass 
:液状ガラスで、スピンコードにより膜を形成し、後に
加熱焼成するもの)、その他の技術で形成した薄膜のガ
ラス(あるいは誘電体)でも良い、一般に基板1aの上
の薄膜は、熱酸化を含め、上記のような技術を用いて形
成する。絶縁膜2の上には導波層3が形成されている。
導波層3にはグレーティングカップラ8、導波路レンズ
9が形成されている。導波層3の上には保護膜4が形成
されている。導波路基板1は接着剤5aを用いてガラス
ブロック10に固定されている。
グレーティングカップラ8で導波光となった光は導波路
レンズ9を通過する。光検出器6が形成された領域では
絶縁膜2の厚みが薄く、あるいは無くなっており、ここ
で導波光は光検出器6に入射して信号が検出される。検
出信号は配線7を通じて外部に伝えられる。この光検出
器6の構造は、J ournal  of  Hght
tsave  technology、  シo1、、
LT−4 、 No 7 、 J uly 1986 
An Integrated−OpticDisk P
ieup Device、 Shogo Ura et
 al、第915ページの第5図に詳しく示されており
、これは公知の技術である。
レーザ光源23から射出するレーザ光80の波長に変動
が生じた際、グレーティングカップラ8で光が結合する
際の結合角度に変動が生じる。このため、回折格子12
を用い、回折格子12の回折角度の波長分散を利用し、
波長の変動に応じてグレーティングカップラ8に入射す
る光の角度を調整するように回折格子12のピッチ、グ
レーティングカツラ8のピッチを選択する。この様にす
ることで、波長変動が生じても、常に高い光学性能を維
持できる。
保護膜4は、導波路の保護と、ガラスブロック10が存
在しない部分(ガラスブロック1oと接していない部分
)で、導波路の等偏屈折率が急激に変化し、光の拡散が
生じることを防止している。
本実施例に要求される光学性能に応じては、保護膜4は
省略することもできる。
保護膜4に接着性のものを用いると、その保護膜4を用
いてガラスブロック10と導波路基板1とを固定するこ
ともできる。これにより、接着剤5aを省略して、構成
の単純化を図ることができる。
コリメートレンズホルダ21−bあるいはコリメートレ
ンズ21aを、ガラスブロック〕0に接着固定すること
もできる。この様な構成にすれば、さらに部品間の保持
が強固になり、長期にわたる信頼性の向」二を図ること
ができる。特にこの様な場合には、コリメート・レンズ
ホルダ21bを省略し、レンズとしてフレネルレンズ、
ゾーンプレート、ホログラlえ等の平面レンズを用いる
ことができ、光学系をより一層単純化、小型化すること
が可能である。
次に第4図を用いて、第3図に於ける導波/fy3に設
けられたグレーティングカップラ8、導波路レンズ9、
および電気処理回路について説明する。
第4図は第3図における導波路基板1を接着剤5aの部
分で剥し、ガラスブロックのある側から見たものである
導波路基板1に形成されたグレーティングカップラ8は
、第4図に示すように、グレーティングカップラ8a〜
8e(グレーティングカップラ88〜8eを総称する際
には、グレーティングカップラ8と称する)に分割され
ている。そして、互い違いにTEモード用ダグレーティ
ングカップラ、TMモード用ダグレーティングカップラ
が並べられている。ずなオ)ち、グレーティングカップ
ラ8a、8c、8eがTEモート用であり、グレーティ
ングカップラ8b、8dがTMMモードである。あるい
は逆にグレーティングカップラ8a。
8c、8eがTMMモードで、グレーティングカップラ
8b、8dがTEEモードでもよい。第4図においては
、グレーティングカップラ8は直線格子であり、TEE
モードとTMMモードで、格子ピッチが若干具なってい
る。
グレーティングカップラ8を直線格子とすることで、結
合(入射光90のような導波路外部を伝播する光を、導
波度内部を伝播する光に変換すること)時の結合角度誤
差許容範囲を拡大することができる。
グレーティングカップラ8に入射する光は、入射光90
のように斜めに変形された楕円(あるいは円)になる。
これは、第2図におけるガラスブロック10の回折面が
光磁気ディスク71に対して45度程度傾き、さらに反
射面が導波路基板1に対して直角になっていることに起
因する。このため、グレーティングカップラ8の外形は
、入射光90の形状に合わせ、適当な平行四辺形、ある
いは斜めに変形された楕円、あるいはその他の形状とす
ることができる。
グレーティングカップラ8で結合した光は、各々のグレ
ーティングカップラの領域により、導波光91a−91
eとなる。各々の導波光91. a〜91eは、導波路
レンズ9,1〜9.jに入射する。
本実施例においては、導波路レンズ9(導波路レンズ9
8〜9.jを総称する際には、導波路レンズ9と称する
)は、モードインデックスレンズ(導波路の上に、適当
な形状の層を装荷し、装荷部分の等偏屈折率の変化を利
用し2てレンズ効果を発生させるレンズ)として描かれ
ている。
また、導波光91a〜9 ’J、 eは、導波路レンズ
9a〜9eを透過した後に、導波路レンズ9f〜9jを
透過して、導波光91f〜91.jになる5導波路レン
ズ9f〜9jは省略しても良いが、2枚構成のレンズと
することで、焦点距離の短いしンズを構成し、導波路基
板1の長さを短くすることができる。また、各々の導波
光が3つ以−ヒの導波路レンズを透過するようにすれば
、さらに導波路基板1の長さを短くすることが0工能で
ある。
導波光91f 〜91.jは、光検出器6 a 〜6 
g(光検出器6a〜egを総称する際には、光検出器6
と称する)に入射する。
第1図において、レーザ光源23からの光が光磁気デイ
19フ1面ト、に止しく集光されている場合は、第4図
の入射光90は平行光であり、グレーティングカップラ
8に直線格子を用いたとき、導波光91a〜91eも平
行光となる。導波光91fは光検出器6aと6bの分割
線近傍に入射し、導波光91jは光検出器6fと6gの
分割線近傍に入射する。レーザ光源23からの光が光磁
気ディスク71面上に正しく集光されていない場合は、
導波光91fが光検出器6aと6bに入射する位置が変
化し、光検出器6aと6bとの出力に差が生じる。同時
に、導波光91jが光検出器6fと6gに入射する位置
も変化し、光検出器6fと6gとの出力に差が生じる。
このため、光検出器6a、6b、、6f、6gの出力髭
プリアンプ30a、30b、30f、30gで処理した
後、減算器31a、31b及び加算器31eで処理する
ことにより、出力線32aにフォーカシングエラー信号
が得られる。
導波光91g、91iは光検出器6C及び6eに入射す
る。後に詳しく述べるが、グレーティングカップラ8b
、8dはトラッキングに誤差が生じた際に光量変化が生
じる領域に設けられている。
このため、トラッキング誤差が生じると光検出器6c及
び6eからの出力が変化する。そして、それぞれの出力
をプリアンプ30e、30eで処理した後、減算器31
dで処理することにより、出力1132b上にトラッキ
ングエラー信号を得ることができる。
光検出器6a、6b、6d、6f、6gと、光検出器6
c、6eとは別の偏光の光を検出しているので、前者を
加算器31eで加算し、後者を加算器31fで加算して
、互いの出力を減算器31gで減算すれば、出力線32
e上に光磁気信号の読みだし信号を得ることが出来る。
光磁気信号の検出を効果的に行うため、レーザ光源23
として、直線偏光を射出できるものを用いる。また、レ
ーザ光源23からのレーザ光80の偏光方向は、第2図
において、0次回杭先82と45度の角度をなすように
選択すると良い。但し、偏光方向については、第4図に
おける出力線32c上で光磁気信号の読みだし信号のオ
フセツ°ト、感度等を最適化するため、前述の0次回杭
先と45度の角度をなす偏光方向から、若干の調整を行
うと良い。
グレーティングカップラ8は、曲線状の格子を有するフ
ォーカシンググレーティングカップラを用いることがで
きる。このようにすることで、導波路レンズ9を廃し、
単純な構成の素子を構成することが可能である。
基板1aに半導体を用いた場合、第4図のプリアンプ3
0 a 〜30 g 、加算器31 e s 31 e
 t31f、減算器31a、31b、31d、31g。
および各配線を導波路基板1上に作り付けることができ
る。このような構成にすることで、光検出器6からの信
号を長い配線を介せずにアンプに導入することができ、
ノイズの低い、信頼性の高い信号を得ることができる。
本実施例によれば、ピックアップ光学系を簡略化して、
ハウジング50の高さを小さくし、ハウジング50をき
わめて小型で軽量なものにすることができるので、必要
なデータに対するアクセス速度を向上させることができ
るほか、可動部の慣性を低減して、外部からの外乱に強
く信頼性の高いデータ記録読みたしが可能となるという
効果がある。
(第2実施例) 第5図は、本発明の第2実施例を示している。
本実施例の特徴は、ベース63に位置決め部材64およ
び65が固定され5位置決め部材65にはレーザ光源2
3が1位置決め部材64にはコリメートレンズ21aを
内蔵したコリメートレンズホルダ21. bが取り付け
られ、さらにハウジング50の側面に窓56が設けられ
ていることである。
この場合にも位置決め部材64にコリメートレンズ21
aを直接取り付けるようにしてもよい。
このような構成によれば、レーザ光源23から射出した
光は、コリメートレンズホルダ21bに内蔵されたコリ
メートレンズ21aにより平行光にされ、ハウジング5
0に設けられた窓56を通過してガラスブロック10に
至る。ここを通過した光はレンズアクチュエータ24に
より保持される集光レンズ20を通過し、光磁気ディス
ク71の上に焦点を形成する。そして、光磁気ディスク
71からの反射光は、集光レンズ20、ガラスブロック
10、導波路基板1に設けられたグレーティングカップ
ラ、導波路レンズを通過し、光検出器6に入射する。こ
こで所定の信号を得ることができる。
本実施例によれば、レーザ光源23及びコリメートレン
ズホルダ21b、及びコリメートレンズ21aを、可動
部分であるハウジング50から取り外し、非可動部のベ
ース63に取り付けることができるので、可動部分のハ
ウジング50を小型、軽量にすることができ、必要な情
報へのアクセス速度の向上、耐震性の向上、消費電力の
低減を図ることができる。
(第3実施例) 第6図から第9図は本発明の第3実施例を示している。
第6図は本実施例の光情報記憶装置の光学系の詳細を示
している。図に示すように、ガラスブロック10の下面
には導波路基板1が密接して固定されている。またガラ
スブロックlOの端面に溶接して固定された回折格子に
は、その三角波形状のH線の向きが導波路基板1の長手
方向と直交するように配置されている。他の構成は第1
実施例に示したものと同じであるので、その詳細な説明
は省略する。
上記構成において、レーザ光源23から射出したレーザ
光80は、コリメートレンズ21aにより平行光81と
され、その平行光81はガラスブロック10に入射し、
回折格子12に到達する。
そして、回折格子12からのO次回杭先(反射光)82
が集光レンズ20を通過し、光磁気ディスク面上に焦点
を形成する。光磁気ディスクからの反射光は集光レンズ
20で略平行光83とされ、この略平行光83はガラス
ブロック10に入射し、回折格子12で回折される。そ
して、その1次回折光86はガラスブロック1oに固定
された導波路基板1に照射される。
導波路基板1は、第7図に示すように、基板la上に絶
縁膜2と導波層3が形成されている。
また、導波層3にはグレーティングカップラ121とモ
ードインデックスレンズ120が形成されている。ここ
に示したグレーティングカップラ121とモードインデ
ックスレンズ120は、導波層3を削り込む形態のもの
である。また基板1には光検出HA6が形成されている
。このように構成された導波路基板1は、接着剤5aに
よりガラスブロック10に固定されている。この接着剤
5aは接着部分以外にも塗布され、保護膜としての効果
も兼ねている。また回折格子12は接着剤5bによって
ガラスブロック10に固定されている。
次に第8図を用いて、導波路基板1上の光学要素につい
ての説明をする。第8図は、第7図において、接着剤5
aの部分で導波路基板1とガラスブロック10とを剥し
、導波路基板1をガラスブロック10側から見たもので
ある。
グレーティングカップラ121は、グレーティングカッ
プラ121a〜121e (グレーティングカップラ1
21a〜121Cを総称する際は。
グレーティングカップラ121という)に分割されてい
る。ここに入射する光90はグレーティングカップラ1
21により導波光92a〜92eとなる。この導波光9
2a〜92eは導波路レンズ120a〜120e (導
波路レンズ120a〜120cを総称する際は、導波路
レンズ120という)により集光され、導波光93a〜
93eとなって、光検出器122a〜122eに入射す
る。
光検出器122a〜122eの各々からの出力は、プリ
アンプ33a〜33eにより増幅される。
グレーティングカップラ1218〜121Cは、隣合う
グレーティングカップラの結合する偏光方向が互いに異
なるように配置されている。すなわち、グレーティング
カップラ121a、121CがTEモード用のグレーテ
ィングカップラで、グレーティングカップラ121bが
TMモード用のグレーティングカップラである。または
、グレーティングカップラ121a、121eがTMモ
ード用のグレーティングカップラで、グレーティングカ
ップラ121bがTEモード用のグレーティングカップ
ラとすることもできる。
フォーカシングエラー信号を得る手段は、第4図で述べ
た手法と同様である。すなわち、導波光93aは光検出
器122aと122bの分割線付近に入射する。また、
導波光93cは光検出器122dと122eの分割線付
近に入射する。各々の光検出器からの出力を減算器34
. a、34b、加算器34eで処理することによりフ
ォーカシングエラー信号を得る。
トラッキングエラー信号を得る手法も、第4図で述べた
手法に似ている。すなわち、第4図におけるグレーティ
ングカップラ8bが第8図のグレーティングカップラ1
21aに相当し、第4図に於けるグレーティングカップ
ラ8dが第8図のグレーティングカップラ12】cに相
当している。
また、第4図の光検出器6cからの出力が、第8図の光
検出器122aと122bの出力の和に相当し、第4図
の光検出器6eからの出力が、第8図の光検出器122
dと122eの出力の和に相当している1以上のことか
ら、光検出器122aと122bの出力の和から光検出
器】22dと122eの出力の和を減ずれば、トラッキ
ングエラー信号を得ることができる。
光磁気信号の検出には、TEモード光強度と。
TMモード光強度の差をとれば良いので、光検出器1、
22a、122b、122d、122eの出力の和から
光検出器122cの出力髪減ずれば良い。
ここでは、グレーティングカップラ121を3分割した
手法を例に挙げたが、第4図にみるように、5分割にし
ても良い。同様に、第4図に於て、第8図のような3分
割の手法を用いても良い。
導波光92aおよび92eと、導波光92bとは伝播モ
ードが異なる。また、導波光93a及び93eと、導波
光93bとは伝播モードが異なる。
これら異なるモードの光が混じると、クロストークが生
じて、得られる信号の品位が劣化する恐れがある。この
ため、導波路基板1には導波光分離部13が設けられて
いる。
第9図を用いて、導波路分離部13について説明する。
第9図は第8図のIK、 −IK線に沿った断面図であ
る。導波層3a〜3e(導波層3a〜3cを総称する際
は、導波層3という)の各々の間に導波光分離部13(
光が伝播できない部分)が設けられている。これにより
導波層3の各々の部分を伝播する導波光は別の導波層に
漏れ込むことが無い。
本実施例によれば、ピックアップ光学系を簡略化して、
ピックアップの小型軽量化を達成することができるので
、必要なデータに対するアクセス速度を向上させること
ができる他、可動部の慣性を小さくして、信頼性の高い
データ記録・データ読み呂しを行うことができる。
(第4実施例) 第10図および第11図は1本発明の第4実施例を示し
ている。第10図はトラッキング検出の原理を説明して
いる。光磁気ディスク71はディスク円盤71a、保護
膜71b、光磁気記録媒体71cおよびトラック71d
からなる。そして、トラック71dからの光は、0次回
折光87.1次回指光ss、−i次回折光89から構成
される。
そこで、0次回折光87と、1次回折光88とが重なり
あった部分、およびO次回杭先87と、1次回折光88
とが重なりあった部分が、トラッキング情報受光可能範
囲110となる。
第11図は、導波路基板1にトラッキング検出用のグレ
ーティングカップラがff!されている模様を示してい
る。すなわち、第11図のグレーティングカップラ11
5aは第4図のグレーティングカップラ8bあるいは第
8図のグレーティングカップラ121aに相当している
。また、第11図のグレーティングカップラ115bは
、第4図のグレーティングカップラ8dあるいは第8図
のグレーティングカップラ12]Cに相当している。
なお、第11図では、他のグレーティングカップラは省
略されている。
通常、グレーティングカップラ115a、]15bに入
射する光は、第11図(a)のような位置関係を有しで
いる。すなわち、トラッキング情報受光可能範囲〕】O
aの範囲に、グレーティングカップラ115d、115
bが存在している。
第1図や第5図におけるハウジング50がレール60に
沿って往復連動した場合、あるいは第1図や第5図にお
ける集光レンズ20がレンズアクチュエータ24により
往復連動した場合、あるいはその他の理由により、第1
1図(b)および(e)のように、グレーティングカッ
プラ115a、115bに入射する光の位置が変化する
ことがある。
このよう1こ、トラッキング情報受光可能範囲110a
、110b、110Cの位置は常に一定の位置にあるわ
けではない。そこで、トラッキング情報受光6■能範囲
が変化しても1.常し、トラッキング情報受光可能範囲
にある、オーバーラツプ範囲11]にグレーティングカ
ップラ115a、115bを設けるようにする。これよ
り、導波光116a、116bから得られるトラッキン
グエラー信号から、トラッキングエラー信号強度の変動
、トラッキングエラー信号検出感度の変動、トラッキン
グエラー信号のオノセットを除くことができる。
本実施例によれば、常に高品位のトラッキングエラー信
号を得ることができ、装置の信頼性向1−を図ることが
できる。
(第5実施例) 第12図および第13図は、本発明の第5実施例を示し
ている。第12図はフォーカシングエラー信号検出の原
理図を説明している。第12図において、光磁気ディス
ク71からの反射光は集光レンズ20により略平行とな
り、後述のような光学系を経て、光検出5125a〜1
25c (光検出器125a〜125cを総称する際は
、光検出器12.5という)に入射する。ここで、第1
2図(a)〜(e)の様に、光磁気ディスク71と集光
レンズ20との間隔が変化することにより、光検出器1
25a〜125cに入射する光の幅が変化する。これに
より、光検出器125aと125Cからの出力の和から
、光検出器125bからの出力の和を減じることにより
、フォーカシングエラー信号を検出することができる。
第13図は導波路基板であり、第8図と同様のグレーテ
ィングカップラ121a〜121cが設けられている。
そして、グレーティングカップラ121aで結合した光
は導波路レンズ123aを通過して光検出器126aに
入射し、グレーティングカップラ121、bで結合した
光は導波路レンズ123bを通過して光検出器125に
入射し、さらにグレーティングカップラ121cで結合
した光は導波路レンズ123cを通過して光検出器12
6bに入射する。光検出器125,126a。
126bからの信号は信号処理回路200に送られる。
ここで、光検出器125から出力される信号によってフ
ォーカシングエラー信号をえる手法は、第12鐸で説明
したものと同一である。また。
光検出器126a、126bからの出力される信号によ
って、トラッキングエラー信号を得る手法は、第11図
で説明した手法と同一であり、減算器35eを用いる。
また、光磁気信号を検出する手法は、第8図で説明した
手法に似ており、TEモード光強度と、TMモード光強
度の差をとれば良い。すなわち、光検出器125の出力
の和を加算器35dで得て、これから光検出器126a
と126bの出力の和を減ずれば良い。
本実施例によれば、フォーカシングエラー信号を検出す
るのにグレーティングカップラに入射する光の中央部分
を利用するので、常に誤差の少ない、信頼性の高いフォ
ーカシングエラー信号を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明しまたように、本発明によれば、グレーティン
グカップラの格子ピッチを大きくすることができるので
、導波路基板の4産性を向Jさせることができる。
また、ピックアップの小型軽量化が達成できるので、外
部からの振動等の外乱に強い光情報記憶装置を得ること
ができ、データの記録・読み出し2のイご頼性を向上さ
せることがiiJ能となる。
さらに、ピックアップの小型軽量化により、ピックアッ
プ駆動部を小さくすることができ、装置の消費電力も低
減させることが可能どなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す光情報記憶装置の全
体構成図、第2図は第1図の光学系の詳細図、第3図は
第2図のレーザ光源を含む横断面図、第4図は第1図の
光情報記憶装置の導波路基板と信号処理回路の構成図、
第5図は本発明の第2実施例を示す光情報記憶装置の要
部構成図、第6図は本発明の第3実施例を丞す光情報記
憶装置の光学系の詳細図、第7図は第6図のレーザ光源
を含む縦断面図、第8図は第6図の光情報記憶装置の導
波路基板と信号処理回路の構成図、第9図は第8図のI
X−IX紛、に沿った断面図、第10図はトラッキング
検出の原理を示す説明図、第11図は本発明の第4実施
例を示しトラッキング検出用グレーティングカップラの
設置位Il!’l示す説明図。 第12図はフォーカシングエラー検出の原理を丞す説明
図2第13図は本発明の第5実施例を示し信号処理回路
が設けられた導波路基板の平面図である。 ■・・基板、2・・絶縁膜、3,3a〜3c・・・導波
層、4・・保護膜、5a、5h−接着剤、6,6a〜6
g、122a〜1、、22e、125a〜・125e、
1、]26a、126b−光検出器7,55゜104・
・・配線、8.8a〜8e・・・グレーティングカップ
ラ、9,98〜・9J・・・導波路レンズ、1゜・・・
ガラスブロック、〕1 ・薄膜、12・・・回折格子。 13・・・導波光分離部、20・・・集光レンズ、21
−a・コリメートレンズ、21b・・・コリメートレン
ズホルダ、23・・・レーザ光源、24・・・レンズア
クチュエータ、30a−30g、33a〜33e−プリ
アンプ、31a、31b、31a、31g。 34、a、、  34b、  34f、  34h、 
 35b、  35c、35f・−減算器、31 c 
、 3 1、 e 、 31. f 。 34c、  34d、  34e、  34g、  3
5a、  35d、35e−加算器、32a〜32c・
出力線、50 ・ハウジング、51,52,64.65
・・・位置決め部材、53a、53b・・・アーム、5
4・・・コイル、56 ・窓、60・ガイド機構、61
・・・レール、62・・・磁気回路、63・・・ベース
、70・・モータ、71・・・光磁気ディスク、71.
 aディスク円盤、71b・・保護膜、71e・・・光
磁気記録媒体、71. d・・トラック、80・・・レ
ーザ光。 81・・−平行光、82.87・・・0次回折光、83
略平行光、84,86.88・・・1次回折光、85導
波光、89・・−1次回折光、90・・・入射光、9 
1、、 a〜91j、92a〜92c、93a〜93e
、116a、116b・・導波光、100−・・サーボ
ユニット、】01・・・リードライトユニット、102
・・・システムコントローラ、103・・・インターフ
ェース、105・・・信号線、110・・トラッキング
情報受光可能範囲、110a〜110c・・トラッキン
グ情報受光可能範囲、111・・・オーバラップ範囲、
115a、115b・・・トラッキング検出用グレーテ
ィングカップラ、120,120a〜120e、123
a−123c・=導波路レンズ、121、.121a〜
121c・・・グレーティングカップラ、200・・・
信号処理回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光磁気ディスクと、該光磁気ディスク面に略平行に
    レーザ光を照射するレーザ光源と、該レーザ光源からの
    レーザ光の進行方向を前記光磁気ディスク面に垂直な方
    向に変化させ、かつレーザ光を回転中の光磁気ディスク
    面に集光させるレンズ系と、前記光磁気ディスク面から
    の反射光を検出する光検出器と、該光検出器からの信号
    に基づいて、前記レンズ系の駆動部にトラッキングとフ
    ォーカシングの制御信号を出力するとともに、前記光磁
    気ディスクとの間でアクセスを行う信号処理部と、を備
    えた光情報記憶装置において、 前記光磁気ディスクの下方に光磁気ディスク面に対して
    傾斜して設けられ、前記レーザ光源からのレーザ光を光
    磁気ディスク面に垂直な方向に回折させるとともに、光
    磁気ディスク面からの反射光を所定の方向へ回折させる
    回折格子と、 該回折格子で回折された前記光ディスクからの反射光を
    グレーティングカップラで取り込んで、その反射光を導
    波路を介して前記光検出器に導く導波路基板と、 端面に前記回折格子が密接して固定され、側面に前記導
    波路基板が密接して固定された角柱状のガラスブロック
    と、を備えたことを特徴とする光情報記憶装置。 2、光磁気ディスクと、該光磁気ディスク面に略平行に
    レーザ光を照射するレーザ光源と、該レーザ光源からの
    レーザ光の進行方向を前記光磁気ディスク面に垂直な方
    向に変化させ、かつレーザ光を回転中の光磁気ディスク
    面に集光させるレンズ系と、前記光磁気ディスク面から
    の反射光を検出する光検出器と、該光検出器からの信号
    に基づいて、前記レンズ系の駆動部にトラッキングとフ
    ォーカシングの制御信号を出力するとともに、前記光磁
    気ディスクとの間でアクセスを行う信号処理部と、を備
    えた光情報記憶装置において、 前記光磁気ディスクの下方に光磁気ディスク面に対して
    傾斜して設けられ、前記レーザ光源からのレーザ光を光
    磁気ディスク面に垂直な方向に回折させるとともに、光
    磁気ディスク面からの反射光を所定の方向へ回折させる
    回折格子と、 該回折格子で回折された前記光ディスクからの反射光を
    取り込むグレーティングカップラと前記光検出器とが一
    体的に形成され、グレーティングカップラと光検出器が
    導波路で接続された導波路基板と、 端面に前記回折格子が密接して固定され、側面に前記導
    波路基板が密接して固定された角柱状のガラスブロック
    と、を備えたことを特徴とする光情報記憶装置。 3、光磁気ディスクと、該光磁気ディスク面に略平行に
    レーザ光を照射するレーザ光源と、該レーザ光源からの
    レーザ光の進行方向を前記光磁気ディスク面に垂直な方
    向に変化させ、かつレーザ光を回転中の光磁気ディスク
    面に集光させるレンズ系と、前記光磁気ディスク面から
    の反射光を検出する光検出器と、該光検出器からの信号
    に基づいて、前記レンズ系の駆動部にトラッキングとフ
    ォーカシングの制御信号を出力するとともに、前記光磁
    気ディスクとの間でアクセスを行う信号処理部と、を備
    えた光情報記憶装置において、 前記光磁気ディスクの下方に光磁気ディスク面に対して
    傾斜して設けられ、前記レーザ光源からのレーザ光を光
    磁気ディスク面に垂直な方向に回折させるとともに、光
    磁気ディスク面からの反射光を所定の方向へ回折させる
    回折格子と、 該回折格子で回折された前記光ディスクからの反射光を
    取り込むグレーティングカップラと前記光検出器とが一
    体的に形成され、グレーティングカップラと光検出器が
    導波路で、光検出器と信号処理部が配線でそれぞれ接続
    された導波路基板と、 端面に前記回折格子が密接して固定され、側面に前記導
    波路基板が密接して固定された角柱状のガラスブロック
    と、を備えたことを特徴とする光情報記憶装置。 4、請求項1〜3のいずれかに記載の光情報記憶装置に
    おいて、 前記レーザ光源、回折格子、導波路基板、ガラスブロッ
    クおよびレンズ系を構成するコリメートレンズと集光レ
    ンズを、前記光磁気ディスクの半径方向に沿って往復移
    動するハウジング内に収納したことを特徴とする光情報
    記憶装置。 5、請求項1〜3のいずれかに記載の光情報記憶装置に
    おいて、 前記レーザ光源およびレンズ系の構成要素であるコリメ
    ートレンズをベース上に固定するとともに、前記回折格
    子、導波路基板、ガラスブロックおよびレンズ系の構成
    要素である集光レンズを、前記ベース上を前記光磁気デ
    ィスクの半径方向に沿って往復移動するハウジング内に
    収納したことを特徴とする光情報記憶装置。 6、請求項4又は5に記載の光情報記憶装置において、 前記ハウジングは、リニアモータにより駆動されて往復
    移動をすることを特徴とする光情報記憶装置。 7、請求項1〜5のいずれかに記載の光情報記憶装置に
    おいて、 前記導波路基板を半導体で構成したことを特徴とする光
    情報記憶装置。 8、請求項1〜5のいずれかに記載の光情報記憶装置に
    おいて、 前記回折格子は、前記光磁気ディスク面に対して30度
    から60度の範囲で傾斜していることを特徴とする光情
    報記憶装置。 9、請求項1〜5、8のいずれかに記載の光情報記憶装
    置において、 前記回折格子は、表面が三角波状に形成された反射型回
    折格子であることを特徴とする光情報記憶装置。 10、請求項1〜5のいずれかに記載の光情報記憶装置
    において、 前記導波路基板には、導波路外部の光を導波路内部のT
    E光に変換するTE用グレーティングカップラと、導波
    路外部の光を導波路内部のTM光に変換するTM用グレ
    ーティングカップラとが交互に形成されていることを特
    徴とする光情報記憶装置。 11、請求項10に記載の光情報記憶装置において、前
    記TE用グレーティングカップラとTM用グレーティン
    グカップラとの境界に沿って導波光分離帯を設けたこと
    を特徴とする光情報記憶装置。 12、請求項10に記載の光情報記憶装置において、前
    記TE用またはTM用グレーティングカップラの幅は、
    前記光磁気ディスクからの0次回折光と1次回折光、あ
    るいは0次回折光とマイナス1次回折光との重なり合っ
    た幅より狭く設定されていることを特徴とする光情報記
    憶装置。 13、請求項2又は3に記載の光情報記憶装置において
    、 前記導波路基板に設けられた光検出器は、前記グレーテ
    ィングカップラからの導波光を同時に受光する3分割タ
    イプの光検出器であることを特徴とする光情報記憶装置
    。 14、箱型のハウジング内に、レーザ光源、コリメート
    レンズ、角柱状のガラスブロックが一直線上に固定され
    、前記ガラスブロックの端面に回折格子が、側面に導波
    路基板がそれぞれ密着され、かつ前記ガラスブロックの
    上方に集光レンズが取り付けられた光ヘッド。 15、箱型のハウジング内に、角柱状のガラスブロック
    が固定され、該ガラスブロックの端面に回折格子が、側
    面に導波路基板がそれぞれ密着され、かつ前記ガラスブ
    ロックの上方に集光レンズが取り付けられた光ヘッド。 16、角柱状のガラスブロックの端面に回折格子が密着
    され、側面に導波路基板が密着された光ヘッド用部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62157349A (ja) * 1985-12-28 1987-07-13 Nec Home Electronics Ltd 光学ヘツド
JPH01298552A (ja) * 1988-05-26 1989-12-01 Ricoh Co Ltd 光磁気情報記録再生装置

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