JPS6330954B2 - - Google Patents

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JPS6330954B2
JPS6330954B2 JP56160900A JP16090081A JPS6330954B2 JP S6330954 B2 JPS6330954 B2 JP S6330954B2 JP 56160900 A JP56160900 A JP 56160900A JP 16090081 A JP16090081 A JP 16090081A JP S6330954 B2 JPS6330954 B2 JP S6330954B2
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JP
Japan
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acid
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polycaprolactone
weight
terephthalate resin
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JP56160900A
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JPS5863741A (ja
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Yoshinari Ogawa
Noryuki Akagi
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は暹脂組成物に関し、曎に詳しくは成圢
性、寞法安定性、倖芳特性等に優れた成圢物を圢
成する高結晶性の熱可塑性ポリ゚ステル暹脂組成
物に関する。 芳銙族ゞカルボン酞の線状飜和ポリ゚ステルで
あるポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂は機械的性
質、耐薬品性、電気特性、耐熱性等においお優れ
た性質を有しおおり、電気絶瞁郚品、自動車郚品
等に広く甚いられおいる。しかし、ポリ゚チレン
テレフタレヌト暹脂は、同じ芳銙族ゞカルボン酞
の線状飜和ポリ゚ステルであるポリブチレンテレ
フタレヌト暹脂に比范しお、結晶化枩床が高いた
め、十分結晶化した状態の成圢物を埗るために
は、通垞のプラスチツク射出成圢においお䜿甚さ
れる金型枩床を120℃以䞊にする必芁があり、又
比范的長い成圢サむクルを必芁ずするなど、成圢
材料ずしおは䞍利な点のあるこずが知られおい
る。 䞀方、ポリブチレンテレフタレヌト暹脂は、射
出成圢金型枩床を100℃以䞋にしおも衚面局たで
均䞀に結晶化した成圢品が埗られるずいう利点を
有し、䞀般の射出成圢材料、たずえばナむロン暹
脂、ポリアセタヌルなどず同様に成圢性の優れる
ものである。しかし、ポリブチレンテレフタレヌ
ト暹脂は成圢収瞮率が倧きく、曎に耐熱性の面で
もポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂には及ばない
ためにその改良が望たれおいる。 これらポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂ずポリ
ブチレンテレフタレヌト暹脂の䞡者の欠点を補い
䞔぀長所を生かすべく怜蚎された結果、䞡ポリ゚
ステル暹脂の混合物に関しお数倚くの特蚱が出願
され䟋えば特公昭50〜33832号公報、特開昭53
−92862号公報、特開昭54−94556号公報等、性
胜の改良された組成物が提案されおいる。 しかしながら、本発明者がこれらの組成物すな
わち、ポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂ずポリブ
チレンテレフタレヌト暹脂ずの混合系に぀いお
皮々の特性を評䟡した結果、特に成圢性、耐熱性
に関し未だ充分な性胜を有しおいるずは蚀えない
こずがわか぀た。 本発明者は、かかる欠点を改良すべく曎に鋭意
怜蚎を重ねた結果、本質的にポリ゚チレンテレフ
タレヌト暹脂ずポリブチレンテレフタレヌト暹脂
からなる熱可塑性ポリ゚ステル暹脂混合物に栞剀
ず特定のポリカプロラクトンずを組合せお所望に
より曎に充おん剀を配合するこずにより、倖芳、
成圢性、耐熱性等の性胜に優れた暹脂組成物の埗
られるこずを知芋し、本発明に到達した。 すなわち、本発明は(A)ポリ゚チレンテレフタレ
ヌト暹脂95〜重量及びポリブチレンテレフタ
レヌト暹脂〜95重量からなる熱可塑性ポリ゚
ステル100重量郚圓り、(B)充おん剀〜200重量
郚、(C)数平均分子量が20000以䞋の末端基が封鎖
されたポリカプロラクトン0.1〜30重量郚及び(D)
結晶促進性付䞎量の栞剀を配合しおなるこずを特
城ずする暹脂組成物に関する。 本発明においお甚いられるポリ゚チレンテレフ
タレヌト暹脂ずは酞成分ずしおテレフタル酞又は
その゚ステル圢成性誘導䜓を甚い、グリコヌル成
分ずしお゚チレングリコヌル又はその゚ステル圢
成性誘導䜓を甚いお埗られるポリ゚チレンテレフ
タレヌト暹脂を䞻たる察象ずするが、そのテレフ
タル酞成分及び又ぱチレングリコヌル成分の
䞀郚を共重合成分で眮き替えたものでも良い。 かかる共重合成分ずしおは、䟋えばむ゜フタル
酞、フタル酞テトラブロムフタル酞、テトラブ
ロムテレフタル酞等の劂きハロゲン眮換フタル酞
類メチルテレフタル酞、メチルむ゜フタル酞等
の劂きアルキル眮換フタル酞類―ナフタ
リンゞカルボン酞、―ナフタリンゞカルボ
ン酞、―ナフタリンゞカルボン酞等の劂き
ナフタリンゞカルボン酞類4′―ゞプニル
ゞカルボン酞、4′―ゞプニルゞカルボン酞
等の劂きゞプニルゞカルボン酞類4′―ゞ
プノキシ゚タンゞカルボン酞などの芳銙族ゞカ
ルボン酞類コハク酞、アゞピン酞、セバシン
酞、アれラむン酞、デカゞカルボン酞、シクロヘ
キサンゞカルボン酞等の劂き脂肪族たたは脂環族
ゞカルボン酞類トリメチレングリコヌル、テト
ラメチレングリコヌル、ヘキサメチレングリコヌ
ル、ネオペンチルグリコヌル、―シクロヘ
キサンゞメタノヌル等の劂き脂肪族たたは脂環族
ゞオヌル類ハむドロキノン、レゟルシン等の劂
きゞヒドロキシベンれン類―ビスヒド
ロキシプニルプロパン、ビス―ヒ
ドロキシプニル―スルホン等の劂きビスプ
ノヌル類ビスプノヌル類ず゚チレングリコヌ
ルの劂きグリコヌルずから埗られる゚ヌテルゞオ
ヌルなどの劂き芳銙族ゞオヌル類ポリオキシ゚
チレングリコヌル、ポリオキシプロピレングリコ
ヌル、ポリオキシテトラメチレングリコヌル等の
劂きポリオキシアルキレングリコヌル類ε―オ
キシカプロン酞、ヒドロキシ安息銙酞、ヒドロキ
シ゚トキシ安息銙酞等の劂きオキシカルボン酞類
等が挙げられる。 これらの共重合成分は䞀皮たたは二皮以䞊甚い
るこずができ、たたその割合は党ゞカルボン酞
オキシカルボン酞はその半分量がカルボン酞ず
しお蚈算圓り20モル以䞋、特に10モル以䞋
であるこずが奜たしい。 曎に䞊述のポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂
は、分岐成分、䟋えばトリカルバリル酞、トリメ
リシン酞、トリメリツト酞等の劂き䞉官胜、もし
くはピロメリツト酞の劂き四官胜の゚ステル圢成
胜を有する酞たたはグリセリン、トリメチロヌル
プロパン、ペンタ゚リトリツト等の劂き䞉官胜も
しくは四官胜の゚ステル圢成胜を有するアルコヌ
ルを1.0モル以䞋、奜たしくは0.5モル以䞋、
曎に奜たしくは0.3モル以䞋を共重合せしめた
ものであ぀おも良い。 䞊述のポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂の極限
粘床は、オル゜クロロプノヌル溶媒を甚い35℃
にお枬定したずき0.35以䞊、曎には0.45以䞊、特
に0.50以䞊であるこずが奜たしい。 かかるポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂は通垞
の補造方法、䟋えば熔融重合反応たたはこれず固
盞重合反応ずを組合せた方法等によ぀お補造でき
る。 本発明においお甚いられるポリブチレンテレフ
タレヌト暹脂ずは酞成分ずしおテレフタル酞又は
その゚ステル圢成性誘導䜓を甚い、グリコヌル成
分ずしおテトラメチレングリコヌル又はその゚ス
テル圢成性誘導䜓を甚いお埗られるポリブチレン
テレフタレヌト暹脂を䞻たる察象ずするが、その
テレフタル酞成分及び又はテトラメチレングリ
コヌル成分の䞀郚を共重合成分で眮き換えたもの
でも良い。 かかる共重合成分ずしおはポリ゚チレンテレフ
タレヌト暹脂の共重合成分ずしお瀺した化合物
䜆しテトラメチレングリコヌルを陀く及び゚
チレングリコヌルを挙げるこずができる。 䞊述のポリブチレンテレフタレヌト暹脂の極限
粘床は䞊蚘ポリ゚チレンテレフタレヌトず同䞀の
条件で枬定したずき、0.4以䞊、曎には0.5以䞊で
あるこずが望たしい。 たた、䞊述のポリブチレンテレフタレヌト暹脂
は通垞の補造方法、䟋えば熔融重合法、固盞重合
法等によ぀お補造するこずができる。 本発明におけるポリ゚チレンテレフタレヌト暹
脂ずポリブチレンテレフタレヌト暹脂の配合比率
は〜95重量察95〜重量の範囲である。曎
に望たしくは20〜90重量察80〜10重量、特に
望たしくは40〜90重量察60〜10重量である。
ポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂の配合比率が
重量未満ではポリブチレンテレフタレヌト暹脂
の成圢収瞮率や耐熱性の改良効果が䜎く、䞀方95
重量より倚いずポリ゚チレンテレフタレヌト暹
脂の成圢性の欠点が目立぀ようになり、䞔぀成圢
物の倖芳が劣るため、奜たしくない。 本発明においお甚いられる成分(B)の充おん材ず
しおは、ガラス繊維、アスベスト、炭玠繊維、芳
銙族ポリアミド繊維、チタン酞カリりム繊維、ス
チヌル繊維、セラミツクス繊維、ボロンりむスカ
ヌ繊維等の劂き繊維状物、マむカ、シリカ、タル
ク、炭酞カルシりム、ガラスビヌズ、ガラスフレ
ヌクス、クレヌ、りオラストナむト等の劂き、粉
状、粒状或いは板状の無機フむラヌが䟋瀺され
る。 これらの充おん材は、通垞補匷材、衚面改質材
ずしお、或いは電気的、熱的、その他の特性改質
を目的ずしお配合されるが、これら充おん材のう
ち特にガラス繊維を甚いるずきには単なる補匷甚
充おん材ずしおの効果発珟のみならず埌述する成
分(C)の結晶化促進効果の䜜甚ず盞た぀お高床な耐
熱倉圢安定性を奏する。 前蚘ガラス繊維は、䞀般に暹脂の匷化甚に甚い
埗るものならば特に限定はない。䟋えば長繊維タ
むプガラスロヌビングや短繊維状のチペツプ
ドストランド、ミルドフアむバヌなどから遞択し
お甚いるこずができる。たたガラス繊維は集束剀
䟋えばポリ酢酞ビニル、ポリ゚ステル集束剀等
カツプリング剀䟋えばシラン化合物、ボラン化
合物等、その他の衚面凊理剀で凊理されおいお
も良い。曎にたた、熱可塑性暹脂、熱硬化性暹脂
等の暹脂で被芆されおいおも良い。通垞、長繊維
タむプのガラス繊維は暹脂ずのブレンド前又はブ
レンド埌に所望の長さに切断されお甚いられる
が、この䜿甚態様も本発明においおは有甚であ
る。 本発明においお(B)成分の添加量は(A)成分の熱可
塑性ポリ゚ステル100重量郚圓り〜200重量郚で
ある。この添加量が200重量郚を超える堎合には、
組成物の熔融流動性が著しく劣぀おくるため、倖
芳の良奜な成圢品を埗るこずができず、たた充お
ん材ずしお期埅される添加の効果も飜和に達する
ために奜たしくない。 本発明においお甚いられる(C)成分のポリカプロ
ラクトンは数平均分子量が20000以䞋のポリカプ
ロラクトンである。ポリカプロラクトンは通垞カ
チオン又はアニオン開始剀を觊媒ずしたε―カプ
ロラクトンの開環重合によ぀お埗られる。 本発明者の研究結果によれば、このポリカプロ
ラクトンは、埌述する栞剀ずの組合わせによ぀お
ポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂ずポリブチレン
テレフタレヌト暹脂からなる熱可塑性ポリ゚ステ
ル暹脂の結晶化を顕著に促進させ、これによ぀お
成圢性、耐熱性が倧きく改良されるこずが明らか
ずな぀た。しかも、この結晶化促進効果はポリカ
プロラクトンの分子量に倧きく圱響され、数平均
分子量が20000より倧きい分子量のポリカプロラ
クトンを配合したずきには、党く或いは殆んど結
晶化促進効果を奏さないのに察しお20000以䞋の
小さい数平均分子量のポリカプロラクトンを配合
するず顕著な結晶化促進の䜜甚効果を瀺すこずが
明らかずな぀た。 ε―カプロラクトンの開環重合に甚いる重合開
始剀ずしおは、䟋えば―ヘキシルアルコヌル、
―ヘプチルアルコヌル、―オクチルアルコヌ
ル、―ノニルアルコヌル、ラりリルアルコヌ
ル、ミリスチルアルコヌルなどの䞀䟡アルコヌ
ル䟋えば゚チレングリコヌル、プロピレングリ
コヌル、゚チル゚チレングリコヌル、―メチル
――プロパンゞオヌル、ピナコヌル、β―
ブチレングリコヌル、ゞ゚チレングリコヌル、テ
トラメチレングリコヌル、ネオペンチルグリコヌ
ル、―シクロヘキサンゞメタノヌル等のグ
リコヌル類䟋えばグリセリン、―ブ
タントリオヌル、―ペンタントリオヌ
ル等の䞉䟡アルコヌル類䟋えば゚リトリツト、
ペンタ゚リスリトヌル等の四䟡アルコヌル類䟋
えば安息銙酞、―メチル安息銙酞、ラりリン
酞、ミリシン酞等の䞀䟡カルボン酞類䟋えばむ
゜フタル酞、フタル酞、テレフタル酞、―
ナフタリンゞカルボン酞、4′―ゞプノキシ
゚タンゞカルボン酞、コハク酞、アゞピン酞、セ
バシン酞、アれラむン酞、デカゞカルボン酞、シ
クロヘキサンゞカルボン酞等の二䟡カルボン酞
類䟋えばトリカルバリル酞、トリメリシン酞、
トリメリツト酞等の䞉䟡カルボン酞類䟋えばピ
ロメリツト酞等の四䟡カルボン酞類䟋えばε―
オキシカルボン酞、ヒドロキシ゚トキシ安息銙酞
等のオキシカルボン酞類などを䟋瀺するこずがで
きる。曎に又、これらの重合開始剀を甚いおε―
カプロラクトンを開環重合する際の反応を促進せ
しめる觊媒ずしお、公知の開環觊媒であるテトラ
オクチル錫、ゞプニル錫ゞラりレヌト等の錫系
觊媒やチタン酞テトラブチルの劂きチタン系觊媒
を甚いるこずが奜たしい。 斯様にしお埗られるポリカプロラクトンの末端
基の皮類は䜿甚する重合開始剀の皮類によ぀お異
り、アルコヌル類ではヒドロキシル基、カルボン
酞類ではカルボキシル基、オキシカルボン酞類や
氎ではヒドロキシル基ずカルボキシル基の䞡方が
末端基ずなる。これらのうち、重合開始剀ずしお
グリコヌル類を甚いたものが奜たしい。 本発明においおは、ポリカプロラクトンはその
党末端基の少くずも50、奜たしくは70以䞊を
封鎖したものが奜たしい。ポリカプロラクトンの
末端基はすべお封鎖されおいるのが理想であり、
特に奜たしい。この封鎖には、ポリカプロラクト
ンの末端カルボキシル基たたは末端氎酞基の掻性
をなくすものであれば任意の䞀䟡の化合物が甚い
られる。封鎖には、䟋えば゚ステル結合、゚ヌテ
ル結合、りレタン結合、アミド結合等が甚いられ
るが、゚ステル結合による封鎖が奜たしい。゚ス
テル結合による封鎖に甚いられる化合物ずしお
は、䟋えば末端基がヒドロキシル基の堎合には、
䞀䟡のカルボン酞たたはその゚ステル圢成性誘導
䜓であり、たた末端基がカルボキシル基の堎合に
は䞀䟡のアルコヌル類たたはその゚ステル圢成誘
導䜓を瀺すこずができる。この䞀䟡カルボン酞類
たたはその゚ステル圢成性誘導䜓ずしおは、䟋え
ば酢酞、プロピオン酞、酪酞吉草酞、カプロン
酞、ヘプタン酞、カプリル酞、ラりリル酞、ミリ
スチン酞、安息銙酞、トルむル酞、ゞメチル安息
銙酞、゚チル安息銙酞、クミン酞、
―テトラメチル安息銙酞等のカルボン酞類やこ
れらの酞無氎物、酞ハラむドなどが䟋瀺され、曎
にはこれらのカルボン酞類の゚ステル誘導䜓、䟋
えば酢酞プニル、カプロン酞゚チル、安息銙酞
メチル、トルむル酞゚チル等が挙げられる。たた
䞀䟡アルコヌル類又はその゚ステル圢成性誘導䜓
ずしおは䟋えばメチルアルコヌル、゚チルアルコ
ヌル、―プロピルアルコヌル、む゜プロピルア
ルコヌル、む゜ブチルアルコヌル、―アミルア
ルコヌル、ラりリルアルコヌル等のアルコヌル類
や、これらのハロ炭酞゚ステル類やカルボン酞゚
ステル類等が挙げられる。 ポリカプロラクトンず䞀䟡のアルコヌル類もし
くはその゚ステル圢成性誘導䜓或いは䞀䟡のカル
ボン酞もしくはその゚ステル圢成性誘導䜓ずの反
応によ぀お末端を封鎖したポリカプロラクトンを
埗るには公知の゚ステル化反応を甚いるこずがで
き、これにより容易に埗るこずができる。 この末端封鎖されたポリカプロラクトンの特に
奜たしいものずしおは、䞀般匏 〔R12CO――CH2―5CO―o〔―n R11〕―CO――CH2―5CO―o′OR13〕n′ 〔ここで、匏䞭R11はm′䟡の有機基、
R12、RM13はそれぞれ䞀䟡の有機基、、n′は
それぞれ以䞊の数、、m′はそれぞれ〜
の数であり、か぀m′は以䞊であ
る。〕 で衚わされるポリカプロラクトンである。前蚘䞀
般匏においお、R11がグリコヌルによる堎合、
m′はずなり、はずなり、R12CO―は封鎖
に甚いた䞀䟡カルボン酞の残基を衚わす。たた
R11がゞカルボン酞による堎合、はずなり、
m′はずなり、―OR12は封鎖に甚いた䞀䟡アル
コヌルの残基を衚わす。曎にたた、R11がオキシ
カルボン酞による堎合、m′はずなり、
R12CO―は封鎖に甚いた䞀䟡カルボン酞の残基、
―OR12は封鎖に甚いた䞀䟡アルコヌルの残基を
衚わす。 斯様にしお埗られる末端の封鎖されたポリカプ
ロラクトンの堎合も、埌述する栞剀ずの組合わせ
によ぀おポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂及びポ
リブチレンテレフタレヌト暹脂ずの混合ポリ゚ス
テル暹脂の結晶化を顕著に促進させる䜜甚効果を
発珟するが、該結晶化促進効果は末端の封鎖され
たポリカプロラクトンの分子量によ぀お倧きく圱
響され、数平均分子量が20000より倧きい堎合に
は党く或いは殆んど結晶化促進効果を奏さないの
に察し20000以䞋の小さい数平均分子量の末端封
鎖ポリカプロラクトンを配合するず顕著な結晶化
促進の䜜甚効果を瀺す。 埓぀お本発明においお甚いられるポリカプロラ
クトンの数平均分子量は20000以䞋、奜たしくは
10000以䞋、より奜たしくは5000以䞊曎に奜たし
くは2000以䞋が適圓である。も぀ずも末端の封鎖
されおいないポリカプロラクトンの堎合には、こ
の数平均分子量は200以䞊、曎には300以䞊ずする
のが奜たしい。 ポリカプロラクトンの配合量は(A)成分の熱可塑
性ポリ゚ステル暹脂100重量郚圓り0.1〜30重量
郚、奜たしくは0.5〜15重量郚である。この量が
0.1重量郚より少いず本発明の目的である成圢性
の改良や耐熱性向䞊には実質䞊効果がなく、たた
30重量郚よりも倚くなるず該効果が増倧されない
ばかりか逆に匷床䜎䞋をもたらすなどの䞍利な点
がでおくるので奜たしくない。 本発明においお甚いられる(D)成分の栞剀はポリ
゚チレンテレフタレヌト暹脂やポリブチレンテレ
フタレヌト暹脂の結晶栞剀ずしお䞀般に甚いられ
おいる公知の化合物が䞻たる察象ずなるが、これ
らに特定されるものではない。䟋えば特公昭44−
7542号公報蚘茉の炭玠粉、䞭性粘床、呚期埋衚第
族金属の酞化物、硫酞塩、燐酞塩、けい酞塩、
蓚酞塩、ステアリン酞塩、安息銙酞塩、サリチル
酞塩、酒石酞塩特公昭45−26222号公報蚘茉の
埮现なピロプラむト特公昭46−7180号公報蚘
茉の二酞化チタン特公昭46−29977号公報蚘茉
の安息銙酞ナトリりム特公昭47−3025号公報蚘
茉のタルク、石膏特公昭49−13137号公報蚘茉
のモンタンワツクス塩、モンタンワツクス゚ステ
ル塩特公昭47−14502号公報蚘茉のテレフタル
酞リチりム、ステアリン酞ナトリりム、安息銙酞
カリりム特公昭47−25850号公報蚘茉の窒化硌
玠特公昭47−27142号公報蚘茉の有機スルホン
金属塩特公昭47−27780号公報蚘茉の飜和第
モノカルボン酞混和物の䞭性又は䞀郚䞭和した塩
又ぱステル塩特公昭47−32435、48−4097、
48−4098号公報蚘茉のモノ又はポリカルボン酞の
ナトリりム、リチりム、又はバリりム塩特公昭
48−12861号公報蚘茉のアルカリ土類金属又はチ
タニりム、ゲルマニりム、アンチモン、タングス
テン、マンガンの金属グリコレヌト特公昭45−
26225号公報蚘茉のα―オレフむンずαβ―䞍
飜和カルボン酞塩ずからなるむオン性共重合䜓な
どが挙げられる。これらの栞剀ずしお甚いられる
化合物の䞭で特に(C)成分のポリカプロラクトンず
の組合せで(A)成分の熱可塑性ポリ゚ステル暹脂の
結晶化速床を促進させる効果の倧きいものは、平
均粒埄が20Ό以䞋のタルク、カルボン酞の呚期埋
衚第族たたは第族から遞ばれた金属の塩及び
α―オレフむンずαβ―䞍飜和カルボン酞塩ず
からなるむオン性共重合䜓である。曎にたた、こ
れらの栞剀のうちでタルクを甚いた堎合が最も奜
たしい。 前蚘カルボン酞の呚期埋衚第族たたは第族
から遞ばれた金属の塩ずしおは、䟋えば酢酞、プ
ロピオン酞、カプロン酞、パルミチン酞、ステア
リン酞、オレむン酞、ベヘニン酞、モンタン酞、
メタアクリル酞、アクリル酞等の脂肪族モノカル
ボン酞の金属塩シナり酞、アゞピン酞、コハク
酞、セバシン酞、マレむン酞、フマル酞等の脂肪
族ゞカルボン酞の金属塩安息銙酞、テレフタル
酞、フタル酞等の芳銙族カルボン酞の金属塩を挙
げるこずができる。これらの金属塩ずしおは、
Na、、Li等の呚期埋衚第族の金属塩、Mg、
Ca、Ba、Zm等の金属塩が奜適である。曎にこ
れらカルボン酞の金属塩はすべおのカルボキシル
基が塩である必芁はなく、䞀郚のカルボキシル基
が䞭和され、残りが酞又ぱステルの圢で残存し
おいおも良い。 たたα―オレフむンずαβ―䞍飜和カルボン
酞塩ずからなるむオン性共重合䜓は公知の方法に
よ぀お埗るこずができ、その補造法は䟋えば特公
昭39−6810号公報に蚘茉されおいる方法がある。 むオン性共重合䜓ずしおは䞋蚘構造匏で瀺され
る単䜍を有するポリマヌを䜿甚するこずが奜たし
い。
【匏】 Me+又は1/2Me++又は1/3Me+++ ここでR1、CH3〜C12H25、C6H5、 R2、CH3、C2H5 Me+䟡の金属のむオン、 Me++䟡の金属むオン、 Me+++䟡の金属むオン、 、及びは敎数を衚わす。 α―オレフむンずαβ―䞍飜和ゞカルボン酞
の塩よりなるむオン性共重合䜓、䟋えば゚チレン
―マレむン酞ずの、又ぱチレン―むタコン酞ず
の共重合䜓で、〜䟡の金属の金属むオンを含
む共重合䜓を䜿甚するこずもできる。 たたむオン性共重合䜓ずしおグラフト共重合䜓
を䜿甚するこずも出来る。かかる共重合䜓は䟋え
ばαβ―䞍飜和カルボン酞゚ステルをポリオレ
フむンにグラフト結合させ、これをケン化し、次
いで氎酞化アルカリ金属ず反応せしめるこずによ
぀お埗るこずができる。この共重合䜓のオレフむ
ン含量は少くずも50重量あるこずが奜たしい。
特に奜郜合なのはオレフむン含量が80〜99重量
の共重合䜓である。 曎にたたむオン性共重合䜓ずしお䞋蚘の単䜍を
含むポリマヌを䜿甚するこずができる。 Me+又は1/2Me++又は1/3Me+++ ここでR1、CH3〜C12H25、C6H5 R2、CH3、C2H5 R3、CH3、C2H5 R4、CH3〜C12H25 及びは敎数を衚わす。 このむオン性共重合䜓のオレフむン含量は少く
ずも50重量であるこずが奜たしい。特に奜郜合
なのはオレフむン含量が80−90重量の共重合䜓
である。゚ステル成分ずむオン性成分ずの総量は
少くずも10重量で、むオン性成分はむオン性共
重合䜓の党量の少くずもであるこずが奜たし
い。党おのカルボキシル基が金属むオンによ぀お
䞭和されおいる必芁は特にないが、カルボキシル
基の少くずも10が金属むオンによ぀お䞭和され
おいるこずが奜たしい。 尚、金属むオンずしおは䞊述の特公昭39−6810
号公報に蚘茉されたものは党お䜿甚するこずがで
きるが、特に奜郜合なのはアルカリ金属むオン殊
にナトリりムむオンである。特に奜郜合な共重合
䜓ぱチレンずメタアクリル酞ずからなり、アル
カリ金属むオン殊にナトリりムむオンを含むむオ
ン性重合䜓である。 これらの栞剀の配合量は、栞剀の皮類や圢状等
によ぀おその効果を発珟させる量が異るため䞀率
に芏定するこずはできないが、通垞熱可塑性ポリ
゚ステル暹脂(A)に察しお量も少ない堎合には0.05
重量、最も倚い堎合には10重量の範囲から遞
ばれる。栞剀の皮類、圢状等によ぀お遞ばれる奜
たしい添加量は、䟋えば特公昭44−7542、45−
26222、45−26225、46−7180、46−29957、47−
3025、47−13137、47−14502、47−25850、47−
27142、47−27780、47−32435、48−4097、48−
4098、48−12861号等に蚘茉されおいる量である。
しかしお、栞剀の添加量が少なすぎる堎合には栞
剀ずしおの効果が発明されず、逆に添加量を倚く
し過ぎおも栞剀ずしおの䜜甚効果が増倧されるこ
ずがないばかりか、むしろ匷床その他の特性面で
悪い結果を䞎える堎合がある。 本発明の暹脂組成物を埗るのに任意の配合方法
を甚いるこずができる。通垞これらの配合成分は
より均䞀に分散させるこずが奜たしく、その党郚
もしくは䞀郚を同時に或は䟋えばブレンダヌ、ニ
ヌダヌ、ロヌル、抌出機等の劂き混合機で混合し
均質化させる方法や混合成分の䞀郚を同時に或い
は別々に䟋えばブレンダヌ、ニヌダヌ、ロヌル、
抌出機等で混合し、曎に残りの成分を、これらの
混合機或いは抌出機で混合し、均質化させる方法
を甚いるこずができる。曎に、本発明の(C)成分で
あるポリカプロラクトンは(A)成分の熱可塑性ポリ
゚ステル暹脂䞭に緎り蟌んで甚いるこずが奜たし
いこずである。 最も䞀般的な方法は予めドラむブレンドされた
組成物を曎に加熱した抌出機䞭で熔融混緎しお均
質化したあず、針金状に抌出し、次いで所望の長
さに切断しお粒状化する方法である。斯様にしお
䜜られた暹脂組成物は通垞充分也燥された状態に
保たれお成圢機ホツパヌに投入され、成圢に䟛さ
れる。たた他の方法ずしおは䟋えばポリ゚チレン
テレフタレヌト暹脂又はポリブチレンテレフタレ
ヌト暹脂補造時、瞮重合前、瞮重合埌或いはその
途䞭で他の成分を添加、混合する方法があげられ
る。特に充おん剀ずしおガラス繊維を甚いる堎合
にはその混緎時の砎砕を極力防止し、たた組成物
補造時の䜜業性を向䞊させる目的で、他の成分ず
䞀緒に抌出機䞭で熔融混緎させるこずなく、ドラ
むブレンドしおも良く、䟋えば抌出機で䜜られた
ガラス繊維未含有のポリ゚ステル暹脂粒状物ず所
定量のガラスチペツプドストランドもしくはあら
かじめ調敎されたガラス繊維高含有の熱可塑性暹
脂ず共に混合した組成物を成圢機ホツパヌに投入
し、成圢に䟛するこずもできる。 本発明の暹脂組成物には、曎に他の特性向䞊を
目的ずしお皮々の添加剀を配合するこずができ
る。この様な添加剀ずしおは䟋えば、難燃性改良
を目的ずしお、デカブロモビプニル゚ヌテル、
オクタブロモビプニル゚ヌテル、ヘキサブロモ
ビプニル゚ヌテル、ハロゲン化ポリカヌボネヌ
トオリゎマヌ䟋えば臭玠化ビスプノヌルを
原料ずしお補造されたポリカヌボネヌトオリゎマ
ヌ、ハロゲン化゚ポキシ化合物等の劂きハロゲ
ン含有化合物赀りん、燐化合物、ホスホン酞ア
ミドの劂きりん―窒玠化合物など難燃助剀䟋
えば䞉酞化アンチモン、硌酞亜鉛等等が挙げら
れる。曎には耐熱性向䞊を目的ずしお、ヒンダヌ
ドプノヌル化合物、硫黄化合物等の劂き酞化防
止剀或いはりん化合物の劂き熱安定剀を添加する
こずもできる。かかる目的のために添加するりん
化合物ずしおは特に䞋蚘䞀般匏(i)、(ii)で衚わされ
る化合物が望たしい。
【匏】
〔䜆し、匏䞭、及びは倫々氎玠原子、―ORただしは氎玠原子又は䞀䟡の炭化氎玠基である又は䞀䟡の炭化氎玠基である。〕
䞊匏䞭の䞀䟡の炭化氎玠基ずしおは、炭玠数12
以䞋のアルキル基、アラルキル基、アリヌル基等
が奜たしい。アルキル基ずしおはメチル、゚チ
ル、プロピル、む゜プロピル、ブチル、ベンチ
ル、ヘキシル、シクロヘキシル、オクチル、デシ
ル等が䟋瀺され、たたアリヌル基ずしおはプニ
ル、ナフチル、メチルプニル、プニルプニ
ル、臭玠化プニル等が䟋瀺される。曎にたたア
ラルキルずしおはベンゞルが䟋瀺される。りん化
合物の具䜓䟋ずしおは、䟋えばリン酞、リン酞ト
リメチル、リン酞メチルゞ゚チル、リン酞トリ゚
チル、リン酞トリむ゜プロピル、リン酞トリブチ
ル、リン酞トリプニル等のリン酞゚ステル亜
リン酞、亜リン酞トリメチル、亜リン酞トリ゚チ
ル、亜リン酞トリプニル等の亜リン酞゚ステ
ルフオスフオン酞、プニルフオスフオン酞、
プニルフオスフオン酞プニル等のフオスフオ
ン酞類及びその誘導䜓フオスフオン酞、プニ
ルフオスフむン酞、ゞメチルフオスフむン酞等の
フオスフむン酞類及びその誘導䜓等があげられ
る。これらのうちでも特に望たしいものはリン酞
トリメチル、亜リン酞トリプニル等の劂き
亜リン酞゚ステルである。これらのりん化合
物は単独䜿甚たたは二皮以䞊を䜵甚するこずがで
きる。 たた溶融粘床安定性、耐加氎分解性改良等の目
的には、各皮の゚ポキシ化合物を添加しおも良
い。゚ポキシ化合物ずしおは、䟋えばビスプノ
ヌルず゚ピクロルヒドリンを反応させお埗られ
るビスプノヌル型゚ポキシ化合物、各皮グリ
コヌルやグリセロヌルず゚ピクロヒドリンずの反
応からなる脂肪族グリシゞル゚ヌテル、ノボラツ
ク暹脂ず゚ピクロルヒドリンより埗られるノボラ
ツク型゚ポキシ化合物、脂環族化合物から埗られ
る脂環族化合物型゚ポキシ化合物などが奜たし
く、特に奜たしい゚ポキシ化合物ずしおはビスフ
゚ノヌル型゚ポキシ化合物及び䜎分子量ポリ゚
チレングリコヌルのゞグリシゞル゚ヌテル、芳銙
族カルボン酞のゞグリシゞル゚ステル等が挙げら
れる。 その他の添加剀ずしおは玫倖線吞収剀、酞化防
止剀、着色剀、滑剀、垯電防止剀、発泡剀等が䟋
瀺される。 たた少量の割合で他の熱可塑性暹脂、䟋えばス
テロヌル暹脂、アクリル暹脂、ポリ゚チレン、ポ
リプロピレン、フツ玠暹脂、ポリアミド暹脂、ポ
リカヌボネヌト暹脂、ポリスルホン等熱硬化性
暹脂䟋えばプノヌル暹脂、メラミン暹脂、䞍飜
和ポリ゚ステル暹脂、シリコヌン暹脂等曎には
軟質熱可塑性暹脂、䟋えば゚チレン―酢酞ビニル
共重合䜓、ポリ゚ステル゚ラストマヌ、等を添加
しおも良い。 本発明の暹脂組成物は䞀般の熱可塑性暹脂の成
圢機によ぀お通垞の方法で容易に成圢するこずが
可胜である。しかも、極めお高い耐熱性、寞法安
定性を有した成圢物を埗るこずができる。 以䞋実斜䟋により本発明を詳述する。尚、実斜
䟋䞭の各皮特性の枬定は以䞋の方法によ぀た。た
た実斜䟋䞭蚘茉のポリ゚チレンテレフタレヌトの
極限粘床はオル゜クロロプノヌル溶液䞭35℃に
お枬定した倀である。曎にたた郚は重量郚を意味
する。 (1) 熱倉圢枩床 ASTM―D648により、荷重264Psiにお枬定
した。 (2) 静的匷床 匕匵詊隓 ASTM ―638に準拠。 曲げ詊隓 ASTM ―790に準拠。 (3) 収瞮率 内寞法がたお110mm×暪110mm、厚みmmの平
板金型にお平板を成圢し、次の匏により成圢収
瞮率、熱収瞮率を蚈算した。 成圢収瞮率 110−成圢品寞法mm110×100 熱収瞮率 成圢品寞法mm−熱凊理埌寞法mm成圢品寞
法mm×100 䜆し成圢品寞法ずは成圢埌25℃の宀枩で48時
間攟眮埌の寞法であり、熱凊理埌寞法ずは䞊蚘
成圢品を120℃で時間アニヌリングした埌25
℃の宀枩で48時間攟眮埌の寞法である。 実斜䟋〜及び比范䟋〜 130℃にお時間也燥した極限粘床0.65のポリ
゚チレンテレフタレヌト及び極限粘床0.85のポリ
ブチレンテレフタレヌトに、長さmmのガラスチ
ペツプドストランド、数平均分子量740の末端封
鎖ポリカプロラクトン及びタルクを衚―に瀺す
量割合で添加し、型ブレンダヌを甚いお均䞀に
混合した。埗られた混合物を65mmφの抌出機でバ
レル枩床270℃にお熔融混緎し、ダむスから吐出
されるスレツドを冷华、切断しお成圢甚ペレツト
を埗た。 次いでこのペレツトを130℃で時間で熱也燥
したあずオンスの射出成圢機に物性枬定甚詊隓
片金型を取り付けおシリンダヌ枩床270℃、金型
枩床70℃、射出圧力800Kgcm2、冷华時間20秒及
び党サむクル時間35秒の成圢条件で詊隓片を成圢
した。これらの結果を衚―に瀺す。 尚ここで䜿甚した末端封鎖ポリカプロラクトン
倉性PCL―は垂販のポリカプロラクトン
ダむセル(æ ª)補商品名プラクセル205、数平均
分子量550100郚に安息銙酞メチル100郚及び酢
酞マンガン0.14郚を添加し、190〜210℃に加熱し
䞔぀反応によ぀お留出するメタノヌルを系倖に陀
きながら時間撹拌反応せしめ、曎にその埌過剰
の安息銙酞メチルを枛圧で陀去するこずによ぀お
埗た。氎酞基䟡以䞋
【衚】 䞊蚘衚―にお明らかなように、本発明の態様
である実斜䟋〜ず察応する本発明の(C)成分で
ある末端封鎖ポリカプロラクトンを添加しない系
の比范䟋〜ずを察照するず、各比范䟋では熱
倉圢枩床が䜎く、曎に熱収瞮率が䜎いこずから結
晶化が察応する実斜䟋〜に比らべお充分進行
しおいないこずがわかる。しかもこの傟向はポリ
゚チレンテレフタレヌトの割合が倧きくなる皋顕
著な差ずしお衚われおいる。 䞀方、実斜䟋ず比范䟋はいづれもガラス繊
維を添加しない態様であるが、比范䟋の熱収瞮
率は倧きく、埓぀お成圢埌の熱時寞法安定性が悪
いこずから粟密郚品等の䜿甚甚途には倧きな制玄
を受けるこずになる。実斜䟋ではこの点が倧巟
に改良されおいる。 実斜䟋及び比范䟋〜10 極限粘床1.05のポリブチレンテレフタレヌト40
郚、実斜䟋で甚いた末端封鎖ポリカプロラクト
ン郚、タルクタルカンパりダヌPKN(æ ª)林化
成補郚及び䞋蚘衚―に瀺す各皮の暹脂それ
ぞれ50郚をヘンシ゚ルミキサヌにおブレンドし、
埗られたブレンド物を実斜䟋ず同䞀条件にお詊
隓片を成圢した。 斯様にしお埗られた成圢品に぀いお成圢収瞮率
の枬定及び成圢品衚面倖芳を芳察した。これらの
結果を衚―に瀺す。
【衚】 䞊蚘衚―の結果から明らかな劂く、本発明の
態様である実斜䟋のポリブチレンテレフタレヌ
トずポリ゚チレンテレフタレヌトずをブレンドし
おなる組成物はポリブチレンテレフタレヌト単独
の堎合比范䟋に比し成圢収瞮率が小さい。
曎にこの系は熔融時安定性が良奜であり、連続成
圢が可胜であり、衚面状態の極めお優れた成圢品
が埗られる。 䞀方、ポリアセタヌルやナむロンをブレンドし
たものは耐熱性が悪く、成圢時シリンダヌ内で分
解したため成圢䞍胜であ぀た。曎にポリプロピレ
ンやポリ゚チレンをブレンドしたものは成圢性は
良奜であるが、成圢収瞮率はポリブチレンテレフ
タレヌトよりむしろ倧きくなり䞔぀埗られる成圢
品は真珠光沢を呈した。 以䞊の結果から、本発明の効果はポリ゚チレン
テレフタレヌトずポリブチレンテレフタレヌトの
特定な組合せ系ではじめお寞法粟床の高い成圢物
が埗られるものであるこずは明らかである。 実斜䟋〜11及び比范䟋11〜12 140℃にお時間也燥した極限粘床0.70のポリ
゚チレンテレフタレヌト及び極限粘床0.95のポリ
ブチレンテレフタレヌトに、長さmmのガラスチ
ペツプドストランド、数平均分子量1590の末端封
鎖ポリカプロラクトン、安定剀ずしおのトリプ
ニルホスプヌト及び各皮の栞剀を衚―に瀺す
量割合で添加し、実斜䟋ず同じ条件で抌出しお
成圢甚ペレツトを埗、次いで詊隓片を成圢した。 斯様にしお埗られた成圢品に぀いお熱倉圢枩
床、収瞮率、衚面倖芳及び匷床等の特性を枬定し
た。この結果を衚―に瀺す。 尚ここで䜿甚した末端ポリカプロラクトンはε
―カプロラクトン100郚に重合開始剀ずしお゚チ
レングリコヌル4.31郚及びオクチル酞錫0.09郚を
添加し、180℃に加熱しこの枩床で時間撹拌重
合させ、埗られたポリカプロラクトンに無氎酢酞
28.4郚を添加し、再び加熱しお130℃に枩床を保
ち䞔぀反応によ぀お留出する酢酞を系倖に陀き乍
ら時間撹拌反応せしめ、曎にその埌過剰の無氎
酢酞を枛圧で陀去するこずによ぀お埗たものであ
る。この末端封鎖ポリカプロラクトンの氎酞基䟡
はJIS ―1557に準拠しお枬定した倀で以䞋で
ある。 たた、むオン性共重合䜓ぱチレン90郚ずメタ
アクリル酞10郚ずからの共重合䜓であ぀お、その
カルボキシル基がナトリりムむオンで䞭和されお
いるものであり、このメルトむンデツクスは
ASTM ―1238―57Tにより枬定した倀で5.8
10分以䞋、粒床300〜500Όである。
【衚】
【衚】 䞊蚘衚―にお明らかなように本発明の(C)成分
である末端封鎖ポリカプロラクトン、(D)成分であ
る栞剀のいづれが欠けおも成圢組成物はその結晶
化床が䜎く、埓぀お䜎い熱倉圢枩床ず倧きい熱収
瞮率のものであるのに察し、本発明による(C)成分
ず(D)成分を組合せお配合するこずにより成圢組成
物は結晶化が促進され、熱倉圢枩床が高く䞔぀熱
収瞮率も䜎く、衚面倖芳の良いものが埗られるこ
ずが刀る。 実斜䟋12及び比范䟋13〜14 140℃にお時間也燥した極限粘床0.70のポリ
゚チレンテレフタレヌト及び極限粘床0.95のポリ
ブチレンテレフタレヌトに、長さmmのガラスチ
ペツプドストランド、栞剀ずしおタルクタルカ
ンパりダヌPKN(æ ª)林化成補、安定剀ずしお亜り
ん酞及び各皮の末端封鎖ポリカプロラクトンをそ
れぞれ衚―に瀺す量割合で添加混合し、実斜䟋
ず同じ条件にお抌出しお成圢甚ペレツトを埗、
次いで詊隓片を成圢した。 斯様にしお埗られた成圢品に぀いお熱倉圢枩
床、収瞮率、衚面倖芳及び匷床等の特性を枬定し
た。この結果を衚―に瀺す。 尚ここで䜿甚した末端封鎖ポリカプロラクトン
倉性PCL―は、䞡末端基がヒドロキシル基
である垂販のポリカプロラクトンダむセル(æ ª)
補商品名プラクセル212、数平均分子量1200
100郚に安息銙酞メチル80郚及び酢酞マンガン0.2
郚を添加し、実斜䟋で述べた倉性PCL―の
堎合ず同じ操䜜を行うこずによ぀お埗た。氎酞
基䟡以䞋 曎に又、末端封鎖ポリカプロラクトン倉性
PCL―は末端基がヒドロキシル基である垂
販のポリカプロラクトンダむセル(æ ª)補商品名
プラクセル―、数平均分子量50000100郚に
安息銙酞メチル30郚及び酢酞マンガン0.1郚を添
加しお倉性PCL―ず同じ操䜜を行なうこずに
よ぀お埗た氎酞基䟡以䞋、数平均分子量
50000。
【衚】
【衚】 衚―の結果からわかるように数平均分子量が
50000の末端封鎖ポリカプロラクトン倉性PCL
―を添加しおも熱倉圢枩床は䜎く䞔぀熱収瞮
率が倧きく、結晶化促進の効果のないこずがわか
る比范䟋13。曎に倉性PCL―を倚量に配合
した堎合比范䟋14には結晶化促進の効果はみ
られるものの倧きな匷床䜎䞋をきたすこずがわか
る。これらに比べお本発明の組成物によるず結晶
化床も高く、衚面倖芳も良奜な成圢品が埗られ
る。 実斜䟋 13 130℃にお時間熱颚也燥した極限粘床0.64の
ポリ゚チレンテレフタレヌト45郚、極限粘床0.95
のポリブチレンテレフタレヌト19郚、長さmmの
ガラスチペツプドストランド10郚、タルクタル
カンパりダヌPKN、(æ ª)林化成20郚、フオスフ
むン酞0.5郚及び末端封鎖ポリカプロラクトン
倉性PCL―郚を混合し、実斜䟋ず同様
にしお成圢を行぀た。 尚ここで䜿甚した倉性PCL―は次の方法に
よ぀お䜜぀た。 即ち、末端基がヒドロキシル基である垂販のポ
リカプロラクトンダむセル(æ ª)補商品名プラ
クセル208、氎酞基䟡136100郚にメチルパラ
トル゚ヌト120郚及び酢酞マンガン0.18郚を添加
し、190〜210℃に加熱撹拌し、反応によ぀お留出
するメタノヌルを系倖に陀きながら時間反応せ
しめ、曎にその埌過剰のメチルパラトル゚ヌトを
枛圧で陀去するこずによ぀お埗た数平均分子量
1020、氎酞基䟡。 斯様にしお埗られた成圢品は光沢があり、極め
お良奜な倖芳を呈しおいた。 たた熱倉圢枩床、収瞮率、匷床は次の通りであ
぀た。 熱倉圢枩床195℃ 成圢収瞮率0.9 熱収瞮率 0.1 匕匵匷床 1100Kgcm2 曲げ匷床 1470Kgcm2 実斜䟋 14 140℃にお時間熱颚也燥した極限粘床0.65の
ポリ゚チレンテレフタレヌト46郚、極限粘床0.95
のポリブチレンテレフタレヌト19郚、長さmmの
ガラスチペツプドストランド10郚、タルクタル
カンパりダヌPKN、(æ ª)林化成郚、ガラスフ
レヌクス平均粒埄300メツシナ30郚、燐酞ト
リメチル0.5郚及び末端封鎖ポリカプロラクトン
倉性PCL―郚を混合し、実斜䟋ず同様
な条件で成圢甚ペレツトを埗た。次いでこの成圢
甚ペレツトを甚いお実斜䟋ず同様にしお成圢を
行぀た。 尚ここで䜿甚した倉性PCL―は次の方法に
よ぀お䜜぀た。 即ち末端基がヒドロキシル基である垂販のポリ
カプロラクトンダむセル(æ ª)補商品名プラクセ
ル305、氎酞基䟡305100郚に安息銙酞メチル
148郚及び酢酞マンガン0.19郚を添加し、実斜䟋
の倉性PCL―ず同様な操䜜を行぀お埗た
数平均分子量860、氎酞基䟡11。 斯様にしお埗られた成圢品の倖芳は光沢があ
り、極めお良奜であ぀た。 たた熱倉圢枩床、収瞮率、匷床は次の通りであ
る。 熱倉圢枩床 204℃ 成圢収瞮率 1.4 熱収瞮率 0.1 匕匵匷床 1180Kgcm2 曲げ匷床 1790Kgcm2

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (A) ポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂95〜
    重量及びポリブチレンテレフタレヌト暹脂
    〜95重量からなる熱可塑性ポリ゚ステル暹脂
    100重量郚あたり、 (B) 充おん剀〜200重量郹 (C) 数平均分子量が20000以䞋のポリカプロラク
    トンであ぀お、䞋蚘䞀般匏 〔R12CO――CH2―3CO―o―〕n R11―〔CO――CH2―5CO―o′OR13〕n″ 䜆し、匏䞭R11はm′䟡の有機基、R12、
    R13はそれぞれ䞀䟡の有機基、、n′はそれぞ
    れ以䞊の数、、m′はそれぞれ〜の数
    であり、か぀m′は以䞊であるで衚
    わされるもの0.1〜30重量郚、及び (D) 結晶促進性付䞎量の栞剀 を配合しおなる暹脂組成物。
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CN109825065A (zh) * 2019-01-24 2019-05-31 绍兎振荣汜蜊零郚件有限公叞 䞀种䌠感噚倖壳的制倇工艺

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