JPS63308434A - 多重伝送方式 - Google Patents

多重伝送方式

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Publication number
JPS63308434A
JPS63308434A JP62143332A JP14333287A JPS63308434A JP S63308434 A JPS63308434 A JP S63308434A JP 62143332 A JP62143332 A JP 62143332A JP 14333287 A JP14333287 A JP 14333287A JP S63308434 A JPS63308434 A JP S63308434A
Authority
JP
Japan
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node
signal
frame
multiplex transmission
nodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62143332A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Matsuda
裕 松田
Kyosuke Hashimoto
恭介 橋本
Kei Inoue
圭 井上
Yuusaku Himono
檜物 雄作
Teruhisa Inoue
照久 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP62143332A priority Critical patent/JPS63308434A/ja
Publication of JPS63308434A publication Critical patent/JPS63308434A/ja
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、いわゆるC5MA/CD (Carrier
  SenseMultiple  Access/C
o11ision  Detection)伝送方式を
用いた多重伝送方式に関する。
、 (従来の技術) 従来より、各多重ノードが共通の多重伝送路にネットワ
ーク形状に接続された複数のノードを備え、何れかのノ
ードから宛先アドレスを持つフレームごとにデータを伝
送し、この宛先アドレスで指定されたノードが正常に受
信したとき、このフレームに続いてこの指定されたノー
ドから受信確認信号を返送するC3MA/CD伝送方式
を用いた多重伝送方式が提案されている。このC3MA
/CD伝送方式を用いた自動車用多重伝送方式の概略構
成は、例えば第9図に示すように、光ファイバ等からな
る多重バス(伝送路)MBを介して複数ノード(フロン
ト多重ノードFN、コンビネーションスイッチCS、メ
ータMT、リヤ多重ノードRN)が接続される。
尚、フロント多重ノードFNには、フロントターンライ
トシグナルランプ6、フロントターンレフトシグナルラ
ンプ7、フロントスモールランプ8、ホーン9が接続さ
れており、コンビネーションスイッチC8には、ターン
ライトスインチ10、ターンレフトスイッチ11、スモ
ールランプスイッチ12、ホーンスイッチ13、ヘント
ランプハイビームスイッチ14が接続されており、メー
タMTには、ターンライトインジケータ15、ターンレ
フトインジケータ16、ヘッドランプハイビームインジ
ケータ17が接続されており、リヤ多重ノードRNには
、リヤターンライトシグナルランプ18、リヤターンレ
フトシグナルランプ19、テールランプ20(このテー
ルランプ20はスモールランプスイッチ12がオンで点
灯する)が接続されている。
かかる車両用多重伝送方式では、第10図(a)に示す
ような構成のフレームFごとに車両運転情報を伝送する
ことが行われている。ここで、このフレームFは、S 
D (Start Delimiter)コード、宛先
アドレス、自局アドレス、データ長、データ1〜データ
N1チエツクコードを有するフレーム構成になっている
先ず、SDコードは、フレームFの開始を表す特定のコ
ードであり、受信ノードはこのSDコード符号を受信す
るとフレームFの開始を認知するようになっている。そ
して、かかる伝送方式で使われるネットワーク内の各ノ
ードには、自局アドレスや宛先アドレスがそれぞれ8ビ
ツトで指定されるとすれば、O〜(2”−1) =25
5マチ(7)いずれかの数字がアドレスとして割り当て
られている。すなわち、ネットワーク内には最大256
個のノードが接続でき、各ノードには、夫々異なる2進
数でoooooooo〜11111111までのアドレ
スが割り当てられている。実際には宛先アドレスとして
11111111を指定した場合はグローバルアドレス
と言い、全ノードに対して一斉同報という機能を付加し
ネットワークに接続できるノードを255個としている
場合が多い。
従って、このような従来の車両用多重伝送方式では、1
回のフレーム送信において、ある1つのノードに対して
送信するか、または全ノードに対して送信するかの2通
りしかない。また、自局アドレスには、このフレームF
を送信するノードのアドレスが書き込まれ、このフレー
ムを受は取ったノードは、どのノードから送られてきた
ものかを知ることができる。
データ長にはこのあとに続くデータの数が書き込まれ、
この場合N個のデータがあるとすれば、データ長として
Nが送られる。このフレームを受は取ったノードでは、
データをデータ長の内容だけ読み取る。そしてデータに
ひき続く送信内容がチェックコード(誤り検出符号)で
、これを確認することにより、フレームの終わりである
ことを知ることができる。又、データの伝送を確実にす
ることを目的として受信ノードでは、チェックコードに
より受信したフレームの内容に誤りがないかをチェック
し、誤りがなければ第10図(ロ)に示すように12時
間内のある時間13時間後に、受信確認信号(ACK信
号)Aとして自局アドレスを伝送路MBに送出する。そ
して、フレームFを送信したノードでは、このACK信
号Aを受は取り、受信側で正常にデータが受は取られた
ことを認識する。
受信側で正しくデータが受は取れながったとき(チェッ
クコードにより誤りが検出された時)やフレーミングエ
ラ一時(データ長で指定された長さよりも実際に送られ
たデータが短かったり、長かったりした場合)には第1
1図(b)に示すように受信側からACK信号を返送し
ない。この場合、第11図(a)に示すように返信側で
はフレーム送信終了後一定時間12以内にACK信号が
返送されないと、フレームFの送信を失敗したと判断し
同一のフレームFの再送信を開始する。
第12図は、あるノードから一斉同報のフレームが送信
された場合を示す。この場合、送信フレームの構成は第
12図(a)に示すように1ノードに対する送信と同一
であるが、宛先アドレスとしてグローバルアドレス(1
1111111)が送られる。この場合は伝送路MBに
接続さる全ノードが、このデータを受信することになる
。そして、全ノードが正常に受信しているとすれば、第
12図(b)に示すように、フレーム終了からある時間
r+(<’rd時間後に、−斉にACK信号Aとして自
局アドレスを返送する。この場合、例えばネットワーク
内に255個の全ノードが接続され、伝送路MBが光フ
ァイバで構成されたバスであるとすると、光っている状
態を「1」、光っていない状態を「0」とすれば、送信
したノードでは、ACK信号としてrlllllllo
」を受信することになる。尚、この場合各ノードがビッ
ト毎の衝突検出機能および次ビットからの送信停止機能
をそれぞれ持っていると仮定する。
すなわち、送信側ノードでは、正常に受信したノードの
うち、伝送路の構成上、反転信号と衝突しても変化しな
い強い符号のアドレスを持ったノードからのACK信号
Aを受は取ることになり、−斉回報においては、ACK
信号Aが返送されてきたとしても、全ノードのうち少な
くとも1ノードは正しく受信したという確認しか得られ
ないため、高い信転性を要求されるデータの伝送には適
していない。
また、フレームフォーマットとして第14図(a)に示
すようなものも考えられる。このフレーム構成は前述の
第10図〜12図に示すものと全く同一であるが、宛先
アドレスとして物理アドレスを指定するのではなく、機
能上付けたアドレス(ファンクションアドレス)を指定
するもので、このアドレスに応じて受信ノードから第1
4図(b)〜(d)に示すようなACK信号八がへ送さ
れるようになっている。
すなわち、第13図の例に示すものにおいて、ノードN
1〜N5の物理アドレスを1〜5とすると、ノードN1
でのファンクションアドレスは例えば表1のように決め
られる。
従って、この表1からファンクションアドレス4はノー
ドN2とノードN4とに送るものであり、ファンクショ
ンアドレス5はノードN2とノードN4とノードN5と
に送るものであるということがわかる。
(以下余白) 表1 更に、この従来技術を具体的に説明すると、各ノードN
1〜N5は送信用として上記表1のノード1の例のよう
にファンクションアドレスと物理アドレスとの対応テー
ブルを持っていて、どの物理ノードに対して送信するか
を認識しており、例えば受信用としてノードN4の例の
ように表2のような受信ファンクションテーブルを持ち
どのファンクションアドレスのフレームを受信すべきか
を認識している。
(以下余白) 表2 ここで、最初の3つのファンクションアドレス(3,4
,5)はノードN1から送信されるもので、その次の3
つのファンクションアドレス(8,11,14)はノー
ドN2から送信されるものである。例えば、ノードN1
からノードN3とノードN5に対してデータBを送る場
合は、ファンクションアドレス−物理アドレス対応表(
表1)より、ファンクションアドレス6によりノードN
3とノードN5とに対して同時に送信できることがわか
る。
これにより第15図に示すようにノードN1からフレー
ムFが送出される。その後、ノードN3とノードN5と
では、ノードN4の受信ファンクションテーブル(表2
)のように共にファンクシロンアドレス6のフレームF
を受信すべきことを確認している。
また、ノードN3とノードN5とはこのフレームFを受
信し、第15図(b)、(C)に示すように、第10〜
12図に示す従来のものと同様にしてチェックコードに
よりデータに誤りがなければ、ACK信号Aとして自局
のアドレスを返送する。このACK信号Aの返送は第1
2図に示した一斉同報のときのACK信号と同様に複数
のノードから同時に返送される可能性があるが、各ノー
ドにビット毎の衝突検出と次ビットからの送信停止機詣
をもたせると共にACK信号の再送の機能をもたせるこ
とによりこれを解決している。即ち、フレーム終了後、
ACK信号は、伝送路構成上、強い符号のアドレスを持
ったノードの順に上記フレームFを受信したノードから
のACK信号が並ぶことになる。
そして、このフレームFを送信したノードでは、返送さ
れてきたACK信号を表1に示すような送信用ファンク
ションアドレス−物理アドレス対応表と照合し、このフ
レームFを受信すべきすべてのノードからACK信号が
返ってきているかを確認する。
このとき1つのノードからでもACK信号が返ってこな
ければ、第11図に示すもの(Node t。
Nodeの返信例)のように、同一フレームの再送を行
うことになる。  ・ この場合、あるファンクションアドレスで指定されるフ
レームをあまり多くのノードが受信できるようにしてい
ると、このフレームのACK信号だけでバスを占有して
しまうという不都合が生じるため、例えば1つのファン
クションアドレスに対しACK信号を返送できるノード
の数を制限している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の車両用多重伝送力式の
内の最初に説明したもの(第9〜12図)に示すもの(
これを第1の従来技術という)では、或るノードから送
信する場合、宛先として指定できるのは任意の1ノード
または全ノードである。
これを第9図に示す車両用多重伝送システムでの多重信
号の流れとして見ると、表3に示すように、或るノード
から同一の信号が複数のノードに対して送信される場合
が多い。
表3 従って、これを前記第1の従来技術で対処する場合、同
一の信号を複数のノードへ送信する為には第16図及び
第17図のように複数のフレームを送信する必要があり
、伝送の効率が低下する。
ここで、第17図及び第18図はノードN1からノード
N3. N5に対して同一データBを送りたいときを示
し、第17図は更に一斉回報による場合で、この場合の
ノードN3.ノードN5からの返送は、第17図(b)
、 (C)に示すように同時に行われる。また、第18
図は送達確認を行いたい場合で、この場合のノードN3
.N5からの送信は個々のフレーム(第11図(a)参
照)を受けたあとに第18図(ロ)、(C)に示すよう
に時間をあけて行われる。
従ってこれを全ノードへの送信が可能なフレームで送信
すると、次のような問題点がある。
(1)  この信号を必要としないノードについても受
信すべきか否かの判断が必要となり、多重伝送を処理す
る回路を制御するコントローラの負担が重くなる。
(2)上記信号を必要とするすべてのノードの正常受信
の確認は得られないため、高信頼性を要求される車両用
多重伝送には適していない。
また、従来の車両用多重伝送方式のうち後に説明したも
の(第13〜15図に示すもので、これを第2の従来技
術という)は、ファンクションアドレスという方法によ
り、前記第1の従来技術の問題点、即ち任意の複数ノー
ドへの送信ができない、複数ノードの送信においては、
受信すべき全ノードの正常受信の確認は得られないとい
う問題を解決しているが、このファンクションアドレス
を実現するためには、第13図に示したように、各ノー
ドの多重伝送処理回路に、送信用ファンクションアドレ
ス−物理アドレス対応表と受信用として受信ファンクシ
ョンアドレステーブルとを記憶しておく大きなメモリと
、メモリ制御回路とが必要となり、これにより回路規模
が大きくなってコストアップを招くという問題点がある
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、信頼性の高い信号伝送を効率的に実現可能とし、
且つ伝送路に接続されていないノードを認知し、当該ノ
ードには以後再送信をしないようにした多重伝送方式を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明によれば、各多重ノー
ドが共通の多重伝送路にネットワーク状に接続された複
数のノードを備え、何れかのノードから宛先アドレスを
持つフレームごとにデータを伝送し、上記宛先アドレス
で指定されたノードが正常に受信したとき、上記フレー
ムに続いてこの指定されたノードから受信確認信号を返
送する多重伝送方式において、上記宛先アドレスとして
上記フレーム内に複数のビットからなるアドレス領域を
設け、このアドレス領域を複数のビット領域に分割し、
この分割されたビット領域を上記の各ノードのアドレス
に対応させて割り当てるとともに、上記アドレス領域長
と同じ長さを持つ受信確認信号領域を設け、上記の各ノ
ードから、このノードに対応するビット領域に相当した
上記受信確認信号領域部分で各ノード固有の受信確認信
号を返送し、更に、或るフレームを送信した時に指定し
た宛先アドレスと返送された受信確認信号とが所定回連
続して不一致であり、且つ当該受信確認信号がその間同
一のとき前記不一致を生じたノードに対し°ては前記フ
レームを再送信しないようにするようにしたものである
(作用) 何れか1のノードから宛先アドレスをもつフレーム毎に
データを伝送することが行われ、このとき当該1のノー
ドの宛先アドレスに送信すべきノードのアドレスに対応
させてビットを立て伝送路に送信する。信号を受信すべ
く指定された各ノードは伝送路から前記Iのノードから
の信号を受信すると、当該1のノードの受信確認信号領
域に上記の各ノードから対応するピッH1域に固有の受
信確認信号を返送する。また、電源投入直後等の初期状
態において前記1のノードが或るフレームを送信した時
に指定した宛先アドレスと、返送された受信確認信号と
が所定回連続して不一致であり、且つ当該受信確認信号
がその間同一である時には前記不一致を生じたノードは
伝送路に接続さていないものと認知し、以後当該ノード
に対しては前記フレームの再送信を中止する。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
本実施例のシステムの概略構成は例えば前述した第9.
13図に示すものと同じようになり、伝送路としてのバ
スを介して複数のノードが接続され、何れかのノードか
ら宛先アドレスをもつフレームごとに車両運転情報を伝
送し、宛先アドレスで指定されたノードが正常に受信し
たときフレームに続いてこの指定されたノードから受信
確認信号を返送するC3MA/CD伝送方式を使った車
両用多重伝送方式についてのものである。
この車両用多重伝送方式では第1図に示すような構成の
フレームFごとに車両運転情報を伝送することが行われ
ている。このフレームFは、5D(Start Del
imiter)コード、宛先アドレス(16ビツト分)
、自局アドレス、データ長、データ1〜データN、チェ
ックコードを有するフレーム構成をなっている。
まず、SDコードはフレームFの開始を示す特定の符号
である。また、宛先アドレスは、前述の従来技術と異な
り、宛先アドレスを物理的アドレス(物理アドレスとも
いう)の値で指定するのではなく、各ノードに対して宛
先アドレスの領域内に割り当てた物理的領域の値によっ
て指定するものである。すなわち宛先アドレスとしてフ
レームF内に複数のビットからなるアドレス領域を設け
このアドレス領域を複数のビット領域に分割し、この分
割されたビット領域を各ノードのアドレスに対応させて
割り当てているのである。
第2図にその具体例を示す。この例では、各ノードに対
し宛先アドレスフィールド16ビツト内の互いに異なる
1ビツトを割り当てている。本発明例では、先頭1ビツ
ト目から物理アドレス順に1ビツトを割り当て、ビット
を立てれば、宛先として指定するものとするのである。
例えば、ノードN3とノードN5とを宛先として指定し
たい場合には、先頭から3ビツト目と5ビツト目を1、
他をOとして宛先アドレス(001010000000
0000)を送れば良いことになる。
尚、宛先アドレスの割り当て方は各ノードの宛先指定領
域が均等に1ビツトである必要はなく、また、物理アド
レス順に割り当てる必要もないが、物理アドレス順に均
等に(1ビツトである必要はない)割り当てると回路規
模を最小にできる。また、自局アドレスからチェックコ
ードまで前述の従来技術と全く同じである。
更に、ACKフィールド(受信確認信号)は、宛先アド
レスと全く同一の配列で各ノードに対しACK信号返送
領域を割り当て、正常受信の確認を行う。すなわち宛先
アドレスのアドレス領域長と同じ長さをもつ受信確認信
号領域を設け、各ノードから、このノードに対応するビ
ット領域に相当した受信確認信号領域部分で各ノードを
固有のACK信号(受信確認信号)を返送するようにな
っているのである。
また、本例においてはノードN3、ノードN5共に正常
に受信していれば、ノードN3はACKフイールドの第
3番目のビットに、ノードN5は第5番目のビットに1
を送信し、ノードN1はACK信号A1.A5として(
001001000000(10000)を受信する。
当該フレームを送信したノードN1では、宛先アドレス
とACKフィールドの値が等しいか否かの演算(第3図
のフローチャート参照)を行い、所望のフレームFが正
しく送られたかどうかの判断を行う。即ち、ノードの内
の或るノードがフレームFを送信した後に、他のノード
からの^CK信号を受けた場合に、このACK信号のも
つ情報とフレームの宛先アドレスのもつ情報とを比較し
て信号伝送結果の適否を判断するのである。
一方、ACKフィールドにおいて、1ビツトのACK信
号を返送する場合、送出タイミングを取るのは取るのは
難しいが、第5図(a)、(ロ)のようなPWM符号(
位相1は論理上の1ビツトの始まりを示し、位相2はr
lJならば論理「1」、「0」、  ならば論理「O」
、位相3は位相1のために一旦rQJにおとしている期
間)を用い、送信ノードより位相1の部分を送出してや
れば、第6図(a)〜(d)に示すように、全ノードが
ACKフィールドにおいて、送出のタイミングを容易に
とることが可能となる。すなわち、この場合は、伝送符
号として、パルス幅の長短により2値論理(論理1.理
論O)を判定するパルス幅変調符号を使用していること
になる。
このような宛先アドレスの指定の仕方により、或るノー
ドから任意の複数ノードに対し送信が可能となるため、
同一の信号を複数ノードに対して送る場合、最低1回の
フレーム送信で可能となる。
また、これは、前記第1の従来技術の一斉回報と異なり
、宛先に指定した全ソードからの受信確認信号(ACK
信号)を得る事が可能であるため、多重伝送の信転性も
十分に確保できる。さらにファンクションアドレスにす
る方法でもないので、ファンクションアドレスと物理ア
ドレスとの対応表などを記憶しなくてよく、これにより
大きなメモリやメモリ制御回路が不要となり、回路規模
が小さくなりコストの低廉化に寄与する。
尚、前述の実施例では、宛先としてする場合に割り当て
られた領域に「1」を送信するようにしたが、この位相
が逆になっても何ら支障はない。
即ち、宛先としてし指定するときは「0」、指定しない
ときは「1」とすれば、フレーム送受信の正常終了のチ
ェックは、第4図に示すように送信したフレームにおい
て宛先アドレスの値とACKフィールドの値を加算し0
になるか否かを調べれば良いことになる。
また、フレームFの先端にプライオリティビットを付加
して、フレームの優先度制御を行うことも当然可能であ
る。
ところで、これらのシステムを組む上で予め予期してい
ないノードを後で追加し得るように、また、ノード拡張
用として幾つかのポート端子を遊ばせて置くことは通常
行われている。そして、これらの遊びポート端子を使用
した場合と使用しない場合と処理手順(プログラム)が
異なるために処理手順を変更する必要が生じる。即ち、
遊びポート端子に接続したときも以前の処理手順で処理
を行うと、その処理手順は遊びポート端子に何も接続さ
れていないときの処理手順であるために遊びポート端子
に接続されたノードを作動させることができない(命令
が出されない)。また、反対に、ノードが接続されてい
ない端子には信号を送信する必要はない。
そこで、ノードが接続されていない遊びポート端子を特
定することが必要である。
これには先ず、前記遊びポート端子にノードが接続され
ているか否かを確認する。即ち、遊びポート端子に全て
ノードが接続さているものとして各命令を遊びポート端
子に接続されたノードに対して行う。この時、遊びポー
ト端子以外、即ち、以前から接続されているノードに対
しては予め設定されたノードからはACKが帰って来る
が、接続されない端子からはACKが帰って来ない。若
し遊びポートにノードが接続されている場合でもエラー
によりACKが帰って来ないこともあり、判別を確実に
するためにかかる送信を所定回状る。
これにより、接続されていない遊びポート端子を特定す
ることが可能となる。以後はその特定された遊びボート
端子には再送信を中止する。
ここで、遊びボート端子に接続されたノードに対して何
れの命令をも発することになるので、これらの各ノード
は自局宛の命令を受信して処理を行おうとするが、自局
に無い機能の命令が来た時には処理出来ないのでそのま
ま何も処理しない。
勿論、前記ACKを発する時に自局に無い機能の時には
ACKを発しないようにしておいてもよい。
この場合、その命令を発したノードはその機能の時には
その端子にノードが接続されていないと見做して、以後
宛先アドレスを発しない。
第7図は多重伝送路MBに優先順位1〜3のノ、 −ド
N1〜N3が接続され、ノードN4は接続さていない場
合を示し、ノードN4が伝送路MBに接続されいない情
報を各ノードN1〜N3が認知する手順について説明す
る。
各ノードN1〜N3から送信される一斉同報の照会信号
(図中実線で示す)が同じ優先順位の場合には同図(a
)のように先ず最初にノードN1がら照会信号が伝送路
MBに送信される。伝送路MBに接続されているノード
N2、N3はノードN1から送信された照会信号を受信
すると同図(d)に破線で示すように当該ノードN1に
夫々ACK信号を返送する。ところが、ノードN4は伝
送路MBに接続されていないために当該ノードN4から
はノードN1にACK信号が返送されてこない。ノード
N1は上記照会信号の送信をN回(ここにN回とは1回
以上である)行う。
しかしながら、上述の場合にはノードN4からノードN
1にACK信号がN回とも返送されてこない。これによ
り当該ノードN1はノード4が伝送路MBに接続されて
いないことを認知することが出来る。
次いで、同図0))に示すようにノードN2から照会信
号が伝送路MBに送信される。伝送路MBに接続さてい
るノードN1、N3はこの照会信号を受信すると同図(
e)に破線で示すように当該ノードN2にACK信号を
返送する。ところが、ノードN4は伝送路MBに接続さ
れていないために当該ノードN4からはノードN2にA
CK信号が返送されてこない。ノードN2は上記照会信
号の送信をノードN1の場合と同様にN回行う。
しかしながら、ノードN4からノードN2にはACK信
号がN回とも返送されてこない。これにより当該ノード
N2はノード4が伝送路MBに接続されていないことを
認知することが出来る。
最後に、同図(C)に示すようにノードN3から照会信
号が伝送路MBに送信される。伝送路MBに接続さてい
るノードN1、N2はこの照会信号を受信すると同図(
f)に破線で示すように当該ノードN3にACK信号を
返送する。ところが、ノードN4は伝送路MBに接続さ
れていないために当該ノードN4からはノードN3にA
CK信号が返送されてこない。ノードN3は上記照会信
号の送信をノードN1の場合と同様にN回行う。
しかしながら、ノードN4からノードN3にはACK信
号がN回とも返送されてこない。これにより当該ノード
N3はノード4が伝送路MBに接続されていないことを
認知することが出来る。
このように、各ノードN1〜N3が伝送路MBに−斉回
報の照会信号を送信し、受信した各ノードからのACK
信号を受けとる。かかる動作をN回行い、N回ともAC
K信号が返送されて来ないノードを当該伝送路MBに接
続されていないノードと認定する。そして、各ノードN
1〜N3が、ノードN4が伝送路MBに接続されていな
いものと認定した時には、以後これらの各ノードN1〜
N3が伝送路MBに送信した際にノードN4からACK
信号が返送されてこなくとも返送されてきたものと見做
して処理をする。
第8図は、ネットワーク構成確認期間を設け、当該確認
期間中宛先の自動再構成を行う場合を示し、ネットワー
ク構成確認モードスイッチMSを設け、当該確認モード
スイッチMSによりネットワーク状態を表示する表示器
DSを有する表示機能を持つノード例えば、メータMT
に対してスイッチONの場合には全ノードにネットワー
ク構成確認期間中であることを知らせ、スイッチOFF
の場合には通常の状態であることを知らせるようにした
ものであり、各ノードの動作は前述のネットワーク構成
確認期間を設けない場合と同様であるが、当該確認期間
を設けた場合には、メータMTではネットワーク構成確
認期間中でのACKと、宛先との不一致はネットワーク
に接続されないと認識し、該接続されないノードを表示
器DSに表示し、接続されるべきノードが接続している
か否かのチェックが可能となり、これは出荷時の検査に
有効である。また、通常の状態における不一致はノード
の異常であると判別することが可能となり、表示器に異
常のノードを表示することも可能となる。
更に、前記ワーク構成確認期間(システム特定期間)は
伝送路MBに接続できる外部のコンピュータから送出す
る多重信号により知らせるようにしてもよい。
更に、前記ネットワーク初期状態又は前記ネットワーク
構成確認状態を定期的に発生させるようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、宛先アドレスとし
てフレーム内に複数のビットからなるアドレス領域を設
け、このアドレス領域を複数のビット領域に分割し、こ
の分割されたビット領域を各ノードのアドレスに対応さ
せて割り当てるとともに、上記アドレス領域長と同じ長
さを持つ受信確認信号領域を設け、前記各ノードから、
このノードに対応するビット領域に相当した前記受信確
認信号領域部分で各ノード固有の受信確認信号を返送し
、更に、或るフレームを送信した時に指定した宛先アド
レスと返送された受信確認信号とが所定回連続して不一
致であり、且つ当該受信確認信号がその間同一のとき前
記不一致を生じたノードに対しては前記フレームを送信
しないようにしたので、ネットワークのバリエーション
の対応能力を強化することが可能となるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の一実施例としての車両用多重
伝送方式を示すもので、第1図はそのフレームフォーマ
ット例を示す模式図、第2図はあ3す るノードから他の2つのノードヘデータを送る場合の具
体例を示す模式図、第3図はその送信が正常である場合
の終了の判定の仕方を説明するためのフローチャート、
第4図はその送信が正常である場合の他の終了の判定の
仕方を説明するためのフローチャート、第5図及び第6
図はそれぞれの伝送符号としてPWM符号を用いた場合
の2値論理およびACK信号返送タイミングを説明する
ための波形図、第7図は多重伝送路に接続されたノード
間の信号の流れを示す図、第8図は宛先の自動再構成機
能を備えたシステムを示すブロック図、第9図はC5M
A/CD伝送方式を用いた車両用多重伝送方式を示す概
略構成図、第10図〜第12図はいずれも従来の車両用
多重伝送方式におけるフレームとACK信号との関係を
説明するための模式図、第13図はC3MA/CD伝送
方式を示す概略構成図、第14図及び第15図は従来の
他の車両用多重伝送方式におけるフレームとACK信号
との関係を説明するための模式図、第16図〜第18図
は第10図〜第12図に示す従来の車両用多重伝送方式
を用いて同一データを複数のノードに対して送信する場
合を示すもので、第16図はその概略構成図、第17図
及び第18図はいずれもそのフレームとACK信号との
関係を説明するための模式図である。 6・・・フロントターンライトシグナルランプ、7・・
・フロントターンレフトシグナルランプ、9・・・ホー
ン、10・・・ターンライトスイッチ、11・・・ター
ンレフトスイッチ、15・・・ターンライトインジケー
タ、16・・・ターンレフトインジケータ、18・・・
リヤターンライトシグナルランプ、19・・・リヤター
ンレフトシグナルランプ、A、A3.A5・・・受信確
認信号(ACK信号)、C3・・・コンビネーションス
イッチ、FN・・・フロント多重ノード、F・・・フレ
ーム、MB・・・伝送路としての多重バス、MT・・・
メータ、N1〜N16・・・ノード、DS・・・表示器
、MS・・・ネットワーク構成確認モードスイッチ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各多重ノードが共通の多重伝送路にネットワーク
    状に接続された複数のノードを備え、何れかのノードか
    ら宛先アドレスを持つフレームごとにデータを伝送し、
    上記宛先アドレスで指定されたノードが正常に受信した
    とき、上記フレームに続いてこの指定されたノードから
    受信確認信号を返送する多重伝送方式において、上記宛
    先アドレスとして上記フレーム内に複数のビットからな
    るアドレス領域を設け、このアドレス領域を複数のビッ
    ト領域に分割し、この分割されたビット領域を上記の各
    ノードのアドレスに対応させて割り当てるとともに、上
    記アドレス領域長と同じ長さを持つ受信確認信号領域を
    設け、上記の各ノードから、このノードに対応するビッ
    ト領域に相当した上記受信確認信号領域部分で各ノード
    固有の受信確認信号を返送し、更に、或るフレームを送
    信した時に指定した宛先アドレスと返送された受信確認
    信号とが所定回連続して不一致であり、且つ当該受信確
    認信号がその間同一のとき前記不一致を生じたノードに
    対しては前記フレームを再送信しないようにすることを
    特徴とする多重伝送方式。
  2. (2)ネットワーク内の或る1のノードから多重伝送路
    に第1の特定の信号が送信され当該第1の信号を無効に
    する他のもう1のノードから第2の信号が送信されるま
    でのシステム特定期間に前記動作を行わせることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の多重伝送方式。
  3. (3)前記システム特定期間であることをネットワーク
    内の或る1のノードにスイッチを設けて知らせることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の多重伝送方式。
  4. (4)ネットワークに接続する全ノードに共通に入力さ
    れるスイッチ信号によって前記再送信をしないようにす
    る動作を可能とすることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の多重伝送方式。
  5. (5)前記システム特定期間であることを当該システム
    の多重伝送路に接続される外部信号送出手段から送出さ
    れる多重信号により知らせることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項又は第3項に記載の多重伝送方式。
  6. (6)ネットワークの状態を外部に知らせる手段を当該
    ネットワーク内の1つ以上のノードにより持たせること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項乃至第5項の何れか
    1項に記載の多重伝送方式。
  7. (7)ネットワークの初期状態に発生またはネットワー
    ク構成確認状態が定期的に発生することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の多重伝送方式。
JP62143332A 1987-06-10 1987-06-10 多重伝送方式 Pending JPS63308434A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0690239A (ja) * 1992-09-08 1994-03-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 通信制御装置およびこれを用いた光通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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