JPH0233241A - 車載用データ伝送システム - Google Patents

車載用データ伝送システム

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JPH0233241A
JPH0233241A JP18326188A JP18326188A JPH0233241A JP H0233241 A JPH0233241 A JP H0233241A JP 18326188 A JP18326188 A JP 18326188A JP 18326188 A JP18326188 A JP 18326188A JP H0233241 A JPH0233241 A JP H0233241A
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JP
Japan
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message
unit
priority
units
bus
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Application number
JP18326188A
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English (en)
Inventor
Kazuya Akashi
一弥 明石
Nobumasa Misaki
信正 見崎
Daisuke Masako
真子 大介
Takao Kato
隆夫 加藤
Kimitaka Ishida
石田 公孝
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、車載用データ伝送システムに係わり、特に
伝送効率を向上させた車載用データ伝送システムに関す
る。
[従来技術] 第7図は、従来の車載用データ伝送システムの一例を示
す構成図である。
この図において、符号A−Dは各々、ネットワーク制御
ユニット(以下、ユニットという)であり、外部より供
給される信号を読み込む機能と、この読み込んだ信号に
対応するメツセージを作成して他のユニットへ伝送する
機能および他のユニットから伝送されるメツセージを受
信して外部機器を制御する機能等を有している。ユニッ
トA−D各々には、他のユニットと識別ができるように
アドレスコードが割り当てられており、このアドレスコ
ードを用いて互いにメツセージの交換を行うようになっ
ている。符号a1〜aiは各々前記ユニットAに接続さ
れた補機、符号す、〜bjは各々前記ユニットBに接続
された補機、符号c1〜ckは各々前記ユニットCに接
続された補機、符号d、〜dmは各々前記ユニットDに
接続された補機である。また、図示のごとく、補機ai
はユニットCにも接続されており、また、補機bjはユ
ニットDにも接続されている。この場合、補機aiをユ
ニットAおよびCに接続し、補機bjをユニットBおよ
びDに接続しているのは一方のユニットが故障しても他
方のユニットが使用できるように安全性を考慮したもの
である。すなわち、例えば、ユニットAが故障した場合
でも、ユニットCも同時に補機aiの出力信号を読み込
んでおり、対処する上述した各補機は、前照灯、方向指
示器、ストップランプおよびワイパー等の部品や、主に
車の操作面に取り付けられたスイッチ類である。符号B
Sは上述したユニットA、B、・・・・・各々が接続さ
れる伝送路であり、この場合、バスが使用される。
ここで、上述したユニットAおよびB各々にて作成され
るメツセージについて説明する。
第8図〜第1O図は各々、上述したメツセージのフォー
マット例を示す図である。これらのうち、第8図に示す
ものはグループ同報で、主に伝送路に接続された全ユニ
ットのうち、特定のグループへ信号の伝送に使用される
。また、第9図に示すものは一斉同報で、主に伝送路に
接続された全ユニットに対する信号の伝送に使用される
。また、第1O図に示すものは主に特定のユニット間(
1対1)での信号の伝送に使用されるものである。
なお、上述したグループ同報および一斉同報のメツセー
ジであっても1対lの伝送に使用されることらある。
さて、これらの図に示すように、各メツセージフォーマ
ットは、スタートビット、優先順位とメツセージタイプ
、機能コード(l対l伝送にあっては受信ユニットアド
レス)、送信ユニットアドレス、データ、データ終了コ
ード、誤りチエツクコードおよび受信確認コード(#1
〜N、1対l伝送および一斉同報伝送にあってはlコー
ドのみ)領域から構成されている。そして、これら領域
のうち、優先順位はそのメ・)セージの持つ伝送路使用
の優先順位を表し、メツセージタイプは、1対1伝送ま
たはl対N伝送などそのメツセージのタイプを表す。機
能コード領域には、メツセージフォーマットにより異な
るがl対l伝送の場合には、このメツセージが送出され
るユニットのアドレスコード(受信ユニットアドレス)
が入り、1対N伝送(グループ同報および一斉同報)の
場合には、そのメツセージが送出されるユニットのアド
レスのグループコードが入る。送信ユニットアドレスは
、このメツセージを伝送路に送出するユニットのアドレ
スコードを表す。例えば、第7図に示すユニットAから
ユニットCヘデータを送出する場合には、ユニットAの
アドレスコードが送信ユニットアドレス領域に書き込ま
れる。データ領域には、1バイト(例えば、8ビツトを
1バイトとする)をl単位とするデータが0〜N個書き
込まれる。このデータとしては、ON10 F Fデー
タ、UP/DOWNデータ等がある。受信確認コード#
1〜Nは、メツセージが送出されるユニットから返信さ
れてくる各ユニットのACK信号またはNAK信号であ
る。この場合、メツセージを受信するユニット数に対応
した数のACK信号およびNAK信号が受信確認領域に
書き込まれる。
次に、上述した車載用データ伝送ンステムにおする各ユ
ニットA−Dの動作について説明する。
また、例えば、ユニットAに接続された補機a1をスト
ップランプスイッチとし、ユニットBに接続された補機
bjをストップランプとして、ストップランプスイッチ
から出力される信号に対するメツセージの伝達について
説明する。この場合、ユニットAは第8図に示すグルー
プ同報のメツセージフォーマットでメツセージを作成す
るものとする。また、ユニットA−D各々のバスBSの
制御が分散制御で、伝送路アクセスの衝突対策が非破壊
C8MA/CD(キャリア・センス・マルチプル・アク
セス/コリノヨン・デテクション)方式が採用されてい
るものとする。
さて、運転者が図示せぬブレーキを踏むと、ストップラ
ンプスイッチがオン(ON)側に投入され、このスイッ
チからON信号がユニットAおよびユニットCに供給さ
れる。そして、ユニットAおよびC各々において、スト
ップランプを点灯させるためのメツセージか作成される
。この場合、ユニットAおよびCは共にメツセージをユ
ニットBおよびDに送出するので1対2伝送となり、各
メツセージの機能コード領域(第8図参照)にはユニッ
トBおよびDのアドレスグループコードが書き込まれる
。また同時にデータ領域にはストップランプを点灯させ
るためのデータが書き込まれる。アドレスグループコー
ドおよびデータがそれぞれ書き込まれると、ユニットA
およびCから同時にメソセージがバスBSに送出される
。この場合、バスBS上でメツセージの衝突が発生する
可能性があるが、メツセージのビット列がそのまま優先
順位を表しているので、プライオリティ方式による調停
でその優先順位の高いものから順に送出される。
ここで、ビット「0」がビットrlJに優先していると
すれば、例えば、第11図に示すように、ユニットAお
よびCのメツセージのビット列における優先順位は次の
ようになる。すなわち、スタートビットから機能コード
までは、ユニットAおよびC各々は同一の信号を出力し
ているので、この間では衝突が生じない。しかし、送信
ノードアドレスでは、ユニットAおよびCは各々互いに
異なるアドレスを有しているため衝突が生じる。この場
合、衝突した時点(図中符号*で示す)でユニットCが
“1”となるので、この時点でユニットCはメツセージ
の送出を止める。したがって、ユニットAのメツセージ
のみがバスBSに送出され、ユニットBおよびD各々に
読み込まれる。この結果、ストップランプが点灯する。
そして、ユニットAからメツセージが送出された後、ユ
ニットCからメソセージが送出され、ユニットCおよび
D各々に読み込まれる。
[発明が解決しようとする課題] 上述した車載用データ伝送システムにあっては、ストッ
プランプ等の保安部品を有するユニット(上述した例で
はユニットA)が故障した場合には車の走行上安全性に
重大な影響をおよぼすので、各ユニットをデュアル化(
例えば、ユニット部A。
A、)したり、補機から出力される信号を複数のユニッ
トで受けたり、あるいは補機への信号の供給を複数の複
数のユニットで行うようにしている。
ところで、上述した対策には、次のような問題点があっ
た。すなわち、 (イ)デュアル化する場合にあっては、価格か上昇する
とともに、ユニットが大型化する。
(ロ)補機から出力される信号を複数のユニットで受け
たり、あるいは補機への信号の供給を複数のユニットで
行うようにした場合には、補機から出力される信号を受
けるユニット各々がその信号に対応するメツセージの送
出を優先順に行うので、最初の伝送によって目的とする
ユニットへメツセージが供給された場合においても、2
度目以降の伝送を行うことになり、伝送効率が低下する
ここで、上記(ロ)に示した問題点を先に説明した第8
図〜第10図に示すメツセージを参照してさらに詳細に
説明する。なお、この説明において、補機aiから出力
される信号に基づいてユニットAおよびC各々がメツセ
ージを作成し、これをユニットBおよびDへ送出する場
合を想定する。
まず、第8図および第9図各々に示すメツセージフォー
マットでは、ユニットAおよびC各々は、スタートピッ
トル機能コードまで同一の信号をバスBSへ送出する。
そして、送信ユニットアドレスを送出した時点で初めて
衝突が生じる。この場合、ユニットCが送信ユニットア
ドレスのコード上優先順位が低いので送出を止め、受信
状態に移る。
第1O図に示すメソセージフォーマットでは、補機bj
へ信号を供給するユニットが一つだけの場合に限られる
が、スタートビットから受信ユニットアドレスまではユ
ニットAおよびCが共に同一の信号をバスBSに送出す
る。しかし、送信ノードアドレスが互いに異なるので、
ここで衝突が生じ、上記同様にコード上優先順位の低い
ユニットCがメツセージの送出を止め、受信状態に移る
上述したように、いずれの場合にあっても、送出ユニッ
トアドレスの手前までは、補機aiの信号入力に対しユ
ニットAおよびCは共に同一の信号を送出しているので
衝突が生じないが、送信ユニットアドレスにおいて異な
る信号を送出するので衝突が生じる。これにより、各ユ
ニットはその優先順位にしたがってメツセージを送出す
ることになる。しかし、各ユニットは各々送信ユニット
アドレスが異なる他は同一の信号を有するので、優先順
位の高いユニットからメツセージが送信されるだけで良
いのであるが、この優先順位の高いユニットがメツセー
ジを送出した後、優先順位の低いユニットがメツセージ
を再送出するので、同じメツセージを2度送出すること
になる。このため、ネットワークの伝送効率が低下する
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、同一
のメツセージを繰り返しバス上に送出することかなく、
−回の送出で終了する車載用データ伝送システムを提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上述した問題点を解決するためにこの発明によれば、複
数個のネットワーク制御ユニットと、萌記各ユニットの
うちの少なくとも2個以上にスイッチ信号を供給するス
イッチ手段とを具備し、訪記ユニット各々が作成するメ
ツセージのビット列に伝送路使用の優先順位が対応し、
前記伝送路上で前記メツセージ同士の衝突が生じたとき
に各メツセージをビット単位で調停することによって優
先順位の高いメツセージを破壊させることなく該メツセ
ージを前記伝送路へ送出する車載用データ伝送システム
において、前記スイッチ信号を読み込むユニット各々が
メツセージを伝送路上に送出するときに、これらのうち
優先順位の最も高いユニットが正常にメツセージを送出
すると、優先順位の低いユニット各々が衝突の生じた時
点でメツセージの送出を止めて送信状態から受信状態に
移るとともに、メツセージ内の前記スイッチ信号に対す
るデータをリセットし、さらに、前記優先順位の高いユ
ニットがメツセージの送出を終了してもメツセージの再
送出を行なわないことを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、同一のスイッチ信号を読み込むユニッ
ト各々のうち、優先順位の最も高いユニットが正常であ
った場合、このユニットが該スイッチ信号に基づいて作
成したメツセージを伝送路に送出すると、残りのユニッ
ト各々は、メツセージの送出を止めて送信状態から受信
状態に移るとともに、メツセージ内のスイッチ信号に対
応したデータをリセットし、優先順位の高いユニットが
メツセージを送出した後にあっても、メツセージの再送
出を行わない。しかして、同一のスイッチ信号に対して
同一のデータを有するメツセージを一回だけ伝送路に送
出されるので、伝送路使用の効率が向上する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について説明する。
また、この実施例の説明にあたり、前述した第7図〜第
1O図に示す各図を引用する。
第8図〜第1O図各々に示すメツセージフォーマットの
プライオリティに2つの性質を持たせる。
まず、第1の性質としては、従来と同様にバスBS(第
7図参照)に接続されたユニット各々か、予め決定され
た優先順にしたがってメツセージをバスBSに送出する
。すなわち、メツセージのビット列にバスBS使用の優
先順位を対応させて、バスBS上でメツセージ同士の衝
突が生じたときに、各メツセージをビット単位で調停し
て優先順位の高いメツセージを破壊させることなくバス
BSに送出する。
次に、第2の性質としては、衝突した相手方によってメ
ツセージの再送出を行わないようにする。
t すhち、バスBSに接続された全てのユニットのう
ち、同一のスイッチ信号を読み込むユニット各々が、こ
のスイッチ信号に対応したデータを有するメツセージを
バスBSに送出したときに、上記第1の性質にしたがっ
て優先順位毎に当該メツセージをバスBSに送出するが
、この場合、同一のスイッチ信号を読み込むユニットの
数分だけメッセージをバスBSに送出することになる。
このため、伝送効率が悪化する。そこで、優先順位の最
も高いユニットがメツセージを送出するときに、残りの
優先順位の低いユニットがメツセージの送出を行わない
ようにさせる。このとき、ユニットCにメツセージの送
出を停止させた後、同ユニットCを送信状態から受信状
態に移るようにさせるとと乙に、メツセージのスイッチ
信号に対応するデータをリセットさせ、さらに優先順位
の高いユニットがメツセージの送出を終了した後にあっ
てら、メツセージの再送出を行わないようにさせる。
このようにすることによって、優先順位の高いユニット
のメツセージのみがバスBSに送出され、バスBS使用
の効率が向上する。なお、上記説明から明らかなように
、優先順位の高いユニットが故障等の異常状態となった
ときには、次に優先順位の高いユニットがメツセージの
送出を行う。
ここで、上述した内容を具体的に説明する。
まず、前記2種類のプライオリティのうち、第1の性質
のプライオリティをPAプラオリティとし、第2の性質
のプライオリティをPBプライオリティとする。また、
補機aiから出力されるスイッチ信号をユニットAおよ
びC各々が読み込むものとし、さらに、ユニットAおよ
びCのバスBS使用上の優先順位はユニットAの方がユ
ニットCよりら高いものとする。したがって、補機ai
のスイッチ信号に対するユニットAのメツセージのプラ
イオリティにはPAプライオリティを持たせ、ユニット
Cのメツセージのプライオリティには、PBプライオリ
ティを持たせる。この場合、PAプライオリティをrl
loloJ、PBプライオリティをrllollJとす
る。また、ユニットCには、これに内蔵されたROM(
リード・オンリ・メモリ)に前記PAプライオリティを
予め書き込んでおく。また、ユニットAおよびC各々が
作成したメツセージが補機bjに供給されるものとする
さて、補機aiからスイッチ信号がユニットAおよびC
に供給されると、ユニットAが、そのメツセージフォー
マットのプライオリティ領域(第8図〜第1θ図参照)
にrllolojを有するメツセージを作成し、また、
同時にユニットCが、そのメツセージフォーマットのブ
ラオイリティ領域にrllollJを有するメツセージ
を作成する。
次いで、各ユニットがメツセージを作成した後、ユニッ
ト各々は、メツセージの先頭ビットであるスタートビッ
トから順次、1ビツトずつバスBSに送出して行く。ス
タートビットの送出後、プライオリティの送出が行なわ
れる。プライオリティの送出において、4ビツト目まで
は、同一のビットであるのでユニットAおよびCは共に
送信を続ける。次いで、5ヒ゛ツト目において、ユニッ
トAがビット「0」を送出し、ユニットCがビット「1
」を送出すると、ユニットCはバスBS上のビットが「
0」であることを検出し、第1の性質により、自分の送
出しているメツセージよりもプライオリティの高いメツ
セージが他のユニットから送出されていると判断し、直
に送信状態から受信状態に移る。ここまでは、従来の処
理と同様である。
次いで、ユニットCは、送信状態から受信状態に移ると
同時にユニットAか送出するメツセージ(第5ビツト目
から)を記憶して行く。そして、ユニットAのプライオ
リティを記憶した後、自分のプライオリティと比較し、
ユニットAのプライオリティが自分のPBプライオリテ
ィに対するPAプライオリティであることを確認する。
このことにより、ユニットCはユニットAが正常に動作
しているものと判断する。そして、このユニットAがメ
ツセージの送出を終了した後にあってら、メツセージの
再送出を行わず、メツセージのデータをリセットする。
これにより、ユニットAのメツセージのみがバスBSを
介して補機bjに供給されるので、バスBS使用の効率
が向上する。
上述した例は、ユニットAおよびCが共に正常に動作し
ている場合であるが、ユニットAまたはユニットCのう
ちのいずれか一方が故障した場合は、故障していないユ
ニットが通常の送信を行う。
このことは、ユニット故障に対してフォールト・トレラ
ント(耐故障性が高い)となる。
このように、同一のスイッチ信号を読み込むユニットA
およびユニットC各々が作成するメッセ−ジにバスBS
使用のプライオリティを与えるとともに、プライオリテ
ィの高い方のユニットが正常に動作している場合にプラ
イオリティの低い方ツユニットのメツセージの再送出を
行わないようにしたので、バスBS使用の効率が向上す
る。
なお、上記実施例において、ユニットAのフライオリテ
ィに順じたプライオリティをユニットCに与えた理由は
次の通りである。すなわち、ユニットAおよびCが読み
込むスイッチ信号以外のスイッチ信号等を読み込むユニ
ット(例えばGとする)が存在し、このユニットGのプ
ライオリティがユニットAとユニットCのプライオリテ
ィの間に選定されたとすると、ユニットAが故障した場
合に、ユニットCのPBプライオリティはユニットAの
PAプライオリティ以外のプライオリティに対して通常
の働きをするので、ユニットGのメツセージがユニット
Cのメツセージより先にバスBSに送出されてしまう。
このようになると、ユニットAの故障に対してユニット
Cが直ちにバックアップすることができなくなり、信頼
性の向上が期待できなくなる。そこで、PBプライオリ
ティをPAプライオリティに次ぐプライオリティの高さ
を与えることによって、ユニットAが故障してもユニッ
トCが他のユニットよりも先にメツセージを送出する。
また、上記実施例において、PAプライオリティをrl
lolOJとし、PBプライオリティを「11011J
としたが、この組み合わせ限定されるものではなく、任
意に選定して良い。
また、上記実施例において、ユニットAおよびCに補機
aiのスイッチ信号を供給するようにしたが、これに限
定されるものではなく、その他のユニットにも前記スイ
ッチ信号を供給するようにしても良い。この場合、ユニ
ットが3個以上になるので、これらに与えるプライオリ
ティもPA、PB、PC・・・と3個以上とする。
また、上記実施例において説明した補機aiとしては、
第1図〜第3図各々に示すようなものが挙げられる。す
なわち、第1図に示すものは、1回路l接点のもであり
、第2図に示すものは、2回路2接点ものである。また
、第3図に示すものは、第1図に示す1回路l接点のら
を2個用いたものである。
また、上記実施例において説明した補機bjとしては、
第4図〜第6図に示すものが挙げられる。
すなわち、第4図に示すものは、1人力のものであり、
第5図に示すものは、2人力のものである。
また、第6図に示すものは、第4図に示す1入力のらの
を2個用いたちのである。
また、上記実施例において、伝送路としてバスBSを用
いたが、これに限定されるものではなく、リング等を用
いても良い。すなわち、非破壊C8MA/CD方式が使
用可能な伝送路であればその種類を問わない。
[発明の効果] 以上この発明によれば、複数個のネットワーク制御ユニ
ットと、前記各ユニットのうちの少なくとも2個以上に
スイッチ信号を供給するスイッチ手段とを具備し、前記
ユニット各々が作成するメツセージのビット列に伝送路
使用の優先順位が対応し、前記伝送路上で前記メツセー
ジ同士の衝突が生じたときに各メツセージをビット単位
で調停することによって優先順位の高いメツセージを破
壊させることなく該メツセージを前記伝送路へ送出する
車載用データ伝送システムにおいて、前記スイッチ信号
を読み込むユニット各々がメツセージを伝送路上に送出
するときに、これらのうち優先順位の最も高いユニット
が正常にメツセージを送出すると、優先順位の低いユニ
ット各々が衝突の生じた時点でメツセージの送出を止め
て送信状態から受信状態に移るとともに、メツセージ内
の前記スイッチ信号に対するデータをリセットし、さら
に、前記優先順位の高いユニットがメツセージの送出を
終了してもメツセージの再送出を行なわないようにした
ので、前記スイッチ信号に対するデータを有するメツセ
ージを送出するユニットの数分に応じて同メツセージが
伝送路に送出されることがなくなり、一つのメツセージ
のみが伝送路に送出される。この結果、伝送路使用の効
率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は各々この発明の一実施例が適用される
車載用データ伝送システムに用いられる補機の構成を示
す概略構成図、 第7図は従来の車載用データ伝送システムを示す概略構
成図、 第8図〜第10図は各々従来の車載用データ伝送システ
ムに適用されるメツセージフォーマットを示す図、 第11図は従来の車載用データ伝送システムに適用され
るネットワーク制御ユニットの動作を説明するための図
である。 第1図 第4図 〉札マコ A−D・・・・・ネットワーク制御ユニット、a+〜a
i、 b+〜bj%c+〜ck、 d+−dm”””補
機(aiおよびbjは各々スイッチ手段)、 BS・・・・・バス(伝送路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  複数個のネットワーク制御ユニットと、前記各ユニッ
    トのうちの少なくとも2個以上にスイッチ信号を供給す
    るスイッチ手段とを具備し、前記ユニット各々が作成す
    るメッセージのビット列に伝送路使用の優先順位が対応
    し、前記伝送路上で前記メッセージ同士の衝突が生じた
    ときに各メッセージをビット単位で調停することによっ
    て優先順位の高いメッセージを破壊させることなく該メ
    ッセージを前記伝送路へ送出する車載用データ伝送シス
    テムにおいて、前記スイッチ信号を読み込むユニット各
    々がメッセージを伝送路上に送出するときに、これらの
    うち優先順位の最も高いユニットが正常にメッセージを
    送出すると、優先順位の低いユニット各々が衝突の生じ
    た時点でメッセージの送出を止めて送信状態から受信状
    態に移るとともに、メッセージ内の前記スイッチ信号に
    対するデータをリセットし、さらに、前記優先順位の高
    いユニットがメッセージの送出を終了してもメッセージ
    の再送出を行なわないことを特徴とする車載用データ伝
    送システム。
JP18326188A 1988-07-22 1988-07-22 車載用データ伝送システム Pending JPH0233241A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04216235A (ja) * 1990-12-17 1992-08-06 Mitsubishi Electric Corp 衝突検出型伝送方式
US6122694A (en) * 1996-09-13 2000-09-19 Nec Corporation Serial bus controller

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04216235A (ja) * 1990-12-17 1992-08-06 Mitsubishi Electric Corp 衝突検出型伝送方式
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