JPS6330781B2 - - Google Patents

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JPS6330781B2
JPS6330781B2 JP58115863A JP11586383A JPS6330781B2 JP S6330781 B2 JPS6330781 B2 JP S6330781B2 JP 58115863 A JP58115863 A JP 58115863A JP 11586383 A JP11586383 A JP 11586383A JP S6330781 B2 JPS6330781 B2 JP S6330781B2
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JP
Japan
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wafer
substrate
mask
flexible plate
chuck
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JP58115863A
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JPS609125A (ja
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Masayoshi Serizawa
Minoru Ikeda
Yukio Kenbo
Nobuyuki Akyama
Tomohiro Kuji
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS609125A publication Critical patent/JPS609125A/ja
Publication of JPS6330781B2 publication Critical patent/JPS6330781B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/707Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、投影露光方式やX線露光方式等のパ
ターン焼付け装置に関するものである。
〔発明の背景〕
半導体回路の大規模集積化に伴い、反射投影式
アライナによるパターン焼付けが主流となつてき
た。この方式によれば、良好な解像度パターン
は、反射光学系の焦点深度内に半導体ウエハ(以
下ウエハと呼ぶ)の表面を合致させることにより
得られる。
従来、ウエハは高精度に仕上げられたウエハチ
ヤツク面に、真空吸着で保持固定される。ウエハ
には、シリコンインゴツトからスライシングされ
る過程に生ずるそりや、半導体集積回路製造工程
中に現われる厚さむらがあることを考慮する必要
がある。しかし、これらは、高精度なウエハチヤ
ツク面の真空吸着により、そりは矯正される。
又、厚さむらは、機械的な傾きの制御の平行出し
機構部(図示せず)を用いることにより、取り除
くことは可能である。この様にして得られたウエ
ハ表面は、光学系の焦点深度内に位置決めされる
はずであるが、時により達成されない事がある。
この原因として考えられるものに異物がある。異
物とは、ウエハ裏面に付着した異物、あるいは周
辺に廻り込んだホトレジストの残留、及びウエハ
チヤツク表面に付着した異物を指す。これら異物
が、ウエハ表面の平坦度に悪影響を及ぼす。
これを解決するため、ウエハチヤツク表面を凹
凸状にし、凸部の面積の占める割合をウエハに比
較して小さくすると良く、方法が種々、考案され
ている。
第1図は、ウエハを載置する真空保持装置の斜
視図である。第2図は第1図の構造体の斜視図。
第3図は第2図の縦断面図。以下、図を用いて説
明する。円状のベース板1の側面を包被する立上
りリム2、立上りリム2の上端に埋込まれたエツ
ジ3、ベース板1に取付けられそして実質上これ
と垂直になつて、複数の一定間隔を置いた先端に
テーパを有する円筒状ピン4、ベース板1の中央
部には、真空用通路5があり真空ポンプ(図示せ
ず)と連結されている。円筒状ピン4の先端6と
エツヂ3の上端7の高さは、面一になる様、機械
加工・研摩を施してある。この様な構成におい
て、この面上にウエハ8を載置し、真空用通路5
に真空を供給するとウエハ保持装置内の室部9が
負圧となりウエハ8は吸着固定される。ウエハに
比較して、ウエハの裏面に接する複数個のピンの
面積が小さいので、前記異物10をはさむ確率を
小さくでき効果的である。ここで注意する点は、
ピンとピンとの間隔を必要以上に大きくすると、
吸着力によつて生ずるウエハの局所たわみが増
し、ウエハの平坦度が悪化することである。これ
で異物に対する問題は解決された訳である。
このウエハ保持装置は、ベース板上に複数個の
ピンを設置し、これらピン4間、及びエツヂ3を
同一平面に高精度に仕上げる必要があり、そのた
め高度な研摩・ラツピング技術等が不可欠であ
る。又製作費用も多くなり問題であつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来技術の問題点をなくし基
板裏面の異物、あるいは周辺に廻り込んだホトレ
ジストの残留、及び基板を真空吸着する表面に付
着した異物等を逃げて基板にそりを与えず、且つ
基板を真空吸着する表面を有する可撓性の板を介
して基板を変形させてマスクと基板との間隙を所
望の値に設定できるようにして高解像度でもつて
マスク上の回路パターンを基板上に転写できるよ
うにしたパターン焼付け装置を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
即ち本発明は、上記目的を達成するため、基板
を表面に真空吸着すべく真空吸着凹部を形成し、
且つこの凹部の以外の凸部の面積が基板の面積に
比べて少なくした可撓性の板と、該可撓性の板が
横方向にずれないように可撓性の板の周辺部を保
持する保持手段と、上記可撓性の板の裏面に係合
して上下方向に変位を発生させる複数の上下変位
発生手段と、マスクの高さを測定する第1の測定
手段と、上記基板の表面の高さを測定する第2の
測定手段と、該第1及び第2の測定手段によつて
測定されて求められたマスクと基板との間隙に基
いて上記各上下変位発生手段を駆動制御して可撓
性の板を介して基板を変形させ、マスクと基板と
の間隙を均一にする制御手段とを有するパターン
焼付け装置において、上記可撓性の板の表面に凹
部をエツチング加工によつて形成し、その表面に
硬質クロムメツキを施したことを特徴とするパタ
ーン焼付け装置である。
〔発明の実施例〕
以下本発明を具体的に説明する。第4図及び第
5図は、ウエハチヤツク面製作のためのエツチン
グ加工作業工程図である。
最初に、第5図aに示す如く、ウエハチヤツク
の素材11を用意する。ウエハチヤツク面となる
金属表面のごみ・油脂を、アルカリ性洗浄液によ
つて脱脂洗浄P1し、取り除く。次に、60℃〜70
℃の温度を10分間程度かけ乾燥P2を行なう。乾
燥後、スピンナーを用い、第5図bに示す如くレ
ジスト塗布P3を行ない、均一な膜厚をウエハチ
ヤツク面に形成する。引続き、80℃・10分間の乾
燥P4をする。これで、露光の準備が整つたわけ
である。露光工程P5では、第5図eに示す如く
ウエハチヤツク面に形成すべきパターンが印刷さ
れたネガフイルムシートのマスク13をウエハチ
ヤツク上に置き上方より紫外光14を照射する。
その後、現像P6を行なう。現像後、50〜60℃の
温水にてウエハチヤツク面をきれいに洗浄する。
(第5図dに示す如くとなる。)次に、約150℃に
て15分間程度の乾燥P7を行なう。この後、エツ
チングを施す。エツチング工程では、約50℃の塩
化第2鉄を用いウエハチヤツク面をハーフエツチ
ングP8をする。すると第5図eとなる。ここで、
ハーフエツチングとは、エツチング深さを途中で
止め、貫通させない事を指し、エツチング深さは
エツチング時間を制御することで決定できる。次
に、ウエハチヤツク面上に残つているレジストを
除去するため、約80℃の苛性ソーダに浸す
(P9)。すると第5図fとなる。それから、水洗
P10・乾燥P11をする。以上のエツチング加工作業
工程を経ると、ウエハチヤツク面には、エツチン
グ加工による凹部ができ、その結果チヤツク全面
に凹凸部が形成されたことになる。最終工程とし
て、ウエハチヤツク面に硬質クロムメツキ15を
施す(第5図gに示す。)。これはウエハの材質で
あるSiは非常に高い硬度を持つているため、この
硬度以上の表面処理をウエハチヤツク面に施し、
チヤツク面を保護する目的のものである。
ウエハチヤツクの素材は、エツチング性に優
れ、耐腐食性があるステンレス鋼を使用したが
Fe、Cu、Alなどを用いても良い。この場合、防
錆のための表面処理をする必要がある。また、ウ
エハチヤツクの素材としてSiを用いることができ
る。この場合、必ずしも表面処理をする必要はな
い。前記、硬質クロムメツキ後、ウエハ吸着用真
空穴を機械加工によりウエハチヤツク裏面にあ
け、チヤツク表面に貫通させる。この様にして製
作されたウエハチヤツクを適用した例を上げて説
明する。第6図は、本発明によるウエハチヤツク
面を用いてウエハを固定するウエハ保持固定台で
ある。第7図は第6図の縦断面図である。ウエハ
チヤツク面上に形成されているパターンは、碁盤
の碁石のように整列されている。ランド20の直
径はφ0.5mm、ランド間隔は2mm、エツチング深さ
は0.2mmである。これにより、凸部面積はウエハ
に対し、面積比で約5%となつている。第8図、
及び第9図は、本発明によるウエハチヤツク面の
別形状を示すもので、第8図は放射状に配列され
たパターンであり、第9図は螺施状に配列された
パターンである。
エツチング加工法をウエハチヤツク面製作に適
用した結果、以下に述べるものが特徴として上げ
られる。第1図、高精度加工ができる事。エツチ
ング加工では、ワークの塑性変形、撓み、熱変形
などが生じないので、エツチング加工前に高精度
に仕上げたウエハチヤツク面の面精度は維持され
る。又、エツチング加工により、微細なパターン
を精度良くつくる事ができる。
第2として、特殊形状の加工が可能であるこ
と。従来、機械加工ではつくれなかつた複雑な形
状パターンを容易に製作できる。本実施例による
ウエハチヤツク面より更に微細なエツチングも可
能であり、エツチング加工の限界から言えること
は、ランド直径φ0.1mm、ランド間隔0.2mmも製作
可能である。
第3とし、リソグラフイ技術の利用により、マ
スク原版のパターンが、正確にチヤツク面上に再
現されることである。よつて、製品間にばらつき
がなく、コストダウンが期待できる。
以上のごとく、エツチング加工の特徴を生か
し、デイスクをウエハチヤツクに適用した方法を
説明してきたが、これとは別に、第10図に示す
貼り合わせ方式によつても、ウエハチヤツク面を
製作することができる。この方式は、厚さ0.3mm
のステンレス鋼板21に、前述エツチング加工を
行ない、ウエハチヤツク面を仕上げる。これを接
着剤22を用い、ウエハチヤツク部材11に、圧
力をかけ貼り付けるものである。このステンレス
鋼板をシリコンウエハに変え、シリコンエツチン
グ技術により、凹凸部をつくり、ウエハチヤツク
面に適用することもできる。
この半導体ウエハ保持固定台を用いた軟X線露
光装置の一実施例を第11図に示す。第11図に
おいて、ベース31の上には、中央にXYテーブ
ル32と、その両側にウエハ平坦度検出器33お
よびマスク平坦度検出器34が配置されている。
前記XYテーブル32の上には、薄板変形装置3
5が配置され、平坦度の検出を終つたウエハ36
を載置固定する。このウエハ36の上方には、平
坦度の検出を終つたマスク37が微小な間隙gで
対向配置される。マスク37の上方には、アライ
メント検出器38が配置され、このアライメント
検出器38の出力に連動してXYテーブル32が
移動して、マスク37とウエハ36の位置合せを
行なう。そして、マスク37とウエハ36の位置
合せが終ると、薄板変形装置35が作動し、ウエ
ハ36を所要の形状に変形させる。さらにマスク
37の上方には、軟X線発生装置39が設置さ
れ、軟X線発生装置39で発生された軟X線が、
マスク37を通してウエハ36上に照射される。
このとき、ウエハ36上に、軟X線に反応するレ
ジスタ被膜が形成されていると、マスク37に形
成されたパターンをレジスト被膜上に転写するこ
とができる。
第12図は、本発明に係る薄板変形装置35の
一例を示すもので、同図において、環状の固定ベ
ース41は、XYテーブルに載置固定される。こ
のベース41の中央に位置するように配置された
ベース42は、120度間隔で配置された3個の板
ばね43によつて、前記固定ベース41に結合さ
れている。前記ベース42上に形成された環状の
溝に装着されたOリング44上には、上端に環状
のフランジ45を形成した中空のケース46が載
置固定され、ベース42とケース46の間の気密
を保持するようになつている。前記フランジ45
の上端面の内同縁側には、真空吸着用の環状の溝
47が形成されている。この溝47を覆うように
フランジ45上に載置された可撓性を有する鋼、
アルミ、ステンレス、りん青銅、Si等の0.4〜3
mmの金属薄板、または0.7mm程度のガラス薄板で
形成されたダイヤフラム式のチヤツク48は、前
記溝47に供給される真空によつて吸着固定され
る。前記チヤツク18の上面には、前記の如くSi
薄板にエツチングによつて浅い溝が形成され、こ
の溝を介してウエハ薄板に真空吸着するようにな
つている。前記ケース46の側面には、貫通穴4
9が形成されている。この貫通穴49に嵌合する
環状の枠49の外周に形成された溝には、Oリン
グ50がはめ込まれ、枠49をケース46に取付
けたとき、ケース46と枠49の間の気密を保持
するようになつている。前記枠49の中央は、前
記ベース42とケース46およびチヤツク48で
形成される空間と、この空間を通り前記チヤツク
48の表面の溝と、前記溝47にそれぞれ真空圧
を供給するための複数の配管(図示省略)と、後
述するピエゾ素子に電圧を印加するための複数の
配線(図示省略)が貫通し、かつ、残つた空間は
充填材21によつて埋られ、気密状態を保持する
ようになつている。前記枠49の外側面には、前
記配管および配線を支持するブラケツト52が固
定されている。一方、前記枠49の内側に位置す
るように、前記配線および配管を支持するブラケ
ツト53が、前記ベース42に立設されている。
前記ベース42上には、多数の上下動素子54
(4インチウエハの全面に10mm間隔で配置する場
合には105個、以下105個の場合で説明する。)が
所定の配列で配置されている。この上下動素子2
4は、前記ベース42に固定されたチヤンネル状
のケース55と、ケース55の下端に形成された
ねじ穴にねじ込まれた調整用のねじ56と、ケー
ス55の上端に形成されたねじ穴にねじ込まれた
変位量取出し用のチツプ27と、このねじ56お
よびチツプ57に接する一対の鋼球58の間に支
持されたピエゾ素子59とによつて構成されてい
る。そして、前記ケース55の上方には溝60が
形成され、ケース55の上端が弾性変形し易いよ
うに構成されている。また、前記ピエゾ素子59
は、前記配線に接続されている。前記固定ベース
41には、前記板ばね43に対応して120度間隔
で3個の上下動素子61が配置されている。この
上下動素子61は、前記固定ベース41に固定さ
れたU字状のケース62と、一端がケース62の
上端に固定され、かつ溝63によつて弾性変形可
能に形成された変位取出用のチツプ64と、ケー
ス62の下端に形成されたねじ穴にねじ込まれた
調整用のねじ65と、チツプ64とねじ65の間
に一対の鋼球66を介して支持されたピエゾ素子
67とによつて構成されている。そして、チツプ
64が、その上端に載置された鋼球68によつ
て、前記ケース46のフランジ65に配置された
ブラケツト69を支えることによつて、ケース4
6を支持するような構成になつている。したがつ
て、上下動素子61が作動すると、チヤツク48
の全体の傾斜を変えることができる。また、ベー
ス42とケース46およびチヤツク48で形成さ
れる空間に真空圧を供給すると、チヤツク48が
大気圧に押され前記上下動素子54のチツプ57
に接触するまで押下げられ、上下動素子54によ
つて支えられる。したがつて、チヤツク48にウ
エハが吸着支持されているため、ウエハもチヤツ
ク48にならつて変形される。
第13図は、第12図における上下動素子54
の駆動回路の一例を示すもので、同図において、
CPU71は、第11図に示したウエハ平坦度検
出器3およびマスク平坦度検出器34に接続さ
れ、各検出器33,34の検出データを記憶し、
かつ、上下動素子54によるウエハ36の変形
量、すなわち、上下動素子54のピエゾ素子59
に印加すべき電圧を求める。CPU71に接続さ
れた出力ポート72は、CPU71の指令に基づ
いて、作動させるべき上下動素子54の選択信号
と、各上下動素子54に印加すべき電圧のデイジ
タル値を発振する。出力ポート72に接続された
デコーダ73は出力ポート72から印加される選
択信号に基づいて、ステツプアンドリピート回数
に対応して予じめ設定された区画(実施例では12
区分)を指定するための信号を発振する。デコー
ダ73に接続されたラツチ回路74は、デコーダ
73から印加される信号をラツチする。ラツチ回
路74に接続されたバツフア回路75は、ラツチ
回路74から印加された信号に基づいて、OR回
路76を介して作動させるべきピエゾ素子59の
スイツチング回路(後述)に作動信号を印加す
る。一方、出力ポート72に接続された25個の
D/Aコンバータ77A〜77Yには、CPU7
1の演算結果に基づくデイジタル信号が印加され
る。高圧電源78とD/Aコンバータ77A〜7
7Yに接続された25個のアンプ79A〜79Y
は、高圧電源77から印加される電圧から、D/
Aコンバータ77A〜77Yから印加されるアナ
ログ信号に基づいて所要の電圧を取出す。前記ア
ンプ79A〜79Yには、それぞれ複数個のピエ
ゾ素子59と、各ピエゾ素子59に接続されたト
ランジスタで形成されるスイツチ回路80が並列
に接続されている。このスイツチ回路80には、
前記バツフア回路75から発信された作動信号8
1が印加される。そして、作動信号81が印加さ
れたスイツチ回路80が作動すると、そのスイツ
チ回路80に接続されたピエゾ素子59に、アン
プ79A〜79Yからの電圧が印加される。
上記の構成において、たとえば、第14図に示
すように、チヤツク48に支持されたウエハ36
を12の区画()〜(XII)に分けて露光する場合
について説明する。なお、上下動素子54はチヤ
ツク48の下に配置されている。そして、1回の
露光の際には各露光範囲()〜(XII)につい
て、それぞれ、露光範囲の外周を含む25個の上下
動素子54を作動させ、露光範囲内の変形状態
が、その周囲の未変形部分から影響を受けないよ
うにしている。
また、105個の上下動素子24と、それらを駆
動する25個のアンプ79A〜79Yは、第15図
に示すように対応する。すなわち、105個の上下
動素子54を1〜109(但し8、16、94、102は欠
番)で示し、25個のアンプ79A〜79YをA〜
Yで示すと、区画()の場合、上下動素子1は
アンプCで駆動される。同様に、上下動素子2は
アンプDで、3−E,4−A,5−B,9−H,
10−I…44−U,45−Vが各々対応する。
また、区画()の場合は、3−E,4−A,5
−B,6−C,7−D,11−J,12−F…4
6−W,47−Xが各各対応する。第6図このよ
うな関係を模式的に示すもので、バツフア75か
らIの作動信号51が発振されると、アンプ79
Aに接続された上下動素子54の4番目のピエゾ
素子59(P4)と、アンプ79Bに接続された
上下動素子54の5番目のピエゾ素子59(P5)
と、…、アンプ79Yに接続された上下動素子の
43番目のピエゾ素子59(P43)が作動すること
を示している。
このようにして、CPU81から区画指定信号
とその区画において各アンプ79A〜79Yから
出すべき電圧のデイジタル信号が発振されると、
露光領域とその周辺の25個の上下動素子54が作
動して、ウエハ36の露光領域を所要の形状に変
形させることができる。
なお、本薄板変形装置は、X線露光装置の他光
式露光装置にもそのまま適用できる。
上下動素子はピエゾ素子の他、電磁力、流体等
を用いることもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、基板を表
面に真空吸着すべく真空吸着凹部を形成し、且つ
この凹部の以外の凸部の面積が基板の面積に比べ
て少なくした可撓性の板と、該可撓性の板が横方
向にずれないように可撓性の板の周辺部を保持す
る保持手段と、上記可撓性の板の裏面に係合して
上下方向に変位を発生させる複数の上下変位発生
手段と、マスクの高さを測定する第1の測定手段
と、上記基板の表面の高さを測定する第2の測定
手段と、該第1及び第2の測定手段によつて測定
されて求められたマスクと基板との間隙に基いて
上記各上下変位発生手段を駆動制御して可撓性の
板を介して基板を変形させ、マスクと基板との間
隙を均一にする制御手段とを有するパターン焼付
け装置において、上記可撓性の板の表面に凹部を
エツチング加工によつて形成し、その表面に硬質
クロムメツキを施したことを特徴とするパターン
焼付け装置であるので、可撓性の板の表面に対し
て傷が付くことなく、高精度に平坦な状態を維持
でき、非常に小さいうねりを無くして基板を可撓
性の板に倣わせることを可能にしてマスクと基板
との間隙を高精度に均一にすることができ、高解
像度でもつて焼付けすることができる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のウエハを載置する真空保持装置
の斜視図、第2図は第1図の構造体の斜視図第3
図は第2図の縦断面図、第4図はウエハチヤツク
面製作のためのエツチング加工作業工程を示す
図、第5図は第4図に示す工程によつて形成され
るウエハチヤツク面を示す図、第6図は本発明に
よるウエハチヤツク面を用いてウエハを保持固定
するウエハ保持固定台を示す図、第7図は第6図
の縦断面図、第8図及第9図は各々本発明による
ウエハチヤツク面の別形状を示す図、第10図は
貼り合わせ方式によるウエハチヤツク面の製作例
を示す図、第11図は本発明半導体ウエハ保持固
定台を用いたX線露光装置の一例を示す斜視図、
第12図は本発明に係る薄板変形装置の一実施例
を示す正面部分断面図、第13図は第12図に示
す薄板変形装置の駆動回路の一例を示すブロツク
線図、第14図はウエハと上下動素子の位置関係
を示す平面図、第15図は上下動素子とその駆動
回路との対応を示す平面図、第16図は上下動素
子とその駆動回路の対応を示す模式図である。 11……ウエハチヤツク部材、12……レジス
ト、13……マスク、15……硬質クロムメツ
キ、20……ランド、22……接着剤、48……
ダイヤフラム式チヤツク、54……ウエハ変形用
上下動素子、49,57……ピエゾ素子、61…
…全体傾斜調整用上下動素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板を表面に真空吸着すべく真空吸着凹部を
    形成し、且つこの凹部の以外の凸部の面積が基板
    の面積に比べて少なくした可撓性の板と、該可撓
    性の板が横方向にずれないように可撓性の板の周
    辺部を保持する保持手段と、上記可撓性の板の裏
    面に係合して上下方向に変位を発生させる複数の
    上下変位発生手段と、マスクの高さを測定する第
    1の測定手段と、上記基板の表面の高さを測定す
    る第2の測定手段と、該第1及び第2の測定手段
    によつて測定されて求められたマスクと基板との
    間隙に基いて上記各上下変位発生手段を駆動制御
    して可撓性の板を介して基板を変形させ、マスク
    と基板との間隙を均一にする制御手段とを有する
    パターン焼付け装置において、上記可撓性の板の
    表面に凹部をエツチング加工によつて形成し、そ
    の表面に硬質クロムメツキを施したことを特徴と
    するパターン焼付け装置。
JP58115863A 1983-06-29 1983-06-29 パターン焼付け装置 Granted JPS609125A (ja)

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