JPS63307177A - 軽量パネルの製造方法 - Google Patents

軽量パネルの製造方法

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JPS63307177A
JPS63307177A JP14197287A JP14197287A JPS63307177A JP S63307177 A JPS63307177 A JP S63307177A JP 14197287 A JP14197287 A JP 14197287A JP 14197287 A JP14197287 A JP 14197287A JP S63307177 A JPS63307177 A JP S63307177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
foam
slurry
raw material
kneading
Prior art date
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Pending
Application number
JP14197287A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Mitsuta
進 光田
Taisuke Shibata
泰典 柴田
Toranosuke Hirokawa
広川 虎之助
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOUDEN KANKYO ENG KK
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
TOUDEN KANKYO ENG KK
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ミンクスフオーム法による軽量パネルの製造
方法、詳しくは、原料スラリーに起泡剤を投入し、混練
しながら気泡を生成させ、成形、養生して軽量パネルを
製造する方法に関するものである。この軽量パネルは軽
量かつ高強度であり、しかも加工し易いので、外壁、間
仕切、床などの建材として用いられる。
〔従来の技術〕
従来、軽量パネルの製造方法には、アルミニウムなどの
金属粉末を原料に混合し水にてスラリーとした後、養生
時に発泡させるアフターフオーム法、予め製造していた
気泡法を原料スラリーに注入するプレフォーム法、起泡
剤を原料スラリーに投入して混練しながら気泡を生成さ
せるミンクスフオーム法などがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、アフターフオーム法では、大型化が困難
で(高さ約60C3が限界である)、気泡径が約1鶴と
大きいため、高品質化において限界があり、複雑な形状
の製品の製造が困難である。
またプレフォーム法では、気泡が0.2〜INと大きく
、不安定であるため、高さ方向のスケールアンプが困難
で、製品品質の安定化のため気泡法、原料品質の厳密な
管理が必要である。さらにミックスフオーム法では、大
量の原料を均一に混練するのが困難であるので、工業規
模で利用されていない。
本発明は上記の諸点に鑑みなされたもので、大量の原料
を均一に混練して大型化を容易にし、かつ気泡径を小さ
くして高品質化を図ることができる軽量パネルの製造方
法の提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本願の第1
の発明の軽量パネルの製造方法は、5i02含有量50
重量%以上のシリカ質微粉50〜80重量%、生石灰ま
たは消石灰の少なくとも何れかが0.1〜30重量%、
セメントまたはスラグの少なくとも何れかが5〜45重
量%からなる原料、起泡剤および水を気泡径が0.06
〜0.6 nとなるように十分に混練して気泡スラリー
を調製し、この気泡スラリーを型枠に流し込んで成形体
を得た後、この成形体をオートクレーブにて養生するこ
とを特徴としている。
また本願の第2の発明の軽量パネルの製造方法は、5i
02含有量50重量%以上のシリカ質微粉50〜80重
量%、生石灰または消石灰の少なくとも何れかが0.1
〜30重量%、セメントまたはスラグの少なくとも何れ
かが5〜45重量%、石膏0゜1〜5重量%からなる原
料、起泡剤および水を気泡径が0.06〜0.6flと
なるように十分に混練して気泡スラリーを調製し、この
気泡スラリーを型枠に流し込んで成形体を得た後、この
成形体をオートクレーブにて養生することを特徴として
いる。
准紳l;は。
ゞ攪拌翼が自転と自転と反対方向の公転をする混練機、
または攪拌翼が自転のみで、攪拌容器が攪拌翼の自転と
反対方向に回転する混練機を用い、ミックスフオーム法
で気泡スラリーを製造することにより、大量の原料を均
一に混練することができる。
また原料の平均粒径を10〜40μmとし、攪拌翼の自
転数200〜11000rp 、自転と反対方向の公転
数または容器回転数5〜1100rpで8〜40分間混
練することにより、気泡スラリーは沈降せず、高さ10
0anにおいても気泡分布は均一であった。このため量
産性が向上し、かつ大型パネル化が可能となる。
上記の混練方式で気泡スラリーをつくることによって、
気泡径は0.06〜0.6 mmとなり、製品の強度、
水特性、断熱性などが大幅に向上する。また混練時間な
どの調整によって、原料品質の若干の変化に対しては容
易に対応できる。
シリカ質微粉として、^120.含有量が10重量%未
満の粉砕した珪砂、珪石以外に、A1□O8含有量が1
0重量%以上のフライアッシュ、シラスなども適用でき
る。フライアッシュ、シラスなどのAhOs含有量10
重量%以上のシリカ質微粉を用いた軽量パネルの製造方
法は、つぎのような特徴を有している。
(1)原料に石膏を0,1〜5重景重量望ましくは0.
5〜2重量%添加すると、軽量パネルの品質が向上する
。石膏はシリカ質微粉中のアルミナをエトリンガイト、
ハイドロガーネットに変えて@s溶性とし、ケイ酸カル
シウム反応を促進する効果がある。なお石膏添加量が0
.1%未満の場合は、上記の効果が発揮されず、一方、
5重量%を超える場合は、未反応の石膏が残存し、ケイ
酸カルシウム反応を阻害し、高強度を発現する針状晶を
生成しない。
(2)珪砂、珪石に比べて真比重が小さいため、気泡ス
ラリーの沈降が少なく、高さ100cm以上の大型パネ
ルの製造赤可能である。
(3)粒子がポゾラン反応性を有しているため、水との
親和性が大となり、気泡スラリーが沈降し難い。
攪拌機の自転回転数は200〜11000rpが好適で
、20Orpm未満では多量の適正径の微細な気泡が得
られず、11000rpを超えると生成した気泡が消失
し易くなる。この理由は、20Orpm未満では起泡剤
を含んだスラリーの単位容積あたりのエネルギーが小さ
いため、空気を巻き込み難くなるとともに、生成した気
泡が切断されないためである。逆に回転数が1100O
rpを超えると、エネルギーが大きすぎて気泡の大きさ
が不均一となるとともに、気泡が生成する一方で、衝撃
力によって破壊されるためである。
一方、攪拌機が自転と反対方向に公転、または攪拌容器
が攪拌翼の自転と反対方向に回転することによって、特
定の領域での空気とスラリーとの長時間の接触が防止で
き、かつ取り込まれた空気がスラリー中へ入り込み易く
なることによって、適正径の微細な気泡が均一に得られ
る。したがって攪拌機の公転数または攪拌容器の回転数
は5〜1100rpが好適である。5rpm未満では同
一個所での接触が長くなり、かつ空気の取り込みが不十
分であるため、気泡生成量が少なくなるとともに不均一
となり、1100rpを超えると、空気が入りすぎて大
きな気泡となる。またスラリーの深さを調整することに
よっても、空気の取り込み量などを変えることができる
ため、気泡の大きさ、生成量を変えることができる。
適正な混練時間は、起泡剤添加量、攪拌回転数などによ
って変化するが、8〜40分に調整するのが好適である
。8分未満では気泡が大きく、かつ不安定であり、40
分を超えると、気泡径が小さく、かつスラリーの流動性
が低下するためである。
さらに原料の平均粒径を10〜40μmとすることによ
っても気泡径を適正とし、安定化させることができる。
平均粒径が10μm未満では、スラリーの粘度が大きく
なり、気泡径が小さくなりすぎるとともに、断面に欠陥
が生じ高品質パネルとならない。また平均粒径が40μ
mを超えると、気泡径が大きくなり気泡スラリーは沈降
し易くなるとともに、高品質パネルとならない。これら
のことから、気泡径は0.06〜0.6鰭とするのが好
適である。
シリカ質微粉中のSiO□含有量が50重量%未満の場
合は、5tO2以外の成分の影響で、ケイ酸カルシウム
反応が阻害され、高品質パネルとならない。
シリカ質微粉が50重量%未満の場合は、原料中のCa
O/SiO□モル比が大きくなりすぎて、高品質パネル
を形成するケイ酸カルシウムを生成しない。
80重量%を超える場合は、Cab/Singモル比が
小さくなりすぎて、高品質パネルを形成するケイ酸カル
シウムを生成しない。
生石灰または消石灰の少なくとも何れかが0.1重量%
未満の場合は、フリーのCaOが減少し、シリカ質微粉
中の5in2が十分反応せず、高品質パネルとならない
。30重量%を超える場合は、未反応のCaOが多く残
存し、パネル品質を低下させる。
セメントまたはスラグの少なくとも何れかが5重量%未
満の場合は、ハンドリング可能な程度に硬化するのに長
時間を要する。45重量%を超える場合は、シリカ質微
粉からの反応生成物が減少し、高品質パネルとならない
本発明における起泡剤としては、界面活性剤、蛋白質の
誘導体、合成高分子、水溶性増粘剤などから1種または
2種以上が用いられ、1重量%以下の濃度で添加される
〔実施例〕
以下、本発明の実施例および比較例について説明する。
実施例1 珪砂粉末(St(h成分95重量%、Al2O3成分2
重量%)60部、生石灰10部、セメント30部を混練
機にて混合した後、水を50部(原料100部に対して
)添加し、400rpmで回転する攪拌翼と1Orpm
で回転する容量75m!の回転容器で1分間混練し、さ
らに界面活性剤としてポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテルサルフヱート0.20部(原料100部に対
して)を添加した後、10分間混練することによって得
られた気泡スラリーを、幅100fi、奥行100重−
1高さ4001の型枠に流し込み、30℃で10時間養
生後肌脱形、200℃で10時間オートクレーブ養生を
行い、105℃で15時間乾燥した。得られた軽量パネ
ル(気泡径0.1〜0.6m)の特性は次の通りであっ
た。
絶乾比重:0.50 曲げ強度: 17 kg/c+J 圧縮強度B圧縮強度B50 寓 鶴、高さ1000鶴の型枠に流し込み、30℃で20時
間養生後肌脱形、105℃で15時間乾燥した。
得られた軽量パネルを高さ方向に25部間隔で4つに切
断した。上側からの比重は0.49、0.50, 0。
51、0.52であった。
実施例3 フライアッシュ(Si0□58重量%、AhOs22重
量%)65部、生石灰4部、石膏1部、セメント30部
を混練機にて混合した後、水を60部(原料100部に
対して)添加し、400rpmで回転する攪拌翼と1O
rpmで回転する容量751の回転容器で1分間混練し
、さらに界面活性剤としてポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテルサルフェート0.25部(原料100部
に対して)を添加した後、12分間混練することによっ
て得られた気泡スラリーを幅100m、奥行100fi
、高さ400fiの型枠に流し込み、30℃で10時間
養生後肌脱形、180℃で10時間オートクレーブ養生
を行い、105℃で15時間乾燥した。得られた軽量パ
ネル(気泡径0.06〜0.5寵)の特性は次の通りで
あった。
絶乾比重:O.5O 曲げ強度: 1 9 k+r/cIa 圧縮強度:45kg/all 実施例4 実施例3におけるスラリーを幅200fi、奥行200
酊、高さ1000mの型枠に流し込み、30℃で20時
間養生後肌脱形、105℃で15時間乾燥した。
得られた軽量パネルを高さ方向に25cm間隔で4つに
切断した。上側からの比重は0.49、0.50、0。
50、0.51であった。
比較例 フライアッシュ65部、生石灰5部、セメント30部を
混練機にて混合した後、実施例3と同じ方法で軽量パネ
ルを製造した。得られた軽量パネル(気泡径0.06〜
0.5+n)の特性は次の通りであった。
絶乾比重:O.SO 曲げ強度:11kg/cJ 圧縮強度: 2 7 kg/c:IA 〔発明の効果〕 本発明の軽量パネルの製造方法は上記のように構成され
ているので、つぎのような効果を有している。
(11  多量の原料を均一に混練することができるの
で、大型軽量パネルを工業規模で量産化することができ
、施工時間の短縮化を図ることができる。
(2)気泡径が小さく安定しているので、安定な高品質
の製品を製造することができる。
(3)混練工程の調整により、品質管理が可能となり、
製品品質を安定化させることができる。
(4)複雑形状のパネル成形ができ、外壁、床板外の部
所への適用が可能である。
(5)  シリカ質微粉として、フライアッシュまたは
シラスを用いる場合は、低コスト化、大型化による品質
の安定性向上を図ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 SiO_2含有量50重量%以上のシリカ質微粉5
    0〜80重量%、生石灰または消石灰の少なくとも何れ
    かが0.1〜30重量%、セメントまたはスラグの少な
    くとも何れかが5〜45重量%からなる原料、起泡剤お
    よび水を気泡径が0.06〜0.6mmとなるように十
    分に混練して気泡スラリーを調製し、この気泡スラリー
    を型枠に流し込んで成形体を得た後、この成形体をオー
    トクレーブにて養生することを特徴とする軽量パネルの
    製造方法。 2 SiO_2含有量50重量%以上のシリカ質微粉5
    0〜80重量%、生石灰または消石灰の少なくとも何れ
    かが0.1〜30重量%、セメントまたはスラグの少な
    くとも何れかが5〜45重量%、石膏0.1〜5重量%
    からなる原料、起泡剤および水を気泡径が0.06〜0
    .6mmとなるように十分に混練して気泡スラリーを調
    製し、この気泡スラリーを型枠に流し込んで成形体を得
    た後、この成形体をオートクレーブにて養生することを
    特徴とする軽量パネルの製造方法。
JP14197287A 1987-06-05 1987-06-05 軽量パネルの製造方法 Pending JPS63307177A (ja)

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JP (1) JPS63307177A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316972A (ja) * 1989-06-15 1991-01-24 Asahi Glass Co Ltd 軽量気泡コンクリートの製造方法
JP2009084123A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Panasonic Corp セラミック多孔体の製造方法とそれを用いて作製したセラミック多孔体および構造体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0316972A (ja) * 1989-06-15 1991-01-24 Asahi Glass Co Ltd 軽量気泡コンクリートの製造方法
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