JPH0316972A - 軽量気泡コンクリートの製造方法 - Google Patents

軽量気泡コンクリートの製造方法

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JPH0316972A
JPH0316972A JP15055189A JP15055189A JPH0316972A JP H0316972 A JPH0316972 A JP H0316972A JP 15055189 A JP15055189 A JP 15055189A JP 15055189 A JP15055189 A JP 15055189A JP H0316972 A JPH0316972 A JP H0316972A
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JP
Japan
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thickness
cellular concrete
semihardened
slurry
lightweight cellular
Prior art date
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Pending
Application number
JP15055189A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Takatani
高谷 恵三
Akira Tomizawa
富沢 彬
Masao Tawara
田原 正夫
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Priority to AU57228/90A priority patent/AU5722890A/en
Priority to DE69009149T priority patent/DE69009149D1/de
Priority to EP90908657A priority patent/EP0428756B1/en
Publication of JPH0316972A publication Critical patent/JPH0316972A/ja
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  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は軽量気泡コンクリートの製造方法、特に連続的
に広幅軽量気泡コンクリートを製造する方法に係るもの
である。
[従来の技術] 従来、軽量気泡コンクリートの製造方法としてはJIS
 A5416の規格に記載あるように、セメント、石灰
、珪砂等の原料に水を加えたスラリーにアルミニューム
粉末等の発泡剤を加えたスラリーを調整し、これを予め
鉄筋を配した鋳込槽中に導入して発泡させ、所定の比重
になるようにしていた。
また、気泡含有スラリーをエンドレスベルトに鋳込み、
リボン状の半硬化体を製造し、それを養生硬化して軽量
気泡コンクリートを製造する方法も知られている。
しかしながら、前者の方法に於ては、気泡が上昇するた
め上方の部位における嵩密度が下方の部位の嵩密度に比
べ小さくなり、製品の均質化が損なわれる。この傾向は
厚さが厚くなる程大きくなり、厚さ60cm以上の製品
を製造することは実質的に困難であるという課題が あった。
方後者の方法においては、連続的な成形法として有用で
あるが、原斜を所定の硬さ迄短時間内に硬化さぜること
か困難であり、この為高価なアルミナセメントをかなり
大量に用いて硬化時間の短縮を計らねばならず、コス1
〜の高い製品となることを余儀なくされた。
かかるコスト高を解決する手段として、調合された原料
スラリーを加熱して形成に供すると安価なセメントを用
いても硬化速度を早めることが出来、工業的に採算のと
れる軽量気泡コンクリートの製造が可能となるか、この
手段の欠点として、成形体の養生硬化に際し、発熱膨張
により内部に微細なクラックが生じ、強度及び耐水性等
に悪影響を与える。
特に厚さの厚いもの程この傾向は大きく、60cm程度
以上のものを製造することは実質的に難しいという課題
かあった。
[発明の解決すべき課題] 本発明は従来技術が有していた−L記課題を解消し、上
下方向の部位にお(づる嵩密度の差か少なく、クラック
の発生、鉄筋」二の空洞の発生か実質的にない軽量気泡
コンクリー1・の製造力法の提供を目的とする。
[問題を解決するための千段] 本発明は、気泡含有スラリーを鋳込んで成形体とし、該
成形体を硬化して脱型町能な半硬化状の半硬化体とし、
該半硬化体を養生して軒量気泡コンクリートを製造する
に当り、該成形体の厚さを基準にして、該半硬化体の厚
さの膨張量を5%以下に抑制し、かつ、製品の上下方口
における嵩密度の差を0. 06g/cm3以下に抑制
することを特徴とする軽量気泡コンクリーl・の製造方
法を提供する。
本発明において、半硬化体とは40mmφの鉄球を4.
9cmの高さから自由落下さゼた場合、表面に直径約2
5mmφの凹部が形成される程度に硬化したものを云う
本発明においては、原料スラリーを鋳込んで成形した成
形体の厚さをM準にして平硬化体の厚さの膨張量を5%
以下に抑制する。この膨張量が5%を越えるとクラック
を生じたり、鉄筋との界面に空洞を生じ強度の低下を生
じるので好ましくない。クラック等の発生を防ぐうえで
はこの膨張量ハ小さい方が好ましいか、膨張量を小さく
し過ぎると生産性の低下を生じる。この生産性を考慮す
ると膨張量は2〜4%の範囲が特に好ましい。
方、製品になった場合、成形の際の上方に位置した部位
の嵩密度は、下方に位置した部位のそれに比べ小さくな
る傾向にある。この嵩密度の差が0. 04g/cn+
3より大きくなると強度の低下を生じるので好ましくな
い。
かかる膨張量、嵩密度を達成する方法として、例えば次
のようなスラリーを使用する方法がある。
かかるスラリーの固形分の組成としては、般にセメン1
・20〜40重量%、石灰5〜15重量%、珪砂40〜
60重量%、石こう3〜10重量%を採用するのか適当
である。
用いられるセメン1・どしては、普通ボル1〜ランl・
セメン1・、早強ボルトランl・セメント、スラグセメ
ント、アルミナセメント等が用いられるか、とりわしづ
全セメン1・使用量の75〜100重量%を早強ボルト
ランドセメントとし、残部を普通ボル1・ランドセメン
1・とすると皇硬性の点で好ましい。
この石灰としては、あらかじめ50〜100%、好まし
くは80〜95%消和された石灰を用いる。
消化石灰としては原料として消石灰を50〜100%用
いてもよいが、オー1〜クレープ養生中の反応面で好ま
しくは他原料と混合する直iTIに消化した方か良い。
石灰の消化度が50%以下の場合はスラリー鋳込み後に
石灰の水和反応熱により成形体の膨張量が過大となり、
膨張クラツクや鉄筋界面の巣の発生原因となるので好ま
しくない。
鋳込時のスラリーはJIS−R 5201に準じて測定
(但し、15回の落下を行なわない)したフロ値は15
0〜230mmの範囲が良く、より好ましくは170〜
210mmの範囲が鋳込み性状が良い。フロー値が15
0mm以下の時は、鋳込時に粗泡を巻き込むこと、鉄筋
周辺部に空洞ができることで好ましくない。またフロー
値が230mmを越えると気泡とスラリーの分離が起こ
り、成形体上下方向の嵩密度に差ができ易くなるので好
ましくない。
鋳込時のスラリー温度は初期硬化を速めて気泡とスラリ
一〇分離を防止し、さらに生産性を向上させるため50
゜C以上が好ましい。
また、成形体に過大な加熱や冷却を与えるとクラックの
原因となるので、初期硬化の際に雰囲気温度を成形体の
鋳椅時温度に対し、40゜Cを越えて高くならない様に
、かつ湿度は乾湿球差で20℃以上となるように管理す
るのが好ましい。また成形体ベット面の温度も成形体温
度より15℃を越えて高くならないように管理すること
が好ましい。
尚、原料調合組成としては基本的には前述したとおりで
あるが、本発明の目的を阻害しない限り、例えば着色剤
や防水剤やその他の添加物を適宜併用し得る。
原料スラリー中に含有する気泡の量、サイズについては
、通常使用されているものは勿論のこと、それに限定さ
れずより広範囲に使用される。かくして調整された原料
スラリーを鋳込み所定厚さの成形体が形成される。この
戒形体の厚さは、目的とする軽量気泡コンクリートの厚
さより半硬化体の厚さを求め、この半硬化体の厚さより
膨張量を考慮して定められる。
通常半硬化体の上層及び下層には製品として好ましくな
い部位が存在するので、この部位の厚さを考慮して半硬
化体の厚さが求められる。
この部位の厚さとしては多くとも通常数cm程度である
本発明方法を採用する場合には、走行するベルト上で成
形養生硬化せしめる連続法を採用すると、走行速度0.
5〜1.2m/分においてラインの長さを80〜1 2
0m程度で脱型できる硬さの中間体を得ることが可能で
あり、しかも何等の内部クラックも発生せず大量生産に
好適なラインとなし得る。かくして脱型された中間体は
常法に従ってオートクレープ養生されて製品とされる。
なお、この軽量気泡コンクリートは、そのままの厚さ、
即ち50〜120cmで使用できるが、必要な厚さに切
断して使用しても良い。この切断は、中間体の状態で行
なっても良く、オートクレープ養生等により完全に硬化
した状態で行なっても良い。
[実施例] 早強セメント32重量%、生石灰11重量%、珪砂53
重量%、石こう4重量%と所定量の水とで混練したスラ
リーに蛋白系起泡剤に空気を吹込んで予め調整した気泡
を均一に練り混ぜスラリーとした。
石灰は消化度を95%に調整した。スラリーのフロー値
は210mmであった。スラリーの温度は58℃に設定
した。その時の水・固形分比は0.71となった。
以上の様に調整したスラリーを幅110cm .長さ1
00mの連続成形設備に鉄筋を試験体の幅が成形の厚さ
方向になるようにセットし、上記気泡含有スラリーを高
さ125cmまで鋳込んで或形した。
ついで、この成形体は乾球温度80℃、湿球温度55℃
に調整した養生室に入り、ライン速度を0. 6m/分
の間で調整し、80m先の養生室出口では厚さ130c
mの半硬化体となった。このときの成形体中心部の温度
は85℃であった。
次いで、この硬化体の上層、下層を切断し、厚さ120
cmの半硬化体を得た。次いで同一ライン上にピアノ線
をlocm間隔で垂直方向に張り、そこをこの半硬化体
を通過させ10cmの幅に切断した。次いでこれを4m
の長さに切断し10cmX120cm X 4 mの試
験体を得、オートクレープで養生した。
養生後試験体の各部を切断し、かさ比重、圧縮強度、鉄
筋付近の状況観察を行なった。
その結果試験体の上下方向の嵩密度の差は0.04g/
cm3であった。この時の圧縮強度GJ嵩密度の高い部
分で65kg/cm2で、低い部分で42kg/cm2
であった。鉄筋上の空洞は最大7mmであった。また、
クラックは見出されなかった。
比較例 消化度40%の生石灰を用いた以外は、実施例1と同様
にして軽量気泡コンクリートを製造した。この際半硬化
体の厚さは134cmであり、膨張量はスラリーの成形
体厚さを基準にして7%であった。また、この成形体の
中心部における温度は97℃であった。
この軽量気泡コンクリートについて実施例1と同様の観
察を行なった結果、側面にクラックか見出され、また鉄
筋の界面には約30mmの大きい空洞か見出された。な
お、この軽量気泡コンクリートにおける上下方向の嵩密
度の差は0. 03g/cn+3であった。
方、実施例1と同様のスラリ−(但し、フロー値は23
5mmに調整した)を用いて同様の軽量気泡コンクリ−
1・を製造した。この半硬化体の膨張量は33%であっ
たか、この軽量気泡コンクリートの」一下方向の嵩密度
の差けOo79g7cm3であった。この軽量気泡二」
ンクリー1・の側面にはクラックが見出された。
[発明の効果コ 本発明によれば、クラックを生じたり、鉄肋との界面に
空洞を実質的に生じたりすることのない軽量気泡コンク
リ−1・か製造される。特に従来の技術では実質的に製
造することの難しかった50〜120cmの厚い軽量気
泡コンクリー1一が製造できる。
11 l2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)気泡含有スラリーを鋳込んで成形体とし、該成形
    体を硬化して脱型可能な半硬化状の半硬化体とし、該半
    硬化体を養生して軽量気泡コンクリートを製造するに当
    り、該成形体の厚さを基準にして、該半硬化体の厚さの
    膨張量を5%以下に抑制し、かつ、製品の上下方向にお
    ける嵩密度の差を0.04g/cm^3以下に抑制する
    ことを特徴とする軽量気泡コンクリートの製造方法。
  2. (2)請求項(1)記載の製造方法において、前記半硬
    化体の厚さは50〜130cmである軽量気泡コンクリ
    ートの製造方法。
JP15055189A 1989-06-06 1989-06-15 軽量気泡コンクリートの製造方法 Pending JPH0316972A (ja)

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JP15055189A JPH0316972A (ja) 1989-06-15 1989-06-15 軽量気泡コンクリートの製造方法
PCT/JP1990/000728 WO1990015036A1 (en) 1989-06-06 1990-06-05 Method of producing lightweight foamed concrete
AU57228/90A AU5722890A (en) 1989-06-06 1990-06-05 Method of producing lightweight foamed concrete
DE69009149T DE69009149D1 (de) 1989-06-06 1990-06-05 Verfahren zur herstellung von leichtem schaumbeton.
EP90908657A EP0428756B1 (en) 1989-06-06 1990-06-05 Method of producing lightweight foamed concrete

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6360183A (ja) * 1986-08-29 1988-03-16 電気化学工業株式会社 気泡コンクリ−トの製造法
JPS63307177A (ja) * 1987-06-05 1988-12-14 Kawasaki Heavy Ind Ltd 軽量パネルの製造方法
JPS6424081A (en) * 1987-07-17 1989-01-26 De Kitsufure Kiaara Manufacture of foamed concrete

Patent Citations (3)

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