JPS63305645A - 高速ターンアラウンドプロトコルを使用する高速半二重モデム - Google Patents

高速ターンアラウンドプロトコルを使用する高速半二重モデム

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JPS63305645A
JPS63305645A JP63126028A JP12602888A JPS63305645A JP S63305645 A JPS63305645 A JP S63305645A JP 63126028 A JP63126028 A JP 63126028A JP 12602888 A JP12602888 A JP 12602888A JP S63305645 A JPS63305645 A JP S63305645A
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bps
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signal
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JP63126028A
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タルナ タジャハジャディ
ジャーマン イー コレア
マシュー エフ イースレイ
ジョーン エヌ マーティン
ランデー ディ ナッシュ
シンシア エー パネラ
マーティン エイチ ソウサー ジュニア
ジョージ アール トーマス
チャールズ エイチ マクコービー ジュニア
マイケル レオン ルビンシュタイン
デビット エフ ストローン
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HEIZU MICROCOMPUTE PROD Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
    • H04L25/03038Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a non-recursive structure
    • H04L25/03044Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a non-recursive structure using fractionally spaced delay lines or combinations of fractionally integrally spaced taps
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • H04L5/18Automatic changing of the traffic direction

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、データ通信およびデータ伝送に間し、より詳
細には高速ハンドシェイク手順と半二重高速回線ターン
アラウンドプロトコルを備えた半二重モデムに間する。
[従来の技術および本発明が解決しようとする課題] 家庭や職場における広範なコンピュータの普及により、
コンピュータ間における高速かつ簡単なデータ通信手段
に対する需要が高まっている。モデム(変復調器)によ
って公衆電話回線網を利用して通信する方法は、この需
要をかなり満たすものである。モデムは、コンピュータ
に使用されるデジタルデータをアナログ信号に変換し、
公衆電話回線網を利用したデータ通信を可能にする。
現在、全二重通信(送信と受信を同時に行なうことがで
きる通信方式)が最も普及している。また、デバイスか
ら他のデバイスに転送すべきデータの量が増大するにつ
れて、接続時間と電話料金を節約するために、より高速
の通信速度(ビット/秒)が求められている。特に長距
離通信においてはこの要求が強い。しかし、通常の電話
回線は帯域幅がほぼ3kHzに制限されており・ しか
もその上バツクグラウンドノイズ、クロストーク、伝送
線路の位相および振幅歪が加わるので、電話回線を通し
てデータを正確に送信できる速度には限界があった。
米国では、代表的な全二重通信では2,400bps 
(ビット/秒)までの通信速度が使用されており、また
代表的な半二重通信(モデムが、送信と受信を同時に行
なうことができない方式)では2,400bpsよりも
高速の通信速度が使用されている。
モデムの中には1,200bpsまでの通信速度で通信
できるものと、2,400bpsまでの通信速度で通信
できるものがある。さらにモデムによっては9,600
bpsまでの通信速度で通信することができる。モデム
間で通信を行うためには、2つのモデムが通信速度を合
わせなければならない、2つのモデムが通信速度を合わ
せる方法は、一般的に”ハンドシェイク”と呼ばれる。
国際電信電話諮問委員会(cCITT)の勧告V。
22bisは、2つのモデムが、1,200bpSまた
は2. 400 b p sのどちらでデータを送信す
るかを互いに協議して決定することを可能にするハンド
シェイク手順を推奨している。しかし、モデムが、 !
、200bps、2,400bps。
4、 800 b p s、  または9. 600 
b p sのどの通信速度でデータを送信するかを協議
して決定することを可能にする、上記に対応するハンド
シェイクの手順は存在しない。したがって、9,600
bpsまでのデータ転送速度のための統一されたハンド
シェイク手順を確立するために、CCITT  V、2
2bisを補足するためのハントシェイク手順が必要と
されている。
データ転送速度が2. 400 b p sまたはそれ
以下の場合には、一般に全二重通信が利用できる。
しかし、データ転送速度が2,400bpsを越えると
全二重通信デバイスはしばしば高価になり、半二重通信
の方が望ましくなる。ざらに半二重通信では、第1モデ
ム(送信側モデム)が送信を終了し受信可能な状態であ
ることを第2モデム(受信側モデム)に対して知らせる
ことが望ましくなる。CC[TT勧告x、25は、デー
タおヨT、F制御情報の送受信のためのフレームフォー
マットを提示している。x、25フオーマツトには必要
最低限のビット以外にも他の情報ビットや制御ビットが
含まれている。これらのビットは各フレームと共に送信
しなければならない、そのため、データ送信のために使
える時間の一部が、不必要な使用されない制御ビットと
情報ビットを送信するために無駄に使用される。したが
)て、必要最小限の制御ビットと情報ビットのみを使用
する半二重フォーマットが必要となる。特に第1モデム
が自身に送信すべきデータが無いことを第2モデムに対
して知らせる制御フレームが必要となる。
はとんどのモデムでは、さまざまな機能を実行するため
に一つまたは複数のマイクロプロセッサを搭載している
ため、9. 600 b p sの通信速度においては
命令の実行時間が制約要素の一つとなる。もちろんコス
トの増加、消費電力、局部的な発熱量の増大等の問題を
解決することができるなら、超高速のマイクロプロセッ
サを使用することができる。低速で廉価なマイクロプロ
セッサは、機能がコンカレントでオーバーラツプされな
いように分割され、しかも2つのマイクロプロセッサ間
でデータを交換する手段を持ち合わせていれば使用する
ことができる。したがって、2つのマイクロプロセッサ
間での実行タスクの分担機能とデータの交換機能が必要
となる。
通信速度は例えば9. 600 b p sなとと表記
されるが、電話回線の帯域幅に制限があるため、9.6
00bpsのシリアル転送速度は現実的ではない、9,
600bpsという効率のよい通信速度を実現するため
には、ビットデータをグループ化しなければならない、
このようなグループ化の例としてカッドビット(qua
dbi t=4ビット)がある、カッドビットは、搬送
信号の位相および振幅の変調のために使用され、ボー(
baud)レートという単位に変換できる。したがって
、効率的な通信速度が9. 600 b p sの場合
はカッドビットが使用され、その場合のボーレートハ9
.600/4=2.400ボーである。ただし、正確に
カッドビットを取り出すためには、ツレぞれのボーのほ
ぼ同一の場所で入力信号をサンプリングする必要がある
。このために、信号を処理してボークロックを復元する
。一般的には、発掘器をボークロック周波数の概略値に
設定し、入力信号を使用して発振器の周波数と位相が送
信ボークロックと一致するように調整する。この発掘器
の位相を一定の割合で増加させることによって頻繁に調
整し、入力信号のボークロックの位相と一致させる。し
かし、この増分値が大きすぎると発振器はボークロック
を正確に追跡することは不能となり、ボークロックのジ
ッダが発生する。
逆に増分値が小さすぎると発振器が送信ボークロックに
ロックオンするのに要する時間が大幅に長くなる。した
がって、復元ボークロックの発掘器が高速かつ正確に送
信ボークロックにロックオンさせるためのボークロック
復元回路が必要となる。
[課題を解決するための手段および作用]本発明は、よ
り優れた信号処理能力、ハンドシェイク手順とプロトコ
ル、および改良されたボークロック復元回路を有する変
復調器(以降モデムと呼ぶ)を提供することを目的とす
る。
一般的に述べると、本発明のモデムは、2つのデジタル
信号プロセッサ間の信号処理タスクを各プロセッサが独
立(直列ではなく並列)処理が行えるように分割し、高
速処理を実現することを特長とする。具体的には、本発
明のモデムは2つのマイクロプロセッサが共通ランダム
アクセスメモリ(RAM)を使用して情報を交換するた
めの方法または装置であるということができる。
本発明のモデムは、既存の1,200および2゜400
bpsのモデムの多くと互換性のあるハンドシェイク手
順を採用した、9. 600 b p sのモデムとい
うことができる。
本発明のモデムは、より浸れたトレーニングシーケンス
を使用しており、トレーニングモードがらデータ交換モ
ードへの動作切換え時の位相回転効果を低減するという
特長を持っている。
本発明のモデムは、高速回線ターンアラウンドプロトコ
ルを使用しており、半二重モードにおいて二次局の送信
データが無くなった場合に二次局から一次局への回線制
御切換えを極めて高速で行うという特長を持っている。
本発明のモデムはまた、自己同期式の1.5分周器回路
を採用している。この分周回路はフィードバックパルス
を使用しないため、分周器の構成部品は基準周波数より
高い周波数においては動作する必要がない。
本発明のモデムはまた、ジッタの無い受信ボークロック
復元回路を採用している。゛この回路は、実際のサンプ
リング点と所望のサンプリング点とのずれの度合に従っ
てステップ値を調整し、サンプリング点を補正するとい
う画期的な方法を採用している。
本発明の以上の特長および他の改良点は、次の詳細説明
の中でより詳細に述べる。
[実施例] 図を参照しながら、本発明の好ましい実施例を ・説明
する。図では、同じ番号のものは同じ構成部品を表す。
第1A図および第1B図は好ましいハンドシェイクシー
ケンスを示す図である。好ましい実施例においては、呼
出側のモデム10は、標準的な電話回線を介して応答側
のモデム12を呼び出し、通信を開始する。モデムlO
と12は、電話回線11に信号を送出する送信部(T)
および電話回線11からの信号を検出する受信部(R)
を持っている。モデムの送信部と受信部は、全二重モー
ドでは同時に動作し、半二重モードでは交互に動作する
。したがって、呼出モデムIOは、全二重モードではシ
ーケンス13Aから13Eまでと14Aから14Eで、
半二重モードではシーケンス30Aから301でそれぞ
れ動作する。同様に、応答モデム12は、全二重モード
ではシーケンス15Aから15Fと16Aから16Dで
、半二重モードではシーケンス31Aから31Hでそれ
ぞれ動作する。
図示したハンドシェイク手順での最初の処理は、通信速
度を4,800bps (bit  persecon
d)にするか9. 600 b p sにするかを決定
することであるが、300.1,200または2,40
0bpsでしか動作しないモデムとも通信できることが
望ましい。したがって、ハンドシェイク手順の前半には
CCrTTV、22bisハントシ工イク手順の勧告項
目が含まれる。
呼出モデムの送信部(T)は呼出信号13Aを送出腰 
無音シーケンス13Bに入る。呼出モデムIOの受信部
(R)は、呼出信号が出されている間は待ちシーケンス
!4Aにあり、次に応答W(シーケンス14B)を検出
する。
応答モデム12の受信部(R)は、送信部(T)が無音
シーケンス15Aにいる間は、待ちシーケンス16Aに
あり、次に2,100Hzの応答音15Bを送信し、短
時間の無音シーケンス15Cに入る。この無音シーケン
ス15Cの終わりに、応答モデムの送信部(T)はBC
I(シーケンス15D)を送信し、応答モデムの受信部
(R)は応答モデムからSlが送信されてくるのを待つ
V、22bis(D勧告に従ッテ、BCIは1゜200
bpsのスクランブルされていない2光行号lであり、
Slはl、200bpsの二つのダイビット00と11
である。
呼出モデム10の受信部(R)が応答モデム12からの
BCI(シーケンス14C)を検出すると、送信部(T
)はSl(シーケンス13C)を送信する。また、もし
呼出モデムlOが応答モデム12からの無音応答を検出
すると、無音シーケンス13Bの後で呼出モデムlOは
Sl(シーケンス13C)を送信する0通常、呼出モデ
ム10の送信部(T)の次の動作はV、22bis勧告
に従って、BC2を送信することである。しかし、好ま
しい実ff、例においては送信部(T)は、BC2(シ
ーケンス13E)を送信する前に52(シーケンス13
D)を送信する。S2は、1,200bpsのスクラン
ブルされていない2元符号0である。S2は、極めて短
時間であるため、従来の1,200または2. 400
 b p sのモデムでは割込みとして検出されず、ハ
ンドシェイク手順においては問題とはならない。
他の実施例においては、S2はSlと同じで、1.20
0bpsにおいてはスクランブルされていない二つのダ
イビット00および11である。
CCXTT勧告V、22bisは、Slが100±3ミ
リ秒と規定している。この実施例においては、S2はS
lの続きすなわち延長シーケンスとなっている。速度が
2. 400 b p s以下の応答モデム12は、よ
り長い二つのダイビットシーケンスに応答することがで
きない。しかし、2,400bpsを超える速度をもつ
応答モデム12は、延長した二つのダイビットシーケン
スを51およびS2として認識し、それぞれに応答する
同様に、応答モデム12はSl(シーケンス15E)を
送信する閏、呼出モデム10からのS2(シーケンス1
6C)を待っている。応答モデム12が92(シーケン
ス16C)を検出すると、S2(シーケンス15F)を
送信することによって応答する。呼出モデム10は、S
2(シーケンス13D)の送信後、BO2(シーケンス
13E)の送信を開始し、同時に応答モデム12からの
S2(シーケンス14E)を待つ、このポイント22で
、呼出モデム10と応答モデム12はいっでも半二重モ
ードに入ることができ、4,800bpsおよび9,6
00bpsのハンドシェイク手順を開始する。
ポイント20において、応答モデム12がSlを検出し
ない場合は、応答モデム12はv、22b i S ニ
基づいi”V、22bis(DI、200bpsハンド
シ工イク手順を続行する。同様にポイント21において
、呼出モデム1oがSl(シーケンス14D)を検出し
ない場合は、呼出モデム10はV、22bis(7)1
,200bpsAンドシ工イク手順を続行する。
応答モデム12がSl(シーケンス16B)を検出しS
2(シーケンス16C)を検出しない場合は、応答モデ
ム12はポイン)21において、V、22b i 5(
D2,400bpsAンドシ工イク手順を続行する。同
様にもし呼出モデム10がSl(シーケンス14D)を
検出しS2(シーケンス14E)を検出しない場合は、
呼出モデムlOはポイント22において、V、22bi
sの2゜400bpsハンドシ工イク手順を続行する。
したがって、好ましいハンドシェイク手順においては、
1,200bpsと2,400bpsのモデムを使用し
た通信に対してもV、22bisの互換性を維持するこ
とができる。呼出モデム10はBO2(シーケンス13
E)をすでに送信している。これは、応答モデムが52
を返送しない場合でも呼出モデムlOがBO2の送信を
開始できるようにするためである。このBO2は、■、
22bisの2,400bpsモデムを使用したハンド
シェイク手順における互換性を維持する上で必要である
応答モデム12はまた、呼出モデムlOから送られてき
たSlまたはS2を検出した時のみ、その応答としてS
lまたはS2をそれぞれ送信する。
このようにして、V、22bisモデムとの互換性を維
持している。したがって、S2シーケンスを使えば既存
のV、22bisモデムとの互換性を保つことができ、
またより高速(2,400bpsを超える速度)での動
作が可能な接続モデムに信号方式を提供することができ
る。
いま呼出モデムlOと応答モデム12が、2゜400b
psよりも大きいデータ速度を望み、かつ時点22で、
全二重モードから半二重モードへ切り替わる準備状態に
あることを互いに知らせ合ったものとする。最初は両モ
デムは無音状態にある。呼出モデムは無音状態(シーケ
ンス30A)からシーケンス30Bへ移行し、最初のト
レーニング信号であるTRN 1の送信を開始する。−
力応答モデム12はこのTRN1)レーニングシーケン
スを受信し、その等化器の粗トレーニングと粗調節を開
始する。トレーニングシーケンスTRN1は、4. 8
00 b p sの位相符号化されていないスクランブ
ルされた2光行号lである0位相符号化されていないス
クランブルされた2元符号1は、CCITT勧告■、3
2の5. 2. 3節第1図に似てはいるが同一ではな
い。トレーニングシーケンスTRN 1の終了後、呼出
モデム10は次に好ましい÷蔭通信速度要求RRI(シ
ーケンス30C)を送信する。呼出モデム10が4,8
00bpsの通信を要求する場合は、RRIは4゜80
0bpsのスクランブルされた2元符号lになる。しか
し、呼出モデム10が9,600bpSの通信を要求す
る場合は、RRIは4,800bpsのスクランブルさ
れた2元符号のダイビットO1になる。呼出モデム10
は通信速度要求(シーケンス30C)の送信を終了する
と、伝送を中止する。
応答モデム12は通信速度要求RRIの伝送終了を検出
すると、最初のトレーニングシーケンスTRNI(シー
ケンス31C)の送信を開始する。
それに応じて、呼出モデムlOは最初のトレーニングシ
ーケンスTRNI(シーケンス30D)を受信し、その
等止器の粗トレーニングと粗調節を開始する。応答モデ
ム12はTRN 1シーケンスを終了すると、通信速度
要求RR2(シーケンス31D)を送信スル。RRIが
4,800bpsを要求した場合は、RR2はその要求
に対して肯定応答するだけである。しかし、RRIが9
,600bps要求した場合は、RR2はその確認応答
または否定応答となる。RR2が確認応答の場合は通信
は9,600bpsで行われ、否定応答の場合は通信は
4. 800 b p sて行われる。呼出モデムlO
は通信速度要求(シーケンス30E)を応答モデム12
から受信する。RRIまたはRR2のいずれかまたは両
方が4,800bpsを指定した場合は、ポイント33
でモデム1oとモデム12はハンドシェイク手順を終了
し、4,800bpsでの通信を開始することが可能と
なる。
しカシ、RR1とRR2(7)両方が9,600bps
を要求する場合は、ポイント33でモデム10とモデム
12が9,600bps(D)レー:−ングシーケンス
を開始する。
応答モデム12が通信速度要求RR2(シーケンス31
D)の送信を中止した後、呼出モデムlOは第2,40
0bpsのトレーニングシーケンスTRN2 (シーケ
ンス30F)の送信と開始する。TRN2は、9. 6
00 b p sの位相変調されていない2元符号のl
である。TRN2に対しては、スクランブラ−の出力は
カッドビットにグループ化され以降のカッドビットの最
後のダイビットはA、  B、  C,D信号状態(第
2図参照)に符号化される。呼出モデム10がTRN2
 (シーケンス30F)を送信している間に応答モデム
12はTRN2 (シーケンス31E)を受信し、その
等止器をトレーニングしている。
呼出モデム10がシーケンスTRN2の送信と終了する
と、BO2(シーケンス30G)を送信する。BO2は
、9. 600 b p sで伝送されるスクランブル
された2元符号1である。応答モデム12は、BO2(
シーケンス31F)を受信し、その等止器の最後のトレ
ーニングと調整を行う。
呼出モデム10がBO2の送信を終了するとすぐに、応
答モデム12はTRN2 (、シーケンス31G)の送
信を開始する。これは呼出モデムlOがシーケンス30
Hの受信とその等止器のトレーニングを開始するためで
ある。TRN2の送信後、応答モデム12は最後のBO
2(シーケンス31H)を送信する。呼出モデム10は
BO2(シーケンス301)を受信し、その等止器の最
後の調整とトレーニングを行う。応答モデム12がBO
2の送信を終了すると、両モデムは9,600bpsで
の半二重モードの通信を開始できる状態となる。好まし
い実施例では、シーケンスの30Iと31Fにおいて受
信側のモデムは少なくとも32個の連続した2元符号の
1を検出しなくてはならない、この数が検出できない場
合は、受信側のモデムはシーケンスTRN2とBO2の
再送を要求する。この要求信号は等化ずれを表すために
使用される信号と同じである。無音シーケンスの時間と
特定シーケンスの送信時間は公称値であり、ハンドシェ
イク手順の障害にならない程度の誤差は認められる。
本発明はまた、300bpsの周波数偏移変調(FSX
)方式のモデムにも互換性がある。応答モデム12が3
00bpsモデムであるか300bpsで応答できる状
態にある場合は、応答モデム12は応答音すなわちBC
I、Sl、S2シーケンスは送信せず、2. 250 
Hzのあき信号を送信する。したがって、呼出モデム1
0はポイント22においてデフォルトのFSKモードに
切り替わり、応答モデム12と接続する。しかし、応答
モデム12が速度フォールアップ(fall−up)機
能も持っているまたはフォールアップできる状態にある
場合は、応答モデム12は呼出モデムlOからのSl、
S2、BC2シーケンスに応答してBCI、Sl、S2
シーケンスを送信する。したがって、上述のように30
0bpsを超える速度でも接続が可能となる。
同様に、呼出モデム10が30Qbpsモデムであるか
300bpsで応答できる状態にある場合は、呼出モデ
ムlOはSl、S2、BC2シーケンスは送信せず、1
,270Hzのあき信号を送信する。したがって、応答
モデム12がポイント22までにSlまたはBC2を検
出できない場合は、応答モデム12はマーク信号を探す
、マーク信号が検出されると、応答モデム12はFSK
モードに切り替わり、2,250Hzのマーク信号を送
信し、300bpsで呼出モデムlOと接続する。しか
し、呼出モデム10が速度フォールアップ(fall−
up)機能を持っているすなわちフォールアップできる
状態にある場合は、呼出モデムlOは応答モデム12か
らのBCIシーケンスに応答してSl、S2、BC2シ
ーケンスを送信する。したがって、上述のように300
bpsを超える速度でも接続が可能となる。
第2図は、4.800bpsおよび9,600bpsで
の通信における好ましい信号状態を示す図である。好ま
しい実施例においては、32の信号点が格子状に配置さ
れた信号構造(V、32の第3図参照)が、9. 60
0 b p sの通信に使用されている。この例ではま
た、信号状態A、  B。
C,Dは4. 800 b p sのトレーニングおよ
び通信に使用されている。ダイビット00,01゜10
.11は信号状態のA、  B、  C,Dにそれぞれ
対応する。前述のように、TRN 1とTRN2は位相
符号化されていない数であり、差動カドラント(qua
dran2)符号化方式は使われていないことを意味す
る。また、A、  B、  C,Dの各ポイントは32
ポイント信号構造の4ポイントサブセツトとなっている
。4ポイントのトレーニング構造をマークすると、32
ポイントの信号構造は、4ポイントの決定プロセス(ト
レーニング)から32ポイントの決定プロセス(9,8
00bpsの通信)に変化するときに回転効果が軽減さ
れる。CCITT勧告v、32の各トレーニングポイン
トを第2図のA’、B’、C’、D’にそれぞれ示す、
V、32のトレーニングポイントは、32ポイントの信
号構造の正確なサブセットではない、したがって、4ポ
イントのトレーニングプロセスから32ポイントの決定
プロセスに切り替わるときに起こる回転効果を等止器に
よって補正しなければならない。
第1表 位相符号化されていない信号の状態信号点が格
子状に配置される符号化方法は、エラー検出およびエラ
ー訂正能力が優れているので、好ましい符号化方法であ
る。他の実施例では、9゜600bpsでは格子配置の
符号化方法は使用していない、したがって本実施例では
、16信号点の信号構造とそのうちの4信号点からなる
サブセット(第1図(1)CCITT勧告V、32);
/11)L。
−ニング、4,800bpsの通信、および9゜600
bpsの通信に使用される。
第3図は、等化ずれ/再トレーニング要求シーケンスを
示す図である。応答モデム12が呼出モデム10に対し
てデータ送信中で(シーケンス5IA)、呼出モデム1
0はデータ受信後(シーケンス5OA)に等化がずれた
くシーケンス50B)と仮定する。応答モデム12がデ
ータ送信を終了しくシーケンス51A)、受信モードに
切り替わるとくシーケンス51B)、呼出モデム10は
データの終了を検出し、TIを送信する(シーケンス5
1C)。TIは150ミリ秒の320Hzのバースト信
号音である。T1は、等化ずれの発生と再トレーニング
要求を応答モデム12に対して指示する。応答モデム1
2は、150ミリ秒の320Hzのバースト音を送信す
ることによって要求を承諾する(シーケンス50D)。
この時点で呼出モデム10と応答モデム12は、それぞ
れ待ちシーケンス50Eと51Dに入る。これらのシー
ケンスは、250ミリ秒であることが好ましい。
待ちシーケンス50Eと51Dが終ると、両モデムは第
1B図のポイント33に入る。この時点て、呼出モデム
lOはトレーニングシーケンスTRN2の送信を開始す
る(シーケンス30F)。
応答モデム12が等化を失うと、同様な処理が行われる
。呼出モデムがデータ送信を終了しくシーケンス52A
)受信モードに入った後(シーケンス52B)、応答モ
デム12がデータ(シーケンス53A)受信中に等化ず
れが生じた場合はくシーケンス53B)、応答モデム1
2はTIを送信するくシーケンス53C)、  呼出モ
デムIOはTIを受信しくシーケンス52B)、TIを
送信して(シーケンス52C)要求を承諾する。次に両
モデムは、待ち状態52Dと53Eにそれぞれ入り、第
1B図のポイント33に移行してトレーニングシーケン
スを開始する。どちらのモデムも再トレーニングシーケ
ンスを要求することができるが、待ち状態50E、51
D、52D、53Eの後、第1B図のポイント33にお
いて再トレーニングシーケンスが開始し、呼出モデムが
最初にトレーニングシーケンスの送信する。また、要求
の承諾が受信されない場合は、要求側モデムは承諾が得
られるまであるいはタイムアウト切断が発生するまでT
Iを再送する。
第4図は、モデム閏で行われる2種類の半二重モード通
信、すなわちデータパケットとヌルパケットを示す図で
ある。データ交換においては、送信側モデム(呼出モデ
ム10または応答モデム12のどちらか)が最初にスタ
ートアップ信号を回1811に送出して(シーケンス6
0)、スタートアップ状態(通常15ミリ秒)に入る。
このスタートアップシーケンス60において、送信側モ
デムは、約15秒の間、4信号点のトレーニングシーケ
ンスTRNI、TRN2を4,800bpsまたは9.
 600 b p sで送信する。このトレーニングシ
ーケンスによって、受信側モデムのボークロックのロッ
クオンが可能となり、必要ならば受信側モデムの適応等
止器の係数を変更するために使用できる。次に5ミリ秒
のマーク・アイドル信号(32個号点変調により変調さ
れ、さらにスクランブルされた1)のシーケンス(シー
ケンス61a)に入る。受信側モデムは、スタートアッ
プシーケンス60受信後の約10ミリ秒間、マーク・ア
イドル信号61Aaを待つ。送信側モデムはフラグ62
aおよび最初のデータフレーム63aを送信する。フラ
グ62:i、01111110というシーケンスである
。受信側モデムはフラグ62aを受信する前に、マーク
・アイドル信号61aの中に16個の連続したマークを
検出しなければならない、データフレーム63aの後に
は、フラグ62bおよびデータフレーム63bが続く。
データフレーム63bの後には、フラグ62cとデータ
フレーム63cが続く。このフラグ/データプロセスは
、送信側モデムが最後のデータフレーム63nと最後の
フラグ62n+1を送信するまで縁り返される。送信側
モデムは次に、回線のターンアラウンド信号として働く
マーク拳アイドル信号61bを送信する。受信側モデム
はこのマーク・アイドル信号61bの中に連続した7個
のマークを検出すると、この信号をデータパケットの終
了として認識する。この半二重モード通信においてはこ
の時点で、送信側モデムが受信状態に切り替わり、受信
側モデムが送信状態に切り替わりエレメント60から6
3を送信する。
データフレーム63aは、リンク層のヘッダ63aa、
パケットヘッダ63ab、可変長データストリーム63
ac、チェックサム63adを含んでいる。データスト
リング63acは、圧縮データであることが好ましいが
そうでなくともよい。
チェックサム63adは、63aa、63ab。
63acという部分から構成されるが、必要ならばこれ
らのうちの一つまたは二つを選択することもできる。技
術に詳しい人には周知のことであるが、チェックサム6
3adは、構成部分63aa、63ab、63ac中の
伝送エラーを検出するために使われる。好ましい実施例
においては、リンク層ヘッダ63aaはLAP−Bヘッ
ダに指定されたプロトコル条件に従っており、チェック
サム63adにはHDLC/5DLCの巡回冗長検査(
cRC検査)が採用されている。
パケットヘッダ63abは制御情報を伝えるものである
。このヘッダの機能の一つに、データストリング63a
cがデータまたは命令(例ニブレーク命令など)のどち
らを示すかを区別することがある。したがって、データ
ストリング83acには任意の文字を使用してデータあ
るいは必要に応じて命令を入れることができる。ヘッダ
63abはまた、フロー制御情報を伝送するために使用
される。
データフレーム63aには、パケットヘッダ63abま
たはデータ63acはなくてもよい0例えば、リンク確
立やデータ受信の肯定応答のために単独で使用される監
視データフレーム63aは、リンク層へラダ63aaや
チェックサム63adだけで構成される。リンク層ヘッ
ダ63aaは、パケットヘッダ63abが冑るか否かを
指定する。
データ83acの有無は、逆の手順で判断される。デー
タフレーム63aは、フラグ62aや62bなどのフラ
グ間情報として定義される。63aなどのデータフレー
ムは常にリンク層へラダ63aaとチェックサム63a
dを含んでおり、ヘッダ63aaはパケットへラダ63
abが有るか否かを指定する。したがって、フレーム6
3aの終りにフラグが検出されると、ヘッダ83abと
チェックサム63adの間の情報はデータ63aCと判
断される。その結果、63aなどの各データフレームの
長さは、制御情報またはデータあるいは両者によって左
右されることになる。
モデムlOに接続された第1デバイス(送信側デバイス
−図示されていない)は高速でデータを出力することが
できる。モデム12に接続された第2デバイス(受信側
デバイス−図示されていない)はより低速でデータを受
信することができる。
もしモデム10が第1デバイスと同じくろい高速でデー
タをモデム12へ伝送できるとしたら、第2デバイス内
のバッファはオーバーフローしデータは失われてしまう
、したがって、受信側モデム(この例ではモデム12)
は送信側モデム(この例ではモデム10)に対してクレ
ジットあるいは許可を送信して、送信側モデムが出すデ
ータフレームすなわちパケット63aの数を指示する。
前述のように、好ましい実施例においてはデータフレー
ム63aの最大数は7個である。モデム10がデータフ
レーム63aを4個送信した後でモデム12がモデム1
0に対して4個のクレジ・ントを送信した場合は、モデ
ム10からのデータフレーム送信は禁止される。この禁
止状態は、次にモデム12がモデム10に対して他のク
レジットを示すまで続行する。したがって、第2デバイ
ス(受信側)がモデム12に対してそのバッファがフル
または実質的に一杯であることを知らせれば、モデム1
2はモデム10へそれ以上クレジットを送信することは
中止する0次にモデムlOが第1デバイス(送信側)に
対してデータの出力中止を指令する。第2デバイス内の
バッファにデータを受は入れる余地ができると、第2デ
バイスはモデム12に対してデータ受信が可能であるこ
とを知らせる。モデム12はモデムlOヘクレジットを
送信し、モデムlOは第1デバイスに対してデータをモ
デム10へ送信することを指示する。このプロセスは第
1デバイスの送信データが無くなるまで繰り返される。
リンク層へラダ63aaにはまた、次に受信予定のフレ
ームの番号情報が含まれている。受信側モデムが期待ど
おりの番号を受信しなかった場合は、受信側モデムは送
信側モデムに対してエラー発生の旨と期待するフレーム
番号を通知する。送信側モデムはその番号からデータ送
信を再開する。
好ましい実施例においては、フラグ62a〜26n+1
およびデータフレーム63a 〜63nの一連の伝送デ
ータの最大長は約900バイトである。また、それぞれ
のデータフレーム63の長さは約128バイトであり、
データパケットにおいてはデータフレーム63は最大7
個存在することになる。このことは、9. 600 b
 p sにおける伝送時間は最大でも1秒未満であるこ
とを意味する。したがって、一つのモデムは他のモデム
に制御を渡す前に回線制御のために使える時間は1秒未
満となる。このため、ユーザは不必要に長い待ち時間を
費やすことなく次の命令や新たなデータを送信すること
が可能となる。このように伝送データ長を制限すること
によって、送信側モデムも周期的にデータを受信するこ
とが可能となり、受信側のキャリアクロックとボークロ
ックタイミング復元回路は、他のモデムのクロックに周
期的に同期させることができる。
また、ヌルパケットは約77ミリ秒で送信することがで
きる。この際、両モデムに送信データが無い状態からど
ちらかのモデムに送信データが発生した場合は、送信デ
ータを持つモデムが回線の制御権を即座に獲得する。
X、25LAPB手順に従うと、各伝送パケットはヘッ
ダ63&aによって承認される。しかし、両モデムに送
信すべきデータは無いが、電話回線11の接続は引き続
き維持したいという事態はしばしば発生する。このよう
な場合は、ターンアラウンド時間とプロトコルを最小に
抑えることが望ましい、そうすれば、いずれか一方のモ
デムに送信データが発生し他のモデムに依然としてデー
タ回線ターンアラウンドプロトコルを送信していない場
合は、待ち時間を最小にできる。このような条件を満た
すためにヌルパケットが存在する。このヌルパケットは
、キャリアのスタートアップシーケンス(6〇−通常1
5ミリ秒)、5ミリ秒のマーク・アイドル信号(61a
)、5つのフラグ(62a〜62e)、および15ミリ
秒のマーク・アイドル信号(61b)で構成されている
。フラグ62は、Of 111110というデータシー
ケンスである。また、受信側モデムはマーク・アイドル
信号61aの中に少なくとも16個の連続した1とマー
ク・アイドル信号61bの中に少なくとも7個の連続し
たlを検出しなければならない。ヌルパケットはデータ
パケットに似てはいるが、データフレームの63a〜6
3nとデータフレームを分割するためのフラグを持たな
いことに注意すべきである。
ヌルパケットはまた、エラー状態を通知するためにも使
用される。好ましい実施例において、モデムが肯定応答
以外のデータを送信した後その応答としてヌルパケット
を受は取った場合は、送信側モデムはデータが失われた
と判断する0次に送信側モデムは受信側モデムに対して
、次にどのフレームを受信したいのかを問い合わせる。
送信側モデムは、受信側モデムから指示されたフレーム
からデータフレームの再送を開始する。この問い合わせ
と再送手順は、LAP−Bプロトコルの仕様に似ている
他の実施例においては、データ送信を終了してから他モ
デムからのデータの受信を開始するまでの時間を、各モ
デムが計るようにプログラムされている。この時間(T
PT)には、他もモデムの往復伝帳時間とターンアラウ
ンド時間が含まれる。
数回のデータ転送サイクルについてTPTが計られた後
はヌルパケットは送信されない、しかし、送信側モデム
はデータ送信後にTPTと安全要素時間(TSF)の合
計時間だけ待つ。もしTPT+TSF経過後に何も受信
されなければ、受信側モデムがデータを正常に受は取り
、送信すべきデータも無い、と送信側モデムは判断する
。そして、送信側モデムはデータ送信を再開する。した
がって、ヌルパケットの送信に要する時間を節約すれば
、ターンアラウンド時間を減らしデータスループットを
増やすことができる。
モデム間の接続が引き続き有効であることを確認するた
めに、送信側モデムは周期的に受信側モデムをポーリン
グする。その応答として、受信側モデムはヌルパケット
などの応答を返す、逆に受信側モデムはヌルパケットな
どの指示(advisory)を周期的に送信側モデム
に送信し、両モデムが引き続き接続していることを知ら
せる。
これらの応答または指示が受信されないと、送信側モデ
ムは接続が断たれたと認識し、接続デバイス(コンピュ
ータなど)に対してその旨を指示する。
数種類の速度による動作が可能である0例えば、呼出モ
デムlOと応答モデム12が最初に9,600bpsで
通信することを決め、電話回線11のノイズレベルはモ
デムlOからモデム12への通信に対して増加し、モデ
ム12からモデム10への通信に対しては増加しないと
仮定する0両方向の通信速度を4,800bpsに落と
すことは可能だが、そうすると片方向に対しては9,6
00bpsの通信が引き続き可能であることのメリット
を生かすことができない。
したがって、他の実施例においては各モデムは受信信号
の品質を表す1ビットを送信する。このビットはパケッ
トへラダ63abの一部であることが望ましい。
例えば、このビットが1の場合は9,600bpsにお
ける受信が正常に行われたことを表し、Oの場合はそれ
が正常に行われなかったことを表す0次に一方、のモデ
ムはこのビットを調べ、送信速度を4,800bps!
;l:tべ*か9,600bpsにすべきかを決定し、
それに従って送信を開始する。
このような方法によって、両モデムは異なった速度での
通信ができる。上記の例では、呼出モデムlOは送信速
度は4. 800 b p sで、受信速度は9..8
00bpsである。逆に、応答モデム12の送信速度は
9. 600 b p sで、受信速度は4. 800
 b p sである。これによって、電話回線11の能
力は最大限に利用されることになる。
もちろん、受信信号の品質は受信側モデムが決めること
である。この−手法として、受信データのエラーレート
を計る方法があるが、これはこの分野の専門家にはよく
知られている。
上記の方法は、9. 600 b p Sや4.800
bpsの通信に限ったことではなく、2つまたはそれ以
上のビットを使えば、300.1200゜2400.4
800.9. 600 b p sでのフォールアップ
およびフォールバックに応用することができる。
ノイズレベルが非常に大きく、どちらかのモデムが他の
モデムからのフォールパック命令を受信できないことも
有り得る。このような場合においては、あらかじめ決め
られたタイムアウト時間(例えば260ミリ秒)の経過
後に速度命令を受信し損ねると、モデムは自動的に一段
低い速度にフォールパックする。この動作は、通信が正
常に行われるまで、次のタイムアウトが発生するまで、
あるいは回線が切断されるまで繰り返される。つまり、
モデムのフォールバックは9,600bpSから4. 
800 b p s、  次に4,800bpsから2
. 400 b p sへと行われる。
好ましい実施例においては、回線のターンアラウンドを
高速にするために、半二重モード通信のデータ送信時に
受信データのボークロックが使用されない場合でもそれ
を更新する。同様に、半二重モード通信のデータ受信時
に送信データのボークロックが使用されない場合でもそ
れを更新する。
これによって、ボークロックは自走することができる0
回線の送受信方向が切り替わると、同期をとるためボー
クロックは任意の位置からは開始せず、クロック誤差の
範囲内で維持される。同様に、送信データキャリアと受
信側復調キャリアが使用されない場合でもそれらは更新
され、モデムの送受信モードが切り替わるたびに接続モ
デムとの同期を維持するための最低限の調整が必要とな
る。
クロックとキャリアをこのように管理することによって
両モデム間の同門に必要な時間を減らし、高速の回線タ
ーンアラウンドを実現している。また、送信モードにお
いては等止器の係数は凍結されている。受信モードに切
り替わると、等止器の係数は約24ミリ秒閏は更新され
ない、この遅延時間によって、他モデムの送信時間が安
定し、等止器係数が誤って更新されることを防いでいる
この手法は、高速の回線ターンアラウンドを実現する。
通信速度の高速化(4,800bpsまたは9,600
bps)の結果、高速の回線ターンアラウンドと指定最
大送信データ長によって、全二重通信の性能に匹敵する
半二重通信を実現することができた。
後続のマーク・アイドル信号61bは伝送終了を示す。
受信側モデムはこの信号を使って、適用回路の動作を切
り換え(例えば、等止器タップ係数を凍結し)、受信側
モデムのボークロック位相ロックループの自走を開始さ
せる。これによって、他のモデムの送信動作終了後に発
生する無信号状態にこれらの適用回路が適合することを
防いでいる。
好ましい実施例においては、マスターマイクロプロセッ
サとスレーブマイクロプロセッサがこれらのクロック、
キャリア、等化器係数を発生している。
特に9. 800 b p sでは、モデムは送信処理
と受信処理を非常に高速で実行しなければならない。好
ましい実施例においては、指定速度でのデータ処理のた
めに、テキサスインストルメントのTMS32010デ
ジタルシグナルプロセッサをマスター/スレーブ交換用
に2個使用している。
第2表に、マスターおよびスレーブプロセッサが実行す
るさまざまな機能を示す。
:J’12表 1スクープロセツサとスレーブブ[]セセラのi11機
能の一つに、スレーブプロセッサと他のモデム回路の閏
でデータを交換することである。したがって、スレーブ
プロセッサがマスタープロ;セッサとデータを交換した
り、マスタープロセッサがスレーブプロセッサや他のモ
デムとデータ交換できることが必要となる。
第5A図と5B図は、好ましい実施例における回路図で
、マスターマイクロプロセッサ、スレーブマイクロプロ
セッサ、および他のモデム回路の間の接続を示す図であ
る。他モデム回路80は、電話回線11に接続される。
他モデムの回路にはR5−232Cインターフエイスが
ある。この回路には図で示すように、送信データ(TX
D)811  受信データ(RXD)82、キャリア検
出(DCD)83がある。TXDとRXD信号の意味は
そのままである。しかし、好ましい実施例におけるDC
D信号は、半二重モードでのデータキャリアの有無をそ
のまま反映するものではない。
半二重モードでは、モデムが送信中にはデータキャリア
の受信は行われない。したがって、もしDCD信号がデ
ータキャリアの有無をそのまま表すものだとしたら、モ
デムが送信モードにあるときは常にDCD信号はキャリ
アが無いことを示すはずである。この問題を解決するに
は、データキャリアの無いときには回線切断または通信
信号の終了として扱うある種の外部デバイス(図示され
ていない)が必要となる。したがって、好ましい実施例
では、半二重モードではデータキャリアが検出されると
、他モデム回路80が電話回線11から切断されるまで
DCD信号はアクティブになったままとなる。DCD信
号はまた、瞬間的な信号ドロップアウトの最中にもアク
ティブのままである。したがって、外部デバイス(図示
されていない)は、他モデムとの通信が終了するまでは
キャリアが無いことを知らされない。
第2図に示した機能以外にも、他モデム回路80は他の
モデム機能を実行する。これらの機能には、スクランブ
ル、デスクランブル、回線インターフェイス、トーン発
生の応答とガードなどである。他モデム回路80の構造
は、専門家のよく知るところである。また、他モデム回
路80の構造と動作原理およびそのマスターマイクロプ
ロセッサ87に対するインターフェイス方法は、Jef
frey  In5keepとGeorge  R。
T h oma sにより1985年lO月29日に出
願された米国特許出願792.52Or改良型モデムコ
ントローラ」およびSweitzer、Na s h、
  Co r r e a、  E a s l e 
y、  T j a hjadi、Panella、T
homal、Martinらにより1986年7月15
日に出願された米国特許出願885,927r改良型デ
ジタル信号プロセッサを組み込んだモデム」で記載され
ている。これら両出願については、本明細書で言及して
いる。
他モデム回路80の否定ポーリング割り込み要求(NP
 I P)の出力は、信号線84によってANDゲート
86の2つの人力に接続される。ゲート86は、信号線
86によってマイクロプロセッサ87の否定ポーリング
割り込み要求(NB[O)に接続される。好ましい実施
例においては、マイクロプロセッサ87はテキサス州ヒ
ユーストンのテキサスインストルメントの7MS320
10型である。この7MS32010の動作とプログラ
ムの詳m責料は、当メーカーによって販売されており、
請求すれば人手することができる。
好ましい実施例では、ポーリング割り込みにはメモリ1
60コントロールターンアラウンド(下記参照)とリン
グ信号の2種類がある。リング信号が電話回線11に出
力されると、他モデム回路80は信号線84に論理0(
以降”0”と記す)または論理l(以降”l”と記す)
を出力する。
リング信号が出力されていない場合は、他モデム回路8
0は信号線84に”l”を出力する。また、次に説明す
るように、スレーブマイクロプロセッサ122がRAM
160を制御しているときはN5INT信号線95はn
 O”になっており、マイクロプロセッサ122がRA
M160の制御をマスターマイクロプロセッサ87に返
すとNASINT信号線96は”l”になる。
マイクロプロセッサ87は、動作モードによってポーリ
ング割り込みが他モデム回路80からのものかマイクロ
プロセッサ122からのものかを認識する6通信が行わ
れていない場合は、スレーブマイクロプロセッサ122
はあき動作になり、割り込みは他モデム回路80からの
ものと分かる。
同様に、通信が行われている場合は、電話回線ll上に
はリング信号は存在せず、割り込みハスレープマイクロ
プロセッサ122からのものと分かる。
他モデム回路80の反転割り込み要求(NINTR)の
出力は、信号線90によってフリッププロップ91のD
入力に接続される。マイクロプロセッサ87のクロック
出力(cLKOUT)は、信号線93によってフリップ
フロップ91のクロック入力に接続される。フリップフ
ロップ91のQ出力は、信号線92によってマイクロプ
ロセッサ870反転割り込み(NINT)に接続される
したがって、マイクロプロセッサ87は他モデム回路8
0から、ポーリング割り込み(NB [0)および(フ
リップフロップ91を介した)同門割り込み(NINT
)の2種類の割り込みを受ける。
好ましい実施例では、他モデム回路80はマイクロプロ
セッサ87に対して、毎秒9600回の受信割り込みと
送信割り込みをそれぞれ発生する9マイクロプロセツサ
87は、信号線96上の反転書き込みイネーブル(NW
EN)信号、信号線94上の反転メモリイネーブル(N
MEN)信号、12ビット(MAO〜MAI1)アドレ
スバス(MADDR)の4,800bpsビットサブセ
ツト (MAO〜MA3) 、  1 6  ビ −7
)  (MDO−MD15)双方向データバス(MDA
TA)の下位バイト(MDO−MD2)、および信号線
107上の外部発生のランダムアクセスメモリイネーブ
ル(RAMEN)信号によって他モデム回路8゜と通信
を行っている。信号線107上のRAMEN信号は、 
4. 800 b p s人力NANDゲート106が
MADDRのアドレス線MA8〜11を使って出力して
いる。NMEN、RAMEN、NMWENの各信舟は、
マイクロプロセッサ87から他モデム回路80にデータ
を書き込むために使用される。同様に、NMENとRA
MEN信号は、他モデム回路80からマイクロプロセッ
サ87にデータを読み込むために使用される。アドレス
線はMAO〜3しか使用されないため、他モデム回路8
0は16ワード(各ワードは8ビット長−MDO〜7)
のラッチまたはランダムアクセスメモリを持っているだ
けである。
マイクロプロセッサ87の命令や他のパラメータは4K
X 16ビットの読出し専用メモリ(ROM)110か
ら取り出している。マイクロプロセッサ87からのNM
EN信号は、信号線94によってインバーター111の
入力に接続されている。
インバーター111の出力は、2人力NANDゲ−)1
12の一方の入力に接続されている。マイクロプロセッ
サ87のCLKOUT出力は、信号線93によってゲー
)112のもう一方の人力に接続されている。ゲート1
12の出力は、メモリ1100反転チップセレクト1(
c51)人力に接続される。信号線107のRAMEN
信号は、メモリ110のチップセレクト2 (cD2)
人力に接続される。メモリ110のチップセレクト3(
cS3)入力は、′l”に接続される・ メモリ110
の16ビット出力データは、MDATAバス102に接
続されている。データは、RAMEN信号線107とC
LKOUT信号線93が”1”でNMEN信号線94が
II O”のときにメモリ110からマイクロプロセッ
サ87へ転送される。
他モデム回路80とメモリ110は、共にプロセッサ8
7のメモリ空間に配置されている。MADDRは完全に
復号されない。そのため、メモリアドレス000〜EF
F(18進数)はメモリ110を指し示し、メモリアド
レスF00〜FFF (16進数)は他モデム回路80
を指し示す、したがって、メモリ110は4096ワー
ドのうちの3840ワードだけがアクセス可能となって
いる。
もちろん、必要ならばMADDRを完全に復号してメモ
リ110の残りの部分も使用することができる。
マイクロプロセッサ87はまた、16×8ピツ)RAM
160によってマイクロプロセッサ122とデータを交
換することができる。RAM160のデータ人力/出力
(DO〜D7)は、バス161によって双方向スリース
テートバッファ167と162のBO〜B7の人力/出
力に接続される。好ましい実施例では、バッファ157
と162は、5N74ALS245Aオクタルバストラ
ンシーバである。バッファ162のAO−A7人力/出
力は、マスターデータバス102の下位バイト(MDO
−MD2)に接続される。バッファ157のAO〜A7
人力/出力は、バス171によってスレーブマイクロプ
ロセッサ122のスレーブデータバス(SDATA)の
人力/出力の下位バイト(SDO〜5D7)に接続され
る。スレーブマイクロプロセッサ122はまた、TMS
 32010タイプである。バッファ1B2によって、
マイクロプロセッサ87はRAM160との間でデータ
を読み書きすることが可能となり、スイッチ157によ
ってマイクロプロセッサ122はRAM160との間で
データを読み書きすることが可能となる。マイクロプロ
セッサ87は、RAM160からデータを読み込んだ後
RAM160にデータを書き込むことによってマイクロ
プロセッサ122へデータを送信する。同様に、マイク
ロプロセッサ122は、RAM160からデータを読み
込んだ後RAM160にデータを書き込むことによって
マイクロプロセッサ87ヘデータを送信する。
バッファ162を経由するデータの流れの方向は、信号
線97にあるNMDEN信号に制御されている方向(D
 I R)入力によって制御される。
NMDENが”0”の時はデータはRAM160からマ
イクロプロセッサ87へ転送され、”l”の時はデータ
はマイクロプロセッサ87からRAM160へ転送され
る。同様に、マイクロプロセッサ122の反転データイ
ネーブル(NDEN)出力は、信号線125によってバ
ッファ157のDIR人力に接続される。信号線125
が”l”の時はデータはマイクロプロセッサ122から
RAM160へ転送され、”0”の時はデータはRAM
160からマイクロプロセッサ122へ転送される。D
IR信号は、バッファ157と162の反転出力イネー
ブル(OE)人力と関連して使用されなければならない
0次に、反転出力イネーブル信号の発生について説明す
る。
RAM160には4本のアドレス線(AO〜A3)、反
転書き込みイネーブル(WE)入力、および反転チップ
セレクト(c9)入力がある0反転チップセレクト入力
は、′0”に接続される。
AO−A2の3本の信号線と反転書き込みイネーブル人
力は、4セクシヨンの2対lのマルチプレクサ(MUX
)146の出力に接続される。  MUX146は、マ
スターマイクロプロセッサ87からのアドレス信号線M
AO〜MA2またはスレーブマイクロプロセッサ122
からのアドレス信号線SAO〜SA2のどちらが、信号
線147.148.150をそれぞれ経由してRAM1
60のAO〜A2OEレス信号線にそれぞれ接続される
かを決定する。MUX14Bはまた、信号線96の反転
マスター書き込みイネーブル信号(NMWEN)または
信号線1260反転スレーブ書き込みイネーブル信号(
NWEN)のどちらが、信号線151を経由してRAM
1600反転書き込み反転−ブル人力に接続されるかを
決定する。
RAM160は、プロセッサ87と122の人力/出力
(Ilo)部に取り付けられている。しかし、7MS3
2010を使って入出力動作を行うときには下位3ビッ
トのMAO〜MA2とSAO〜SA2 L/か使用され
ない、したがって、RAM160の8ワードをアクセス
することができる。
好ましい実施例では、プロセッサ87と122との間で
9ワ一ド以上をやりとりする必要がある。
したがって、RAM160へのA3人力は違った方法で
発生されていた。バス101のアドレス信号線MAO〜
MA2は、74HC138などの3−8復号器100の
AO−A2人力にそれぞれ接続される。3−8復号器1
00の(、S1人力は、”l”に接続される。第2、第
3の反転チップセレクト入力(c52,C33)は、信
号線97によってマイクロプロセッサ87のNDEN出
力に接続される。好ましい実施例では、復号器100の
Y6〜Y7出力だけが使用されている。信号線97のN
DEN信号は、アドレス信号線MAO〜MA2と関連し
て使用されている。したがフて、復号器100の任意の
出力は”0”になる、復号器100の反転Y5出力は、
NM5の信号線103によってフリップフロップ134
0反転リセット入力に接続される。復号器100の反転
Y6出力は、NM8の信号線104によってフリップフ
ロップ134の反転セットに接続される。したがって、
マイクロプロセッサ87が信号線10103ON信号を
”O”にしたときはフリップフロップ134のQ出力は
”0”となる、マイクロプロセッサ87が信号線104
のNM6信号を”0”にしたときはフリップフロップ1
34のQ出力は”1”となる。
スレーブマイクロプロセッサ122.3−8復号器12
3、およびフリップフロップ128は、その動作がよく
似ている。5ADDRバス170のSAO〜SA2信号
は、復号器123のAO〜A2人力に接続される。スレ
ーブマイクロプロセッサ122の反転データイネーブル
(NDEN)は・ 信号線125によって復号器123
のC92とC53人力に接続される。復号器123のC
81人力は”1″に接続され、反転Y5出力は信号線1
31によってフリップフロップ12Bの反転リセット人
力に接続される。復号器123の反転Y6出力は、信号
線130によってフリップフロップ128の反転セット
人力に接続される。したがって、スレーブマイクロプロ
セッサ122が復号器123の反転Y5出力を”0”に
した場合は、フリップフロップ12日のQ出力は”0”
になる。
また、スレーブマイクロプロセッサ122が復号器12
3の反転Y6出力を0′にした場合は、フリップフロッ
プ12日のQ出力は”1”になる。
フリップフロップ134のQ出力は、信号線135によ
7て2人力ORゲート133の一方の人力に接続される
。フリップフロップ12BのQ出力は、信号線132に
よってゲート133のもう一方の入力接続される。ゲー
ト133の出力は、信号線136によってRAM160
のA3人力に接続される。したがって、フリップフロッ
プ134または12BのQ出力が”l”ならば、RAM
160のA3人力は”l”となり、RAM160の上位
8ワードをアドレス指定することになる。
フリップフロップ134と128の両方のQ出力が”0
”の場合は、RAMのA3人力は”0″となり、RAM
160の下位8ワードをアドレス指定することになる。
ORゲート133への接続から次のことがいえる。すな
わち1、スレーブマイクロプロセッサ122がRAM1
60の下位8バイトをアドレス指定するためには、リッ
プフロップ134のQ出力は”0”にならなければなら
ない、同様に、マスタープロセッサ87がRAM160
の下位8バイトをアドレス指定するためには、リップフ
ロップ12BのQ出力は0”にならなければならない。
したがって、マスターマイクロプロセッサ87がRAM
160を使用を終了してRAM160のコントロールを
スレーブマイクロプロセッサ122に渡すと、マイ、ク
ロプロセッサ87はNM5の信号線103を0”にして
、フリップフロップ134をリセットする。スレーブマ
イクロプロセッサ122がRAM160を使用を終了し
てRAM160のコントロールをマスターマイクロプロ
セッサ87に渡すと、マイクロプロセッサ122はNM
5の信号線123を”0”にして、フリップフロップ1
2Bをリセットする。
復号器100の反転Y7出力(NM7信号線105)と
復号器123の反転Y7出力(したがって、27)は、
マスターマイクロプロセッサ87とスレーブマイクロプ
ロセッサ122の間でRAM160のコントロールを転
送するために使用される。NM7信号線105は、フリ
ップフロップ120のクロック人力とフリップフロップ
140の反転セット人力に接続される。フリップフロッ
プ120のデータ(D)人力は、パ0”に接続される。
フリップフロップ120のQ出力は、フリップフロップ
121のデータ(D)人力に接続される。フリップフロ
ップ121のQ出力は、反転スレーブ割り込み(NS 
I NT)の信号線95を経由してスレーブマイクロプ
ロセッサ122の反転割り込み人力(N I NT)お
よびANDゲート85の他の人力に接続される。復号器
123の反転Y7出力は、信号線127によってフリッ
プフロップ120のはセット入力およびフリップフロッ
プ140のクロック人力に接続される。フリップフロッ
プ140のデータ(D)人力は、′0”に接続される。
フリップフロップ140のQ出力は、信号線141によ
ってMUX146の反転A/B人力(NA/B)に接続
される。
マスターマイクロプロセッサ87とスレーブマイクロプ
ロセッサ122の間のRAM160のコントロールの転
送は、次のように行われる。マスターマイクロプロセッ
サ87がコントロールをスレーブマイクロプロセッサ1
22に渡す準備ができると、マスターマイクロプロセッ
サ87は復号器100を使ってNM7信号線105に”
0”のパルスを出す、この”0”のパルスの立上りエツ
ジで、フリップフロップ120のQ出力が9°0″にな
るφ スレーブマイクロプロセッサ122からのCLK
OUT信号線(信号線124)の立上りエツジで、フリ
ップフロップ121のQ出力(NSINT信号線95)
はIT O”になる、信号線95のNS I NTが”
0”になると、スレーブマイクロプロセッサ122に割
り込みがかかる。この割り込みによって、スレーブマイ
クロプロセッサ122がRAM160のコ゛ントロール
を行うことを通知する。NM7信号線105の”0”パ
ルスは、フリップフロップ140のQ出力によって信号
線141を”l”にする。信号線141は、MUX 1
4B+7)NA/B入力と2端子NANDゲート154
の一方の入力に接続される。NA/B入力が”l”にな
ると、MUX146はアドレス信号線SAO〜SA2を
RAM180のAO−A2どちらの人力AO〜A2に接
続し、スレーブマイクロプロセッサ122からの信号線
12BのNWEN信号をRAM160の反転書き込みイ
ネーブル入力に接続する。フリップフロップ140の反
転Q出力は、信号線142によって3端子NANDゲー
トの1人力に接続される。ゲート143の出力は、信号
線144によってバッファ162の反転出力イネーブル
(OE)入力に接続される。
NM7信号線105が”0”になると、フリップフロッ
プ140が信号線142に”0”を出し、ゲート143
が信号線144に”l”を出す、これによって、バッフ
ァ162の出力はディスエーブルにされ、マイクロプロ
セッサ87がRAMl60とデータを交換するのを防ぐ
スレーブマイクロプロセッサ122の反転データイネー
ブル(NDEN)出力はまた、信号線125によって2
端子ANDゲート155の一方の入力およびバッファ1
57の方向コントロール(DIR)人力に接続される。
スレーブマイクロプロセッサ122がNDEN信号線を
”O”にすると、ゲート155の出力は”O”になる、
ゲート1455は、信号線158によってバッファ15
7の反転出力イネーブル(OE)入力に接続される。
したがって、したがって156が”0”だとバッファ1
57がイネーブルになる。また、NDEN信号線125
が”0”になると、バッファ157のDIRコントロー
ル入力も”0”となる・ 信号線125と信号線15B
が”0”となると、バッファ157はRAM160から
スレーブマイクロプロセッサ122ヘデータを転送する
データがスレーブマイクロプロセッサ122からRAM
160へ転送されると、マイクロプロセッサ122はN
DEN信号線125を”1”ζこし、NWEN信号線1
26を”0”にする、NWEN信号線126が”0”に
なると、MUX’146を経由シて信号線151が・0
”となる、この信号線151は、RAM1600反転書
き込み反転−ブル出力に接続される。また、信号線15
1はインバータ152に接続される。インバータ152
の出力は、ゲート154のもう一方の人力に接続される
。信号線151は0”であるため、信号線153のイン
バータ152の出力は、”1”となる、信号線141の
フリップフロップ140のQ出力もまた”l”というこ
とができる、したがって、ゲート154の出力は0”と
なり、信号線156のゲー) 155’の出力も”0”
となる。
したがって、バッファ157に接続するDIR人力は”
l”となり、反転出力イネーブル人力は”0”となる、
その結果、バッファ157はマイクロプロセッサ122
からRAM160ヘデータを転送する。
スレーブマイクロプロセッサ122は、外部ROM16
7から動作命令と特定パラメータを受は取る。好ましい
実施例では、メモリ167は2にワード×16ビットの
メモリである。メモリ167のC52とC93のチップ
セレクト人力は、′1”に接続される。5ADDRアド
レスバス170の信号線SAO〜5AIOは、メモリ1
87のアドレス人力SAO〜5iA10に接続される。
5DATAバス171の信号線SDO〜5D15は、メ
モリ167のS’DO〜5D15の入力/出力に接続さ
れる。スレーブマイクロプロセラ91220反転データ
イネーブルNMEN出力は、信号線163によってイン
バータ164の人力に接続される。インバータ164の
出力は、2端子NANDゲー)165の一方の入力に接
続される。スレーブマイクロプロセッサ122はまた、
信号線124にCLKOUT信号線を出し、ゲート16
5のもう一方に接続される。ゲー)165は、信号線1
66によってROM167の反転チップセレク)(c9
1)出力に接続される。したがって、ROM167から
マイクロプロセッサ122へのデータ転送は、CLKO
UT信号線と同期がとられる。
いまスレーブマイクロプロセッサ122がRAM160
に間するデータの転送を終了し、マスターマイクロプロ
セッサ87にRAM160のコントロールを渡す準備が
できているものと仮定する。
スレーブマイクロプロセッサ122は、復号器123を
使って信号線127に″O″パルスを出す。
信号線127の”0”パルスによって、フリップフロッ
プ120のQ出力が”l”になる、信号線124のCL
KOUT信号線の次に正になるとき、フリップフロップ
121を経由してNS I NST信号線95が”l”
となる、この信号はスレーブマークあき信号122への
割り込みをリセットし、ゲート85を経由してマスター
マイクロプロセッサ87のポーリング割り込み要求人力
(NBIO)をリセット(”1”)する。N5INT信
号線95は、NM7信号線105の”0”パルスの立上
りエツジで”0”となる。したがって、人力NB10は
マスターマイクロプロセッサ87がスレーブマイクロプ
ロセッサ122へいったんコントロールを渡すと”0”
となり、スレーブマイクロプロセッサ122が信号線1
27に”0”パルスを出すことによってマスターマイク
ロプロセッサ87にコントロールを返すまでは”O”の
ままとなる、NBr0人力が再び”l”となると、マス
ターマイクロプロセッサ87はスレーブマイクロプロセ
ッサ122がRAM160とのデータ交換を終了したも
のと認識し、次にマスターマイクロプロセッサ87がR
AM160とデータを交換可能となる。
信号線127の”O”のパルスの立上りエツジでフリッ
プフロップ140のQ出力は”0″となり、反転Q出力
は”l”となる、信号線141(Q出力)の出力が”0
”となるとゲート154は”l”となる、ゲート154
の出力が”1”になるとゲート155は非反転バッファ
として機能する0次に、信号線125のスレーブマイク
ロプロセッサ122からのNDEN信号が”1”の時は
、バッファ157の出力はディスエーブルされる。
ただし、NDEN信号線125がマイクロプロセッサ1
22によって”、0”にされると、バッファ157はデ
ータをパス161からマイクロプロセッサ122へ転送
する。好ましい実施例においてはこの機能は使用されて
いない。
信号線141が”0”ニすると、MUX146はマスタ
ーマイクロプロセッサ87からのアドレス信号線MAO
〜MA2をRAM160のアドレス入力AO〜A2へ接
続し、マイクロプロセッサ87からのNMWEN出力を
RAM160の反転書き込みイネーブル入力へ接続する
。これによって、RAM160はマスターマイクロプロ
セッサ87の制御下に入ったことになる。
フリップフロップ140の反転Q出力は、信号線142
によって3端子NANDゲートの一つの人力に接続され
る。ゲート143は信号線142が”0”になるとディ
スエーブルされ、”l”になるとイネーブルされる。N
MDEN信号線97はインバータ98の人力に接続され
る。インバータ9日の出力は、2人力ORゲート145
の一方の人力に接続される。信号線1151のMUX1
46のZ出力は、インバータ152の人力に接続される
。インバータ152の出力はゲート145のもう一方の
入力に接続される。ゲー)145の出力はゲー)143
のもう一方の入力に接続される。
RAMEN信号線107はまた、ゲート143の一つの
入力に接続される。ゲート143の出力は信号線144
によってバッファ162の反転出力出力イネーブル入力
に接続される。データはRAM160からマスターマイ
クロプロセッサ87へ転送される。この際マスターマイ
クロプロセッサ87はRA M E N信号線107と
NMWEN信号線96を”l”にし、NMDEN信号線
97に”0”パルスを出す、これによってゲート145
に”l”パルスが、ゲー)143の出力に”0”パルス
がそれぞれ現れ、バッファ162の出力がイネーブルさ
れる。また、NMDEN信号線97が”O11になると
、出力がイネーブルされたときバッファ1B2はRAM
160からマイクロプロセッサ87ヘデータを転送する
データがマイクロプロセッサ87からRAMl60に転
送される際にマイクロプロセッサ87はRAMEN信号
線107とNMDEN信号線97を”l”にする、一方
、NMWEN信号線96には”0”パルスを出す、NM
WEN信号線96に”0”パルスが出されると、RAM
160の反転書き込みイネーブル入力が”0″となり、
インバータ152の出力が”1″となり、ゲート145
の出力が”l”となり、ゲート143の出力は”0”と
なる、ゲート143からの”0”パルスはバッファ16
2の出力をイネーブルする。NMDEN信号線97が”
1”になるとバッファ182は起動され、その出力がイ
ネーブルされているときの”0”パルスによって、マイ
クロプロセッサ87からRAM160ヘデータが転送さ
れる。
第6図のRAMアドレス回路の他の実施例を説明する。
他の実施例では他に二つのゲート180と182を必要
つするが、マイクロプロセッサ87と122は他のマイ
クロプロセッサへコントロールを渡す前に、それぞれフ
リップフロップ134と128をリセットする必賛が無
いという点で有利である。他の実施例では、フリップフ
ロップ134のQ出力は信号線135によって2端子A
NDゲート180の一方の入力に接続される。フリップ
フロップ1400反転Q出力は信号線14反転上ってゲ
ート180の他の入力に接続される。
ゲー)180の出力は信号線181によって2端子OR
ゲートの一方の入力に接続される。ゲート133の出力
は信号線136によってRAM160のA3人力に接続
される。フリップフロップ12BのQ出力は信号線13
2によって2端子ANDゲート182の一方の人力に接
続される。フリップフロップ140のQ出力は信号線1
41によってゲート182の他の人力に接続される。ゲ
ート182の出力は信号線183によってゲート133
の他の人力に接続される。マスターマイクロプロセッサ
87がコントロールを持っているときは、ブリップフロ
ップ140のQ出力は”−0”で反転Q出力は”l”で
あることに留意したい、この場合、ゲート182はディ
スエーブルされゲート180はイネーブルされる。した
がって、RAM160のA3人力はフリップフロップ1
2Bの出力の状態に閏ねらず、フリップフロップ134
のQ出力に対応する。同様に、スレーブマイクロプロセ
ッサ122がコントロールを持っているときは、フリッ
プフロップ140のQ出力は”l”で反転Q出力は”0
”である、この場合、ゲート180はディスエーブルさ
れゲート182はイネーブルされることを意味する。し
たがって、RAM160のA3人力はフリップフロップ
134の状態に関わらず、フリップフロップ128のQ
出力に対応する。したがって、ゲート180と182を
追加すれば、コントロールを渡す前にフリップフロップ
128と134をリセットする必要がなくなる。
他モデム回路80には、コーデックおよびそれを駆動す
るためのクロック発生器が人っている。
好ましい実施例においては、コーデック用のクロックは
1. 5分子tISを使って他の使用再能なりロックを
駆動することによって発生される。従来の1、 5分周
器回路のほとんどは、ひとつまたはそれ以上のフィード
バックパルスを使用して、分周器の第1段への人力の周
波数が基準クロック周波数よりも高くなっている。した
がって、分周器チェインの一つまたはそれ以上の段は基
準クロック閤波数より高い任意の同波数で動作可能でな
ければならない、このような高周波入力とその条件に合
う回路は一般的に高価で消費電力が大きくデカップリン
グ条件が大きい。
第7図の他の実施例の他モデム回路80で使用される1
、5分周器の回路図を説明する。第7図の分周器はフィ
ードバッククロックパルスは使用していないため、分周
器チェインのデバイスを基準クロック周波数で動作させ
るためには適している。リセット信号線200はフリッ
プフロップ201.202.203.204.205.
206のリセッ) (R)人力に接続される。信号線2
07の基準クロック(cLK)はフリップフロップ20
1.202.203のクロック人力およびインバータl
Oの人力へ供給される。インバータ210の出力は反転
クロックであり、信号線211によってフリップフロッ
プ204.205.206のクロック人力に接続される
。フリップフロップ201のQ出力は信号線212によ
ってフリップフロップ202の0人力および2端子NO
Rゲ−)213の一方の入力に接続される。フリップフ
ロップ202のQ出力は信号線214によってゲート2
13の他の人力、フリップフロップ203のD入力、3
端子NANDゲート217の一つの人力、排他的OR(
XOR)ゲー)216+7)一方の人力に接続される。
ゲート213の出力は信号線215によってフリップフ
ロップ201の0人力に接続される。フリップフロップ
203のQ出力は信号線224によってXORゲート2
26の一方の人力に接続される。
フリップフロップ204のQ出力は信号線220によっ
てフリップフロップ205のD入力とゲ−)217の第
2人力に接続される。フリップフロップ205のQ出力
は信号線221によってフリップフロップ206のD入
力、ゲート216の他の実施例の入力、ゲー)217の
第3の入力に接続される。ゲート217の出力は信号線
222によってフリップフロップ204の0人力に接続
される。フリップフロップ206のQ出力は信号線22
5によってゲート226の他の人力に接続される。信号
線223のゲート216の出力は信号線2070基準ク
ロック周波数を1. 5で割ったものである。信号線2
27のゲート226の出力もまた信号線207の基準ク
ロック周波数を1゜5で割ったものである。しかし、フ
リップフロップ203と206のために信号線223の
信号より遅れている。
第8図は第7図の回路に現れる波形を示す図である。第
8図の、フリッププロップ201と202およびゲー)
213から構成される回路は3分周器である。また、フ
リップフロップ202からゲート217への人力を無視
すると、フリップフロップ204.205およびゲート
217から構成される回路は3分周器となる。さらに、
信号線221の波形から、フリップフロップ205の出
力は3分周器に対応していることがわかる。したがって
、フリップフロップ202からゲート217への人力は
同期信号として働き、コンポーネント204.205.
217から構成される回路の動作はコンポーネント20
1.202.213から構成される回路の動作に同期す
る。1. 5分周器の動作はフリップフロップ202と
205の出力の排他的ORをとることによって決まる。
フリップフロップ202と205の出力の位相のずれは
1. 5分周器出力として信号線223に提供される。
二つのフリップフロップ203と206および排他的O
Rゲート226を使用することにより、信号線223上
の1.5分周器信号の位相を遅らせた信号が信号線22
7上に得られる。フリップフロップ203と206は、
それぞれフリップフロップ202と206の出力を基準
クロック周波数の1クロック分だけ遅延させている(信
号&1207)。
第8図から、フィードバックパルスがないことがわかる
。このパルスが基準クロック(信号線207)より高速
での動作するためにはフリップフロップなどのデバイス
が必要となる。
フリップフロップ202とゲート217を接続しない場
合、上半分の回路とした半分の回路の同期がとられてい
る限りゲート216と226の出力は1. 5分周とな
る。しかし、ノイズパルスが発生し、゛そのために二つ
の回路が互いに同期がとれなくなると、出力は1.6分
周ではなくなる。
さらに二つの回路はリセットしない限り同期がとれなく
なる。フリップフロップ202の出力をゲ−1217の
入力に接続すれば上下の回路の同期をとることができる
が、もし二つの回路の同期がノイズパルスによって妨げ
られるとこれらの回路は自動的に再同期をとり、ゲート
216と226の出力は再び1.5分周となる。
次に、改良型のボークロック復元回路のブロック線図で
ある第9図を説明する。好ましい実施例においては、コ
ンポーネント250〜260は独立して動作しているの
ではなく、マイクロプロセッサ87と122によって制
御されている。サンプリング回路250は信号線249
の着信信号を毎秒9600回サンプルする。サンプリン
グ回路2+50は受信側のボークロック位相ロックルー
プ(図示されていない)によって信号線248を介して
制御される。サンプリング回N250の出力は、二つの
ヒルベルト(Hilber2)フィルタ251と252
に供給され、サンプル信号のそれぞれ■とQ成分に分け
られる。フィルタ251の出力は復調器253と絶対値
回路254に供給される。フィルタ252の出力もまた
復調器253と絶対値回路266に供給される0回路2
64と256の出力は加算@256の人力に接続される
。加算器256の出力は24001(Zの帯域フィルタ
257の人力に供給される。帯域フィルタ257の人力
は先行/遅延演算器260に供給される。先行/遅延演
算器260の出力は受信側のボークロック位相ロックル
ープ(図示されていない)に供給され、サンプリング点
のタイミングを調整する。
帯域フィルタ257の出力は復元されたボークロックに
なる。あるアプリケーションではボークロックが240
0Hzで復元後のボークロックの波形261は挿入図に
図示されている。データエラー発生率を最小にするため
に、信号線249の着信信号のサンプル動作を、復元ボ
ークロックのゼロ交差点Pと同期させることが望ましい
、これは、第1サンプリング点がどの四分区間にあるか
を決定し、第1サンプリング点が正確にP点にくるよう
に受信側のボークロック位相ロックループを調整するこ
とによって達成される。四分図−は第1サンプリング点
の信号261の符号を先行するサンプリング点での信号
の符号を比較することによって決定される0例えば、第
1サンプリング点がxSで直前のサンプリング点がXS
−1の場合は、第1サンプリング点xSはCで定義され
る四分区間中にある。しかし、第1サンプリング点がX
S+ 1で直前のサンプリング点がXSIの場合は、両
者の符号は正で同じため、第1サンプリング点XS+1
はDで定義される四分区間中にある。第1サンプリング
点がある四分区間が判ったので、先行/M延演算器26
0は受信側のボークロック位相ロックループを任意の方
向に調整可能となり、第1サンプリング点はP点と一致
する。
例えば、第1サンプリング点がxSだった場合は第1サ
ンプリング点はP点より遅れており、サンプリング点を
進める必要がある。同様に、第1サンプリング点がMS
−1だった場合は第1サンプリング点はP点より先行し
ており、サンプルのタイミングを遅らす必要がある。
サンプリング点の位置は、ボークロックの位相を早めた
り遅らせたりすることによって調整する。
この調整は一定値(例えば1度)ごと増加させることに
よって行う。
しかし、このような一定値が使用される場合は第1サン
プリング点は正−にP点に落ち着く゛ことができず、ス
テップサイズによって第1サンプリング点がP点に先行
したりP点より遅れたりする。
このような問題を避けるためには、小さいステップサイ
ズとロックオンウィンドウを使用する。ただし、第1サ
ンプリング点が四分区間AまたはDにある場合は、この
小さなステップサイズがサンプリング点を四分区間Aま
たはDからP点まで移動するのに非常に多くの時間を要
する。
好ましい実施例においては、第1サンプリング点をP点
まで移動するのに必要なステップサイズは可変である。
ただしこのステップサイズは、第1サンプリング点があ
る四分区間および第1サンプリング点とその直前のサン
プリング点の大きさに基づいて計算される。したがって
、XS+ 1にある第1サンプリング点を移動させるた
めに使用するステップサイズは、xSにある第1サンプ
リング点を移動するために使用するステップサイズより
大きくなる。
帯域フィルタ257の出力は毎秒9600回の割合でサ
ンプルされた2400Hzの信号261であるため、信
号261の1サイクルにおいては4つのサンプリング点
がある。スタート時点では、先行/N延演算器260は
これら4つのサンプリング点のうちどれが一番P点に近
いかを決定し、このサンプリング点が第1サンプリング
点として指定される。しかる後に、先行/11延演算器
260は第1サンプリング点がP点に重なるように復元
ボークロックを調整する。
好ましい実施例では、このスタート時点での手順は前述
の米国特許出願885,927で記載されている。
他の実施例では、とのサンプリング点がP点に一番近い
かを決定することはしない。その代わり、サンプリング
点の一つが第1サンプリング点として指定される。
第10図を説明する。第10図は先行/N延演算器26
0が第1サンプリング点決定後にステップサイズを算出
する手順のフローチャートである。
信号の1サイクルから4回サンプルをとり、そのうちの
一つが第1サンプリング点になるため、第1サンプリン
グ点を追跡する必要がある。これはボークロックカウン
タ(B C)をサンプルをとる度に増加(インクリメン
ト)させることによって達成できる。第10図では、便
宜上第1サンプリング点はボークロックカウンタ(BC
)が1になるサンプリング点であることを前提にしてい
る。
したがって、BCはステップ270の1にセットされる
。ステップ271においては、次のサンプリング点Xn
が求められBCがインクリメントされる。デシジョンポ
イント272では、BCを解析することによってサンプ
リング点Xnが第1サンプリング点(BC=1)になる
かどうかが決定される。サンプリング点Xnが第1サン
プリング点でない場合は、デシジョンポイント273に
よってカウンタBCが上限に達しているか否かが判断さ
れる。サンプリング点Xnが第1サンプリング点である
場合は、BCはステップ274のOにセットされる。B
Cが4未満でしかもステップ274実行後は、Xnはス
テップ275のXn−1として記憶される。演算器はそ
の後271に戻り、Xnの次の値を求めBCをインクリ
メントする。
BCが1の場合は、Xnが第1サンプリング点となり、
先行/遅延ステップサイズが計算される。第3表は四分
区間によるステップサイズの計算式を表す、にはスケー
ルファクタで、好ましい実施例での単位量を持フている
。また4つの四分区間は共通の分母を持っている。した
がって、ステップ280より共通の分母りが求められる
。ただし、乗算の方が除算より速いため、ステップサイ
ズSは計算式の分子を分母で割って求めているのではな
く、分母の逆数と分子をかけることによって求めている
。好ましい実施例ではDは参照テーブルを使用して求め
、便宜上8ビットワードを上限としている。したがって
、ステップ280では、分母りを求めた後に分母Mの逆
数が求められている。デシジョンポイント281.28
2.286によって第1サンプリング点Xnがどの四分
区間にあるかが決定される。Xnが0より大きく、かつ
直前のサンプリング点Xn−1が0より大きい場合は、
第1サンプリング点は四分区間りの中にあり、ステップ
サイズはステップ287の計算式に従って算出される。
第3表 ステップサイズの計算式 Xnが0未満でXn−1が0より大きい場合は、第1サ
ンプリング点は四分区間への中にあり・ ステップサイ
ズSはステップ283の計算式にしたがって計算される
。Xn−1が負なら第1サンプリング点Xnは四分区間
BまたはCの中にある。
したがって、ステップサイズSはブロック285の計算
式にしたがって計算される。ステップサイズSがステッ
プ283.285.287に従って計算された後、ステ
ップサイズはステップ284の復元ボークロック位相ロ
ックループに出力される。ステップ284の先行/遅延
演算器260はステップ275に戻り、プロセスが再開
する。好ましい実施例では、ステップサイズSの値lは
第1サンプリング点のにおける約240ナノ秒の変化に
対応している。したがって、ステップサイズは第1サン
プリング点とP点の閏の距離に従って動的に調整される
。その結果サンプリング点は、非常に大きなステップサ
イズに一致する割合でP点上で収束・安定し、最小ステ
ップサイズによるジッダから解放される。
上の説明は負から正へのゼロ交差点Pに間違していたが
、この説明は第3表と第9図より計算されたステップサ
イズの符号を変えるだけでそのまま正から負へのゼロ交
差点に対しても使うことができる。
また、信号281の特性周波数が1,200Hzの場合
、サンプリング周波数は少なくともその4倍つまり4,
800Hzであることが好ましい。
さらに、1. 200 Hzの信号261が例えば9゜
800Hzでサンプリングされているとしても、上の説
明は他のサンプルを無視するだけで使うことができる。
上記のように、本発明は、通信速度の高速化、処理の効
率化、メモリ容量の向上のための諸技術、半二重モード
通信の回線ターンアラウンド時間を短縮する技術、およ
び既存の300.1200.2.400bpsのモデム
との互換性を維持しながら4,800および9. 60
0 b p sの通信能力を実現するための諸技術を提
供する。ものである。
また、スクランブル、デスクランブル、周波数同期、電
源、電話回線のインターフニスなどの標準的でよく知ら
れた技術に間しては、多くの印刷物や特許明細書に記載
されているため、本明細書では詳述していない。
上記した本発明の好ましい実施例の多様な変形が可能で
あることは、当業者には明かであろう。
したがって、本発明は特許請求範囲の記載にのみ限定さ
れるのもと解釈されたい。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は、改良されたハンドシェイク
手順の好ましい実施例を示す図である。 第2図は、好ましい実施例における位相と振幅の間係を
示す図である。 第3図は、好ましい実施例における再トレーニング要求
シーケンスを示す図である。 第4図は、好ましい実施例における通信プロトコルを示
す図である。 第6A図および第6B図は、好ましい実施例の回路図で
ある。 第6図は、メモリ制御の他の実施例の回路図である。 第7図は、1. 5分周器の好ましい実施例の回路図で
ある。 第8図は、1. 5分周器の好ましい実施例における波
形を示す図である。 第911!Iは、受信側のボークロック位相ロックルー
プの制御回路の好ましい実施例のブロック線図である。 第1O図は、好ましい実施例におけるリード/ラグのス
テップ値算出処理の流れ図である。 H〔6 FIC;  8 FIC; AIO

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、応答モデムと1,200bps(ビット/秒)、2
    ,400bps、またはそれ以上の通信速度のうちから
    選択された通信速度により通信するための接続を確立す
    るための、V22bisに準拠した呼出モデムのための
    ハンドシェイク方法にして、次のステップ (a)第1の予め決められた時間の間第1のシーケンス
    (S1)を送信する。 (b)応答モデムから前記第1のシーケンス(S1)が
    送信されてくるを待っている間 に、第2の予め決められた時間の間第2 のシーケンス(S2)を送信する。 (c)(1)応答モデムから前記第1のシーケンス(S
    1)が送信されてこなかった時 は、1,200bpsで応答モデムとの 通信を開始する。 (2)応答モデムから前記第1のシーケ ンス(S1)が送信されてきた時は、応 答モデムから前記第2のシーケンス(S 2)が送信されてくるのを待っている開 に、予め決められた時間の間第3シーケ ンス(BC2)を送信する。 (d)(1)応答モデムから前記第2のシーケス(S2
    )が送信されてこなかった時は、 さらにある時間の間第3シーケンス(B C2)の送信を続け、それから2,40 0bpsで応答モデムとのトレーニング および通信を開始する。 (2)応答モデムから前記第2のシーケ ンス(S2)が送信されてきた時は、2, 400bpsで応答モデムとのトレーニ ングおよび通信を開始する。 を特徴とするハンドシェイク方法。 2、前記第1のシーケンス(S1)が、スクランブルさ
    れない2つのダイビット00と11で、その送信速度が
    1,200bpsである請求項1記載のハンドシェイク
    方法。 3、前記第2のシーケンス(S2)がスクランブルされ
    ない2元符号の0で、送信速度が1,200bpsであ
    る請求項2記載のハンドシェイク方法。 4、前記第3シーケンス(BC2)がスクランブルされ
    た2元符号の1で、送信速度が1,200bpsである
    ハンドシェイク方法。 5、応答モデムと1,200bps(ビッ ト/秒)、2,400bps、4,800bps、また
    は9,600bpsの通信速度のうちから選択された通
    信速度により通信するための接続を確立するための、呼
    出モデムのためのV.22bisに準拠したハンドシェ
    イク方法にして、次のステップ (a)第1の予め決められた時間の間第1のシーケンス
    (S1)を送信する。 (b)応答モデムから前記第1のシーケンス(S1)が
    送信されてくるを待っている間 に、第2の予め決められた時間の間第2 のシーケンス(S2)を送信する。 (c)(1)応答モデムから前記第1のシーケンス(S
    1)が送信されてこなかった時 は、1,200bpsで応答モデムとの 通信を開始する。 (2)応答モデムから前記第1のシーケ ンス(S1)が送信されてきた時は、応 答モデムから前記第2のシーケンス(S 2)が送信されてくるのを待っている間 に、予め決められた時間の間第3のシー ケンス(BC2)を送信する。 (d)(1)応答モデムから前記第2のシーケス(S2
    )が送信されてこなかった時は、 さらにある時間の間第3シーケンス(B C2)の送信を続け、それから2,40 0bpsで応答モデムとのトレーニング および通信を開始する。 (2)応答モデムから前記第2のシーケ ンス(S2)が送信されてきた時は、第 4のシーケンス(TRN1)と通信速度 要求シーケンス(RR1)を送信する。 (e)応答モデムから前記第4のシーケンス(TRN1
    )が送信されてくるのを待ち ながら、前記第4のシーケス(TRN1) にしたがって呼出モデム内の適応等価回 路のトレーニングを行なう。 (f)応答モデムから通信速度要求シーケンス(RR2
    )が信号が送信されてくるの を待つ。 (g)(1)応答モデムから受信した通信速度要求シー
    ケンス(RR2)が呼出モデム から送信した前記通信速度要求シーケン ス(RR1)と異なる時は,4,800 bpsで通信を開始する。 (2)前記呼出モデムから送信した通信 速度要求シーケンス(RR1)と応答モ デムから受信した通信速度要求シーケン ス(RR2)がどちらも4,800bp sを指定している場合には、4,800 bpsで通信を開始する。 (3)前記呼出モデムから送信した通信 速度要求シーケンス(RR1)と応答モ デムから受信した通信速度要求シーケン ス(RR2)がどちらも9,600bp sを指定している場合には、9,600 bpsで通信を開始する。 6、前記第1のシーケンス(S1)が、スクランブルさ
    れない2つのダイビット00と11で、その送信速度が
    1,200である請求項5記載のハンドシェイク方法。 7、前記第2のシーケンス(S2)が、スクランブルさ
    れない2元符号の0で、送信速度が1,200bpsで
    ある請求項6記載のハンドシェイク方法。 8、前記第3のシーケンス(BC2)が、スクランブル
    された2元符号の1で、送信速度が1,200bpsで
    ある請求項7記載のハンドシェイク方法。 9、前記第4のシーケンス(TRN1)が位相変調され
    ないスクランブルされた2元符号の1からなり、その送
    信速度が4,800bpsである請求項8記載のハンド
    シェイク方法。 10、4,800bpsを指定する前記通信速度要求シ
    ーケンス(RR1)がスクランブルされた2元符号の1
    からなり、その送信速度が4,800である請求項9記
    載のハンドシェイク方法。 11、9,600bpsを指定する前記通信速度要求シ
    ーケンス(RR1)が、スクランブルされたダイビット
    01からなり、その送信速度が4,800bpsである
    請求項9記載のハンドシェイク方法。 12、前記第4のシーケンス(TRN1)が、32値振
    幅位相変調の信号点配置のうちの4つの信号点からなり
    、前記4つの信号点の各信号点が他の3つの信号点から
    90度の整数倍の角度離れている請求項9記載のハンド
    シェイク方法。 13、呼出モデムと1,200bps(ビット/秒)、
    2,400bps、またはそれ以上の通信速度のうちか
    ら選択された通信速度により通信するための接続を確立
    するための、応答モデムのためのV.22bisに準拠
    したハンドシェイク方法にして、次のステップ(a)第
    1のシーケンス(S1)が送信されてくるのを待つ。 (b)(1)呼出モデムから前記第1のシーケンス(S
    1)が送信されてこなかったと きは、呼出モデムと1,200bpsで 通信を始める。 (2)呼出モデムからの前記第1のシーケ ンス(S1)が検出されたときは、呼出 モデムに対して前記第1のシーケンス( S1)を送信し、呼出モデムから第2の シーケンス(S2)が送信されてくるの を待つ。 (c)(1)呼出モデムから前記第2のシーケンス(S
    2)が送信されてこなかったと きは、2,400bpsでトレーニング と通信を始める。 (2)呼出モデムから前記第2のシーケン ス(S2)が送信されてきたときは、呼 出モデムに対して前記第2のシーケンス (S2)を送信し、かつ2,400bp sでトレーニングと通信を始める。 14、前記第1のシーケンス(S1)が、スクランブル
    されない2つのダイビット00と11で、その送信速度
    が1,200bpsである請求項13記載のハンドシェ
    イク方法。 15、前記第2のシーケンス(S2)が、スクランブル
    されない2元符号の0で、送信速度が1,200bps
    である請求項14記載のハンドシェイク方法。 16、呼出モデムと1,200bps(ビット/秒)、
    2,400bps、4,800bps、または9,60
    0bpsの通信速度のうちから選択された通信速度によ
    り通信するための接続を確立するための、応答モデムの
    ためのV.22bisに準拠したハンドシェイク方法に
    して、次のステップ (a)第1のシーケンス(S1)が送信されてくるのを
    待つ。 (b)(1)呼出モデムから前記第1のシーケンス(S
    1)が送信されてこなかったと きは、呼出モデムと1,200bpsで 通信を始める。 (2)呼出モデムからの前記第1のシーケ ンス(S1)が検出されたときは、呼出 モデムに対して前記第1のシーケンス( S1)を送信し、呼出モデムから第2の シーケンス(S2)が送信されてくるの を待つ。 (c)(1)呼出モデムから前記第2のシーケンス(S
    2)が送信されてこなかったと きは、2,400bpsでトレーニング と通信を始める。 (2)呼出モデムから前記第2のシーケン ス(S2)が送信されてきたときは、呼 出モデムに対して前記第2のシーケンス (S2)を送信し、呼出モデムから第3 のシーケンス(TRN1)が送信されて くるのを待つ。 (d)呼出モデムからの前記第3のシーケンス(TRN
    1)を用いて応答モデム内の 適応等価器をトレーニングする。 (e)呼出モデムからの通信速度要求シーケンス(RR
    1)を待つ。 (f)(1)呼出モデムからの前記通信速度要求シーケ
    ンス(RR1)が4,800b psを指定するときは、呼出モデムに対 して前記第3のシーケンス(TRN1) と4,800bpsを指定する通信速度 要求シーケンス(RR2)を送信し、4, 800bpsで通信を始める。 (2)呼出モデムからの通信速度要求シ ーケンス(RR1)が9,600bps を指定し、応答モデムが9,600bp sで通信できないときは、前記第3のシ ーケンス(TRN1)と4,800bp sを指定する通信速度要求シーケンス( RR2)を送信し、4,800bpsで 通信を始める。 (3)呼出モデムからの通信速度要求シ ーケンス(RR1)が9,600bps を指定し、応答モデムが9,600bp sで通信できるときは、前記第3シーケ ンス(TRN1)と9,600bpsを 指定する通信速度要求シーケンス(RR 2)を送信し、9,600bpsでトレ ーニングと通信を始める。 17、前記第1のシーケンス(S1)が、スクランブル
    されない2つのダイビット00と11で、その送信速度
    が1,200bpsである請求項16記載のハンドシェ
    イク方法。 18、前記第2のシーケンス(S2)が、スクランブル
    されない2元符号の0で、送信速度が1,200bps
    である請求項17記載のハンドシェイク方法。 19、前記第3シーケンス(TRN1)が、位相変調さ
    れない、スクランブルされた2元符号の1で、送信速度
    が4,800bpsである請求項18記載のハンドシェ
    イク方法。 20、前記第3シーケンス(TRN1)が、32値振幅
    位相変調の信号点配置のうちの4つの信号点からなり、
    前記4つの信号点の各信号点が他の3つの信号点から9
    0度の整数倍の角度離れている請求項19記載のハンド
    シェイク方法。 21、前記4,800bpsを指定する通信速度要求シ
    ーケンスが、4,800bpsで送信されるスクランブ
    ルされた2元符号の1である請求項16記載のハンドシ
    ェイク方法。 22、前記9,600bpsを指定する通信速度要求シ
    ーケンスが、4,800bpsで送信されるスクランブ
    ルされた2元符号の01である請求項16記載のハンド
    シェイク方法。 23、半二重モードでデータを送信するための回線ター
    ンアラウンド方法にして、 (a)次のステップからなるデータ送信手順(1)第1
    の予め決められた時間の間キャ リアを送信する。 (2)第2の予め決められた時間の間第1 のアイドル信号を送信する。 (3)予め決められたフラッグを少なくと も一つ送信する。 (4)予め決められたビット数を越えない データ・フレームを送信する。 (5)用意されたデータの送信が終了する までステップ(a)(3)と(a)(4) を繰り返す。 (6)予め決められた第3の時間の間第2 のアイドル信号を送信する。 (b)次のステップからなる送信終了時の回線ターンア
    ラウンド手順 (1)第4の予め決められた時間の間キャ リアを送信する。 (2)第5の予め決められた時間の間前記 第1のアイドル信号を送信する。 (3)前記予め決められたフラッグを少な くとも一つ送信する。 (4)第6の予め決められた時間の間前記 第1のアイドル信号を送信する。 を特徴とする高速回線ターンアラウンド方法。 24、前記第1の予め決められた時間が約20マイクロ
    秒である請求項23記載の高速回線ターンアラウンド方
    法。 25、前記第1のアイドル信号がマーク・アイドル信号
    である請求項23記載の高速回線ターンアラウンド方法
    。 26、前記第2の予め決められた時間が約15ミリ秒で
    ある請求項25記載の高速回線ターンアラウンド方法。 27、前記予め決められたフラッグが2元符号のシーケ
    ンス01111110である請求項23記載の高速回線
    ターンアラウンド方法。 28、前記予め決められたビット数が128ビット数で
    ある請求項23記載の高速回線ターンアラウンド方法。 29、前記第2のアイドル信号がマーク・アイドル信号
    である請求項23記載の高速回線ターンアラウンド方法
    。 30、前記第3の予め時間が約15ミ リ秒である請求項29記載の高速回線ターンアラウンド
    方法。 31、前記第4の予め決められた時間が約20ミリ秒で
    ある請求項23記載の高速回線ターンアラウンド方法。 32、前記第5の予め決められた時間が約15ミリ秒で
    ある請求項23記載の高速回線ターンアラウンド方法。 33、前記第6の予め決められた時間が約15ミリ秒で
    ある請求項23記載の高速回線ターンアラウンド方法。 34、半二重通信において呼出モデム内の等価器による
    等価がずれた時にこれを補正するための方法にして、 呼出モデムは、 呼出モデム内の等価器における等価ずれを 検出し、 応答モデムの送信が終了するのを待ち、 第1の予め決められた時間の間キャリア を送信し、 第2の予め決められた時間の間信号を出 さず、 第3の予め決められた時間の間応答側モ デムに対してトレーニングシーケンスを送信し、さらに 応答モデムからの前記トレーニング・ シーケンスを受信し、前記トレーニングシーケンスを利
    用して呼出モデム内の等価器を調節し、 応答モデムは、 呼出モデムから送信された前記キャリ アを検出し、 前記第2の予め決められた時間の間信号 を出さず、 前記第3の予め決められた時間の間信号 を出さず、さらに 前記第3の予め決められた時間の間呼出 側モデムに対して前記トレーニングシーケンスを送信す
    る ステップを特徴とする呼出モデム内の等価器の等価ずれ
    の補正方法。 35、前記トレーニングシーケンスが前記等価器を粗調
    節するための第1のシーケンスと、前記等価器を微調節
    するための第2のシーケンスからなる請求項34記載の
    呼出モデム内の等価器の等価ずれの補正方法。 36、前記第1のシーケンスが、位相変調されていない
    スクランブルされた2元符号の1であり、その送信速度
    が9,600bpsである 請求項35記載の呼出モデム内の等価器の等価ずれの補
    正方法。 37、前記第2のシーケンスが、スクランブルされた2
    元符号の1であり、その送信速度が9,600bpsで
    ある請求項35記載の呼出モデム内の等価器の等価ずれ
    の補正方法。 38、応答モデムが前記第3の予め決められた時間の間
    呼出モデムからの前記トレーニングシーケンスを受信し
    、前記トレーニングシーケンスを利用して応答モデム内
    の等価器をトレーニングする請求項34記載の呼出モデ
    ム内の等価器の等価ずれの補正方法。 39、前記第3の予め決められた時間が約1.75秒で
    ある請求項38記載の呼出モデム内の等価器の等価ずれ
    の補正方法。 40、前記第1の予め決められた時間が約20ミリ秒で
    ある請求項34記載の呼出モデム内の等価器の等価ずれ
    の補正方法。 41、前記第2の予め決められた時間が約250ミリ秒
    である請求項34記載の呼出モデム内の等価器の等価ず
    れの補正方法。 42、前記第3の予め決められた時間が約1.75秒で
    ある請求項34記載の呼出モデム内の等価器の等価ずれ
    の補正方法。 43、前記トレーニングシーケンスのトーンの周波数が
    320Hzである請求項34記載の呼出モデム内の等価
    器の等価ずれの補正方法。 44、半二重通信において応答モデム内の等価器による
    等価がずれた時にこれを補正するための方法にして、 応答モデムは、 応答モデム内の等価器における等価の外 検出し、 送信側モデムの送信が終了するのを待ち、 第1の予め決められた時間の間搬送波 を送信し、 第2の予め決められた時間の間信号を出 さず、 呼出モデムからのトレーニング・シー ケンスを受信し、このトレーニングシーケンスを利用し
    て応答モデム内の等価器を調節し、呼出モデムは、 応答モデムから送信される前記キャリ アを検出し、 前記第2の予め決められた時間の間信号 を出さず、 第3の予め決められた時間の間前記応答 側モデムに対して前記トレーニングシーケンスを送信す
    る ことを特徴とする応答モデム内の等価器の等価ずれの補
    正方法。 45、前記応答モデムの手順が、さらに、前記第3の予
    め決められた時間の間呼出モデムに対して前記トレーニ
    ングシーケンスを送信するステップを含み、かつ前記呼
    出モデムの手順が、さらに、応答モデムからの前記トレ
    ーニング・シーケンを受信し前記トレーニングシーケン
    スを利用して呼出モデム内の等価器を補正するステップ
    を含む請求項44記載の応答モデム内の等価器の等価ず
    れの補正方法。 46、前記第3の予め決められた時間が約1.75秒で
    ある請求項45記載の応答モデム内の等価器の等価ずれ
    の補正方法。 47、前記トレーニングシーケンスが、前記等価器を粗
    調節するための第1のシーケンスと前記等価器を微調節
    する第2のシーケンスとから成る請求項45記載の等価
    器の等価ずれの補正方法。 48、前記トレーニングシーケンスが、前記等価器を粗
    調節するための第1のシーケンスと前記等価器を微調節
    する第2のシーケンスとから成る請求項44記載の等価
    器の等価ずれの補正方法。 49、前記第1のシーケンスが、位相変調されない2元
    符号の1であり、その送信速度が9,600bpsであ
    る請求項48記載の等価器の等価ずれの補正方法。 50、前記第2のシーケンスが、スクランブルされた2
    元符号の1であり、その送信速度が9,600bpsで
    ある請求項48記載の等価器の等価ずれの補正方法。 51、前記第1の予め決められた時間が約20ミ秒であ
    る請求項44記載の応答モデム内の等価器の等価ずれの
    補正方法。 52、前記第2の予め決められた時間が約250ミリ秒
    である請求項44記載の応答モデム内の等価器の等価ず
    れの補正方法。 53、前記第3の予め決められた時間が約1.75秒で
    ある請求項44記載の応答モデム内の等値器の等価ずれ
    の補正方法。 54、前記トレーニングシーケンスのトーンの周波数が
    320Hzである請求項44記載の応答モデム内の等価
    器の等価ずれの補正方法。 55、特性周波数の基準信号の予め決められたゼロ通過
    点にロックオンするための方法にして、(a)前記基準
    信号を、前記特性周波数の整数倍Mの周波数でサンプリ
    ングし複数のサ ンプリング点を得る。ただしMは3より 大きい整数である。 (b)前記サンプリング点の1つを主サンプリング点に
    指定する。 (c)前記主サンプリング点と前記サンプリング点より
    も先のサンプリング点を利用し て、前記主サンプリング点が前記基準信 号のどの4分区間にあるかを決定する。 (d)前記主サンプリング点と前記サンプリング点より
    も先のサンプリング点を利用し て、前記主サンプリング点と前記予め決 められたゼロ交差点の位相差を計算する。 (e)前記位相差に応じて、前記サンプリング周波数の
    位相を調節する。 ことを特徴とする方法。 56、前記予め決められたゼロ交差点が負から正へのゼ
    ロ交差点である請求項55記載の基準信号の予め決めら
    れたゼロ交差点にロックオンするための方法。 57、Mが4である請求項56記載の基準信号の予め決
    められたゼロ交差点にロックオンするための方法。 58、前記予め決められたゼロ交差点が正から負へのゼ
    ロ交差点である請求項55記載の基準信号の予め決めら
    れたゼロ交差点にロックオンするための方法。 59、Mが4である請求項58記載の基準信号の予め決
    められたゼロ交差点にロックオンするための方法。 60、Mが4で請求項55記載の基準信号の予め決めら
    れたゼロ交差点にロックオンするための方法。 61、前記主サンプリング点より先のサンプリング点が
    、前記サンプリング点の直前のサンプリング点である請
    求項55記載の基準信号の予め決められたゼロ交差点に
    ロックオンするための方法。 62、特性周波数の基準信号の予め決められたゼロ通過
    点にロックオンするための方法にして、(a)前記基準
    信号を、第1の点と第2の点でサンプリングして、第2
    のサンプルが第 1のサンプルに対して前記基準信号の位 相で約90度遅れている、第1のサンプ ルと第2のサンプルを得る。 (b)前記第1のサンプルと第2のサンプルを利用して
    、前記第2のサンプルが前記基 準信号のどの4分区間にあるかを決定し、 かつ前記第2のサンプリング点と前記予 め決められたゼロ交差点の位相差を計算 する。 (c)前記位相差に応じて前記第1の点と第2の点を調
    節する。さらに、 (d)前記位相差の絶対値が予め決められた許容誤差よ
    りも小さくなるまで、ステップ (a)から(c)を繰り返す。 ことを特徴とする基準信号の予め決められたゼロ交差点
    にロックオンするための方法。 63、前記予め決められたゼロ交差点が負から正へのゼ
    ロ交差点である請求項62記載の基準信号の予め決めら
    れたゼロ交差点にロックオンするための方法。 64、Mが4である請求項63記載の基準信号の予め決
    められたゼロ交差点にロックオンするための方法。 65、前記予め決められたゼロ交差点が正から負へのゼ
    ロ交差点である請求項62記載の基準信号の予め決めら
    れたゼロ交差点にロックオンするための方法。 66、Mが4である請求項65記載の基準信号の予め決
    められたゼロ交差点にロックオンするための方法。 67、Mが4で請求項62記載の基準信号の予め決めら
    れたゼロ交差点にロックオンするための方法。
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