JPS6330350Y2 - - Google Patents

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JPS6330350Y2
JPS6330350Y2 JP14856180U JP14856180U JPS6330350Y2 JP S6330350 Y2 JPS6330350 Y2 JP S6330350Y2 JP 14856180 U JP14856180 U JP 14856180U JP 14856180 U JP14856180 U JP 14856180U JP S6330350 Y2 JPS6330350 Y2 JP S6330350Y2
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pressure
cooking
timer
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pressure cooker
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鍋内を大気圧以上の所定圧に設定
して調理を行う、いわゆる圧力鍋に関するもので
ある。
圧力鍋は、器具によつて違いはあるが、大気圧
以上の圧力により、100℃以上の高温で調理が行
われ、所定圧とその対応所定温度(例えば120℃)
に達してから、調理が終了するまでの時間を調理
時間と云い、調理の種類や量によつてほぼ一定し
ている。
これを利用して、調理時間経過時自動的に調理
を終了させる圧力調理装置は、特公昭54−14980
号公報で知られている。
しかしこのものは、 1 タイマーを作動させる熱応動装置は、圧力容
器の底に設け、該容器の底の温度を検知するも
のであるから雰囲気温度や火熱源の熱影響が避
けられず、誤動作や故障の原因となる。また、 2 タイマーは、圧力容器と分離された火熱源側
にあるため、圧力容器と火熱源が一体不可分で
ありタイマー使用の調理では火熱源が特定され
るという不都合がある。
この考案は、上記欠点を解消し、所定調理時間
経過を報知して人為的に調理を終了させ、調理時
間に過不足のない加圧調理ができる圧力鍋を提供
することを目的としている。
そこでこの考案では、鍋内が所定圧力に達した
とき該内圧により直接作動される感圧動作手段
と、始動してから設定時間経過後調理終了信号手
段を働かせる調理タイマーとを蓋あるいは蓋付帯
物に設け、該調理タイマーは、前記感圧動作手段
の動作によつて始動されるよう連動させたことを
要旨として、前記目的が達成される。
タイマーは、感圧動作手段により始動されて調
理時間を適正に計時し、所定時間経過後調理終了
信号手段を働かせる。調理終了信号手段は、音響
や視認手段等により所定調理時間経過を周りに報
知する。
第1図ないし第3図に示される実施例について
説明すれば、1は圧力鍋本体であつて、それを密
閉する蓋2を有する。蓋2には、調圧弁3、安全
弁4、操作ハンドル5及び該ハンドル5の支持具
6が付帯物として設けられている。また7は本体
1の支持具係合片、8は本体1の取手である。前
記調圧弁3は、本体1内外を連通させる通気路9
を重り弁体10により常閉し、鍋内所定圧以上の
とき弁体10が自重に抗して押し上げられて通気
路9を開き、蒸気をある制限下で逃がして鍋内を
所定圧に調整するものであり、弁体10はばね1
1によつて弁本体3aの蒸気排出ノズル3b頭部
へ上下動および着脱自在に装着されている。前記
安全弁4は、鍋内外を連通させる通気路12を、
ばね13により付勢された弁体14で常閉し、鍋
内異常圧時に弁体14がばね13に抗し押し開か
れるようにしてある。
前記蓋2の調圧弁3近傍には、始動から設定時
間経過後調理終了信号を働かせる調理タイマー1
5が設けられている。該調理タイマー15は、ば
ね16により逆転方向に付勢された計時盤17
と、その外周下面に刻設されたラチエツト歯17
aへばね18の付勢により噛み合つて計時盤17
の逆転を防止し、設定時間位置へ一時的に係止す
る逆転止め爪19と、計時盤17の操作軸20に
装着されたギヤ21に噛み合うガンギ車22およ
び該ガンギ車22に係合するアンクル23からな
り計時盤17の逆転を一定の速度で行わせる調速
機構とからなり、前記逆転止め爪19に連結24
して押しあげられたとき前記爪19をばね18に
抗してラチエツト歯17aから外し、計時盤17
に逆転計時動作させる始動操作部材25を有する
と共に、中央部を枢着26さればね27による付
勢で先端29aをベル体28へ押し当てた発信レ
バー29を設け、該レバー29の尾端29bに対
向して計時盤17上へ発信作動ピン30を植設
し、計時盤17が逆転完了直前のときピン30が
レバー29の尾端29bに当設してレバー29を
ばね27に抗し先端29aがベル体28から離れ
るよう回動させ、計時盤17が逆転を完了したと
きピン30はレバー29の尾端29bから外れ、
レバー29はばね27の付勢によつて先端29a
で調理終了信号手段としてのベル体28を押打し
て鳴らし、調理終了信号音を周りに発しさせる。
この調理タイマー15は、前記調圧弁3を鍋内
所定圧に達したとき、該内圧により直接作動され
る感圧動作手段として、調圧弁3の開き動作によ
り始動操作部材25を押動され始動すべくしてあ
り、調理タイマー15を装備したタイマーボツク
ス31に、該ボツクス31内へ一端が枢着32さ
れ、他端二股部33aを調圧弁3の重り弁体10
下へ臨ませてばね34の付勢により重り弁体10
の上動開き動作に追従するようにされた作動レバ
ー33を設け、該レバー33の重り弁体10の開
き動作に対する追従動作で、前記始動操作部材2
5を押動し、調理タイマー15を始動させるよう
にしてある。前記計時盤17の操作軸20には調
理時間設定操作ツマミ35が装着され、発信レバ
ー29の先端部29aは、本体部に対して前記発
信作動ピン30が復帰位置から調理時間設定側へ
移動する際押し退けられてその移動を許容するよ
う枢着36し、復元ばね37を働かせてある。
調理する際、調理の種類や量、あるいは好みに
応じて、操作ツマミ35を調理時間目盛38の所
望時間に合わせ、調理時間を設定しておく、次い
で本体1を加熱して調理を開始するが、その加熱
によつて鍋内が昇温、昇圧して所定内圧(および
それに対応する温度)に達すると、該内圧により
調圧弁3の重り弁体10が押し開かれて蒸気を放
出させ、鍋内を所定圧および温度に保ち、このと
きの重り弁体10の動きに作動レバー33が従動
して前記の如く調理タイマー15を自動的に始動
させる。従つて、調理時間は遅い早いなく適正に
計時される。しかも、設定時間が経過したとき、
発信レバー29が作動されてベル体28を鳴らせ
調理終了を知らせる。この合図で調理を即時停止
すれば、所望の調理を首尾よく遂行し得るし、圧
力鍋での調理中その調理に気を配らなくてもよ
く、他の作業を併行するのに便利となる。
なお、前記調理終了信号を発する手段は、前記
ベル体の電気的音響手段、例えばブザーとして電
源電池と共に調理タイマーへ組込むか組合わせ、
タイマーは、その始動から設定時間経過後に前記
発信作動ピン等でスイツチ等を自動操作して前記
電気的音響手段を作動させるようにすることがで
きる。電気的音響手段とした場合は、信号を継続
的に発せられるから、調理者が調理終了信号を聞
き逃すことによる万が一の事故も防止し得る。さ
らに、調理終了信号はランプの点滅等視覚に訴え
るものでもよいし、前記音響信号と併用して、信
号の確認をさらに確実にすることもできる。
第4図は、感圧動作手段41を調圧弁や安全弁
とは別に蓋に設けて、調理タイマー15と蓋2へ
並設したものであり、前記感圧動作手段41は、
本体42内に同本体42の受圧孔43へ感圧作動
部材44をばね45により押し付け、圧力鍋本体
1内が所定内圧に達したとき、該内圧により直接
感圧作動部材44がばね45に抗し押し上げられ
て、作動杆44aにより調理タイマー15の始動
操作部材25を押動操作し、調理タイマー15を
始動させる。
第5図は、調理タイマー15を蓋締めハンドル
5へ装着して、その始動操作部材25を安全弁3
により始動させるべくしてあり、安全弁3は、第
1,2図に示される安全弁の重り弁体の代りに、
ばね51により付勢されて通気路9を常閉する弁
体52を設け、該弁体52の開き動作時に弁棒5
3によつて前記始動操作部材25を押動操作する
ようにしてある。
第6図は、安全弁3等の感圧動作手段と調理タ
イマー15とをユニツト化したものであつて、安
全弁3の上端に調理タイマー15を螺着61し、
ばね51により付勢されて通気路9を常閉する弁
体52の弁棒53と始動操作部材25とを軸線上
で対向させてあり、弁体52がばね51に抗して
開き動作されるとき、弁棒53が始動操作部材2
5を押動操作する。
第7図は、電気的計時回路71が動作スイツチ
72のオンによつて計時を開始する調理タイマー
73を設け、該調理タイマー73は設定時間経過
時、ブザー74等の調理終了信号手段を作動させ
るようにしたものであり、スイツチ72を感圧動
作手段によつて直接操作してもよいし、スイツチ
72と別設した始動操作部材を介して操作しても
よい。75は電源である。
この考案によれば、調理タイマーは、鍋内の内
圧により直接作動される感圧動作手段の動作によ
つて始動されるよう連動したから、鍋内圧がタイ
マーの始動に直接的に作用するので調理時間の計
時開始が正確に行え、また、所定調理時間経過後
タイマーが調理終了信号手段を働かせるから、調
理者は聴覚や視覚によつて調理終了を確実に知り
得て、即座に熱源を断つことにより、所定圧力下
での調理を過不足なしに首尾よく達成し得る。
また、感熱動作手段も調理タイマーも蓋あるい
は蓋付帯物に設けているから、これらの装置の誤
動作や故障の原因となる火熱源の熱影響を受けな
いし、また火熱源が特定されるという不都合がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の半部を断面で見た正面図、
第2図は要部の斜面図、第3図は調理タイマーの
内部構造の一例を示す斜面図、第4図は別の実施
例の断面図、第5図は他の実施例の斜面図、第6
図は今1つの実施例の正面図、第7図はさらに別
の実施例の回路図である。 1……圧力鍋本体、2……蓋、{3……調圧弁、
41……感圧動作手段}感圧動作手段、9……通
気路、10……重り弁体、15,73……調理タ
イマー、16……ばね、17……計時盤、19…
…逆転止め爪、25……始動操作部材、28……
ベル体(調理終了信号手段)、29……発信レバ
ー、30……発信作動ピン、33……作動レバ
ー、35……調理時間設定操作ツマミ、44……
感圧作動部材、44a……作動杆、52……弁
体、53……弁棒、61……螺着、71……電気
的計時回路、72……動作スイツチ、74……ブ
ザー(調理終了信号手段)、75……電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鍋内が所定圧力に達したとき該内圧により直
    接作動される感圧動作手段と、始動してから設
    定時間経過後調理終了信号手段を働かせる調理
    タイマーとを蓋あるいは蓋付帯物に設け、該調
    理タイマーは、前記感圧動作手段の動作によつ
    て始動されるよう連動させたことを特徴とする
    圧力鍋。 (2) 前記感圧動作手段は、鍋内圧力を受け鍋内が
    所定圧力に達したとき復元ばねに抗して押動さ
    れる作動部材を有し、該作動部材の作動によつ
    て前記調理タイマーを始動させるものである実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の圧力鍋。 (3) 前記感圧動作手段は、鍋内が所定圧力に達し
    たとき開いて鍋内の蒸気を排出させ、鍋内を一
    定圧に保つ調圧弁であり、弁体の開き動作によ
    つて前記調理タイマーを始動させるものである
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の圧力鍋。 (4) 前記調理タイマーは、押動操作されて始動す
    る始動操作部を有している実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の圧力鍋。 (5) 前記調理タイマーの始動操作部は、逆転方向
    に付勢された機械的計時部材の逆転止めを解除
    して、調理タイマーを始動させるものである実
    用新案登録請求の範囲第4項記載の圧力鍋。 (6) 前記調理タイマーの始動操作部は、電気的計
    時手段の動作スイツチをオンさせて、調理タイ
    マーを始動させるものである実用新案登録請求
    の範囲第4項記載の圧力鍋。 (7) 前記調理タイマーは、音響手段を働かせて調
    理終了信号とするものである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の圧力鍋。 (8) 前記調理タイマーは、視認手段を働かせて調
    理終了信号とするものである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の圧力鍋。 (9) 前記調理タイマーは、調理用火熱源をオフに
    して調理終了信号とするものである実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の圧力鍋。 (10) 前記調理タイマーは、前記感圧動作手段とは
    別接されている実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の圧力鍋。 (11) 前記調理タイマーは、前記感圧動作手段とユ
    ニツトに組まれている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の圧力鍋。
JP14856180U 1980-10-17 1980-10-17 Expired JPS6330350Y2 (ja)

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JP14856180U JPS6330350Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17

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JP14856180U JPS6330350Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17

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JPS5769615U JPS5769615U (ja) 1982-04-27
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ES2328970T3 (es) * 2007-06-12 2009-11-19 SILIT-WERKE GMBH & CO. KG Recipiente de coccion a presion.

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JPS5769615U (ja) 1982-04-27

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