JPS63302137A - タ−ボコンパウンドエンジン - Google Patents

タ−ボコンパウンドエンジン

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JPS63302137A
JPS63302137A JP62136477A JP13647787A JPS63302137A JP S63302137 A JPS63302137 A JP S63302137A JP 62136477 A JP62136477 A JP 62136477A JP 13647787 A JP13647787 A JP 13647787A JP S63302137 A JPS63302137 A JP S63302137A
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power turbine
gear
crankshaft
exhaust
engine
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Masaki Okada
岡田 正貴
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B41/00Engines characterised by special means for improving conversion of heat or pressure energy into mechanical power
    • F02B41/02Engines with prolonged expansion
    • F02B41/10Engines with prolonged expansion in exhaust turbines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は排気ガスのエネルギをタービンの膨張仕事と
して回収し、回収エネルギをクランク軸等の駆動軸の回
転エネルギとして使用するターボコンパウンドエンジン
に係り、特にエンジンの運転状態に応じて最適・最小の
エンジンブレーキ力を負荷させるように構成したターボ
コンパウンドエンジンに関する。
[従来技術] 一般に過給器を備えたエンジンは、このエンジンより排
気量の大きい無過給エンジンに比較して■燃費性能が良
い、■出力性能が同等以上である、■エンジンが軽口コ
ンパクトである、等の優れた長所をもっている。この長
所を更に押し進めたものにターボコンパウンドエンジン
がある。このターボコンパウンドエンジンは、エンジン
からの排気ガスエネルギをまずターボ過給機の過給仕事
として回収し、次いでそのターボ過給機から排出される
排気ガスをパワータービンの断熱膨張仕事として回収す
るようにしたものである。これによってエンジンの出力
性能、燃費性能、ゲインを総合的に向上させることがで
きる。ところでターボコンパウンドエンジンの総合性能
を更に向上させるためにはターボ過給機の膨張比及びパ
ワータービンの膨張比を上げて過給圧をさらに高め、有
用性を高めることができるが、しかし、出力性能の増加
に見あうエンジンブレーキ力(排気ブレーキ力)の確保
が課題として残されている。
つまり、過給圧値を高めることによって相対的エンジン
ブレーキ力は小さくなり、この分だけ主ブレーキ(フッ
トブレーキ)操作が必要となるからである。エンジンブ
レーキ力の確保は車両の操作性はもとより、車両の安全
走行上必要不可欠な要素(一般的にエンジンブレーキ力
は定格出力の略60%以上を要求される。)であり、タ
ーボコンパウンドエンジンの長所を生かすためにも重要
な課題となる。
そこで、本出願人は先に[ターボコンパウンドエンジン
」の提案(特願昭61−308776@)を行っていた
この提案は第6図に示されるようにパワータービンaと
クランク軸すとを、排気ブレーキ作動時に連結する電磁
クラッチCを有し、クランク軸の回転をパワータービン
aへ伝達するギヤトレーンdで接続すると共に、このギ
ヤトレーンdの歯車比を排気ブレーキ非作動時にパワー
タービンの回転力をクランク軸すに伝達するギヤミルレ
ーンeの歯車比より小さくし、ターボコンパウンドエン
ジンを構成したものである。
[発明が解決しようとする問題点] 一般に排気ブレーキの作動は、エンジンの定格回転を越
える運転がなされているときにも行われる場合があり、
このとぎにパワータービンがオーバーランに至る問題が
生じる可能性が高い。
そこで上記提案は排気ブレーキ作動時には電磁クラッチ
を接続してクランク軸の回転をパワータービンへ伝達す
るギヤトレーンを動作し、パワータービンを逆転方向に
駆動する。このとき排気ブレーキ非作動時にパワーター
ビンからクランク軸へ回転を伝達するギヤトレーンの歯
車比に対し、クランク軸からパワータービンへ回転を伝
達するギヤトレーンの歯車比は小さくし、排気ブレーキ
時におけるパワータービンのオーバーランを防止してい
る。
上記提案はパワータービンをコンプレッサとして用いる
ために、第7図に示すようにパワータービンの吸込側の
開瓜を絞り、その間瓜によるブレーキ力を得るようにし
であるが、しかし−窓開度にすることは、パワータービ
ンの回転数によって異なるブレーキ力を有効に利用する
ものではなかった。即ち、第8図に示すようにパワータ
ービンの回転数が増減することに応じて、ブレーキ力も
増減するからである。したがって、パワータービンの回
転数に応じて適正なブレーキ力を得ることが望まれる。
また、上記提案のように構成すると、ブレーキとしての
エネルギ吸収力は適正な絞りでエンジン出力の1/3以
上を確保できるが、しかし、反面に吸収したブレーキ力
の全てが一度に走行中に作用すると、 ■車両のタイヤが一時的にスキッドし、タイヤのスリッ
プを発生させる。
■スキッド時の反駆動力が、車両の駆動系に極大な負荷
として加えられる。
■タイヤ及びブレーキパッドの異常摩耗が発生する。
等の諸問題が起り解決すべき問題点となっている。
[問題点を解決するための手段] この発明はパワータービンとクランク軸とを排気ブレー
キ時に連結し、クランク軸の回転をパワータービンへ伝
達するギヤトレーンと、該ギヤトレーンに介設されて上
記タービンへの伝達回転数を可変させる無段階変速機構
と、排気ブレーキ時に車両総重量及び車両の運転状態に
応じて、上記無段階変速機構を動作するコントローラと
を備えてターボコンパウンドエンジンを構成し、問題点
を解決するための手段と成したものである。
[作 用] 排気ブレーキ時には、クランク軸とパワータービンとが
ギヤトレーンで接続されるから、パワータービンは逆転
方向に回転される。同時に無段階変速機構は、車両総重
量及び車両運転状態に塞づいてパワータービンへの伝達
回転数を最適・最小にして伝達する。すると、パワータ
ービンが逆転されて行うエンジンに対する負の仕事量が
、車両の運転状態及び車体総重量に応じて調節されるこ
とになり、エンジンにたいして最適・最小の負の仕事、
即ちエンジンブレーキ力が負荷される。
即ら、エンジンの駆動系に対して一度に大きなブレーキ
力を加えることがなくなり、プレーキラ□ イニングの
異常摩耗やタイヤのスキッド等を防止できる。
し実施例] 以下に、この発明のターボコンパウンドエンジンの好適
一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図に示される1はエンジン、2は吸気マニホールド
、3は排気マニホールドである。
図示されるように排気マニホールド3には排気通路4a
が接続され、吸気マニホールド2には吸気通路5が接続
されている。
この排気通路4aには、排気通路4aの途中にターボ過
給vs10のタービン10aが介設され、そのターボ過
給1ioのコンプレッサ10bは吸気通路5の途中に介
設される。ターボ過給機10の下流側の排気通路4bに
は排気ガスエネルギを回収するパワータービン12が介
設される。
ところで、この発明のターボコンパウンドエンジンは、
エンジン1の出力性能に応じたエンジンブレーキ力を確
保することにある。エンジンブレーキ力を増大させるた
めにはクランク軸15に直接または間接的に回転を阻止
する抵抗を加え、クランク軸15に大きな負の仕事を行
わせることが有効であると考えられる。
このため、この発明のターボコンパウンドエンジンでは
排気ブレーキの作動時にパワータービン12を逆転させ
て、パワータービン12に大きな負の仕事を行わせるよ
うに構成しである。
第1図に示すように、パワータービン12とターボ過給
機10のタービン10aとの間の排気通路4bには、こ
れに一端が接続され他端がパワータービン12より下流
側の排気通路4cに接続された流体通路25を形成し、
この流体通路25のパワータービン12より上流側の接
続部に流路切換手段30を設けている。
この実施例にあって流路切換手段30は第1図及び第3
図、第4図に示されるように上記接続部に設けられた切
換弁としてのロータリーパルプ31と、このロータリー
バルブ31を動作する駆動装置32とから構成される。
ロータリーパルプ31は第3図。
第4図にも示されるようにケーシング31a内に回動自
在なロータ31bを収容し、この0−夕31bに2つの
第1ボートA、第2ボートBを形成して構成される。一
方の第1ボートへのボート直径d1は排気通路4dの通
路直径doに等しく、他方の第2ボートBのポート直径
d2は流体通路25の通路直径d1より小さく形成され
る。
一方、ケーシング31aには、排気通路4bの一部とな
る通口31cが開口されている。各第1ボートA、第2
ボートBの回転位置関係は、排気通路4bと第1ボート
Aが接続されたときには排気通路4bと流体通路25と
の接続が断たれるような関係に設定される。
このロータリーバルブ31を切換制御する駆動装置32
は以下のように構成される。
第1図、第3図及び第4図に示されるように、ロータ3
1bにはこれに一端が固定されたレバ部材35が接続さ
れており、この排気通路4bの径方向外方へ延出された
レバ部材35の自由端には、アクチュエータ34の動作
ロッド33が接続される。
第1図に示す36は、流体供給装置で、この流体供給装
置36と上記アクチュエータ34の動作室37とは、流
体送給通路39によって結ばれており、この流体送給通
路39の途中には通電されたときに上記動作室31と流
体送給通路39を連通状態にする電磁弁40が介設され
る。この電磁弁40はエンジン1のニュートラルセンサ
スイッチ41.クラッチ作動スイッチ42.そして排気
ブレーキスイッチ43の全スイッチがON作動時に通電
されるようになっている。45はバッテリーなどの直流
電源である。
47は逆転用の電磁クラッチスイッチであり、常開接点
(A接点)となっている。   −次に、バワータ、−
ビン12とクランク軸15とを連結するギヤトレーンに
ついて説明する。
第1図に示されるように、パワータービン12のタービ
ン軸13の出力端13aには出力歯車16が一体的に設
けられており、この出力歯車16には遊星歯車17a 
、 17bが噛合されている。それら遊星歯車17a 
、 17bは流体継手21の入力ポンプ車218と一体
になって回転する環状歯車18に噛合されている。
即ち、出力歯車16は遊星歯車17a 、 17b及び
環状歯車18から成る遊星歯車機構19により流体継手
21に接続され、パワータービン12からの回転力を流
体継手旧の出力ポンプ車21bに伝達するように構成さ
れている。ここで遊星歯車機構19を設けたのは、遊星
歯車IaI119が大きな減速比をもつこと、伝達効率
がよいことからである。出力ポンプ車21bには、この
出力ポンプ車21bと一体になって回転する入出力歯車
20が固着されている。
ところで、クランク軸15には、電磁クラッチ22を内
蔵し、その電磁クラッチ22によって回転が断続される
第1クランク軸歯車23、及び第2クランク軸歯車24
が一体に設けられており、第2クランク軸歯車24は逆
転用のアイドルギヤ29を介してワンウェイクラッチ2
Gを内蔵する第2中間歯車27に噛合される。第2中1
11t!ji車27は後述する無段階変速機構95によ
って接続された同軸上に接続された第1中間歯車28を
介して上記入出力歯車20に連結される。したがって、
電磁クラッチ22が゛入゛′、即ち、上記電磁クラッチ
スイッチ41がONのときに、第1クランク@歯車23
と第1中間歯車28とを接続し、クランク軸15からの
回転駆動力が」上記入出力歯車20へ伝達されるように
なっている。このとき第2中間歯車27とアイドルギヤ
29との間はワンウェイクラッチ26を設けることによ
って回転力の伝達はなされず、ワンウェイクラッチ26
のみフリー回転するようになっている。
ところで、入出力歯車20と第2クランク軸歯車24と
の間の歯車比に対し、第1クランク軸歯車23と入出力
歯車20との間の歯車比を小さくするように、各歯車(
第1クランク軸歯車23.アイドルギヤ29.第1中間
歯車28.入出力歯車20)の歯車比を定めている。こ
れは、エンジンの定格回転数でパワータービン12にク
ランク軸15からの駆動力が伝達されたときにパワータ
ービン12のオーバーランを防止するためであり、実施
例では第1クランク軸歯車23と第1中間歯車28との
歯車比が第2クランク軸歯車24と第2中間歯車21と
の歯車比に対して小さくなるように構成されている。
ここで、第1クランク軸ill車23.第1中間歯車2
8、入出力歯車20がパワータービン12からクランク
軸15へ回転を伝達するギヤトレーン56を、第2クラ
ンク軸歯車24.アイドルギヤ29.第2中間歯車27
.ワンウェイクラッチ26.入出力歯車20がクランク
軸15からパワータービン12へ回転を伝達するギヤト
レーン57を構成する。
さて、この発明の実施例にあっては、第1図。
第2図に示されるように、第2中間歯T127と第1中
間歯車28とを同軸上に接続する無段変速機構95が設
けられる。
実施例にあっては、無段変速機構95は第2中間歯車2
1及び第1中間歯車28の接続側端部にそれぞれ一体的
に設けた円錐形状の摩擦車6’6a 、 66bと、こ
れら相対する摩擦車66a 、 66bの円周面に接点
を有し、一方の摩擦車から他りの摩擦車へ回転駆動力を
伝達するアイドラ97.97と、このアイドラ97、9
7の摩擦伝動点を移動させ、ピッチ径(摩擦車に対して
の)を無段階に変えるリンク機構92と、リンク’II
構92を後述するコントローラ62の指示に従って駆動
する駆動装置とから構成しである。
駆動装置としてはこの実施例ではステップモータ60を
採用′しているが、リンク61のストロークを調節しア
イドラ97.97の摩擦伝動点を変更できるものであれ
ば何であっても構わない。
以下、コントローラ62の構成及び制御内容について説
明する。
第1図に示しであるように、コントローラ62には、そ
の入力部に車速、エンジン回転数、積載量、経過時間が
入力されるようになつ゛(いる。経過時間はステップモ
ータ60が無段階変速IN横95のアイドラ54を一旦
適正な摩擦伝動点位置へ駆動した直後からの時間を図り
コントローラ62へ信号として入力するものである。ま
たコントローラ62の入力部には、これらの信号の他に
排気ブレーキスイッチ43の0N−OFF信号、電磁ク
ラッチ作動スイッチ42の0N−OFF信号、アクセル
スイッチの0N−OFF信号(図示せず)そして電磁弁
40の0N−OFF信号が入力されるようになっている
さらにコントローラ60は、その出力部をステップモー
タ60の制御部に接続しである。
さて、第1図及び第5図に示すようにコントローラ62
は、予め実験データにより得られた各種の特性を、マツ
プ63.64.65.66、67として内部に記憶して
おり、コントローラ62はこれらマツプ63〜67の記
憶値と入力値との比較演算を行った後、得られた値に基
づいて、上記ステップモータ60を制御するようになっ
ている。
このコントローラ62の制御内容を第5図に基づいて説
明する。
まず通常運転時について説明する。
コントローラ62は、判断68で排気ブレーキスイッチ
43がOFFのとき、判断69でクラッチ作動スイッチ
42がOFFのとき、判断10でアクセルスイッチがO
FFのときに、通常運転制御I71を実行する。
即ち、第1図及び第3図に示しであるように排気ブレー
キスイッチ43がOFFのときは、電磁弁40がOFF
であるから、パワータービン12の直上流の排気通路4
dとロータリーパルプ31の上流側の排気通路4dとが
第1ボート八を介して接続される。エンジン1から排気
ガスが排気マニホールド3.排気通路4aへと送られタ
ーボ過給機10のタービン10aによって排気ガスエネ
ルギが回収される。タービン10aは同軸上のコンプレ
ッサ10bを回転駆動するからエンジン1の筒内に、過
給された空気を送り込む。ターボ過給機10のタービン
10aを出た排気ガスは、パワータービン12に回転駆
動力を与える。即ち、このパワータービン12にて再び
排気ガスエネルギが回収される。このときは電磁クラッ
チ22が“切″となっているからパワータービン12に
より回収された排気ガスエネルギは、まず遊星歯巾la
横19で減速され、この減速後の回転が入出力歯111
20より第1中間歯車28.第1クランク軸@@23に
伝達される。この結果、クランク軸15にパワータービ
ン12で回収した回転力が伝達され、回転エネルギとし
て有効に使用される。
次に排気ブレーキ作動時について説明する。
判断68.69.70が全てYESである場合は、排気
ブレーキ作動の制御がなされる。
排気ブレーキ作動時はニュートラルセンサスイッチ41
.クラッチ作動スイッチ42.そしてアクセルスイッチ
及び排気ブレーキスイッチ43全てがONのときであり
、このときはステップ71で電磁クラッチスイッチ47
を、6人”にし、電磁弁40をONにする。すると流体
供給袋j136からアクチュエータ34の動作室37へ
作動流体が供給される。即ち、ステップ12が実行され
て動作ロッド33が、レバ部材35を介してロータリー
パルプ31を動作し、排気通路4bを閉じて、そのロー
タリーパルプ31より下流の排気通路4dと流体通路2
5とを第2ボートBを介して連通する。次いでステップ
γ4で車速の検出を実行する。
したがって、パワータービン12には排気ガスによる回
転力が与えられなくなった状態で、逆に、第2クランク
軸歯車24.アイドルギヤ29.第2中1111!1車
21を介してクランク軸15の駆動力が入出力歯車20
及び流体継手21に伝達される。つまりパワータービン
12は第4図に示すように、逆転されて、パワータービ
ン12より下流の排気通路4Cから流体通路25の接続
部へ空気を送る効率の悪いコンプレッサとなる。また第
2ボートBによって流体通路25へ送るガスが絞られる
ため流速が速められる。
このパワータービン12の空気の掻き混ぜ仕事及びコン
プレッサ仕事は、クランク軸15にとって大きな負の仕
事となる。したがって排気ブレーキ作動時にはこの負の
仕事と排気ブレーキによる負の仕事及びエンジンの7リ
クシヨンが加えられた適正で、車両の駆動系に負担をか
けることのない大きさのエンジンブレーキ力が作り出さ
れる。排気ブレーキは排気マニホールド3の下流に設け
られた排気ブレーキ弁(図示せず)から構成され、この
排気ブレーキ弁の動作によってなされている。このブレ
ーキ弁が全閉されることによる排気抵抗の増大、即ち、
ボンピング仕事の増大が排気ブレーキ弁によるエンジン
ブレーキ力となる。但し、第2ボートBの直径はパワー
タービン12の形状によって一義的に決定されるが、パ
ワータービン12をオーバーランさせることのないボー
ト直径d2に最適に設定される。(第3図、第4図参照
。)コントローラ62は次いでステップ74で車速の検
出を実行する。ステップ75で検出された車速は、マツ
プ63の記憶値と対照される。ゆえに車速に対する最適
減速比Doが求められる。次に、ステップ76で車両の
積載量を検出し、ステップ77で、その検出した積載量
に対する最適減速比DTをマツプ64から求め、判断7
8でその求めた最適減速比Do。
DTに対してどちらを優先させるかを判断する。
つまり判断78では、DT<Doである場合、即ち積載
量に対する最適減速比が車速に対する最適減速比よりも
小さい場合は、この時点の最適減速比DTをDoの値と
する。判断18がDT≧Doである場合、最適減速比は
DOになりDT>Doである場合も最適減速比はDoに
なる。即ち減速比が常に最小側であるようにコントロー
ルされる。
次いで、コントローラ62はステップ79でエンジン回
転数を検出し、ステップ80でその検出したエンジン回
転数に対する最適減速比DEをマツプ65から求める。
この後、判断81で直前に求めたり。
に対してどちらを優先させるかを判断する。即ち、DE
<Doである場合は、DEをDoの値とし、DE≧Do
である場合はDoを最適減速比とする。
また、コントローラ62は、ステップ82で、ステップ
モータ60を作動してからの経過時間を求め、ステップ
83でその経過時間を基にしてマツプ66から最適減速
比DMと、その最適減速比DMを維持させる経過時間を
求める。この後、判断84で直前に求めたDoとDMに
対してどちらを優先させるかを判定する。即ちDM<D
oである場合はDMをDoの値とし、DM≧Doである
場合は、D。
を判117i84の値とする。ここで求めたDoが最終
的な最適減速比となり、Doに対するステップモータ6
0の動作量、即ちステップモータ60の動作角に(−ス
テップ角)をステップ85で決定し、ステップ86で求
めた動作角にステップモータ60を駆動する。
ここで判断78.81.84は車速、積載聞、エンジン
回転数、経過時間をパラメータとして、最小の最適減速
比Doを求めるようになっており、一度に大ぎな排気ブ
レーキ力をエンジンの駆動系及び車両の駆動系に作用し
ないように優先判定を行わせるものである。この後、車
両が更に排気ブレーキ力が必要とする状態におかれてい
る場合は、判断81でその有無を確認し、YESであれ
ば再びステップ74からステップ86までのフローを繰
返えさせ、車両の運転状態に応じて最適・最小の大きさ
の排気ブレーキ力を、サイクリックに負荷するようにし
ている。これにより排気ブレーキ時に於て、車両の駆動
系に大きな駆動力を負荷することがなくまた、タイヤの
スキッド、ブレーキライニングの異常摩耗も防止でき、
ドライバに対するショックも緩衝できる。
ところで、この実施例にあっては、パワータービン12
より下流の排気通路4Cと流体通路25との接続部4e
の、その排気通路4C側に三方弁55を介設することも
可能であり、このように構成することによって上記排気
ブレーキ作動時に、排気通路4Cを閉じて、排気ガスに
比較して浄化された大気をぬ接採り込むことができるJ
、うになる。
尚、この発明の実施例で排気通路4及び流体通路25の
切換をロータリーバルブ31で行うように説□明したが
、これに限らず、排気ブレーキ作動時で、パワータービ
ン12によってクランク軸15からの逆転方向の駆動力
が伝達された場合には、流体通路25の接続部より上流
となる排気通路4bを仝間にする開閉弁と、流体通路2
5の通路系を所定の開数に絞る絞り弁とを連動させるよ
うにしてもよい。
さらに予め流体通路25を所定開度に絞って形成し、流
体通路25上流の排気通路4bを開閉させてもよい。
[発明の効果] 以上説明したことから明らかなようにこの発明によれば
、排気ブレーキ時に、車両の走行状態及び車両総重量に
応じて適正な大きさの排気ブレーキ力が負荷されるから
、車両の駆動系を損傷させるような反駆動力や、タイヤ
のスキッド等がなく、信頼性と耐久性とを大幅に向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のターボコンパウンドエンジンの好適
一実施例を示すシステム図、第2図は第1図は要部詳細
図、第3図及び第4図は第1図の要部詳細図、第5図は
コントローラの制御内容を示すフローチャート、第6図
は従来例を示す概略図、第7図及び第8図はブレーキ力
に対する絞り量とパワータービンの回転数との関係を示
す性能図である。 図中、1はエンジン、4は排気通路、12はパワーター
ビン、22は電磁クラッチ、25は流体通路、30は切
換弁31と駆動装置32とから成る流路切換手段、56
はパワータービンからクランク軸へ回転を伝達するギヤ
トレーン、57はクランク軸からパワータービンへ回転
を伝達するギヤトレーン、62はコントローラ、95は
無段階変速機構である。 特許出願人   いすず自動車株式会社代理人弁理士 
 絹  谷  信  雄第3図 3゜ 第4図 第6図 軟11 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パワータービンとクランク軸とを排気ブレーキ時に連結
    し、クランク軸の回転をパワータービンへ伝達するギヤ
    トレーンと、該ギヤトレーンに介設されて上記タービン
    への伝達回転数を可変させる無段階変速機構と、排気ブ
    レーキ時に車両総重量及び車両の運転状態に応じて、上
    記無段階変速機構を動作するコントローラとを備えたこ
    とを特徴とするターボコンパウンドエンジン。
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