JPH0519018B2 - - Google Patents
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- JPH0519018B2 JPH0519018B2 JP62270322A JP27032287A JPH0519018B2 JP H0519018 B2 JPH0519018 B2 JP H0519018B2 JP 62270322 A JP62270322 A JP 62270322A JP 27032287 A JP27032287 A JP 27032287A JP H0519018 B2 JPH0519018 B2 JP H0519018B2
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- Japan
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- power turbine
- exhaust
- passage
- turbine
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- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B41/00—Engines characterised by special means for improving conversion of heat or pressure energy into mechanical power
- F02B41/02—Engines with prolonged expansion
- F02B41/10—Engines with prolonged expansion in exhaust turbines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/005—Exhaust driven pumps being combined with an exhaust driven auxiliary apparatus, e.g. a ventilator
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/12—Control of the pumps
- F02B37/22—Control of the pumps by varying cross-section of exhaust passages or air passages, e.g. by throttling turbine inlets or outlets or by varying effective number of guide conduits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D23/00—Controlling engines characterised by their being supercharged
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/04—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning exhaust conduits
- F02D9/06—Exhaust brakes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、排気ガスのエネルギを回収しエン
ジンのクランク軸に戻すパワータービンを有した
ターボコンパウンドエンジンに係り、特にエンジ
ンの制動時にクランク軸でパワータービンを逆転
させ大きな制動力を作るように構成したターボコ
ンパウンドエンジンに関する。
ジンのクランク軸に戻すパワータービンを有した
ターボコンパウンドエンジンに係り、特にエンジ
ンの制動時にクランク軸でパワータービンを逆転
させ大きな制動力を作るように構成したターボコ
ンパウンドエンジンに関する。
[従来の技術]
エンジンの排気系にパワータービンを有し、そ
のパワータービンを逆転させて制動力を得るよう
に構成したターボコンパウンドエンジンとしては
本出願人の先の提案(特願昭61−228107号)があ
る。
のパワータービンを逆転させて制動力を得るよう
に構成したターボコンパウンドエンジンとしては
本出願人の先の提案(特願昭61−228107号)があ
る。
この提案は第6図に示されるように排気ガスエ
ネルギを回収するパワータービンaを排気通路b1
に介設すると共に、そのタービンaより上流の排
気通路b2にそのタービンaを迂回する流体通路c
を接続し、排気ブレーキ作動時で且つ上記タービ
ンaにクランク軸dから駆動力が伝達されたとき
に流体通路c上流の排気通路b2を閉成し、その流
体通路cを開成する流路切換手段eを設けてター
ボコンパウンドエンジンを構成したものである。
ネルギを回収するパワータービンaを排気通路b1
に介設すると共に、そのタービンaより上流の排
気通路b2にそのタービンaを迂回する流体通路c
を接続し、排気ブレーキ作動時で且つ上記タービ
ンaにクランク軸dから駆動力が伝達されたとき
に流体通路c上流の排気通路b2を閉成し、その流
体通路cを開成する流路切換手段eを設けてター
ボコンパウンドエンジンを構成したものである。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、パワータービンが効率良く排気エネ
ルギを回収されるためは8〜10万rpmの回転数を
要求されるが、しかし、パワータービンを正転か
ら逆転に切換えて大きな制動力を得ようとした場
合、クランク軸とパワータービンとを連結する駆
動力伝達系に大きな負荷が作用されることについ
ての問題点を残している。
ルギを回収されるためは8〜10万rpmの回転数を
要求されるが、しかし、パワータービンを正転か
ら逆転に切換えて大きな制動力を得ようとした場
合、クランク軸とパワータービンとを連結する駆
動力伝達系に大きな負荷が作用されることについ
ての問題点を残している。
即ち、第4図の制動力性能に示すように、パ
ワータービンが正転から逆転に切換えられたとき
に、パワータービンがコンプレツサ仕事を成し得
る状態に構成しておくと、パワータービンが正転
から0になつた直後に急激にクラン軸荷重が増大
するオーバーシユートを起すからである。
ワータービンが正転から逆転に切換えられたとき
に、パワータービンがコンプレツサ仕事を成し得
る状態に構成しておくと、パワータービンが正転
から0になつた直後に急激にクラン軸荷重が増大
するオーバーシユートを起すからである。
これはパワータービンが逆転されたときに空気
の掻混ぜ仕事とコンプレツサ仕事との両方を行え
る状態にあるからで、このため、提案では上記伝
達系の強度をオーバーユートを見込んだ強度に設
定するか又はオーバーシユートを考慮して逆転時
のパワータービンの回転数を制限して伝達系の損
傷を防止する選択を余儀なくされているが、いず
れも制動能力を向上させる観点と、コストの観点
で好ましくなく新たな提案が望まれている。
の掻混ぜ仕事とコンプレツサ仕事との両方を行え
る状態にあるからで、このため、提案では上記伝
達系の強度をオーバーユートを見込んだ強度に設
定するか又はオーバーシユートを考慮して逆転時
のパワータービンの回転数を制限して伝達系の損
傷を防止する選択を余儀なくされているが、いず
れも制動能力を向上させる観点と、コストの観点
で好ましくなく新たな提案が望まれている。
[問題点を解決するための手段]
この発明は上記問題点を解決することを目的と
しており、この発明は排気通路に介設されてクラ
ンク軸と反転機構で連結されたパワータービン
と、その排気通路のパワータービン上流とパワー
タービン下流とを結んで設けられた排気バイパス
通路と、上記排気通路にその排気バイパス通路と
の接続部上流にそれぞれ介設されて反転時に閉作
動される開閉弁と、上記タービンと上記バイパス
通路間の排気通路に接続されて上記タービンが反
転されて所定回転に至つたときに開作動される開
閉弁を有した吸気バイパス通路とからターボコン
パウンドエンジンを構成したものである。
しており、この発明は排気通路に介設されてクラ
ンク軸と反転機構で連結されたパワータービン
と、その排気通路のパワータービン上流とパワー
タービン下流とを結んで設けられた排気バイパス
通路と、上記排気通路にその排気バイパス通路と
の接続部上流にそれぞれ介設されて反転時に閉作
動される開閉弁と、上記タービンと上記バイパス
通路間の排気通路に接続されて上記タービンが反
転されて所定回転に至つたときに開作動される開
閉弁を有した吸気バイパス通路とからターボコン
パウンドエンジンを構成したものである。
[作用]
パワータービンが反転機構で、正転から逆転に
反転されると排気バイパス通路の接続部上流の開
閉弁がそれぞれ閉作動される。すると、パワータ
ービンは、排気通路内の排気ガスを攪拌するガス
の掻混ぜ仕事、即ち負の仕事を実行するから、こ
のときは、エンジンの排気圧力の上昇に伴つた制
動力と、掻混ぜ仕事に伴つた制動力が作り出され
る。反転後パワータービンの回転数が0から所定
の逆転回転数に達し、吸気バイパス通路の開閉弁
が開かれると、パワータービンは吸気バイパス通
路から回転の上昇に伴つた空気を導入するから、
パワータービンは空気のコンプレツサ仕事を行い
上記制動力に更にコンプレツサ仕事による制動力
を加算するが、制動力の急激な上昇はない。即ち
オーバーシユートは制止され、安定した制動力性
能を得ることができることになり、実質的にオー
バーシユートによつて規制されていた制動力限界
を引き上ることができる。
反転されると排気バイパス通路の接続部上流の開
閉弁がそれぞれ閉作動される。すると、パワータ
ービンは、排気通路内の排気ガスを攪拌するガス
の掻混ぜ仕事、即ち負の仕事を実行するから、こ
のときは、エンジンの排気圧力の上昇に伴つた制
動力と、掻混ぜ仕事に伴つた制動力が作り出され
る。反転後パワータービンの回転数が0から所定
の逆転回転数に達し、吸気バイパス通路の開閉弁
が開かれると、パワータービンは吸気バイパス通
路から回転の上昇に伴つた空気を導入するから、
パワータービンは空気のコンプレツサ仕事を行い
上記制動力に更にコンプレツサ仕事による制動力
を加算するが、制動力の急激な上昇はない。即ち
オーバーシユートは制止され、安定した制動力性
能を得ることができることになり、実質的にオー
バーシユートによつて規制されていた制動力限界
を引き上ることができる。
[実施例]
以下に、この発明の好適一実施例を添付図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第1図に示す1はエンジン、2はエンジン1の
吸気ポート、3はエンジン1の排気ポートであ
る。
吸気ポート、3はエンジン1の排気ポートであ
る。
図示されるように、吸気ポート2には吸気通路
4が接続され、排気ポート3には排気通路5が接
続される。
4が接続され、排気ポート3には排気通路5が接
続される。
排気通路5の上流にはターボ過給機6のタービ
ン6aが介設されると共に、そのタービン6aよ
りさらに下流の排気通路5aには排気エネルギを
回収するパワータービン7が介設される。ターボ
過給機6のコンプレツサ6bは吸気通路4の上流
に介設される。
ン6aが介設されると共に、そのタービン6aよ
りさらに下流の排気通路5aには排気エネルギを
回収するパワータービン7が介設される。ターボ
過給機6のコンプレツサ6bは吸気通路4の上流
に介設される。
排気通路5は一端がパワータービン7の上流の
排気通路5aに接続され他端がパワータービン7
の下流の排気通路5bに接続された排気バイパス
通路8で結ばれていると共に、一端が吸気通路4
の上流に他端がパワータービン7より下流で且つ
上記排気バイパス通路8の接続部より上流の排気
通路5bに接続された吸気バイパス通路9で結ば
れている。
排気通路5aに接続され他端がパワータービン7
の下流の排気通路5bに接続された排気バイパス
通路8で結ばれていると共に、一端が吸気通路4
の上流に他端がパワータービン7より下流で且つ
上記排気バイパス通路8の接続部より上流の排気
通路5bに接続された吸気バイパス通路9で結ば
れている。
排気バイパス通路8の下流には、流れ方向に沿
つて順に排気バイパス通路8の排気ガス流量を絞
る絞り部10、排気バイパス通路8を開閉する開
閉弁11が設けられ、吸気バイパス通路9の上流
には吸気バイパス通路9を開閉する開閉弁12が
設けられる。
つて順に排気バイパス通路8の排気ガス流量を絞
る絞り部10、排気バイパス通路8を開閉する開
閉弁11が設けられ、吸気バイパス通路9の上流
には吸気バイパス通路9を開閉する開閉弁12が
設けられる。
また、排気バイパス通路8の接続部上流の排気
通路5a,5bには、それぞれ排気通路5a,5
bを開閉する開閉弁13,14が設けられる。こ
れら開閉弁11,12,13,14は実施例にあ
つては電磁切換弁から成る。
通路5a,5bには、それぞれ排気通路5a,5
bを開閉する開閉弁13,14が設けられる。こ
れら開閉弁11,12,13,14は実施例にあ
つては電磁切換弁から成る。
さて、パワータービン7の出力軸15とエンジ
ン1のクランク軸16とは、パワータービン15
の回転駆動力をクランク軸16に戻すと共に、逆
にクランク軸16の回転駆動力をパワータービン
7に伝達する反転機構17で接続される。
ン1のクランク軸16とは、パワータービン15
の回転駆動力をクランク軸16に戻すと共に、逆
にクランク軸16の回転駆動力をパワータービン
7に伝達する反転機構17で接続される。
反転機構17は第2図に示してあるように構成
される。
される。
図示されるように、パワータービン7のタービ
ン軸15の出力端には、出力歯車18が固定され
ており、その出力歯車18には遊星歯車19,1
9が噛合されている。これらの遊星歯車19,1
9はロツクアツプ機構20を備えた流体継手21
の出力ポンプ車21bと一体になつて回転さる環
状歯車22と噛合される。即ち、出力歯車18は
遊星歯車19,19及び環状歯車22から成る遊
星歯車機構23によつて流体継手21に接続さ
れ、パワータービン7から流体継手21の出力ポ
ンプ車21aに回転駆動力を伝達するように構成
してある。
ン軸15の出力端には、出力歯車18が固定され
ており、その出力歯車18には遊星歯車19,1
9が噛合されている。これらの遊星歯車19,1
9はロツクアツプ機構20を備えた流体継手21
の出力ポンプ車21bと一体になつて回転さる環
状歯車22と噛合される。即ち、出力歯車18は
遊星歯車19,19及び環状歯車22から成る遊
星歯車機構23によつて流体継手21に接続さ
れ、パワータービン7から流体継手21の出力ポ
ンプ車21aに回転駆動力を伝達するように構成
してある。
出力ポンプ車21aには、この出力ポンプ車2
1aと一体となつて回転する第1伝達歯車24が
固定される。
1aと一体となつて回転する第1伝達歯車24が
固定される。
次に反転機構17を主体的に構成する遊星歯車
機構25を説明する。
機構25を説明する。
遊星歯車機構25は大別して上記出力ポンプ車
21aの軸端に太陽歯車26を固定した太陽歯車
軸27と、太陽歯車26の円周方向に等間隔を有
し、その太陽歯車に噛合された複数の遊星歯車2
8と、これら遊星歯車28と噛合される内歯を有
した環状歯車29と、上記遊星歯車28の、太陽
歯車26回りに遊星歯車28を自転させつつ公転
させるキヤリア30と、上記第1伝達歯車24に
噛合された第2伝達歯車31と、この第2伝達歯
車31に同軸上に設けられてワンウエイクラツチ
32で上記クランク軸16のクランク軸歯車34
の回転駆動力を第2伝達歯車31へ伝達する第3
伝達歯車33と、上記キヤリア30をフリーまた
は固定する油圧クラツチ手段35とから構成され
る。
21aの軸端に太陽歯車26を固定した太陽歯車
軸27と、太陽歯車26の円周方向に等間隔を有
し、その太陽歯車に噛合された複数の遊星歯車2
8と、これら遊星歯車28と噛合される内歯を有
した環状歯車29と、上記遊星歯車28の、太陽
歯車26回りに遊星歯車28を自転させつつ公転
させるキヤリア30と、上記第1伝達歯車24に
噛合された第2伝達歯車31と、この第2伝達歯
車31に同軸上に設けられてワンウエイクラツチ
32で上記クランク軸16のクランク軸歯車34
の回転駆動力を第2伝達歯車31へ伝達する第3
伝達歯車33と、上記キヤリア30をフリーまた
は固定する油圧クラツチ手段35とから構成され
る。
油圧クラツチ手段35は、この実施例にあつて
はキヤリア30の半径方向外方へ延出して形成し
たフランジ部分、即ちクラツチ部36に断続自在
で、接続時にキヤリア30の回転を止める油圧ク
ラツチ37と、この油圧クラツチ37に作動油を
供給するポンプ38と、ポンプ38と油圧クラツ
チ37とを結ぶ作動油通路39に介設した開閉弁
40とから成る。
はキヤリア30の半径方向外方へ延出して形成し
たフランジ部分、即ちクラツチ部36に断続自在
で、接続時にキヤリア30の回転を止める油圧ク
ラツチ37と、この油圧クラツチ37に作動油を
供給するポンプ38と、ポンプ38と油圧クラツ
チ37とを結ぶ作動油通路39に介設した開閉弁
40とから成る。
さて、この発明の実施例にあつては、第1図に
示すように上記パワータービン7の逆転時に、パ
ワータービン7の過回転を防止するために、パワ
ータービン7の回転数をパルス数で検出する接触
式または非接触式のセンサ41と、このセンサ4
1からの検出信号等に基づいて上記開閉弁11,
12,13,14の開閉制御を実行するコントロ
ーラ42とが設けられる。
示すように上記パワータービン7の逆転時に、パ
ワータービン7の過回転を防止するために、パワ
ータービン7の回転数をパルス数で検出する接触
式または非接触式のセンサ41と、このセンサ4
1からの検出信号等に基づいて上記開閉弁11,
12,13,14の開閉制御を実行するコントロ
ーラ42とが設けられる。
以下、コントローラ42の構成とこのコントロ
ーラ42が実行する制御内容を第3図に示すフロ
ーチヤートに基づいて説明する。
ーラ42が実行する制御内容を第3図に示すフロ
ーチヤートに基づいて説明する。
コントローラ42はその入力部にエンジン1の
クラツチスイツチ(図示せず)のON−OFF信
号、アクセルスイツチ(図示せず)のON−OFF
信号、エンジン1の回転数信号、ブレーキコント
ロールスイツチ信号そしてセンサ41の回転パル
ス信号が入力されるように構成されると共に、出
力部に上記開閉弁11,12,13,14及び反
転機構17の開閉弁40に制御信号を出力するよ
うに構成される。
クラツチスイツチ(図示せず)のON−OFF信
号、アクセルスイツチ(図示せず)のON−OFF
信号、エンジン1の回転数信号、ブレーキコント
ロールスイツチ信号そしてセンサ41の回転パル
ス信号が入力されるように構成されると共に、出
力部に上記開閉弁11,12,13,14及び反
転機構17の開閉弁40に制御信号を出力するよ
うに構成される。
次に制御内容を説明する。
アクセルスイツチ、クラツチスイツチが共に
OFFでエンジン回転数が例えば700rpm以上であ
り、判断43でブレーキコントロールスイツチが
ONであると判断された場合、コントローラ42
は制動時と判断して開閉弁13,14に閉信号を
出力し、開閉弁11に開信号を出力するステツプ
44を実行した後、ステツプ45で開閉弁40に開信
号を出力して油圧クラツチ35の接続を実行させ
る。すると反転機構17によつてパワータービン
7にクランク軸16の回転駆動力が伝達され、パ
ワータービン7は正転から逆転に切換えられる。
OFFでエンジン回転数が例えば700rpm以上であ
り、判断43でブレーキコントロールスイツチが
ONであると判断された場合、コントローラ42
は制動時と判断して開閉弁13,14に閉信号を
出力し、開閉弁11に開信号を出力するステツプ
44を実行した後、ステツプ45で開閉弁40に開信
号を出力して油圧クラツチ35の接続を実行させ
る。すると反転機構17によつてパワータービン
7にクランク軸16の回転駆動力が伝達され、パ
ワータービン7は正転から逆転に切換えられる。
次に、コントローラ42はセンサ41からの検
出信号に基づいて判断46でパワータービン7が
回転しているか否かを検出し、パワータービン7
の回転が“0”に至つた時に、判断47でパワー
タービン7の単位時間当りの回転パルス数差|
N1−N2|が設定パルス数N以上か否かを判定す
る。
出信号に基づいて判断46でパワータービン7が
回転しているか否かを検出し、パワータービン7
の回転が“0”に至つた時に、判断47でパワー
タービン7の単位時間当りの回転パルス数差|
N1−N2|が設定パルス数N以上か否かを判定す
る。
即ち、ステツプ47はパワータービン7が“0”
から逆転され消費する排気ガスの掻混ぜ仕事を有
効に行う回転数まではパワータービン7に逆転に
よる負の仕事、即ち、空気の掻混ぜ仕事を実行さ
せるようにしたものである。したがつて、設定パ
ルス数Nは、各種パワータービン7の特性によつ
て与えられるテスト値となる。コントローラ42
は判断47でパルス数差が設定パルス数Nと等し
くなると、開閉弁12に開信号を出力して吸気バ
イパス通路9を開くステツプ48を実行すると、パ
ワータービン7の回転数に応じて吸気バイパス通
路9から空気が導入され、パワータービン7は導
入空気量に応じたコンプレツサ仕事を行う。
から逆転され消費する排気ガスの掻混ぜ仕事を有
効に行う回転数まではパワータービン7に逆転に
よる負の仕事、即ち、空気の掻混ぜ仕事を実行さ
せるようにしたものである。したがつて、設定パ
ルス数Nは、各種パワータービン7の特性によつ
て与えられるテスト値となる。コントローラ42
は判断47でパルス数差が設定パルス数Nと等し
くなると、開閉弁12に開信号を出力して吸気バ
イパス通路9を開くステツプ48を実行すると、パ
ワータービン7の回転数に応じて吸気バイパス通
路9から空気が導入され、パワータービン7は導
入空気量に応じたコンプレツサ仕事を行う。
以上述べたように、逆転時にパワータービン7
は空気の掻混ぜ仕事とコンプレツサ仕事を同時に
実行することがなく、掻混ぜ仕事のピークを保持
した状態で開閉弁12を開いてコンプレツサ仕事
を上乗せするようにしたから、第4図に示すよう
なオーバーシユートがなく、安定した制動力性能
を得ることができる。
は空気の掻混ぜ仕事とコンプレツサ仕事を同時に
実行することがなく、掻混ぜ仕事のピークを保持
した状態で開閉弁12を開いてコンプレツサ仕事
を上乗せするようにしたから、第4図に示すよう
なオーバーシユートがなく、安定した制動力性能
を得ることができる。
通常運転時にあつて、コントローラ42は開閉
弁13,14は開で、開閉弁11,12,40は
閉となるように制御する。尚、絞り部10はター
ビン7の前後の圧力比を適正にするために設けら
れたものである。
弁13,14は開で、開閉弁11,12,40は
閉となるように制御する。尚、絞り部10はター
ビン7の前後の圧力比を適正にするために設けら
れたものである。
尚、吸気バイパス通路9の開閉弁12を実施例
にあつてはコントローラ42で制御する説明をし
たが、この開閉弁12をタイマ、またはオリフイ
ス等でスピードコントロールしたシリンダで開閉
制御自在に構成し、第5図の特性に示すよう
に、ブレーキコントロールスイツチのONと同時
に開閉弁12の開度を略5sec以内でリニアに且つ
ゆつくり開かせてパワータービン7の過回転、即
ちオーバーシユートを抑制するようにしても構わ
ない。
にあつてはコントローラ42で制御する説明をし
たが、この開閉弁12をタイマ、またはオリフイ
ス等でスピードコントロールしたシリンダで開閉
制御自在に構成し、第5図の特性に示すよう
に、ブレーキコントロールスイツチのONと同時
に開閉弁12の開度を略5sec以内でリニアに且つ
ゆつくり開かせてパワータービン7の過回転、即
ちオーバーシユートを抑制するようにしても構わ
ない。
即ち、この場合は、パワータービン7の回転数
が0移転から所定回転数に至つたことを想定する
ものである。
が0移転から所定回転数に至つたことを想定する
ものである。
[発明の効果]
以上説明したことから明らかなように、この発
明によれば次の如き優れた効果を発揮する。
明によれば次の如き優れた効果を発揮する。
パワータービンの反転時に作り出すブレーキの
オーバーシユートをなくし、安定した大きな制動
性能を得ると共に、制動時に於ける動力伝達系の
信頼性、耐久性を向上できる。
オーバーシユートをなくし、安定した大きな制動
性能を得ると共に、制動時に於ける動力伝達系の
信頼性、耐久性を向上できる。
第1図はこの発明の好適一実施例を示すシステ
ムの全体図、第2図は反転機構の一例を示す要部
詳細図、第3図はコントローラの制御内容の一例
を示すフローチヤート、第4図は制動力性能線
図、第5図は開閉弁の開度制御例を示す制御図、
第6図は関連技術としてのターボコンパウンドエ
ンジンを示す概略図である。 図中、1はエンジン、4は吸気通路、5は排気
通路、6はターボ過給機、7はパワータービン、
8は排気バイパス通路、9は吸気バイパス通路、
11〜14は開閉弁、16はクランク軸、17は
反転機構である。
ムの全体図、第2図は反転機構の一例を示す要部
詳細図、第3図はコントローラの制御内容の一例
を示すフローチヤート、第4図は制動力性能線
図、第5図は開閉弁の開度制御例を示す制御図、
第6図は関連技術としてのターボコンパウンドエ
ンジンを示す概略図である。 図中、1はエンジン、4は吸気通路、5は排気
通路、6はターボ過給機、7はパワータービン、
8は排気バイパス通路、9は吸気バイパス通路、
11〜14は開閉弁、16はクランク軸、17は
反転機構である。
Claims (1)
- 1 排気通路に介設されてクランク軸と反転機構
で連結されたパワータービンと、その排気通路の
パワータービン上流とパワータービン下流とを結
んで設けられた排気バイパス通路と、上記排気通
路にその排気バイパス通路との接続部上流にそれ
ぞれ介設されて反転時に閉作動される開閉弁と、
上記タービンと上記バイパス通路間の排気通路に
接続されて上記タービンが反転されて所定回転数
に至つたときに開作動される開閉弁を有した吸気
バイパス通路とを備えたことを特徴とするターボ
コンパウンドエンジン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62270322A JPH01116234A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | ターボコンパウンドエンジン |
US07/262,404 US4884407A (en) | 1987-10-28 | 1988-10-25 | Turbo compound engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62270322A JPH01116234A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | ターボコンパウンドエンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01116234A JPH01116234A (ja) | 1989-05-09 |
JPH0519018B2 true JPH0519018B2 (ja) | 1993-03-15 |
Family
ID=17484651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62270322A Granted JPH01116234A (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | ターボコンパウンドエンジン |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4884407A (ja) |
JP (1) | JPH01116234A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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IT1320703B1 (it) | 2000-10-06 | 2003-12-10 | Iveco Fiat | Motore endotermico turbocompound. |
EP1404952B1 (en) * | 2001-06-26 | 2007-06-13 | Volvo Lastvagnar AB | Exhaust turbine apparatus |
SE523149C2 (sv) * | 2001-08-20 | 2004-03-30 | Volvo Lastvagnar Ab | Anordning vid förbränningsmotor av turbocompoundtyp |
DE102004018860A1 (de) * | 2003-04-22 | 2004-11-25 | Denso Corp., Kariya | Fluidmaschine |
DE102004002215B3 (de) * | 2004-01-15 | 2005-09-08 | Voith Turbo Gmbh & Co. Kg | Antriebskraftübertragungsvorrichtung mit hydrodynamischer Gegenlaufkupplung |
DE102005003714B4 (de) * | 2005-01-26 | 2006-12-07 | Robert Bosch Gmbh | Turbocompound-Aufladesystem mit zuschaltbarem Verdichter |
JP4551809B2 (ja) * | 2005-04-20 | 2010-09-29 | 日野自動車株式会社 | ターボコンパウンドエンジン |
US8474258B2 (en) * | 2008-09-24 | 2013-07-02 | Deere & Company | Stoichiometric compression ignition engine with increased power output |
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US9714618B2 (en) | 2012-08-29 | 2017-07-25 | Ford Global Technologies, Llc | Method and system for improving starting of a turbocharged engine |
US8925302B2 (en) * | 2012-08-29 | 2015-01-06 | Ford Global Technologies, Llc | Method and system for operating an engine turbocharger |
US9014952B2 (en) | 2012-08-29 | 2015-04-21 | Ford Global Technologies, Llc | Method and system for improving stopping and starting of a turbocharged engine |
US20140331656A1 (en) * | 2013-05-10 | 2014-11-13 | Achates Power, Inc. | Air Handling Constructions With Turbo-Compounding For Opposed-Piston Engines |
JP6234198B2 (ja) | 2013-12-04 | 2017-11-22 | 三菱重工業株式会社 | ターボチャージャ装置 |
JP6434285B2 (ja) | 2013-12-04 | 2018-12-05 | 三菱重工業株式会社 | 過給システムの制御装置 |
JP6351962B2 (ja) | 2013-12-04 | 2018-07-04 | 三菱重工業株式会社 | ターボチャージャの制御装置 |
JP6294646B2 (ja) * | 2013-12-04 | 2018-03-14 | 三菱重工業株式会社 | ターボコンパウンドシステムの制御装置 |
JP6377340B2 (ja) | 2013-12-04 | 2018-08-22 | 三菱重工業株式会社 | 過給システムの制御装置 |
EP2886826B1 (en) * | 2013-12-20 | 2016-09-28 | FPT Motorenforschung AG | A turbocompound assembly, in particular in the field of industrial vehicles |
US9862262B2 (en) * | 2015-07-30 | 2018-01-09 | Ford Global Technologies, Llc | Hybrid vehicle powertrain |
US10850860B1 (en) * | 2019-09-09 | 2020-12-01 | Hamiliton Sunstrand Corporation | Internal combustion engines with unidirectional compounding drives |
CN110617148B (zh) * | 2019-10-30 | 2024-04-16 | 中国船舶重工集团公司第七0三研究所 | 一种可倒车动力涡轮转动机构系统 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2375852A (en) * | 1941-05-17 | 1945-05-15 | Sulzer Ag | Reversible supercharged twostroke internal-combustion engine |
JPS61921A (ja) * | 1984-06-12 | 1986-01-06 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
DE3728681A1 (de) * | 1986-08-29 | 1988-03-10 | Isuzu Motors Ltd | Turbo-verbundkraftmaschine |
JPS63162936A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | Isuzu Motors Ltd | タ−ボコンパウンドエンジン |
-
1987
- 1987-10-28 JP JP62270322A patent/JPH01116234A/ja active Granted
-
1988
- 1988-10-25 US US07/262,404 patent/US4884407A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01116234A (ja) | 1989-05-09 |
US4884407A (en) | 1989-12-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |