JPS6330161Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6330161Y2 JPS6330161Y2 JP12716182U JP12716182U JPS6330161Y2 JP S6330161 Y2 JPS6330161 Y2 JP S6330161Y2 JP 12716182 U JP12716182 U JP 12716182U JP 12716182 U JP12716182 U JP 12716182U JP S6330161 Y2 JPS6330161 Y2 JP S6330161Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- equipment
- fall prevention
- lifter
- blade surface
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 20
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 6
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 5
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 229910000746 Structural steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Handcart (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、機器の転倒防止装置に関するもの
であり、さらに詳しくいうと、高さに対して底面
の少くとも一辺が短く、かつ、重心が高い機器
の、運搬、移動時の転倒を防止するための機器の
転倒防止装置に関するものである。
であり、さらに詳しくいうと、高さに対して底面
の少くとも一辺が短く、かつ、重心が高い機器
の、運搬、移動時の転倒を防止するための機器の
転倒防止装置に関するものである。
かかる機器としては、一例として水処理場など
の中央制御部に設置される電気系のコントロール
盤を挙げることができる。このような機器は種々
のものがあるが、たとえば幅1400mm、奥行600mm、
高さ2300mmで重量が約700Kgというように、高さ
に比べて奥行が短く、重心が高いことから、運
搬、移動の操作時に転倒しないように、十分の配
慮が必要である。
の中央制御部に設置される電気系のコントロール
盤を挙げることができる。このような機器は種々
のものがあるが、たとえば幅1400mm、奥行600mm、
高さ2300mmで重量が約700Kgというように、高さ
に比べて奥行が短く、重心が高いことから、運
搬、移動の操作時に転倒しないように、十分の配
慮が必要である。
以上の理由から、従来は第1図に示すように、
機器1の両側面下端に、それぞれ山形鋼でなる転
倒防止片2をボルト3で固定していた。この転倒
防止片2は、刃面2Aが上向きに、他の刃面2B
の下面は機器1の底部とほぼ同一の平面にあるよ
うに機器1に着脱可能に取付けられ、転倒防止片
1の長さは機器1の側面から前後に適宜の長さ延
出する長さを有していた。
機器1の両側面下端に、それぞれ山形鋼でなる転
倒防止片2をボルト3で固定していた。この転倒
防止片2は、刃面2Aが上向きに、他の刃面2B
の下面は機器1の底部とほぼ同一の平面にあるよ
うに機器1に着脱可能に取付けられ、転倒防止片
1の長さは機器1の側面から前後に適宜の長さ延
出する長さを有していた。
ところで、かように転倒防止片2が取付けられ
た機器1を、荷おろし後据付ベースまで搬入する
には、従来、コロ曵きによつていたのであるが、
コロ曵きは、搬入通路の養生、道板の設置等を要
する上に、搬入方向を変えるためには大ハンマで
コロをたたいたり、バールを操作して機器の位置
補正をする等のため、熟練したトビ職人を多人数
要し、かつ、コロに手足がはさまれる等の危険が
あつた。
た機器1を、荷おろし後据付ベースまで搬入する
には、従来、コロ曵きによつていたのであるが、
コロ曵きは、搬入通路の養生、道板の設置等を要
する上に、搬入方向を変えるためには大ハンマで
コロをたたいたり、バールを操作して機器の位置
補正をする等のため、熟練したトビ職人を多人数
要し、かつ、コロに手足がはさまれる等の危険が
あつた。
この考案は、以上のような従来の問題を解消す
るためになされたもので、小人数、短時間に、安
全に機器を据付ベースへ搬入できる機器の転倒防
止装置を提供することを目的とするものである。
るためになされたもので、小人数、短時間に、安
全に機器を据付ベースへ搬入できる機器の転倒防
止装置を提供することを目的とするものである。
この考案に供用される搬入手段は、従来のコロ
曵きに代えて、自在車輪を有する移送台車であ
り、この移送台車は第2図に示すように、フレー
ム4に3個ないし4個の自在車輪5が設けられて
おり、フレーム4を緩通して配置され上下に動き
うるリフタ6は下端に水平片6Aを有するL字状
をなしていて、水平片6Aの上面にピン6Bが固
設されている。7はフレーム4上面に配置された
偏心カムであり一隅にローラ8を有し、軸9によ
つてリフタ6と可回動に軸結合されている。偏心
カム7には操作レバー10が挿脱自由に挿入され
ている。また、フレーム4には上方からピン6B
を視認するための窓11が設けられている。かか
る構成でなる移送台車は、使用に際してその複数
台を被移送体に接近させ、リフタ6の水平片6A
を被移送体周辺の下面に挿入したのち操作レバー
10を矢印A方向に押し下げることにより、リフ
タ6を上動して被移送体を持ち上げ、その状態
で、自在車輪5の機能を利用して移送体を任意の
場所へ移送するものである。
曵きに代えて、自在車輪を有する移送台車であ
り、この移送台車は第2図に示すように、フレー
ム4に3個ないし4個の自在車輪5が設けられて
おり、フレーム4を緩通して配置され上下に動き
うるリフタ6は下端に水平片6Aを有するL字状
をなしていて、水平片6Aの上面にピン6Bが固
設されている。7はフレーム4上面に配置された
偏心カムであり一隅にローラ8を有し、軸9によ
つてリフタ6と可回動に軸結合されている。偏心
カム7には操作レバー10が挿脱自由に挿入され
ている。また、フレーム4には上方からピン6B
を視認するための窓11が設けられている。かか
る構成でなる移送台車は、使用に際してその複数
台を被移送体に接近させ、リフタ6の水平片6A
を被移送体周辺の下面に挿入したのち操作レバー
10を矢印A方向に押し下げることにより、リフ
タ6を上動して被移送体を持ち上げ、その状態
で、自在車輪5の機能を利用して移送体を任意の
場所へ移送するものである。
ところが、第1図に示す従来の転倒防止片2
は、刃面2Bが床面に密接していたため、移送台
車のリフタ6の水平片6Aを刃面2Bの下に挿入
することができず、転倒防止片2を利用した移送
台車による機器の搬入が不可能であつた。
は、刃面2Bが床面に密接していたため、移送台
車のリフタ6の水平片6Aを刃面2Bの下に挿入
することができず、転倒防止片2を利用した移送
台車による機器の搬入が不可能であつた。
この考案は、機器の転倒防止機能を有するに加
えて、移送台車による機器の搬入を容易にしたも
ので、以下、第3図、第4図に示す一実施例につ
いて説明する。図において、高さに比べて奥行が
短く、重心の高いコントロール盤のごとき機器1
の両側面の下端に、奥行の前後に延出させて転倒
防止片22をボルト23で着脱可能に取付ける。
この転倒防止片22は、山形鋼のように断面L字
状の鋼材でなり、機器1に取付けられる刃面22
Aが下向きで、刃面22Aの下辺が機器1の底
面、すなわち床面とほぼ同一平面上にあるように
断面逆L字状に位置する。したがつて、他方の刃
面22Bは床面25と間隔を有して水平に位置す
ることになる。この水平の刃面22Bの両端部に
は、第2図の移送台車のリフタ6に設けられてい
るピン6Bが係脱するピン孔24がそれぞれ穿設
されている。
えて、移送台車による機器の搬入を容易にしたも
ので、以下、第3図、第4図に示す一実施例につ
いて説明する。図において、高さに比べて奥行が
短く、重心の高いコントロール盤のごとき機器1
の両側面の下端に、奥行の前後に延出させて転倒
防止片22をボルト23で着脱可能に取付ける。
この転倒防止片22は、山形鋼のように断面L字
状の鋼材でなり、機器1に取付けられる刃面22
Aが下向きで、刃面22Aの下辺が機器1の底
面、すなわち床面とほぼ同一平面上にあるように
断面逆L字状に位置する。したがつて、他方の刃
面22Bは床面25と間隔を有して水平に位置す
ることになる。この水平の刃面22Bの両端部に
は、第2図の移送台車のリフタ6に設けられてい
るピン6Bが係脱するピン孔24がそれぞれ穿設
されている。
次に作用効果について説明する。
転倒防止片22が取付けられた機器1は輸送ト
ラツクから荷おろしされ、床面25上に置かれ
る。移送台車は4台用意され、それぞれ転倒防止
片22の両端部に配置される。そうして、第5図
に示すように、リフタ6の水平片6Aを転倒防止
片22の水平の刃面22Bの下方に挿入し、窓1
1から視認してピン6Bの位置をピン孔24に合
わせる。しかる後、操作レバー10を押し下げ、
偏心カム7を介してリフタ6を上動させることに
より、転倒防止片22を介して機器1を持ち上げ
る。揚程は通常30mm〜50mmである。この状態で自
在車輪5を利して、機器1を荷おろし位置から据
付ベース位置へ搬入する。この間、移送台車が転
倒防止片22から外れる危険は、ピン6Bがピン
孔24に係入しているので防止される。据付ベー
ス位置へ機器1を搬入したら、操作レバー10に
よつてリフタ6を下降させて機器1を据付ベース
に載せ、移送台車を機器1から離す。ついで、ボ
ルト23を外して転倒防止片22を機器1から取
外し、機器1を据付ベースに固定する。
ラツクから荷おろしされ、床面25上に置かれ
る。移送台車は4台用意され、それぞれ転倒防止
片22の両端部に配置される。そうして、第5図
に示すように、リフタ6の水平片6Aを転倒防止
片22の水平の刃面22Bの下方に挿入し、窓1
1から視認してピン6Bの位置をピン孔24に合
わせる。しかる後、操作レバー10を押し下げ、
偏心カム7を介してリフタ6を上動させることに
より、転倒防止片22を介して機器1を持ち上げ
る。揚程は通常30mm〜50mmである。この状態で自
在車輪5を利して、機器1を荷おろし位置から据
付ベース位置へ搬入する。この間、移送台車が転
倒防止片22から外れる危険は、ピン6Bがピン
孔24に係入しているので防止される。据付ベー
ス位置へ機器1を搬入したら、操作レバー10に
よつてリフタ6を下降させて機器1を据付ベース
に載せ、移送台車を機器1から離す。ついで、ボ
ルト23を外して転倒防止片22を機器1から取
外し、機器1を据付ベースに固定する。
以上の搬入作業は、運搬専門の熟練トビ職人を
要せず、通常の運搬知識のある作業者で足り、し
かも、機器、搬入距離等が同一条件の場合、従来
のコロ曵きでは6〜7名の作業者を要したのに対
し4名で足り、その上、所要時間が半減された。
要せず、通常の運搬知識のある作業者で足り、し
かも、機器、搬入距離等が同一条件の場合、従来
のコロ曵きでは6〜7名の作業者を要したのに対
し4名で足り、その上、所要時間が半減された。
以上のように、この考案は、機器の転倒を防止
する簡単な構成によつて、従来のコロ曵きにおけ
る搬入作業の困難性を排除し、安全かつ経済的に
重量物の搬入ができる。
する簡単な構成によつて、従来のコロ曵きにおけ
る搬入作業の困難性を排除し、安全かつ経済的に
重量物の搬入ができる。
第1図は従来のものの斜視図、第2図は移送台
車の斜視図、第3図はこの考案の一実施例の斜視
図、第4図は同じく要部正面図、第5図は同じく
作用説明図である。 1……機器、22……転倒防止片、22A,2
2B……刃面、23……ボルト、24……ピン
孔。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分
を示す。
車の斜視図、第3図はこの考案の一実施例の斜視
図、第4図は同じく要部正面図、第5図は同じく
作用説明図である。 1……機器、22……転倒防止片、22A,2
2B……刃面、23……ボルト、24……ピン
孔。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分
を示す。
Claims (1)
- 機器の両側面の下端に前記機器から長さ方向に
はみだして着脱可能にそれぞれ取付けられた断面
逆L字形の転倒防止片を備え、この転倒防止片の
両端部には前記機器を移送するための移送台車に
上下可動に装着されているリフタの下端水平片の
上面に突設されたピンに係脱するピン孔が設けら
れている機器の転倒防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12716182U JPS5930607U (ja) | 1982-08-21 | 1982-08-21 | 機器の転倒防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12716182U JPS5930607U (ja) | 1982-08-21 | 1982-08-21 | 機器の転倒防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5930607U JPS5930607U (ja) | 1984-02-25 |
JPS6330161Y2 true JPS6330161Y2 (ja) | 1988-08-12 |
Family
ID=30288906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12716182U Granted JPS5930607U (ja) | 1982-08-21 | 1982-08-21 | 機器の転倒防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930607U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102874723A (zh) * | 2012-10-16 | 2013-01-16 | 山东电力集团公司滨州供电公司 | 屏体移动工具 |
JP2018202877A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 三菱電機株式会社 | 搬送据付調整装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103889630B (zh) * | 2011-10-14 | 2015-09-30 | 三菱电机株式会社 | 放电加工机 |
-
1982
- 1982-08-21 JP JP12716182U patent/JPS5930607U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102874723A (zh) * | 2012-10-16 | 2013-01-16 | 山东电力集团公司滨州供电公司 | 屏体移动工具 |
JP2018202877A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 三菱電機株式会社 | 搬送据付調整装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5930607U (ja) | 1984-02-25 |
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