JPS6330129B2 - - Google Patents

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JPS6330129B2
JPS6330129B2 JP12539283A JP12539283A JPS6330129B2 JP S6330129 B2 JPS6330129 B2 JP S6330129B2 JP 12539283 A JP12539283 A JP 12539283A JP 12539283 A JP12539283 A JP 12539283A JP S6330129 B2 JPS6330129 B2 JP S6330129B2
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JP
Japan
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roll
transfer film
film
transfer
mold
Prior art date
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Application number
JP12539283A
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English (en)
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JPS6018323A (ja
Inventor
Koji Oshitani
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP12539283A priority Critical patent/JPS6018323A/ja
Publication of JPS6018323A publication Critical patent/JPS6018323A/ja
Publication of JPS6330129B2 publication Critical patent/JPS6330129B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14008Inserting articles into the mould
    • B29C45/14016Intermittently feeding endless articles, e.g. transfer films, to the mould

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本発明は、転写成形におけるフイルム位置決め
方法及びフイルム位置決め装置に関するものであ
る。すなわち、転写成形装置は、射出成形機の金
型間にプラスチツク製の転写用フイルムをはさみ
込み、転写用フイルムに前もつて印刷してある図
柄を成形と同時に成形品に転写する装置である
が、本発明はその成形の際に転写位置に対して転
写用フイルムを正確に位置決めするための方法及
び装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来の転写成形における転写用フイルムの位置
決めは、次のようにして行なわれていた。すなわ
ち、コイルから転写用フイルムを送給ロール装置
によつて送り出し、所定の転写位置に図柄がきた
ときに送給ロール装置を停止させることにより転
写用フイルムを位置決めする。図柄が所定の転写
位置にきたことは、転写用フイルム上のマークを
光学的センサーによつて読み取ることにより検知
する。フイルム位置決めの際のフイルム幅方向の
横ずれを防止するために、従来は、金型上流側に
自動制御式ガイド装置が設けられていた。このガ
イド装置は、ガイドロールの軸心を転写用フイル
ムの横ずれを減少する方向に傾斜させることによ
り、転写用フイルムの位置決め精度を向上しよう
とするものである。しかし、このような従来のフ
イルム位置決め装置では、自動制御式ガイド装置
が必要であり、価格が非常に高いものとなつてい
た。また、転写用フイルムの送り速度は送給ロー
ル装置の送り速度によつて決定されるため、ある
程度以上にフイルム送り速度を速くすることがで
きず、フイルム位置決めのために時間が長くかか
つていた。
(ハ) 発明の目的 本発明は、高価な自動制御式ガイド装置を必要
とせずに転写用フイルムの横ずれを防止して正確
な位置決めを行なうことができるフイルム位置決
め方法及び装置を得ることを目的としている。ま
た、同時にフイルム位置決めに要する時間を短縮
することをも目的としている。
(ニ) 発明の構成 本発明によるフイルム位置決め方法は、転写用
フイルムを送る際に送給ロール装置による転写用
フイルムの拘束を一時的に解除し、その間に転写
用フイルムの横ずれ、しわ等を修正することを特
徴としている。また、上記方法を実施するフイル
ム位置決め装置には、送給ロール装置の押しロー
ルを一時的に駆動ロールから引き離すジヤンプ装
置と、転写用フイルムの幅方向位置を規制するカ
ラー付きのガイドロールとが設けられる。
(ホ) 実施例 以下、本発明の実施例を添付図面の第1〜9図
に基づいて説明する。
第1及び2図に転写成形装置を示す。フレーム
31上に固定された固定盤32に取り付けられた
タイバー33によつて可動盤34が案内されてい
る。可動盤34はフレーム31上にローラー35
によて移動可能に支持されている。固定盤32に
固定型36が取り付けられている。固定型36は
そのパーテイング面側に凸部36′を有している。
この固定型36には射出ノズル39から溶融樹脂
を射出可能である。可動盤34には可動型40が
取り付けられている。可動型40は固定型36の
凸部36′に対応した凹部40′を有している。固
定型36は型閉め時に可動型40のブツシユ42
(第2図参照)にはまり合うガイドピン43を有
している。可動盤34に対してフレーム60が水
平方向に移動可能に取り付けられている。すなわ
ち、フレーム60は可動盤34に取り付けられた
2本の案内レール61に対して4個のガイド62
によつて案内されている。ガイド62として直動
型スライドベアリングを使用している。フレーム
60は第2図に示す幅方向移動装置93によつて
水平方向に移動させることができる。すなわち、
幅方向移動装置93のモータ63は、プーリ6
4、ベルト65及びプーリ66によつてボールネ
ジ67と連結されており、このボールネジ67は
フレーム60に取り付けたナツトとかみ合つてい
る。従つて、モータ63を回転させることにより
ボールネジ67が回転し、これによつてフレーム
60が水平方向に移動する。フレーム60には、
コイル69を支持するローラ、コイル69から転
写用フイルム71を送り出す送給ロール装置20
0、及び引張ロール装置202が設けられてい
る。送給ロール装置200は、長手方向移動装置
94のモータ76によつて駆動される駆動ロール
73と、駆動ロール73にスプリング力によつて
押し付けられる押しロール72とから構成され
る。押しロール72は、ジヤンプ装置100によ
つて、駆動ロール73に対する押圧状態を一時的
に解除することができるが、ジヤンプ装置100
については後述する。引張ロール装置202も駆
動ロール75及び押しロール74により構成され
ている。引張ロール装置202の手前には定テン
シヨン装置204が設けられている。本実施例の
場合、定テンシヨン装置204はダンサーロール
77によつて構成されており、これによつて転写
用フイルム71に一定の張力を与える。フレーム
60には、更にガイドロール70,78,79及
び206、及びガイドバー80,81が設けられ
ており、これによつて転写用フイルム71をより
安定させるようにしてある。ガイドロール70,
78及び79にはそれぞれ転写用フイルム71の
幅方向への移動を防止するカラー70a,78a
及び79aが設けられているが、これらについて
は後述する。可動型40には幅方向センサー82
が設けられ、またフレーム60には長手方向セン
サー83a及び83bが設けられている。幅方向
センサー82及び長手方向センサー83a,83
bは、転写用フイルム71にそれぞれあらかじめ
設けた幅方向マーク84及び長手方向マーク85
の位置を検出する光学的センサーであり、幅方向
センサー82は転写用フイルム71の幅方向の位
置を検出し、また長手方向センサー83a,83
bは転写用フイルム71の長手方向の位置を検出
する。なお、長手方向センサー83aは長手方向
センサー83bよりもわずかに上流側の位置に設
けてある。また、各センサー82,83a及び8
3bの取付位置は微調整可能である。
前述のジヤンプ装置100を第3〜6図に拡大
して示す。ジヤンプ装置100は、クランク軸駆
動装置であるモータ102、モータ102によつ
て変速装置101及びカツプリング103を介し
て駆動されるクランク軸104、クランク軸10
4のクランク部とガイドロール72の軸72aと
を連結するロツド106とを有している。クラン
ク軸104のロツド106との連結部は、第4図
に示すように、クランク軸104を支持するベア
リング108の中心位置A(すなわち、モータ1
02の中心軸位置)に対して寸法eだけ偏心して
配置されている。ロツド106の下端部には長穴
110が設けられており、この長穴110内にブ
ツシユ112を介して押しロール72の軸72a
が案内されている。押しロール72の軸72aに
は、ロツド106をはさみ付けるように一対のリ
ング114が設けられている。ロツド106の下
端部には、押しボルト116及び押しボルト11
6を固定可能なセツトボルト118が設けられて
いる。押しボルト116及びセツトボルト118
によつて、押しボルト116先端と、ブツシユ1
12との間のすきまxを調整することができる。
押しロール72の軸72aは、第6図に示すよう
に、球面ブツシユ120を介してスライダー12
2に支持されている。スライダー122は、フレ
ーム60に設けられたガイド124に案内されて
上下動可能である。スライダー122はスプリン
グ126によつて常に下向きの力を受けている。
スプリング126の設定力はフレーム60に取り
付けられたボルト128及び座板130によつて
調整可能である。座板130は、スライダー12
2に取り付けられたロツド132によつて案内さ
れている。クランク軸104には、第5図に示す
ように、カム134が設けられており、クランク
軸104が所定回転位置に達したとき、フレーム
60上のリミツトスイツチ136を動作させてモ
ータ102を停止させることができる。カム13
4のクランク軸104への回転方向取り付け位置
はセツトボルト138によつて調整可能である。
前述のガイドロール78を第7図に拡大して示
す。なお、ガイドロール70及び79もこのガイ
ドロール78と同じ構造としてある。軸150の
外周にベアリング152を介してロール78が支
持されている。ロール78の外周には2つのカラ
ー78aがセツトねじ154によつて取り付けら
れている。カラー78aの位置はセツトねじ15
4によつて調整することが可能であり、両カラー
78a間の距離は転写用フイルム71の最大幅寸
法に設定してある。軸150の第7図中で左端部
はフレーム60に固着されたサポート156に対
してブツシユ158を介して支持されている。軸
150の左端部には平面部150aが設けられて
おり、この平面部150aがサポート156に取
り付けられた回り止めプレート160の長穴16
0aにはまり合つている(第8図参照)。従つて、
軸150は軸方向に移動することはできるが回転
することはできない。一方、軸150の右端部に
は雄ねじ部150bが形成されており、この雄ね
じ部150bにハンドル162の雌ねじ部がかみ
合つている。ハンドル162の軸部外周部はサポ
ート156に対してブツシユ164を介して支持
されている。ハンドル162は、カラー166に
よつて軸方向への移動は拘束されている。ハンド
ル162は、サポート158に取り付けられたノ
ブ168によつて固定可能である。ハンドル16
2には目盛が設けてあり、回転角度が表示され
る。結局、ノブ168を緩めてハンドル162を
回転することにより、軸150を軸方向に移動さ
せることができる。すなわち、ガイドロール78
の軸方向位置を調整することができる。
次に、この実施例の作用について説明する。
転写用フイルム71の長手方向位置決めは次の
ようにして行なわれる。まず、送給ロール装置2
00の駆動ロール73が高速で回転し、駆動ロー
ル73と押しロール72との間にはさまれた転写
用フイルム71をコイル69から送り出す。この
転写用フイルム71の高速移動の間にジヤンプ装
置100が一時的に作動し、押しロール72が駆
動ロール73から持ち上げられ、転写用フイルム
71が非拘束状態となる。このとき、引張ロール
装置202は転写用フイルム71をはさみ付けて
拘束しており、転写用フイルム71はダンサーロ
ール77の自重降下により高速で移動する。転写
用フイルム71が非拘束状態で高速移動する間
に、ガイドロール70のカラー70a及びガイド
ロール78のカラー78aによつて転写用フイル
ム71の幅方向位置が規制され、転写用フイルム
71の横ずれ、しわ等が除去される。すなわち、
ジヤンプ装置100が作動する前に、送給ロール
装置200のロール73,72の平行度不良、円
筒度不良、ロール表面に付着した異物の影響等に
よつて、転写用フイルム71には横ずれ、しわ等
を生ずる可能性がある、転写用フイルム71が非
拘束状態でガイドロール70及び78によつて案
内されて移動する間に、これらの横ずれ、しわ等
が修正されることとなる。所定時間後、ジヤンプ
装置100は、押しロール72を再び駆動ロール
73に押圧し、転写用フイルム71を両ロール7
3,72間で拘束する。こうして、転写用フイル
ム71は再び送給ロール装置200の送り速度で
送られるが、長手方向センサー83aが転写用フ
イルム71上のマーク85を検出すると、長手方
向移動装置94の移動速度は低速度に切換えられ
る。次いで、長手方向センサー83bがマーク8
5を検出すると、長手方向移動装置94は停止
し、長手方向のフイルム位置決めを完了する。次
いで、幅方向位置決めが行なわれるが、これにつ
いては説明を省略する。
上記長手方向フイルム位置決め動作の際のジヤ
ンプ装置100の作用について更に詳細に説明す
る。転写用フイルム71を高速で送つている間に
モータ102が作動し、クランク軸104が一回
転する。このため、クランク軸104の回転中心
軸からeだけ偏心した位置に支持されるロツド1
06は、第4図に示すように、下死点Bから、上
死点Cを通つて再び下死点Bに復帰する。このロ
ツド106の上下動によつて、押しロール72の
軸72aは、ブツシユ112を介してボルト11
6の先端によつて押し上げられ、押しロール72
は上方へ持ち上げられることとなる。従つて、転
写用フイルム71の拘束が解除される。なお、第
4図におけるすきまxを、x=1.5×eに設定す
ると、押しロール72の持ち上げられる高さは
0.5×eとなる。この場合、クランク軸104の
回転角度が上死点Cを中心として約±60度の範囲
にあるとき、押しロール72が持ち上げられるこ
ととなる。クランク軸104が一回転する間にカ
ム134がリミツトスイツチ136を動作させ、
モータ102が停止する。電気的ブレーキ付きで
あるモータ102は多少の角度だけ惰性で回転し
て停止する。モータ102が停止したとき、ロツ
ド106がほぼ下死点位置Bにくるようにカム1
34の位置は設定されている。押しロール72を
持ち上げている時間はモータ102の回転速度を
調整することにより変えることができ、また押し
ボルト116を調整することにより変えることも
できる。なお、モータ102の回転開始のタイミ
ングは、送給ロール装置200による転写用フイ
ルム71の高速度での送りが開始されると同時に
作動をするタイマーーによつて調整することがで
きる。
次に、ガイドロール70及び78のフイルム幅
方向位置の調整について説明する。ガイドロール
70及び78のカラー70a及び78aは、これ
らによつて転写用フイルム71を規制して横ず
れ、しわ等を修正するのであるから、転写用フイ
ルム71の流れ方向に正確に一致していなければ
ならない。このため、ガイドロール70及び78
はフイルム幅方向位置を微調整可能としてある。
すなわち、第7図に示すノブ168を緩めてハン
ドル162を回転させると、軸150は回転しな
いようにしてあるため、軸150の雄ねじ部15
0bとハンドル162の雌ねじ部とのかみ合いに
よつて、軸150は軸方向に移動する。従つて、
ハンドル162を操作することにより、ガイドロ
ール78の軸方向位置を微調整することができ
る。ガイドロール70及び79についても同様で
ある。従つて、転写用フイルム71の種類が変わ
るごとに必要な調整作業が非常に簡単となる。ま
た、本実施例では金型下流側にガイドロール79
が設けてあるため、ガイドロール78及び79を
調整することにより、金型に対する転写用フイル
ム71の傾きを調整することができる。なお、ハ
ンドル162には回転角度を表示する目盛が設け
られており、0.1mm単位程度の精密な調整が可能
である。なお、ガイド78及び79は、金型厚さ
の異なる可動型40を使用した場合にはこれに対
応して金型厚さ方向の位置を変える必要があるた
め、第1図には図示してないが、サポート156
及び157は金型厚さ方向位置を調整可能な構成
としてある。
次に、転写用フイルム71の長手方向位置決め
の間の転写用フイルム71の送り速度について説
明する。第9図に、位置決めの際のフイルム移動
速度の変化を線図として示す。まず、高速での送
りが開始されt1時間が経過すると、ジヤンプ装置
100が転写用フイルム71を非拘束状態とす
る。転写用フイルム71にはダンサーロール77
の自重による張力が作用しているため、転写用フ
イルム71は加速されて更に高速で移動する。転
写用フイルム71の加速は、ジヤンプ装置100
によつて再び押しロール72が転写用フイルム7
1をはさみ付けるt2時間まで続けられる。転写用
フイルム71は押しロール72による再拘束後は
再び送給ロール装置200による高速送り状態と
なり、t3時間において低速送りに切換えられ、次
いでt4時間で位置決めが完了する。従つて、高速
送り中にダンサーロール77の自重によつて転写
用フイルム71が加速される分だけ転写用フイル
ム71の送り速度は速くなり、フイルム位置決め
時間を短縮することができる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本
発明は次のように変更を加えて実施することもで
きる。
説明した実施例では、転写用フイルム71の高
速送り中にジヤンプ装置100のモータ102を
1回転させて押しロール72を一度だけ持ち上げ
たが、転写用フイルム71の1回の送り中にモー
タ102を複数回回転させ押しロール72を複数
回持ち上げてもよい。また、逆に転写用フイルム
71を複数回送る間に1回だけモータ102を回
転させてもよい。
説明した実施例では、転写用フイルム71の高
速送り中にジヤンプ装置100を作動させたが、
高速送りの開始と同時にジヤンプ100を作動さ
せてもよい。また、ジヤンプ装置100を作動さ
せた状態で駆動ロール73を回転させてもよい。
説明した実施例では、送給ロール装置200の
駆動ロール73側に転写用フイルム71の巻き掛
け角度が与えられるように配置されているが、逆
に押しロール72側に巻き掛け角度が与えられる
ように配置してもよい。また、転写用フイルム7
1が駆動ロール73及び押しロール72のいずれ
にも巻き掛けられない一直線の状態に配置しても
よい。この場合、転写用フイルム71とロール7
3,72との摩擦抵抗が少なくなるため、より効
率良く横ずれの修正を行なうことができる。
説明した実施例では、ジヤンプ装置100とし
ては、モータとクランク機構とを用いたものとし
たが、カムを使用したもの、エアーシリンダを使
用したもの等としても差し支えない。
説明した実施例では、送給ロール装置200側
と定テンシヨン装置204側とを同じフレーム6
0上に配置したが、分離されたフレーム上にそれ
ぞれ配置しても差し支えない。
説明した実施例では、送給ロール装置200の
上流側及び下流側にカラー70a及び78a付き
のガイドロール70及び78を設けたが、いずれ
か一方のガイドロールのみとしても転写用フイル
ム71の横ずれを修正することができる。また、
ガイドロール79についてはカラー付きでないガ
イドロールとすることもできる。また、ガイドロ
ール70,78及び79は軸方向位置が微調整可
能な構造であれば、説明した実施例以外の構造の
ものであつても差し支えない。
(ヘ) 発明の効果 以上説明してきたように、本出願に係る転写成
形におけるフイルム位置決め方法は、転写用フイ
ルム送り時に一時的に送給ロール装置による転写
用フイルムの拘束を解除して転写用フイルムが自
由に移動することができる状態とし、この状態の
間に転写用フイルムの横ずれ、しわ等をガイドロ
ールによつて修正し、次いで再び送給ロール装置
によつて転写用フイルムを拘束して送り、転写用
フイルム面上のマークがセンサーによつて検出さ
れたとき送給ロール装置を停止させて転写用フイ
ルムの位置決めを行なうように構成したので、ま
た、上記方法を実施するフイルム位置決め装置
は、金型上流側に設けられた駆動ロール及び押し
ロールからなる送給ロール装置と、駆動ロールを
駆動する長手方向移動装置と、押しロールを駆動
ロールから所定のタイミングで引き離して転写用
フイルムを一時的に非拘束状態とするジヤンプ装
置と、送給ロールの上流側及び下流側の両方又は
一方に設けられ転写用フイルムの幅方向位置を規
制するカラーを有するガイドロールと、金型下流
側に設けられ転写用フイルムに一定の張力を与え
る定テンシヨン装置と、送給ロール装置と定テン
シヨン装置との間に設けられ転写用フイルム上の
マークを検出可能なセンサーとを有するので、転
写用フイルムの横ずれ、しわ等を修正することが
でき、高価な自動制御式ガイド装置が不要とな
る。また、転写用フイルムが一時的に非拘束状態
とされたときに転写用フイルムの送り速度が増大
し、位置決め時間を短縮することができる。ま
た、カラー付きのガイドロールにはフイルム幅方
向の微調整装置が設けられているため、正確に転
写用フイルムの位置決めを行なうことができ、ま
た転写用フイルムの種類が変つたときの調整も容
易となる。また、金型の上流側及び下流側に微調
整可能なガイドロールを設けることにより、金型
に対する転写用フイルムの傾きを精密に設定する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフイルム位置決め装置を
有する転写成形装置を示す図、第2図は第1図の
―線に沿う断面図、第3図はジヤンプ装置を
拡大して示す図、第4図は第3図の―線に沿
う断面図、第5図は第3図の―線に沿う断面
図、第6図は第5図の矢印方向に見た図、第7
図はガイドロールを拡大して示す図、第8図は第
7図の矢印方向に見た図、第9図はフイルム移
動速度の変化を示す線図である。 36……固定型、40……可動型、70……ガ
イドロール、71……転写用フイルム、72……
押しロール、73……駆動ロール、78……ガイ
ドロール、79……ガイドロール、83a,83
b……センサー、85……マーク、94……長手
方向移動装置、100……ジヤンプ装置、102
……モータ(クランク軸駆動装置)、104……
クランク軸、106……ロツド、200……送給
ロール装置、204……定テンシヨン装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金型上流の送給ロール装置と、金型下流の定
    テンシヨン装置とによつて、長尺の転写用フイル
    ムを順次金型間に送つて位置決めする転写成形に
    おけるフイルム位置決め方法において、 転写用フイルム送り時に一時的に送給ロール装
    置による転写用フイルムの拘束を解除して転写用
    フイルムが自由に移動することができる状態と
    し、この状態の間に転写用フイルムの横ずれ、し
    わ等をガイドロールによつて修正し、次いで再び
    送給ロール装置によつて転写用フイルムを拘束し
    て送り、転写用フイルム面上のマークがセンサー
    によつて検出されたとき送給ロール装置を停止さ
    せて転写用フイルムの位置決めを行なう、転写成
    形におけるフイルム位置決め方法。 2 金型上流側に設けられた駆動ロール及び押し
    ロールからなる送給ロール装置と、駆動ロールを
    駆動する長手方向移動装置と、押しロールを駆動
    ロールから所定のタイミングで引き離して転写用
    フイルムを一時的に非拘束状態とするジヤンプ装
    置と、送給ロール装置の上流側及び下流側の両方
    又は一方に設けられ転写用フイルムの幅方向位置
    を規制するカラーを有するガイドロールと、金型
    下流側に設けられ転写用フイルムに一定の張力を
    与える定テンシヨン装置と、送給ロール装置と定
    テンシヨン装置との間に設けられ転写用フイルム
    上のマークを検出可能なセンサーとから構成され
    るフイルム位置決め装置。 3 ジヤンプ装置は、クランク軸と、クランク軸
    を駆動するクランク軸駆動装置と、押しロールの
    回転軸とクランク軸とを連結するロツドとを有し
    ている特許請求の範囲第2項記載のフイルム位置
    決め装置。 4 金型下流側に、転写用フイルムの幅方向位置
    を規制可能なカラーを有するガイドロールが設け
    られている特許請求の範囲第2又は3項記載のフ
    イルム位置決め装置。 5 ガイドロールのフイルム幅方向位置は調整可
    能である特許請求の範囲第2,3又は4項記載の
    フイルム位置決め装置。
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