JPH01165414A - 転写箔送り装置 - Google Patents

転写箔送り装置

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JPH01165414A
JPH01165414A JP32608187A JP32608187A JPH01165414A JP H01165414 A JPH01165414 A JP H01165414A JP 32608187 A JP32608187 A JP 32608187A JP 32608187 A JP32608187 A JP 32608187A JP H01165414 A JPH01165414 A JP H01165414A
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strip
movable mold
roller
transfer foil
take
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Takeshi Kusanagi
草梛 健
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SANWA KINPAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹脂成型品の成型加工と同時にその表面に転
写印刷加工を行なういわゆる成型同時絵付性において、
転写箔を成型用の金型に自動的に供給する転写箔送り装
置に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来の転写箔送り装置として、例えば実開昭59−12
633号公報に記載されたものがある。この転写箔送り
装置は、第7図のように、移動金型61が固定された移
動フレーム62に、後述の転写箔が長平方向に多数印刷
された帯状体63が巻回された供給リール64と、この
供給リール64から帯状体63を引出す引出ローラ65
と、移動金型61の下側にて帯状体63を引取る引取ロ
ーラ66と、この引取ローラ66により引取られた帯状
体63を巻取る巻取リール67とを取付けた構成であっ
た。すなわち、成型同時絵付法の実施に際しては、移動
フレーム62の移動により移動金型61を固定金型68
に当接させ、移動金型61と固定金型68との間に帯状
体63を挾み込んだ状態で固定金型68側から液状の樹
脂を供給し、樹脂成型品の成型と同時に、樹脂成型品の
表面に帯状体63に印刷された転写箔を転写して絵付け
を行なうのである。そして前記帯状体63には、第8図
のように、転写箔70と停止マーク71とが長平方向に
多数印刷されており、転写箔送り装置には、転写箔70
を移動金型61と固定金型68とにより構成される成型
金型内の所定の位置に位置させるべく、停止マーク71
を検出して帯状体63の移動を停止させるための停止マ
ーク検出器72が前記移動金型61の上方位置に配置さ
れている。なお第7図において、74.75は押付はロ
ーラ、76.77.78.79はガイドローラ、80は
ダンサローラである。
しかしなから、このような従来装置では、停止マーク検
出器72が移動金型61と固定金型68とにより構成さ
れる成型金型の外部に位置しているため、転写箔70の
位置決めの精度が不正確であるという不都合があった。
すなわち、停止マーク検出器72が成型金型の外部に位
置しているということは、転写すべき転写箔70を位置
決めするに際して、その転写箔70に隣接する停止マー
ク71を検出するのではなく、それよりも1反数個上流
側の停止マーク71を検出する必要がある。
ところで第8図のように、1個の転写箔70と、それに
隣接する1個の停止マーク71とは、帯状体63に同時
に印刷されるので、これらの相対的な位置は常に正確に
一定であるが、帯状体63の長平方向に多数印刷された
転写箔70および停止マーク71のピッチは、印刷時の
送りピッチの精度により正確さが決定されるので、必ず
しも正確に一定であるとは限らない。したがって、位置
決めしようとしている転写箔70に隣接する停止マーク
71よりも複数個上流側の停止マーク71を検出して帯
状体63を停止させた場合、停止マーク71のピッチの
誤差が累積されて位置決めの精度に影響する結果となり
、転写箔70の帯状体6B長手方向の位置決めを正確に
行なうことができないのである。また従来装置では、転
写箔70の帯状体63幅方向の位置決めを固定のガイド
ローラ77.78のみにより行なっており、幅方向の位
置決めが正確になされているか否かを実際に検出して制
御を行なっていないので、幅方向の位置決めが不正確で
あるという不都合があった。また、移動金型61を移動
させる際に、引出ローラ65および引取ローラ66を停
止させているだけであるので、例えば移動金型61の表
面が突出しているような場合、移動金型61を移動させ
て固定金型68に押付けたときに、せっかく位置決めし
た転写箔70の位置がずれてしまうという不都合もあっ
た。このように従来装置では、転写箔70の位置決めが
帯状体63長手方向および幅方向共に不正確であった。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本発明の転写箔送り装置は
、長平方向に多数の転写箔が印刷された帯状体が巻回さ
れた供給リールと、この供給リールから前記帯状体を引
出す引出ローラと、この引出ローラにより引出されて固
定金型と移動金型との間を通過した前記帯状体を引取る
引取ローラと、この引取ローラにより引取られた前記帯
状体を巻取る巻取リールとを備えた転写箔送り装置にお
いて、前記移動金型が固定された移動フレームに、移動
金型よりも帯状体移動方向上流側の位置にて、前記帯状
体の幅方向端部に長平方向に沿って連続的に印刷された
ラインマークを検出する供給側ラインマーク検出器と、
この供給側ラインマーク検出器の検出信号に基づいて前
記帯状体の幅方向に駆動される供給側移動体とを設置し
、前=己移動フレームに、移動金型よりも帯状体移動方
向下流側の位置にて、前記ラインマークを検出する巻取
側ラインマーク検出器と、この巻取側ラインマーク検出
器の検出信号に基づいて前記帯状体の幅方向に駆動され
る巻取側移動体とを設置し、前記供給側移動体に前記供
給リールと前記引出ローラとを取付け、前記巻取側移動
体に前記巻取リールと前記引取ローラとを取付け、前記
移動金型に、移動金型の表面近傍に位置しかつ前記帯状
体に印刷された停止マークまたは前記転写箔を検出して
帯状体の停止タイミングを決定するための検出信号を出
力する停止マーク検出器と、前記帯状体が停止した時に
移動金型の帯状体移動方向中央部の位置にて帯状体の幅
方向両端部を移動金型の表面に押付ける押圧体と、前記
転写箔の帯状体移動方向上流側および下流側位置にてそ
れぞれ前記帯状体を移動金型の表面に添わせる案内体と
を設置したものである。
(作用) 移動金型の表面近傍に設置された停止マーク検出器は、
位置決めすべき転写箔自体またはそれに隣接する停止マ
ークを検出して帯状体の停止タイミングを決定するため
の検出信号を出力する。これにより転写箔の帯状体長手
方向の位置決めがなされる。また供給側ラインマーク検
出器および巻取側ラインマーク検出器は、帯状体に印刷
されたラインマークを個別に検出して帯状体の幅方向の
位置を制御するための検出信号を出力する。これにより
供給リールと引出ローラとを載置した供給側移動体およ
び引取ローラと巻取リールとを載置した巻取側移動体が
個別に帯状体の幅方向に駆動され、供給側および巻取側
の双方の位置で帯状体の幅方向の位置決め、すなわち転
写箔の帯状体幅方向の位置決めがなされる。また案内体
は、位置決めされた帯状体を移動金型の表面に添わせ、
かつ押圧体は、この帯状体を移動金型の表面に押付ける
。これにより帯状体の位置が確実に固定され、したがっ
て例えば移動金型の表面が突出していても、移動金型の
移動により転写箔の位置がずれるということがない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第6図に基づいて説
明する。
第1図は本発明の一実施例における転写箔送り装置の概
略正面図、第2図は同概略側面図で、1は移動フレーム
であり、この移動フレーム1は、架台2上に第1図の左
右方向に移動自在に設置されて図外の駆動装置により往
復駆動される移動台3に取付けられている。前記移動フ
レーム1には移動金型4が取付けられており、この移動
金型4は、移動フレーム1の移動により、固定台5に取
付けられた固定金型6に当接離間し、移動金型4と固定
金型6とにより成型金型7が構成される。
前記移動フレーム1の上端部には供給側支持台9が取付
けられており、この供給側支持台9には、ガイド10,
11により供給側移動体12が第2図の左右方向に移動
自在に設置されていると共に、この供給側移動体12を
往復駆動しかつ任意の位置に停止させる電動機13が取
付けられている。
前記供給側移動体12には、後述の転写箔等が長平方向
に多数印刷された樹脂製のフィルム等からなる帯状体1
4が巻回されたブレーキ付きの供給リール15が回動可
能に取付けられていると共に、供給リール15から帯状
体14を引出す引出ローラ16と、この引出ローラ16
の外周面に帯状体14を押付ける押付はローラ17と、
帯状体14を案内するガイドローラ18と、帯状体14
の張力を一定に保つダンサローラ19とが回動可能に取
付けられている。さらに前記供給側移動体12には、前
記引出ローラ16を回転駆動するブレーキ付きの電動機
20が取付けられている。前記引出ローラ16、押付は
ローラ17、ガイドローラ18およびダンサローラ19
は金属製で、引出ローラ16の外周面にはローレット加
工が施されており、押付はローラ17の外周面は弾性ゴ
ムにより覆われている。
また前記供給側支持台9には、ブラケット21を介して
前記帯状体14を案内する金属製のガイドローラ22が
回動可能に取付けられていると共に、帯状体14に長平
方向に沿って連続的に印刷された後述のラインマークを
検出する供給側ラインマーク検出器23が取付けられて
いる。
前記移動フレーム1の下端部には巻取側支持台25が取
付けられており、この巻取側支持台25には、ガイド2
6,27により巻取側移動体28が第2図の左右方向に
移動自在に設置されていると共に、この巻取側移動体2
8を往復駆動しかつ任意の位置に停止させる電動機29
が取付けられている。
前記巻取側移動体28には、前記移動金型4と固定金型
6との間を通過した前記帯状体14を引取る引取ローラ
30と、この引取ローラ30の外周面に帯状体14を押
付ける押付はローラ31と、自重により帯状体14の張
力を一定に保っダンサローラ32と、帯状体14を巻取
る巻取リール33とが回動可能に取付けられている。さ
らに前記巻取側移動体28には、前記引取ローラ30お
よび巻取り−ル33を回転駆動するブレーキ付きの電動
機34が取付けられている。前記引取ローラ30、押付
はローラ31およびダンサローラ32は金属製で、引取
ローラ30の外周面にはローレット加工が施されており
、押付はローラ31の外周面は弾性ゴムにより覆われて
いる。
また前記巻取側支持台25には、ブラケット35を介し
て前記帯状体14を案内する金属製のガイドローラ36
.37が回動可能に取付けられていると共に、前記ライ
ンマークを検出する巻取側ラインマーク検出器38が取
付けられている。
前記移動金型4には、前記帯状体14を移動金型4の表
面4aに押付ける1対の押圧体40と、帯状体14を移
動金型4の表面4aに添わせる1対の案内体41と、前
記帯状体14に印刷された後述の停止マークを検出する
停止マーク検出器42とが、表面4aの近傍位置に取付
けられており、前記固定金型6の表面には、これら押圧
体4oと案内体41と停止マーク検出器42とが入り込
む四部(図示せず)が形成されている。
第3図は前記帯状体14の駆動系の概略構成図で、供給
リール15に巻回された帯状体14は、ガイドローラ1
8により方向転換されて引出ローラ16と押付はローラ
17とにより引出され、ダンサローラ1つにより所定の
張力を維持され、ガイドローラ22により方向転換され
て移動金型4と固定金型6との間に供給される。移動金
型4と固定金型6との間を通過した帯状体14は、ガイ
ドローラ36とガイドローラ37とにより方向転換され
、ダンサローラ32により所定の張力を維持され、引取
ローラ30と押付はローラ31とにより引取られ、巻取
リール33により巻取られる。
そして前記ダンサローラ1つは、第4図に詳細に示すよ
うに、中間部を水平軸芯回りに回動自在に支持されたほ
ぼLγ状のレバー44の一端部に回動可能に支持さねて
おり、レバー44の中間部には重錘45が取付;yられ
ている。レバー44の他端部にはビン46が突設されて
おり、このピン46はガイド部材47の長孔47aに摺
動自在に嵌合している。このガイド部材47は、基端部
を水平軸芯回りに回動自在に支持されたシリンダ装置4
8のピストンロッドの先端に固定されており、シリンダ
装置48のピストンロッドを伸展させることにより、第
4図に実線で示すようにレバー44がストッパ4つに当
接してダンサローラ19の位置が固定される。またシリ
ンダ装置48のピストンロッドを縮退させることにより
、第4図に仮想線で示すようにダンサローラ19が揺動
可能になる。すなわち第1図および第2図には示してい
ないが、前記レバー44とシリンダ装置48とストッパ
49とは前記供給側移動体12に取付けられている。
前記押圧体40は、第3図のようにシリンダ装置51の
ピストンロッドの先端に取付けられており、ピストンロ
ッドを縮退させた状態では、第3図のように移動金型4
の表面4aから離間しており、シリンダ装置51のピス
トンロッドを進展させることにより、第5図のように帯
状体14を移動金型4の表面4aに強固に押圧する。ま
た前記案内体41は、前記移動金型4を貫通するロッド
52の一端に取付けられている。ロッド52は、移動金
型4の内部に収容されたコイルスプリング53により第
3図の左方に付勢されており、作動プレート54により
コイルスプリング53の付勢力に抗して第3図の右方に
押されることによって、図示の如く案内体41が移動金
型4の表面4aから離間する。そして作動プレート54
によるロッド52の押圧を解除すれば、案内体41は、
コイルスプリング53の付勢力により、第5図に仮想線
で示すように帯状体14を移動金型4の表面4aに添わ
せる。
第6図は帯状体14の説明図であり、帯状体14の表面
、すなわち固定金型6の表面と対向する側の面には、樹
脂成型品の表面に転写すべき金属あるいは樹脂製の転写
箔56が長手方向所定間隔おきに印刷されていると共に
、各転写箔56に隣接して停止マーク57が印刷されて
いる。これら停止マーク57は、帯状体14の幅方向の
一方の端部に位置しており、かつ各転写箔56の上下方
向中央部、すなわち各転写箔56の帯状体14長手方向
中央部に位置している。また帯状体14の表面には、前
記停止マーク57が印刷された幅方向の端部とは反対側
の端部に、帯状体14長手方向に沿うラインマーク58
が連続的に印刷されている。
前記1対の押圧体40は、第6図のように、転写箔56
の帯状体14長手方向中央部の位置にて、帯状体14の
幅方向両端部を移動金型4の表面4aに強固に押付ける
ものであり、前記1対の案内体41は、転写箔56の帯
状体14長手方向両側位置にて、帯状体14を全幅にわ
たって移動金型4の表面4aに軽く押付けるものである
。前記停止マーク検出器42は、前記押圧体40よりも
若干上方の位置で前記停止マーク57を検出するもので
あり、例えば光電スイッチの投光器42aと受光器42
bとにより構成されている。投光器42aは、前記移動
金型4の表面4aの近傍位置に位置し、図外のブラケッ
トを介して移動金型4に取付けられており、受光器42
bは、前記移動金型4の表面4aに形成された凹部(図
示せず)に収容されている。前記供給側ラインマーク検
出器23および巻取側ライーンマーク検出器38は、前
記ラインマーク58を検出するものであって、例えば各
々1個の発光素子と2個のホトトランジスタ等との組合
せにより構成されており、ラインマーク58が帯状体1
4幅方向のどちら側にどの程度ずれたかを正確に検出す
る。
次に作用を説明する。図外の制御装置の起動スイッチを
操作することにより、電動機20および電動機34が作
動し、引出ローラ16により供給リール15から帯状体
1.4が引出され、移動金型4と固定金型6との間に供
給されると同時に、移動金型4と固定金型6との間を通
過した帯状体14は、引取ローラ30により引取られ、
巻取り−ル33に巻取られる。このとき、移動フレーム
1は後退位置に位置しており、移動金型4と固定金型6
とは第5図のように離間している。またシリンダ装置5
1のピストンロッドは縮退しており、押圧体40が移動
金型4の表面4aから離間していると共に、作動プレー
ト54は前進位置に位置しており、案内体41が移動金
型4の表面4aから離間している。したがって帯状体1
4は移動金型4の表面4aの凸面の頂部に接触しなから
移動する。またこのとき、帯状体14に印刷されたライ
ンマーク58が供給側ラインマーク検■器23 ・およ
び巻取側ラインマーク検出器38により検出され、帯状
体14の幅方向のずれが個別に修正される。すなわち、
帯状体14が例えば蛇行してその幅方向の位置がずれた
とすると、当然にラインマーク58の位置も帯状体14
の幅方向にずれるので、供給側ラインマーク検出器23
あるいは巻取側ラインマーク検出器38がずれた方向お
よび大きさを検出し、それに応じた検出信号を出力する
。これにより前記制御装置は、電動機13あるいは電動
機29を作動させ、ずれがなくなるように供給側移動体
12あるいは巻取側移動体28を移動させる。この結果
、供給側移動体12あるいは巻取側移動体28に載置さ
れた引出ローラ16や引取ローラ30等が移動し、帯状
体14の幅方向の位置ずれが修正される。
帯状体14の下方への移動により、帯状体14に印刷さ
れた停止マーク57が停止マーク検出器42により検出
されると、検出信号が前記制御装置に入力される。これ
により制御装置は、停止マーク検出器42からの検出信
号が入力された後、予め設定された所定の長さだけ帯状
体14の移動を継続させ、その時点で電動機20と電動
機34とを停止させて帯状体14の移動を停止させる。
これにより、転写すべき転写箔56が所定の位置に位置
決めされる。すなわち、停止マーク検出器42は位置決
めすべき転写箔56に隣接する停止マーク57を検出す
るので、従来装置のように停止マーク57のピッチの不
正確さが累積されて位置決めの精度に影響を与えるとい
うことがなく、停止マーク57のピッチにかかわらず転
写すべき転写箔56を正確に所定の位置に位置させるこ
とができる。
帯状体14が停止すると、前記制御装置は、シリンダ装
置51を作動させてそのピストンロッドを伸展させる。
これにより第5図のように押圧体40が帯状体14を移
動金型4の表面4aに強固に押圧する。さらに前記制御
装置は、作動プレート54を第3図の左方に後退させる
。これにより案内体41はコイルスプリング53の付勢
力により第5図の仮想線のように帯状体14を移動金型
4の表面4aに軽く押付ける。この押付は動作によって
、移動金型4の表面4aに沿う帯状体14の長さが若−
F長くなるが、この誤差はダンサローラ19.32の移
動により吸収される。この後、前記制御装置は、移動フ
レーム1を前進させ、第1図のように帯状体14を挾ん
だ状態で移動金型4の表面4aを固定金型6の表面に強
固に押付ける。このとき、帯状体14は押圧体40と案
内体41とにより移動金型4の表面4aに押付けられて
いるので、移動金型4の表面4aが本実施例のように凸
面になっていたとしても、移動金型4の移動中に帯状体
14が動いて転写箔56の位置がずれてしまうというよ
うなことはない。
移動金型4と固定金型6とが当接して成型金型7が構成
されると、固定金型6側から移動金型4の表面4aと固
定金型6の表面との間に液状の樹脂が注入され、樹脂成
型品が成型される。そして注入された樹脂の熱により、
帯状体14の表面に印刷された転写箔56が樹脂成型品
の表面に転写される。
成型が完了すると、前記制御装置は、移動フレーム1を
第1図の左方に後退させる。これにより移動金型4が固
定金型6から離間し、樹脂成型品を取出すことができる
。さらに前記制御装置は、シリンダ装置51のピストン
ロッドを縮退させて押圧体40を後退させると同時に、
作動プレート54を第3図の右方に前進させて案内体4
1を移動金型4の表面4aから離間させる。この後、前
記制御装置は、電動機20および電動機34を作動させ
、帯状体14を下方へ移動させる。以下、同様の動作に
より帯状体14の転写箔56が順次成型金型7の内部に
供給され、樹脂成型品の成型および転写箔56の転写が
自動的に行われる。
このように、供給側ラインマーク検出器23および巻取
側ラインマーク検出器38からの検出信号に基づいて移
動金型4の上下方向両側の位置にて帯状体14の幅方向
の位置制御を行ない、さらに停止マーク検出器42によ
り転写すべき転写箔56に隣接する停止マーク57を検
出して、その検出信号に基づいて帯状体14の停止制御
を行なうので、転写箔56の位置決めを帯状体14の幅
方向および長平方向のいずれにも正確に行なうこととが
できる。しかも、押圧体40および案内体41により帯
状体14を移動金型4の表面4aに押付けた状態で移動
金型4を移動させるので、移動金型4の移動中に帯状体
14が動いて転写箔56の位置がずれてしまうというこ
とがない。したがって、転写箔56を常に所定の位置に
正確に供給することができ、樹脂成型品の絵付の位置精
度を飛躍的に向上させることができる。
(別の実施例) 上記実施例においては、停止マーク検出器42により停
止マーク57を検出して帯状体14の停止制御を行なう
ようにしたが、本発明はこのような構成に限定されるも
のではなく、停止マーク検出器42により転写すべき転
写箔56を直接検出するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、供給側ラインマ
ーク検出器および巻取側ラインマーク検出器により移動
金型の帯状体移動方向両側位置にて帯状体のラインマー
クを検出し、その検出信号に基づいて個別に帯状体の幅
方向の位置制御を行なうようにしたので、帯状体の蛇行
等を確実に防止して、転写すべき転写箔の帯状体幅方向
の位置決めを正確に行なうことができる。また、移動金
型に、移動金型の表面近傍に位置しかつ帯状体に印刷さ
れた停止マークまたは転写箔を検出して帯状体の停止タ
イミングを決定するための検出信号を出力する停止マー
ク検出器を取付けたので、転写すべき転写箔自体、ある
いはそれに隣接する停止マークを検出することができ、
したがって従来装置のように停止マークのピッチの誤差
が累積されて帯状体の停止精度に影響を与えることがな
く、帯状体の停止制御を正確に行なえることから、転写
箔の帯状体長手方向の位置決めを正確に行なうことがで
きる。また、移動金型に、帯状体が停止した時に移動金
型の帯状体移動方向中央部の位置にて帯状体の幅方向両
端部を移動金型の表面に押付ける押圧体と、転写箔の帯
状体移動方向上流側および下流側位置にてそれぞれ帯状
体を移動金型の表面に添わせる案内体とを設置したので
、移動金型の移動中に帯状体が動いて転写箔の位置がず
れてしまうことがない。以上の結果、転写箔を常に所定
の位置に正確1こ供給することができ、樹脂成型品の給
付の位置精度を飛躍的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における転写箔送り装置の概
略正面図、第2図は同概略側面図、第3図は帯状体の駆
動系の概略構成図、第4図はダンサローラの作動原理の
説明図、第5図は移動金型の表面への帯状体の押付は状
態の説明図、第6図は帯状体の説明図、第7図は従来の
転写箔送り装置の概略正面図、第8図は帯状体への転写
箔等の印刷状態の説明図である。 1・・・移動フレーム、4・・・移動金型、4a・・・
表面、6・・・固定金型、12・・・供給側移動体、1
4・・・帯状体、15・・・供給リール、16・・・引
出ローラ、23・・・供給側ラインマーク検出器、28
・・・巻取側移動体、30・・・引取ローラ、33・・
・巻取リール、38・・・巻取側ラインマーク検出器、
40・・・押圧体、41・・・案内体、42・・・停止
マーク検出器、56・・・転写箔、57・・・停止マー
ク、58・・・ラインマーク特許出願人 株式会社 三
和金箔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 長手方向に多数の転写箔が印刷された帯状体が巻回され
    た供給リールと、この供給リールから前記帯状体を引出
    す引出ローラと、この引出ローラにより引出されて固定
    金型と移動金型との間を通過した前記帯状体を引取る引
    取ローラと、この引取ローラにより引取られた前記帯状
    体を巻取る巻取リールとを備えた転写箔送り装置におい
    て、前記移動金型が固定された移動フレームに、移動金
    型よりも帯状体移動方向上流側の位置にて、前記帯状体
    の幅方向端部に長手方向に沿って連続的に印刷されたラ
    インマークを検出する供給側ラインマーク検出器と、こ
    の供給側ラインマーク検出器の検出信号に基づいて前記
    帯状体の幅方向に駆動される供給側移動体とを設置し、
    前記移動フレームに、移動金型よりも帯状体移動方向下
    流側の位置にて、前記ラインマークを検出する巻取側ラ
    インマーク検出器と、この巻取側ラインマーク検出器の
    検出信号に基づいて前記帯状体の幅方向に駆動される巻
    取側移動体とを設置し、前記供給側移動体に前記供給リ
    ールと前記引出ローラとを取付け、前記巻取側移動体に
    前記巻取リールと前記引取ローラとを取付け、前記移動
    金型に、移動金型の表面近傍に位置しかつ前記帯状体に
    印刷された停止マークまたは前記転写箔を検出して帯状
    体の停止タイミングを決定するための検出信号を出力す
    る停止マーク検出器と、前記帯状体が停止した時に移動
    金型の帯状体移動方向中央部の位置にて帯状体の幅方向
    両端部を移動金型の表面に押付ける押圧体と、前記転写
    箔の帯状体移動方向上流側および下流側位置にてそれぞ
    れ前記帯状体を移動金型の表面に添わせる案内体とを設
    置したことを特徴とする転写箔送り装置。
JP32608187A 1987-12-22 1987-12-22 転写箔送り装置 Expired - Lifetime JPH07121535B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04138231A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Nissha Printing Co Ltd 転写フィルム送り装置
WO1994025244A1 (en) * 1993-04-30 1994-11-10 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Method of manufacturing laminate-molded products and apparatus therefor
JP2009089494A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Toshiba Corp 回転機の制御装置、制御システムおよび制御方法

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