JPS6329725Y2 - - Google Patents

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JPS6329725Y2
JPS6329725Y2 JP12341679U JP12341679U JPS6329725Y2 JP S6329725 Y2 JPS6329725 Y2 JP S6329725Y2 JP 12341679 U JP12341679 U JP 12341679U JP 12341679 U JP12341679 U JP 12341679U JP S6329725 Y2 JPS6329725 Y2 JP S6329725Y2
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JP
Japan
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light
plate glass
folded
automobile
glass
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JP12341679U
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JPS5642939U (ja
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  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は板ガラスの折曲げ部に生じる集中光、
反射光を抑制した自動車のリヤウインド用折曲げ
板ガラスに関する。
更に詳しくは、リヤウインド用折曲げ板ガラス
において、折曲げ部の板ガラスの内表面若しくは
外表面等に網状若しくは縞状(ストライプ状)に
遮光物質を印刷等によつて設けることにより、外
部より折曲げ板ガラスに入射される不必要な光を
抑制して入射光を和らげるようにし、光の集中、
及び反射等によつて自動車後方の視界が遮ぎられ
るのを防止するようにした折曲げ板ガラスに関す
るものである。
第4図に示す如きフアストバツク形式の自動車
40において、後方荷台部分がリヤウインドであ
るガラス板材41で覆われている自動車が現在製
品化されている。この種の自動車の後部板ガラス
材41は、車体の形状として外部より視認され得
るため、そのデザイン上、割合と急激な角度で折
り曲げられて形成されているものが多い。デザイ
ン上のその後部板ガラスは外観上美観を呈する
が、一方では運転の安全上以下の如き問題を提起
する。
特に板ガラス41が後部下方へ急角度で折曲が
つている場合においては、板ガラス41の折曲げ
部形状42がレンズの役割を担つて外部からの光
が一点に集中(第5図Aの場合)したり、又板ガ
ラスの上部から入射される光と後部下方より入射
して反射した光が重なる(第5図Bの場合)等の
現象が発生する。
以上の如き現象は、板ガラスの折曲げ部の内側
部分が光つたり、反射を起したりするため、車室
内から車外後方を見ようとする者は、眩しくて見
ることができず、バツク時等において後方の車外
景色が確認できないということは安全運転上極め
て好ましくない。又前記入射光の集中、反射はバ
ツクミラーを介して前方を見ている運転者の目に
眩惑を与えるため、運転における安全対策上、こ
れを除去する手段を講じる必要性がある。
従来、上記問題を解消する方法として板ガラス
の折曲げ部内側表面にセラミツク等の如き遮光物
を設けるようにした方法もあつたが、この方法で
は遮光物のため、車外後方の景色を見ることがで
きなくなつて運転上一層の不都合を生ぜしめてい
た。
本考案者は上記した問題点に鑑み、これを有効
に解決すべく本考案を成したものである。
本考案は、板ガラスの折り曲げ部分に部分的に
一様にセラミツクカラー等の如き遮光物質を印刷
等によつて設けるようにした集中光等の発生を防
止する自動車のリヤウインド用折曲げ板ガラスで
ある。
本考案において板ガラスの折り曲げ部分に部分
的に一様に遮光部を形成するには、例えば網状、
或はストライプ状に遮光部を形成させることによ
り、遮光部と非遮光部とを一様に交互に繰り返さ
せることができる。
従つて本考案にかかる折曲げ板ガラスを、例え
ば、フアストバツク式自動車のリヤウインドに使
用すれぱ前記遮光物質により後方からの入射光に
よる光の集中、反射を和らげ、前記遮光物質の施
さない部分から車後方の視界を確保し、運転者の
目への眩惑等の悪影響を抑制し運転の安全性を向
上せしめることができる。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て詳述する。
第1図は本考案の折曲げ板ガラスの後方から見
た斜視図、第2図は第1図−線断面図であ
る。
板ガラス1は折曲げ部2で急激に折曲げられて
いる。折曲げ部2及び、板ガラス下部1aの内側
表面には網状に遮光物質が印刷された後焼付けら
れることによつて遮光部3として形成されてい
る。遮光物質の材質は例えばセラミツクカラーで
ある。
セラミツクカラーの如き遮光物質は、最初成形
される前の板状の板ガラスの折曲げ部となるべき
ガラス表面において、有機溶媒等によつてペース
ト状の状態にしてスクリーン印刷により網状に印
刷される。次にこの板ガラスを加熱炉で金型等に
より加熱成形する時、同時に折り曲げ部となるべ
きガラス表面に焼付けられる。
以上のような方法で形成される遮光部の折曲げ
部2における面積は、折曲げ部分のガラス表面積
の略々70%を占有する。このような遮光部3の面
積の割合は遮光物質印刷時に予め定められる。遮
光部3の面積割合は折曲げ部2に、入射される光
を和らげる程度を決定する要因であるため、その
面積割合は必要に応じ任意に変更することが可能
であり、特に40%〜90%とするのが好ましい。
上記の如く形成された折曲げ板ガラス1はフア
ストバツク形式の自動車のリヤウインド用として
主に使用される。従つて遮光部3が折曲げ板ガラ
ス1の折曲げ部2に一定の面積割合のもとで分散
的に一様に形成されているため、車後方から折曲
げ部2に入射する光Cは遮光部3と非遮光部4と
によつて適当に分散して車室内に入る。このため
折曲げ部分2において、レンズ現象が発生し光が
集中して、後方の景色が見えなくなつたり、バツ
クミラーによつて運転者の目を眩惑させたりする
ことはない。
又道路の横断歩道に描かれた白線によつて太陽
光が反射され、下方より車室内に入射する光Dに
対しては、遮光物質を板ガラス下部1aの下方ま
で若干延設して印刷しておけば、その入射光Dの
侵入を和らげることができるため、後方から入射
する光Eとの点aにおける集中を弱めることがで
きる。従つて板ガラス上部1bの内側面1cにお
いて生じる入射光Dによる反射の発生を防止する
ことが可能となる。
以上のような作用を本考案に係る折曲げ板ガラ
スは有するために、その結果、車後方から入射す
る光は、専ら板ガラス上部1bを通つて入射する
光Eと、非遮光部4を通つて入射する光とになる
ために、運転者は眩惑されることなく車後方の景
色も十分確認し得ることとなる。
上記では遮光部分3の形状を網状としたが、別
実施例として第8図に示す如くストライプ状とし
てもよい。この場合は遮光物質によるストライプ
は縦方向である。その長さは折曲げ部2を覆い且
つ下方からの入射光Dを和らげる程度で十分であ
る。又遮光部分3の面積割合はストライプ間の間
隔を変えたり、ストライプ幅を変えたりして必要
に応じて変更することができる。
一般に、遮光部分3の形状は上記実施例に限定
されるものではなく、レンズ現象等を防止し得る
程度に入射光を和らげることができるものであれ
ばどのような形状に形成されても本考案の要旨に
含まれるのは勿論である。
又、入射光C,Dを和らげる効果を一層高める
ためには、折曲げ部2に印刷される遮光部分3に
はつや消しを施すことがより効果を発揮する。
更に、遮光物質が印刷される板ガラス1の箇所
はガラスの内表面、外表面の何れでもよい。特に
板ガラスの内表面に形成することが好ましい。
上記実施例では割合大きな曲率半径で折曲げた
板ガラス1を対象としたが更に小さな曲率半径
(例えば7〜40mm)で折曲げた板ガラスに対して
も本考案を適用することができる。
以上の説明で明らかなように本考案によれば、
リヤウインド用折曲げ板ガラスにおいて、折曲げ
成形時に予め折曲げ部にセラミツク等の如き遮光
物質を網状、ストライプ状に塗布しその折曲げ部
に部分的に遮光部を印刷等によつて形成し、車外
後方から入射する光を前記遮光部で分散して和ら
げ、光の集中、反射を抑制し、もつて車輌運転を
快適にし、運転における安全性を向上せしめるこ
とができる等頗る有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考
案に係る折曲げ板ガラスの斜視図、第2図は第1
図−線断面図、第3図は別実施例の板ガラス
の斜視図、第4図はフアストバツク形式の自動車
の後から見た斜視図、第5図はフアストバツク形
式の自動車のリヤウインドに使用される折曲げ板
ガラスの問題点を示す図である。 尚図面中、1は板ガラス、2は折曲げ部、3は
遮光部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 自動車の天井部後端から後下方に傾斜し、後
    部が折り曲げられた自動車のリヤウインドに用
    いられる板ガラスの折り曲げ部分の内側にセラ
    ミツクカラーからなる遮光部を形成するように
    したことを特徴とする集中光等の発生を防止す
    る自動車のリヤウインド用折曲げ板ガラス。 2 前記実用新案登録請求の範囲第1項記載にお
    いて遮光部を網状に形成するようにしたことを
    特徴とする集中光等の発生を防止する自動車の
    リヤウインド用折曲げ板ガラス。 3 前記実用新案登録請求の範囲第1項記載にお
    いて車高部をストライプ状に形成するようにし
    たことを特徴とする集中光等の発生を防止する
    自動車のリヤウインド用折曲げ板ガラス。
JP12341679U 1979-09-06 1979-09-06 Expired JPS6329725Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12341679U JPS6329725Y2 (ja) 1979-09-06 1979-09-06

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JP12341679U JPS6329725Y2 (ja) 1979-09-06 1979-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5642939U JPS5642939U (ja) 1981-04-18
JPS6329725Y2 true JPS6329725Y2 (ja) 1988-08-09

Family

ID=29355375

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JP12341679U Expired JPS6329725Y2 (ja) 1979-09-06 1979-09-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6134484B2 (ja) * 2012-06-29 2017-05-24 株式会社小糸製作所 車両用リアパネル
JP6040969B2 (ja) * 2014-08-11 2016-12-07 株式会社豊田自動織機 車両用バックドア構造

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JPS5642939U (ja) 1981-04-18

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