JPS63296965A

JPS63296965A - サ−マルヘッドの駆動方式

Info

Publication number: JPS63296965A
Application number: JP13303587A
Authority: JP
Inventors: Takashi Nakajima; 孝中島; Fumio Sakurai; 桜井　文夫; Toshifumi Hayakawa; 敏史早川
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1987-05-28
Filing date: 1987-05-28
Publication date: 1988-12-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［概要］本発明はサーマルプリンタにおいて、印字濃度を均一化
するためサーマルヘッド自体の抵抗値を個別測定し、印
字信号に対し補正した値により駆動するサーマルヘッド
の駆動方式である。

［産業上の利用分野コ本発明はサーマルプリンタにおいて印字濃度を均一化す
るためのサーマルヘッドの駆動方式に関する。

従来サーマルプリンタにおける印字濃度を階調により区
別させるためには、サーマルへ・ノド自体の抵抗値がば
らつき無く正確なものを使用する必要があった。そのた
めプリンタの高価格化につながったため、サーマルヘッ
ド抵抗値のばらつきを補償するサーマルプリンタの駆動
方式を開発することが要望された［従来の技術］サーマルプリンタは多数のサーマルへ・ノドを水平方向
に配列し、感熱紙と対向させている。発熱印字する信号
を各サーマルヘッドと対応して設けられた駆動回路に印
加し、発熱されたサーマルヘッドが感熱紙を各ドツト毎
に発色させる。感熱紙またはサーマルヘッド群は１行の
印字の後、微小距離だけ動かして次の行の印字を制御さ
せている。

印字の発色はサーマルヘッドに対する通電発熱量に関係
するから、単に発色の有無のみでは無く、階調を付けた
発色を行うときはサーマルヘッドの発熱を制御して行っ
ている。即ち濃度の濃い発色を行うときは、駆動回路に
対し例えば２倍の電流を所定時間だけ、或いは所定電流
を２倍の時間だけ印加して行う。

［発明が解決しようとする問題点］従来のサーマルヘッド駆動回路は印字すべき入力信号が
到来したとき、サーマルヘッドの発熱素子部が全て同一
抵抗値と推定した上で、階調を付ける制御を行っていた
。実際は抵抗値にばらつきがあるため、サーマルヘッド
を高規格のものを使用する必要があり、装置が全体とし
て高価格となる欠点があった。

・本発明の目的は前述の欠点を改善し、簡易な構成によ
り通常規格のサーマルヘッドに対し補正した信号で駆動
する方式を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］第１図は本発明の原理構成を示す図である。第１図にお
いて、１１．１２−はサーマルヘッドを構成する抵抗体
、２１．２２−・は駆動回路、３１．３２−・は抵抗体
の抵抗値認識用ダミー抵抗素子、４は抵抗値測定回路、
５は抵抗値格納テーブル、６は動作制御用マイクロプロ
セッサ、７は信号加算手段、８は印字信号を示す。

サーマルプリンタのサーマルヘッドに印字するための信
号が入力される駆動回路２１．２２・−を有し、該駆動
回路２１．２：Ｌ−・の制御により発熱した抵抗体１１
．１：’−に近接した感熱紙を変色させるサーマルヘッ
ドの駆動方式において、本発明は下記の構成としている
。即ち、各抵抗体１１．１２・−・の抵抗値認識用ダミー抵抗素
子３１．３２・−・と、各ダミー抵抗素子３１゜３２・
−・に対し感熱紙を印字させない程度の低レベル信号を
各駆動回路２１．２２−・に印加したときの抵抗値を各
々測定４し、格納するデータテーブル５と、正規信号に
より印字動作するとき前記、テーブル５に格納した抵抗
値対応信号を読出して印字信号と加算する加算手段７と
を具備することである。

［作用］通常のサーマルヘッドによる感熱紙印字動作は入力印字
信号をマイクロプロセッサ６を介して所定の位置に対応
する駆動回路２１．２２・−・・に駆動信号を与え、抵
抗体１１．１２−に所定の電流を流して発熱させ、感熱
紙を発色させる０本発明による補正は、電源投入時など
印字動作を行う以前に準備する。即ちマイクロプロセッ
サ６は各サーマルヘッド抵抗体１１．１２・−・・に感
熱紙が発色しない程度の微小電流を流し、抵抗体１１．
１２・・・・・・・の各抵抗値を測定する。ダミー抵抗
素子３１．３２−は０．１Ωのような小さい抵抗値のも
のとし、両端の電位降下を抵抗値測定回路４に印加し、
抵抗値を測定する。各抵抗体１１．１２−・・・・・・
の抵抗値をテーブル５の所定位置に格納して置く。次に
正規印字信号により印字動作を行うとき、所定駆動回路
２１．２２・−・に印加する前に、マイクロプロセッサ
６は前記抵抗値格納テーブル５の対応個所を読出す。抵
抗値データと入力信号とを加算手段７において加算し、
得られた信号を駆動回路２１゜２２・−・に印加し、サ
ーマルヘッド抵抗体１１，１２・・・・・・の発熱を制
御する。そのため各抵抗体１１゜１２・・・の固有抵抗
値に基づく印字濃度のばらつきが補正される。

【実施例］第２図は本発明の実施例として、第１図におけるダミー
抵抗３１．３２−・の一つと、抵抗値測定回路４の近辺
を具体的に示す図である。第２図において、４１．４２
・・・・はアナログ・ディジタル変換式電圧測定回路を
示している。即ち電源電圧■ｃｃと基準電位との間に接
続する抵抗値を順次に異なったものとして２０分割し、
例えばＶｒ、＞Ｖｒｚ＞・−＞Ｖｒｘのように選定して
置く。ダミー抵抗の両端の電位を印加した回路４１．．
４２−の出力は“１”と“０”となっている。その切り
替わり点に対応するＶｒが、ダミー抵抗の両端の両端の
電圧であるから、マイクロプロセッサは図示しない抵抗
値テーブルに、切り替わり点のアドレス値を格納してお
く。

第３図は駆動回路２１・・〜における駆動信号パルス幅
とダミー抵抗両端の電位差との関係を示す図である。ダ
ミー抵抗３１−の抵抗値が抵抗体１１・・・・・の抵抗
値よりきわめて小のとき、ダミー抵抗３１・・・の両端
の電位差が大であれば電流が多く流れているので、印加
パルス幅は短くする必要があることを示す。そのためダ
ミー抵抗３１・−の抵抗値を一定にしておき、電位差の
大小で抵抗体１１−・の抵抗値の大小を換算できるから
、電位差または換算抵抗値をテーブルに格納する。そし
て正規の印字信号に対しては抵抗体１１−・の抵抗値の
ばらつきを補正するように加算手段で加算する。

〔発明の効果］このようにして本発明によると、サーマルヘッドの抵抗
体抵抗値にばらつきがあっても、その抵抗値を印字前に
チェックしておき、実際に印字するときには、印字信号
に加減算した値を駆動回路に印加する。そのためサーマ
ルヘッドの個別特性に応じた値で印字するから、サーマ
ルヘッドにより印字濃度のむらが起こらない装置が安価
に得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成を示す図、第２図は本発明の実施例の構成を示す図、第３図はダミ
ー抵抗の電位差と駆動回路印加パルス幅との関係を示す
図である。１１．１２−・抵抗体２１．２２−・駆動回路３１．３２−抵抗値認識用ダミー抵抗素子４・−・抵抗
値測定回路４１．４２−アナログ・ディジタル変換式％式％５・−抵抗値格納テーブル６・・・マイクロプロセッサ７・・・・・・信号加算手段８・−印字信号特許出願人　　　　富士通株式会社代　理　人　　弁理士　　鈴木栄祐Ｘ光例の原理講へ図第１図実＃ｉ伊ｊ才氏抗斎＋電位差り与干ｉ曲縁第３図

Claims

【特許請求の範囲】サーマルプリンタのサーマルヘッドに印字するための信
号が入力される駆動回路（２１）（２２）・・・・・を
有し、該駆動回路（２１）（２２）・・・・・の制御に
より発熱した抵抗体（１１）（１２）・・・・・に近接
した感熱紙を変色させるサーマルヘッドの駆動方式にお
いて、各抵抗体（１１）（１２）・・・・・の抵抗値認識用ダ
ミー抵抗素子（３１）（３２）・・・・・と、各ダミー抵抗素子（３１）（３２）・・・・・に対し感
熱紙を印字させない程度の低レベル信号を各駆動回路（
２１）（２２）・・・・・に印加したときの抵抗値を各
々測定（４）し格納するデータテーブル（５）と、正規印字信号により印字動作するとき前記テーブル（５
）に格納した抵抗値対応信号を読出して印字信号と加算
する加算手段（７）とを具備することを特徴とするサー
マルヘッドの駆動方式。