JPS60239258A - サ−マルヘツド駆動装置 - Google Patents
サ−マルヘツド駆動装置Info
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- JPS60239258A JPS60239258A JP9567484A JP9567484A JPS60239258A JP S60239258 A JPS60239258 A JP S60239258A JP 9567484 A JP9567484 A JP 9567484A JP 9567484 A JP9567484 A JP 9567484A JP S60239258 A JPS60239258 A JP S60239258A
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- JP
- Japan
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- resistance value
- thermal head
- unit heating
- heating element
- output voltage
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/35—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
- B41J2/355—Control circuits for heating-element selection
- B41J2/36—Print density control
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明はサーマルヘッドを用いて記録または表示を行う
電子機器におけるサーマルヘッドの駆動装置に関する。
電子機器におけるサーマルヘッドの駆動装置に関する。
「従来の技術」
プリンタやファクシミリの記録部では、熱転写記録方式
あるいは感熱発色記録方式を利用した記録装置が広く用
いられている。これらの記録部には熱パルスを印加する
手段としてサーマルヘッドが用いられることが多い。ま
た磁化潜像を利用して表示を行うある種の表示装置でも
熱パルスの印加手段としてサーマルヘッドを用いている
。
あるいは感熱発色記録方式を利用した記録装置が広く用
いられている。これらの記録部には熱パルスを印加する
手段としてサーマルヘッドが用いられることが多い。ま
た磁化潜像を利用して表示を行うある種の表示装置でも
熱パルスの印加手段としてサーマルヘッドを用いている
。
このような記録装置あるいは表示装置(以下単に記録装
置という。)では、サーマルヘッドを構成する複数の単
位発熱体に印字のために印加するエネルギを適正に設定
しなければ、画像に濃度のむらが発生したり、インクの
“尾引き”や“かすれ”が発生し、十分な画質を得るこ
とが、できない。
置という。)では、サーマルヘッドを構成する複数の単
位発熱体に印字のために印加するエネルギを適正に設定
しなければ、画像に濃度のむらが発生したり、インクの
“尾引き”や“かすれ”が発生し、十分な画質を得るこ
とが、できない。
そこで画像に影響を与える各種の要因の究明が行われて
おり、これらについて熱エネルギの補正を行うことが提
案されている。
おり、これらについて熱エネルギの補正を行うことが提
案されている。
第6図は従来のサーマルヘッド駆動装置の一例を表わし
たものである。この装置は■サーマルヘッドの蓄熱状態
、■単位発熱体の抵抗値の相違右よび■サーマルヘッド
の基板温度の変動といった3種類の要因について熱エネ
ルギを補正するようになっている。ここでサーマルヘッ
ドの蓄熱状態とは、印字パターンによって個々の単位発
熱体の蓄熱状態が相違することを指す。蓄熱状態は現在
印字を行おうとしている単位発熱体の周囲に配置された
他の単位発熱体からも影響を受ける。■単位発熱体の抵
抗値の相違とは製造上等の原因による単位発熱体間の抵
抗値の相違をいい、1つのサーマルヘッド内における単
位発熱体の抵抗値のバラツキと温度等の相違による単位
発熱体の平均抵抗値のバラツキがある。抵抗値にはかな
りの幅がある。例えば前者のバラツキは±25%程度で
あり、後者は±100Ω程度になる。■サーマルヘッド
の基板温度の変動とは、特定の単位発熱体のみが連続し
て発熱した場合等により生じるサーマルヘッドの基板温
度の分布の変動をいう。まず蓄熱演算回路11は印字を
行おうとしているドツト(以下着目ドツトという。)の
周辺の画情報(蓄熱情報)12を入力し、着目ドツトの
現時点における蓄熱レベルxI を算出する。この蓄熱
レベルX1 は第1の印加エネルギ演算回路14に人力
され、印加エネルギを印加パルスのパルス幅で表わした
印加パルス幅情報TI が出力される。印加パルス幅情
報TI は16段階のパルス幅のうちから1つを選択さ
せるために4ビツトのパラレルなデータとして出力され
る。
たものである。この装置は■サーマルヘッドの蓄熱状態
、■単位発熱体の抵抗値の相違右よび■サーマルヘッド
の基板温度の変動といった3種類の要因について熱エネ
ルギを補正するようになっている。ここでサーマルヘッ
ドの蓄熱状態とは、印字パターンによって個々の単位発
熱体の蓄熱状態が相違することを指す。蓄熱状態は現在
印字を行おうとしている単位発熱体の周囲に配置された
他の単位発熱体からも影響を受ける。■単位発熱体の抵
抗値の相違とは製造上等の原因による単位発熱体間の抵
抗値の相違をいい、1つのサーマルヘッド内における単
位発熱体の抵抗値のバラツキと温度等の相違による単位
発熱体の平均抵抗値のバラツキがある。抵抗値にはかな
りの幅がある。例えば前者のバラツキは±25%程度で
あり、後者は±100Ω程度になる。■サーマルヘッド
の基板温度の変動とは、特定の単位発熱体のみが連続し
て発熱した場合等により生じるサーマルヘッドの基板温
度の分布の変動をいう。まず蓄熱演算回路11は印字を
行おうとしているドツト(以下着目ドツトという。)の
周辺の画情報(蓄熱情報)12を入力し、着目ドツトの
現時点における蓄熱レベルxI を算出する。この蓄熱
レベルX1 は第1の印加エネルギ演算回路14に人力
され、印加エネルギを印加パルスのパルス幅で表わした
印加パルス幅情報TI が出力される。印加パルス幅情
報TI は16段階のパルス幅のうちから1つを選択さ
せるために4ビツトのパラレルなデータとして出力され
る。
一方、抵抗値演算回路16は各単位発熱体の抵抗値を表
わした抵抗値情報17の供給を受け、それぞれの単位発
熱体の抵抗値を4ビツト(16段階)で表わした抵抗値
情報R,を出力する。また基板温度演算回路19はサー
マルヘッド21の基板温度を測定するサーミスタから基
板温度情報22を受け、基板温度に関する3ビツト(8
段階)の基板温度情報Wi を出力する。
わした抵抗値情報17の供給を受け、それぞれの単位発
熱体の抵抗値を4ビツト(16段階)で表わした抵抗値
情報R,を出力する。また基板温度演算回路19はサー
マルヘッド21の基板温度を測定するサーミスタから基
板温度情報22を受け、基板温度に関する3ビツト(8
段階)の基板温度情報Wi を出力する。
印加エネルギ演算回路23では、以上説明した合計11
ビツトの情報’rs 、R+ SB+ をアドレス情報
として着目ドツトに対する印加エネルギを演算する。各
単位発熱体ごとの演算結果24はサーマルヘッドドライ
バ25に供給される。サーマルヘッドドライバ25は印
字データ26の供給も受けており、演算された印加エネ
ルギに相当するパルス幅の印字パルス27をサーマルヘ
ッド21に供給する。電源28はこの印字パルスを作成
するためのものである。
ビツトの情報’rs 、R+ SB+ をアドレス情報
として着目ドツトに対する印加エネルギを演算する。各
単位発熱体ごとの演算結果24はサーマルヘッドドライ
バ25に供給される。サーマルヘッドドライバ25は印
字データ26の供給も受けており、演算された印加エネ
ルギに相当するパルス幅の印字パルス27をサーマルヘ
ッド21に供給する。電源28はこの印字パルスを作成
するためのものである。
このようにこの従来のサーマルヘッド駆動装置では抵抗
値情報R1として4ビツトのデータが割り当てられてい
た。ところがサーマルヘッドの単位発熱体の抵抗値はそ
めバラツキの範囲が大きいので、抵抗値情報R+ を十
分細かく設定することが困難であった。これを第7図と
共に説明する。
値情報R1として4ビツトのデータが割り当てられてい
た。ところがサーマルヘッドの単位発熱体の抵抗値はそ
めバラツキの範囲が大きいので、抵抗値情報R+ を十
分細かく設定することが困難であった。これを第7図と
共に説明する。
単位発熱体の抵抗値の平均値は製造上の原因で800±
100Ωの範囲で変動する(同図r、)。
100Ωの範囲で変動する(同図r、)。
そしてこめ平均値に対して±25%の範囲で個々の単位
発熱体の抵抗値が変動する。従って例えば抵抗値の平均
値が最大の900Ωであったとすれば、そのサーマルヘ
ッドでは単位発熱体の抵抗値が675Ωから1125Ω
の範囲に存在することになる(同図r、 )。また最小
のTOOΩであったとすれば、そのサーマルヘッドの単
位発熱体の抵抗値は525Ωから875Ωの範囲に存在
することになる。(同図r3)。従って単位発熱体の抵
抗値は全体として525Ωから1125Ωまでの広い範
囲内に存在することになる(同図r、)。
発熱体の抵抗値が変動する。従って例えば抵抗値の平均
値が最大の900Ωであったとすれば、そのサーマルヘ
ッドでは単位発熱体の抵抗値が675Ωから1125Ω
の範囲に存在することになる(同図r、 )。また最小
のTOOΩであったとすれば、そのサーマルヘッドの単
位発熱体の抵抗値は525Ωから875Ωの範囲に存在
することになる。(同図r3)。従って単位発熱体の抵
抗値は全体として525Ωから1125Ωまでの広い範
囲内に存在することになる(同図r、)。
このため、これらの範囲について16段階で抵抗値を空
現しようとすればほぼ40Ω刻みとなり、単位発熱体へ
の印加エネルギを微妙に調整して多段階の階調を表現し
ようとする場合にはその実現が困難となった。
現しようとすればほぼ40Ω刻みとなり、単位発熱体へ
の印加エネルギを微妙に調整して多段階の階調を表現し
ようとする場合にはその実現が困難となった。
もちろんより多くのビットを抵抗値情報RI に割り当
てることも可能であるが、印加エネルギ演算回路23が
これに伴ない大型化することになり好ましくない。また
印加エネルギを演算するために他のデータをこの演算回
路23に追加する要請もある。例えば印字ラインの1ラ
イン過去における蓄熱量を表わした熱履歴データや、将
来の印字パターンによって現在の印字状態を制御する未
来予測データ等がそれである。このようなデータを加え
て印加エネルギの演算を行うためには、抵抗値情報R1
に更に多くのビットを割り当てることは困難である。
てることも可能であるが、印加エネルギ演算回路23が
これに伴ない大型化することになり好ましくない。また
印加エネルギを演算するために他のデータをこの演算回
路23に追加する要請もある。例えば印字ラインの1ラ
イン過去における蓄熱量を表わした熱履歴データや、将
来の印字パターンによって現在の印字状態を制御する未
来予測データ等がそれである。このようなデータを加え
て印加エネルギの演算を行うためには、抵抗値情報R1
に更に多くのビットを割り当てることは困難である。
「発明が解決しようとする問題点」
本発明はこのような事情に鑑み、印加エネルギの補正を
余裕をもって行うことのできるサーマルヘッド駆動装置
を提供することをその目的とする。
余裕をもって行うことのできるサーマルヘッド駆動装置
を提供することをその目的とする。
「問題点を解決するための手段」
本発明では第1図に原理的に示すように、抵抗値測定手
段31によってサーマルヘッド32の単位発熱体の抵抗
値をそれぞれ測定し、平均抵抗値演算手段33でこれら
の平均抵抗値をめる。そして出力電圧設定手段34を用
いて平均抵抗値の高低に応じてサーマルヘッド駆動用の
電源35の出力電圧を制御する。
段31によってサーマルヘッド32の単位発熱体の抵抗
値をそれぞれ測定し、平均抵抗値演算手段33でこれら
の平均抵抗値をめる。そして出力電圧設定手段34を用
いて平均抵抗値の高低に応じてサーマルヘッド駆動用の
電源35の出力電圧を制御する。
このよ・うに本発明によればサーマルヘッドの各単位発
熱体の抵抗値に関するデータのうち平均抵抗値について
のデータをサーマルヘッド駆動用の電源に与え、平均値
に応じて出力電圧を得るようにした。このため、この平
均抵抗値に対する個々の単位発熱体の偏差値についての
データを他の補正データとともに印字エネルギの演算の
ために用いれば足り、結果として印加エネルギの補正に
おけるレンジを拡張することができ、制御の高精度化を
可能にする。
熱体の抵抗値に関するデータのうち平均抵抗値について
のデータをサーマルヘッド駆動用の電源に与え、平均値
に応じて出力電圧を得るようにした。このため、この平
均抵抗値に対する個々の単位発熱体の偏差値についての
データを他の補正データとともに印字エネルギの演算の
ために用いれば足り、結果として印加エネルギの補正に
おけるレンジを拡張することができ、制御の高精度化を
可能にする。
「実施例」
以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
第2図はサーマルヘッド駆動装置を使用した記録部を表
わしたものである。このサーマルヘッド駆動装置に使用
されている抵抗値測定回路41はサーマルヘッド32の
基板上に配置された多数の単位発熱体の抵抗値を1つず
つ個別に測定するようになっている。この抵抗値測定回
路41の測定原理を説明する前にこの記録部に用いられ
ているサーマルヘッド32の印字動作について第3図で
簡単に説明する。
わしたものである。このサーマルヘッド駆動装置に使用
されている抵抗値測定回路41はサーマルヘッド32の
基板上に配置された多数の単位発熱体の抵抗値を1つず
つ個別に測定するようになっている。この抵抗値測定回
路41の測定原理を説明する前にこの記録部に用いられ
ているサーマルヘッド32の印字動作について第3図で
簡単に説明する。
このサーマルヘッド320基板上には1本の細長い発熱
抵抗体42が形成されている。この発熱抵抗体42には
所定の間隔で2種類の電極43.44が交互に取り付け
られている。このうち一方の電極43..43□、・・
・・・・はそれぞれ画データに応じてオン・オフするス
イッチング素子(図示せず)を介して接地されている。
抵抗体42が形成されている。この発熱抵抗体42には
所定の間隔で2種類の電極43.44が交互に取り付け
られている。このうち一方の電極43..43□、・・
・・・・はそれぞれ画データに応じてオン・オフするス
イッチング素子(図示せず)を介して接地されている。
他方の電極44..442、・・・・・・は、このうち
奇数番目のものがダイオード45を介して第1の共通ラ
インC1に接続され、偶数番目のものはダイオード45
を介して第2の共通ラインC2に接続されている。これ
らの共通ラインC1、C2には、スイッチ回路46を介
して電源回路47から所定の電圧が印加されるようにな
っている。
奇数番目のものがダイオード45を介して第1の共通ラ
インC1に接続され、偶数番目のものはダイオード45
を介して第2の共通ラインC2に接続されている。これ
らの共通ラインC1、C2には、スイッチ回路46を介
して電源回路47から所定の電圧が印加されるようにな
っている。
例えばスイッチ回路46が図示のように第1の共通ライ
ンC1を選択した状態で印字パルスが供給されたとする
。今、特定の電極443に注目してみる。これと隣接し
た2つの電極432.43゜が前記したスイッチング素
手によって接地されていれば、これら双方に電流が流れ
、単位発熱体e4、C5が発熱する。一方のみが接地さ
れていればその方向にのみ電流が流れ、該当する単位発
熱体e4またはC5が発熱する。双方のスイッチング素
子がオフになっていればこれら単位発熱体e4、C5は
発熱しない。これがサーマルヘッド32の通電制御の様
子である。
ンC1を選択した状態で印字パルスが供給されたとする
。今、特定の電極443に注目してみる。これと隣接し
た2つの電極432.43゜が前記したスイッチング素
手によって接地されていれば、これら双方に電流が流れ
、単位発熱体e4、C5が発熱する。一方のみが接地さ
れていればその方向にのみ電流が流れ、該当する単位発
熱体e4またはC5が発熱する。双方のスイッチング素
子がオフになっていればこれら単位発熱体e4、C5は
発熱しない。これがサーマルヘッド32の通電制御の様
子である。
第4図はこのサーマルヘッド32の各単位発熱体e1、
C2、・・・・・・の抵抗値を測定する原理を説明する
ためのものである。第3図で説明したようにサーマルヘ
ッドの発熱抵抗体42は2種類の電極43.44によっ
て多数の単位発熱体e1、C2、・・・・・・に分割さ
れている。今、第1の共通ラインCIと電源回路47の
間に第1の電流計51を、また第2の共通ラインC2と
電源回路47の間に第2の電流計52をそれぞれ配置し
たとする。
C2、・・・・・・の抵抗値を測定する原理を説明する
ためのものである。第3図で説明したようにサーマルヘ
ッドの発熱抵抗体42は2種類の電極43.44によっ
て多数の単位発熱体e1、C2、・・・・・・に分割さ
れている。今、第1の共通ラインCIと電源回路47の
間に第1の電流計51を、また第2の共通ラインC2と
電源回路47の間に第2の電流計52をそれぞれ配置し
たとする。
この状態で電源回路47から2つの共通ラインC1、C
2に電圧を印加し、電極43. に接続された第1番目
のスイッチング素子531 をオンにする。他のスイッ
チング素子53..533・・・・・・はこのときオフ
になっている。この状態では2つの単位発熱体e1、C
2のみが通電する。
2に電圧を印加し、電極43. に接続された第1番目
のスイッチング素子531 をオンにする。他のスイッ
チング素子53..533・・・・・・はこのときオフ
になっている。この状態では2つの単位発熱体e1、C
2のみが通電する。
このときの電源回路47の出力電圧を基準電圧Va と
し、各電流計の検出した電流値をそれぞれI’+ 、I
2 とする。線路およびスイッチング素子531 によ
る電圧降下を無視すれば、単位発熱体e1、C2の抵抗
値rl 、r2 はそれぞれ次式で表わされる。
し、各電流計の検出した電流値をそれぞれI’+ 、I
2 とする。線路およびスイッチング素子531 によ
る電圧降下を無視すれば、単位発熱体e1、C2の抵抗
値rl 、r2 はそれぞれ次式で表わされる。
r+=V。 / 1゜
I2 = Vo / I2
スイッチング素子530オン・オフを制御するための図
示しないシフトレジスタに格納された印字データを1段
だけシフトし同様の動作を行えば、今度は第2番目のス
イッチング素子532のみがオンとなる。このとき2つ
の単位発熱体e3、C4についての抵抗値r3 、I4
が算出される。
示しないシフトレジスタに格納された印字データを1段
だけシフトし同様の動作を行えば、今度は第2番目のス
イッチング素子532のみがオンとなる。このとき2つ
の単位発熱体e3、C4についての抵抗値r3 、I4
が算出される。
以下同様にして全単位発熱体について抵抗値をめること
ができる。
ができる。
すなわち抵抗値測定回路41はその内部に電流値を測定
する回路部分を備えており、例えば通常の印字動作の開
始に先立って印字制御部55が印字データ56としてス
イッチング素子531.532・・・・・・を1つずつ
選択的にオンとするデータの供給を行うと、電源回路4
7の基準出力電圧■。
する回路部分を備えており、例えば通常の印字動作の開
始に先立って印字制御部55が印字データ56としてス
イッチング素子531.532・・・・・・を1つずつ
選択的にオンとするデータの供給を行うと、電源回路4
7の基準出力電圧■。
との関係で単位発熱体の抵抗値を順に測定する。
測定された各単位発熱体ごとの抵抗値データ57は平均
値演算回路58に順に入力され、ここで全単位発熱体の
平均抵抗値の演算が行われる。
値演算回路58に順に入力され、ここで全単位発熱体の
平均抵抗値の演算が行われる。
このようにしてめられた平均抵抗値データ59はD/A
変換器61に入力され、アナログ信号62に変換される
。
変換器61に入力され、アナログ信号62に変換される
。
電源回路47は平均抵抗値を表わしたアナログ信号62
を入力するとその電圧レベルをホールドし、印字動作時
における出力電圧■をこれに応じた値に設定する。第5
図はホールドされた電圧レベルを平均抵抗値に換算した
値と電源回路47の出力電圧Vとの関係を表わしたもの
である。サーマルヘッド32の全単位発熱体の平均抵抗
値が仮に平均の800Ωであれば、出力電圧■は20ボ
ルトとなる。これに対して平均抵抗値が最低の700Ω
であれば、出力電圧′■はこれよりも低い18ボルトと
なる。また平均抵抗値が最高の900Ωであれば、出力
電圧■は22Vに上昇する。このように平均抵抗値に応
じて電源回路47の出力電圧■が設定される。
を入力するとその電圧レベルをホールドし、印字動作時
における出力電圧■をこれに応じた値に設定する。第5
図はホールドされた電圧レベルを平均抵抗値に換算した
値と電源回路47の出力電圧Vとの関係を表わしたもの
である。サーマルヘッド32の全単位発熱体の平均抵抗
値が仮に平均の800Ωであれば、出力電圧■は20ボ
ルトとなる。これに対して平均抵抗値が最低の700Ω
であれば、出力電圧′■はこれよりも低い18ボルトと
なる。また平均抵抗値が最高の900Ωであれば、出力
電圧■は22Vに上昇する。このように平均抵抗値に応
じて電源回路47の出力電圧■が設定される。
サーマルヘッドドライバ64は印字制御部55から両共
通ラインCL C2における印加パルス幅データ65の
供給を受けている。この印加パルス幅データ65は印字
データ56と組み合わせて各単位発熱体ごとに熱エネル
ギの制御を行うためのデータである。すなわち第2図で
は図示を省略しているが、この実施例のサーマルヘッド
駆動装置も例えば第6図に示したように蓄熱補正やサー
マルヘッドの基板温度に対する熱エネルギの補正等の各
種補正を行っている。それぞれの単位発熱体の抵抗値の
相違に基づく熱エネ尻ギの補正もこの印字制御部55で
行われる。しかしながらこの印字制御部55で行われる
補正は、抵抗値測定回路41でめられた個々の単位発熱
体の抵抗値そのものを基礎とした補正ではなく、平均値
演算回路58からめられた平均値に対する偏差を基礎と
した補正である。
通ラインCL C2における印加パルス幅データ65の
供給を受けている。この印加パルス幅データ65は印字
データ56と組み合わせて各単位発熱体ごとに熱エネル
ギの制御を行うためのデータである。すなわち第2図で
は図示を省略しているが、この実施例のサーマルヘッド
駆動装置も例えば第6図に示したように蓄熱補正やサー
マルヘッドの基板温度に対する熱エネルギの補正等の各
種補正を行っている。それぞれの単位発熱体の抵抗値の
相違に基づく熱エネ尻ギの補正もこの印字制御部55で
行われる。しかしながらこの印字制御部55で行われる
補正は、抵抗値測定回路41でめられた個々の単位発熱
体の抵抗値そのものを基礎とした補正ではなく、平均値
演算回路58からめられた平均値に対する偏差を基礎と
した補正である。
サーマルヘッドドライバ64は印加パルス幅データ65
に基づいて所定の印加パ゛ルス幅でかつ印加電圧が電源
回路47の出力電圧■と等しい印加パルス67を作成し
、サーマルヘッド32に供給する。サーマルヘッド32
はこれを基に印字動作を行うことになる。
に基づいて所定の印加パ゛ルス幅でかつ印加電圧が電源
回路47の出力電圧■と等しい印加パルス67を作成し
、サーマルヘッド32に供給する。サーマルヘッド32
はこれを基に印字動作を行うことになる。
「発明の効果」
以上説明したように本発明によればサーマルヘッド駆動
用電源の出力電圧を調整することによりそれぞれサーマ
ルヘッドごとに異なる単位発熱体の平均抵抗値をあたか
も一定の値に固定されたように取り扱うことができ、同
一サーマルヘッドにおける単位発熱体の抵抗値の相対的
なバラツキのみを補正すれば足りるようになる。従って
例えば平均抵抗値が900Ωに設定されているように出
力電圧を調整すれば、第7図における全抵抗範囲・I4
から抵抗範囲r2を引いた抵抗範囲r5 の補正が不
要となる。また平均抵抗値を7000に設定した場合に
は全抵抗範囲r4から抵抗範囲r3を引いた抵抗範囲r
6の補正が不要となる。このように従来と比べて熱エネ
ルギの各種補正に余裕が生じ、印字品質の向上に寄与す
ることになる。
用電源の出力電圧を調整することによりそれぞれサーマ
ルヘッドごとに異なる単位発熱体の平均抵抗値をあたか
も一定の値に固定されたように取り扱うことができ、同
一サーマルヘッドにおける単位発熱体の抵抗値の相対的
なバラツキのみを補正すれば足りるようになる。従って
例えば平均抵抗値が900Ωに設定されているように出
力電圧を調整すれば、第7図における全抵抗範囲・I4
から抵抗範囲r2を引いた抵抗範囲r5 の補正が不
要となる。また平均抵抗値を7000に設定した場合に
は全抵抗範囲r4から抵抗範囲r3を引いた抵抗範囲r
6の補正が不要となる。このように従来と比べて熱エネ
ルギの各種補正に余裕が生じ、印字品質の向上に寄与す
ることになる。
第1図は本発明の原理的構成を示すブロック図、第2図
は本発明の一実施例におけるサーマルヘッド駆動装置の
ブロック図、第3図はサーマルヘツドの要部を示す回路
図、第4図は単位発熱体の抵抗値を測定する原理を示し
た原理図、第5図は電源回路の人出力特性を示す特性図
、第6図は従来のサーマルヘッド駆動装置を示すブロッ
ク図、第7図は単位発熱体の平均抵抗値とそれぞれの抵
抗値の範囲を示す説明図である。 31・・・・・・抵抗値測定手段、 32・・・・・・サーマルヘッド、 33・・・・・・平均抵抗値演算手段、34・・・・・
・印加電圧設定手段、 35・・・・・・電源、 41・・・・・・抵抗値測定回路、 47・・・・・・電源回路、 58・・・・・・平均値演算回路、 e・・・・・・単位発熱体。 出 順 人 富士ゼロックス株式会社 代 理 人 弁理士 山 内 梅 雄 第1図 第2図 第5図 平均1thK4tl(Q) 第6図 1乙 第1頁の続き [相]発 明 者 森 口 晴 彦 海老名市本郷22
7内 0発 明 者 久 武 真 之 海老名市本郷227内
は本発明の一実施例におけるサーマルヘッド駆動装置の
ブロック図、第3図はサーマルヘツドの要部を示す回路
図、第4図は単位発熱体の抵抗値を測定する原理を示し
た原理図、第5図は電源回路の人出力特性を示す特性図
、第6図は従来のサーマルヘッド駆動装置を示すブロッ
ク図、第7図は単位発熱体の平均抵抗値とそれぞれの抵
抗値の範囲を示す説明図である。 31・・・・・・抵抗値測定手段、 32・・・・・・サーマルヘッド、 33・・・・・・平均抵抗値演算手段、34・・・・・
・印加電圧設定手段、 35・・・・・・電源、 41・・・・・・抵抗値測定回路、 47・・・・・・電源回路、 58・・・・・・平均値演算回路、 e・・・・・・単位発熱体。 出 順 人 富士ゼロックス株式会社 代 理 人 弁理士 山 内 梅 雄 第1図 第2図 第5図 平均1thK4tl(Q) 第6図 1乙 第1頁の続き [相]発 明 者 森 口 晴 彦 海老名市本郷22
7内 0発 明 者 久 武 真 之 海老名市本郷227内
Claims (1)
- サーマルヘッドを構成する単位発熱体のそれぞれの抵抗
値を測定する抵抗値測定手段と、抵抗値測定手段によっ
て測定された各抵抗値の平均をめる平均抵抗値演算手段
と、サーマルヘッドの各単位発熱体の通電に用いられる
サーマルヘッド駆動用電源と、平均抵抗値演算手段によ
ってめられた単位発熱体の平均抵抗値に応じてサーマル
ヘッド駆動用電源の出力電圧を所定の値に設定する出力
電圧設定手段とを具備することを特徴とするサーマルヘ
ッド駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9567484A JPS60239258A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | サ−マルヘツド駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9567484A JPS60239258A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | サ−マルヘツド駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60239258A true JPS60239258A (ja) | 1985-11-28 |
Family
ID=14144047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9567484A Pending JPS60239258A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | サ−マルヘツド駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60239258A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01156081A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-19 | Fuji Xerox Co Ltd | カラー感熱記録装置 |
JPH02235769A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-18 | Sharp Corp | 印画装置 |
-
1984
- 1984-05-15 JP JP9567484A patent/JPS60239258A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01156081A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-19 | Fuji Xerox Co Ltd | カラー感熱記録装置 |
JPH02235769A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-18 | Sharp Corp | 印画装置 |
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