JPS63293141A - 非磁性軸受用鋼 - Google Patents
非磁性軸受用鋼Info
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- JPS63293141A JPS63293141A JP12798487A JP12798487A JPS63293141A JP S63293141 A JPS63293141 A JP S63293141A JP 12798487 A JP12798487 A JP 12798487A JP 12798487 A JP12798487 A JP 12798487A JP S63293141 A JPS63293141 A JP S63293141A
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- Japan
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- bearing steel
- magnetic
- nonmagnetic bearing
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Links
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Landscapes
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
゛本発明は高い磁場内で使用されるため、必然的に非磁
性であることが要求される軸受に用いるれる材料に関す
る。
性であることが要求される軸受に用いるれる材料に関す
る。
近年OA機器をはじめとして各種産業機器の進歩は著し
いものがあり、その素材に対する要求も次第に過酷にな
りつつある。OA機器等のシャフトや軸受において1強
い磁界内にて使用されるものは、材料特性として非磁性
であること、そして高い硬さを保持することが必要とさ
れる。
いものがあり、その素材に対する要求も次第に過酷にな
りつつある。OA機器等のシャフトや軸受において1強
い磁界内にて使用されるものは、材料特性として非磁性
であること、そして高い硬さを保持することが必要とさ
れる。
従来、これらのシャツ1−や軸受用材料としてはS U
S 304や5tJH660が用いられているにれら
材料は熱処理のままの透磁率は低く、非磁性を呈するが
、硬さが十分でないものである。
S 304や5tJH660が用いられているにれら
材料は熱処理のままの透磁率は低く、非磁性を呈するが
、硬さが十分でないものである。
従って、これら材料を用いる場合にはそれぞれの材料に
見合う設計で硬さを要求しないようにしているのが現状
であり、前述のような近時の厳しい条件下での使用には
自ずと限界を有するものであった。
見合う設計で硬さを要求しないようにしているのが現状
であり、前述のような近時の厳しい条件下での使用には
自ずと限界を有するものであった。
また、硬さを満足する材料として高Mn[の使用も考え
られるが、シャフトや軸受に加工する際の冷間加工性が
ほとんど不可能であり、被削性、研削性も劣るという問
題点を有するものである。さらに、セラミックも考えら
れるが、同様に被削性等の加工性が劣るものであり、そ
の用途は特殊部品に限定されるものである。
られるが、シャフトや軸受に加工する際の冷間加工性が
ほとんど不可能であり、被削性、研削性も劣るという問
題点を有するものである。さらに、セラミックも考えら
れるが、同様に被削性等の加工性が劣るものであり、そ
の用途は特殊部品に限定されるものである。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し、透磁率が
低く、すなわち非磁性であるとともに硬さも高く、シか
も熱間および冷間加工性、被削性の製造性に優れた非磁
性軸受用鋼を捉供することを目的とするものであって、
これら技術課題はC: 0.2%以下、Si:0.3%
以下、Mn : 0.5%以下、Cr:13〜20%、
Ni : 20〜30%、T1:3〜5%、Al1:1
%以下、Nb:1%以下でかつ、Ti+A Q +Nb
: 3.5%〜6%、さらに必要に応じてMo:2%
以下、W:2%以下、Ta:1%以下のうちから選ばれ
る1種または2種以上および/またはB : 0.05
%以下、Zr:0.1%以下、Mg:6.1%以下のう
ちから選ばれる1種または2種以上、残部がFeおよび
不可避不純物からなる非磁性軸受用鋼によって達成され
るものである。
低く、すなわち非磁性であるとともに硬さも高く、シか
も熱間および冷間加工性、被削性の製造性に優れた非磁
性軸受用鋼を捉供することを目的とするものであって、
これら技術課題はC: 0.2%以下、Si:0.3%
以下、Mn : 0.5%以下、Cr:13〜20%、
Ni : 20〜30%、T1:3〜5%、Al1:1
%以下、Nb:1%以下でかつ、Ti+A Q +Nb
: 3.5%〜6%、さらに必要に応じてMo:2%
以下、W:2%以下、Ta:1%以下のうちから選ばれ
る1種または2種以上および/またはB : 0.05
%以下、Zr:0.1%以下、Mg:6.1%以下のう
ちから選ばれる1種または2種以上、残部がFeおよび
不可避不純物からなる非磁性軸受用鋼によって達成され
るものである。
以下に本発明に係る非磁性軸受用鋼の成分組成(重量比
)の限定理由にってい説明する。
)の限定理由にってい説明する。
C: 0.2%以下
Cは炭化物形成元素であり、0.2%を超えるとTiC
,NbC等の大きな炭化物が生じ、材料の加工性、すな
わち冷間加工性、研削性等を劣化させるようになるため
、0.2%以下とする。
,NbC等の大きな炭化物が生じ、材料の加工性、すな
わち冷間加工性、研削性等を劣化させるようになるため
、0.2%以下とする。
Si : 0.3%以下
Siは脱酸元素としである程度含有させることが必要で
あるが、0.3%を越えて含まれるとFe2Tiラーバ
ス相が生成されやすくなり、著しく熱間加工性を阻害す
るようになるため、0.3%以下とする。
あるが、0.3%を越えて含まれるとFe2Tiラーバ
ス相が生成されやすくなり、著しく熱間加工性を阻害す
るようになるため、0.3%以下とする。
Mn : 0.5%以下
MnはSiと同様に脱酸元素であり、またSの固定元素
としても含有させることが必要であるが。
としても含有させることが必要であるが。
0.5%を越えると熱間加工性が劣るようになるため、
0.5%以下とする Cr : 13〜20% Crは耐食性およびオーステナイト相の安定性に寄与し
、さらに非磁性とするために13%以上含有させること
が必要であるが、その効果は20%で飽和するため、1
3〜20%の範囲とする。
0.5%以下とする Cr : 13〜20% Crは耐食性およびオーステナイト相の安定性に寄与し
、さらに非磁性とするために13%以上含有させること
が必要であるが、その効果は20%で飽和するため、1
3〜20%の範囲とする。
Ni : 20〜30%
Njはオーステナイト相の安定性に寄与するものであり
、そのためには20%以上含有させることが必要である
が、あまり多量に含有させることは経済的見地から望ま
しくなくなるため、20〜30%の範囲とする。
、そのためには20%以上含有させることが必要である
が、あまり多量に含有させることは経済的見地から望ま
しくなくなるため、20〜30%の範囲とする。
Ti:3〜5%
Tiは析出硬化物形成元素であり、高い硬さを得るため
には3%以上含有させることが必要であるが、5%を越
える含有は熱間加工性を著しく悪くするため、3〜5%
の範囲とする。
には3%以上含有させることが必要であるが、5%を越
える含有は熱間加工性を著しく悪くするため、3〜5%
の範囲とする。
Al1 : 1%以下・、Nb:1%以下AlおよびN
bはTiと同様の硬化元素であり。
bはTiと同様の硬化元素であり。
γプライム相を出すために必要である。しかし、入れす
ぎると熱間加工性を劣化させるため、それぞれ1%以下
とする。
ぎると熱間加工性を劣化させるため、それぞれ1%以下
とする。
Ti+A Q +Nb : 3.5〜6%Ti+A(1
+Nbの合計量が3.5%未満では高い硬さを得るのに
不十分であり、逆に合計量が6%を越えると熱間加工性
を害するようになる。
+Nbの合計量が3.5%未満では高い硬さを得るのに
不十分であり、逆に合計量が6%を越えると熱間加工性
を害するようになる。
Ta:1%以下
TaはT1と同様の硬化元素であり、Ni、Taを形成
し硬化に寄与する。しかしTiはどの大きな効果はなく
、従って上記基本成分に含有させる場合には経済性の見
地から1%以下とする。
し硬化に寄与する。しかしTiはどの大きな効果はなく
、従って上記基本成分に含有させる場合には経済性の見
地から1%以下とする。
W:2%以下、Mo:2%以下
WおよびMoはマトリックスを強化し、硬化に寄与する
。しかしその効果はTi、 Afi、 Nbはど大きく
はなく、また入れすぎても効果が飽和し、経済性を悪化
させるので、上記基本成分に含有させる場合には2%以
下とする。
。しかしその効果はTi、 Afi、 Nbはど大きく
はなく、また入れすぎても効果が飽和し、経済性を悪化
させるので、上記基本成分に含有させる場合には2%以
下とする。
B : 0.05%以下、Zn:0.1%以下、Mg
: 0.1%以下 B、ZnおよびMoはいずれも微量添加で結晶粒界の強
度を上げて熱間加工性を向上させるのに有効である。そ
して、これら元素を含有させる場合には入れすぎると熱
間加工性を阻害するのでB、ZnおよびMoはそれぞれ
0.05%以下、0.1%以下および0.1%以下とす
る。
: 0.1%以下 B、ZnおよびMoはいずれも微量添加で結晶粒界の強
度を上げて熱間加工性を向上させるのに有効である。そ
して、これら元素を含有させる場合には入れすぎると熱
間加工性を阻害するのでB、ZnおよびMoはそれぞれ
0.05%以下、0.1%以下および0.1%以下とす
る。
以下に実施例を示す。
(以下余白)
〔発明の効果〕
以上のような本発明によれば、非磁性であるとともに高
い硬さを有し、しかも製造性に優れ、従ってOA機器等
の用途に広範囲に適用し得る非磁性軸受用鋼が得られる
。
い硬さを有し、しかも製造性に優れ、従ってOA機器等
の用途に広範囲に適用し得る非磁性軸受用鋼が得られる
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、重量比で、C:0.2%以下、Si:0.3%以下
、Mn:0.5%以下、Cr:13〜20%、Ni:2
0〜30%、Ti:3〜5%、Al:1%以下、Nb:
1%以下でかつ、Ti+Al+Nb:3.5%〜6%、
残部Feおよび不可避不純物からなることを特徴とする
非磁性軸受用鋼。 2、重量比で、C:0.2%以下、Si:0.3%以下
、Mn:0.5%以下、Cr:13〜20%、Ni:2
0〜30%、Ti:3〜5%、Al:1%以下、Nb:
1%以下でかつ、Ti+Al+Nb:3.5%〜6%、
およびMo:2%以下、W:2%以下、Ta:1%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上、残部Feおよ
び不可避不純物からなることを特徴とする非磁性軸受用
鋼。 3、重量比で、C:0.2%以下、Si:0.3%以下
、Mn:0.5%以下、Cr:13〜20%、Ni:2
0〜30%、Ti:3〜5%、Al:1%以下、Nb:
1%以下でかつ、Ti+Al+Nb:3.5%〜6%、
およびB:0.05%以下、Zr:0.1%以下、Mg
:0.1%以下のうちから選ばれる1種または2種以上
、残部Feおよび不可避不純物からなることを特徴とす
る非磁性軸受用鋼。 4、重量比で、C:0.2%以下、Si:0.3%以下
、Mn:0.5%以下、Cr:13〜20%、Ni:2
0〜30%、Ti:3〜5%、Al:1%以下、Nb:
1%以下でかつ、Ti+Al+Nb:3.5%〜6%、
およびMo:2%以下、W:2%以下、Ta:1%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上、さらにB:0
.05%以下、Zr:0.1%以下、Mg:0.1%以
下のうちから選ばれる1種または2種以上、残部Feお
よび不可避不純物からなることを特徴とする非磁性軸受
用鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12798487A JPS63293141A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 非磁性軸受用鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12798487A JPS63293141A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 非磁性軸受用鋼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63293141A true JPS63293141A (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=14973568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12798487A Pending JPS63293141A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 非磁性軸受用鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63293141A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0669405A2 (en) * | 1994-02-24 | 1995-08-30 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | Heat resisting steel |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP12798487A patent/JPS63293141A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0669405A2 (en) * | 1994-02-24 | 1995-08-30 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | Heat resisting steel |
EP0669405A3 (en) * | 1994-02-24 | 1995-11-15 | Daido Steel Co Ltd | High temperature resistant steels. |
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