JPS63290433A - ディジタル交換機の保守端末接続方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル交換機の保守端末接続方式に関し、
特にディジタル交換機が設置された場所以外から局デー
タを登録、変更する際に必要な保守端末をデータ端末接
続装置を介して接続する保守端末接続方式に関する。

〔従来の技術〕

第２図は従来のディジタル交換機の保守端末接続方式の
一例を示すブロック図である。

交換機本体から離れた場合に保守端末１が設置されてい
る。第２図に示すように、交換機の主制御装置５と保守
端末工の近辺にはそれぞれデータ端末接続装置２ａと５
ａが設置してあり、保守端末１は２つのデータ端末接続
装置２ａ、５ａを収容する主スィッチ４に設定されるデ
ータ通信路を介して主制御装置５との間で保守制御デー
タの送受信を行っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の保守端末接続方式は、２つのデ−タ端末
接続装置間で主スィッチを介して設定されるデータ通信
路を利用しているため、ディジタル交換機のデータ交換
サービスが正常に動作していないと保守業務ができない
という問題があった。

従って、例えば交換機の新たな設置時や局データの大幅
な変更時には、データ交換サービスが利用できないので
、交換機本体から雛れな場所に設置された保守端末から
の保守業務ができないという欠点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のディジタル交換機の保守端末接続方式は、デー
タ端末接続装置とデータ端末ライン回路とを介してデー
タ端末を収容可能なディジタル交換機において、前記デ
ータ端末接続装置はデータ解析回路と、前記データ端末
ライン回路との間で制御データ送受信を行う第１の制御
データ送受信回路とを備え、前記データ端末ライン回路
は前記データ端末接続装置との間で制御データ送受信を
行う第２の制御データ送受信回路を備え、前記データ端
末と前記ディジタル交換機の主制御装置との間の保守制
御データを前記データ解析回路と前記第１．第２の制御
データ送受信回路とを介して送受信するように構成され
ている。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明のディジタル交換機の保守端末接続方式
の一実施例を示すブロック図である。

システムは保守端末１とデータ端末接続装置２とデータ
端末ライン回路３と主スィッチ４と主制御装置５とを備
えて構成される。主制御装置５は内部制御バス７を介し
てデータ端末ライン回路３を制御するとともに、主スィ
ッチ４を制御する。

保守端末１はデータ端末接続ケーブル８を介してデータ
端末接続装置２．ディジタル加入者線６゜データ端末ラ
イン回路３を経由して主スィッチ４と接続され、データ
通信サービスが行われる。ディジタル加入者線６上では
、データ信号と制御信号が多重化されて伝送される。

データ端末接続装置２はデータ解析回路２１と制御デー
タ送受信回路２２とを備えており、データ解析回路２１
は保守端末１が送信したデータ信号を解析して、それが
保守制御データである場合には制卸データ送受信回路２
２に渡すとともに、ディジタル加入者線６．データ端末
ライン回路３を介して主制御装置５から送られてきた保
守制御データを制御データ送受信回路２２がら受けとり
保守端末１に送信する。制御データ送受信回路２２はデ
ータ端末ライン回路３内の制御データ送受信回路３１と
の間で、ディジタル加入者線６を介して決められた手順
に従って制御データの送受信を行う。なお、代表的な送
受信制御手順としては、ＣＣＩＴＴのＱ、９２１．Ｑ、
９３１勧告に規定された手順などがある。

データ端末ライン回路３は制御データ送受信回路３１と
、主制御装置５とインタフェースするインタフェース回
路３２とを備えており、インタフェース回路３２は主制
御装置５との間で内部制御バス７を介して制御データを
送受信する。

次に本実施例の動作について説明する。

保守端末１が送信した保守制御データはデータ解析回路
２１．制御データ送受信回路２２．ディジタル加入者線
６．制御データ送受信回路３１゜インタフェース回路３
２を経由して主制御装置５に送られる。また、主制御装
置５から保守端末１への保守制御データは全く逆の経路
を通って送られる。

本実施例によれば、保守制御データは主スィッチ４を経
由しないので、保守端末を交換機から離れた場所に設置
して、交換機の運用状態にかかわりなく保守業務を行う
ことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、保守端末とディジタル交
換機の主制御装置との間の保守制御データが交換機の主
スィッチを介さずにデータ端末接続装置とデータ端末ラ
イン回路とを介して送受信できるようにすることにより
、交換機の運用状態にかかわりなく保守端末を交換機本
体から離れた場所に設置して保守業務を実行できるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のディジタル交換機の保守端末接続方式
の一実施例を示すブロック図、第２図は従来の一例を示
すブロック図である。 １・・・保守端末、２．２ａ、５ａ・・・データ端末接
続装置、２１・・データ解析回路、２２．３１・・・制
御データ送受信回路、３・・・データ端末ライン回路、
３２・・・インタフェース回路、４・・・主スィッチ、
５・・・主制御装置、６・・・ディジタル加入者線、７
・・・内部制御バス、８・・データ端末接続ケーブル。 ＼、−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データ端末接続装置とデータ端末ライン回路とを介して
   データ端末を収容可能なディジタル交換機において、前
   記データ端末接続装置はデータ解析回路と、前記データ
   端末ライン回路との間で制御データ送受信を行う第１の
   制御データ送受信回路とを備え、前記データ端末ライン
   回路は前記データ端末接続装置との間で制御データ送受
   信を行う第２の制御データ送受信回路を備え、前記デー
   タ端末と前記ディジタル交換機の主制御装置との間の保
   守制御データを前記データ解析回路と前記第１、第２の
   制御データ送受信回路とを介して送受信することを特徴
   とするディジタル交換機の保守端末接続方式。