JPS63289077A - 導電塗料 - Google Patents
導電塗料Info
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- JPS63289077A JPS63289077A JP62126244A JP12624487A JPS63289077A JP S63289077 A JPS63289077 A JP S63289077A JP 62126244 A JP62126244 A JP 62126244A JP 12624487 A JP12624487 A JP 12624487A JP S63289077 A JPS63289077 A JP S63289077A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、モース硬度３〜５の繊維状無機粉体を充填剤
として添加することで、摺動特性を飛躍的に向上させた
例えば可変抵抗器用の導電塗料に関するものである。
として添加することで、摺動特性を飛躍的に向上させた
例えば可変抵抗器用の導電塗料に関するものである。
従来の技術
従来、可変抵抗器の抵抗皮膜に使用される導電塗料は、
カーボンブラック、グラファイト又は、その混合物のパ
ウダー（以下カーボンパウダーと称する）を、適当な溶
剤に溶解した熱硬化性樹脂に分散させたものである。こ
の塗料は、スクリーン印刷法等により、主としてフェノ
ール積層板のような基体上に塗布され、熱重合によって
抵抗皮膜を形成する。この方法については一般的に広く
知られている。
カーボンブラック、グラファイト又は、その混合物のパ
ウダー（以下カーボンパウダーと称する）を、適当な溶
剤に溶解した熱硬化性樹脂に分散させたものである。こ
の塗料は、スクリーン印刷法等により、主としてフェノ
ール積層板のような基体上に塗布され、熱重合によって
抵抗皮膜を形成する。この方法については一般的に広く
知られている。
発明が解決しようとする問題点
皮膜の抵抗値は、用いるカーボンパウダーの比抵抗、及
び、樹脂に対する含有率によってコントロールされる。
び、樹脂に対する含有率によってコントロールされる。
カーボンパウダーはモース硬度が１〜２と低いこともあ
って皮膜の耐摩耗性は、一般的に弱くなる。
って皮膜の耐摩耗性は、一般的に弱くなる。
可変抵抗器では、皮膜上を刷子が摺動するため、前述の
理由によって、摺動回数と共に皮膜が削れ、抵抗値の変
動が非常に大きくなるという問題点があった。
理由によって、摺動回数と共に皮膜が削れ、抵抗値の変
動が非常に大きくなるという問題点があった。
この抵抗値変動対策を目的に５ｉｎ２．ムロ２０！ｌｌ
ＴｉＮ、 ＳｉＣ，ダイヤモンドパウダー等の無機粉体
を構造材として含有させた導電塗料が知られているが、
刷子（金属製）の硬度よりも、これらの無機粉体の硬度
が大であるために、これが刷子を逆に摩耗し、刷子の削
れ粉が酸化されて絶縁物となり、抵抗皮膜上に堆積して
、摺動雑音を発生させるという問題点があった。
ＴｉＮ、 ＳｉＣ，ダイヤモンドパウダー等の無機粉体
を構造材として含有させた導電塗料が知られているが、
刷子（金属製）の硬度よりも、これらの無機粉体の硬度
が大であるために、これが刷子を逆に摩耗し、刷子の削
れ粉が酸化されて絶縁物となり、抵抗皮膜上に堆積して
、摺動雑音を発生させるという問題点があった。
本発明は、主としてこの摺動時の抵抗値変動が著しく小
であり、極めて安定した摺動特性が得られる抵抗印刷用
の導電塗料を提供することを目的とするものである。
であり、極めて安定した摺動特性が得られる抵抗印刷用
の導電塗料を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本発明者らは、摺動時の抵抗値変動、及び摺動雑音と無
機粉体硬度との相関を種々研究した結果、モース硬度３
〜６の繊維状無機粉体を添加することで目的を達し得る
ことを見い出した。公知であるム１２０５ 等前述の無
機粉体はモース硬度６以上で、ｌ、（ｋ１２０３＝９
、 Ｓｉｎ□＝７ 、５ｉＣ＝９〜１０、ダイヤモンド
パウダー＝１Ｑ）これらを用いた場合では、摺動雑音が
犬であり、逆にモース硬度１〜２（例えばカーボンブラ
ンク、グラフフイ、ト、滑石等）を無機粉体とした場合
は、摺動時の抵抗値変動が無添加の場合より非常に大き
くなる。これは、抵抗皮膜上を摺動する金属刷子のモー
ス硬度が６〜６であるために、それより硬い無機粉体で
は刷子が削れ、モース硬度１〜２では柔かすぎて、接点
圧の影響が大きくなることが原因である。
機粉体硬度との相関を種々研究した結果、モース硬度３
〜６の繊維状無機粉体を添加することで目的を達し得る
ことを見い出した。公知であるム１２０５ 等前述の無
機粉体はモース硬度６以上で、ｌ、（ｋ１２０３＝９
、 Ｓｉｎ□＝７ 、５ｉＣ＝９〜１０、ダイヤモンド
パウダー＝１Ｑ）これらを用いた場合では、摺動雑音が
犬であり、逆にモース硬度１〜２（例えばカーボンブラ
ンク、グラフフイ、ト、滑石等）を無機粉体とした場合
は、摺動時の抵抗値変動が無添加の場合より非常に大き
くなる。これは、抵抗皮膜上を摺動する金属刷子のモー
ス硬度が６〜６であるために、それより硬い無機粉体で
は刷子が削れ、モース硬度１〜２では柔かすぎて、接点
圧の影響が大きくなることが原因である。
作用
本発明によれば、モース硬度３〜６の繊維状無機粉体を
用いることにより、摺動時の抵抗値変動が極めて少なく
、かつ摺動雑音を低いレベルに保つことが可能となる。
用いることにより、摺動時の抵抗値変動が極めて少なく
、かつ摺動雑音を低いレベルに保つことが可能となる。
特にモース硬度４のチタン酸カリウム繊維、好ましくは
、平均繊維長３〜４０μｍ、繊維径０．１〜１０μｍの
ものを使用すると、殆んど摺動時の抵抗値変動が無く、
摺動雑音についても無機粉体無添加との比較において劣
化が全く見られなかった。繊維状無機粉体とする理由は
塗膜としての内部構造強度が得られやすいからである。
、平均繊維長３〜４０μｍ、繊維径０．１〜１０μｍの
ものを使用すると、殆んど摺動時の抵抗値変動が無く、
摺動雑音についても無機粉体無添加との比較において劣
化が全く見られなかった。繊維状無機粉体とする理由は
塗膜としての内部構造強度が得られやすいからである。
また、チタン酸カリウム繊維の添加量としては、２ｗｔ
％以下では、効果が小であり、８０ｗｔ％以上では、カ
ーボンパウダーの相対量が少なくなりすぎ、抵抗値のコ
ントロールがむつかしくなる。
％以下では、効果が小であり、８０ｗｔ％以上では、カ
ーボンパウダーの相対量が少なくなりすぎ、抵抗値のコ
ントロールがむつかしくなる。
実施例
本発明の実施例および比較例を第１表に示す。
以下これについて説明する。
（以下余白）
く比較例１（試料Ａ１）〉
樹脂、カーボンブラック、グラファイト、及び溶剤を混
合し、フェノール積層板上に所望の抵抗パターンにてス
クリーン塗布し、これを温度２００’Ｃにて１０分加熱
硬化させ、このものに刷子、ケース等を取付け、可変抵
抗器とした。
合し、フェノール積層板上に所望の抵抗パターンにてス
クリーン塗布し、これを温度２００’Ｃにて１０分加熱
硬化させ、このものに刷子、ケース等を取付け、可変抵
抗器とした。
摺動特性については、１５０００ 回転後の抵抗値変動
（％）とＶＵ雑音（ｄＢ）にて評価した。
（％）とＶＵ雑音（ｄＢ）にて評価した。
この場合、無機粉体添加前いため、１４％と極めて大き
な抵抗値変動が見られた。
な抵抗値変動が見られた。
〈比較例２（試料点２，３）＞
比較例１と同様の方法で導電塗料に添加剤として、ム４
□０３（モース硬度９）を１０ｗｔ％、 ３０ｗｔ％添
加したものの摺動特性を調べた。その結果１０ｗｔ％で
は、抵抗値変動が大きく（構造材としての機能不十分）
、３０ｗｔ％では、若干緩和されるものの、雑音が非常
に大である。
□０３（モース硬度９）を１０ｗｔ％、 ３０ｗｔ％添
加したものの摺動特性を調べた。その結果１０ｗｔ％で
は、抵抗値変動が大きく（構造材としての機能不十分）
、３０ｗｔ％では、若干緩和されるものの、雑音が非常
に大である。
〈実施例（試料点４〜６）〉
比較例２と同様にして添加剤としてチタン酸カリウム繊
維をｓｗｔ％、３０ｗｔ％、７０ｗｔ％添加した。その
結果、１５０００回転後の抵抗値変動は−１，２〜０．
５％と極めて小さく、摺動雑音についても比較例１（無
機粉体無添加）と同等の結果が得られた。
維をｓｗｔ％、３０ｗｔ％、７０ｗｔ％添加した。その
結果、１５０００回転後の抵抗値変動は−１，２〜０．
５％と極めて小さく、摺動雑音についても比較例１（無
機粉体無添加）と同等の結果が得られた。
発明の効果
以上述べたように、本発明による導電塗料を可変抵抗器
に使用した場合、殆んど摺動時の抵抗値変動が無く、か
つ摺動雑音を低いレベルに保つことが可能である。さら
に繊維状無機粉体であるチタン酸カリウム等は安価であ
り、産業上極めて有用である。
に使用した場合、殆んど摺動時の抵抗値変動が無く、か
つ摺動雑音を低いレベルに保つことが可能である。さら
に繊維状無機粉体であるチタン酸カリウム等は安価であ
り、産業上極めて有用である。
Claims (4)
- （１）少なくともカーボンブラックとグラファイトの一
つと、合成樹脂と、モース硬度３〜５の繊維状無機粉体
とを含む導電塗料。 - （２）繊維状無機粉体が、チタン酸カリウムである特許
請求の範囲第１項記載の導電塗料。 - （３）繊維状無機粉体の含有量を２〜８０重量％（以下
ｗｔ％と称す）とする特許請求の範囲第１項記載の導電
塗料。 - （４）繊維状無機粉体の平均繊維長が３〜４０μｍ、繊
維径が０．１〜１０μｍとする特許請求の範囲第１項〜
第３項のいずれか一つに記載の導電塗料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62126244A JPH0692547B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 導電塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62126244A JPH0692547B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 導電塗料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63289077A true JPS63289077A (ja) | 1988-11-25 |
| JPH0692547B2 JPH0692547B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=14930364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62126244A Expired - Fee Related JPH0692547B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 導電塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0692547B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01276601A (ja) * | 1988-04-27 | 1989-11-07 | Ibiden Co Ltd | 樹脂系抵抗ペースト |
| JPH04168146A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-16 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 導電性フェノール樹脂成形材料 |
| JP2017071672A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | 日立化成株式会社 | 摺動材料及びその成形体、並びに摺動部材 |
| JP2017155089A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 日立化成株式会社 | 摺動部材 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57102967A (en) * | 1980-12-18 | 1982-06-26 | Otsuka Chem Co Ltd | Heat-insulating coat composition |
| JPS617362A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-14 | Yazaki Corp | 導電性エラストマ−塗料 |
| JPS6262872A (ja) * | 1985-09-12 | 1987-03-19 | Seiko Kasei Kk | 薄膜状導電性材料の製造方法 |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP62126244A patent/JPH0692547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57102967A (en) * | 1980-12-18 | 1982-06-26 | Otsuka Chem Co Ltd | Heat-insulating coat composition |
| JPS617362A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-14 | Yazaki Corp | 導電性エラストマ−塗料 |
| JPS6262872A (ja) * | 1985-09-12 | 1987-03-19 | Seiko Kasei Kk | 薄膜状導電性材料の製造方法 |
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| JPH04168146A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-16 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 導電性フェノール樹脂成形材料 |
| JP2017071672A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | 日立化成株式会社 | 摺動材料及びその成形体、並びに摺動部材 |
| JP2017155089A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 日立化成株式会社 | 摺動部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0692547B2 (ja) | 1994-11-16 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |