JPH04168146A - 導電性フェノール樹脂成形材料 - Google Patents
導電性フェノール樹脂成形材料Info
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- JPH04168146A JPH04168146A JP2291926A JP29192690A JPH04168146A JP H04168146 A JPH04168146 A JP H04168146A JP 2291926 A JP2291926 A JP 2291926A JP 29192690 A JP29192690 A JP 29192690A JP H04168146 A JPH04168146 A JP H04168146A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、摺動性に優れた導電性フェノール樹脂成形材
料に関するものである。
料に関するものである。
従来より導電性フェノール樹脂成形材料に於いては、導
電性フィラーとしてカーボン繊維、黒鉛、カーボンブラ
ック、金属粉等が用いられている。
電性フィラーとしてカーボン繊維、黒鉛、カーボンブラ
ック、金属粉等が用いられている。
更に摺動性を付与するには黒鉛を利用するのか一般的で
ある。この他に機械強度を付与するためには有機、無機
の繊維状のフィラーか用いられる。
ある。この他に機械強度を付与するためには有機、無機
の繊維状のフィラーか用いられる。
通常無機フィラーとしてはガラス繊維か一般的である。
近年、IC,LSIの普及に伴ない、静電気を除去し、
摺動性を必要とする電子部品か増加しており、耐熱性の
ある導電性成形材料の要求か次第に強くなっている。
摺動性を必要とする電子部品か増加しており、耐熱性の
ある導電性成形材料の要求か次第に強くなっている。
本発明の目的とするところは、機械特性を劣化させるこ
となく、摺動性を付与した成形性の良い導電性フェノー
ル樹脂成形材料を提供するにある。
となく、摺動性を付与した成形性の良い導電性フェノー
ル樹脂成形材料を提供するにある。
本発明は、フェノール樹脂成形材料において、成形材料
全体に対して黒鉛2〜50重量%とチタン酸カリウムウ
ィスカ2〜20重量%を含有することを特徴とする導電
性フェノール樹脂成形材料てあり、更に成形材料全体に
対してカーボンブラックを2〜50重量%含有すること
が好ましい。
全体に対して黒鉛2〜50重量%とチタン酸カリウムウ
ィスカ2〜20重量%を含有することを特徴とする導電
性フェノール樹脂成形材料てあり、更に成形材料全体に
対してカーボンブラックを2〜50重量%含有すること
が好ましい。
本発明に用いられる黒鉛としては、隆状黒鉛や土壌黒鉛
の他に人造黒鉛をあげることができる。
の他に人造黒鉛をあげることができる。
チタン酸カリウムウィスカとしては、大塚化学株式会社
製「テスモD」をあげることがてきる。カーボンブラッ
クとしてはゴム配合用の比表面積の小さなグレードから
比表面積の大きな導電性カーボンまてあげることかてき
る。
製「テスモD」をあげることがてきる。カーボンブラッ
クとしてはゴム配合用の比表面積の小さなグレードから
比表面積の大きな導電性カーボンまてあげることかてき
る。
黒鉛は摺動性を付与することのできる導電性のフィラー
として最適であり、2〜50重量%の配合で表面抵抗1
06オーム(Ω)以下の導電性を得ることかできる。し
かしながら黒鉛は機械強度において不充分な場合があり
、更にチタン酸カリウムウィスカを2〜20重量%配合
することにより摺動性を損うことなく機械特性に優れた
導電性フェノール樹脂成形材料を得ることかできる。チ
タン酸カリウムウィスカはK 2 T 、6o 13の
構造をもつ六チタン酸カリウム繊維である。通常平均径
は約1μmで、長さは500〜1000μmである。モ
ース硬度は4てあり、ガラスの7〜8に比して小さいた
め、摺動時に相手材との接触か良く、摩耗量が小さいと
いう特長かある。しかも繊維径か細いためアスペクト比
が高く機械強度の向上に寄与している。
として最適であり、2〜50重量%の配合で表面抵抗1
06オーム(Ω)以下の導電性を得ることかできる。し
かしながら黒鉛は機械強度において不充分な場合があり
、更にチタン酸カリウムウィスカを2〜20重量%配合
することにより摺動性を損うことなく機械特性に優れた
導電性フェノール樹脂成形材料を得ることかできる。チ
タン酸カリウムウィスカはK 2 T 、6o 13の
構造をもつ六チタン酸カリウム繊維である。通常平均径
は約1μmで、長さは500〜1000μmである。モ
ース硬度は4てあり、ガラスの7〜8に比して小さいた
め、摺動時に相手材との接触か良く、摩耗量が小さいと
いう特長かある。しかも繊維径か細いためアスペクト比
が高く機械強度の向上に寄与している。
カーボンブラックは黒鉛のような摺動特性を向上する効
用は少ないか、カーボンブラックを追加するか黒鉛の一
部を置き換えることにより、成形。
用は少ないか、カーボンブラックを追加するか黒鉛の一
部を置き換えることにより、成形。
性、生産性のよい導電性フェノール樹脂成形材料を得る
ことができる。
ことができる。
これらと共に用いられるその他の原料はフェノール樹脂
変性剤、硬化促進剤、滑剤、可塑剤、有機フィラー、無
機フィラー等かある。
変性剤、硬化促進剤、滑剤、可塑剤、有機フィラー、無
機フィラー等かある。
フェノール樹脂には一般法、二段法あるいは、この地変
性したフェノール樹脂を使用することができる。二段法
で得られた架橋のためのメチロール基の少ない樹脂を使
用するときはへキサメチレンテトラミン等の架橋剤が用
いられる。フェノール樹脂には、アニリン、レゾルシン
、アルキルフェノール、フルフラール、ハイカー等によ
る変性が行われていてもよく、またフェノール樹脂以外
の樹脂か混合されているものてもよい。
性したフェノール樹脂を使用することができる。二段法
で得られた架橋のためのメチロール基の少ない樹脂を使
用するときはへキサメチレンテトラミン等の架橋剤が用
いられる。フェノール樹脂には、アニリン、レゾルシン
、アルキルフェノール、フルフラール、ハイカー等によ
る変性が行われていてもよく、またフェノール樹脂以外
の樹脂か混合されているものてもよい。
導電性フェノール樹脂成形材料の製造方法は、高速回転
混合機によって造粒化してもよいし、通常の二軸押出混
練機やミキシングロールて混線する方法でもよい。本発
明による成形材料の成形方法は射出成形、トランスファ
ー成形、圧縮成形等のいずれにも適用でき限定されるも
のではない。
混合機によって造粒化してもよいし、通常の二軸押出混
練機やミキシングロールて混線する方法でもよい。本発
明による成形材料の成形方法は射出成形、トランスファ
ー成形、圧縮成形等のいずれにも適用でき限定されるも
のではない。
成形材料に所定の機械特性を付与することは、導電性成
形材料の混線技術においても安定した短時間の成形のた
めに有用である。この点において繊維状フィラーの配合
は重要である。本発明に使用されるチタン酸カリウムウ
ィスカは少量でも効果があり、多量に用いても導電性を
損わない利点がある。また繊維状の基材を多量に用いる
ことは、な欠陥を生しることがない。
形材料の混線技術においても安定した短時間の成形のた
めに有用である。この点において繊維状フィラーの配合
は重要である。本発明に使用されるチタン酸カリウムウ
ィスカは少量でも効果があり、多量に用いても導電性を
損わない利点がある。また繊維状の基材を多量に用いる
ことは、な欠陥を生しることがない。
表1の配合をミキシングロールて混線して得られた成形
材料を用い、 175°C3分間圧縮成形した。
材料を用い、 175°C3分間圧縮成形した。
特性測定結果をみれば、実施例1,2.3は、所定の表
面電気抵抗を持ち、摺動性と成形性に優れていることが
わかる。
面電気抵抗を持ち、摺動性と成形性に優れていることが
わかる。
本発明のフェノール樹脂成形材料は、導電性がすぐれて
いることはもちろんであるが、チタン酸カリウムウィス
カを配合していることにより、導電性を低下させること
なく、成形性及び摺動性を向上させることができる。更
に導電性フィラーとして黒鉛とカーボンブラックとを併
用することにより、成形性をより向上させることができ
る。
いることはもちろんであるが、チタン酸カリウムウィス
カを配合していることにより、導電性を低下させること
なく、成形性及び摺動性を向上させることができる。更
に導電性フィラーとして黒鉛とカーボンブラックとを併
用することにより、成形性をより向上させることができ
る。
Claims (2)
- (1)フェノール樹脂成形材料において、成形材料全体
に対して黒鉛2〜50重量%とチタン酸カリウムウイス
カ2〜20重量%を含有することを特徴とする導電性フ
ェノール樹脂成形材料。 - (2)成形材料全体に対して、更にカーボンブラックを
2〜50重量%含有してなる請求項1記載の導電性フェ
ノール樹脂成形材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2291926A JPH04168146A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 導電性フェノール樹脂成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2291926A JPH04168146A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 導電性フェノール樹脂成形材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04168146A true JPH04168146A (ja) | 1992-06-16 |
Family
ID=17775253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2291926A Pending JPH04168146A (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | 導電性フェノール樹脂成形材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04168146A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011016888A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Oiles Corp | 導電性フェノール樹脂成形材料及びこれを用いた導電性フェノール樹脂摺動部材 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62207313A (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-11 | Adachi Shin Sangyo Kk | 熱硬化性樹脂成形材料 |
JPS6362926A (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-19 | Aisin Chem Co Ltd | 摩擦材 |
JPS63289077A (ja) * | 1987-05-22 | 1988-11-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 導電塗料 |
JPH01120446A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-12 | Aisin Chem Co Ltd | ブレーキ用摩擦材 |
JPH01268759A (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-26 | Tokai Rubber Ind Ltd | 半導電性高分子材料組成物 |
JPH0249031A (ja) * | 1988-04-30 | 1990-02-19 | Osaka Gas Co Ltd | 複合材料用機能付与材およびその製造方法 |
JPH02132175A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-21 | Nisshinbo Ind Inc | 摩擦材 |
JPH02219888A (ja) * | 1989-02-21 | 1990-09-03 | Hitachi Chem Co Ltd | 摩擦材組成物及び該組成物を用いた摩擦材の製造法 |
JPH03237184A (ja) * | 1990-02-14 | 1991-10-23 | Aisin Chem Co Ltd | 摩擦材 |
JPH04103061A (ja) * | 1990-08-23 | 1992-04-06 | Enplas Corp | 磁気テープ走行用ガイドポスト |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP2291926A patent/JPH04168146A/ja active Pending
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