JPS5850003B2 - 摺動抵抗器用抵抗体 - Google Patents

摺動抵抗器用抵抗体

Info

Publication number
JPS5850003B2
JPS5850003B2 JP54099401A JP9940179A JPS5850003B2 JP S5850003 B2 JPS5850003 B2 JP S5850003B2 JP 54099401 A JP54099401 A JP 54099401A JP 9940179 A JP9940179 A JP 9940179A JP S5850003 B2 JPS5850003 B2 JP S5850003B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
sliding
resin
tetrafluoroethylene resin
mixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54099401A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5623706A (en
Inventor
豊 阪井
幸孝 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Kosumosu Denki KK
Original Assignee
Tokyo Kosumosu Denki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Kosumosu Denki KK filed Critical Tokyo Kosumosu Denki KK
Priority to JP54099401A priority Critical patent/JPS5850003B2/ja
Publication of JPS5623706A publication Critical patent/JPS5623706A/ja
Publication of JPS5850003B2 publication Critical patent/JPS5850003B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Non-Adjustable Resistors (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は摺動抵抗器用として好適な抵抗体に関する。
近時産業の発展に伴い、自動車のスロットルセンサ用抵
抗体、エアーフローセンサ用抵抗体、不圧センサ用抵抗
体等、コンピュータ端末機用及び工業ミシン用等のポテ
ンショメータ等広く摺動抵抗体が使用され、摺動寿命の
長い抵抗体が要望されている。
従来の摺動抵抗体は、カーボンの如き導電粉末とフェノ
ール樹脂やエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂の初期縮合体
を、エチルカルピトール或いはエチルカルピトールアセ
テート等の溶剤中でよく混練してペーストとし、このペ
ースト体をスクリーン印刷、浸漬又は吹付は等で絶縁基
板上に所定のパターンを形成させた後加熱硬化させて製
造している。
しかし乍も、このようにして得られた抵抗体は、耐摩耗
性が悪く、且つ摺動寿命が短かく、摺動雑音の大きい欠
点がある。
この欠点をなくする方法として膜厚を厚くする方法も考
えられるが、膜厚が10μ以上になると逆に膜が弱(な
り、クラスト状に膜の剥離が起り易く実際に膜厚を厚く
するにも限界がある。
従って、導電粒子と熱硬化性樹脂だけでは、耐摩耗性で
摺動寿命が優れ摺動雑音が小さい抵抗体は得難かった。
この欠点を改善する方法として、次のような方法が提案
された。
(1屋化ホウ素、二硫化モリブデン、黒鉛等の粉末の混
和、(2)弗素化合物、例えば黒鉛に弗素ガスを加熱下
に反応させて得られる弗化黒鉛の混合(特公昭46−4
1274号公報参照)、(3)エポキシ樹脂を主体とし
、メラミン樹脂フェノール樹脂等を硬化剤として加えた
結合剤に、導電性物質及びポリテトラフルオルエチレン
粉末(10重量%未満量)混入する方法(特公昭547
071号公報参照)。
(1)の方法における黒鉛、二硫化モリブデン、窒化ホ
ウ素の混合では、摺動寿命の長いものは得られない。
またその添加量が多くなると、温度特性、湿度特性が悪
化し、摺動雑音も大きくなる欠点がある。
すなわち、この種の無機潤滑剤のみでは摺動特性が優れ
、摺動雑音の小さい抵抗体は得られない。
(2)の方法は、部分的弗化黒鉛の一定なものを得るた
めには、黒鉛粒子の形状・粒径、反応条件を一定にしな
げればならない難点がある。
特にこの場合黒鉛の弗素化率が抵抗値と耐摩耗値の両方
に影響するため、その調製が困難である欠点がある(3
)の方法は、ポリテトラフロロエチレンの混合量は、同
公報第2頁4欄38行〜40行に記載されている如く、
10重量%以上混合すると印刷インキを作ることができ
なく、そのため僅か1〜3重量%しか混合することがで
きないため、満足すべき程度に耐摩耗性を改善し得られ
ず、摺動回数が多くなるに伴い雑音も大きくなり、摺動
寿命も短かい欠点を有している。
本発明は従来の抵抗体の欠点を改善すべくなされたもの
で、その目的は耐摩耗性が優れて摺動寿命が長(、且つ
摺動雑音の極めて小さい抵抗体を提供するにある。
本発明者らは前記目的を達成すべく研究の結果導電体粒
子と熱硬化性樹脂とからなる抵抗体素子に、無機潤滑剤
と四弗化エチレン樹脂とを共存せしめるときは、四弗化
エチレン樹脂を30重量%まで容易に混和し得られるこ
と。
及びこのようにして四弗化エチレン樹脂を10〜30重
量%混合すると、摺動寿命が長(且つ摺動雑音も極めて
小さい抵抗体が得られること。
即ち無機潤滑剤と四弗化エチレン樹脂とを同時に混在さ
せると、四弗化エチレン樹脂単独混合の場合に見られる
膜面の粗雑による摺動雑音も小さくなるばかりでなく、
無機潤滑剤の単独混合の場合における摺動寿命が短かく
、摺動雑音も大きい欠点をなくし得ること即ち、両者の
単独混合における欠点をなくし、両者の相乗効果を発揮
し摺動寿命が長く、摺動雑音も小さくなり、且つ印刷性
も優れたものとなることを究明し得た。
この究明事実に基いて本発明を完成したものである。
ネ 本発明は熱硬化性樹脂と導電体粒子とからなる抵抗
体素子に、無機潤滑剤と10〜30重量%の四弗化エチ
レン樹脂とを混在させたことを特徴とする抵抗体である
この抵抗体は無機潤滑剤粒子、四弗化エチレン樹脂粒子
及び導電性粒子とをよく混合し、溶剤の存在下で熱硬化
性樹脂初期縮合物と前記混合物とを、ロールミル等でよ
く混練することによって製造し得られる。
この方法によるときは、極めて容易に従来10重量%以
上抵抗体ペーストに混合できないとされていた四弗化エ
チレン樹脂を10〜30重量%も含有させた印刷性の優
れた抵抗体ペーストを製造することができる。
ただし、30重量%を超えると平滑面が得難くなる。
この抵抗体ペーストは、スクリーンぬけ、ペーストのレ
ベリングモットリング、均一な付着性等多くの点で印刷
性、印刷作業性に優れており、例えばスクリーン印刷に
よって簡単に平滑な抵抗膜が得られる。
この印刷した抵抗膜から溶剤を蒸発した後、加熱によっ
て結合剤の縮重合反応を完結すると、少なくとも摺動寿
命1000万回転以上の摺動寿命の極めて長い、且つ摺
動雑音の小さい抵抗体が得られる。
また、抵抗器用抵抗体は摺動による雑音や抵抗値の変化
が小さいことが要求され、そのためには抵抗体の摩擦係
数、摩耗係数の小さいことが重要である。
本発明では四弗化エチレン樹脂10〜30重量%と無機
潤滑剤とを抵抗体中に混在させることによりそれを解決
し得たものである。
次に、四弗化エチレン樹脂を単独混合した場合と、四弗
化エチレン樹脂と無機潤滑剤である黒鉛とを混合した場
合の抵抗体について、回転後の抵抗値の変化を例示する
と次の通りである。
この結果が示すように、四弗化エチレン樹脂に無機潤滑
剤を混在させると抵抗値の変化が極めて小さくなる結果
を奏し得られる。
熱硬化性樹脂としては、縮重合系;又は附加重合糸の熱
硬化性樹脂であればよく、例えば、フェノール樹脂、ユ
リア・メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレー
ト樹脂が挙げられる。
しかしこれに限定されるものではない。
導電性粒子としては、導電性の微粉末であればよく、例
えばカーボンブラック、銅、銀等の微粉末等が挙げられ
る。
しかしカーボンブラック又はこれを主体とする他の導電
性粒子との混合物が、四弗化エチレン樹脂の含有量を高
める効果があるので特に好ましい。
しかし、これに限定されるものではない。
無機潤滑剤としては、例えば天然黒鉛、合成黒鉛、窒化
ホウ素、二硫化モリブデン、弗化黒鉛等が挙げられる。
しかしこれに限定されるものではない。
溶剤としては、相溶性が良好であるものであればよく、
例えば、ブチルカルピトール、ブチルカルピトールアセ
テート、エチレングリコール等が挙げられる。
本発明の抵抗体の摺動寿命並びに摺動雑音を示すと第1
図及び第2図の通りである。
図において1.2,3,4の各曲線に実施例1.2.3
.4の方法で製造された抵抗体の場合で、50曲線は四
弗化エチレン樹脂を混在させない場合である。
なお、摺動寿命の測定条件は、接点材としてパリネイ−
7の2点接点で、接圧15〜20 f/ポイント、摺動
スピード2000r、p、mで行ったものである。
また摺動雑音の測定はMIL規格(MIL−R2720
8)による定電流測定法によって行ったものである。
各実施例における抵抗体組成を示すと次の通りである。
なお、数値は重量%で示したものである。第1図は四弗
化エチレン樹脂含有量と抵抗値の変化の関係を示し、第
2図は四弗化エチレン樹脂含有量と摺動雑音の関係を示
したものである。
第1図から明らかなように、抵抗値変化率は四弗化エチ
レン樹脂量が10%以上から特に小さくなり20%添加
で最も小さくなる。
更に30%以上多量添加すると、逆に抵抗値変化率は高
くなる3特に摺動回数が1ooo万回と云う高い回数で
はその差はより太き(なっている事がわかる。
第2図で明らかなように、摺動回数が1000万回以上
になると、摺動雑音が6%になり摺動雑音の面で四弗化
エチレン樹脂含有量が10%以上でないと実用に供し得
ない。
実施例 ル ゾールタイプのフェノール樹脂(50%固形分)を特殊
な減圧加熱混合機に3.6に9取り、溶剤を除去し乍ら
ブチルカルピトールアセテートを1.8kg加え、低沸
点溶剤を除去し乍ら2時間加熱攪拌混合を行った。
一方カーボンA(アセチレンブラック)18.4f、カ
ーボンB(ネオスペクトラ)9.2グ、黒鉛(ASP)
9.2f、四弗化エチレン樹脂粉末(粒子状成型品)1
11、窒化ホウ素2.21を200℃の真空加熱混合機
で24時間攪拌処理した後、ブチルカルピトールアセテ
ートを30?添加し、充分に混合機で均一分散するよう
混合した。
このようにして得られた混合分散液に、上記レゾール溶
液1ooyを徐々に加えよく混合し、最後に3本ロール
ミルでよく混練して抵抗体ペーストを得た。
このようにして調製せられた抵抗体ペーストをセラミッ
ク絶縁基板上にスクリーン印刷法により印刷し、抵抗体
膜を得た。
次にこの膜を180℃4分間、更に120℃で15時間
の熱処理を行ってレゾールの縮重合反応を完結させ抵抗
体とした。
本発明による抵抗体は摺動寿命による抵抗値変化率が四
弗化エチレン樹脂を混合しないもの(以下従来品と言う
)は8%(600万回)であるに対して一4%であり、
摺動雑音は従来品は6%であるのに対して、本発明によ
る抵抗体は1%であった。
実施例 2 カーボンA(アセチレンブラック)19.0P、カーボ
ンB(ネオスペクトラ)8.!l、黒鉛(ASP)8.
5?、四弗化エチレン樹脂粉末15、OS’を200℃
の真空加熱混合機で24時間処理した後、ブチルカルピ
トールアセテートを30P添加し、充分に混合機で混合
した。
このようにして得られた混合分散液に、上述した実施例
1で調製したレゾール溶液10ozを徐々に加えてよく
混合し、更にこれを3本ロールミルでよく混練して抵抗
体ペーストを得た。
このようにして製造せられた抵抗体ペーストを、実施例
1と同様にセラミック絶縁基板上にスクリーン印刷法に
より印刷した。
これを180℃で4分間、更に120℃で15時間熱処
理を行って抵抗体とした。
本発明による抵抗体は摺動寿命による抵抗値変化率は従
来品は8%(600万回)であるのに対し1000万回
後で一4%であり、摺動雑音は従来品は6%であるのに
対して本発明による抵抗体は1%であった。
実施例 3 カーボンA(アセチレンブラック)20.0?、カーボ
ンB(ネオスペクトラ)5グ、黒鉛(ASP)5.1’
、四弗化エチレン樹脂20グを200℃の真空加熱混合
機で24時間処理した後、ブチルカルピトールアセテー
トを301添加し、実施例1に記載したと同様な方法で
混練し、抵抗体とした。
本発明による抵抗体の摺動寿命による抵抗値変化率はi
−000万回後−4%(従来品8%600回後)で、摺
動雑音は0.8%(従来品6%)であった。
尚、本実施例中%とあるはいずれも重量%を示す。
以上のように、本発明の抵抗体は従来全く見られなかっ
た優れた耐摩耗性及び長時間の摺動寿命を有し、且つ摺
動雑音が小さい優れた特性を有している。
しかもその製造が容易である特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ、四弗化エチレン樹脂含有
量と抵抗値及び摺動雑音の関係図である。 1.2,3,40曲線は、それぞれ実施例1.2.3.
4で得られた抵抗体の曲線、5は四弗化エチレン樹脂を
混合しない抵抗体の曲線を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱硬化性樹脂と導電体粒子とからなる抵抗体素子に
    、無機潤滑剤と10〜30重量%の四弗化エチレン樹脂
    とを混在させたことを特徴とする摺動抵抗器用抵抗体。 2 無機潤滑剤が黒鉛、窒化ホウ素、二硫化モリブデン
    の単独又は2種以上の混合物である特許請求の範囲第1
    項記載の摺動抵抗器用抵抗体。 3 導電体粒子がカーボンブラック又はこれを主成分と
    する他の導電体粒子との混合物である特許請求の範囲第
    1項記載の摺動抵抗器用抵抗体。
JP54099401A 1979-08-06 1979-08-06 摺動抵抗器用抵抗体 Expired JPS5850003B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54099401A JPS5850003B2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 摺動抵抗器用抵抗体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54099401A JPS5850003B2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 摺動抵抗器用抵抗体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5623706A JPS5623706A (en) 1981-03-06
JPS5850003B2 true JPS5850003B2 (ja) 1983-11-08

Family

ID=14246465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54099401A Expired JPS5850003B2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 摺動抵抗器用抵抗体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5850003B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58142908U (ja) * 1982-03-18 1983-09-27 日東電工株式会社 可変抵抗器
US5035836A (en) * 1989-06-19 1991-07-30 Hughes Aircraft Company Solid lubricated resistive ink for potentiometers
JP4425246B2 (ja) * 2005-08-31 2010-03-03 三洋電機株式会社 光起電力装置および光起電力装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5623706A (en) 1981-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5850003B2 (ja) 摺動抵抗器用抵抗体
JPH0311602A (ja) 電気抵抗層を造るのに適する抵抗ペーストおよびそれから製造される抵抗層
US2645700A (en) Semiconductor of mixed nickel, manganese, and iron oxides
JPH0364378A (ja) ポテンシオメータ用固体潤滑低抗性インク
JP2000067646A (ja) 導電性ペ―スト
JPS5925283B2 (ja) 磁気記録媒体
US6500361B1 (en) Conductive resin composition and encoder switch using the same
US6004485A (en) Method for making a temperature sensor
JPS63156858A (ja) 半導電性シリコ−ンゴム組成物
JPH02263877A (ja) 摺接パターン用印刷導電ペースト
JPS63289077A (ja) 導電塗料
JPS6026281B2 (ja) 摺動抵抗器用炭素系抵抗体
JP2772044B2 (ja) 抵抗ペースト
US6815039B2 (en) Resistance element for potentiometric devices, and method of manufacture
CN101053045B (zh) 糊剂、电阻糊剂、它们的制造方法以及可变电阻器
JP2005158996A (ja) バインダー樹脂および摺動抵抗体
US3555671A (en) Layer thermistors and method for their manufacture
JPH03285301A (ja) 抵抗器用カーボンペースト組成物
RU2152099C1 (ru) Резистивный материал
US4693843A (en) Resistance paste
JPH0149390B2 (ja)
EP0143660A2 (en) Resistors, methods of forming said resistors, and articles comprising said resistors
JPH10199704A (ja) 摺動抵抗器用抵抗体及びその製造方法
JPH054922B2 (ja)
Iles Ruthenium resistor glazes for thick film circuits