JPS63286589A - カーリング後の寸法安定性に優れた缶蓋用Al合金硬質板及びその製造方法 - Google Patents

カーリング後の寸法安定性に優れた缶蓋用Al合金硬質板及びその製造方法

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JPS63286589A
JPS63286589A JP12219887A JP12219887A JPS63286589A JP S63286589 A JPS63286589 A JP S63286589A JP 12219887 A JP12219887 A JP 12219887A JP 12219887 A JP12219887 A JP 12219887A JP S63286589 A JPS63286589 A JP S63286589A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は包装用のAl合合板の製造技術に係り。 より詳しくは、特にビール缶、炭酸飲料缶などの各種缶
において、その胴部(キャンボディ)と蓋部(キャンエ
ンド)と、の巻締めを均−且つスムーズに行うことがで
きる缶蓋材用のA1合金硬質板及びその製造方法に関す
る。 (従来の技術) ビール缶、炭酸飲料缶などのアルミニウム缶は胴部と蓋
部からなるが、その製造に当たっては、缶胴2と缶蓋1
とを別個に成形し、内容物6を充填した後、2重巻締め
等の巻締め加工(シーミング)により密封して一体化さ
れている(第5図及び第6図参照)。 従来より、この種のアルミニウム缶の材料としてはJI
S5082.5182等のAl合金硬質板が使用されて
いるが、近年、コストダウンの観点から缶蓋材において
も薄肉高強度化が進められ、また生産性向上のために成
形工程の高速化が進み、高強度化に伴う加工性低下の問
題が生じてきている。 すなわち、薄肉高強度材は、一般にAl合金における成
分元素の調整と仕上冷間圧延率との組合せにより得られ
、上記A−fi合金は強度が非常に高く、薄肉化には好
適な合金である。しかし、強度を高めて薄肉化を図るこ
とは成形加工性の低下をもたらしているため、缶蓋材の
材料特性(特に成形加工性)の改善が望まれているとこ
ろである。 就中、缶蓋1と缶胴2の巻締め性は、内容物の密封或い
は食品衛生上重要であるが、上述の缶蓋材の薄肉化、高
強度化及び成形高速化が進むにつれてますます重視され
るようになっている。 この巻締め性は、缶胴材5に対する缶蓋材4のカール部
3の形状に大きく左右され、1つの蓋について円周方向
の各部位が等しい形状を示すことが重要である0缶蓋材
4のカール部形状が不均一な場合には、スムーズに巻締
めができず1巻締め代8及びオーバーラップ代7の不拘
−或いは巻締めしわ等の不具合が発生することになる。 この場合、内容物が充填され1巻締め加工された缶には
6〜7 kg f / cm”の内圧が負荷されている
ため、圧力の漏れ或いは内容物の漏れが発生する可能性
がある。 したがって、巻締め加工が均−且つスムーズにできるカ
ーリング性の優れたAf1合金硬質板の開発が要請され
ているのが現状である。 本発明は、かぎる要請に応えるべくなされたものであっ
て、強度を高めて薄肉化が可能で、かつ、巻締め加工が
均一でスムーズにできるカーリング性に優れた包装用A
l合金硬質板及びその製造方法を提供することを目的と
するものである。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明者は、従来材において
缶蓋材のカール部形状が不均一な場合に巻締め部に不具
合が発生する点に鑑みて、このカール部形状が不均一と
なる主要因を究明し並びにその主要因をコントロールす
る方策を見い出すべく鋭意研究を重ねた結果、素材の冷
間圧延方向に対する0°、45°、90”方向の引張強
さの差、すなわち1強度異方性に大きく関係しているこ
とが判明した。そこで、これに基づき素材の状態で強度
異方性の少ないAα合金硬質板について更に研究を重ね
たところ、A1合金の化学成分を規制すると共にその製
造プロセス条件、特に均質化熱処理及び中間焼鈍後の冷
間圧延の各条件をコントロールすることにより、強度異
方性を特定の値以下に減少させることが可能であること
を見出したものである。 すなわち1本発明は、Mg:3.5〜5.5%及びMn
:0.3〜0.7%を含有し、残部がAl及び不可避的
不純物からなるAl合金板であって、強度異方性が1 
、5 kgf / ++++a2以下であることを特徴
とするカーリング性に優れた包装用Al合金硬質板を要
旨とするものである。 また、上記Al合金硬質板の製造方法に係る本発明は、
Mg:3.5〜5.5%及びMn:0.3〜0゜7%を
含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるA1合
金の鋳塊に450〜550℃の温度で均質化熱処理を施
し、次いで熱間圧延及び冷間圧延を行い、中間焼鈍を施
した後、圧延率45〜75%で且つ圧延直後の温度が1
20℃以下となる条件の冷間圧延を行うことにより、強
度異方性を1 、5 kgf/mm″以下にすることを
特徴とするものである。 以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。 まず、本発明におけるAf1合金の化学成分限定理由に
ついて説明する。 Mg: Mgは強度を付与する重要な元素であり、少なくとも3
.5%以上添加しないと所望の高強度を確保できず1缶
蓋材として使用できなくなる。しかし、5.5%を超え
て過多に添加すると強度が高くなりすぎて成形加工性が
低下することになる。 したがって、Mg量は3.5〜5.5%の範囲とし。 4.0〜5.0%の範囲が特に好ましい。 Mn: Mnは固溶体強化による強度向上に大きな効果を示す元
素であり、低冷間圧延率でも高強度を得ることが可能で
ある。しかし、添加量が0.3%未満では上記強度向上
に若干寄与するものの、その効果が少ない。また0、7
%を超えて過多に添加すると強度が高くなりすぎて成形
加工性が低下すると共に、巨大品出物が成形して加工上
不具合を招くことになる。したがって、Mn量は0.3
〜0.7%の範囲とする。 なお、本発明に係るAl合金には装造上不純物が随伴さ
れ得るが、その不純物量はできるだけ少なく規制するの
が好ましい。例えば、Siは0.3%以下、Feは0.
6%以下、Cuは1.0%以下、Crは0.3%、Ti
は0.2%以下、Znは0.3%以下、Zrは0.2%
以下とし−その他の不純物も本発明の効果を損わない限
度で許容される。 次に本発明法の製造工程について説明する。 まず、上記化学成分を有するAI2合金は常法により溶
解、鋳造されるが、得られた鋳塊については450〜5
50℃の温度で均質化熱処理を施す必要があり、その後
、熱間圧延する。この均質化熱処理での加熱温度が45
0℃未満の場合には均質化が不充分になると共に熱間圧
延時に耳割れが発生する原因となり、また550℃を超
えるとバーニングを発生し、表面性状を劣化させるので
。 好ましくない。なお、熱間圧延の条件は特に制限されな
い。 熱間圧延後は冷間圧延を行い、その後中間焼鈍を施す。 その場合、冷間圧延条件及び中間焼鈍条件とも特に制限
はされない。もっとも、中間焼鈍に当たっては完全再結
晶状態にあることが必須であり、結晶粒の観点からすれ
ばCAL(連続焼鈍炉)の使用が好ましい。CAL条件
としては、加熱・冷却速度100℃/min以上、到達
温度380〜600℃で保持時間10分以内であること
が望ましい。 中間焼鈍後は冷間圧延(仕上圧延)を行う。冷間圧延率
は強度、結晶粒、耳率及び缶蓋材のカーリング性に影響
を及ぼすので適切に規制する必要がある。冷間圧延率が
45%未満では缶蓋材としての必要な強度が得られなく
なると共に、圧延方向に対して0°方向の強度が他の4
5°、90°方向の強度に比べて高くなり、強度異方性
も大きくなるため、カール部形状が円周方向で不均一と
なり1巻締め不具合が生じ易くなる。また、強度向上の
ためには冷間圧延率を増大させる必要があるものの、冷
間圧延率が75%を超えると耳率が高くなり、結晶粒形
状が伸長となるので好ましくなく、更には冷間圧延方向
に対して90°方向の強度が高くなり、カール部形状が
円周方向で不均一となり、巻締め不具合が生じ易くなる
ので、この点からも好ましくない。したがって、冷間圧
延率は45〜75%の範囲にする必要がある。 更に、本発明においては、冷間圧延率を上記の如く規制
すると同時に冷間圧延直後の温度が一定値以下となるよ
うに規制する必要がある。すなわち、冷間圧延直後の温
度については1通常1回の冷間圧延時に発熱により冷延
板が加熱される温度は70〜80℃であるが、この種の
Al合金板の冷間圧延は通常連続パス圧延等で複数回行
われるため、場合によっては120℃を超えることがあ
る。その場合、熱影響により冷間圧延方向に対して45
°方向の強度が著しく低下するので、本発明においては
冷間圧延直後の温度が120℃以下となるように強制冷
却等によりコントロールするものである。なお、120
℃を超えると強度が低下すると共に上記強度異方性が大
きくなり、カール部形状が円周方向で不均一となって巻
締め不具合が生じ易くなるので、好ましくない。 以上の製造工程により得られる冷延板は強度異方性が少
なく、1−5 kgf/mm”以下にすることができる
。すなわち、前述の如く、冷間圧延された材料の強度異
方性とカール部形状の均一性との間には強い相関関係が
あり1.本発明者の実験研究によれば、強度異方性(冷
間圧延方向に対するOo、45’、90”方向の強度差
)が1 、5 kgf / mm2を超えると巻締め不
具合が生じ易くなることが確認された。したがって1強
度異方性は巻締め不具合の防止の点から少ないほど良く
、1 、5 kgf / mm”以下、望ましくは1.
0kgf/mm”以下とする。なお、この強度異方性を
1.5 kgf/mm”以下に制御するには、上述の条
件のもとての製造プロセスによればよいが、特に中間焼
鈍後の仕上冷間圧延時の冷間圧延率と圧延時の温度コン
トロールを十分行うことが肝要である。 なお、上記本発明の諸効果は、仕上圧延後100〜22
0℃に加熱する安定化処理を施しても失われることがな
く、またベーキングを施した場合においても失われるこ
とはない。 (実施例) 次に本発明の実施例を示す。 去1J■2 第1表に示す化学成分(wt%)′を有するAl金合金
常法により溶解、鋳造し、得られた鋳塊について500
℃の温度で3時間保持する均質化熱処理を施した。 その後、熱間圧延により板厚5mm+にし、これを冷間
圧延によって供試材のNα1は1.211111.N(
12及びNc 3は1.0mm、&4は0.9m11+
、&5は0゜8mmの板厚にし、次いでCAL焼鈍(加
熱冷却速度700℃/min、到達温度450℃、保持
時間2秒)を施した後、強制冷却を伴う冷間圧延により
製品厚さQ 、 3 mmとした。この時の最終冷間圧
延直後の材料の温度は70℃であった。 更に、得られた材料に対し、缶蓋材が塗装後成形加工さ
れることに鑑みて、200℃×20分のベーキング処理
を施し、塗装した場合の強度と同じにした。 ベーキング後の材料について機械的性質を調べると共に
、該材料を用いてカール部形状の冷間圧延方向に対する
均一性を調査するために引張強さの強度異方性及びベー
シックエンド成形後のカール角度を測定し、また缶蓋材
の主要成形の1つであるリベット加工性について評価し
た。これらの結果を第2表、第3表及び第1図に示す。 なお、カール角度θは、第2図(a)、(b)、(C)
。 (d)の順に成形し、ベーシックエンド成形した後のカ
ール部の角度θ(第3図参照)であり、このカール角度
θについてカール部の角度差の大きい値を第2表に示し
た。また、リベット加工性は6φ→4φ→3.2φの多
段絞り張り出しを実施した後に割れの発生状況等により
評価した。 第2表及び第1図に示すとおり1本発明範囲内の化学成
分を有する本発明相互2〜&4は、いずれも強度異方性
が1 、5 kgf/mm”以下で少なく。 カール角度も円周方向で均一であり、またリベット加工
性も第3表に示す如く良好である。一方、M n iが
少ない比較材Na 1は、リベット加工性は優れている
ものの1強度異方性が大きく、カール角度も不均一であ
り、またMn量が多い比較材Nα5は強度異方性が少な
く、カール角度も均一ではあるが、リベット加工性が劣
っている。
【以下余白1 第3表  リベット加工性 申 ◎(優)、0(良)、×(劣) 大嵐災I 実施例1で用いた本発明範囲内の化学成分を有する供試
材Nα2及びNα4について、実施例1と同じ条件によ
り板厚5mmの熱延板を得た。 その後、冷間圧延を行い、次いでCAL焼鈍(実施例1
と同一条件)を施した後、冷間圧延率が40%、55%
、70%及び85%の冷間圧延を強制冷却の下で実施し
て製品厚さ0.3mmとした。 この時の最終冷間圧延直後の材料の温度は70℃であっ
た。 更に、得られた材料に対し、缶蓋材が塗装後成形加工さ
れることに鑑みて、200℃×20分のベーキング処理
を施し、塗装した場合の強度と同じにした。 ベーキング後の材料について、実施例1の場合と同様、
機械的性質を調べると共に強度異方性及びカール角度を
測定し、更には耳率を調べた。これらの結果を第4表に
示す。 同表より明らかなとおり、本発明範囲外の冷間圧延率4
0%の場合、供試材Nα2は強度異方性が1.4kgf
/mm2であるが、強度が低く、実用上使用できないし
、また供試材Nα4は強度異方性が大きく、カール部角
度差も大きい。また同様に本発明範囲外の冷間圧延率8
5%の場合、いずれの供試材も強度は高いものの、強度
異方性及びカール部角度差が大きく、更に耳率も高く、
実用上問題がある。 これらに対し、本発明範囲内の冷間圧延率55%及び7
5%で冷間圧延を行った本発明材はいずれも強度が高く
、シかも強度異方性、カール部角度差ともに優れている
。 ル」1鮭 実施例1で用いた本発明範囲内の化学成分を有する供試
材魔2及びNa 4について、実施例1と同じ条件によ
り板厚5mmの熱延板を得た。 その後、冷間圧延により供試材Nα2は1.0mm、魔
4は0 、9 mmの板厚にし、次いでCAL焼鈍(実
施例1と同一条件)を施した後、冷間圧延にて連続パス
圧延を行い、製品厚さ0.3mmとした。この時の最終
冷間圧延直後の温度は130℃であった。 更に、得られた材料に対し、缶蓋材が塗装後成形加工さ
れることに鑑みて、200℃X20分のベーキング処理
を施し、塗装した場合の強度と同じにした。なお、上記
CAL(中間焼鈍)時の板厚を2種類にしたのは製品で
の強度を一定にするために実施したものであり、各板厚
を有する材料ともO°力方向ベーキング後の機械的性質
は同等である。 ベーキング後の材料について、実施例1の場合と同様、
機械的性質を調べると共に強度異方性及びカール角度を
測定した。これらの結果を第5表及び第4図に示す。な
お、同表及び同図には、同一の供試材N112及びNa
4についての実施例1(CAL後に強制冷却冷間圧延を
行ったもの)の結果を併記する。 第5表及び第4図より明らかなとおり、本例により得ら
れた連続パス圧延材は、最終冷間圧延直後の温度が12
0℃以下でないため、実施例1で得られた強制冷却圧延
材(最終冷間圧延直後の温度が70℃)に比べて強度異
方性が大きく、またカール部の角度が円周方向で一層不
均一となっている。 【以下余白】 (発明の効果) 以上詳述したように1本発明によれば、Al合金の化学
成分を調整すると共に、その製造工程において均質化熱
処理及び中間焼鈍後の冷間圧延の各条件を規制すること
により、冷間圧延方向に対するO” 、45’ 、90
”方向の強度差である強度異方性を可及的に小さくし、
1 、5 kgf/mu’以下にコントロールするので
、高強度を保持しつつ缶蓋材のカール部形状を円周方向
で均一にでき、巻締めの不具合を防止することが可能で
ある。したがって、薄肉高強度化に充分対応できる優れ
たカーリング性の包装用Al合金硬質板を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例で得られた缶蓋材のカール
部の圧延方向に対する円周方向部位におけるカール角度
を示す図。 第2図(a)、(b)、(c)及び(d)はカール形状
を測定するための加工工程図。 第3図はカール角度0を示す説明図。 第4図は他の実施例で得られた缶蓋材のカール部の圧延
方向に対する円周方向部位におけるカール角度を示す図
、 第5図は缶蓋と缶胴との巻締め加工により得られた二重
巻締め部の一部切欠き斜視図、第6図は第5図に示した
巻締め部の要部の断面 。 図である。 1・・・缶蓋、2・・・缶胴、3・・・カール部、4・
・・缶蓋材、5・・・缶胴材、6・・・内容物、7・・
・オーバーラップ代、8・・・巻締め代。 特許出願人  株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中  村   尚 圧追号l’′ll:対する円周方開音p位第2図 0い→7(d) 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%で(以下、同じ)、Mg:3.5〜5.5
    %及びMn:0.3〜0.7%を含有し、残部がAl及
    び不可避的不純物からなるAl合金板であって、強度異
    方性が1.5kgf/mm^2以下であることを特徴と
    するカーリング性に優れた包装用Al合金硬質板。
  2. (2)Mg:3.5〜5.5%及びMn:0.3〜0.
    7%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる
    Al合金の鋳塊に450〜550℃の温度で均質化熱処
    理を施し、次いで熱間圧延及び冷間圧延を行い、中間焼
    鈍を施した後、圧延率45〜75%で且つ圧延直後の温
    度が120℃以下となる条件の冷間圧延を行うことによ
    り、強度異方性を1.5kgf/mm^2以下にするこ
    とを特徴とするカーリング性に優れた包装用Al合金硬
    質板の製造方法。
JP12219887A 1987-05-19 1987-05-19 カーリング後の寸法安定性に優れた缶蓋用Al合金硬質板及びその製造方法 Granted JPS63286589A (ja)

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