JPS63286399A - 箔画像形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の利用分野］ 本発明は、箔面像形成方法に関し、詳しくは、箔画像を
支持体、例えば塩ビ、ポリエチレン等のフィルム、シー
ト、板またはこれらで被覆された物体に箔を転写するこ
とによってえられφ箔画像を、表示板、広告テント、幕
、ステッカ−等の表示用、広告用、衣類または装飾用サ
インに使用することを特徴とする。

［従来の技術］ 表示板、広告テント、幕、ステッカ−等の表示用、広告
用、衣類または装飾用ナイン等の用途において、比較的
少量の支持体に画像を形成する方法としては、 （１）スクリーン印刷法を用いて画像を印刷（２）金型
を用いて箔押し く３）インスタントレタリングを用いて転写（４）カラ
ープルーフによる転写等の方法が、挙げられる。

［従来技術の欠点］ スクリーン印刷や、金型を用いての箔押しは、版や型の
調整に時間や経費がかかり、量産にはよいが、少量製造
には向かない。また、インスタントレタリングも、市販
の既製品で事足りる場合はよいが、それ以外の画像を形
成する場合は、前二者以上に面倒である。また、カラー
プルーフを用いる場合、品質はともかく装置や工程が六
掛かりになる。従って、従来の技術ではいずれも、少Ｇ
　。

製造、特に多品種生母には向かない。

［本発明の目的コ 本発明の画像形成方法は、材料費、工程、時間からいっ
て、最少母の生産に最適の方法であり、また量産も可能
である。さらに本発明は、単なる手芸に属する技法では
なく、フレキシブルであって且つ能率的な画像形成方法
であり、特に、合理的工業的製造技術としての新規性と
有用性をもつ。

［本発明の作用］ すなわち本発明は、静電複写機を用いて、紙にトナー画
像を形成させ、金属あるいは顔料箔を熱圧着し、箔本体
からトナーによる接触部分の色材層を除去し金属あるい
は顔料箔を用いて、支持体に画像を形成させるか、また
はこれをレジストとして用い、全面的に他の箔を熱圧着
して画像を形成することを特徴とする描画像形成方法に
関する。

方法としては、（巻末の第１図参照） （１）原稿１をネガ（反転）複写して、陰画コピー２を
作成し、 （２）陰画コピー２と、箔押し用プラスチック箔３を熱
圧着した後、 （３）両者を剥離することにより、陰画コピー２上にト
ナー接触部分の色材層を接着除去し、（４）原稿のポジ
画像を箔押し用箔４上に形成させ、 （５）塩ビシート等の支持体５に熱転写することにより
、画像を形成することを特徴とする描画像形成方法１．
と、 巻末の第２図のように （１）原稿を複写して陽画（ポジ）コピー２−を形成し
、 （２）ポジコピー２−と、箔押し用箔を熱圧着した後、 （３）両者を剥離することにより、ポジコピー２上にト
ナー接触部分の色材層を接着除去し、（４）得られた陰
画の箔４を塩ビシート等の目的物に熱転写し、 （５）さらに他の箔３′を全面に熱圧着することにより
、支持体５の第一回に転写された箔以外の部分に、第二
回の箔を転写することによって得られることを特徴とす
る描画像形成方法２、に分けることができる。

具体例（実施例） １、原稿を静電複写機、例えばキャノンコピアシステム
（ＮＰ−９０３０＞を用い、普通紙に反転（ネガ）複写
し、熱ラミネニター１１例えば、富士ラミパッカー（モ
デルＬＰＤ−２８０）を用い、１８μのポリエステルフ
ィルム（以下ＰＥＴとし゛）う）上に筋成された黒色の
顔料箔（例えば、村田金箔のプラスチック箔グ１）−ム
、スタンピシグホイル）の顔料箔と、ネガ複写されたト
ナー面とを合わせ、熱圧着する。

次いで、両者を剥がし、ＰＥＴ上の顔料箔よりネガ複写
部分をトナーにより接着除去させ、ＰＥＴ上に顔料ｉの
ポジ画像を形成させる。支持体のアクリル板にポジー―
の゛＠料箭を命ね、熱圧着後、ＰＥＴを剥がすことによ
り、黒色の画像を得、表面ｉクリアーの塗料を塗希し、
表示板を得た。

２、実施例１と、同様な方゛法で顔料箔画像を形成後、
支持体としてポリエステル４１雑の織物を封入強化した
フレックスビニールシートを用い実施例１ζ同様に処理
して、画像を形成し、広告用テントを得た。

３、大形複写機とラミネータを用い、支持体に粘着ビ王
−ルシートを用いた他は、全く同じ手法で、２色または
３色の連続模様のある文字カット用の素材を得た。

４、実施例１の黒色顔料箔の代りに金属箔を用いでも同
じ画像形成ができた。

５、原稿に線画のかわりに、濃淡のある写真、絵画を用
いて、複写機の写真モードによる網点表現のコピーをを
作成し、支持体に合成紙を用い、また熱圧着に真空赤外
線焼枠をもちいるほかは、実施例１．と全く同じ方法で
処理し、網点が思丈に表現される原稿どうりの濃淡画像
が形成された。

６、表面の粗雑な織布、厚みのある陶板を支持体とする
場合、表面にホットメルトフィルムをはり、または樹脂
塗料を塗布し、これを直接の接触面と　　　　　′して
、同じ手順で画像形成に成功した。この場合、熱圧着に
はハンドブレッサーをもちいた。

［効　果］ 表面が塩ビ、ポリエチレンなどのフィルム、シート、或
いは板上に画像を大量、高速に形成する方法は無数にあ
る。しかし、比較的少量で、かつ簡便に行うには、前記
４法程度に限られる。しかし、これらの方法のいずれも
、即興的に必要となった表示物、広告物などのナイン類
の画像形成には複雑かつ労力がかかる。例えば、スクリ
ーン印刷は写真製版と刷版製版の機械装置と材料、工程
と技術が必要である。更に版変え、インク変えに多大の
労力を必要とするのみならず、作業者と環境に汚染や危
害を及ぼす恐れがないとは言えない。

また箔押しには更に金属腐食の成型が必要である。しか
しまた少量で個性的で多様なサインの製造だからとて、
いつまでも芸術的あるいは職人的な腕と勘だけに頼るこ
とは許されない。

本発明の画像形成法では、 （１）製造装置としては静電複写機と熱圧着機（例えば
ラミネーター）だけでよく、材料も普通紙と箔押し箔だ
けがあればよい、。

（２）製版または成型の工程がない。

（３）目的物、画像、色の変更が自由である。

（４）材料、技術は至って簡素であり、しかも明室内、
ドライ、クリーンな製法である。

（５）製法が合理的科学的で、品質のバラツキがなく、
機械的に取り扱え、量産化も可能である。

（６）短時間、短工程、低コストでフレキシブルながら
、全体として能率的で且つ工業的な画像形成法である。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、本発明の工程断面図である。 １　　　　　　　原稿 ２．２′　　　　コピー ３．３′　　　　箔 ４　　　　　　　箔画像 ５　　　　　　　支持体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 静電複写機を用いて、紙にトナー画像を形成させ、金属
   あるいは顔料箔を熱転写し、箔本体からトナーによる接
   着部分の色材層を除去した金属あるいは顔料箔を用いて
   、支持体へ画像を形成させるか、またはこれをレジスト
   として用い、全面的に他の箔を熱圧着して未転写部分に
   画像を形成することを特徴とする箔画像形成方法。