JPS63284342A - 屋根葺構造 - Google Patents

屋根葺構造

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JPS63284342A
JPS63284342A JP11727987A JP11727987A JPS63284342A JP S63284342 A JPS63284342 A JP S63284342A JP 11727987 A JP11727987 A JP 11727987A JP 11727987 A JP11727987 A JP 11727987A JP S63284342 A JPS63284342 A JP S63284342A
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rods
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杉田 義信
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、屋根葺構造に関し、特に雨水の流下導出時間
を短縮し得る屋根葺構造に関する。
〈従来の技術〉 従来、屋根葺構造には、金属板葺、波板葺、瓦棒葺等の
ものがある。
このうち、瓦棒葺や波板葺等の突条葺に於いては、瓦棒
や波形等の突条が屋根頂部の棟から軒先に向けて縮方向
(真下方向〉に多数平行に形成されている。
このため、かかる屋根葺構造の屋根にあっては、降下す
る雨水が突条に沿って真下方向に流[パシた後、軒先に
設けられた軒樋に導入され、軒樋内を流下して該軒樋に
設けられた導出口から排出立管へ導出される。
従って、流下雨水が略し字状に流下して迂回流になって
、流下時間がかかるため、単位時間当たりの排水量が制
約され、大雨時において軒樋が溢水する等の不具合を生
ずるという問題点があった。
また、かかる屋根葺構造の屋根にあっては、剛性が十分
でないため暴風雨時の強風時において、風の吸引による
吹上かりにより、野地板がめくり上がり、屋根の破壊や
損傷を生じるという問題点があった。
このため、従来このような吹上がりを防止するため、野
地板上に多数の横棒を配設した横葺屋根が提案されたが
、雨水が流下しにくくなるという問題点があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の目的は、
雨水の斜流下機能と、風による屋根の吹上り防止機能と
を兼ね備え、しかも簡易な構成とすることによって、屋
根上に降下する雨水を可及的速やかに軒樋の導出孔に導
出せしめ、軒樋内を流下する雨水の溢水等の不具合を防
止し、さらに屋根の剛性を高めることのできる屋根葺v
J造を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、瓦棒葺、横片、波
板葺等の突条葺における瓦棒、横棒、波形等の突条が多
数平行に突出形成されている屋根葺f1η造において、
軒樋の導出孔に向けて流下雨水が最恵距離を流下するよ
うに軒先の縁辺に対して斜方向に向けて瓦棒等の突条を
多数突出形成してなることを特徴とする屋根葺構造を提
供にすることにより達成される。
く作用〉 このように本発明によれば、雨水の斜流下機能と風によ
る屋根の吹上かり防止機能とを備えた構成とすることに
より、雨水が屋根と軒樋をI−字状に迂回することなく
、略直線状に流下して導出孔へ導出されるため、大量流
下が可能となる。
従って、暴風雨時の大雨にあっても、軒樋の溢水等の不
具合を防止することができる。
また、屋根の剛性が向上するため、暴風雨時の強風にお
いても、風の吸引による屋根の吹上がりが阻止され、屋
根の破壊や損傷が防止される。
〈実施例〉 次に、本発明を添付の図面を参照して特定の実施例につ
いて詳述する。
第1図は本発明に基づく屋根葺構造の第1の実施例を示
している。
突条葺屋根である瓦棒葺屋根1は、野地板2上に葺かれ
た平板3と、野地板2の両端側辺に設けられた端部瓦棒
4と、該端部瓦棒4間に斜方向に配設された斜瓦棒5と
を備え、さらに軒先6には、一端に導出孔7を有する軒
樋8が設けられている。
端部瓦棒4は、野地板2の両端側辺9に沿って同側辺9
上に縦方向(真下方向)に固定されている。
また、斜瓦棒5は、上記導出孔7側の端部瓦棒4との間
に所定間隔をあけて、上記導出孔7側の端部瓦棒4に対
向する反導出孔側の端部瓦棒4の頂部が屋根頂部の棟1
0と衝合する箇所から導出孔7に向けて軒先の縁辺に対
して斜方向に基本となる斜瓦棒5が野地板2上に固定さ
れている。
さらに、上記基本となる斜瓦棒5の上下に所定ピッチで
多数の斜瓦棒5が平行に固定配設されている。
上記端部瓦棒4と斜瓦棒5とは、野地板の下面に固定さ
れた垂木11内に達するように打込まれた釘を介して野
地板2に固定されている。
また、上記平板3は、トタン板等の金属薄板からなり、
上記斜瓦棒5と端部瓦棒4に沿って端部を立上がらせ、
野地板2上に葺かれている。
上記斜瓦棒5と端部瓦棒4は、上面を覆う金属薄板から
なる包み板12の端部と上記平板3の端部とをかしめや
巻締等の結合手段によって結合することにより、被覆さ
れている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記屋根葺構造によれば、瓦棒を軒先の縁辺に対して斜
方向に配設した屋根葺jM造とすることにより、雨水の
流下距離を短縮して雨水の流下時間を短くすることがで
き、大量流下が可能となる。
すなわち、降雨時に屋根上に降下する雨水は、斜瓦棒5
間の平板3上を該斜瓦棒5に沿って斜に流下し、そのま
ま軒先から、または同棒5先端と端部瓦棒4との間の平
板3上を真下に流下して軒先から、それぞれ軒樋8内を
流下して導出孔7から導出される。
この際、屋根上の雨水は斜瓦棒5に案内されて斜方向に
流下するなめ、従来の如く真下に流下する場合に比して
導出孔7に達するまでの流下距離が短くなり、同流下時
間も短縮されることになる。
また、暴風雨時の強風時にあっても、野地板2上に斜瓦
棒が斜方向に固定しであるなめ、屋根の剛性が向上し、
風の吸引に対する抵抗力が大きく、屋根の吹上がりが阻
止され、屋根の破壊や破損が防止される。
第2図は本発明の第2の実施例を示すものであり、上記
実施例と異なり軒樋8の両端に導出孔7がそれぞれ設け
られており、野地板2上には逆V字状に斜瓦棒5が設け
られている。
すなわち、野地板2上には、屋根頂部の棟10の側部中
央から軒樋6の導出孔7に向けて、下端が端部瓦棒4と
の間に所定間隔をあけて、軒先の縁辺に対して斜方向に
基本となる斜瓦棒5が、野地板2上に逆V字状に固定さ
れている。さらに、上記基本となる逆V字状に固定され
た斜瓦棒5の上下には、所定ピッチで多数の斜瓦棒5が
平行に野地板2に固定配設されている。
したがって、屋根上に降下する雨水は逆V字状に配設さ
れた斜瓦棒5によって、左右に分水され、同体5に沿っ
て斜に流下し、そのまま軒先から、または同棒5先端と
端部瓦棒4との間の平板3上を真ドに流下して軒先から
、それぞれ軒樋8内を左右に分水流下して、それぞれの
導出孔7かす導出されるため、上記実施例よりさらに流
下距離と流F時間が短縮される利点がある。
第3図は本発明の第3の実施例を示すものであり、上記
第2の実施例と同様に軒樋8の両端に導出孔7がそれぞ
れ設けられており、野地板2上の略下半分には上記第2
の実施例と同様に逆V字状で平行な多数の斜瓦棒5が所
定のピッチで野地板2上に固定配設されている。
また、棟10から上記斜瓦棒5の上端との間に所定隙間
を有して野地板2上には、縦方向(真下方向)に多数の
縦瓦棒13が所定ピッチで平行に固定配設されている。
従って、屋根上部に降下する雨水は、縦瓦棒13に沿っ
て真下に流下した後、斜瓦棒5に沿って導出孔7に導出
されるため、上記両実施例よりも雨水の流下時間が一層
短縮される効果がある。
第4図は本発明の第4の実施例を示すものであり、上記
第3の実施例と異なり、軒樋8の両端と中心との間の中
央箇所2カ所に導出孔7がそれぞれ設けられている。 
また、野地板2上の略ド半分には、中央に逆V字状で平
行な多数の斜瓦棒5を所定ピッチで固定配設すると共に
、両端部には、上記中央の斜瓦棒5に対向する斜方向で
平行な多数の斜瓦棒5を所定ピッチで上記中央斜瓦棒5
に対向するように固定配設している。
また、上記第3の実施例と同様に、棟10から上記斜瓦
棒5の上端との間に所定隙間を有して野地板2上には縦
方向(真下方向)に多数の縦瓦棒13が所定ピッチで平
行に固定されている。
したがって、屋根上部に降下する雨水は、縦瓦棒13に
沿って真下に流下した後、斜瓦棒5に沿って導出孔7に
導出されるなめ、上記何れの実施例よりも雨水の流下時
間がより一層短くなる効果がある。
尚、上記実施例はいずれも瓦棒葺の屋根について説明し
たが、本発明はこれらに限られることなく、波板葺や横
片等の野地板2の上方へ突条が突出形成されている突条
葺の屋根葺構造に適用することができる。そして、該突
条を上記実施例の斜瓦棒5と端部瓦棒4に準じて野地板
2上に配設固定することにより、上記実施例と同様の効
果を生せしめることができる。
〈発明の効果〉 このように本発明によれば、雨水の斜流不機能と風によ
る屋根の吹上がり防止機能とを備えた構成とすることに
より、屋根上に降下する雨水が真下に流下することなく
斜に流下するなめ、迂回することなく導出孔に最短距離
(すなわち最短時間)で゛導出される。
したがって、流下時間が短縮されるため、軒樋の排出雨
水量が増大し、溢水等の雨水流下に伴う不具合の発生が
阻止される。また、瓦棒等の突条が斜方向に配設固定さ
れているため屋根の剛性が向上し、風の吸引による屋根
の吹上がりが防止され、屋根の破壊や破損を防止するこ
とができるため、その効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく屋根葺J114造の第1の実施
例を示す一部破断平面図である。 第2図は同第2の実施例を示す平面図である。 第3図は同第3の実施例を示す平面図である。 第4図は同第4の実施例を示す平面図である。 1・・−瓦棒葺屋根(突条葺屋根) 2・・・野地板     3・・・平板4・・・端部瓦
棒    5・・・斜瓦棒6・・・軒先      7
・・・導出孔8・・・軒樋      9・・・野地板
の側辺10・・・棟      11・・・垂木12・
・・包み板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)瓦棒葺、横葺、波板葺等の突条葺における瓦棒、
    横棒、波形等の突条が多数平行に突出形成されている屋
    根葺構造において、 軒樋の導出孔に向けて流下雨水が最短距離を流下するよ
    うに軒先の縁辺に対して斜方向に向けて瓦棒等の突条を
    多数設けてなることを特徴とする屋根葺構造。
  2. (2)突条が瓦棒葺における瓦棒であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の屋根葺構造。
  3. (3)突条が横葺における横棒であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の屋根葺構造。
  4. (4)突条が波板葺における波形であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載屋根葺構造。
  5. (5)突条が斜平行状に配設されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の屋
    根葺構造。
  6. (6)突条が逆V字形で平行に配設されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記
    載の屋根葺構造。
JP11727987A 1987-05-14 1987-05-14 屋根葺構造 Granted JPS63284342A (ja)

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JP11727987A JPS63284342A (ja) 1987-05-14 1987-05-14 屋根葺構造

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JP11727987A JPS63284342A (ja) 1987-05-14 1987-05-14 屋根葺構造

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Publication Number Publication Date
JPS63284342A true JPS63284342A (ja) 1988-11-21
JPH0557383B2 JPH0557383B2 (ja) 1993-08-23

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JP11727987A Granted JPS63284342A (ja) 1987-05-14 1987-05-14 屋根葺構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0411834U (ja) * 1990-05-23 1992-01-30

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JPH0411834U (ja) * 1990-05-23 1992-01-30

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JPH0557383B2 (ja) 1993-08-23

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