JPS63283538A - 青果物等の貯蔵方法 - Google Patents
青果物等の貯蔵方法Info
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- JPS63283538A JPS63283538A JP62118777A JP11877787A JPS63283538A JP S63283538 A JPS63283538 A JP S63283538A JP 62118777 A JP62118777 A JP 62118777A JP 11877787 A JP11877787 A JP 11877787A JP S63283538 A JPS63283538 A JP S63283538A
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Landscapes
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
皮帆立災
本発明は、青果物等を低減圧下でCA貯蔵する方法に関
する。
する。
丈米挟権
青果物等の保存期間を延長させるには、貯蔵雰囲気の酸
素濃度(分圧)を下げることが有効である。そこで、貯
蔵庫内を減圧して酸素分圧を下げる減圧貯蔵方法が提案
されている。しかし、従来の減圧貯蔵技術では、減圧度
は約1710気圧程度とすることが必要であり、耐圧の
重構造の貯蔵庫が必要となって、建設費が高くなってし
まう、また、運搬容器として貯蔵庫を使用する場合には
、重量が重く運搬効率が悪くなってしまう。これらの欠
点のため、減圧貯蔵の普及が著しく阻害されているのが
実状である。特開昭59−88401号公報には、減圧
により低酸素濃度として果実龍菜類を貯蔵し、貯蔵庫内
の換気を極端に減らし、果実凍菜類の呼吸により放出さ
れる二酸化炭素により高二酸化炭素濃度を実現して、低
酸素でしかも高二酸化炭素濃度雰囲気で減圧貯蔵する真
空貯蔵法が提案されている。しかしこの方法では、CA
貯蔵の考え方が取り入れられているとしているものの、
本質的に減圧貯蔵法に他ならず、やはり上記の欠点を有
している。
素濃度(分圧)を下げることが有効である。そこで、貯
蔵庫内を減圧して酸素分圧を下げる減圧貯蔵方法が提案
されている。しかし、従来の減圧貯蔵技術では、減圧度
は約1710気圧程度とすることが必要であり、耐圧の
重構造の貯蔵庫が必要となって、建設費が高くなってし
まう、また、運搬容器として貯蔵庫を使用する場合には
、重量が重く運搬効率が悪くなってしまう。これらの欠
点のため、減圧貯蔵の普及が著しく阻害されているのが
実状である。特開昭59−88401号公報には、減圧
により低酸素濃度として果実龍菜類を貯蔵し、貯蔵庫内
の換気を極端に減らし、果実凍菜類の呼吸により放出さ
れる二酸化炭素により高二酸化炭素濃度を実現して、低
酸素でしかも高二酸化炭素濃度雰囲気で減圧貯蔵する真
空貯蔵法が提案されている。しかしこの方法では、CA
貯蔵の考え方が取り入れられているとしているものの、
本質的に減圧貯蔵法に他ならず、やはり上記の欠点を有
している。
一方、庫内の貯蔵雰囲気を調整して保存期間を延長する
方法として、CA (Controlled Ato−
mosphere)貯蔵法が知られており、以下のよう
な種々の方式がある。
方法として、CA (Controlled Ato−
mosphere)貯蔵法が知られており、以下のよう
な種々の方式がある。
(1)密閉庫内で青果物の呼吸により、02を減少、C
O2を増加させる。余剰Co2ガスはスクラバーで吸着
する(リンゴの場合はCA状態になるまで20〜30日
を要する)。
O2を増加させる。余剰Co2ガスはスクラバーで吸着
する(リンゴの場合はCA状態になるまで20〜30日
を要する)。
(2)プロパンガスを燃焼させて、低酸素、高二酸化炭
素の燃焼ガスとし、これを庫内に送り込む。
素の燃焼ガスとし、これを庫内に送り込む。
(3)庫内の空気でプロパンを燃焼させ08を002に
変え、このガスを再び庫内に戻す。
変え、このガスを再び庫内に戻す。
余剰のガスは活性炭などで吸着する。
しかしながら、これらのCA法では、いずれも、所定の
雰囲気とするのに長時間を要したり、庫内の供給ガスの
組成が不安定でコントロールが難しい等の問題があり、
また、余剰のC02の除去装置が必要である。
雰囲気とするのに長時間を要したり、庫内の供給ガスの
組成が不安定でコントロールが難しい等の問題があり、
また、余剰のC02の除去装置が必要である。
見哩立且旌
本発明は、低減圧下で容易に低酸素−高二酸化炭素雰囲
気を作ることができる貯蔵方法を提供することを目的と
する。
気を作ることができる貯蔵方法を提供することを目的と
する。
見肌ム!衣
本発明の青果物等の貯蔵方法は、貯蔵庫内を減圧し、貯
蔵庫内に外部から二酸化炭素ガスを導入して高二酸化炭
素−低酸素濃度雰囲気とし、青果物等を該貯蔵庫内に収
納、保存することを特徴とする。
蔵庫内に外部から二酸化炭素ガスを導入して高二酸化炭
素−低酸素濃度雰囲気とし、青果物等を該貯蔵庫内に収
納、保存することを特徴とする。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
第1図は本発明の貯蔵方法の実施例を示す説明図である
。
。
貯蔵庫11には、排気口13が設けられ、真空ポンプな
どから成る排気系15に連結されている。
どから成る排気系15に連結されている。
また、貯蔵庫11は、CO□ガス導入口21および空気
導入口17を有し、それぞれ流量調節弁23゜19が設
けられている。
導入口17を有し、それぞれ流量調節弁23゜19が設
けられている。
まず、排気系15により貯蔵庫ll内を減圧する。
減圧度は、0□分圧および002分圧の設定値により決
定される0次に、Co2ガス導入口21がら希望する二
酸化炭素分圧になるまでco、ガスを貯蔵庫内11に導
き入れれば、所望の002分圧およびo2分圧雰囲気を
作ることができる。
定される0次に、Co2ガス導入口21がら希望する二
酸化炭素分圧になるまでco、ガスを貯蔵庫内11に導
き入れれば、所望の002分圧およびo2分圧雰囲気を
作ることができる。
例えば、大気圧下でO8およびCo3が10%の雰囲気
と同じO2、CO,分圧(76torr)をもつ雰囲気
を低減圧下に作るときは、貯蔵庫11内を362tor
rに減圧し、次に438torrとなるまで二酸化炭素
を導入すればよい、これにより、貯蔵庫内圧力=438
torr、 O,分圧=76torr、 G O,分圧
= 76torrの貯蔵雰囲気を実現できる。
と同じO2、CO,分圧(76torr)をもつ雰囲気
を低減圧下に作るときは、貯蔵庫11内を362tor
rに減圧し、次に438torrとなるまで二酸化炭素
を導入すればよい、これにより、貯蔵庫内圧力=438
torr、 O,分圧=76torr、 G O,分圧
= 76torrの貯蔵雰囲気を実現できる。
このように減圧度およびCO3の導入量を制御すること
により、08分圧は大気圧下の空気の03分圧を上限と
し、また、CO3分圧は大気圧を上限として、これらを
適宜の値に設定することができる。
により、08分圧は大気圧下の空気の03分圧を上限と
し、また、CO3分圧は大気圧を上限として、これらを
適宜の値に設定することができる。
貯蔵庫の構造を簡略化するためには、比較的低い減圧、
例えば300〜760torrとすることが望ましい、
この場合、得られる酸素・二酸化炭素濃度はある程度の
範囲に制限されるが、貯蔵に有利な低酸素−高二酸化炭
素雰囲気を実現することができる。
例えば300〜760torrとすることが望ましい、
この場合、得られる酸素・二酸化炭素濃度はある程度の
範囲に制限されるが、貯蔵に有利な低酸素−高二酸化炭
素雰囲気を実現することができる。
また、貯蔵庫11内の換気を連続して行なう場合には、
設定された酸素分圧および二酸化炭素分圧比となるよう
に流量調節弁19,23で空気とCO,ガスの流量比を
調整して導入しながら、所定減圧度となるように排気系
15で排気すればよい、前記の具体例のように、庫内圧
力=438torr、03分圧=76torr%CO,
分圧=76torrの場合には、排気して庫内圧力を4
38torrに保ちながら、空気1に対して二酸化炭素
0.21の割合で庫内に導入すればよい、また。
設定された酸素分圧および二酸化炭素分圧比となるよう
に流量調節弁19,23で空気とCO,ガスの流量比を
調整して導入しながら、所定減圧度となるように排気系
15で排気すればよい、前記の具体例のように、庫内圧
力=438torr、03分圧=76torr%CO,
分圧=76torrの場合には、排気して庫内圧力を4
38torrに保ちながら、空気1に対して二酸化炭素
0.21の割合で庫内に導入すればよい、また。
換気は庫内を大気圧に解放することによっても行なえる
。
。
0□分圧、CO□分圧は、貯蔵される物によって適宜設
定される。温度および湿度にもよるが青果物の場合には
02分圧を38〜76torr、 Co。
定される。温度および湿度にもよるが青果物の場合には
02分圧を38〜76torr、 Co。
分圧を0.5〜76torrとすることが望ましい、こ
の範囲に貯蔵庫内雰囲気を設定することにより、青果物
が無酸素呼吸により醗酵するのを防ぐとともに、青果物
の呼吸量および青果物の追熟ホルモンであるエチレンの
発生量を抑制することができる。
の範囲に貯蔵庫内雰囲気を設定することにより、青果物
が無酸素呼吸により醗酵するのを防ぐとともに、青果物
の呼吸量および青果物の追熟ホルモンであるエチレンの
発生量を抑制することができる。
以上の説明では青果物を貯蔵する場合を中心として説明
したが、本発明では貯蔵対象はこれに限定されず、例え
ば下記のようなものにも適用することができる。
したが、本発明では貯蔵対象はこれに限定されず、例え
ば下記のようなものにも適用することができる。
1)肉、魚貝類、その他生群食料品の保存貯蔵。
2)穀物、飼料等の保存貯蔵。
3)野菜、花弁等の新鮮植物の保存貯蔵。
4)切花、鉢物等の観葉植物の保存貯蔵。
5)その他加工食品等の保存貯蔵。
また1本発明において貯蔵庫とは、倉庫のような建造物
のみを指すのではなく、貯蔵槽や運搬を前提とした貯蔵
容器内など、広く貯蔵空間全般を含むものである。
のみを指すのではなく、貯蔵槽や運搬を前提とした貯蔵
容器内など、広く貯蔵空間全般を含むものである。
又豆夏麦員
本発明によれば、貯蔵庫内を低減圧とし、酸素量を減ら
し、ここに二酸化炭素ガスを外部から導入することによ
り、減圧度および二酸化炭素の導入量を調節するだけで
、容易に任意の低酸素−高二酸化炭素濃度雰囲気を得る
ことができる。低減圧度下で、簡便に低酸素−高二酸化
炭素の雰囲気を実現することができるので、耐圧の重構
造は必ずしも必要でなく貯蔵庫の耐圧構造を簡略化する
こともできる。
し、ここに二酸化炭素ガスを外部から導入することによ
り、減圧度および二酸化炭素の導入量を調節するだけで
、容易に任意の低酸素−高二酸化炭素濃度雰囲気を得る
ことができる。低減圧度下で、簡便に低酸素−高二酸化
炭素の雰囲気を実現することができるので、耐圧の重構
造は必ずしも必要でなく貯蔵庫の耐圧構造を簡略化する
こともできる。
〜第1図は本発明の実施例を示す説明図である。
Claims (2)
- (1)貯蔵庫内を低減圧し、該貯蔵庫内に二酸化炭素ガ
スを貯蔵庫外から導入して高二酸化炭素−低酸素雰囲気
として、該貯蔵庫内に青果物等を収納・保存することを
特徴とする青果物等の貯蔵方法。 - (2)貯蔵庫内の低減圧度を300〜760torr、
酸素分圧を38〜76torr、かつ、二酸化炭素分圧
を0.5〜76torrとする特許請求の範囲第1項記
載の青果物等の貯蔵方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118777A JPS63283538A (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 青果物等の貯蔵方法 |
KR1019880005504A KR950007612B1 (ko) | 1987-05-18 | 1988-05-12 | 과실 및 야채의 저장방법 |
US07/193,912 US4894997A (en) | 1987-05-18 | 1988-05-13 | Method of storing fruits and vegetables |
EP88107848A EP0292834B1 (en) | 1987-05-18 | 1988-05-17 | Method of storing fruits and vegetables |
DE3851464T DE3851464T2 (de) | 1987-05-18 | 1988-05-17 | Lagerungsverfahren für Früchte und Gemüse. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118777A JPS63283538A (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 青果物等の貯蔵方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63283538A true JPS63283538A (ja) | 1988-11-21 |
JPH0425775B2 JPH0425775B2 (ja) | 1992-05-01 |
Family
ID=14744818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62118777A Granted JPS63283538A (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 青果物等の貯蔵方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63283538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1145640A1 (de) * | 2000-04-10 | 2001-10-17 | Frieder Haaf | Gas-Behandlungssatz und seine Verwendung zum Behandeln von Lebensmitteln und/oder Pflanzen |
KR101120496B1 (ko) * | 2009-06-09 | 2012-06-27 | 대한민국 | 농산물의 이산화탄소 기체 전처리 장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60217858A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-10-31 | Ulvac Corp | 果実蔬菜類の二段階真空ca貯蔵法 |
JPS60217857A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-10-31 | Ulvac Corp | 果実蔬菜類の貯蔵法 |
-
1987
- 1987-05-18 JP JP62118777A patent/JPS63283538A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60217858A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-10-31 | Ulvac Corp | 果実蔬菜類の二段階真空ca貯蔵法 |
JPS60217857A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-10-31 | Ulvac Corp | 果実蔬菜類の貯蔵法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1145640A1 (de) * | 2000-04-10 | 2001-10-17 | Frieder Haaf | Gas-Behandlungssatz und seine Verwendung zum Behandeln von Lebensmitteln und/oder Pflanzen |
KR101120496B1 (ko) * | 2009-06-09 | 2012-06-27 | 대한민국 | 농산물의 이산화탄소 기체 전처리 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425775B2 (ja) | 1992-05-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |