JPS63282323A - 紡機における清掃装置 - Google Patents
紡機における清掃装置Info
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- JPS63282323A JPS63282323A JP11316187A JP11316187A JPS63282323A JP S63282323 A JPS63282323 A JP S63282323A JP 11316187 A JP11316187 A JP 11316187A JP 11316187 A JP11316187 A JP 11316187A JP S63282323 A JPS63282323 A JP S63282323A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H11/00—Arrangements for confining or removing dust, fly or the like
- D01H11/005—Arrangements for confining or removing dust, fly or the like with blowing and/or suction devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明は粗紡機、精紡機等の紡機における清掃装置に
係り、特にドラフトバートあるいはスピンドルバート付
近への風綿、s*ei屑等の堆積を防止する清i装置に
関するものである。
係り、特にドラフトバートあるいはスピンドルバート付
近への風綿、s*ei屑等の堆積を防止する清i装置に
関するものである。
(従来の技術)
一般に、この種の紡機においてはドラフト装置の0−ラ
バート等で風綿が発生し、粗紡機においてはローラバー
トからフライヤトップの間に連なる粗糸から風綿が分離
される。そして、これらの風綿がドラフト部を構成する
各部材上あるいはフライヤ支持レール上に堆積し、この
風綿が塊つとなって通過スライバあるいは粗糸に連れ込
まれて紡出糸の品質を低下させることになる。また、従
来これら風綿の堆積を防止する清掃装置として、例えば
実公昭57−38383号公報には、ドラフト装置のト
ップローラ側及びボトムローラ側にローラバートに向か
って圧縮空気を吹き出す吹気管をそれぞれ配設するとと
もにフライヤ支持レールの前端に吹気管を配設し、ドラ
フト装置の後方に吸引ダクトに連通する吸気管を設け、
各吹気管からの吹出し気流及び吸気管の吸引気流とによ
り風綿を吸引ダクトへ吸引除去する装置が開示されてい
る。一方、精紡機においては各ローラパートの出口部に
ニューマ装置を配設し、正常紡出時には紡出糸に付着し
た風綿を除去し、糸切れ時には連続供給されるフリース
を吸引除去している。また、紡機機台に沿って走行する
トラベリングクリーナも清掃装置として広く使用されて
いる。
バート等で風綿が発生し、粗紡機においてはローラバー
トからフライヤトップの間に連なる粗糸から風綿が分離
される。そして、これらの風綿がドラフト部を構成する
各部材上あるいはフライヤ支持レール上に堆積し、この
風綿が塊つとなって通過スライバあるいは粗糸に連れ込
まれて紡出糸の品質を低下させることになる。また、従
来これら風綿の堆積を防止する清掃装置として、例えば
実公昭57−38383号公報には、ドラフト装置のト
ップローラ側及びボトムローラ側にローラバートに向か
って圧縮空気を吹き出す吹気管をそれぞれ配設するとと
もにフライヤ支持レールの前端に吹気管を配設し、ドラ
フト装置の後方に吸引ダクトに連通する吸気管を設け、
各吹気管からの吹出し気流及び吸気管の吸引気流とによ
り風綿を吸引ダクトへ吸引除去する装置が開示されてい
る。一方、精紡機においては各ローラパートの出口部に
ニューマ装置を配設し、正常紡出時には紡出糸に付着し
た風綿を除去し、糸切れ時には連続供給されるフリース
を吸引除去している。また、紡機機台に沿って走行する
トラベリングクリーナも清掃装置として広く使用されて
いる。
ところが、トラベリングクリーナを使用した場合にはト
ラベリングクリーナからの吹出し気流により機台上から
吹き飛ばされた風綿等が再び機台上に堆積したり、風綿
をまき散らして作業環境を悪くするという問題がある。
ラベリングクリーナからの吹出し気流により機台上から
吹き飛ばされた風綿等が再び機台上に堆積したり、風綿
をまき散らして作業環境を悪くするという問題がある。
また、吹気管と吸気管の作用により風綿等を吸引ダクト
内へ吸引除去する装置あるいはニューマ装置においては
、各紡機機台端にフィルターボックスを設けて吸引した
風綿等をフィルター上に集積する構成のためフィルター
の定期的な清掃を必要とし、しかもその清掃周期が短い
という問題がある゛ばかりでなく、フィルターボックス
から遠い側の吸引作用が低下するという問題もある。
内へ吸引除去する装置あるいはニューマ装置においては
、各紡機機台端にフィルターボックスを設けて吸引した
風綿等をフィルター上に集積する構成のためフィルター
の定期的な清掃を必要とし、しかもその清掃周期が短い
という問題がある゛ばかりでなく、フィルターボックス
から遠い側の吸引作用が低下するという問題もある。
前記の問題点を解決するため本願出願人は先に第6.7
図に示すように、ローラパートRの背面下部に吸引気流
F1を形成する吸気用の開口を全長に有するダストボッ
クス41を機台全長にわたって配設し、該ダストボック
ス41内に機台長手方向に沿って延びる回転羽根車42
を有する吸引気流発生装置をダストボックス41の全長
にわたって設け、該吸引気流発生装置の全長にわたって
吹出気流F2を吹出す開口43を設けるとともに前記吸
引気流発生装置の吸気側に吸着ネット44を装着した装
置を提案した。
図に示すように、ローラパートRの背面下部に吸引気流
F1を形成する吸気用の開口を全長に有するダストボッ
クス41を機台全長にわたって配設し、該ダストボック
ス41内に機台長手方向に沿って延びる回転羽根車42
を有する吸引気流発生装置をダストボックス41の全長
にわたって設け、該吸引気流発生装置の全長にわたって
吹出気流F2を吹出す開口43を設けるとともに前記吸
引気流発生装置の吸気側に吸着ネット44を装着した装
置を提案した。
この装置は回転羽根車42の回転によりダストボックス
41の吸気用開口部に吸引気流F1が発生し、この吸引
気流により風綿、フリース等が吸着ネット44上に吸着
堆積される。そして、吸着ネット44に堆積した風綿、
繊維屑等を手作業により定期的に、あるいは第7図に示
すように吸着ネット駆動装M45を設けて吸着ネット4
4を機台長手方向に沿って移動させるとともにサクショ
ンマウス46により吸着ネット44上から堆積繊維屑を
吸引除去するようになっている。ところが、吸引気流F
1を発生させるための回転羽根車42は第8図に示すよ
うに一対の取付円板42a間に多数の湾曲板42bを固
定することにより形成され、取付円板42aに突設され
た回転軸47を駆動モータMの出力軸に連結することに
より回転駆動されるようになっている。従って、回転羽
根車42の長さすなわち湾曲板42bの長さが長くなっ
た場合には回転羽根車42の回転時に湾曲板42bが捩
れ、吸引気流の発生効率が悪くなる。
41の吸気用開口部に吸引気流F1が発生し、この吸引
気流により風綿、フリース等が吸着ネット44上に吸着
堆積される。そして、吸着ネット44に堆積した風綿、
繊維屑等を手作業により定期的に、あるいは第7図に示
すように吸着ネット駆動装M45を設けて吸着ネット4
4を機台長手方向に沿って移動させるとともにサクショ
ンマウス46により吸着ネット44上から堆積繊維屑を
吸引除去するようになっている。ところが、吸引気流F
1を発生させるための回転羽根車42は第8図に示すよ
うに一対の取付円板42a間に多数の湾曲板42bを固
定することにより形成され、取付円板42aに突設され
た回転軸47を駆動モータMの出力軸に連結することに
より回転駆動されるようになっている。従って、回転羽
根車42の長さすなわち湾曲板42bの長さが長くなっ
た場合には回転羽根車42の回転時に湾曲板42bが捩
れ、吸引気流の発生効率が悪くなる。
そのため、回転羽根車42はその長さをあまり長くする
ことができない。一方、紡機においては多数錘化が進み
、間合の長さが長くなる傾向があり、前記回転羽根車4
2を使用した清掃装置を装備する場合には第7図に示す
ように、両頭のモータMの両側に回転羽根車42を装備
したものを多数ダストボックス41内に配設しなければ
ならない。
ことができない。一方、紡機においては多数錘化が進み
、間合の長さが長くなる傾向があり、前記回転羽根車4
2を使用した清掃装置を装備する場合には第7図に示す
ように、両頭のモータMの両側に回転羽根車42を装備
したものを多数ダストボックス41内に配設しなければ
ならない。
駆動モータMを多数使用した場合には動力の使用効率が
悪いだけでなく、駆動モータ全体の取付費用が高くつき
しかも配線作業等が煩雑になるという不都合がある。
悪いだけでなく、駆動モータ全体の取付費用が高くつき
しかも配線作業等が煩雑になるという不都合がある。
前記の問題点を解決するため、本願出願人は機台長手方
向に沿って延びるラインシャフトに回転羽根車を取り付
け、1台のモータで多数の回転羽根車を回転駆動する装
置を発明した。
向に沿って延びるラインシャフトに回転羽根車を取り付
け、1台のモータで多数の回転羽根車を回転駆動する装
置を発明した。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、1台のモータで多数の回転羽根車を駆動する
構成の場合には、モータ停止の他に、モータとラインシ
ャフトの間に設けられた駆動力伝達機構の不良、ライン
シャフトの破損、ラインシャフトを連結するカップリン
グの破損等種々の原因で回転羽根車の一部又は全部が停
止あるいは回転不良となる事態が生じる。回転羽根車が
停止すると風綿の回収が不能となり、糸切れ時にローラ
パートから連続的に供給される糸が隣りの錘の紡出糸に
からんで共切れを引き起こし、それが連鎖的に多数錘に
及ぶという事態が生じる。従って、回転羽根車が停止し
た場合には直ちにそれを検知して機台停止を行う必要が
ある。この発明は前記回転羽根車の停止あるいは回転不
良原因のいずれの場合においても回転羽根車の停止ある
いは回転不良を最小限の検出部で確実に検知しようとす
るものである。
構成の場合には、モータ停止の他に、モータとラインシ
ャフトの間に設けられた駆動力伝達機構の不良、ライン
シャフトの破損、ラインシャフトを連結するカップリン
グの破損等種々の原因で回転羽根車の一部又は全部が停
止あるいは回転不良となる事態が生じる。回転羽根車が
停止すると風綿の回収が不能となり、糸切れ時にローラ
パートから連続的に供給される糸が隣りの錘の紡出糸に
からんで共切れを引き起こし、それが連鎖的に多数錘に
及ぶという事態が生じる。従って、回転羽根車が停止し
た場合には直ちにそれを検知して機台停止を行う必要が
ある。この発明は前記回転羽根車の停止あるいは回転不
良原因のいずれの場合においても回転羽根車の停止ある
いは回転不良を最小限の検出部で確実に検知しようとす
るものである。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
前記の問題点を解決するためこの発明においては、吸気
用開口部を備えたダクトを機台長手方向全長にわたって
配設し、該ダクト内に前記開口部からの吸引気流を発生
させる多数の回転羽根車を機台長手方向全長にわたって
配設するとともに前記開口部を覆う状態に吸着ネットを
配設し、前記各回転羽根車をその中心を貫通して機台長
手方向に沿って延びるとともに駆動手段により回転駆動
されるライ、ンシャフトに対して一体回転可能に固定し
、かつ前記ラインシャフトの被動側端部の回転を検出し
所定の回転数以下になったときに機台停止信号を発する
検出装置を設けた。
用開口部を備えたダクトを機台長手方向全長にわたって
配設し、該ダクト内に前記開口部からの吸引気流を発生
させる多数の回転羽根車を機台長手方向全長にわたって
配設するとともに前記開口部を覆う状態に吸着ネットを
配設し、前記各回転羽根車をその中心を貫通して機台長
手方向に沿って延びるとともに駆動手段により回転駆動
されるライ、ンシャフトに対して一体回転可能に固定し
、かつ前記ラインシャフトの被動側端部の回転を検出し
所定の回転数以下になったときに機台停止信号を発する
検出装置を設けた。
(作用)
この発明の装置においてはダクト内に配設された回転羽
根車が回転駆動されると、ダクトの外部からダクトの吸
気用開口部へ向かう吸引気流が発生する。この吸引気流
によりローラバート、スピンドルバートで発生する風綿
、糸切れ時のフロントボトムローラから連続供給される
フリース、空気中の浮遊風綿等が開口部を覆う吸着ネッ
ト上に吸着される。回転羽根車は駆動手段により回転駆
動されるラインシャフトに対して一体回転可能に固定さ
れているため、多数錘化により機台の長さが長くなり、
回転羽根車の数を多数必要とする場合にも駆動手段とし
て1台のモータで多数の回転羽根車が円滑に駆動される
。そして、ラインシャフトの被動側端部の回転が検出さ
れているため、駆動源のモータから検出部に至るいずれ
の箇所において不具合が生じてもその影響が検出部に表
われ、確実に回転羽根車の停止あるいは回転不良が検知
でき、それに基いて機台停止が行なわれ、紡出運転中の
連鎖的な多数錘に及ぶ糸切れ発生等が確実に防止される
。
根車が回転駆動されると、ダクトの外部からダクトの吸
気用開口部へ向かう吸引気流が発生する。この吸引気流
によりローラバート、スピンドルバートで発生する風綿
、糸切れ時のフロントボトムローラから連続供給される
フリース、空気中の浮遊風綿等が開口部を覆う吸着ネッ
ト上に吸着される。回転羽根車は駆動手段により回転駆
動されるラインシャフトに対して一体回転可能に固定さ
れているため、多数錘化により機台の長さが長くなり、
回転羽根車の数を多数必要とする場合にも駆動手段とし
て1台のモータで多数の回転羽根車が円滑に駆動される
。そして、ラインシャフトの被動側端部の回転が検出さ
れているため、駆動源のモータから検出部に至るいずれ
の箇所において不具合が生じてもその影響が検出部に表
われ、確実に回転羽根車の停止あるいは回転不良が検知
でき、それに基いて機台停止が行なわれ、紡出運転中の
連鎖的な多数錘に及ぶ糸切れ発生等が確実に防止される
。
(実施例)
以下、この発明を精紡機に具体化した一実施例を第1〜
4図に従って説明する。第4図に示すように精紡機機台
1の左右両側に配設されたローラビーム2上にそれぞれ
設置されたドラフト装置3の少方下部機台中央には機台
長手方向全長にわたってダクト4が配設されている。ダ
クト4はその左右両側部に吸気用開口部5が機台長手方
向全長にわたって形成されている。第1図に示すように
精紡機機台1の両端機台ヘッド6には回転軸7がそれぞ
れ2箇所に垂直に配設され、各回転軸7の上下両端には
ビン付きプーリ8が一体回転可能に嵌着固定されている
。各ビン付きプーリ8間には前記吸気用開口部5を覆う
状態で機台長手方向に沿って延びるように無端状の吸着
ネット9が巻掛けられている。吸着ネット9はその両側
にビン付きプーリ8のビンと係合する係合孔(図示せず
)が形成された補強用ベルト10を有し、該係合孔がビ
ン付きプーリ8のビンと係合する状態ぐ各ビン付きプー
リ8間に巻掛けられている。そして、回転軸7の1本に
嵌着固定された被動プーリ11とモータ12の出力軸に
嵌着固定された駆動プーリ13との間に巻掛けられたベ
ルト14を介して、モータ12の駆動に伴い吸着ネット
9が駆動されるようになっている。
4図に従って説明する。第4図に示すように精紡機機台
1の左右両側に配設されたローラビーム2上にそれぞれ
設置されたドラフト装置3の少方下部機台中央には機台
長手方向全長にわたってダクト4が配設されている。ダ
クト4はその左右両側部に吸気用開口部5が機台長手方
向全長にわたって形成されている。第1図に示すように
精紡機機台1の両端機台ヘッド6には回転軸7がそれぞ
れ2箇所に垂直に配設され、各回転軸7の上下両端には
ビン付きプーリ8が一体回転可能に嵌着固定されている
。各ビン付きプーリ8間には前記吸気用開口部5を覆う
状態で機台長手方向に沿って延びるように無端状の吸着
ネット9が巻掛けられている。吸着ネット9はその両側
にビン付きプーリ8のビンと係合する係合孔(図示せず
)が形成された補強用ベルト10を有し、該係合孔がビ
ン付きプーリ8のビンと係合する状態ぐ各ビン付きプー
リ8間に巻掛けられている。そして、回転軸7の1本に
嵌着固定された被動プーリ11とモータ12の出力軸に
嵌着固定された駆動プーリ13との間に巻掛けられたベ
ルト14を介して、モータ12の駆動に伴い吸着ネット
9が駆動されるようになっている。
機台端部には駆動手段としての駆動モータMが配設され
、該駆動モータMの出力軸にはラインシャフト15が機
台長手方向に沿って延びるように配設されている。第3
図に示すようにラインシャフト15は複数に分割されカ
ップリング16を介して連結されるとともに、ベアリン
グ17により回転自在に支持されている。ラインシャフ
ト15には前記吸気用開口部5からの吸引気流を発生さ
せる回転羽根車18が多数取付けられている。回転羽根
車18は一対の取付円板19がその中心をラインシャフ
ト15に貫通された状態でラインシャフト15に対して
一体回転可能に嵌着され、該取付円板19間に多数の湾
曲板20が固定されることにより形成されている。ライ
ンシャフト15の被動側端部にはその回転と対応したパ
ルス電圧を出力するロータリエンコーダ21が取り付け
られている。ロータリエンコーダ21は制御部に設けら
れたモーションディテクタ22に接続され、ロータリエ
ンコーダ21の出力信号に基づいてモーションディテク
タ22がラインシャフト15の端部の回転速度を監視し
、所定の回転数以下になったときモーションディテクタ
22の出力リレーが動作して機台停止信号を出力するよ
うになっている。
、該駆動モータMの出力軸にはラインシャフト15が機
台長手方向に沿って延びるように配設されている。第3
図に示すようにラインシャフト15は複数に分割されカ
ップリング16を介して連結されるとともに、ベアリン
グ17により回転自在に支持されている。ラインシャフ
ト15には前記吸気用開口部5からの吸引気流を発生さ
せる回転羽根車18が多数取付けられている。回転羽根
車18は一対の取付円板19がその中心をラインシャフ
ト15に貫通された状態でラインシャフト15に対して
一体回転可能に嵌着され、該取付円板19間に多数の湾
曲板20が固定されることにより形成されている。ライ
ンシャフト15の被動側端部にはその回転と対応したパ
ルス電圧を出力するロータリエンコーダ21が取り付け
られている。ロータリエンコーダ21は制御部に設けら
れたモーションディテクタ22に接続され、ロータリエ
ンコーダ21の出力信号に基づいてモーションディテク
タ22がラインシャフト15の端部の回転速度を監視し
、所定の回転数以下になったときモーションディテクタ
22の出力リレーが動作して機台停止信号を出力するよ
うになっている。
また、第4図に示すようにダクト4の下部には回転羽根
車18の回転に伴う吹出気流F2が機台下方へ向かって
吹出すように下方へ向って拡がる形状に形成された案内
板4aが配設されている。
車18の回転に伴う吹出気流F2が機台下方へ向かって
吹出すように下方へ向って拡がる形状に形成された案内
板4aが配設されている。
前記機台ヘッド6上には吸着ネット9上に吸着された風
綿等を除去する除去手段として、吸気源に連通されたサ
クションマウス23が配設されている。
綿等を除去する除去手段として、吸気源に連通されたサ
クションマウス23が配設されている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。機
台が運転されると駆動モータMも同時に駆動され、ライ
ンシャフト15が回転駆動されて回転羽根車18がライ
ンシャフト15と一体的に第4図の矢印方向に回転する
。これにより精紡機機台1の上部にはドラフト装置3の
ローラパート3a及びスピンドルパート24から吸着ネ
ット9へ向かう吸引気流F1が発生する。この吸引気流
F1によりローラパート3aから発生する風綿や糸切れ
時にフロントボトムローラから連続的に供給されるフリ
ースあるいは空気中に浮遊する繊維屑等が吸着ネット9
上に吸着される。また、回転羽根車18の回転によりダ
クト4の下部からは機台下方へ向かって吹出す吹出気流
F2が発生し、この吹出気流F2の作用により機台中央
に配設されたチンプーリ等に堆積した風綿が吹き飛ばさ
れて吹出気流F2とともに機台下方から機台外へと吹出
される。機台下方から吹出された風綿等はトラベリング
クリーナ等により除去される。一方、吸着ネット9はモ
ータ12の駆動により第1図の矢印方向に移行し、サク
ションマウス23と対応する位置において吸着ネット9
上に吸着堆積した風綿等がサクションマウス23により
吸引除去される。
台が運転されると駆動モータMも同時に駆動され、ライ
ンシャフト15が回転駆動されて回転羽根車18がライ
ンシャフト15と一体的に第4図の矢印方向に回転する
。これにより精紡機機台1の上部にはドラフト装置3の
ローラパート3a及びスピンドルパート24から吸着ネ
ット9へ向かう吸引気流F1が発生する。この吸引気流
F1によりローラパート3aから発生する風綿や糸切れ
時にフロントボトムローラから連続的に供給されるフリ
ースあるいは空気中に浮遊する繊維屑等が吸着ネット9
上に吸着される。また、回転羽根車18の回転によりダ
クト4の下部からは機台下方へ向かって吹出す吹出気流
F2が発生し、この吹出気流F2の作用により機台中央
に配設されたチンプーリ等に堆積した風綿が吹き飛ばさ
れて吹出気流F2とともに機台下方から機台外へと吹出
される。機台下方から吹出された風綿等はトラベリング
クリーナ等により除去される。一方、吸着ネット9はモ
ータ12の駆動により第1図の矢印方向に移行し、サク
ションマウス23と対応する位置において吸着ネット9
上に吸着堆積した風綿等がサクションマウス23により
吸引除去される。
機台の多数錘化によりダクト4内に配設する回転羽根車
18が多数必要となるが、各回転羽根車18はラインシ
ャフト15に対して一体回転可能に固定されているため
その回転速度が速くなった場合にも吸引気流を発生させ
る湾曲板20の捩れがほとんどなく、ダクト4のどの位
置においても吸引気流F1が支障なく発生する。また、
1台の駆動モータMによりラインシャフト15を介して
全ての回転羽根車18が駆動されるが、ロータリエンコ
ーダ21の出力信号に基いてラインシャフト15の被動
側端部の回・転速度がモーションディテクタ22により
常に監視され、その回転速度が所定の値以下になると出
力リレーが動作して機台停止信号が出力されて機台停止
が行なわれる。すなわち、駆動モータMの停止、ライン
シャフト15の破損、ラインシャフト15を連結するカ
ップリング16の破損等積々の原因で回転羽根車18の
一部又は全部が停止あるいは回転不良となった場合には
、直ちにモーションディテクタ22がそれを検知して機
台停止が行われる。従って、回転羽根車18の停止ある
いは回転不良の状態で機台の運転が継続されることはな
く、糸切れ時にローラパートから連続的に供給される糸
が隣りの錘の紡出糸にからんで共切れを引き起こし、そ
れが連鎖的に多数錘に及ぶという事態の発生が確実に防
止される。
18が多数必要となるが、各回転羽根車18はラインシ
ャフト15に対して一体回転可能に固定されているため
その回転速度が速くなった場合にも吸引気流を発生させ
る湾曲板20の捩れがほとんどなく、ダクト4のどの位
置においても吸引気流F1が支障なく発生する。また、
1台の駆動モータMによりラインシャフト15を介して
全ての回転羽根車18が駆動されるが、ロータリエンコ
ーダ21の出力信号に基いてラインシャフト15の被動
側端部の回・転速度がモーションディテクタ22により
常に監視され、その回転速度が所定の値以下になると出
力リレーが動作して機台停止信号が出力されて機台停止
が行なわれる。すなわち、駆動モータMの停止、ライン
シャフト15の破損、ラインシャフト15を連結するカ
ップリング16の破損等積々の原因で回転羽根車18の
一部又は全部が停止あるいは回転不良となった場合には
、直ちにモーションディテクタ22がそれを検知して機
台停止が行われる。従って、回転羽根車18の停止ある
いは回転不良の状態で機台の運転が継続されることはな
く、糸切れ時にローラパートから連続的に供給される糸
が隣りの錘の紡出糸にからんで共切れを引き起こし、そ
れが連鎖的に多数錘に及ぶという事態の発生が確実に防
止される。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、例えば、第5図に示すようにダクト4の中央部に両頭
の駆動モータMを配設するとともにその出力軸にライン
シャフト15をそれぞれ連結し、各ラインシャフト15
の被駆動側端部にロータリエンコーダ21を取りつけて
もよい。又、ラインシャフト15を駆動モータMの出ツ
ノ軸に直接連結する代わりにラインシャフト15の端部
と駆動モータMの出力軸との間に歯車あるいはベルト伝
動機構等を配設したり、駆動手段として駆動モータMに
代えて精紡機のメインシャフトとラインシャフト15と
をベルト伝動機構で連結したり、ラインシャフト15を
2列設けて回転羽根車18を2列配置する構成を採用し
てもよい。又、駆動モータMの数は1台に限らず機台の
多数錘化にともなう機台の長大化により駆動モータMの
数を複数台にしてもよい。又、ロータリエンコーダの代
りに近接スイッチを用い、それによってラインシャフト
の回転数を検出し、モーションディテクタを働かせるよ
うにしてもよい。さらには、吸着ネット9を移動する構
成に代えて吸着ネット9を固定状態に配設して吸着ネッ
ト9上に吸着された風綿等を他の手段で除去する構成に
したり、精紡機以外に粗紡機等に適用してもよい。
、例えば、第5図に示すようにダクト4の中央部に両頭
の駆動モータMを配設するとともにその出力軸にライン
シャフト15をそれぞれ連結し、各ラインシャフト15
の被駆動側端部にロータリエンコーダ21を取りつけて
もよい。又、ラインシャフト15を駆動モータMの出ツ
ノ軸に直接連結する代わりにラインシャフト15の端部
と駆動モータMの出力軸との間に歯車あるいはベルト伝
動機構等を配設したり、駆動手段として駆動モータMに
代えて精紡機のメインシャフトとラインシャフト15と
をベルト伝動機構で連結したり、ラインシャフト15を
2列設けて回転羽根車18を2列配置する構成を採用し
てもよい。又、駆動モータMの数は1台に限らず機台の
多数錘化にともなう機台の長大化により駆動モータMの
数を複数台にしてもよい。又、ロータリエンコーダの代
りに近接スイッチを用い、それによってラインシャフト
の回転数を検出し、モーションディテクタを働かせるよ
うにしてもよい。さらには、吸着ネット9を移動する構
成に代えて吸着ネット9を固定状態に配設して吸着ネッ
ト9上に吸着された風綿等を他の手段で除去する構成に
したり、精紡機以外に粗紡機等に適用してもよい。
発明の効果
以上詳述したように、この発明によれば風綿等の発生源
であるローラパート及びスピンドルパートに対して機台
長手方向のどの位置においても充分な強さの吸引気流が
作用して風綿等の堆積を防止することができ、しかも吸
引気流を発生させる回転羽根車を駆動する駆動手段の数
が少なくてすみ製造コスト、組付作業あるいは保全作業
が簡単となるだけでなく、動力消費も効率的゛に行われ
る。
であるローラパート及びスピンドルパートに対して機台
長手方向のどの位置においても充分な強さの吸引気流が
作用して風綿等の堆積を防止することができ、しかも吸
引気流を発生させる回転羽根車を駆動する駆動手段の数
が少なくてすみ製造コスト、組付作業あるいは保全作業
が簡単となるだけでなく、動力消費も効率的゛に行われ
る。
又、多数の回転羽根車がラインシャフトを介して、駆動
されるが、種々の原因で回転羽根車の一部又は全部が停
止あるいは回転不良となった場合に、直ちにそれが検知
されて機台停止が行われるので、機台の運転中に風綿等
の回収不能あるいは糸切れが連鎖的に多数錘に及ぶとい
う事態が確実に防止できるという優れた効果を秦する。
されるが、種々の原因で回転羽根車の一部又は全部が停
止あるいは回転不良となった場合に、直ちにそれが検知
されて機台停止が行われるので、機台の運転中に風綿等
の回収不能あるいは糸切れが連鎖的に多数錘に及ぶとい
う事態が確実に防止できるという優れた効果を秦する。
第1〜4図はこの発明を具体化した第一の実施例を示す
ものであって、第1図はドラフト装置を省略した概略平
面図、第2図は回転羽根車と吸着ネットの配置関係を示
す概略斜視図、第3図はラインシャフトの連結状態及び
ラインシャフトへの回転羽根車の取付状態を示す断面図
、第4図は清掃装置を備えた精紡機の概略側断面図、第
5図は変更例を示す概略斜視図、第6図は従来装置の側
断面図、第7図は同じく概略平面図、第8図は回転羽根
車の斜視図である。 ダクト4、吸気用開口部5、吸着ネット9、ラインシャ
フト15、検出装置としてのロータリエンコーダ21゜
ものであって、第1図はドラフト装置を省略した概略平
面図、第2図は回転羽根車と吸着ネットの配置関係を示
す概略斜視図、第3図はラインシャフトの連結状態及び
ラインシャフトへの回転羽根車の取付状態を示す断面図
、第4図は清掃装置を備えた精紡機の概略側断面図、第
5図は変更例を示す概略斜視図、第6図は従来装置の側
断面図、第7図は同じく概略平面図、第8図は回転羽根
車の斜視図である。 ダクト4、吸気用開口部5、吸着ネット9、ラインシャ
フト15、検出装置としてのロータリエンコーダ21゜
Claims (1)
- 1、吸気用開口部を備えたダクトを機台長手方向全長に
わたって配設し、該ダクト内に前記開口部からの吸引気
流を発生させる多数の回転羽根車を機台長手方向全長に
わたって配設するとともに前記開口部を覆う状態に吸着
ネットを配設し、前記各回転羽根車をその中心を貫通し
て機台長手方向に沿って延びるとともに駆動手段により
回転駆動されるラインシャフトに対して一体回転可能に
固定し、かつ前記ラインシャフトの被動側端部の回転を
検出し所定回転数以下になったときに機台停止信号を発
する検出装置を設けた紡機における清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11316187A JPH0762287B2 (ja) | 1987-05-09 | 1987-05-09 | 紡機における清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11316187A JPH0762287B2 (ja) | 1987-05-09 | 1987-05-09 | 紡機における清掃装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63282323A true JPS63282323A (ja) | 1988-11-18 |
JPH0762287B2 JPH0762287B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=14605097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11316187A Expired - Lifetime JPH0762287B2 (ja) | 1987-05-09 | 1987-05-09 | 紡機における清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0762287B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114326574A (zh) * | 2021-12-25 | 2022-04-12 | 常州纺织服装职业技术学院 | 一种细纱断头吸棉自动控制方法、系统和网络侧服务端 |
-
1987
- 1987-05-09 JP JP11316187A patent/JPH0762287B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114326574A (zh) * | 2021-12-25 | 2022-04-12 | 常州纺织服装职业技术学院 | 一种细纱断头吸棉自动控制方法、系统和网络侧服务端 |
CN114326574B (zh) * | 2021-12-25 | 2024-04-12 | 常州纺织服装职业技术学院 | 一种细纱断头吸棉自动控制方法、系统和网络侧服务端 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0762287B2 (ja) | 1995-07-05 |
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