JPS6328124Y2 - - Google Patents

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JPS6328124Y2
JPS6328124Y2 JP1982133425U JP13342582U JPS6328124Y2 JP S6328124 Y2 JPS6328124 Y2 JP S6328124Y2 JP 1982133425 U JP1982133425 U JP 1982133425U JP 13342582 U JP13342582 U JP 13342582U JP S6328124 Y2 JPS6328124 Y2 JP S6328124Y2
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JP
Japan
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tank
bracket
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engagement
neck
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JP1982133425U
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JPS5938235U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、タンク取付用として、さらにはタン
クに対する各種部品の取付用として機能し得るプ
ラスチツクタンク用ブラケツトに関する。
たとえば自動車のエンジンルーム内には、ウイ
ンドウオツシヤ用の水タンクやヘツドランプクリ
ーナ用の水タンク、さらには冷却水用の補助水タ
ンクなどのようなプラスチツクタンクが取付用ブ
ラケツトや止めバンド等を介してそれぞれ所望の
位置に取付け固定されている。ところで、このよ
うなプラスチツクタンクの取付けにあたつて問題
とされることは、タンクに対する取付用ブラケツ
トの固定構造である。すなわち、従来のものは、
タンクの一部に取付片等を一体に突設し、これに
取付用ブラケツトをねじ止めすることが一般に行
なわれているが、ねじ等の締結具や治具等を必要
とし、取付作業が面倒であつた。また、上述した
ブラケツト固定用取付片をタンクに一体成形する
ことは、その成形用金型構造が複雑となり易く、
コスト的にも高価となるといつた欠点があつた。
さらに、タンク止めバンドにて保持する取付構造
においても、この止めバンドを固定して車体側に
取付けるためのブラケツトが必要となるもので、
部品点数が増え、しかも取付作業が面倒なもので
あつた。
また、取付スペースの有効利用やユニツトとし
ての取付性を向上させるといつた理由から、上述
したプラスチツクタンクの一部にブラケツトを介
して各種の部品を一体的に組付けるようにするこ
とが従来から行なわれているが、この場合にも各
種部品を固定したブラケツトはタンク側にねじ止
めされるものであるため、前述したと同様にねじ
等を必要とし、取付作業が面倒であるといつた問
題を生じるもので、このようなプラスチツクタン
クへのブラケツトの取付けをより簡単かつ適切に
行ない得るように構成することが望まれている。
特に、上述したように自動車等におけるプラス
チツクタンクにあつては、振動、衝撃等による影
響を避けられないため、このようなタンクに対し
ブラケツトを、かなり強固な取付け状態で取付け
固定しなければならないもので、このような点を
考慮し上述した問題点を一掃し得るような何らか
の対策を講じることが必要とされている。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
であり、プラスチツクタンクの一側に、タンクの
横方向に沿つて延設され幅狭に形成された首部を
有する係合突部とこれに所定間隔おいて平行する
ようにタンク横方向に沿つて延設された突条部と
を一体に突設するとともに、この係合突部の首部
に係合して保持される係合溝をブラケツトのタン
ク取付側端部に切欠して形成し、この係合溝を前
記係合突部の首部に対しタンクの横方向から係合
させたときに前記突条部に沿つて案内されて係止
されるようにブラケツトの側縁部を構成し、かつ
前記係合突部のブラケツト差し込み方向と反対側
の端部に係止される抜け止め用の係止手段を設け
るという簡単かつ安価な構成によつて、タンク側
へのブラケツトの取付けをワンタツチで簡単かつ
確実に行なえ、その組立性を大幅に向上させるこ
とができ、しかもその取付け状態が強固で、また
各部の成形加工も容易であるといつた利点を有す
るプラスチツクタンク用ブラケツトを提供するも
のである。
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図ないし第3図は本考案に係るプラスチツ
クタンク用ブラケツトの一実施例を示すものであ
り、本実施例ではヘツドランプクリーナ用の水タ
ンクを車体に取付けるためのブラケツトに適用し
た場合について説明する。
これらの図において、符号10で示すものはプ
ラスチツクタンクで、プラスチツク材により所望
の形状を呈するようにたとえばブロー成形により
形成されている。なお、図中10aはこのタンク
10の上部一側寄りの部分に設けられた注入口、
10bはこの注入口を密封する蓋体で、またこの
タンク10は上述した注入口10aを基準として
左右方向に型割りされる成形金型により成形され
る。ここで、第2図中一点鎖線Pは成形金型のパ
ーテイングラインである。
そして、上述したプラスチツクタンク10の一
側面の略中央部には、タンク10の横方向に沿つ
て所定の幅寸法で延設されかつその一端寄り(本
実施例では左端寄り)の部分に上方に膨出して幅
広に形成された係止部11aを有する首部11と
その先端部で前記タンク面と対向する頭部12と
からなる係合突部13が一体に形成されている。
また、この係合突部13の下側には、所定間隔お
いてタンク10の横方向に沿つて延設された突条
部14もタンク10と一体に形成されている。な
お、これら係合突部13と突条部14とは、第2
図に示すように、前記首部11の係止部11aの
中央部がパーテイングラインP上に位置するよう
に形成され、その成形加工が簡単に行なえるよう
に構成されている。
一方、上述したタンク10を車体等の取付部に
ねじまたは溶接等によつて取付け固定するための
取付用ブラケツト15は、そのタンク取付側の端
部に前記係合突部13の首部11と略同一幅を有
しかつその切り込み側の端部寄りの部分に前記首
部11の幅広な係止部11aと係合してこれを係
止し得る抜け止め用の係止手段としての幅広部1
6aが形成された係合溝16がその端縁から切欠
して形成されている。なお、この係合溝16の開
口端部分16bは前記首部11の幅寸法よりも若
干小さめに形成されるとともに、その開口端側で
は外側に傾斜して拡がるように形成されている。
また、図中15aはブラケツト15のタンク10
側の端部両側縁に折曲げ成形された補強用のリブ
である。さらに、このブラケツト15側の係合溝
16の溝底にはその長手方向に沿つて切り込まれ
たスリツト16cが形成されている。これは、こ
の係合溝16を係合突部13の首部11に係合さ
せる際に係合溝16を形成するブラケツト15の
両側部が外側に拡げられるのを弾性的に支持する
ところである。
このような構成によれば、ブラケツト15のタ
ンク取付端を、タンク10の一側面に突設された
係合突部13の首部11に対し、タンク10の横
方向から位置合わせし、ブラケツト15を差し込
んでその係合溝16内に首部11を収容して係合
保持させるだけで、ブラケツト15をワンタツチ
でタンク10側に組付け固定することが可能とな
る。このとき、ブラケツト15の係合溝16両側
部は第2図中矢印で示すように外方に押し拡げら
れ、さらにその幅広部16aが首部11の係止部
11aに係合して係止されることにより抜け止め
された状態で取付け固定される。この取付け状態
を第3図に示している。
ここで、ブラケツト15はタンク10に対し首
部11の係止部11aとは反対側の端部から差し
込まれることは勿論である。また、前記係合突部
13の下側に突設された突条部14はブラケツト
15を差し込む際にブラケツト側縁部(本実施例
では補強用リブ15a)を案内するガイドとして
の機能と、ブラケツト15等に加わる回転方向へ
の力を係止し、ブラケツト15の回転を規制して
その抜け止めを図るブラケツト保持機能とを備え
ているものである。
したがつて、上述した構成によれば、タンク取
付用ブラケツト15をタンク10に対しワンタツ
チでしかも強固に取付け固定することができ、従
来のようなねじ止め等の面倒な作業が不用で、し
かも各部の成形加工も容易であることからコスト
的に安価であるといつた利点がある。そして、こ
のようにしてタンク10に取付けられたブラケツ
ト15の他端側を車体の所定個所にねじ止めある
いは溶接することによつてタンク10を車体に対
し簡単かつ適切に取付けることが可能となる。
また、上述した構成によるプラスチツクタンク
用ブラケツト15は、第4図に示すように、タン
ク10に対する各種部品の取付用ブラケツトとし
ても機能し得るものである。すなわち、第4図に
おいて、符号20で示すものは、ヘツドランプク
リーナを構成する制御器で、タンク10内の洗浄
水を図示しない噴射ノズルに高圧状態にて給送す
るポンプ(図示せず)を、運転者のスイツチ操作
により作動させるもので、リレー等の電気回路が
組込まれ、前記スイツチ操作によりポンプを所定
時間だけ作動させる役割を果たす。そして、この
ような制御器20をブラケツト15の他端にねじ
止めし、ブラケツト15をタンク10側にスライ
ドさせてタンク10側に装着すれば、制御器20
をタンク10に対しワンタツチで取付け固定する
ことができるものである。
なお、本考案は上述した実施例構造に限定され
るものではなく、各部の形状、構造等を必要に応
じて適宜変形、変更し得るものであることは言う
までもない。要は、タンク側に突設された係合用
首部を有する係合突部に対しブラケツト側の係合
溝を嵌装させて係合保持させ得る構成であればよ
いものである。
たとえば第5図a,bに示すように、首部11
と頭部12とからなる係合突部13の上、下両側
に、タンク10の横方向に沿つて延設された突条
部30a,30bを一体に突設し、この突条部3
0a,30bにて前記ブラケツト15の裏面を線
接触にて支持した状態で頭部13側に押圧するよ
うにしてもよい。このようにすれば、ブラケツト
15を係合突部13の頭部12と突条部30a,
30bにて挾持し、安定して係合保持し得ること
になる。
また、タンク10側の係合突部13における首
部11を、第6図a,bに示すように、一定幅を
有するように形成し、かつブラケツト15側の係
合溝16をこれに合わせて形成するとともに、こ
の係合溝16の溝底部分から前面側に折曲げ形成
され、さらにブラケツト15の長手方向に沿つて
延設されてその先端に係止折曲部31aを有する
係止片31を一体に形成するようにしてもよい。
このような構成によれば、ブラケツト15を装着
した際に前記係止片31先端の係止折曲部31a
が係合突部13の頭部12のブラケツト差し込み
方向と反対側の端部に係止されてブラケツト15
の抜け防止を果たすことが可能である。
以上説明したように、本考案によれば、プラス
チツクタンクの一側に、タンクの横方向に沿つて
延設され幅狭に形成された首部を有する係合突部
とこれに所定間隔おいて平行するようにタンク横
方向に沿つて延設された突条部とを一体に突設す
るとともに、この係合突部の首部に係合して保持
される係合溝とこの係合溝の係合突部における首
部に対する係合時に前記突条部に沿つて案内され
て係止される側縁部と前記係合突部のブラケツト
差し込み方向と反対側端部に係止される係止手段
とをブラケツトのタンク取付側端部に形成するよ
うにしたので、簡単な構成にもかかわらず、タン
ク取付用あるいはタンクに対する部品取付用とし
て機能するブラケツトをワンタツチでタンク側に
組付けることができ、その取付作業が簡単かつ適
切に行なえ、組立性を大幅に向上させ得るととも
に、振動、衝撃等に影響されない程度の強固な取
付け固定状態を得ることができ、しかも各部の成
形加工が容易で、ねじ等の締結具も不用となり、
コスト的に安価であるといつつた実用上種々優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプラスチツクタンク用ブ
ラケツトの一実施例を示す分解斜視図、第2図は
その正面図、第3図は同じく要部断面図、第4図
は本考案の別の実施例を示す分解斜視図、第5図
a,bおよび第6図a,bは本考案の他の実施例
を示す説明図である。 10……プラスチツクタンク、11……首部、
11a……係止部、12……頭部、13……係合
突部、14……突条部、15……ブラケツト、1
6……係合溝、16a……幅広部、16b……ス
リツト、20……制御器(取付部品)、30a,
30b……突条部、31……係止片、31a……
係止折曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツクタンクの一側に着脱自在に取付け
    られるブラケツトであつて、前記プラスチツクタ
    ンクの一側には、タンクの横方向に沿つて延設さ
    れ幅狭に形成された首部を有する係合突部とこの
    係合突部に所定間隔おいて平行するようにタンク
    の横方向に沿つて延設された突条部とが一体に形
    成され、前記ブラケツトのタンク取付側の端部に
    は、前記タンク側の係合突部の首部と略同一幅を
    有する係合溝が切欠して形成されるとともに、こ
    の係合溝を前記係合突部の首部に対しタンクの横
    方向から係合させたときに前記突条部に沿つて案
    内されて係止される側縁部を有し、かつ前記係合
    突部のブラケツト差し込み方向と反対側の端部側
    に係止される抜け止め用の係止手段が設けられて
    いることを特徴とするプラスチツクタンク用ブラ
    ケツト。
JP13342582U 1982-09-02 1982-09-02 プラスチツクタンク用ブラケツト Granted JPS5938235U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13342582U JPS5938235U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 プラスチツクタンク用ブラケツト

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JP13342582U JPS5938235U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 プラスチツクタンク用ブラケツト

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Publication Number Publication Date
JPS5938235U JPS5938235U (ja) 1984-03-10
JPS6328124Y2 true JPS6328124Y2 (ja) 1988-07-29

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ID=30300973

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JP13342582U Granted JPS5938235U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 プラスチツクタンク用ブラケツト

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JP (1) JPS5938235U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005231438A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Chiyoda Seisakusho:Kk 車両用樹脂成形品の取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS458586Y1 (ja) * 1965-02-15 1970-04-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS458586Y1 (ja) * 1965-02-15 1970-04-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005231438A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Chiyoda Seisakusho:Kk 車両用樹脂成形品の取付構造

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JPS5938235U (ja) 1984-03-10

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