JPS63277099A - 衣類の整形供給装置 - Google Patents

衣類の整形供給装置

Info

Publication number
JPS63277099A
JPS63277099A JP1748087A JP1748087A JPS63277099A JP S63277099 A JPS63277099 A JP S63277099A JP 1748087 A JP1748087 A JP 1748087A JP 1748087 A JP1748087 A JP 1748087A JP S63277099 A JPS63277099 A JP S63277099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humanoid
clothing
human
arm member
arm members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1748087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0161079B2 (ja
Inventor
能造 中村
森尾 英二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Corp
Original Assignee
Tokai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Corp filed Critical Tokai Corp
Priority to JP1748087A priority Critical patent/JPS63277099A/ja
Publication of JPS63277099A publication Critical patent/JPS63277099A/ja
Publication of JPH0161079B2 publication Critical patent/JPH0161079B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばクリーニング工場において、洗濯後(
脱水後)の浴衣や寝巻などの衣類を整形した状態で後工
程(例えばプレス工程)へ供給するための衣類の整形供
給装置に関するものである。
(従来技術) 従来から例えばクリーニング工場において、洗濯後(脱
水後)のまだ湿り状態にある衣類は、そのままではプレ
ス工程などの成形・乾燥工程にかけることができず、一
旦手作業で衣類の皺伸し及び整形作業を行った後、後工
程へ送られていた。
ところが、従来から行われている手作業による衣類の整
形方法では、その整形作業に熟練を要するとと6に能率
が悪いという問題があるほか、その整形作業中は常時身
体(特に腕)を動かさなければならないため、疲労が大
きくなるという問題があった。
(発明の目的) 本発明は、上記した従来の衣類整形方法の問題点に鑑み
、洗濯後の浴衣や寝巻などの衣類を簡単な操作のみで機
械的に整形できしかもその整形済の衣類を順次自動的に
後工程へ供給することができるようにすることを第1の
目的とし、さらに不使用時(衣類の整形作業をしないと
き)にはその衣類整形作業場所を他の用途に使用するこ
とができるようにした衣類の整形供給装置を提案するこ
とを目的とするものである。
(目的を達成するための手段) 本発明の衣類の整形供給装置は、支柱又は壁などの構造
物に対して使用時に作業スペース内に張り出し可能で且
つ不使用時に作業スペースから退避せしめ得る如く移動
自在に設置されている基台と、該基台上に設置されてい
て、衣類着せ掛け用の人型本体に該人型本体の左右各側
部からそれぞれ人型本体内外に出没可能なる如く設置さ
れしから外方突出時に人型本体に着せ掛けられている衣
類の袖を水平に広げた状態で支持することのできる左右
の各腕部材と該6腕部材を人型本体から出没操作するた
めの腕部材出し入れ装置とを備えた人型と、該人型を基
台上において下動位置と上動位置の間で上下動せしめる
ための人型昇降装置と、人型の設置位置の直上方位置に
あって人型が前記上動位置まで上昇せしめられたときに
該人型に整形された状態で着せ掛けられている衣類の上
端部を表裏両側から挟み込んで該衣類を整形された姿勢
のまま保持することのできる衣類保持装置と、該衣類保
持装置に保持された衣類を整形されたままの形状で後送
することのできる衣類移送装置とを備えるとともに、前
記腕部材出し入れ装置は前記人型が下動位置にあるとき
には前記左右の各腕部材を人型本体内に没入させ且つ人
型上動時には前記各腕部材をそれぞれ左右水平方向外方
に張り出させしかも人型が上動位置まで上昇して前記衣
類保持装置が人型に着せ掛けている衣類の上端部を保持
した後に各腕部材を人型本体内に没入させる如く操作さ
れ、さらに前記人型昇降装置は人型を下動位置から上動
位置まで上昇させ且つ前記各腕部材が人型本体内に没入
せしめられた後に人型を下動せしめる如く操作され、前
記衣類移送装置は人型の上動動作時には停止されており
且っ上動位置にある人型の各腕部材が人型本体内に没入
された後に衣類移送作用が開始される如く構成されてい
ることを特徴とするものである。
(作 用) 本発明の衣類の整形供給装置は、 (1)  衣類着せ掛け用の人型本体に衣類の袖を水平
に広げた状態で支持することのできる腕部材を人型本体
から出没自在なる如く備えているので、衣類の着せ掛け
時には腕部材を人型本体内に没入させた状態で行うこと
ができしかも衣類着せ掛け後に腕部材を水平方向外方に
張り出させることにより衣類を整形させた状態で人型に
支持させることができる、 (2)人型は下動位置と上動位置の間で上下動せしめら
れ且つ該人型が上動位置まで上昇せしめられたときに人
型に整形された状態で着せ掛けられている衣類を整形さ
れたままの姿勢で保持することのできる衣類保持装置を
備えているので、人型が上動位置まで上昇せしめられる
と該人型に着せ掛けられている衣類を整形されたままの
姿勢で衣類保持装置に支持されるようになる、 (3)衣類保持装置に保持された衣類を整形されたまま
の形状で後送するための衣類移送装置を備えているので
、人型に着せ掛けた衣類は順次整形された状態で自動的
に後工程側へ移送されるようになる、 (4)人型を支持している基台は不使用時に作業スペー
スから退避せしめ得る如く設置されているので、不使用
時に基台を人型とともに邪魔にならない位置に退避させ
ておくことができる、等の作用が得られる。
(実施例) 第1図ないし第6図を参照して本発明の詳細な説明する
と、この実施例の衣類の整形供給装置は、例えばクリー
ニング工場において洗濯済の多数枚の衣類(例えば浴衣
、寝巻など)を順次整形した状態で次の工程(例えばプ
レス工程)へ供給することができるようにしたものであ
り、又この実施例では所定間隔を隔てて配置された左右
一対の縦壁1,1にそれぞれ同構造の衣類整形供給装置
が一基づつ設けられている。
左右一対の縦壁1.1間の間隔りは、該両縦壁1.1間
に衣類着せ掛けのための2つの作業スペースが確保され
るように設計されている(例えば間隔L=2800mm
程度)。
この実施例の各衣類の整形供給装置は、左右の縦壁1,
1に対して水平面内で弧回動なる如く枢着されている基
台2と、該基台2の上部に設置されていて整形すべき衣
類が着せ掛けられる人型3と、該人型3を下動位置と上
動位置との間で上下動せしめる人型昇降装置4と、人型
3に着せ掛けられた衣類を整形されたままの姿勢で保持
するための衣類保持装置5と、該衣類保持装置5に保持
された衣類を整形されたままの姿勢で後工程側へ移送す
るための衣類移送装置6を備えて構成されている。
基台2は、矩形板状のものが採用されており、その一端
部2aを縦壁1の一端側下部において軸20で枢着して
水平面内で弧回動自在なる如く取付けられている。そし
てこの基台2は、この装置の使用時には第2図に実線図
示する如く両縦壁l。
1間の作業スペース内に張り出し可能で且つ不使用時に
は第2図に鎖線2′で示す如く作業スペースから外側に
退避せしめ得る如くされている。
人型3は、衣類着せ掛け用の人型本体11に、該人型本
体11の左右各側部からそれぞれ人型本体内外に出没可
能なる如く設置された左右一対の腕部材21.21と該
6腕部材21.21をそれぞれ人型本体11から出没操
作するための腕部材出し入れ装置22.22とを備えて
構成されている。
人型本体11は、内部が中空で人の肩部から腰の位置ま
での範囲の高さを有する腕なしの胸像の形状に形成され
ている。又該人型本体!lの上端部には肩幅方向の全長
の長さを有し且つ適宜高さ範囲(例えば20〜30mm
)だけ上方に突出する薄板状(厚さ約5〜6++m程度
)に形成された肩掛部12が設けられている。この肩掛
部12は、衣類Yが人型本体11に着せ掛けられたとき
に衣類Yの肩部を支持するものである。
左右の各腕部材21.21は、細幅(20〜30111
m程度)で適宜長さく例えば600〜70011Iff
i程度)を有しさらに上記人型本体11の肩掛部!2と
ほぼ同厚さく5〜6mm程度)を有する棒状のものが採
用されている。
前記人型本体11の内部には、左右の各腕部材21.2
1をそれぞれ出没自在にガイドするための円弧状のガイ
ド溝13.13が設けられている。
この各ガイド溝13.13は、人型本体2内における左
右両側部寄り位置にそれぞれ縦向きに形成されている。
又、人型本体11の左右両側部の上方寄り位置には、左
右両側部寄21.21をそれぞれ出没させるための窓穴
14.14が形成されている。
左右の各腕部材21.21は、その各基端部21a、2
1aがそれぞれ前記ガイド溝13.13に沿って上下方
向に弧回動自在なる如くして装着されており、さらに該
腕部材21の基端部21aがガイドN13の下端付近ま
で下動している状態では腕部材21全体が完全(こ人型
本体11内に没入せしめられ又該腕部材21の基端部2
1aがガイド溝13の上端付近まで上動している状態で
は腕部材基端側の一部を残してその大部分が人型本体2
の側部から水平方向外方に突出するようになりている。
又3腕部材21.21の外方突出状態ではそれぞれ前記
人型本体11側の肩掛部12の高さと同高さに位置する
ようになっている。
人型本体11には、その下端からさらにかなりの長さく
例えば60〜70cm程度)だけ下方に突出する支柱1
5が一体に取付けられている。
又、この人型本体11には、前記腕部材21゜21をそ
れぞれ人型本体内外に出没操作するための左右一対の腕
部材出し入れ装置22.22が設けられている。この実
施例では腕部材出し入れ装置22はエアシリンダが採用
されており、該エアシリンダ22のデユープ側を前記支
柱15の下端部に連結し他方エアシリンダ22のロッド
側を前記腕部材21の基端部21aに連結して取付けら
れている。そしてこのエアシリンダ22を最縮小させた
状態では第1図に示すように腕部材21全体を人型本体
ll内に没入させ且つエアシリンダ22を最伸長させた
状態では第4図及び第5図に示すように腕部材21を人
型本体11の側部から外方に突出させるようになってい
る。又該3腕部材21.21が人型本体11の側部から
外方に突出された状態では、該3腕部材21.21はそ
れぞれ前記肩掛部12と同高さ位置において水平姿勢に
維持されるようになっている。
人型3は、その支柱15部分が基台2」二に設けられた
箱状のガイド部材16にガイドされて、水平面内で回動
不能状態で上下動可能なる如く支持されている。
人型3は基台2上において人型昇降装置4によって昇降
せしめられるようになっている。この人型昇降装置4は
、この実施例では2段階伸縮可能なエアシリンダが採用
されており、該エアシリンダ4の最縮小状態では人型3
を下動位置(第1図)に位置せしめ、エアシリンダ4の
中間伸長状態では人型3を中間位置(第4図)に位置せ
しめ、さらにエアシリンダ4の最伸長状態では人型3を
上動位置(第5図)に位置せしめるようになっている。
人型3設置位置の直上方位置には、該人型3が上動位置
まで上昇せしめられたときに、第5図及び第6図に示す
ように人型3に着せ掛けられている衣類Yの上端部Yb
を表裏両側から挟み込んで該衣類Yを整形されたままの
姿勢で保持することのできる衣類保持装置5が設けられ
ている。この衣類保持装置5は、この実施例では次に説
明する衣類移送装置6の一部となる第1送りベルト61
の始端部61aと、該第1送りベルト始端部61aに対
して近接・離間方向に揺動可能なる如く設置された押え
ベルト51とを有している。上記第1送りベルト始端部
61aと押えベルト51との間には人型3の上端部が下
方から差し込み可能なる差し込み空所55が形成されて
いる。押えベルト51は、紋押えベルト51の軸を支持
している揺腕52をエアシリンダ53で押し引き揺動さ
せることによって上記差し込み空所55内の間隔を変化
せしめ得るようになっている。即ち、該エアシリンダ5
3が縮小している状態では押えベルト51が第6図にお
いて実線図示する如く第1送りベルト始端部61aに対
して離間して上記差し込み空所55の間隔が大きくなり
、又エアシリンダ53が伸長している状態では押えベル
ト51が鎖線図示する如く第1送りベルト始端部61a
に近接して差し込み空所55の間隔が小さくなるように
なっている。そして、上記差し込み空所55の間隔が大
きい状態では、該差し込み空所55内に衣類Yを着せ掛
けしている人型3の」二端部が差し込み可能となり、又
差し込み空所55の間隔が小さくなると、該差し込み空
所55内に差し込まれた人型上端部(衣類上端部yb)
を表裏両側から決着保持し得るようになっている。尚、
この実施例では該衣類保持装置5は、押えベルト51を
揺動させて差し込み空所55間に衣類Yの上端部Ybを
挟着保持し得るようにしているが、他の実施例では、差
し込み空所55間の間隔を、人型3に着せ掛けられてい
る衣類Yの上端部ybの厚さく腕部材21又は肩掛部!
2の厚さ十人類上端部Ybの生地の厚さ)とほぼ同じか
それよりわずかに小さい範囲としておき、人型3の上動
時に該人型3に着せ掛けられている衣類Yの上端部yb
を該差し込み空所55内に圧入させて保持させるように
することもできる。
押えベルト51は後述するように間欠的に駆動される第
1送りベルト61と同期してしかも該第1送りベルト6
1と等速度で循環走行せしめられるようになっている。
衣類移送装置6は、衣類保持装置5によって整形された
ままで保持されている衣類Yを順次後工程側へ移送させ
るためのものであり、第1送りベルト61.第2送りベ
ルト62などを順次接続させて構成されている。第1送
りベルト6!はモータ(クラッチつき)60によって後
述するタイミングに合せて間欠的にしかも2段に分けて
駆動されるようになっている。尚、第2送りベルト62
はそれぞれ連続駆動せしめられる。符号63は例えば後
工程装置(例えばプレス装置)側の送りベルトで、第2
送りベルト62の終端から放出される衣類Yが順次自動
的に該送りベルト63上に移乗せしめられるようになっ
ている。
第1送りベルト6Iは、その下端部が人の背の高さより
やや高い位置(例えば地上より190cm程度の高さ)
に設置されている。又第2送りベルト62はその始端側
62a(高位置にある)から終端側62bに向けて下降
傾斜せしめられているが、この第2送りベルト62では
、その始端側62aを中心として終端側62bを上下に
揺動可能としており、使用時には第2送りベルト62の
終端側62bを第3図に実線図示する如く下動位置に位
置せしめ、不使用時には該終端側62bを鎖線図示する
如く上動位置に位置せしめ得るようにしている。このよ
うに第2送りベルト62の低位置部分を上方に位置させ
ることができるようにしてお下方スペースを他の用途に
使用することが可能となる。
基台2上には、人型3の前面より適宜間隔(例えば12
0mm程度)だけ前側に離間させた位置に、人型3に着
せ掛けた衣類Yの前みごろ部Ycが下方に垂れ下るのを
防止するための前みごろ部押え装置7が設けられている
。この前みどろ部押え装置7は、衣類Yの前みごろ部Y
cを押える押え板71と、紋押え板71を人型3の前面
側に近接・離間方向に操作するための操作機構72を備
えている。この操作機構72は、エアシリンダ73と、
押え板71を人型3の前面に近接させる際に斜め下方位
置から°斜め上方位置に向けて案内するためのガイド7
4とを有しており、人型3に衣類Yを着仕掛ける際には
エアシリンダ73を第3図において実線図示する如く縮
小させて押え仮71を衣類着せ掛け作業の邪魔にならな
い下方で且つ人型前面から離間する位置まで後退させて
おき、人型3に衣類Yを着せ掛け後にはエアシリンダ7
3を鎖線図示する如く伸長させて押え板71を人型3に
着せ掛けている衣類Yの前みごろ部Ycに接触するまで
斜め上方に前進させるように操作される。
次に、人型昇降装置(エアシリンダ)4、腕部材出し入
れ装置(エアシリンダ)22,22、而みごろ部押え装
置(エアシリンダ73)、衣類保持装置(エアシリンダ
53)、衣類移送装置6などの作動タイミングについて
この衣類の整形供給装置の使用方法と関連づけながら説
明すると、これらの装置(4,22,73,53,6)
は足踏みスイッチlOによって順次、次に示すようなタ
イミングで作動する。即ち、人型3が第1図に示すよう
に下動位置にあるとき(人型昇降装置として使用されて
いるエアシリンダ4が最縮小しているとき)には、各腕
部材出し入れ装置(エアシリンダ)22.22は縮小さ
れていて各腕部材21.21が人型本体内に没入してい
る。又この状態では衣類保持装置5の押えベルト51及
び衣類移送装置6の第1送りベルト61はそれぞれ停止
され、しかも差し込み空所55は開放されており、さら
に第2及び第3の各送りベルト62.63はそれぞれ連
続駆動せしめられている。人型3が下動位置にあるとき
(第1図)に作業員M(第2図)の手作業によって該人
型3に衣類Yが着せ掛けられるが、このときには各腕部
材21.21が人型本体11内に没入しているため、衣
類Yの着せ掛け作業が容易となる。
尚、第1図に示す状態では、人型3に着仕掛けられてい
る衣類Yの抽Y a、 Y aは自重で下方に垂れ下っ
ている。
この第1図の状態から足踏みスイッチ10を操作すると
、人型昇降装置となるエアシリンダ4が第1段分(例え
ば300111程度)だけ伸長して人型3を第4図に示
す中間位置まで上昇させるとともに各腕部打出し入れ装
置(エアシリンダ)22.22が伸長して各腕部材21
.21がそれぞれ外方に張り出すようになる。このとき
衣類Yの3袖Ya。
Yaはそれぞれ腕部材21.21によって持ち上げられ
て水平姿勢に支持される。尚、このとき人型3に着せ掛
けている衣類Yがきれいに整形されていないときには人
型3がこの中間位置にあるうちに該衣類Yの形を必要に
応じて手作業で整える。
そして続いて足踏みスイッチIOを操作すると前みごろ
部押え装置7のエアシリンダ73が伸長せしめられて押
え板71が人型3に着せ掛けられている衣類Yの前みご
ろ部Ycを押えるとともに、人型昇降装置(エアシリン
ダ)4が最伸長せしめられて第5図及び第6図に示すよ
うに人型3の上端部が衣類保持装置5の差し込み空所5
5内に差し込まれる。このときには人型3に着せ掛けら
れている衣類Yは整形されたままとなっている。続いて
足踏みスイッチ10を操作すると衣類保持装置5のエア
シリンダ53が伸長して押えベルト51が第6図におい
て鎖線図示する如く第1送りベルト61の始端部61a
に近接して両ベルト(51と61)で人型3に着せ掛け
されている衣類Yの上端部Ybを表裏両側から決着保持
しそれに続いて(あるいは再度足踏みスイッチ10を操
作することにより)押えベルト51と送りベルト61が
同時にそれぞれ矢印へ方向、矢印B方向(第6図)にご
くわずかな範囲(例えば3〜5 am)づつ走行した後
にそれぞれ一時的に停止するようになる。このとき押え
ベルト51と送りベルト61とで衣11Yの上端部Yb
(右側の袖Yaの端部から左側の袖Yaの端部まで全長
さ範囲)を両側から挟んだままで該衣類Yの上端部Yb
を両腕部材21.21及び肩掛部12から若干高さだけ
浮き上らせるようになる。
それに続いて(あるいは再度足踏みスイッチIOを操作
することにより)各腕部打出し入れ装置(エアシリンダ
)22.22が縮小してそれぞれ腕部材21.21が人
型本体ll内に没入し、その後に例えば足踏みスイッチ
IOを操作することにより押えベルト51及び送りベル
ト61がそれぞれ同時に駆動されて該両ベルト(51,
61)間に保持されている衣類Yを整形されたままの姿
勢で上方に送り上げて(人型3から抜き取って)送りベ
ルト61上に載せさらに続いて第2送りベルト62及び
次工程側の送りベルト63上を経て整形されたままの姿
勢で次の工程(例えばプレス工程)側へ供給されるよう
になる。押えベルト51及び第1送りベルト61は、衣
類Yが該第1送りベルト61から第2送りベルト62側
に移乗せしめられた後に駆動が停止される。又衣類保持
装置5のエアシリンダ53ら縮小して押えベルト51が
第1送りベルトの始端部61aから離間するようになる
他方、人型3から衣類Yが抜き取られた後、例えば足踏
みスイッチ10を操作することにより前みごろ部押え装
置70エアシリンダ73が縮小して押え板71が元の待
機位置まで後退せしめられるとともに人型昇降装置(エ
アシリンダ)4も最縮小して人型3が元の下動位置まで
降下せしめられる。
このようにこの衣類の整形供給装置を使用すると、整形
すべき衣類Yを単に下動位置にある人型3に着せ掛ける
(必要に応じて人型3に着せ掛けた衣W4Yの形を整え
る)だけで該衣類を順次自動的に整形された状態で次の
工程側に供給できる。
この衣類の整形供給装置の不使用時には、基台2を第2
図において符号2′で示すように作業スペースから外側
に退避させた位置に旋回させておき、さらに第2送りベ
ルト62を第3図において鎖線62′で示すように上方
に持ち上げておくことにより、両縦壁1,1間の作業ス
ペースを他の用途(例えば手作業のシーツ掛け作業場所
など)に使用することが可能となる。
(発明の効果) 本発明の衣類の整形供給装置は次のような効果がある。
(り衣類Yを人型3に着せ掛ける際に腕部材21.21
を人型本体11内に没入させた状態で行うことができる
ので、衣類Yを人型3に着せ掛けるときの作業を簡単に
行うことかできる。
(2)衣類Yを人型3に着せ掛けた後に腕部材21.2
1を人型本体11から外方に張り出させることにより、
人型3上で垂れ下っている抽Ya、Yaを自動的に整形
(水平方向外方に延ばした状態)させることができる。
(3)人型3が上動位置まで上昇せしめられると該人型
3に着せ掛けられている衣類Yの上端部Ybが衣類保持
装置5によって整形されたままの姿勢で支持され、続い
て衣類移送装置6によって衣類保持装置5に保持されて
いる衣類Yが整形されたままの状態で後工程側に供給さ
れるようになっているので、衣類Yの整形から後工程へ
の供給までの作業を自動でしかも短時間で行うことがで
きる。
(4)人型3を支持している基台2を、不使用時には作
業スペースから退避せしめ得る如くされているので、該
基台2を作業スペースから退避せしめることにより該作
業スペースを他の用途に有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかる衣類の整形供給装置の
正面図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の■
−■矢視図、第4図及び第5図はそれぞれ第1図の状態
変化図、第6図は第5図の右側面図である。 1・・・・・構造物(縦壁) 2・・・・・基台 3・・・・・人型 4・・・・・人型昇降装置 5・・・・・衣類保持装置 6・・・・・衣類移送装置 7・・・・・前みごろ部押え装置 11・・・・人型本体 21・・・・腕部材 22・・・・腕部材出し入れ装置 第21 濁 第4図 !l!5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、支柱又は壁などの構造物(1)に対して使用時に作
    業スペース内に張り出し可能で且つ不使用時に作業スペ
    ースから退避せしめ得る如く移動自在に設置されている
    基台(2)と、該基台(2)上に設置されていて、衣類
    着せ掛け用の人型本体(11)に該人型本体(11)の
    左右各側部からそれぞれ人型本体内外に出没可能なる如
    く設置されしかも外方突出時に人型本体(11)に着せ
    掛けられている衣類(Y)の袖(Ya、Ya)を水平に
    広げた状態で支持することのできる左右の各腕部材(2
    1、21)と該各腕部材(21、21)を人型本体(1
    1)から出没操作するための腕部材出し入れ装置(22
    )とを備えた人型(3)と、該人型(3)を基台(2)
    上において下動位置と上動位置の間で上下動せしめるた
    めの人型昇降装置(4)と、人型(3)の設置位置の直
    上方位置にあって人型(3)が前記上動位置まで上昇せ
    しめられたときに該人型(3)に整形された状態で着せ
    掛けられている衣類(Y)の上端部を表裏両側から挟み
    込んで該衣類(Y)を整形された姿勢のまま保持するこ
    とのできる衣類保持装置(5)と、該衣類保持装置(5
    )に保持された衣類(Y)を整形されたままの形状で後
    送することのできる衣類移送装置(6)とを備えるとと
    もに、前記腕部材出し入れ装置(22)は前記人型(3
    )が下動位置にあるときには前記左右の各腕部材(21
    、21)を人型本体(11)内に没入させ且つ人型上動
    時には前記各腕部材(21、21)をそれぞれ左右水平
    方向外方に張り出させしかも人型(3)が上動位置まで
    上昇して前記衣類保持装置(5)が人型(3)に着せ掛
    けている衣類(Y)の上端部を保持した後に各腕部材(
    21、21)を人型本体(11)内に没入させる如く操
    作され、さらに前記人型昇降装置(4)は人型(3)を
    下動位置から上動位置まで上昇させ且つ前記各腕部材(
    21、21)が人型本体(11)内に没入せしめられた
    後に人型(3)を下動せしめる如く操作され、前記衣類
    移送装置(6)は人型(3)の上動動作時には停止され
    ており且つ上動位置にある人型(3)の各腕部材(21
    、21)が人型本体(11)内に没入された後に衣類移
    送作用が開始される如く構成されていることを特徴とす
    る衣類の整形供給装置。
JP1748087A 1987-01-27 1987-01-27 衣類の整形供給装置 Granted JPS63277099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1748087A JPS63277099A (ja) 1987-01-27 1987-01-27 衣類の整形供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1748087A JPS63277099A (ja) 1987-01-27 1987-01-27 衣類の整形供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63277099A true JPS63277099A (ja) 1988-11-15
JPH0161079B2 JPH0161079B2 (ja) 1989-12-27

Family

ID=11945167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1748087A Granted JPS63277099A (ja) 1987-01-27 1987-01-27 衣類の整形供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63277099A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006098A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Yozo Maejima 整形布類の投入装置
JP2012125538A (ja) * 2010-11-22 2012-07-05 Plex International Design Co Ltd 衣類投入機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50142890A (ja) * 1974-04-30 1975-11-17
JPS50142892A (ja) * 1974-04-30 1975-11-17
JPS50154593A (ja) * 1974-05-31 1975-12-12

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50142890A (ja) * 1974-04-30 1975-11-17
JPS50142892A (ja) * 1974-04-30 1975-11-17
JPS50154593A (ja) * 1974-05-31 1975-12-12

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006098A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Yozo Maejima 整形布類の投入装置
JP4705888B2 (ja) * 2006-06-29 2011-06-22 洋左右 前嶋 整形布類の投入装置
JP2012125538A (ja) * 2010-11-22 2012-07-05 Plex International Design Co Ltd 衣類投入機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0161079B2 (ja) 1989-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006057112A1 (ja) 布類展張搬送方法および装置
JP6389686B2 (ja) 布類展開装置
JP2022009392A (ja) 布片を送給し広げるための装置
JP6621731B2 (ja) 布類展張装置
US11066769B2 (en) Cloth spreading apparatus
JP4043346B2 (ja) 布類展張機
JP2001159067A (ja) 布類展張方法及び布類展張機
JPS63277099A (ja) 衣類の整形供給装置
US3464602A (en) Shirt unloader and delivery apparatus
JP2004162217A (ja) 布類展張方法及び布類展張機
CN110869551B (zh) 布类展开装置
JP4185353B2 (ja) 布類展張搬送方法及び布類展張搬送機
JP3208120B2 (ja) 布類展張搬送機
CN211256465U (zh) 一种全自动压烫机加工线
KR20200027983A (ko) 직물류 클램핑 척 및 직물류 핸들링 장치
JP2000017563A (ja) 繊維製品の取扱い、特に製品を靴下製作機械に装着するための方法と装置
US3915313A (en) Garment hanger handling apparatus
JP2002011298A (ja) 衣類整形供給装置
JP4260291B2 (ja) 衣類整形供給装置
JP5329117B2 (ja) 布類展張搬送方法及び布類展張搬送機
JP3182459B2 (ja) 丸ぐり部を備えた方形状包布の裏返し装置
JPH0754262A (ja) 丸ぐり部を備えた方形状包布の角出し装置
JP2567020Y2 (ja) 衣類整形供給装置における前みごろ部押え装置
CN210368390U (zh) 一种用于自动叠衣机的伸缩机构
JP2004173808A (ja) 衣類整形装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term