JPS63277067A - 温熱治療装置 - Google Patents

温熱治療装置

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JPS63277067A
JPS63277067A JP11211187A JP11211187A JPS63277067A JP S63277067 A JPS63277067 A JP S63277067A JP 11211187 A JP11211187 A JP 11211187A JP 11211187 A JP11211187 A JP 11211187A JP S63277067 A JPS63277067 A JP S63277067A
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JP
Japan
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far
probe
far infrared
infrared ray
ray emitting
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Pending
Application number
JP11211187A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、体腔内に発生した腫瘍を温熱で治療する温
熱治療装置に関する。
[従来の技術] ガン(腫瘍)の治療には、患部を加温してガン組織を殺
す温熱治療が知られている。
こうした温熱治療装置には、従来、特開昭61−232
868号公報に示されるものがある。これには、注射針
(生体皮膚内に刺入するもの)の先端外表面にセラミッ
ク皮膜を設けて遠赤外線放射面(遠赤外線放射部)を形
成し、また注射針に該針の先端部を加熱する熱源(加温
部)を設けた構造が開示されていて、熱源で注射針を加
熱することにより、遠赤外線放射面から遠赤外線が放射
されるようにしている。すなわち、生体に注射針を刺入
して患部に遠赤外線を放射することで、温熱治療が行な
われるようになっている。
こうした温熱治療装置は、遠赤外線の放射により、注射
針に接触した生体面のみならず、その生体面下の深部ま
で加温される利点をもつ。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、こうした技術は生体皮膚には適するが、彎曲
した管腔状を部分をもつ体腔内に対しては適さないもの
である。
すなねち、体腔内を遠赤外線で温熱治療するには、上述
の技術を利用したり、本出願人が出願した特願昭61−
217517号、特願昭61−217518号のように
体腔内に挿入するプローブに遠赤外放射セラミックス、
この遠赤外放射セラミックスを加温する手段を設けたり
するが、構造上、加熱部分となるセラミック部分は必然
的に曲げられない硬質部となってしまう。このため、こ
れが障害となってプローブの体腔内への挿入性が低い。
又は挿入ができない不都合が生じてしまい、それが患者
の苦痛につながる難点をもつ。
この発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、体腔内に対する挿入性を向上させることができる温
熱治療装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用]この温熱治療
装置は、体腔内挿入用のプローブ1に設けられる遠赤外
線放射部5を遠赤外線放射セラミック繊維部6から構成
することにより、遠赤外線放射セラミック繊維部6がも
つ性質で遠赤外線放射部5に可撓性をもらたせ、体腔内
の複雑な管腔路内への挿入を可能にする。
[実施例] 以下、この発明を第1図に示す第1の実施例にもとづい
て説明する。第1図は温熱治療装置を示し、1は体腔内
挿入用のプローブである。このプローブ1は、例えば細
径なテフロンチューブ、シリコンチューブ、ポリウレタ
ンチューブ等(いずれも可撓性をもつ)からなる長尺な
外皮2の先端に先端部3を接着固定したものが用いられ
ている。
なお、チューブ端を閉塞した先端部3にはプラスチック
等の絶縁材料からなるものが使用されている。
こうしたプローブ1の先端側に、遠赤外線を放射させる
ため加熱装置が設けられている。さて、この加熱装置に
はニクロム線等の電熱線からなるヒータ(加温部に相当
)4と遠赤外線放射部5とを組合わせたものが用いられ
ている。
そして、遠赤外線放射部5に、遠赤外線放射繊維を使用
した遠赤外線放射セラミック繊維部6が用いられている
。詳しくは、遠赤外線放射繊維には、AI!203 、
ZrO2、TiO2(通常、粉体)等の遠赤外線セラミ
ックに、ナイロン、塩化ビニル等の樹脂を混ぜて繊維状
に形成してなるものが用いられる。そして、こうした繊
維が先端部3の直後の外皮外周部分に巻回されるととも
に、両端が外皮2に接着固定され、外皮2の曲げに追従
する遠赤外線放射セラミック繊維部6を形成している。
つまり、遠赤外線放射部5に可撓性をもたらしている。
そして、遠赤外線放射部5の位置と対応する外皮2の内
部に沿ってヒータ4が配設され、遠赤外線放射セラミッ
ク繊維部6を加熱することができるようにしている。す
なわち、ヒータ廻りにはヒータ4の先端側の端部を先端
部3の内面に固定された口金7に半田付けで固定する他
、外皮2内にσ 7に半田付けで固定し、リード線lの先端側の端部をヒ
ータ4の後部側の端部に接続する他、外皮2から導出さ
れた各リード線8,9の後端側の端部を外部に設置され
た適量部10に接続する構造が用いられ、通電部10か
らヒータ4へ通電することにより遠赤外線放射セラミッ
ク繊維部6を加熱できるようにしている。むろん、こう
した浮動状態の設置もあってヒータ5は可撓性をもつ。
なお、口金7は導電性の金属からなる。
しかして、こうした温熱治療装置は、プローブ1を体腔
内の管腔路へ挿入することにより温熱治療を行なうこと
になるが、ここで、従来は遠赤外線を放射させる加熱部
分の硬質部が障害となって、挿入性が低い、さらには挿
入ができないなどが指摘される。
しかしながら、この発明によると、遠赤外線放射セラミ
ック繊維部6を用いて遠赤外線放射部5に可撓性を形成
するようにしている。しかるに、外皮2がもつ可撓性と
合わせて、プローブ全体(先端部3を除く)に可撓性が
もたされることになる。これにより、プローブ1は複雑
に変形した管腔路(体腔内)へのスムーズな挿入が可能
となることがわかる。
したがって、プローブ1の体腔内への挿入性を向上させ
ることができ、その際、患者の苦痛を低減させることが
できる。
なお、先のプローブ1を管腔路に挿入した後の以降の作
用は、まず、プローブ1の先端部を管腔壁に発生したガ
ンの部位へ導入して、遠赤外線放射部5を該部位に位置
合わせる。この後、通電部10を操作してヒータ4を通
電により発熱させる。
これにより、遠赤外線放射セラミック繊維部6が加熱さ
れ、その表面から遠赤外線(λ−5〜100μ)が放射
され、遠赤外線の吸収により体腔表面およびその深部(
10〜30mm)のガン組織が加温されていく。しかる
に、患部が温熱治療されていく。但し、この加温の際、
ガンの部位の温度が42.5〜45℃の温度範囲の程度
になるように、通電部10の出力調整が行なわれる。
なお、この発明は第1の実施例に限らず、第2図および
第3図に示される第2の実施例、第4図に示される第3
の実施例、第5図に示される第4の実施例のようにして
もよい。
すなわち、第2の実施例は、プローブとして内視鏡15
を用い、これにこの発明の加熱装置構造を適用したもの
である。本実施例では、内視鏡15の彎曲部16(可撓
性を有する挿入部17の先端側に有って、複数の関節駒
18・・・を回動自在に連結してなるもの)にヒータ4
および遠赤外線放射セラミック繊維部6を設けている。
すなわち、先の第1の実施例と同様、挿入部17の先端
部19の直後から後方の外皮20(樹脂よりなる)の外
周部分に遠赤外線放射繊維を巻回して設けて、遠赤外線
放射セラミック繊維部6を形成する。そして、この遠赤
外線放射セラミック繊維部6と対向する外皮部分にヒー
タ4を埋設して、遠赤外線放射セラミック繊維部6を加
熱するようにしている。なお、ヒータ4は、第3図に示
されるように外皮20の樹脂内に螺旋管からなる抵抗体
21を埋入し、これを関節駒18・・・の外周に被覆し
た構造となっていて、螺旋状の抵抗体21の採用で可撓
性を形成している。
但し、第2図において、22は挿入部17内に挿通され
たライトガイドファイバー、23は同じくイメージガイ
ドファイバーである。
こうした内視m15の彎曲部16に適用すると、経内視
鏡的に観察を行ないながらガンの部位まで遠赤外線放射
部5を挿入できるから、確実に患部の温熱治療を実施で
きるものである。
第4の実施例は、プローブとして、挿入により体腔内に
留置されるアプリケータ25を用い、これにこの発明の
加熱装置構造を適用したものである。
具体的には、アプリケータ25には、体腔内に留置した
場合、管腔の一部として機能を果たすべく、中央に管路
26をもつ可撓性の管状体27が用いられている。そし
て、この管状体27の外周面に網管状のヒータ28を被
覆し、このヒータ28上に先の実施例と同様、遠赤外線
放射セラミック繊維部6を設けて、遠赤外線放射部5に
可撓性をもたせている。また管状体27とヒータ28と
の間に熱電対温度計からなる温度センサ29を介装して
いる。なお、温度センサ29は管状体27、ヒータ28
間で接着剤の充填により固定されている。そして、ヒー
タ28が先の実施例と同様に通電部10に接続され、ヒ
ータ28の発熱で遠赤外線放射セラミック繊維部6を加
熱できるようにしている。また温度センサ29はセンサ
用リード線30を介して温度計測部31に接続される。
そして、この温度計測部31は通電量制御部32を介し
て通電部10に接続され、温度センサ29から加温温度
をフィードバックして計測し、通電量制御部32におい
て、所定の温度を維持するよう通電部10の出力をコン
トロールするようにしている。
こうした構造によると、体腔内に温熱治療装置が留置可
能となるから、頻繁に行なう温熱治療に際し、体腔内か
らアプリケータ25を出入れする必要がない利点をもた
らす。つまり、その分、患者の苦痛を低減できる。しか
も、温度センサ29ならびに通電量制御部32を用いて
、通電部10の出力をコントロールできるようにしたこ
とで、正確な加温ができる。
第4の実施例は、ヒータ熱でなく光で遠赤外線放射セラ
ミック繊維部6を加熱しようとしたものである。すなわ
ち、第5図について説明すれば、外皮2の先端部にフレ
ックス(螺旋状管)35を介し先端部36を連結して、
プローブ1を構成する。こうしたフレックス35に遠赤
外線放射セラミック繊維部6を先の実施例と同様に被覆
して、可撓性をもつ遠赤外線放射部5を構成する。そし
て、先端部36の内面に、表面が鏡面状態に加工ながる
ファイバー38を挿通させて、遠赤外線放射セラミック
部6を加熱させる構造としている。
こうした温熱治療装置は、光源装置からの光。
あるいはレーザ装置からのレーザ光をファイバー38に
導入すればよい。すなわち、ファイバー38の先端から
照射される光が、そのファイバー38の端面と対向関係
に有る円錐部37の表面(円錐面)にて反射され、フレ
ックス35に照射されて行く。これにより、発熱が生じ
遠赤外線放射セラミック繊維部6が加熱されて行くこと
になる。
なお、上述した実施例のいずれも、遠赤外線放射繊維を
コイル状に構成したが、これに限らず網状管、螺旋管状
に構成してもよい。また加温部にヒータ、光を用いたも
のを示したが、これに限らず、例えば高周波による誘導
加温など、温度上昇が可能なものであればよい。加えて
、遠赤外線放射繊維には、遠赤外線セラミックに樹脂を
混ぜたものを用いたが、遠赤外線セラミックのみで構成
して繊維状としたものでもよい。
また、この発明は、記述される適用以外にも各種カテー
テルなど、可撓性を必要とする体腔内挿入物(体腔内挿
入用プローブ)の全般に適用できることはいうまでもな
い。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、遠赤外線放射部
に可撓性をもたせることができるようになる。
これ故、体腔内の複雑な管腔路内への挿入を可能にする
ことができ、体腔内に対する挿入性を向上させることが
できる。したがって、患者に苦痛を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の温熱治療装置を示す
断面図、第2図はこの発明の第2の実施例の温熱治療装
置を示す断面図、第3図はそのヒータの構造を示す断面
図、第4図はこの発明の第3の実施例の温熱治療装置を
示す断面図を断面図、第5図はこの発明の第4の実施例
の温熱治療装置を示す断面図である。 1・・・プローブ、4・・・ヒータ(加温部)、5・・
・遠赤外線放射部、6・・・遠赤外線放射セラミック繊
維部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  体腔内挿入用のプローブに、加温部および該加温部か
    らの熱を受けて遠赤外線を放射する遠赤外線放射部を設
    けてなる温熱治療装置において、前記遠赤外線放射部を
    遠赤外線放射セラミック繊維部から構成したことを特徴
    する温熱治療装置。
JP11211187A 1987-05-08 1987-05-08 温熱治療装置 Pending JPS63277067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11211187A JPS63277067A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 温熱治療装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11211187A JPS63277067A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 温熱治療装置

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JPS63277067A true JPS63277067A (ja) 1988-11-15

Family

ID=14578430

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11211187A Pending JPS63277067A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 温熱治療装置

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JP (1) JPS63277067A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677753U (ja) * 1993-04-17 1994-11-01 有限会社東洋医療器 電気温灸器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677753U (ja) * 1993-04-17 1994-11-01 有限会社東洋医療器 電気温灸器

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