JPS6219862B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6219862B2 JPS6219862B2 JP54037518A JP3751879A JPS6219862B2 JP S6219862 B2 JPS6219862 B2 JP S6219862B2 JP 54037518 A JP54037518 A JP 54037518A JP 3751879 A JP3751879 A JP 3751879A JP S6219862 B2 JPS6219862 B2 JP S6219862B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heat generating
- control device
- suction opening
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 201000011510 cancer Diseases 0.000 description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 7
- 206010028980 Neoplasm Diseases 0.000 description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
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Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は体腔内の一部を部分的に加熱して治
療することができる体腔内加熱器に関する。
療することができる体腔内加熱器に関する。
癌のような悪性腫瘍の細胞は、40℃付近の温度
で死滅してしまうことが発見され、癌に侵された
患部付近を加熱して癌を治療することが知られて
いる。しかしながら、この40℃加熱は長時間たと
えば2〜3日連続して行なう必要があるため、体
腔内の患部に加熱部を固定的に保持する必要があ
るが、その固定手段が困難であり実用化されてい
ないのが実情である。
で死滅してしまうことが発見され、癌に侵された
患部付近を加熱して癌を治療することが知られて
いる。しかしながら、この40℃加熱は長時間たと
えば2〜3日連続して行なう必要があるため、体
腔内の患部に加熱部を固定的に保持する必要があ
るが、その固定手段が困難であり実用化されてい
ないのが実情である。
この発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、可撓性部材の先端
構成部に発熱部と吸引開口部を設け、吸引作用に
より先端構成部を体腔内壁の患部に吸着固定でき
るようにして、患部を所定温度に加熱して治療す
ることができる体腔内加熱器を提供しようとする
ものである。
で、その目的とするところは、可撓性部材の先端
構成部に発熱部と吸引開口部を設け、吸引作用に
より先端構成部を体腔内壁の患部に吸着固定でき
るようにして、患部を所定温度に加熱して治療す
ることができる体腔内加熱器を提供しようとする
ものである。
以下、この発明を図面に示す一実施例にもとず
いて説明する。第1図および第2図中1はゴムま
たは合成樹脂材料によつて形成された棒状の可撓
性部材で、この先端部には先端構成部2が一体に
設けられている。この先端構成部2の一側面には
皿状の凹陥部からなる吸引開口部3が設けられ、
この外周にはリング状の電気発熱体4が埋設さ
れ、発熱部5を形成している。そして、吸引開口
部3は上記可撓性部材1内をその軸方向に貫通す
る通路6を介して吸引装置7に接続され、電気発
熱体4は同じく可撓性部材6内を軸方向に貫通す
るリード線8を介して発熱制御装置9に接続され
ている。
いて説明する。第1図および第2図中1はゴムま
たは合成樹脂材料によつて形成された棒状の可撓
性部材で、この先端部には先端構成部2が一体に
設けられている。この先端構成部2の一側面には
皿状の凹陥部からなる吸引開口部3が設けられ、
この外周にはリング状の電気発熱体4が埋設さ
れ、発熱部5を形成している。そして、吸引開口
部3は上記可撓性部材1内をその軸方向に貫通す
る通路6を介して吸引装置7に接続され、電気発
熱体4は同じく可撓性部材6内を軸方向に貫通す
るリード線8を介して発熱制御装置9に接続され
ている。
しかして、体腔内にたとえば癌細胞を加熱して
死滅させる場合には、先端構成部2を体腔内に挿
入し、X線もしくは内視鏡と併用して発熱部5を
目的とする体腔内壁の患部aに誘導する。そし
て、吸引装置7および発熱制御装置9を作動させ
ると、吸引開口部3は患部aに吸着し、先端構成
部2は固定的に保持されるとともに電気発熱体4
の発熱によつて発熱部5に接触している患部aは
加熱される。したがつて、この状態で長時間保持
することにより周囲の正常細胞6に何ら影響を与
えることなく患部aの癌細胞のみを死滅させるこ
とができる。
死滅させる場合には、先端構成部2を体腔内に挿
入し、X線もしくは内視鏡と併用して発熱部5を
目的とする体腔内壁の患部aに誘導する。そし
て、吸引装置7および発熱制御装置9を作動させ
ると、吸引開口部3は患部aに吸着し、先端構成
部2は固定的に保持されるとともに電気発熱体4
の発熱によつて発熱部5に接触している患部aは
加熱される。したがつて、この状態で長時間保持
することにより周囲の正常細胞6に何ら影響を与
えることなく患部aの癌細胞のみを死滅させるこ
とができる。
また、第3図はこの発明の他の実施例を示すも
ので、吸引開口部3の内面に測温部材11を設
け、この測温部材11をリード線12を介して発
熱制御装置9に接続したものである。このように
構成することによつて、測温部材11は患部aの
温度を検知して発熱制御装置9に出力信号を送る
ことができ、電気発熱体4の発熱量を制御して常
に一定温度に保持することができる。
ので、吸引開口部3の内面に測温部材11を設
け、この測温部材11をリード線12を介して発
熱制御装置9に接続したものである。このように
構成することによつて、測温部材11は患部aの
温度を検知して発熱制御装置9に出力信号を送る
ことができ、電気発熱体4の発熱量を制御して常
に一定温度に保持することができる。
さらに、第4図、第5図はこの発明のさらに異
なる実施例を示すもので、先端構成部2内に吸引
開口部3を囲繞する円環状の流体通路13を設
け、この流体通路13を可撓性部材1内を貫通す
る送り通路14と戻し通路15を介して加熱流体
制御装置(図示しない)に接続したものである。
そして、加熱流体制御装置から所定温度に加熱さ
れた流体を送り通路14、流体通路13、戻し通
路15の順に準環させることにより発熱部5を所
定温度に発熱させることができる。したがつて、
電気を用いないから安全性を向上することができ
るとともにこの装置を用いて流体として液体窒素
を流すことにより冷凍治療も行なうことができ
る。
なる実施例を示すもので、先端構成部2内に吸引
開口部3を囲繞する円環状の流体通路13を設
け、この流体通路13を可撓性部材1内を貫通す
る送り通路14と戻し通路15を介して加熱流体
制御装置(図示しない)に接続したものである。
そして、加熱流体制御装置から所定温度に加熱さ
れた流体を送り通路14、流体通路13、戻し通
路15の順に準環させることにより発熱部5を所
定温度に発熱させることができる。したがつて、
電気を用いないから安全性を向上することができ
るとともにこの装置を用いて流体として液体窒素
を流すことにより冷凍治療も行なうことができ
る。
この発明は以上説明したように、可撓性部材の
先端構成部に発熱部と吸引開口部を設け、吸引作
用により先端構成部を体腔内壁の患部に吸着固定
できるようにしたから、発熱部を患部に吸着固定
してその患部を所定温度に加熱治療することがで
きる。したがつて、体腔内壁に傷をつけることが
なく、また正常細胞には何ら影響を与えることな
く癌細胞のみを加熱して死滅させることが可能と
なる。
先端構成部に発熱部と吸引開口部を設け、吸引作
用により先端構成部を体腔内壁の患部に吸着固定
できるようにしたから、発熱部を患部に吸着固定
してその患部を所定温度に加熱治療することがで
きる。したがつて、体腔内壁に傷をつけることが
なく、また正常細胞には何ら影響を与えることな
く癌細胞のみを加熱して死滅させることが可能と
なる。
第1図はこの発明の一実施例を示す全体の概略
的構成図、第2図は同じく要部を拡大して示す縦
断側面図、第3図および第4図はこの発明のそれ
ぞれ異なる実施例を示す縦断側面図、第5図は第
4図−線に沿う断面図である。 1……可撓性部材、2……先端構成部、3……
吸引開口部、5……発熱部、7……吸引装置、9
……発熱制御装置。
的構成図、第2図は同じく要部を拡大して示す縦
断側面図、第3図および第4図はこの発明のそれ
ぞれ異なる実施例を示す縦断側面図、第5図は第
4図−線に沿う断面図である。 1……可撓性部材、2……先端構成部、3……
吸引開口部、5……発熱部、7……吸引装置、9
……発熱制御装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 可撓性部材の先端構成部に発熱部と吸引開口
部を設け、上記発熱部を発熱制御装置に、吸引開
口部を通路を介して吸引装置に接続したことを特
徴とする体腔内加熱器。 2 先端構成部に測温部材を設け、この測温部材
の出力によつて発熱制御装置を制御して発熱部の
発熱量を制御するようにしたことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の体腔内加熱器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3751879A JPS55129058A (en) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | Heater for inside of coelom |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3751879A JPS55129058A (en) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | Heater for inside of coelom |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55129058A JPS55129058A (en) | 1980-10-06 |
JPS6219862B2 true JPS6219862B2 (ja) | 1987-05-01 |
Family
ID=12499751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3751879A Granted JPS55129058A (en) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | Heater for inside of coelom |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55129058A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232296U (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-28 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5734847A (en) * | 1980-08-11 | 1982-02-25 | Shisaka Kenkyusho Kk | Heat source which can safely be inserted into living body |
JPS5850959A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-25 | 日本化薬株式会社 | 温熱療法装置 |
JPS6214850A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-23 | 株式会社東芝 | 加熱治療器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2701773A1 (de) * | 1977-01-18 | 1978-11-23 | Geb Neugebauer Josefine Harms | Karzinom-heil-heizapparat |
-
1979
- 1979-03-29 JP JP3751879A patent/JPS55129058A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2701773A1 (de) * | 1977-01-18 | 1978-11-23 | Geb Neugebauer Josefine Harms | Karzinom-heil-heizapparat |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232296U (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55129058A (en) | 1980-10-06 |
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