JPS6141581B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6141581B2
JPS6141581B2 JP54071981A JP7198179A JPS6141581B2 JP S6141581 B2 JPS6141581 B2 JP S6141581B2 JP 54071981 A JP54071981 A JP 54071981A JP 7198179 A JP7198179 A JP 7198179A JP S6141581 B2 JPS6141581 B2 JP S6141581B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
temperature
expansion member
elastic expansion
body cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54071981A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55166148A (en
Inventor
Morihide Mizumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP7198179A priority Critical patent/JPS55166148A/ja
Publication of JPS55166148A publication Critical patent/JPS55166148A/ja
Publication of JPS6141581B2 publication Critical patent/JPS6141581B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、体腔内の一部を部分的に加熱して治
療することのできる体腔内加熱用プローブに関す
る。
39.7℃の温度において人間の正常な細胞は十分
に耐え得るが、ガン細胞は極度に活動がにぶり死
滅することが知られている。そこで、患部付近の
みを加熱してガンを治療することが考えられる。
しかし、この治療法は体腔内の一部を局部的に長
時間加熱する必要があるが、局部的な患部を一定
温度で長時間にわたり加熱できる有効な手段がい
まだ提供されていない。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは、体腔内の一部を任意の
温度で長時間にわたり安定して加熱できる体腔内
加熱用プローブを提供することにある。
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。
第1図ないし第3図は第1の実施例を示すもの
で、第1図中1は体腔内に挿入できるプローブ本
体、たとえば長尺の可撓管であり、その先後両端
はそれぞれ開口している。可撓管1の先端部2の
外周には膨縮自在な弾性拡張部材3が設けられて
いる。この弾性拡張部材3はたとえば軟質合成樹
脂材料からシート状に形成してなり、上記可撓管
1の先端部2を包囲するとともに、中間部にたる
みをもたせた状態でその先端と後端のみを先端部
2の外周に対し密に取付け固定したものである。
しかして、先端部2の外周と弾性拡張部材3の内
面の間には閉じた空間4が形成されている。
また、可撓管1の内部には、細い可撓性の送液
管5が挿通され、この送液管5の先端は可撓管1
を貫通して上記空間4内に連通するようになつて
いる。送液管5の後端側は可撓管1の外部に設置
した吸排手段に連結されている。上記吸排手段
は、たとえば送液器6と吸液器7とからなり、上
記送液器6を作動させれば送液管5を通じて先端
側の空間4に送液できるし、吸液器7を作動させ
れば上記空間4内に送り込んだ液体を排出するこ
とができるようになつている。つまり、空間4に
液体を送り込むことにより、弾性拡張部材3を膨
らませることができるとともに、その液体を排出
することにより弾性拡張部材3をしぼませること
ができるのである。
また、空間4内に面する可撓管1の先端部2の
外周には、発熱部材、たとえば電気ヒータ8が取
り付けられている。そして、この電気ヒータ8は
可撓管1を通じて外部に導出するリード線9を介
して外部に設置した温度制御器10に接続されて
いる。
さらに、上記弾性拡張部材3の壁部には、測温
手段として温度センサ11が取り付けられてい
て、この弾性拡張部材3が接合する体腔内の壁面
温度を検知するようになつている。上記温度セン
サ11は可撓管1に取り付けたリード線12を介
して上記温度制御器10に接続されている。
つまり、温度センサ11および温度制御器10
は、弾性拡張部材3が接合する体腔内の壁面温度
を検知し、その壁面温度に応じて電気ヒータ8に
送る電力を制御することにより空間4内の液体を
所定温度に加熱制御する温度制御装置を構成して
いる。
しかして、体腔、たとえば胃内の患部のガン細
胞を加熱して死滅させる場合には可撓管1の先端
部2をその胃内に誘導したのち、送液器6を作動
し、送液管5を通じて弾性拡張部材3内の空間4
に液体を送り込み、その弾性拡張部材3を拡張さ
せる。したがつて、第3図で示すようにその弾性
拡張部材3は胃壁13に押し当り密着するため、
固定される。そして、空間4内の液体は電気ヒー
タ8によつて加熱され、希望する温度まで上昇す
る。また、温度センサ11は胃壁13の温度を検
知し、この検知情報を温度制御器10に送り、温
度制御器10は胃壁13の温度を一定に保つよう
に電気ヒータ8を制御する。したがつて、弾性拡
張部材3内の液体は常に希望する温度を保つよう
に調節され、その胃壁13を加熱することができ
る。
このように液体によつて弾性拡張部材3を拡張
し、胃壁13の内面に押し当てて密着させて固定
するため、長時間の安定した留置が可能であり、
希望部位(患部)を希望温度で長時間加熱するこ
とができる。
また、治療後このプローブを体外に引き出す場
合には、吸液器7を作動させて弾性拡張部材3内
の液体を排出し、その弾性拡張部材3をしぼませ
たのち、引き出せばよい。
第4図は本発明の第2の実施例を示すものであ
る。この実施例は弾性拡張部材3内に送り込む液
体を外部において加熱するようにしたものであ
る。すなわち、送液管5の他に吸液管14を設け
て外部の吸液器7に接続し、さらに送液器6、送
液管5、空間4、吸液管14、吸液器7、温度制
御装置15を直列に接続し、液体を循環させると
ともに、温度制御装置15によつてその液体を希
望温度に加熱するものである。また、上記温度制
御装置15は温度センサ11の検知情報によつて
液体の加熱量を調節するようになつている。
しかして、可撓管1の先端部2を体腔内に挿入
したのち、温度制御装置15によつて加熱した液
体を送液器6と送液管5を通じて弾性拡張部材3
の内側の空間4に送り込み、その弾性拡張部材3
を拡張し、体腔壁に押し当て密着固定させる。そ
して、体腔壁を加熱する。また、さらに空間4に
は液体が送り込まれ、これに応じて空間4内の液
体は吸液管14および吸液器7によつて温度制御
装置15に戻され再び加熱されて上記同様に送り
込まれる。また、この循環する液体は温度制御装
置15において加熱されるが、このとき温度制御
装置15は温度センサ11の検知情報により加熱
量を調節するので、液体の温度を一定に維持する
ことができる。
なお、上記各実施例は、弾性拡張部材3を拡張
するのに液体を用いているが、本発明は気体であ
つてもよい。
また、上記実施例のプローブを胃内に長時間留
置する場合、両端を開口させた可撓管1をプロー
ブ本体とするため、流動食などの供給ができる。
また、気管支に使用する場合には酸素の供給が可
能であるなど種々利用することができる。
以上説明した本発明によれば、体腔内の希望部
位付近に弾性拡張部材を拡張させて密着固定させ
るので、長時間の留置が可能であり、さらに希望
の温度にその部位を加熱することができる。した
がつて、体腔内の一部にあるガン細胞のみを加熱
して死滅させるという治療を有効に達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すその全体
的構成の断面図、第2図は同じくその実施例にお
ける先端部の拡大した縦断正面図、第3図は同じ
くその使用状態の説明図、第4図は本発明の第2
の実施例を示すその全体的構成の断面図である。 1……可撓管(プローブ本体)、3……弾性拡
張部材、4……空間、5……送液管、6……送液
器、7……吸液器、8……電気ヒータ、10……
温度制御器、11……温度センサ、15……温度
制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 体腔内に挿入するための可撓性のプローブ本
    体と、このプローブ本体の先端部外周に設けられ
    た膨縮自在な弾性拡張部材と、この弾性拡張部材
    内に液体の供給およびその排出を行なう吸排手段
    と、上記弾性拡張部材に設けられ、この弾性拡張
    部材の表面温度を検知する測温手段と、この測温
    手段の検知情報にもとづいて上記弾性拡張部材の
    内部にある液体の温度を制御する温度制御装置と
    を具備したことを特徴とする体腔内加熱用プロー
    ブ。
JP7198179A 1979-06-08 1979-06-08 Probe for heating inside of coelom Granted JPS55166148A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7198179A JPS55166148A (en) 1979-06-08 1979-06-08 Probe for heating inside of coelom

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7198179A JPS55166148A (en) 1979-06-08 1979-06-08 Probe for heating inside of coelom

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55166148A JPS55166148A (en) 1980-12-25
JPS6141581B2 true JPS6141581B2 (ja) 1986-09-16

Family

ID=13476140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7198179A Granted JPS55166148A (en) 1979-06-08 1979-06-08 Probe for heating inside of coelom

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JP (1) JPS55166148A (ja)

Families Citing this family (9)

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JPS55166148A (en) 1980-12-25

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