JPS63275885A - 管継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、一般的には、従来から管継手として周知の装
置に関する。この管継手は、例えば、冷凍装置の使用に
供する前の試験を行う場合に、その冷凍装置の肉薄の管
路および管等を高圧試験装置に接続するために使用され
るものである。このような管路および管等を試験の前に
組立ラインの基本的な部分に取り付ける場合、または、
既に取り付けである場合に、この管路および管ぢを高圧
試験装置に迅速かつ容易に取り付けることが必要になる
。

（従来技術） この条件を概ね満足する装置は、既に非常に多く存在し
ている。その例としては、例えば、米国特許第２，８１
９，７３３号、同第３，５４２゜０７６号、同第３，７
２７，９５２号、同第３゜７３８．６８８号、同第３，
７７９，５８７号、同第３，７９９，２０７号、同第３
，８６８，１３２号、同第４，３２６，４０７号、およ
び、同第４，５４０，２０１号に開示されているものが
ある。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、レイシンに対して付与された米国特許第
３，８６８，１３２号の明細書の図面に記載されている
タイプの装置は、管が挿入され、この挿入された管を回
転するハンドルで固定するが、その後、その管に圧力が
加えられた時に、この加えられた圧力がシール部材の側
面に作用して、そのシール部材をピストンの面から離す
方向に押し、そのために、シール面に沿って圧力の逃げ
道が形成され、次いで、ピストンとハウジングとの間に
も圧力の逃げ道が形成される。従来の装置はいずれも、
−この問題を解決することができなかった。

（発明の概要） 本発明は、カムでピストンを作動させ、このピストンの
一方の端部にチャンバが形成され、上記装置の作動圧力
の試験の間、上記チャンバの中に閉じこめられているシ
ール部材がシール作用を行う構造の管継手を提供するも
のである。この構造は、管に圧力が加えられている間、
シール部材により有効なシール作用を行わせ、圧力損失
を減少させることができるものである。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図によって詳細に説明する。

第１図および第２図に本発明に基く管継手１０の非作動
または休止時の状態を示す。この管継手１０は本体部分
１１を含み、この本体部分１１は中空であり、この本体
部分１１の一方の端部に開口部１２が設けられ、この開
口部１２は管の挿入を容易にするために拡大された形状
である。この本体部分１１の内部に開口部１３が設けで
ある。

この開口部１３は上記拡大された形状の開口部１２より
小さい。また、この開口部１３は開口部１２に同軸の状
態で結合されている。グリップ機構は管を自動的に固定
するためのものであり、このグリップ機構１５は管を孔
１２と孔１３の間の所要の位置に固定保１ｊｉすること
ができる。このグリップ機構はレバー１６を含み、この
レバー１６は管継手の本体部分、すなわちハウジング１
１に回転可能のピン１７で保持されている。穴１８は第
１図に示すようにテーパ形であり、刃のような形状の縁
２０を含み、ハンドル１６の孔１２と孔１３の間を貫い
ている。ばね２１は図に示すようにハンドル１６とハウ
ジング１１との間に設けられ、レバーを押して回転させ
る作用をする。このＦｏ　　　　　　　　　ばね２１は
レバー１６時計回りに回転させる。レバー１６の回転は
回転可能のビン１７を中心とする回転運動であり、この
回転運動はレバー１６の隅の部分２２がハウジング１１
の前面に係合するまで継続される。これにより、レバー
１６の回転を限定し、このレバー１６をそれ以上回転し
ないようにすることができる。レバー１６が第１図に示
すように体市状聾にある時には、穴１８の中心軸線は穴
］３の中心軸線に合致せず、この穴１３の中心軸線に対
して傾斜している。

ハウジング１１の内部にシリンダ２３が形成され、この
シリンダ２３の中にピストン２５が摺動可能の状態で挿
入されている。このピストン２５の内部に通路２６が形
成され、さらに、このピストン２５の内部に凹部２６が
設けられ、この凹部２７の内部に偏位用の弾力を有する
部材２８が設けである。この偏位用部材２８はばねであ
り、このばね２８が凹部２７の内部に圧縮された状態で
支持されている。凹部２７の内部にばね２８を圧縮した
状態で支持するための方法は、現在一般に広く採用され
ている多くの方法の中からＩＦ意に選定することができ
、この方法には、凹部の外縁に舌状部分（図示せず）を
設けるという方法も含まれる。凹部２７はチャンバを形
成し、このチャンバ２８の寸法は、試験の対象とする管
を挿入できる大きさである。ピストン２５の一方の端部
にチャンバ３０が形成され、このチャンバ３０は圧縮可
能のシール部材３１を受は入れることができ、このシー
ル部材３１は弾力性を有する材料で作られている。この
シール部月３１の中央部に孔３２があり、この孔３２の
−Ｊ°法は上記管を挿入し得る大きさである。

レバー３５は、第２図に細部を示すようにカム形であり
、試験を行う時に管を所要の位置に固定するために使用
される。このカム形のレバー３５はハンドル３６を含み
、このハンドル３６は中空で、はぼＵ形であり、かつ、
第３図に示すように、閉じた状態の時にピストン２５の
端部に披さる形状である。このレバー３５はハウジング
１１の中に、ねじ３７，３８で回転可能の状態に支持さ
れ、このねじ３７，３８の端部にビン４０．４１が設け
である。このビン４０．４１は回転可能であり、カム形
のレバーの孔４’２．４３に挿入される。レバー３５１
．、はさらに第２図に示すように丸いカム面４５が設け
られている。−このカム面４５については後に説明する
。このカム面４５に隣接するように金属製のワッシャ４
６が取り付けてあり、このワッシャ４６は第１図に示す
ようにピストン２５の後部に形成されている端面４５と
肩部４７との間にある。

以上説明した本発明に基く管継手は次のように作動する
。この管継手が第１図および第２図に示す非作動状態に
ある時には、固定用のレバー１６が時計回りの方向に押
されており、その端部２２がハウジングに係合している
。孔１８は管を挿入する口になる孔１３に係合しない位
置にある。カムのレバー３５は第１図に示すように上の
位置まで回転された状態であり、ピストン２５は右側に
移動している。ピストン２５の左側の端部とハウジング
１］の内面との間には狭い間隙か形成されている。この
状態では、シール部材３１は殆ど圧縮されず、チャンバ
３０の中に部分的に挿入されている。

試験を行う時には、試験に供する管５０を上記管継手に
係合させ、この管５０を孔１２，１８、および、孔１３
．３２に挿入し、さらに、ピストンの内部の凹部２７に
挿入する。この状態にするために、グリップ機構１５を
始動させて孔１８゜１３を同軸の状態にする。この孔１
８．１３を同軸の状態にすることは、次のような方法を
用いれば、容易に行うことができる。すなわち、レバー
１６の端部を掴み、ハウジング１１の方向に押し、ハン
ドル１６を点１７の周囲で反時計回りに回転させる。孔
１８と孔１３を同軸状態にした後、第３図に示すように
、管５０を孔１８．１３に挿入し、シール部材３１の内
面３２で囲まれた空間の中に挿入し、この管をばね２８
にＫ　６するまで移動させ、さらに、凹部２７に部分的
に挿入した状態にする。その後に、レバー１５を弛め、
ばね２１を用いてレバーを時計回りの方向にｌｉ１転さ
せ、このレバーの刃の形の縁の部分２０を柄５０に係合
させる。このようにすれば、グリップ機構１５を用いて
冷却用ダクトを所要の位置に支持することができる。流
体通路５１が管５０の外面と凹部２７の内面との間に形
成され、加圧流体が管５０からこの流体通路５１を通っ
てシール部材３１の端面３２に作用する。

カムのレバー３５を第２図に示す位置から第３図に示す
まで時計回りに回転させ、カム面４５を金属製のワッシ
ャ４６に作用させ、ピストン２５を第１図に示す位置か
ら左方に、第３図に示す位置まで移動させる。この移動
が終了すれば、ピストン２５の端面とハウジング１１の
前面との間の間隙が概ね消滅する。この時に、シール部
材３１の外周面がチャンバ３０によって圧縮され、この
シール部材３１の内周面か管５０の外周によって圧縮さ
れた状態になる。

圧力試験を行う場合には、流体圧力供給装置（図示せず
）をピストン２５の端部に接続し、この流体圧力供給装
置から加圧流体を通路２６を介して管路５０に加える。

この加えられた流体圧力は流体通路５１を介してシール
部材３１の側面５２に作用してこのシール部材３１をさ
らに圧縮する。このシール部材をチャンバ３０の内部に
閉じ込める構造の作用によって、このシール部材の面に
作用する力がこのシール部拐をさらに圧縮し、シール部
材３１の内面３２を管５０の外面に密着係合させ、この
作用によって、管継手のシール作用を強めることができ
る。この作用によって、シール部材３１のシールの効率
が向上し、このシール部材３１の周囲からの流体圧力の
漏洩が最少になる。この理由により、本発明は作用する
力か従来の装置より非常に強い管継手を提供することが
できる。

以上、本発明の種々の特徴を、図を用いて説明したが、
これらの特定された構造は、説明の目的で示したもので
あって、本発明を限定するためのものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に基く管継手の非作動状態における部分
破断側面図、第２図は第１図の管継手の非作動状態にお
ける上面図、第３図は本発明に基く管継手の作動状態に
おける部分破断側面図である。 １０・・・管継手、１１・・・ハウジング、１５・・・
グリップ機構、１６・・・カムのレバー、２１・・・ば
ね、２３・・・シリンダ、２５・・・ピストン、２６・
・・流体通路、２７・・・凹部、２８・・・ばね、３０
・・・チャンバ、３１・・・シール部材、３５・・・カ
ムのレバー、３６・・・ハンドル、４５・・・カム面、
５０・・・管、５１・・・流体通路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一方の端部に供試する管を挿入する孔が設けられた
   中空の本体部と、上記本体部の内部に形成されたシリン
   ダと、上記シリンダの中に摺動し得るように設けられた
   ピストンと、上記管を挿入する孔に隣接するように設け
   られ、上記本体部と共働して上記管を上記本体部に挿入
   し、上記挿入した管を所要位置に支持することができる
   グリップ機構と、上記ピストンの一方の端部に設けられ
   てシール部材を収容し内蔵するチャンバと、上記チャン
   バの内部に設けられて上記ピストンと上記本体部との間
   で圧縮される環状のシール部材と、上記供試する管の外
   周を取り凹むように設けられた上記シール部材と上記ピ
   ストンと共働して上記ピストンを開く状態に位置付ける
   ことも閉じる位置に移動させることも可能であるカムレ
   バーとを含んだ管継手において、上記チャンバのピスト
   ンと上記本体部との間にシール部材を有する上記中空の
   本体部に対して上記ピストンが相対的に移動し、これに
   より、上記シール部材が上記試験用の管の外周に係合し
   て上記試験用の管の外周をシールし、上記管と上記ピス
   トンとの間に流体経路が形成され、上記流体経路が上記
   チャンバに通じ、上記管継手に圧力が加えられた時に、
   上記圧力が上記流体経路を介して上記チャンバに加えら
   れ、上記チャンバに閉じ込められた状態の上記シール部
   材に上記圧力が作用し、これにより、上記シール部材が
   さらに圧縮されて、シール作用の効果が向上することを
   特徴とする管継手。 ２、流体通路を含み、上記流体通路が上記ピストンを通
   ることを特徴とする請求項１に記載の管継手。 ３、上記ピストンの内部に形成された凹部と、上記凹部
   の内部に設けられた弾力性を有する押圧用部材とを含む
   ことを特徴とする請求項１に記載の管継手。 ４、上記ピストンの内部に形成されたチャンバの形状が
   環状であり、上記ピストンの内壁が上記チャンバの半径
   方向の外壁を形成していること、および、上記チャンバ
   に対応するシール部材の非圧縮時の深さより上記チャン
   バの深さが若干深いことを特徴とする請求項１に記載の
   管継手。 ５、上記カムのレバーがＵ形のハンドルを含み、上記ハ
   ンドルが固定位置で上記ピストンを部分的に覆い得るよ
   うに取り付けられることを特徴とする請求項１に記載の
   管継手。